JPS60227385A - 点火栓 - Google Patents
点火栓Info
- Publication number
- JPS60227385A JPS60227385A JP8270084A JP8270084A JPS60227385A JP S60227385 A JPS60227385 A JP S60227385A JP 8270084 A JP8270084 A JP 8270084A JP 8270084 A JP8270084 A JP 8270084A JP S60227385 A JPS60227385 A JP S60227385A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air gap
- mounting bracket
- porcelain
- electrode
- spark plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［分野１
本発明は点火栓の発火部の形状に関する。
［従来技術］
燃焼室にさらされている発火部は、高電圧を火花ギャッ
プまで導くため、高電圧に耐える高い絶縁抵抗を必要と
する一方、燃焼ガス中にはカーボンや鉛化合物など絶縁
抵抗を低下させる汚損物質が充満しているから、これら
が絶縁体の表面に付着堆積し、絶縁抵抗を低下させる。
プまで導くため、高電圧に耐える高い絶縁抵抗を必要と
する一方、燃焼ガス中にはカーボンや鉛化合物など絶縁
抵抗を低下させる汚損物質が充満しているから、これら
が絶縁体の表面に付着堆積し、絶縁抵抗を低下させる。
点火栓に付着したカーボンは燃料に無鉛ガソリンを使用
する場合で約５００℃で焼失するので、少なくとも点火
栓の発火部が５００℃以上となるよう使用することが望
ましい。このため従来では低温時（５００℃以下）にお
いてもカーボンを焼失させるため取付金具と絶縁磁器の
間を絞り、絶縁磁器表面にカーボンが付着堆積し、カー
ボン付着面が取付金具と絶縁磁器の絞り部に達した時に
、取付金具の絞り部と中心電極とが絶縁磁器表面のカー
ボンを介して通電し、カーボンの焼失を行っていた。し
かるに従来の低温時にカーボンの焼失を行う点火栓では
、カーボンの焼失を行うのにある一定量絶縁磁器表面に
カーボンが付着する必要があり、カーボン付着面が絞り
部に達する以前では絶縁磁器の絶縁抵抗を低下させ、着
火性が悪くなる問題点を有していた。
する場合で約５００℃で焼失するので、少なくとも点火
栓の発火部が５００℃以上となるよう使用することが望
ましい。このため従来では低温時（５００℃以下）にお
いてもカーボンを焼失させるため取付金具と絶縁磁器の
間を絞り、絶縁磁器表面にカーボンが付着堆積し、カー
ボン付着面が取付金具と絶縁磁器の絞り部に達した時に
、取付金具の絞り部と中心電極とが絶縁磁器表面のカー
ボンを介して通電し、カーボンの焼失を行っていた。し
かるに従来の低温時にカーボンの焼失を行う点火栓では
、カーボンの焼失を行うのにある一定量絶縁磁器表面に
カーボンが付着する必要があり、カーボン付着面が絞り
部に達する以前では絶縁磁器の絶縁抵抗を低下させ、着
火性が悪くなる問題点を有していた。
［発明の目的］
本発明の目的は、外側電極と中心電極の気中ギャップ（
Ａ）間より外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面の
気中ギャップ（Ｂ）を小さくし、外側電極と絶縁磁器の
気中ギャップ（Ｂ）間より外側電極を支持すると共に、
本体を燃焼室に取付ける取付金具と絶縁磁器の気中ギャ
ップ（Ｃ）を小さくすることにより着火性の向上および
低温時のカーボンの焼失を行う点火栓の提供にある。
Ａ）間より外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面の
気中ギャップ（Ｂ）を小さくし、外側電極と絶縁磁器の
気中ギャップ（Ｂ）間より外側電極を支持すると共に、
本体を燃焼室に取付ける取付金具と絶縁磁器の気中ギャ
ップ（Ｃ）を小さくすることにより着火性の向上および
低温時のカーボンの焼失を行う点火栓の提供にある。
［発明の構成］
本発明の点火栓は、筒状取付金具内の軸心に棒状中心電
極が貫設された筒状絶縁磁器を嵌め込み、前記取付金具
の一方端に設けられた外側電極と、前記絶縁磁器より突
出した中心電極の間で気中放電ギャップ（Ａ＞を設けた
点火栓において、外側電極と中心電極の気中ギャップ（
Ａ＞以下の気中ギャップ（Ｂ）を前記外側電極の先端内
側面と絶縁磁器の先端面の間に設けると共に、前記気中
ギャップ（Ｂ）以下の気中ギャップ（Ｃ）を前記外側電
極を支持する取付金具の端部内周と前記絶縁磁器の間に
設けたことを構成とする。
極が貫設された筒状絶縁磁器を嵌め込み、前記取付金具
の一方端に設けられた外側電極と、前記絶縁磁器より突
出した中心電極の間で気中放電ギャップ（Ａ＞を設けた
点火栓において、外側電極と中心電極の気中ギャップ（
Ａ＞以下の気中ギャップ（Ｂ）を前記外側電極の先端内
側面と絶縁磁器の先端面の間に設けると共に、前記気中
ギャップ（Ｂ）以下の気中ギャップ（Ｃ）を前記外側電
極を支持する取付金具の端部内周と前記絶縁磁器の間に
設けたことを構成とする。
［発明の効果］
上記構成よりなる本発明の点火栓は次の効果を奏する。
イ）絶縁磁器表面の中心電極の周囲に発生したカーボン
付着物は、外側電極と中心電極の気中ギャップ（Ａ）間
より外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面で形成さ
れる気中ギャップ（Ｂ）が小さいため、カーボン付着物
が外側電極と絶縁磁器の気中ギャップに達すると外側電
極と中心電極とが絶縁磁器表面に付着したカーボンを介
して放電し、火花エネルギーにてカーボンの焼失を行う
ことができる。
付着物は、外側電極と中心電極の気中ギャップ（Ａ）間
より外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面で形成さ
れる気中ギャップ（Ｂ）が小さいため、カーボン付着物
が外側電極と絶縁磁器の気中ギャップに達すると外側電
極と中心電極とが絶縁磁器表面に付着したカーボンを介
して放電し、火花エネルギーにてカーボンの焼失を行う
ことができる。
口）絶縁磁器表面の側面に発生したカーボン付着物は、
外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面の気中ギャッ
プ（Ｂ）間より外側電極を支持する取付金具と絶縁磁器
の間で形成される気中ギャップ（Ｃ）間が小さいため、
カーボン付着物が取付金具と絶縁磁器の気中ギャップ部
分に達すると取付金具と中心電極とが絶縁磁器表面に付
着したカーボンを介して放電し、火花エネルギーにてカ
ーボンの焼失を行うことができる。
外側電極の先端内側面と絶縁磁器の先端面の気中ギャッ
プ（Ｂ）間より外側電極を支持する取付金具と絶縁磁器
の間で形成される気中ギャップ（Ｃ）間が小さいため、
カーボン付着物が取付金具と絶縁磁器の気中ギャップ部
分に達すると取付金具と中心電極とが絶縁磁器表面に付
着したカーボンを介して放電し、火花エネルギーにてカ
ーボンの焼失を行うことができる。
ハ）低温時にてカーボンの焼失を行うことができるため
高熱価化することが容易となり、広い熱範囲で使用する
ことができる。
高熱価化することが容易となり、広い熱範囲で使用する
ことができる。
二）絶縁磁器表面にカーボン付着物が発生しにくいため
、絶縁抵抗を低下させることなく着火性が悪くならない
。
、絶縁抵抗を低下させることなく着火性が悪くならない
。
ホ）取付金具と絶縁磁器の間が気中ギャップ（Ｃ）によ
り絞られるため、取付金具と絶縁磁器内に燃焼ガスや未
燃焼ガス流入の進入を防ぎ、点火栓のかぶりの防止とな
る。
り絞られるため、取付金具と絶縁磁器内に燃焼ガスや未
燃焼ガス流入の進入を防ぎ、点火栓のかぶりの防止とな
る。
［実施例］
つぎに本発明の点火栓を図に示す実施例に基づき説明す
る。
る。
第１図および第２図は本発明の点火栓を適用した点火栓
を示し、１は絶縁磁器、２は中心電極部、３は取付金具
を示す。
を示し、１は絶縁磁器、２は中心電極部、３は取付金具
を示す。
絶縁磁器１は、アルミナなど電気絶縁性のセラミック焼
結体で、先細のテーパー形状を呈した小外径の先端部１
Ａと、該先端部１Ａから肩部１１を介して大外径に形成
された胴部１Ｂと、該胴部１Ｂか４段１２で延長とされ
た中外径で波形状とされたプラグキャップ取付部１３を
含む後端部１Ｃとからなる棒状を早し、中心には貫通孔
１４が設けられており、該貫通孔１４の内周には前記中
心電極部２を接合するシール材１５が配されている。
結体で、先細のテーパー形状を呈した小外径の先端部１
Ａと、該先端部１Ａから肩部１１を介して大外径に形成
された胴部１Ｂと、該胴部１Ｂか４段１２で延長とされ
た中外径で波形状とされたプラグキャップ取付部１３を
含む後端部１Ｃとからなる棒状を早し、中心には貫通孔
１４が設けられており、該貫通孔１４の内周には前記中
心電極部２を接合するシール材１５が配されている。
中心電極部２は、前記絶縁磁器１の貫通孔１４に配され
、先端部１Ａより突出した中心電極２１と、貫通孔１４
内で中心電極２１を内嵌し、貫通孔１４の後端部１Ｃ側
より締結された外周がネジ部とされたオネジ部２２と、
該オネジ部２２の外線される高電圧リード線接続用の接
続端子２３とからなる。
、先端部１Ａより突出した中心電極２１と、貫通孔１４
内で中心電極２１を内嵌し、貫通孔１４の後端部１Ｃ側
より締結された外周がネジ部とされたオネジ部２２と、
該オネジ部２２の外線される高電圧リード線接続用の接
続端子２３とからなる。
取付金具３は発火部４を内燃機関の燃焼室へねじ込むた
めの取付ねじ３１が形成された取付ねじ部３Ａと、該取
付ねじ部３Ａから段３２を介して大径とされた台座部３
Ｂと、六角ボルト形状とされた締付部３Ｃとからなる筒
状を呈し、先端面３３に対向して２本の直杆状の外側電
極３４および３５が突設され、先端面３３が形成される
先端部３６は内周方向に絞り込まれている。
めの取付ねじ３１が形成された取付ねじ部３Ａと、該取
付ねじ部３Ａから段３２を介して大径とされた台座部３
Ｂと、六角ボルト形状とされた締付部３Ｃとからなる筒
状を呈し、先端面３３に対向して２本の直杆状の外側電
極３４および３５が突設され、先端面３３が形成される
先端部３６は内周方向に絞り込まれている。
外側電極３４および３５は、それぞれの先端面３４ａ１
３５ａと中心電極２１との間を気中ギャップ長Ａ、外側
電極３４および３５の先端内側面３４ｂ 、 ３５ｂと
絶縁磁器１の先端部１Ａの先端面１１との間は気中ギャ
ップ長Ａより短いまたは同じの気中ギャップ長Ｂ、取付
金具３の先端部３６と絶縁磁器１の先端部１Ａの中間胴
部との間は気中ギャップ長Ｂより短いまたは同じの気中
ギャップ長Ｃとされている。なお、気中ギャップ長Ｂは
、図示の如く外側電極３４および３５の先端面３４ａ
、 ３５ａが絶縁磁器１の先端面１７上に位置すること
が必須ではなく、特に気中ギャップ長Ａが大きくなる場
合には前記外側電極３４．３５の先端面３４ａ 、３５
ａは絶縁磁器１の先端部側面１６より外部に位置しても
よい。
３５ａと中心電極２１との間を気中ギャップ長Ａ、外側
電極３４および３５の先端内側面３４ｂ 、 ３５ｂと
絶縁磁器１の先端部１Ａの先端面１１との間は気中ギャ
ップ長Ａより短いまたは同じの気中ギャップ長Ｂ、取付
金具３の先端部３６と絶縁磁器１の先端部１Ａの中間胴
部との間は気中ギャップ長Ｂより短いまたは同じの気中
ギャップ長Ｃとされている。なお、気中ギャップ長Ｂは
、図示の如く外側電極３４および３５の先端面３４ａ
、 ３５ａが絶縁磁器１の先端面１７上に位置すること
が必須ではなく、特に気中ギャップ長Ａが大きくなる場
合には前記外側電極３４．３５の先端面３４ａ 、３５
ａは絶縁磁器１の先端部側面１６より外部に位置しても
よい。
つぎに４サイクル、４シリンダ、総排気１１５００ＣＣ
の内燃機関に従来型の点火栓（Ｏ印と実線で示す）Ｄ、
取付金具３と絶縁磁器１の間に火花放電間隙より短い気
中ギャップを設けた点火栓（△印と破線で示す）Ｅ１本
発明の点火栓（×印と一点破線で示す）Ｆを取付け、プ
レデリバリ汚損テストおよびアイドリング汚損テストを
行なったものを示す。
の内燃機関に従来型の点火栓（Ｏ印と実線で示す）Ｄ、
取付金具３と絶縁磁器１の間に火花放電間隙より短い気
中ギャップを設けた点火栓（△印と破線で示す）Ｅ１本
発明の点火栓（×印と一点破線で示す）Ｆを取付け、プ
レデリバリ汚損テストおよびアイドリング汚損テストを
行なったものを示す。
第３図はプレデリバリを想定したテストサイクルによる
プレデリバリ汚損テストの結果で、本発明の点火栓Ｆは
プラグ絶縁抵抗値が約１０ＭΩ以上に保たれるのに対し
、点火栓り、Ｅは１０ＭΩ以下に低下してしまう。
プレデリバリ汚損テストの結果で、本発明の点火栓Ｆは
プラグ絶縁抵抗値が約１０ＭΩ以上に保たれるのに対し
、点火栓り、Ｅは１０ＭΩ以下に低下してしまう。
第４図はアイドリング状態にて行われたカーボン汚損テ
ストの結果で、本発明の点火栓Ｆはプラグ絶縁抵抗値が
約３０ＭΩ以上に保たれるのに対し、点火栓り、Ｅは１
００Ｍ以下に低下してしまう。
ストの結果で、本発明の点火栓Ｆはプラグ絶縁抵抗値が
約３０ＭΩ以上に保たれるのに対し、点火栓り、Ｅは１
００Ｍ以下に低下してしまう。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の点火栓の側面断面図、第２図は第１図
に示した点火栓の上面断面図、第３図は縦軸にプラグ絶
縁抵抗値、横軸にテストサイクルを示したプレデリバリ
汚損テストの結果グラフ、第４図は縦軸”にプラグ絶縁
抵抗値、横軸に時間を示したアイドリング汚損テストの
結果グラフである。 図中 １・・・絶縁磁器 １７・・・絶縁磁器の先端面
２１・・・中心電極 ３４．３５・・・外側電極 ３４
ｂ 、 ３５ｂ・・・外側電極の先端内側面 Ａ、Ｂ、
Ｃ・・・気中ギャップ長 代理人 石黒健二 ト全に或囁沖ご型
に示した点火栓の上面断面図、第３図は縦軸にプラグ絶
縁抵抗値、横軸にテストサイクルを示したプレデリバリ
汚損テストの結果グラフ、第４図は縦軸”にプラグ絶縁
抵抗値、横軸に時間を示したアイドリング汚損テストの
結果グラフである。 図中 １・・・絶縁磁器 １７・・・絶縁磁器の先端面
２１・・・中心電極 ３４．３５・・・外側電極 ３４
ｂ 、 ３５ｂ・・・外側電極の先端内側面 Ａ、Ｂ、
Ｃ・・・気中ギャップ長 代理人 石黒健二 ト全に或囁沖ご型
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）筒状取付金具内の軸心に棒状中心電極が貫設された
筒状絶縁磁器を嵌め込み、前記取付金具の一方端に設け
られた外側電極と、前記絶縁磁器より突出した中心電極
の間で気中放電ギャップ（Ａ）を設けた点火栓において
、 外側電極と中心電極の気中ギャップ（Ａ）以下の気中ギ
ャップ（Ｂ）を前記外側電極の先端内側面と絶縁磁器の
先端面の間に設けると共に、前記気中ギャップ（Ｂ）以
下の気中ギャップ（Ｃ）を前記外側電極を支持する取付
金具の端部内周と前記絶縁磁器の間に設けたことを特徴
とする点火栓。 ２）前記外側電極は、中心電極の外周に複数設けられた
多極電極形であることを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の点火栓。 ３）前記取付金具と前記絶縁磁器の気中ギャップ（Ｃ）
は、前記取付金具側を前記絶縁磁器側へ絞った絞り部よ
り形成されたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の点火栓。 ４）前記絞り部は、前記絶縁磁器の外周で一定の気中ギ
ャップ間を形成するよう前記取付金具の内周の全周に設
けられたことを特徴とする特許請求の範囲第３項記載の
点火栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270084A JPS60227385A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 点火栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8270084A JPS60227385A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 点火栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60227385A true JPS60227385A (ja) | 1985-11-12 |
Family
ID=13781678
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8270084A Pending JPS60227385A (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 点火栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60227385A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5195540A (ja) * | 1975-02-19 | 1976-08-21 | ||
| JPS5310219A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-30 | Yagi Antenna | Light television signal repeater |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP8270084A patent/JPS60227385A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5195540A (ja) * | 1975-02-19 | 1976-08-21 | ||
| JPS5310219A (en) * | 1976-07-16 | 1978-01-30 | Yagi Antenna | Light television signal repeater |
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