JPS6022719B2 - 7−置換または非置換アミノ−3−置換チオメチルセフェムカルボン酸類の新規製造法 - Google Patents

7−置換または非置換アミノ−3−置換チオメチルセフェムカルボン酸類の新規製造法

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JPS6022719B2
JPS6022719B2 JP52139840A JP13984077A JPS6022719B2 JP S6022719 B2 JPS6022719 B2 JP S6022719B2 JP 52139840 A JP52139840 A JP 52139840A JP 13984077 A JP13984077 A JP 13984077A JP S6022719 B2 JPS6022719 B2 JP S6022719B2
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清 田仲
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文英 長橋
千▲あき▼ 工谷
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【発明の詳細な説明】 本発明は、7−鷹換または非置換アミノ−3一置換チオ
メチルセフェムカルポン酸類の新規製造法に係り、さら
に詳細には、一般式〔式中、RIは水素原子またはアル
キルオキシ基を、R2は式(式中、R3、R4 およびR5は同一または異なって水素原子または反応に
関与しない有機残基を示す。
)または式(式中、R6およびR7は同一または異なっ
て水素原子または反応に関与しない有機機基を示す。
)で示される基を、Xは置換されていてもよいアシルオ
キシまたはカルバモイルオキシ基を、>Yは>Sまたは
>S→○を意味する。〕で示されるセフアロスポラン酸
類(1)またはそのカルボキシル基における議導体また
はそれらの塩に、有機溶媒中、三瀦化棚秦あるいはその
鏡化合物の存在下、一般式R8−SH
(0)〔式中、R8はチオ−ル化合物の残基を示
す。
〕で示されるチオール化合物(0)またはその塩を作用
させることを特徴とする、一般式〔式中、RIおよびR
8は前記した意味を有し、R9はアミノ基または式(式
中、 R3、R4およびR5は前記した意味を有する。
)または式(式中、R6およびR7は前記し た意味を有する。
)を示す。〕で示される7−置換または非置換ァミノ−
3−置換チオメチルセフェムカルボン酸類(m)または
そのカルボキシル基における誘導体またはそれらの塩の
製造法に関するものである。
而して、本発明の目的は、セフアロスポリン系化合物の
中間体として重要な(m)式の化合物、そのカルボキシ
ル基における誘導体およびそれらの塩を、(1)式で示
されるセフアロスポラン酸類またはそのカルボキシル基
における誘導体またはそれらの塩から工業的に容易な操
作で高収率かつ高純度で得る方法を提供せんとするにあ
る。
従来7−アミノセフアロスポラン酸またはそのカルボキ
シル基における誘導体またはそれらの塩の3位アセトキ
シ基に(0)式のチオール化合物またはその塩を反応せ
しめて3位変換する方法は例えば、袴公昭39一17班
6;U.S.P3516997;侍公階49−4588
蛤等の如く数多く報告されている。これらの報告によれ
ば、反応を水の存在ないこ有機溶媒中で行う場合は好ま
しくなく、いずれも好適とされる反応条件は、水あるし
、は含水有機溶媒中pH6〜7にて行うと述べられてい
る。しかしながら、その好適とされる反応条件において
さえも、得られる生成物は極めて不純で30〜50%の
収率である。この反応を本発明者が追試したところやは
り30〜50%止まりであり、しかも原料の7ーアミノ
セフアロスポラン酸を含む混合物であることが確認され
た。一方、3位変換反応を円滑に行わせるために7ーア
ミノセフアロスポラン酸類もしくはその塩の7位のアミ
ノ基をホルミル基、低級アルカノィル基等のアシル基で
保護したセフアロスポラン酸類またはセフアロスポリス
Cもしくはその誘導体を原料とする方法、例えば持関昭
49一5987:持関昭49一295:格闘昭48一1
0077:持開昭49一249班;袴公昭46−130
23等が報告されている。これらの方法においても、3
位変換反応を水あるし、は含水有機溶媒中、中性付近で
行う場合に好ましいと述べられている。また、セフアロ
スポリンC誘導体を原料とする方法において水あるいは
含水有機溶媒中K1、Nal−Ca12、舷12、Na
C1、N比CI、BaC12、M&12等の第1族およ
び第2族の金属のハロゲン化物または無機塩の存在下、
3位変換反応を行う方法も、例えば特開昭48一路59
3:特開昭51−950機の如く報告がある。
しかしながら、アシル化されたセフアロスポラン酸類ま
たはセフアロスポリンCもしくはその誘導体を原料とす
る方法は、7位のアミノ基をアシル化するかあるいはア
シル化された原料を用いることおよび3位変換反応後そ
のァシル基をィミノハロゲン化反応、ィミノェーテル化
反応、加水分解等の手段によって脱離させなければなら
ない。しかも、この反応ではチオール類またはその塩に
よる3位変換反応自体好適とされる反応条件は、水性煤
質中で行うため一般に収率は弧〜80%である。本発明
者等は、上述の背景下に、常法により容易に脱離できる
保護基で7−アミノ基が保護された(1)式のセフアロ
スポラン酸類またはそのカルボキシル基における誘導体
またはそれらの塩を出発原料に用い、(0)式のチオー
ル化合物またはその塩による3位変換反応を工業的に容
易に高収率で行う方法を開発せんとして種々検討した結
果、意外にも非水煤質中で、三※化棚素またはその錆化
合物の存在下に反応を行うと、満足すべき結果が得られ
ることを見いだし、本発明を完成した。本発明方法によ
れば、>Yが>Sである水合物のみならず、>Yが>S
→○である化学的に安定な化合物も同様に出発原料とし
て用いることができ、その場合、三弗化棚秦またはその
錆化合物の存在により>S→0の還元反応がおこり、>
Yが>Sである化合物が得られるという特徴を有する。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
本発明においてRIのアルキルオキシ基としては、例え
ばメトキシ、ェトキシ、プロポキシまたはプトキシ基等
が挙げられる。
また、一般式(1)におけるXで示される置換されてい
てもよいアシルオキシおよびカルバモイルオキシ基とし
ては、例えばアセトキシ、プロピオニルオキシ、ブチリ
ルオキシなどのアルカノイルオキシ基;アクリロィルオ
キシなどのアルケノイルオキシ基:ペンゾィルオキシ、
ナフトィルオキシなどのアロィルオキシ基;フェニルア
セトキシ、フエニルプロピオニルオキシなどのアルアル
カノィルオキシ基;カルバモィルオキシ基などが挙げら
れ、その置換されていてもよい贋換基としては、ハロゲ
ン原子、ニトロ基、アルキル基、アルコキシ基、アルキ
ルチオ基、アシルオキシ基、アシルアミノ基、ヒドロキ
シル基、カルポキシル基、スルフアモィル基、カルバモ
ィル基、カルボアルコキシカルバモィル基、アロイルカ
ルバモィル基、カルボアルコキシスルフアモィル基等の
アシルオキシ基およびカルバモイルオキシ基の置換基と
して知られている置換基が挙げられる。
また、R2としては式で示 される基または式 で示される基が挙 げられ、式 で示される基はそ の異性体として、式 で表わす こともでき、本発明にこれも包含される。
上記式において、R3、R4、R5、R6およびR7に
おける反応に関与しない有機残基としては置換基を有す
るかもし〈は有しない脂肪族磯基、脂環式残基、芳香族
残基「芳香脂肪族残基、穣素環残基、アジル基などが挙
げられ、さらに具体的にはつぎのような基である場合を
例示することができる。
‘11 脂肪族残基:例えばメチル、エチル、プロピル
、ブチル、イソブチル、ベンチルなどのアルキル基;ビ
ニル、プロベニル、プテニルなどのアルケニル基■ 脂
環式残基:例えばシクロベンチル、シクロヘキシル、シ
クロヘプチルなどのシクロアルキル基;シクロベンテニ
ル、シク。
へキセニルなどのシクロアルケニル基‘3’芳香族残基
:例えばフェニル、ナフチルなどのアリール基{4}
芳香脂肪族残基:例えばペンジル、フェネチルなどのア
ルアルキル基‘6)複素環残基:例えばピロリジニル、
ピベラジニル、フリル、チエニル、ピロリル、ピラゾリ
ル、オキサゾリル、チアゾリル、ピリジル、イミダゾリ
ル、キノリル、ベンゾチアゾリル、オキサジアゾリル、
チアジアゾリル、トリアゾリル、テトラゾリルなどの分
子中にへテロ原子(酸素、窒素または硫黄原子)を任意
に含有する複素環式基【6} アシル基:有機カルボン
酸から誘導され得るアシル基であり、このような有機カ
ルボン酸としては、例えば脂肪族カルポン酸、脂環式カ
ルボン酸、または脂環脂肪族カルボン酸あるいは脂肪族
カルボン酸に酸素または硫黄原子を介して、または介さ
ずに芳香族残基、もしくは複素環式基が結合した芳香脂
肪族カルボン酸、芳香族オキシ脂肪族カルボン酸、芳香
族チオ脂肪族カルボン酸、複素環贋換脂肪族カルポン酸
、後素環オキシ脂肪族カルボン酸、後素環チオ脂肪族カ
ルボン酸あるいはカルボニル基に酸素、窒素または硫黄
原子を介して芳香族、脂肪族基、脂濠式基が結合する有
機カルボン酸類あるいは芳香族カルボン酸および複索顔
カルボン酸などの有機カルボン酸が挙げられる。
ここで脂肪族カルボン酸としてはギ酸、酢酸、プロピオ
ン酸、ブタン酸、ィソプタン酸、ベンタン酸、メトキシ
酢酸、メチルチオ酢酸、アクリル酸、クロトン酸などが
挙げられ、また脂環式カルボン酸としてはシクロヘキサ
ン酸などが挙げられ、脂環式脂肪族カルポン酸としては
シクロベンタン酢酸、シクロヘキサン酢酸、シクロヘキ
サンプロピオン酸、シクロヘキサジェン酢酸などが挙げ
られる。
また、上記の有機カルボン酸における芳香族残基として
はフェニル、ナフチルなどが挙げられ、さらに上記の複
秦環式基としてはフラン、チオフエン、ピロール、ピラ
ゾール、イミダゾール、トリアゾール、チアゾール、イ
ソチアゾール、オキサゾール、イソオキサゾール、チア
ジアゾーレ、オキサジアゾール、チアトリアゾール、オ
キサトリアゾール、テトラゾール、ベンズオキサゾール
、ベンゾフランなどのへテロ原子を環中に1個以上含む
複素環化合物の残基が挙げられる。
そして、これらの有機カルボン酸を構成する各基は、例
えばハロゲン原子、ヒドロキシル基、保護されたヒドロ
キシル基、アルキル基、アルコキシ基、アシル基、ニト
ロ基、アミノ基、保護されたアミノ基、メルカプト基、
保護されたメルカプト基、カルボキシル基、保護された
カルボキシル基などの置換基でさらに置換されていても
よい。また、(1)式および(m)式の化合物のカルボ
キシル基における誘導体としては、例えば次の様なもの
が挙げられる。‘a} ェステル類:ェステル類として
は、反応に悪影響を与えないすべてのェステルを含む。
例えばメチルエステル、エチルエステル、プロピルエス
テル、イソプロピルエステル、プチルエステル、teれ
.ープチルエステル、メトキシメチルエステル、エトキ
シメチルエステル、フエノキシメチルエステル、メチル
チオメチルエステル、メチルチオヱチルエステル、フエ
ニルチオメチルエステル、ジメチルアミノエチルエステ
ル、ジエチルアミノエチルエステル、モルホリノエチル
エステル、ピベリジノエチルエステル、アセチルメチル
エステル、フエナシルエステル、トルオイルメチルエス
テル、4−ニトロフエナシルエステル、アセトキシメチ
ルエステル、ピバロイルオキシメチルエステル、ベンゾ
イルオキシメチルエステル、1・1−ジアセチルメチル
エステル、1′ーアセチル−1ーメトキシカルボニルメ
チルエステル、メタンスルホニルエチルエステル、トル
ヱンスルホニルエチルエステル、プロモメチルエステル
、ヨードエチルエステル、トリクロロエチルエステル、
シアノメチルエステル、テ/イルメチルエステ′レ、フ
タルィミドメチルェステルなどの置換または非置換のア
ルキルェステル;シクロヘキシルェステル、シクロヘプ
チルエステルなどのシクロアルキルエステル;プロベニ
ルエステル、アリルヱステル、3−ブテニルエステルな
どのアルケニルエステル;プロピニルエステルなどのア
ルキニルエステル;フエニルエステル、トリルエステル
、キシリルエステル、ナフチルヱステル、p−ニトロフ
エニルエステル、2・4ージニトロフエニルエステル、
pーメトキシフエニルエステル、トリクロロフエニルエ
ステル、ベンタクロロフエニルエステル、p−メタンス
ルホニルフェニルェステルなどの置換または非置換のア
リールェステル;ペンジルェステル、フエネチルエステ
ル、pークロロベンジルエステル、pーニトoベンジル
ヱステル、pーメトキシベンジルエステル、3・5ージ
メトキシベンジルエステル、ジフエニルメチルエステル
、ビス(4ーメトキシフエニル)メチルエステル、3.
5−ジーten.ーブチル−4ーヒドロキシベンジルェ
ステル、トリチルェステルなどの直換または非置換のア
ルアルキルェステル;ィンダニルェステル:フタリジル
ェステル;その他カルボキシル基とハロゲン原子、ニト
ロ基、アルコキシ基などで置換されたあるいは非瞳換の
チオアルコール、テトラヒドロフラノール、1−シクロ
プロピルエタノール、1ーフエニルー3ーメチル−5ー
ピラゾロン、3−ヒドロキシピリジン、2−ヒドロキシ
ピリジンー1ーオキシドなどから形成されるェステル;
またはカルボキシル基とメトキシアセチレン、ェトキシ
アセチレン、tert.−プチルエチニルジメチルアミ
ン、エチル工チニルジエチルアミン、Nーエチルー5−
フエニルイソオキサゾリウムー3一スルホン酸塩との反
応によって形成されるェステル。【b’カルポキシル基
とNーヒドロキシコハク酸イミド、Nーヒドロキシフタ
ルイミド、ジメチルヒドロキシルアミン、ジエチルヒド
ロキシルアミン、1一ヒドロキシピベリジン、オキシム
などとの無水物。
‘cー アミド類:アミド類としては、酸アミド、N−
置換酸アミド、N・Nージ置換酸アミドのすべてを含む
例えばNーメチル酸アミド、N−エチル酸アミドなどの
Nーアルキル酸アミド:N−フェニル酸アミドなどのN
ーアリール酸アミド:N・N−ジメチル酸アミド、N・
Nージェチル酸ァミド、N−エチル−Nーメチル酸アミ
ドなどのN・Nージアルキル酸アミド;ィミダゾール、
4一置換ィミダゾール、トリアゾロピリドンなどとの酸
アミド。また、本発明において(1)式および(m)式
の化合物またはそのカルボキシル基における誘導体また
はそれらの塩のそれらの塩とは、酸性基における塩およ
び塩基性基における塩の両方を包含し、酸性基における
塩としては、例えばナトリウム、カリウムなどのアルカ
リ金属との塩:カルシウム、マグネシウムなどのアルカ
リ士類金属との塩;アンモニウム塩;トリェチルアミン
、ジェチルアミン、ピリジン、N−メチルピベリジン、
Nーメチルモルホリン、N・Nージメチルアニリンなど
の含窒素有機塩基との塩が挙げられ、また、塩基性基に
おける塩しては、塩酸、硫酸などの鍵酸との塩;シュウ
酸、ギ酸、トリクロロ酢酸、トリフルオロ酢酸などの有
機酸との塩;メタンスルホン酸、トルェンスルホン酸、
ナフタレンスルホン酸などのスルホン酸との塩が挙げら
れる。
なお(1)式の化合物またはそのカルボキシル基におけ
る誘導体の塩は予め単離して用いてもよく、あるいは系
内で調製してもよい。また、一般式(0)および(m)
におけるR8はチオール化合物の残基を示すが、具体的
には例えば次の様なものが挙げられる。
メチル、エチル、プロピル、プチル、イソプチルなどの
アルキル価;シクロヘキシル、シクロヘプチルなどのシ
クロアルキル基:フェニル、ナフチルなどのアリール基
;ペンジル、フェネチルなどのアルアルキル基:アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、ベンゾイル、ナフトイル
、シクロベンタンカルボニル、シクロヘキサンカルボニ
ル、フロイル、テノイル、イソチアゾールカルボニル、
イソオキサゾールカルボニル、チアジアゾールカルボニ
ル、トリアゾールカルポニルなどのアシル基:チオカル
バモイル、Nーメチルチオカルバモイル、N・Nージエ
チルチオカルバモイル、1ーピベリジノチオカルバモイ
ル、1ーモルホリノチオカルポニル、4ーメチルー1ー
ピベラジニルチオカルボニルなどのチオカルバモィル基
;〆トキシチオカルボニル、エトキシチオカルポニル、
プロポキシチオカルボニル、ブトキシチオカルポニルな
どのアルコキシチオカルボニル基;フエノキシチオカル
ボニルなどのアリールオキシチオカルボニル基;シクロ
ヘキシルオキシチオカルボニルなどのシクロアルキルオ
キシチオカルボニル基;アミジノ、N−メチルアミジ/
、N・N′−ジメチルアミジノなどのアミジノ基:およ
びオキサゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、イソ
チアゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、ピリジル、ピ
ラジル、ピリミジニル、ピリダジニル、キノリル、イン
キノリル、キナゾリル、インドリル、インダゾリル、オ
キサジアゾリル、チアジアゾ1」ル、トリアゾリル、チ
アトリアゾリル、テトラゾリル、トリアジニル、ベンズ
イミダゾリル、ベンゾオキサゾリル、ベンゾチアゾリル
、トリアゾロピリジル、プリニル、ピリジンー1ーオキ
シド−2−イル、ピリダジンー1−オキシドー6ーイル
、テトラゾロピリダジニル、テトラゾロピリミジニル、
チアゾロピリダジニル、チアジアゾロピリダジニル、ト
リアゾロピリミジニルなどの複秦環式基などである。
さらに上記のR8は、例えばハロゲン原子、アルキル基
、アリール基、ヒドロキシル基、メルカプト基、アルコ
キシ基、アルキルチオ基、ニトロ基、シア/基、アミノ
基、アルキルアミ/基、ジアルキルアミノ基、アシルア
ミノ基、アシル基、アシルオキシ基、カルボキシル基、
カルバモイル基、アミノアルキル基、Nーアルキルアミ
ノアルキル基、N・Nージアルキルアミノアルキル基、
ヒドロキシアルキル基、アルコキシアルキル基、カルボ
キシルアルキル基、スルホアルキル基、スルホ基、スル
フアモィルアルキル基、スルフアモィル基、カルバモィ
ルアルキル基などで瞳摸されてし、てもよく、これら置
換分のうちヒドロキシル基、メルカプト基、アミノ基お
よびカルボキシル基は通常用いられる適当な保護基で保
護されていてもよい。
ここにおいてアミ/基の保護基としては通常アミノ保護
基として使用し得るすべての基を含み、例えばトリクロ
ロェトキシカルボニル、トリブロモエトキシカルボニル
、ベンジルオキシカルボニル、pートルエンスルホニル
、pーニトロベンジルオキシカルボニル、o−ブロモベ
ンジルオキシカルポニル、oーニトロフエニルスルフヱ
ニル、クロロアセチル、トリフルオロアセチル、ホルミ
ル、teれ.−ブトキシカルボニル、Pーメトキシベン
ジルオキシカルボニル、3・4−ジメトキシベンジルオ
キシカルボニル、4一(フエニルアゾ)ペンジルオキシ
カルボニル、4一(4一メトキシフエニルアゾ)ペンジ
ルオキシカルボニル、ピリジンー1−オキシド−2−イ
ルーメトキシカルボニル、2ーピリジルメトキシカルボ
ニル、2ーフリルオキシカルボニル、ジフエニルメトキ
シカルボニル、1・1ージメチルプロポキシカルボニル
、イソプロポキシカルボニル、1ーシクロプロピルエト
キシカルボニル、フタロイル、スクシニル、1−アダマ
ンチルオキシカルポニル、8ーキ/リンオキシカルボニ
ルなどの脱離しやすいアシル基が挙げられ、さらに、例
えばトリチル、2ーニトロフエニルチオ、2・4一ジニ
トロフエニルチオ、2ーヒドロキシベンジリデン、2ー
ヒドロキシ−5ーク00ペンジリデン、2−ヒドロキシ
ー1ーナフチルメチレン、3ーヒドロキシ−4−ピリジ
ルメチレン、1ーメトキシカルポニル−2−プロピリデ
ン、1ーエトキシカルポニル一2ープロピリデン、3ー
エトキシカルポニル−2ーブチリデン、1ーアセチルー
2ープロピリデン、1ーベンゾイル−2ープロピリデン
、1−〔N一(2−メトキシフエニル)力ルバモイル〕
−2ープロピリデン、1一〔N−(4ーメトキシフエニ
ル)力ルバモイル〕−2ープロピリデン、2−エトキシ
カルボニルシクロヘキシリデン、2ーエトキシカルボニ
ルシクロベンチリデン、2ーアセチルシクロヘキシリデ
ン、3・3ージメチルー5ーオキソシクロヘキシリデン
などの脱離しやすい基、またジもしくはトリアルキルシ
リルなどのアミノ基の保護基が挙げられる。またヒド。
キシル基およびメルカプト基の保護基としては通常ヒド
ロキシル基およびメルカプト基の保護基として使用し得
るすべての基を含み、例えばペンジルオキシカルボニル
、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、4−ブロモベ
ンジルオキシカルボニル、4−メトキシベンジルオキシ
カルボニル、3・4−ジメトキシベンジルオキシカルボ
ニル、4一(フエニルアゾ)ペンジルオキシカルボニル
、4一(4一メトキシフエニルアゾ)ペンジルオキシカ
ルポニル、ten.ープトキシカルボニル、1・1ージ
メチルプロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニ
ル、ジフエニルメトキシカルボニル、2ーピリジルメト
キシカルボニル、2・2・2ートリクロロエトキシカル
ボニル、2・2・2−トリプロモエトキシカルボニル、
2−フルフリルオキシカルボニル、1ーアダマンチルオ
キシカルボニル、1ーシクロプロピルエトキシカルボニ
ル、3ーキノリルオキシカルポニル、トリフルオロアセ
チルなどの脱離しやすいアシル基のほか、ベンジル、ト
リチル、メトキシメチル、2ーニトロフヱニルチオ、2
・4−ジニトロフェニルチオなどが挙げられる。さらに
カルボキシル基の保護基としては、通常のカルボキシル
基の保謀基として使用し得るすべての基を含み、例えば
そのェステル部分がメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、teれ.−ブチル、ブチル、ベンジル、ジフエ
ニルメチル、トリフエニルメチル、p−ニトロベンジル
、pーメトキシベンジル、ベンゾイルメチル、アセチル
メチル、p−ニトロベンゾイルメチル、pーブロモベン
ゾイルメチル、p−メタンスルホニルベンゾイルメチル
、フタルイミドメチル、トリクロロエチル、1・1ージ
メチルー2−プロピニル、アセトキシメチル、プロピオ
ニルオキシメチル、ピパロイルオキシメチル、1・1ー
ジメチルプロピル、1・1−ジメチルー2ープロベニル
、3ーメチルー3ーブテニル、スクシンイミドメチル、
1一シクロプロピルエチル、メチルスルフエニルメチル
、フエニルスルフエニルメチル、メチルチオメチル、フ
エニルチオメチル、ジメチルアミノメチル、キノリン−
1ーオキシド−2ーイルーメチル、ピリジンー1ーオキ
シドー2ーイルーメチル、ジ(pーメトキシフエニル)
メチルなどであるェステル、さらに得関昭46−707
3号公報およびオランダ国公開公報7105259号に
記載されている例えばジメチルクロロシランの如きシリ
ル化合物またはドイツ国公開公報第2062925号に
記載されている例えば四塩化チタンの如き非金属化合物
でカルボキシル基が保護されている場合などが列挙でき
る。
また(ロ)式で示されるチオール類の塩はR8の種類に
応じ塩基性塩の形あるいは酸性塩の形をとることができ
、その塩基性塩および酸性塩のいずれも含まれ、具体的
には前記した(1)式および(m)式の化合物のところ
で説明した様なものが挙げられる。
また、三弗化棚素の錆化合物としては、例えばジエチル
エーテル、ジーnープロピルエーテル、ジーnーブチル
エーテルなどとのジアルキルエーテル錆塩:エチルアミ
ン、nープロビルアミン、n−ブチルアミン、トリエタ
ノールアミンなどとのアミン鍔塩;酢酸、プロピオン酸
などとの脂肪酸錆塩;アセトニトリル、プロピオニトリ
ルなどとのニトリル錆塩;ギ酸エチルなどとのカルボン
酸ェステル鏡塩;またはフェノール類とのフェノール鍔
塩等が挙げられる。
なお、一般式(1)で示される化合物のうちRIが水素
原子である化合物は、例えば、7ーアミノセフアロスポ
ラン酸に、不活性溶媒中アルデヒド類またはケトン類を
反応させる(日特公昭44一28913号など)ことに
よって、また、一般式(1)で示される化合物のうちR
Iがアルキルオキシ基である化合物は一般式(1)で示
される化合物のRIが水素原子である化合物に公知の方
法(有機合成化学協会誌35 5筋−574(1977
)など)でアルキルオキシ基を導入することによって合
成することができる。
次に、本発明方法の実施態様を説明する。
本発明方法は、(1)式の化合物またはそのカルボキシ
ル基における誘導体またはそれらの塩に、有機溶媒中三
弗化欄素またはその鍵化合物の存在下、(0)式のチオ
ール化合物またはその塩を反応させることにより実施す
ることができる。
反応に用いられる有機溶媒としては、反応に悪影響をお
よ‘まこないすべての有機溶媒を用い得るが、好ましく
はアセトニトリル、プロピオニトリル、ベンジルシアニ
ド、マロンジニトリルなどのニトリル類;ニトロメタン
、ニトロエタン、ニトロプロパンなどのニトロアルカン
類;ニトロベンゼンなどの芳香族炭化水素類;酢酸、ギ
酸、プロピオン酸、トリフルオロ酢酸などの有機カルポ
ン酸類:アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン、アセトフエノンなどのケトン類;ジェチル
ェーテル、ジイソブロピルェーナル、ジオキサン、テト
ラヒドロフラン、エチレングリコールジメチルェーテル
などのエーテル類、およびスルホランなどのスルラホン
類であり、これらの溶媒は2種以上混合して用いること
もできる。また、上記有機溶媒は三※化棚素と鍵化合物
を形成してもよい。三弗化棚素あるいは三弗化棚素績化
合物の使用量は、(1)式の化合物またはそのカルポキ
シル基における誘導体またはそれらの塩に対し、当モル
以上であればよい。
銭化合物を用いる場合には、これを有機溶媒として用い
ることもでき、2種以上の鍔化合物を混合して用いても
よい。一般に溶媒およびチオール化合物またはその塩の
種類により反応速度は大きく変るので、三弗化棚素また
はその鎧化合物の使用量は個々の場合に応じ適宜増減す
ることが望ましい。また(0)式のチオール化合物また
はその塩の使用量は、(1)式の化合物またはそのカル
ボキシル基における譲導体またはそれらの塩に対し、当
モルから1.3音モル量が好ましいが、>Yが>S→○
である化合物を原料に用いるときは、通常3倍モル量を
用いる。反応温度は特に制限されないが、一般に−20
〜8000で行われ、反応時間は一般に数分ないし数十
時間である。また、本発明の反応方法においては、反応
系内に水分が存在すると原料あるいは生成物のラクトン
化および8−ラクタム環の開裂等の好ましくない副反応
を惹起する恐れがあるので、反応系内は無水の状態に保
たれることが望ましい。
この要望を満たすために反応系内に次のような脱水剤を
添加してもよい。例えば、五酸化リン、ポリリン酸、五
塩化リン、三塩化リン、オキシ塩化リン等のリン化合物
、N・0ービス(トリメチルシリル)アセトアミド、ト
リメチルシリルアセトアミド、トリメチルク。ロシラン
、ジメチルジクロロシラン等の有機シリル化剤;アセチ
ルクロリド、P−トルェンスルホニルクロリド等の有機
酸クロリド;無水酢酸、無水トリフルオロ酢酸等の酸無
水物;無水硫酸マグネシウム、無水塩化カルシウム、無
水硫酸カルシウム、モレキュラーシーフ、カルシウムカ
ーバィド等の無機乾燥剤等が挙げられる。上記の反応条
件はこれに限定されるものではなく、反応誌剤および溶
剤によって適宜選択することにより目的を達成すること
ができる。
また、(m)式の化合物のR9の も しくは またはカルボキシル基 における誘導体のカルボキシル基の保護基は、一般に反
応後加水分解もしくは常法によって処理すれば、アミノ
基またはカルボキシル基の保護基を脱離することができ
、アミノ基またはカルボキシル基に変換できるが、R9
のまたは の種類により、あるいは反応 後の処理方法により、処理中に容易にアミノ基の保護基
が脱離しR9がアミノ基に変換された(皿)式の化合物
を得ることができる。
また、(m)式の化合物のカルボキシル基における誘導
体の場合もそのカルボキシル基の保護基の種類により、
あるいは反応後の処理方法により保護基が脱離しカルボ
キシル基に変換された(m)式の化合物を得ることがで
きる。また、(m)式の化合物のR9におけるR3、R
4、R5、R6およびR7の反応に関与しない有機残基
が、さらにそれぞれ保護されたヒドロキシル基、保護さ
れたアミノ基、保護されたメルカプト基または保護され
たカルボキシル基で置換されているときは常法の脱離反
応に付すことにより所望の置換基となすことができる。
また、上記各種保護基の脱離は、生成物を単離すること
なく続けて行うことができる。こうして得られる目的化
合物(m)は常法により単機採取する。これら目的化合
物(m)は直接アシル化反応の原料として用いることが
できるが、必要に応じて常法により純度のよい7−アミ
ノセフアロスポラン酸誘導体に収率よく変換することが
できる。
つぎに、本発明を実施例により説明する。実施例 1 【1} 7一(2ーヒドロキシーベンジリデンアミノ)
−セフアロスポラン酸のナトリウム塩0.40夕と5ー
メルカプトー1−メチル−IHーテトラゾール0.12
夕とを酢酸3の‘に懸濁させ、これに三弗化棚素・酢酸
鍔塩0.70夕を加えて溶解させ、室温で5時間反応さ
せる。
減圧下に溶媒を蟹去し、残査に水5の‘、アセトン5の
を加えて溶解させる。この溶液に炭酸水素ナトリウム粉
末を徐々に加え、pH7.0とする。析出した結晶を水
1私、アセトン2の‘で順次洗浄し、乾燥すれば、7一
(2−ヒドロキシーベンジリデンアミノ)一3−〔5−
(1−メチル−1・2一3・4−テトラゾリル)チオメ
チル〕−△3ーセフェムー4−カルボン酸のナトリウム
塩0.42夕(収率滋%)を得る。m(KBr)仇‐1
;しCニ。
176Q16251595NM旧(ムーDMSO十D2
一〇)6値:375(が、s、C2‐H)、3.95(
班、s、N−C母)、4.1〜4.40(が、m、C3
‐CH2)、5.27(IH、d、ち一日)、5.50
(IH、d、C6‐H)、6.85〜7,57(餌、m
、aromaticproton)、818(IH、s
、CH=N)三弗化棚素・酢酸鍵塩の代りに他の三弗化
棚素錯塩を用いた場合の結果は以下の通りである。
三鞠化棚素・ジェチルエーテル錆塩 収率 野.0% 三弗化棚素・ジブチルェーテル錆塩 収率 89.0% ‘21‘11で得られた7−(2−ヒドロキシーベンジ
リデンアミ/)一3一〔5一(1ーメチルー1・2・3
・4ーテトラゾリル)チオメチル〕−△3ーセフェムー
4ーカルボン酸のナトリウム塩o.39夕を小−塩酸3
私とジェチルェーナル3の‘との混合液中で1時間縄拝
する。
その後、水層を分取しジェチルェーテル各3泌で2回洗
浄後、氷冷下に濃アンモニア水を加えてpH37に調整
する。
析出結晶を炉取して、水洗後乾燥すれば、7ーアミノー
3一〔5−(1ーメチルー1・2・3・4ーテトラゾリ
ル)チオメチル〕一A3ーセフヱム−4−力ルボン酸0
.23夕(収率82.1%)を得る。本品の融点、IR
、NMRは標品と一致した。同様にして、次の化合物を
得る。7−アミノ−3一{5一〔1一(2ージメチルア
ミノ)エチル一1・2・3・4ーテトラゾリル〕チオメ
チル}一△3−セフエムー4ーカルボン酸、収率71%
NMR(CF3COOD)側値:3.25(柵、s、−
C馬×2)、390(2日、s、C2一CH2)、3.
80〜4.05(が、m、4.30〜4.75(2日、
m、C3一C母)、4.80〜5.055.40(が、
s、C6−日、C?−H) 実施例 2 7一(2ーヒドロキシーベンジリデンアミ/)ーセフア
ロスボラン酸のナトリウム塩0.40夕、5−メルカプ
ト−1ーメチル−1・2・3・4ーテトラゾール0.1
2夕およびアセトニトリル5の上を混合し、これに氷冷
下、三弗化棚素0.2夕を導入する。
室温で1時間反応後、減圧下に溶媒を留去する。残留物
に水5の【およびアセトン5の‘を加えて溶解し、炭酸
水素ナトリウムを加えて−7.0に調整する。析出結晶
を炉取して、水1の‘、アセトン2の‘で順次洗浄した
後乾燥すれば、7一(2ーヒドロキシーベンジリデンア
ミノ)一3−〔5一(1ーメチル−1・2・3・4ーテ
トラゾリル)チオメチル〕−△3ーセフェムー4ーカル
ボン酸のナトリウム塩0.43夕(収率94.3%)を
得る。
本品のIR、NMRは実施例1一【1}で得られた化合
物のそれらと一致した。実施例 3 エチル=7一(3・5ージーにてt、ーブチル−4ーヒ
ドロキシベンジリデンアミ/)−セフアロスポラナート
0.44夕と5ーメルカプト−1−メチルーIHーテト
ラゾール0.10夕とをアセトニトリル2心に溶解させ
る。
この溶液に氷冷下三界化棚素のアセトニトリル溶液(0
.1718夕/夕)を1.0夕加えた後、室温で4時間
櫨拝する。反応終了後、減圧下に溶媒を蟹去し、残留物
に酢酸エチル10の‘とpートルェンスルホン酸・1水
和物0.13夕の水5の【溶液を加えて溶解させ、氷冷
下30分間燈梓する。水層を分取し、酢酸エチル6叫を
加え、氷冷下、炭酸水素ナトリウム溶液でpH7.0に
調整した後、有機層を分取する。有機層を水、飽和食塩
水で順次洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、pートル
ェンスルホン酸・1水和物0.1夕の酢酸エチル2の‘
の溶液を加える。ついで減圧下に溶媒を蟹去し、残留物
にジェチルェーテルを加え、微粉末とし炉取すれば、融
点115〜1220(分解)を示すエチル=7−アミノ
ー3一〔5一(1ーメチル−112・3・4ーテトラゾ
リル)チオメチル〕−△3−セフエムー4ーカルボキシ
ラートのpートルェンスルホン酸塩0.35夕(収率7
7.8%)を得る。実施例 4 ジフエニルメチルニ7一(3・5ージーにてt.ープチ
ルー4ーヒドロキシーベンジリデンアミノ)一セフアロ
スポラナート0.65夕を5ーメルカプト−1ーメチル
ーIHーテトラゾール0.12夕とをアセトニトリル3
の【に溶解させ、氷冷下三弗化棚素のアセトニトリル(
0.1718夕/夕)溶液1.2夕を加え、3ぴ○で3
0分間櫨拝する。
反応後、減圧下に溶媒を留去し、残留物に水5の‘と酢
酸エチル10の‘を加えて溶解させた後、水層を分取し
、さらに酢酸エチル5の‘で洗浄する。この水溶液にア
セトン5の上を加え、氷冷下濃アンモニア水でpH4.
0に調整し、析出結晶を炉取する。水2の‘、アセトン
5の【で順次洗浄し、乾燥すれば、融点224〜22が
C(分解)を示す7−アミノー3一〔5−(1−メチル
一1・2・3・4ーテトラゾリル)チオメチル〕−△3
ーセフェムー4ーカルボン酸0.25夕(収率76.
7%)を得る。実施例 5 実施例4における5−メルカプト−1−メチル−IH−
テトラゾールの代りに表一1に記載のR8基を有する(
0)式のチオール化合物を使用することにより、次の表
一1に示す目的化合物を得る。
表−1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素原子またはアルキルオキシ基を、
    R^2は式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^3、 R^4およびR^5は同一または異なつて水素原子また
    は反応に関与しない有機残基を示す。 )または式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、
    R^6およびR^7は同一または異なつて水素原子また
    は反応に関与しない有機残基を示す。 )で示される基を、Xは置換されていてもよいアシルオ
    キシまたはカルバモイルオキシ基を、■Yは■Sまたは
    ■S→Oを意味する。〕で示されるセフアロスポラン酸
    類またはそのカルボキシル基における誘導体またはそれ
    らの塩に、有機溶媒中、三沸化硼素あるいはその錯化合
    物の存在下、一般式R^8−SH 〔式中、R^8はチオール化合物の残基を示す。 〕で示されるチオール化合物またはその塩を作用させる
    ことを特徴とする、一般式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ 〔式中、R^1およびR^8は前記した意味を有し、R
    ^9はアミノ基または式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼ (式中、 R^3、R^4およびR^5は前記した意味を有する。 )または式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^6およびR^7は前記し た意味を有する。 )を示す。〕で示される7−置換または非置換アミノ−
    3−置換チオメチルセフエムカルボン酸類またはそのカ
    ルボキシル基における誘導体またはそれらの塩の製造法
    。 2 R^8が5−(1−メチル−1・2・3・4−テト
    ラゾリル)チオ、2−(5−メチル−1・3・4−チア
    ジアゾリル)チオ、5−(1−カルボキシメチル−1・
    2・3・4−テトラゾリル)チオまたは5−(1・2・
    3−トリアゾリル)チオ基である特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
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