JPS60226908A - 舗装路面開口工法 - Google Patents

舗装路面開口工法

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JPS60226908A
JPS60226908A JP8257984A JP8257984A JPS60226908A JP S60226908 A JPS60226908 A JP S60226908A JP 8257984 A JP8257984 A JP 8257984A JP 8257984 A JP8257984 A JP 8257984A JP S60226908 A JPS60226908 A JP S60226908A
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JP
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paved road
opening
pavement
cut
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信一 椿森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)技術分野 この発明は、舗装道路における試掘工事、管路工事、舗
装の局部打換え工事、或いはそれらの管路工事、舗装工
事などにおいてブルドーザ、バックホウその他の路面は
ぎ取り機械の爪挿入口の開口工事などに際して舗装路面
を局部的に開口する場合に有用な舗装路面開口工法に関
する。
(b)従来技術 上記の意味における従来の舗装路面開口工法では、舗装
路面をその開口予定部の周囲に沿って路面切断機を用い
て切断し、次いでその切断された舗装版をブレーカなど
を用いて破砕し、続いてその破砕された舗装版をブルド
ーザ、バックホウなどを用いてはぎ取ることにより舗装
路面を開口するものであり、またそのような路面開口部
は当然ながら新たに舗装材を充填、積層して復旧するも
のであった。
しかしながら、上記のような従来工法は、切断された舗
装版をブレーカなどを用いて破砕する工程を含むために
、工事関係者や沿道環境に甚大な振動、騒音公害を生起
させるという重大な難点を有していた。また、その従来
工法は、上記のような舗装版の破砕及びはぎ取り工程に
多くの工数を要する、そのような舗装版の破砕及びはぎ
取り工程と次の工程との間に相当の時間があるときは、
交通開放を可能にするために路面開口部を一旦仮復旧す
る必要があるなど作業工程上の難点を有していた。さら
に、その従来工法は、破砕され、はぎ取られた舗装版の
廃棄物処理を要するという別の問題を有していた。
(c)発明の目的 この発明の目的は、工事関係者や沿道環境に甚大な振動
、騒音公害を生起させない舗装路面開口工法を提供する
ことにある。また、この発明の別の目的は、工程が簡素
化され、かつ工数が低減された舗装路面開口工法を提供
することにある。さらに、この発明の他の目的は、破砕
され、はぎ取られた舗装版の廃棄物処理を要しない舗装
路面開口工法を提供することにある。
(d)発明の構成と作用 上記の目的を達成するために、この第一発明は、舗装路
面をその開口予定部の周囲に沿って少なくとも一部は深
さ方向に先細りとなるように切断すると共にその切断さ
れた柱状舗装版を引上げて取外す工程を含むことを特徴
とする舗装路面開口工法を開示している。また、この第
二発明は、舗装路面をその開口予定部の周囲に沿って少
なくとも一部は深さ方向に先細りとなるように切断する
と共にその切断された柱状舗装版を引上げて取外す工程
、及びその取外された柱状舗装版を利用して舗装路面の
開口部を復旧する工程を含むことを特徴とする舗装路面
開口工法を開示している。
上記において、切断された柱状舗装版の取外し、その取
外された柱状舗装版の移動、路面開口部へのはめ込みは
、例えば切断前後に打込み及び/又は螺合などにより埋
設された1又は2以上のアンカー (同様の機能を有す
るインサートその他のものを含む)を介して、必要に応
じてフックなどをさらに取付けて、クレーン、チェーン
ブロック、油圧ジヤツキその他を用いて行なうことがで
きる。そのようなアンカーは、埋設後、使用時まで舗装
路面の表面下に保持し、使用時に始めてその上端を舗装
路面の表面上に突出させ、必要に応じてフックを取付け
るようにすれば、その開口予定部を含む舗装路面を路面
開口作業の直前まで交通開放に供することができる。
舗装路面の切断は、垂直切断については通常の路面切断
機を使用することができ、また深さ方向に先細りに切断
する傾斜切断については例えば円盤状ブレードを所要の
角度に傾斜可能に取付けてなる、公知の路面傾斜切断機
を採用することができる。舗装路面の切断深さは舗装の
構造、アスファルト層やコンクリート層の厚さなどに依
存するが、通常は20〜?0crr+の範囲内にあり、
その程度の深さに対する垂直切断や鉛直に対して例えば
5〜10度程度の傾斜切断は十分な作業能率を維持して
施工することが可能である。なお、切断形状即ち開口部
の形状やその切断大きさなどは路面開口工事の種類、路
面の状態、作業性その他に応じて選択すべきものである
。この場合、傾斜切断を含む切断作業性からは直線状切
断のみで足りる形状、例えば四角形その他の多角形の切
断が好ましいが、切断作業の可能な範囲で曲線状切断を
併用したり、円形切断のように曲線状切断のみを採用す
ることにより、前記の直線状切断が互に交差する角部分
に通常束じる余切りをなくして、不都合な応力集中や美
観の低下を防止することができる。
深さ方向に先細りの路面切断即ち傾斜切断は、開口予定
部周囲の少なくとも一部について行なわれれば足りるが
、可能な限り広い範囲、好ましくは2分の 1以上の周
囲にわたって行なわれ、切断に係る柱状舗装版の少なく
とも一部の縦断面が略V字状を呈するようになされるこ
とがより望ましい。四角形切断の場合は、四角形の四辺
の内、少なくとも対向する二辺を深さ方向に先細りとな
るように切断することが好ましい。例えば、管路工事な
どに際して舗装路面を所定の幅で比較的長い距離にわた
って矩形に開口するような場合は、先ず、その所定幅に
平行2条の傾斜切断を施して断面略V字状を呈するよう
に切断し、次いでそれらの切断線と交差する方向、例え
ば直角方向に所定の間隔即ち取外し可能な柱状舗装版が
得られる間隔で垂直切断(但し両端は傾斜切断でもよい
)を施して分割し、続いて各分割された柱状舗装版を順
次引き上げて取外せばよい。
このような傾斜切断は、切断後の柱状舗装版の取外し作
業や路面開口部の復旧に際して先に取外された柱状舗装
版の路面開口部へのはめ込み作業を容易にすると共に取
外された柱状舗装版を利用するとしないにかかわらず路
面開口部の復旧に際して既設舗装における傾斜切断面に
基づく強固かつ安定な舗装を構築することができる。
なお、取外された柱状舗装版を利用して路面開口部を復
旧する場合は、例えば、必要に応じて内部の路床その他
を調整し、また必要に応じて柱状舗装版断面や路面開口
部における既設舗装断面の清掃、プライマー処理などを
施した後にその柱状舗装版をはめ込み、目地部に例えば
エポキシ系樹脂舗装剤その他のコーキング剤、シール剤
、目地剤を注入、充填し、さらに必要に応じて摺り付け
や表層施工などを施せばよい。また、前記のコーキング
剤などの代りに、或いはそれらと共に両面接着性を有す
るアスファルトルーフィング材などを利用して目地部に
おける既設舗装断面と柱状舗装版断面とを接合してもよ
い。
次に、この発明を図面に基づいて具体的に説明する。第
1図はこの発明に係る舗装路面開口工法の一例を示す舗
装路面切断後の平面図、第2図はその第 1図における
I−I線断面図であり、ここでは舗装路面(1)の所定
個所に長さ +50cmX幅100cmの四角形傾斜切
断(四辺とも傾斜切断角度10度)が施され、その切断
された柱状舗装版(2)にはその切断の前後にアンカー
(3)が4点埋設されている。それらのアンカー(3)
は、詳細な図示を省略するが、ボルト部、それに通され
た管状開脚部、それを押し広げるテーパ一部などから基
本的に構成された、公知のものが利用され、その場合に
、ボルト部の上端は使用時まで舗装路面(1)の表面下
に保持されているので切断された柱状舗装版(2)上に
おける交通開放が可能である。柱状舗装版(2)の周囲
四辺の切断部(4)は表層及び基層(5)、路ffi 
(8)を斜め方向に通って路床(7)に達し、この例で
は50cmの深さである。
第3図は第2図における柱状舗装版取外し時の断面図で
あり、先に切断された柱状舗装版(2)に埋設された各
アンカー(3)の上端は、必要に応じて舗装路面(1)
の表面上に突出するように引出された後にフック(8)
が取付けられ、それらのフック(8)とそれらの上方に
垂下したクレーンフック(8)はワイヤロープ(10)
を介して連結され、クレーン (図示を省略する)の作
動によって柱状舗装版(2)がつり上げられ、取外され
るのである。
なお、そのようにして生じた路面開口部(11)は既述
のように、先に取外された柱状舗装版(2)を利用して
閉口すると共に目地部をコーキングして復旧することが
でき、さらに必要に応じて摺り付け、表層施工、アンカ
ー(3)部分の被覆、充填などを施せばよい。
(e)発明の効果 上記のような構成から、この発明は、工事関係者や沿道
環境に甚大な振動、騒音公害を生起させない、工程が簡
素化され、工数が低減される、工事の直前まで交通開放
を維持し、工事の後も比較的速く交通開放に供すること
ができる、破砕され、はぎ取られた舗装版の廃棄物処理
を要しない、傾斜切断を含むので、切断後の柱状舗装版
の取外し作業や路面開口部の復旧に際して先に取外され
た柱状舗装版の路面開口部へのはめ込み作業を容易にす
ると共に取外された柱状舗装版を利用するとしないにか
かわらず路面開口部の復旧に際して既設舗装における傾
斜切断面に基づく強固かつ安定な舗装を構築することが
できる、などの優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る舗装路面開口工法の一例を示す
舗装路面切断後の平面図、第2図はその第1図における
I−I線断面図、第3図は第2図における柱状舗装版取
外し時の断面図である。 (符号の説明) 1・・・舗装路面、 2・・・柱状舗装版、 3・・・
アンカー、 4・・・切断部、 5・・・表層及び基層
。 6・・・路盤、 7・・・路床、 8・・・フック、 
8・・・クレーンフック、10・・・ワイヤローフ、1
1・・・路面開口部 以上 代理人 弁理士 安 藤 惇 逸

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)舗装路面をその開口予定部の周囲に沿って少なく
    とも一部は深さ方向に先細りとなるように切断すると共
    にその切断された柱状舗装版を引上げて取外す工程を含
    むことを特徴とする舗装路面開口工法。 (2)切断された柱状舗装版には1又は2以上のアンカ
    ーが埋設されている、特許請求の範囲第 1項記載の舗
    装路面開口工法。 (3)舗装路面は円形に切断される、特許請求の範囲第
     1項記載の舗装路面開口工法。 (4)舗装路面は四角形に切断される、特許請求の範囲
    第1項記載の舗装路面開口工法。 (5)四角形の四辺の内、少なくとも対向する二辺は深
    さ方向に先細りとなるように切断される、特許請求の範
    囲第4項記載の舗装路面開口工法。 (8)舗装路面をその開口予定部の周囲に沿って少なく
    とも一部は深さ方向に先細りとなるように切断すると共
    にその切断された柱状舗装版を引上げて取外す工程、及
    びその取外された柱状舗装版を利用して舗装路面の開口
    部を復旧する工程を含むことを特徴とする舗装路面開口
    工法。 (7)切断された柱状舗装版には1又は2以上のアンカ
    ーが埋設されている、特許請求の範囲第6項記載の舗装
    路面開口工法。 (8)舗装路面は円形に切断される、特許請求の範囲第
    6項記載の舗装路面開口工法。 (9)舗装路面は四角形に切断される、特許請求の範囲
    第8項記載の舗装路面開口工法。 (10)四角形の四辺の内、少なくとも対向する二辺は
    深さ方向に先細りとなるように切断される、特許請求の
    範囲第8項記載の舗装路面開口工法。
JP8257984A 1984-04-23 1984-04-23 舗装路面開口工法 Granted JPS60226908A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63147004A (ja) * 1986-07-28 1988-06-20 日本鋪道株式会社 舗装体の補修方法及び舗装体の標識形成方法

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