JPS6022664A - ラクトフエリンによる乳腺炎の診断法、診断試薬および診断用試薬キツト - Google Patents
ラクトフエリンによる乳腺炎の診断法、診断試薬および診断用試薬キツトInfo
- Publication number
- JPS6022664A JPS6022664A JP12951483A JP12951483A JPS6022664A JP S6022664 A JPS6022664 A JP S6022664A JP 12951483 A JP12951483 A JP 12951483A JP 12951483 A JP12951483 A JP 12951483A JP S6022664 A JPS6022664 A JP S6022664A
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- lactoferrin
- antibody
- mastitis
- antiserum
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
- G01N33/48—Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
- G01N33/50—Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
- G01N33/53—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
- G01N33/543—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
- G01N33/54313—Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は乳腺炎の診断法、診断試薬および診断試薬キッ
トに関する。
トに関する。
呪在乳腺炎の生前診断には臨床的診断法、病原的診断法
および乳汁の理化学的診断法が用いられている。
および乳汁の理化学的診断法が用いられている。
臨床検査法としての乳汁の理化学的検査には、乳房の炎
症によって乳汁中に出現する体細胞（白血球）の訃音指
標とする診断法、および乳汁中の電解質の変化による診
断法などがある。
症によって乳汁中に出現する体細胞（白血球）の訃音指
標とする診断法、および乳汁中の電解質の変化による診
断法などがある。
これらの検査法には種々の術式が知られているが、その
中で最も頻用されている検査法は（：：ａｌｉｆｏｒｎ
ｉａ ｍａｓｔｉｔｉｓ ｔｅｓｔ （以下ＣＭテスト
という）である。このＣＭテストは陰イオン系界面活性
剤と乳汁を反応させ、乳汁中に存在する体細胞の量に比
例する免疫学的方法によらない凝集により、または添加
した指示薬によるｐＨの変化により診断する方法である
。
中で最も頻用されている検査法は（：：ａｌｉｆｏｒｎ
ｉａ ｍａｓｔｉｔｉｓ ｔｅｓｔ （以下ＣＭテスト
という）である。このＣＭテストは陰イオン系界面活性
剤と乳汁を反応させ、乳汁中に存在する体細胞の量に比
例する免疫学的方法によらない凝集により、または添加
した指示薬によるｐＨの変化により診断する方法である
。
本発明者らは乳腺炎の乳汁中にラクトフェリンが著しく
増加することに着目し、このラクトフェリン全免疫学的
に検出するこ♂により乳腺炎全簡易迅速に診断し得るこ
とを知った。
増加することに着目し、このラクトフェリン全免疫学的
に検出するこ♂により乳腺炎全簡易迅速に診断し得るこ
とを知った。
ラクトフェリン検出による。方法は、０Ｍテストによる
診断より、より早期に乳腺炎の発症を予知することがで
きる。ＣＭデストが陰性のものについて、本発明者等の
方法が陽性に認められた場合、殆んど例外なく後日ＣＭ
テスト陽性に転じ乳腺炎の発症をみた。さらりこ本発明
者らはラクトフェリン検出による乳腺炎の診断を牛のｆ
ｉｌｉ＋育現場で簡便に行いうるよう診断用ギットの製
造を行った。
診断より、より早期に乳腺炎の発症を予知することがで
きる。ＣＭデストが陰性のものについて、本発明者等の
方法が陽性に認められた場合、殆んど例外なく後日ＣＭ
テスト陽性に転じ乳腺炎の発症をみた。さらりこ本発明
者らはラクトフェリン検出による乳腺炎の診断を牛のｆ
ｉｌｉ＋育現場で簡便に行いうるよう診断用ギットの製
造を行った。
以下本発明について詳述し、実施例につぃて述べる。
診断に用いる抗体は初乳あるいは乳腺炎孔の乳清から単
離精製したラクトフェリンをフロイントの完全アジュバ
ントで処理したのち、咄乳動物（ウサギ、ヤギ、ヒツジ
、ウマ、ウシ、ブタ、モルモット等）に数回高度免疫し
て得られた抗血清のＩｇＧ分画全主として用い、ＩｇＭ
分画紫も使用した。
離精製したラクトフェリンをフロイントの完全アジュバ
ントで処理したのち、咄乳動物（ウサギ、ヤギ、ヒツジ
、ウマ、ウシ、ブタ、モルモット等）に数回高度免疫し
て得られた抗血清のＩｇＧ分画全主として用い、ＩｇＭ
分画紫も使用した。
この抗体活性を有するＩｇＧ分画、あるいは１ｇＭ分画
を粒度帆１μ〜１．０μのラテックス粒子に吸着させ、
抗ラクトフェリン抗体感作ラテックス液全調製した。
を粒度帆１μ〜１．０μのラテックス粒子に吸着させ、
抗ラクトフェリン抗体感作ラテックス液全調製した。
この抗体吸着ラテックス液にブロムフェノニルブルー、
コマジー ブリリアントブルー、クリスタルバイオレツ
ｌ−、マラカイトグリーン、アミドブラックＩＯＢ等の
色素剤ｉｏ、００１チ〜５．０チに添加すると抗原抗体
反応により生じた凝集塊の確認が容易となることを見出
し、ラテックス液の溶媒への着色、並びに着色ラテック
スの使用についても検討し好結果を得た。
コマジー ブリリアントブルー、クリスタルバイオレツ
ｌ−、マラカイトグリーン、アミドブラックＩＯＢ等の
色素剤ｉｏ、００１チ〜５．０チに添加すると抗原抗体
反応により生じた凝集塊の確認が容易となることを見出
し、ラテックス液の溶媒への着色、並びに着色ラテック
スの使用についても検討し好結果を得た。
抗体感作ラテックス液はラクトフェリン検出感度が０
、４ ｍｑ ／ ｍ７！以上になるとラテックス凝集反
応が十以上になるよう調製した。固定赤血球の場合も同
様に調製した。
、４ ｍｑ ／ ｍ７！以上になるとラテックス凝集反
応が十以上になるよう調製した。固定赤血球の場合も同
様に調製した。
ラテックス凝集反応の所見と判定基準は次の通りである
。判定は反応２〜３分後に行った。
。判定は反応２〜３分後に行った。
−十升
（廿） 大きな凝集塊が認められる。
（＋） 小さな、もしくは中程度の凝集塊が認められる
。
。
（十） 凝集塊が不明瞭である。
（−） 凝集塊の形成が認められない。
非特異反応についての検討
抗体をラテックスに感作してＱ、４ｍｇ／−のラクトフ
ェリンを検出するよう抗体感作ラテックス液を調製し検
討した。その結果初乳につぃては非特異反応が認められ
るものもあったが常乳および乳腺炎孔については非特異
反応は認められなかった。
ェリンを検出するよう抗体感作ラテックス液を調製し検
討した。その結果初乳につぃては非特異反応が認められ
るものもあったが常乳および乳腺炎孔については非特異
反応は認められなかった。
検体をヒツジおよび鶏の固定赤血球に感作したものでは
初乳については非特異反応が認められたが常乳および乳
腺炎孔については殆んど非特異反応は認められなかった
。
初乳については非特異反応が認められたが常乳および乳
腺炎孔については殆んど非特異反応は認められなかった
。
０Ｍテスト−２士、＋、丑、１Ｉｌ−ノ乳汁各２０例に
ついて感作ラテツクス液を用いて検索したところ、ＣＭ
テスト陰性（−）例２ｏ例中８例が感作ラテツクス液に
よるテストで陽性（＋）と判定され、これら８例のうち
６例は検査１ｉ週から１力月の間に０Ｍテストが陽性と
なった。
ついて感作ラテツクス液を用いて検索したところ、ＣＭ
テスト陰性（−）例２ｏ例中８例が感作ラテツクス液に
よるテストで陽性（＋）と判定され、これら８例のうち
６例は検査１ｉ週から１力月の間に０Ｍテストが陽性と
なった。
また０Ｍテストが士であった検体２０例については１５
例が感作ラテツクス液！・こよる凝集反応がすべて陽性
全示し、後日ＣＭテストも陽性に転じた。
例が感作ラテツクス液！・こよる凝集反応がすべて陽性
全示し、後日ＣＭテストも陽性に転じた。
残り５例は後日ＣＭテストで士或は陰性所見を示した。
すなわち本発明者らの乳汁中ラクトフェリン検出による
乳腺炎診断法は、従来頻用されているＣＭテストに劣ら
ず、治療上強く要望される早期診断法としてすぐれたも
のであるといえる。
乳腺炎診断法は、従来頻用されているＣＭテストに劣ら
ず、治療上強く要望される早期診断法としてすぐれたも
のであるといえる。
実施例 １
直径０．１μから１．０μのラテックス粒子の２チ浮遊
液に抗うクトフエリツ抗体全ラテックスト当り１５０μ
ｇになるように加え、３７°Ｃ３時間加温しアジ化ナト
リワム等の防腐剤を適量添加して診断試薬全調製した。
液に抗うクトフエリツ抗体全ラテックスト当り１５０μ
ｇになるように加え、３７°Ｃ３時間加温しアジ化ナト
リワム等の防腐剤を適量添加して診断試薬全調製した。
試験孔１００例について本診断試薬を用いて検討した。
実験方法として凝集反応用スライドグラス上に試験孔ｉ
０．０２ ｍｌ−０６０５−滴下し、その上に上記ラ
クトフェリン検出用試薬を等量加えて攪拌し、２〜３分
後の凝集所見により判定した。
０．０２ ｍｌ−０６０５−滴下し、その上に上記ラ
クトフェリン検出用試薬を等量加えて攪拌し、２〜３分
後の凝集所見により判定した。
成績 ＣＭテストとラクトフェリン検出法の比較診断用
キット 哺乳動物より得られた抗うクトフェリン抗血清のＩｇＧ
分画を粒度０．１μ〜１．０μのラテックス粒子に吸着
させて侍た抗体感作ラテックス液についてラクトフェリ
ンの検出感度が、０．４＃’９／ｄ以上になると凝集反
応が判定基準子以上になるよう調製した。白色ラテック
スを用いた感作ラテツクス液については必要により色素
剤、アジ化づトリウム等の防腐剤音訓えたもの全試薬と
し、着色ラテックス？用いた感作ラテツクス液では防腐
剤を添加して滴下容器に入れ、これに４分房から個別に
乳汁を採取できる乳汁採取用容器、乳汁滴下用毛細管と
ゴム球、あるいは乳汁滴下用スポイト、凝集反応用スラ
イド、撹拌棒等を加えて一組とし、ラクトフェリン全簡
単に半定量することにより乳腺炎の診断を簡易迅速に行
いつる診断試薬キットの開発を行った。
キット 哺乳動物より得られた抗うクトフェリン抗血清のＩｇＧ
分画を粒度０．１μ〜１．０μのラテックス粒子に吸着
させて侍た抗体感作ラテックス液についてラクトフェリ
ンの検出感度が、０．４＃’９／ｄ以上になると凝集反
応が判定基準子以上になるよう調製した。白色ラテック
スを用いた感作ラテツクス液については必要により色素
剤、アジ化づトリウム等の防腐剤音訓えたもの全試薬と
し、着色ラテックス？用いた感作ラテツクス液では防腐
剤を添加して滴下容器に入れ、これに４分房から個別に
乳汁を採取できる乳汁採取用容器、乳汁滴下用毛細管と
ゴム球、あるいは乳汁滴下用スポイト、凝集反応用スラ
イド、撹拌棒等を加えて一組とし、ラクトフェリン全簡
単に半定量することにより乳腺炎の診断を簡易迅速に行
いつる診断試薬キットの開発を行った。
このキットの感作ラテツクス診断試薬に代わり、抗ラク
トフェリン抗血清のＩｇＧ分画を固定赤血球に感作した
ものも用いうろことを知り、抗体感作固定赤血球を凍結
乾燥し、感作う、テックスに代わって用いたセット全も
作った。
トフェリン抗血清のＩｇＧ分画を固定赤血球に感作した
ものも用いうろことを知り、抗体感作固定赤血球を凍結
乾燥し、感作う、テックスに代わって用いたセット全も
作った。
Claims (4)
- （１） 一定力価に調製した乳汁中ラクトフェリン（ｌ
ａｃｔｏｆｅｒｒｉｎ ：以下ラクトフェリンという）
に対する特異抗体、あるいはラクトフェリンに対し抗体
活性金有する分画ケ用いて抗原抗 （体反応によって乳
腺炎を簡便に診断する方法。 - （２） ラフＩ・フェリンに対する抗血清、又はこの抗
血清を分画して得られるＩｇＧ抗体、もしくはＩｇＭ抗
体’ｔＯ，１μ〜１．０μの粒度を有する （ラテック
ス粒子に感作して成る乳腺炎診断試薬。 - （３） ラクトフェリンに対する抗血清、又はこの抗血
清ケ分画して得られるＩｇＧ抗体、もしく ａはＩｇＭ
抗体ヶ、０．１μ〜１．０μの粒度全層す −る各種色
調に着色されたラテ４ノクスに感作し 用１てなる乳腺
炎診断試薬。 ヨ - （４） ラクトフェリンに対する抗血清、又はこの抗血
清を分画して得られるＩｇＧ抗体、もしくはＩｇＭ抗体
ヲ０．１μ〜１．０μの粒度を有するラテックスに感作
し、これに７０ムフエノールブルー、コマジ−ブリリア
ン］・フルー、クリスタルバイオレット、マラカイトグ
リーノ、アミドブラックＩＯＢ等の色素剤’ｋｏ、００
１％〜５．０％に添加して成る乳腺炎診断試薬。 ：５） ラクトフェリンに対する抗血清、又はこの抗血
清を分画して得られるＩｇＧ抗体、もしくはＩｇＭ抗体
全固定赤血球に感作して成る乳腺炎診断試薬。 ′６） ラクトフェリンに対して抗体活性金層する成分
をラテックスならひに固定赤血球に感イ′１せしめた診
断試薬を用いることを特徴とする乳腺炎の病勢診断に用
いる試薬キット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12951483A JPS6022664A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ラクトフエリンによる乳腺炎の診断法、診断試薬および診断用試薬キツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12951483A JPS6022664A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ラクトフエリンによる乳腺炎の診断法、診断試薬および診断用試薬キツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6022664A true JPS6022664A (ja) | 1985-02-05 |
Family
ID=15011373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12951483A Pending JPS6022664A (ja) | 1983-07-18 | 1983-07-18 | ラクトフエリンによる乳腺炎の診断法、診断試薬および診断用試薬キツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6022664A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100315667B1 (ko) * | 1999-09-20 | 2001-11-30 | 김용철 | 소의 유방염 진단기구 및 이를 이용한 진단방법 |
| WO2005020674A1 (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | David Eric Akerman | Milk sampling and testing |
| JP2009244041A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | National Agriculture & Food Research Organization | 過酸化水素の分解反応による乳房炎検出方法 |
| CN108717125A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-30 | 北京农学院 | 奶牛早期乳腺炎症监测方法 |
| CN114252596A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-29 | 珠海科域生物工程股份有限公司 | 一种粪便乳铁蛋白检测试剂盒及其制备方法 |
-
1983
- 1983-07-18 JP JP12951483A patent/JPS6022664A/ja active Pending
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| J.LAB.CLCM.MED=1976 * |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100315667B1 (ko) * | 1999-09-20 | 2001-11-30 | 김용철 | 소의 유방염 진단기구 및 이를 이용한 진단방법 |
| WO2005020674A1 (en) * | 2003-08-29 | 2005-03-10 | David Eric Akerman | Milk sampling and testing |
| US7882801B2 (en) | 2003-08-29 | 2011-02-08 | David Eric Akerman | Milk sampling and testing |
| US8256377B2 (en) | 2003-08-29 | 2012-09-04 | David Eric Akerman | Milk sampling and testing |
| JP2009244041A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | National Agriculture & Food Research Organization | 過酸化水素の分解反応による乳房炎検出方法 |
| CN108717125A (zh) * | 2018-06-22 | 2018-10-30 | 北京农学院 | 奶牛早期乳腺炎症监测方法 |
| CN114252596A (zh) * | 2021-12-01 | 2022-03-29 | 珠海科域生物工程股份有限公司 | 一种粪便乳铁蛋白检测试剂盒及其制备方法 |
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