JPS60226509A - 酢ビ系エマルジヨンの製法 - Google Patents

酢ビ系エマルジヨンの製法

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JPS60226509A
JPS60226509A JP8201584A JP8201584A JPS60226509A JP S60226509 A JPS60226509 A JP S60226509A JP 8201584 A JP8201584 A JP 8201584A JP 8201584 A JP8201584 A JP 8201584A JP S60226509 A JPS60226509 A JP S60226509A
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芹沢 洋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、生産性に優れ且つ粘度のバラツキが無く凍結
安定性に優れラミネート用接着剤としての耐熱性のよい
/ リ酢酸ビニル系エマルジョン、特に比較的高粘度の
ポリ酢酸ビニル系エマルジョンの製法に関する。
ポリ酢酸ビニル系エマルジョンは、木工用、建築用、各
種ラミネート用等の接着剤;一般屋内外塗料用バインダ
ー;リシン用、繊維壁用等壁材用パンダー;繊維、織物
、紙、皮革等の各種加工用バインダー;セメントモルタ
ル用混和剤など法尻な用途を有している。
斯る用途のうち、例えば木工用、建築用、各種ラミネー
ト用等の接着剤では、粘度が高くニュートン流動に近い
粘性を有し、且つ、耐熱性の優れたポリ酢酸ビニル系エ
マルジョンが、作業性、機械適性、仕上り状態、接着性
などの観点より要求される。
また、一般屋内外塗料用バインダー、壁材用バインダー
等では、適度な粘度と適餐奉砧養凄適度な構造粘性を有
するポリ酢酸ビニル糸エマルジョンが、上記と同様の観
点より要求される。
従来、以上に述べたようなポリ酢酸ビニル系工v /l
/ シBンヲ得るためには、酢酸ビニルモノマーを必要
に応じコーモノマーと共に水溶性高分子の保護コロイド
の存在下、過酸化水素とオキシカルがン酸を含んでなる
レドックス重合開始剤により乳化重合する方法が広く実
用化されてbる(例えば特公昭30−3843号参照)
しかしながら過酸化水素とオキシカルがン酸を含んでな
るレドックス重合開始剤を用するポリ酢酸ビニル系エマ
ルジョンの従来の製造法では、殊に高粘度のエマルジョ
ンを製造する場合、エマルジョン中に所謂ブツ(比較的
粗大粒子)が多く生成して濾過に長時間を要し且つ残存
モノマーが比較的多いため熟成等に更に時間を要するの
で生産性が低く、且つ得られる製品もロット間の粘度の
バラツキが大きく、凍結安定性も不十分で且つラミネー
ト用接着剤としての耐熱性も劣るといった問題点があり
、之等の問題点の解決が多年の課題であった。
本発明者らは、斯る問題を解決するため鋭意研究の結果
、過酸化水素とオキシカルボン酸を含んでなるレドック
ス重合開始剤に、特定量の鉄族金属イオンを添加して乳
化重合する事により、以上の欠点を一挙に解決した優れ
たポリ酢酸ビニル系エマルジョンの奥法を見出し、本発
明を完成した。
即ち、本発明は、酢酸ビニル千ツマ−を必要に応じコー
モノマーと共に保護コロイドの存在下、過酸化水素とオ
キシカルがン酸を含んでなるレドックス重合開始剤を用
いて乳化重合する方法において、エマルジョン中の水の
重量当り鉄族金属の電量としてO,l Op pm、b
j上LOOppm迄の鉄族金属イオンの存在J藪化重合
を行うことを特徴とする、ポリ酢酸ビニル系エマルジョ
ンの製造方法を提供する。
本発明で用いられる鉄族金属とけFs、Co及びNiを
言うものであり、鉄族金属イオンとけF、+1″+、F
e’″、co+++、CoXN5及びN の3価及び2
価の陽イオン及び上記鉄族金属イオンの錯体を言うもの
である。このような錯体の例としては、クロロ錯体、フ
ルオロ錯体等のハロケ゛ン錯体、シアノ錯体、チオシア
ネート錯体、アセテート錯体、オフサレート錯体等が挙
げられる。
之等の中でもFe X pg 及び之等のイオンの錯体
が好楕でth h−air Fp””−B7f I?n
”が好ましい。之等鉄イオンは硫酸第1鉄、硫酸第2鉄
、モール塩C(NHa) 2Fe (S Oa) 2 
・6H10〕及び鉄ミョウバン等の水溶性の化合物とし
て添加される。応等鉄族金属イオンの使用量は、エマル
ジョン中の水の重量当たり鉄族金属の重量として0.1
0ppm以上100pp常迄、好ましくld 0.10
 p p ?FL以上20ppmk、最も好ましくId
 0.20 p p m以上4ppm迄特に最も好まし
くは0.40ppm以上4ppm迄である。鉄族金属イ
オンの使用量が0.10ppm未満ではエマルジョンの
生産性(濾過性及熟成)の向上が不十分て且つ得られる
エマルジョンの粘度バラツキ、凍結安定性、ラミネート
用接着剤としての耐熱性も劣り好ま1−<なく、一方鉄
族金属イオンが1100ppを超えても格別の利点がな
い評りか着色が生じるので好ましくない。
また、本品明でIl#r用中入4譜コロイド0μIイは
完全ケン化PVAX部分ケン化pVA、カチオン変性、
C00E変性又1l−tS03B変性等の変性pVAX
 $リエチレングリコール、ポリアクリル酸ソーダ、ポ
リアクリル了ミド等の合成物質tヒドロキシエチルセル
ロース(以下、HECと略す)、カルボキシメチルセル
ロース等のセルロース誘導体;カゼイン、テ゛んぶん、
ゼラチン等の天然物質;などの水溶性高分子化合物が挙
げられるが、完全ケン化PVA、部分ケン化PVA及び
完全ケン化pVAと部分ケン化PVAの併用が好ましい
上記保護コロイドの使用量は、一般に、酢酸ビニルモノ
マー(及び必要に応じて用いられるコモノマーとの合計
)に対して1〜20重量%の範囲であり、特に完全ケン
化又は部分ケン化pVAは重合度200〜3000のも
のを単独又は併用で2〜20重に%、BECは2%水溶
液粘度10〜100000cps、のもの1〜5重量%
の範囲である。
また、本発明で使用されるオキシカルボン酸とば、1分
子中にカルボキシル基とアルコール性水酸基をもつ水溶
性有機化鋒物を言う。このようなオキシカルボン酸の例
としては酒石酸、乳酸、クエン酸、リンゴ酸並びにそれ
等の水溶性塩(アルカリ金属塩及びアンモニウム塩等)
を挙げることができる。中でも、酒石酸が好ましい。
上記オキシカルがン酸の1吏用量は、酢酸ビニールモノ
マー(及び必要に応じて用いられるコモンマーとの合計
)に対して通常θ、1〜4.0 重量%の範囲である。
一方過酸化水素の使用量は、30%過酸化水素水溶液換
算で酢酸ビニルモノマー(及び必要に応じ用いられるコ
モノマーとの合計)に対して、通813〜6□いアあ、
。 ;□ 本発明の夷法の対象となるポIJ 6酸ビニル系エマル
ジヨンはホモポリ酢酸ビニルエマルジョン及び酢酸ビニ
ルモノマーとコモノマーとケ共重合したコーポリ酢酸ビ
ニルエマルジョンであり、中でもホモポリ酢酸ビニルエ
マルジョンが好11い。
コーポリ酢酸ビニルエマルジョンの↓造ニ用いられるコ
ーモノマーとし−cu、例えばエチレン、プロピレン等
のオレフインフ1;デaピオン酸ビニル、カプロン酸ビ
ニル、バーサチック酸ビニル等のビニルエステル類;ア
クリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル
、アクリル酸2エチルヘキシル、アクリル酸オクチル 
アクリル酸ラウリル等のアルキル部分の炭素数が1〜2
0のアクリル酸アルキルエステル;メタクリル酸メチル
、メタクリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酔ヘキシル、メタクリルa2−エチルヘキシル、メタ
クリル酸オクチル、メタクリル酸ラウリル、メタクリル
酸ステアリル等のアルキル部分の炭素数が1〜20のメ
タアクリル酸アルキルエステル;メチルビニルエーテル
、エチルビニルエーテル、ステアリルビニルエーテル等
のビニルエーテル;塩化ビニル、臭化ビニル、弗化ビニ
ル等の2、ロダン化ビニル8アクリル酸、メタクリル酸
、クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸等の不飽和カル
ボンm:無水マレイン酸等の酸無水物;アクリルアミド
、メタクリルアミド、N−メチロールアクリル了ミド、
2−ヒドロギシアクリレート、2−ヒドロキシメタクリ
レート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタクリ
レート、ジメチルアミノエチルメタクリレート、ジエチ
ルアミノエチルメタクリレート等の官能基含有単量体;
ジビニルベンゼン、ジアリルフタレート、トリアリルン
アヌレート、酢酸アリル、アクリミニトリル等の単量体
;が列挙できる。
上記コーモノマーの中でもビニルエステル、殊にバーサ
チック酸ビニル及びアルキル部分の炭素数が1〜20の
アクリル酸アルキルエステル、殊にアクリル酸フチル及
びアクリル酸エチルが好ましい− コーモノマーの使用量は酢酸ビニル系コーポリマーの重
量当り50%以下好ましくF′i30“為以下である。
本発明の製法は、比較的高粘度のポリ酢酸ビニル系エマ
ルジョンの夷造に特に適している。本明細書でいう比較
的高粘度のポリ酢酸ビニル系エマルジョンとは、その粘
度(cps、)及び固形分濃度(重量%)が第1図のA
BCDの四辺形、好ましくdcDEFの四辺形の範囲内
に入るものである。なお、A点、E点、D点の固形分濃
度は・30%、B点、F点、6点の固形分濃度1117
0%であり、A点、B点の粘度は1.000 c p 
s 、、E点、F点の粘度は5,00oCp8..6点
、D点の粘度は200.000 e p a 、である
本発明の方法を実施するための乳化重合条件には特に制
限はなく、重合温度、重合圧力、モノマーの仕込方法(
逐次添加の方法など)等の諸条件は、従来の公知の方法
が適用できる。
なお、シード乳化重合、グラフト乳化重合の方法等も採
用することができ、これ等の場合には同一種類又は異な
った種類のポリマーエマルジョンの存在下で乳化重合が
行なわれる。
更に、乳化重合系内に、ノニオン系またはアニオン系の
種々の界面活性剤1フタル虐エステル。
燐酸エステル、アジピン酸エステル等の可塑剤;アルコ
ール類、アルデヒド類、ケトンm、カルzンコオカルボ
ン酸アルキルエステル類、ハロゲン化物、メIレカデタ
7類等の重合度調節剤;酢酸ソーダ、重炭酸ソーダ、リ
ン酸アンモニウム等のpH調整剤;消泡剤;ジメチルグ
リオキシム、ジチゾン、オキシン、アセチルアセトン、
ダリシン、のキレート剤1等を必要に応じて添加しても
よい。
本発明のポリ酢酸ビニル系エマルジョンの製法は、エマ
ルジョン中にブッの生成が殆んど無いので炉布によるP
適時間が極めて短かく且つ未反応モノマーの残存量が少
ないので乳化重合終了後の熟成(引えば90℃に加温1
の時間が大巾に短縮される。更に従来法のように重合開
始前に重合槽の窒素置換を行なわなくても初期重合反応
の開始時間が極めて短い。本発明の製法は上記の如く生
産性が極めて優れている詐りでなく、得られるエマルジ
ョンは凍結安定性が優れ、ロット間の粘度のバラツキが
小さく且つラミネート用接着剤どしての耐熱性が優れて
いるといった優れた効果を奏するものである。
本発明率では、ポリ酢酸ビニル系エマルジョンの粘度#
′jJIs f6828r酢酸ビニル樹脂エマルジョン
試験方法」により測定さ、れる。但し粘度計は■東京計
器製のBH型回転粘度針を使用し、ローターの種類は測
定粘度に応じて適宜選択し、ローターの回転速度は10
R,P、M、とする。
また、ポリ酢酸ビニル系エマルジョンの固形分、pH1
未反応モノマーの残存量および凍結融解安定性の測定も
、同様にJIS K6828に準じて行う。
次に、A′#したポリ酢酸ビニル系エマルジョンの濾過
性および該エマルジョンをラミネート用接着剤として用
いた時の耐熱性は、下記の方法に従って測定した。
〔濾過性試験法〕
(1)濾過時間の測定。
調製したポリ酢酸ビニル系エマルジョン約2tを、冷却
後、第2図の貯槽1(直径1.27m、高さ2mlに配
管2を通して移し、該貯槽の上部空9 間配管3より空気を圧入して、外気に対する相対圧を1
に9/cliとし、濾過を行っている1J11ky/d
の一定相対圧に保つ。P布4id100目のポリエステ
ル製布袋(戸布目263μ×188μ、濾過面積120
0d)を用い、エマルジョン排出管5の下端にゴムバン
ド6で取り付ける。濾過時間は、ポリ酢酸ビニル系エマ
ルジョン1tを濾過するに要する時間により表わす。但
し、炉布目的ぶ上記ぼり酢酸ビニル系エマルジョン中の
ブツによって詰っり時ハ、エマルジョン排出パルプを止
め、手絞りによって炉布中の該ポリ酢酸ビニル系エマル
ジョンを絞り出してから、新しい炉布と交換する。
炉布の交換に呑する時IIJ1はほぼ10分程度である
上記炉布の交換を含めて、1回の濾過に使用した合計の
炉布枚数を併記する。なお、前記エマルジョン排出管下
端からの前記貯槽内のポリ酢酸ビニル系エマルジョンの
液面の濾過開始前の高さり。
は、18m、lt濾通過後高さん、は3.Omであった
(11) プツ量の測定。
調製したポリ酢酸ビニル系エマルジョン100I全IA
Iビーカーに精秤し、これに水500ecを加えて均一
に混合希釈し、予め精秤した200メツシユのステンレ
ス裏金#11t=用いて、該希釈エマルジョンの全量を
濾過した後、金網上でブッを十分に水洗してから、該ブ
ッの付着した金網を熱風循環式乾燥器中で150℃、3
0分間乾燥し、デシケータ中で冷却後精秤する。ブッ竜
ハ、次式に従って計算し、ppmで表示する。
W、#。
ブツ量= −x 1.000.000 (pp rn 
l占 但し、 WI :乾燥後のプツ付着金網の重量C1I)。
Fo:濾過前の金網の重量(め。
W :試料エマルジョンの採取t<y>。
〔耐熱性試験法〕 (1) 試験片の調製。
8μの厚みのアルミニウム箔に、乾燥時2〜411/d
になる様に、ポリ酢酸ビニル系エマルジョンを塗布し、
はぼ2501/rlの紙を重ねて密着し、20℃、65
%RHの温度および湿度の条件下に16時間放置し、試
験片とする。
(11) 耐熱性試験。
ヒートシールテスター〔日本理学工業■製〕を使用し1
加熱源度を変えて5kl?/ffl+P−ジ圧)奪− で0.2秒加熱加圧後、試験片のアルミニウム面の外m
および紙/アルミニウムの接着性を調べ、シワ、フクレ
、ハガレおよび接着力の低下が起こらない最高温度を耐
熱温度とする。
以下、実施例および比較例により、本発明全具体的に説
明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
実施例 1 攪拌機、温度計、滴下装置および還流冷却器全村した反
応槽に、脱イオン水1000重量部、完全ケン化PVA
 lクラレボバールPVA−117:■クラレ製)78
重量部を加え90℃にて1時間攪拌溶解した後、酢酸ソ
ーダ0.7重量部を加え7)Hの調整を行ない、酢酸ビ
ニルモノマー100重量部と可塑剤D B P 4.3
重量部を加え攪拌しながら60℃に保ち、0.01重量
%モール塩水溶液9.4重量部(エマルジョン中の水の
重量に対してFe重量、12’f)’f)M)k添加し
、次いで10重量%酒石酸水溶液を24重量部添加し、
続いて30重量%過酸化水素水溶液28重景部を添加し
て乳化重合させた。重合開始までの時間(誘導期Jt/
′i15分であった。内温ピークをむかえた後、酢酸ビ
ニル七ツマー900重量部にDBP37.6fl13’
部を溶解したもの、および、1.5重量%過酸化水素水
溶液70重量部忙それぞれ別の滴下装置を用いて反応V
MW80〜85℃に保ちながら4時間で滴下した後、8
8〜90℃で2時1…熟成を行なってから、JIS K
6828の方法により未反応モノマー穢ケア則定したと
ころ、0.4%であったので、反応槽上部空間に空気を
流通させながら咳未反応モノマー量が0.2%に低下す
るまで88〜90℃での熟成を続行した。合計の熟成時
間は3時間であった。生成エマルジョンの性状は、第1
表に示す(実施例2〜5.7及び8も同様)。
実施例 2 0.01重量%モール塩水溶液寮9.4膚量部の換りに
0.1重量%モール湯水溶液1.5重量部音用いる以外
に、実施例1と同様にポリ酢酸ビニル系エマルジョン會
調製した。重用したFeイオン量は、エマルジョン中の
水の重量に対して0.20 p pH。
であり、誘導期は8分であつまた。また、2時間熟成後
の未反応モノマー竜ば0,3%であったので、実施例1
と同様に空気を流通させながら熟成を続行した。合計の
熟成時間はλ5時間であった。
実施例 3 0、O1電1%モール塩水溶液9.4重量部の換りに0
,1重量%モール塩水溶液&1重量部を用いる以外は、
実施例1と同様にポリ酢酸ビニル系エマルジョンf:調
饗した。使用したFe イオン量は、エマルジョン中の
水の重量に対して0.40ppm。
であり、誘導期は4分であった。また2時間熟成後の未
反応モノマー量は、0.2%であったので、熟成を終了
した。
実施例 4 0.01重量%モール塩水溶液9.4重量部の換りに1
.0重量%モール塩水溶液1. s重を部を用いる以外
は、実施例1と同様にポリ酢酸ビニル系エマルジョンを
6周環した。1吏用したFeイオン量は、エマルジョン
中の水の重量に対してλOppm。
であり、誘導期は2分であった。また2時間熟成後の未
反応モノマー量は、0.2%であったので、熟成を終了
した。
実施例 5 0.01重量%モール塩水溶液9.4重量部の換りに1
.0市量(熟モール塩水溶液31重量部を用いる以外は
、実施例1と同様にポリ酢酸ビニル系エマルジョンを調
製した。使用したFeイオン量は、エマルジョン中の水
の重量に対し40ppm、”’Cあり、誘導期ri1分
であった。また、2時間熟成後の未反応モノマー量は、
0.2%であったので、熟成を終了した。
実施例 6 実施例4と同一条件で4パツチくり返し重合を行ない、
実施例3の結果とともに重合・ぐラツキを調べた。バラ
ツキ測定の結果を第2表に示す。
比較例 1 添加後90分を経過しても重合開始しなかったので、実
験を中止した。
比較例 2 モール塩水溶液を添加せず、また、モール塩水溶液添加
前に、反応槽内温度を60℃に保ちながら30分間9素
置換を行なう以外は、実施例1と同様にポリ酢酸ビニル
系エマルジョンを調製した。
誘導期Vi30分であった。また、2時間熟成後の未反
応上ツマー量は、1.3%であったので、実施例1と同
様に空気を流通させながら熟成全続行した。合計の熟成
時間id5時間であった。生成エマルジョンの性状は、
第1表に示す。
比較例 3 比較例2と同一条件で4パツチ〈9返し重合を行ない、
比較例2の結果ととも重合/?ラッキを調べた。バラツ
キ測定の結果を第3表に示す。
実施例 7 実施例1と同様の反応槽に、脱イオン水2320重量部
、完全ケン化pVA (クラレボパールPV、4−11
7)52重量部、部分ケン化PVA (タラレボパール
PVA21’l:■クラレ製)148重量部を加え90
℃にて1時間攪拌溶解した後、酢酸ソーダ14重量部を
加えpHの調整を行ない、反応機内温度を80’Cに低
下させてから、1重量%モール塩水溶液3.4重量部(
エマルジョン中の水分の重量当りλoppm、)を添加
し、次いでlO重量%酒石酸水溶液を34.6重量部添
加し、続いて30重量%過酸化水素水溶液6.9重量部
を添加し、続いて酢酸ビニルモノマ−1oooit部に
DBp 1o 0重量部を溶解したもの、および、1.
5重量%過酸化水素水溶液75重竜部をそれぞれ別の滴
下装置を用いて反応温度80〜85℃に保ちながら4時
間で滴下した後、88〜90℃で2時間熟成を行なった
。未反応モノマー量&′10.2%だったので熟成を終
了した。
実施例 8 実施例7に於いて、脱イオン水の仕込み量、PVAの種
類と量、酢酸ソーダの量、酢酸ビニル七ツマ−の量、D
BPの量、モール塩水溶液の量、酒石酸水溶液の量、過
酸化水素水溶液の量を以下に示すように変更する以外は
、実施例7と同様に重合を行なった。
脱イオン水: 749. 重鍛部 〔日本合成化学工業■製〕 酢酸ソーダ:1.0重量部 酢酸ビニルモノマー: 1ooo、重is可塑剤DBp
: 205.を置部 0.1重量%モール塩水溶液: 13重量部(エマルジ
ョン中の水の重量当りのF−量0.39ppm、 1 10重量%酒石酸水溶液: 2&4重量部30重量%過
酸化水素水溶液二6.4重量部(初期添加) 1.5重量%過酸化水素水溶液二 6&7重量部2時間
熟成後の未反応モノマー量は、0.2%以下だったので
熟成を終了した。
実施例 9 実施例1と同様の反応槽に、脱イオン水952重量部と
IIEc(ナトロゾール250LR:吏へ−キュレス社
#)2L7重量部、ノニオン乳化剤〔エマルダン95o
;花王石鹸■)製120.4重量部を加え80℃にて1
時間攪拌溶解した後、酢酸ンーグ0.9重量部ケ加えp
H調整を行ない、酢酸ビニルモノマー80重量部とアク
リル酸ブチルモノマー20重量部を加え攪拌しながら6
0℃に保ち0.1重量%モール塩水溶液14.7重量部
(エマルジョン中の水の重量に対しFe重量O’1jp
HIを添加し、次いで10重量%酒石酸水溶液を2?、
7重量部添加し、続いて30重量%過酸化水素水溶1f
ILλ丁重量部を添加して乳化1合させた。誘導期は2
分であった。内添ピークをむかえた後、酢酸ビニルモノ
マー720重量部にアクリル酸ブチルモノマー180重
量部を溶解したもの、および、2重量%過酸化水素水溶
液68重竜をそれぞれ別の滴下装置を用いて反応温度8
0〜85℃に保ちながら4時間で滴下した後、88〜9
0℃で2時間熟成を行なった。未反応モノマー量は、0
.2%だったので熟成ケ終了した。生成エマルジョンの
性状は、第4表に示す。
比較例 4 モール塙水溶液を添加せず、また、酢酸ビニルモノマー
35重量部とアクリル酸ブチルモノマ−91H量部添加
後攪拌しながら60℃に保って窒素置換を30分゛行な
う以外は実施例7と同様に/ IJ酢酸ヒニル系エマル
ジョンを調製した。誘導期は15分であった。また2時
間熟成後の未反応モノマー量は1.5%であったので、
実施例1と同様の方法で熟成時間を延長した。合計の熟
成時間は5時間であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製法によって製造される比較的高粘度
のポリ酢酸ビニル系エマルジョンの固形分濃度(重量%
)と粘度(cps、)を示す。 第2図にポリ酢酸ビニル系エマルジョンの濾過時間の測
定に用いた装置の断面図である。 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、酢酸ビニルモノマーを必要に応じコーモノマーと共
    に保護コロイドの存在下、過酸化水素とオキシカルボン
    酸を含んでなるレドックス重合開始剤を用いて乳化重合
    するポリ酢酸ビニル系エマルジョンの製法において、エ
    マルジョン中の水の重量当り鉄族金属の重量として0.
    10ppm以上100 ppm迄の量の鉄族金属イオン
    の存在下で乳化重合を行うことを特徴とする製法。 ldeり酢酸ビニル糸エマルジョンの粘度及び固形分濃
    度が第1図のAECDの四辺形の範囲内に入る特許請求
    の範囲第1項記載の製法。 3、 ポリ酢酸ビニル系エマルジョンがホモポリ酢酸ビ
    ニルエマルジョンである特許請求の範囲第1項又は第2
    項記載の製法。
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