JPS60226313A - 車両におけるサスペンシヨン制御装置 - Google Patents

車両におけるサスペンシヨン制御装置

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JPS60226313A
JPS60226313A JP8239384A JP8239384A JPS60226313A JP S60226313 A JPS60226313 A JP S60226313A JP 8239384 A JP8239384 A JP 8239384A JP 8239384 A JP8239384 A JP 8239384A JP S60226313 A JPS60226313 A JP S60226313A
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JP
Japan
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phase difference
road surface
detection means
damping force
vehicle
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Application number
JP8239384A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ito
健 伊藤
Toru Takahashi
徹 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS60226313A publication Critical patent/JPS60226313A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/02Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
    • B60G17/04Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means fluid spring characteristics
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G17/00Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
    • B60G17/015Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
    • B60G17/016Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
    • B60G17/0165Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input to an external condition, e.g. rough road surface, side wind

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サスペンションを路面状態に応じて最適値
に制御する車両におけるサスペンション制御装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来の車両におけるサスペンション制御装置としては、
例えばr1983年8月発行の三菱新型車解説書ギヤラ
ン・エテルナ・シグマNo、 1038730゜112
、117及び118頁」に開示されているものがある。
このものは、車両に設けた加速度センサからの検出信号
に基づき、加速度センサの検出値が左右加速度又は上下
加速度が0.5G以上のときに、ショックアブソーバの
減衰力を通常状態に比較して高めることにより、乗心地
及び操縦安定性を向上させるようにしている。
しかしながら、このような従来の車両におけるサスペン
ション制御装置にあっては、加速度センサの検出値が所
定値以上となったときに、一義的にショックアブソーバ
の減衰力を高めるように構成されていたため、乗心地と
車輪の接地性とを同時に満足することができない問題点
があった。
すなわち、ショックアブソーバの減衰力を変化可能な車
両を使用し、その減衰力を種々変更してうねりがある路
面を走行したときの実験データを第1図(al及び(b
lに示す。
これら第1図(al及び(b)から明らかなように、例
えば車両の左右輪が通過する路面に同位相のうねりがあ
るときには、減衰力が高い程乗心地評価パラメータとし
てのドライパースシート上下加速度及び接地性評価パラ
メータとしての接地荷重変動率を良好に維持することが
できる。逆に、車両の左右輪に逆位相のうねりがあると
きには、減衰力が高い程前記トライバーズシート上下加
速度及び接地荷重変動率が悪化する。したがって、上記
従来例のように、加速度センサの検出値が所定値以上で
あるか否かに応じてショックアブソーバの減衰力を制御
すると、上記のようなうねり路面を走行する際には、乗
心地及び車輪の接地性の双方を同時に満足することがで
きない。
また、第2図fatに示す比較的平坦な砂利路と、うね
り路面でも第2図(bl、 TC)に示す舗装道路のよ
うな表面が平滑な良路におけるうねり路面と、第2図+
dl、 (Qlに示す砂利道のような表面に細かな凹凸
がある悪路におけるうねり路面とでは、第3図(al及
び(blに示すように、同一減衰力であってもトライバ
ーズシート上下加速度及び接地荷重変動率が異なり、前
記従来例では、最適なショックアブソーバの制御を行う
ことができない問題点があった。
(発明の目的〕 この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、路面のうねり状態を検出し、かつ左右輪
の位相差を検出し、これらうねり状態及び位相差に応じ
てサスペンション装置の減衰力を制御することにより、
うねり路面に最適なサスペンション制御を行い、また、
路面状胆記応じた振動中のハネ上共振周波数成分を検出
すると共に、バネ上共振周波数成分に基づき路面うねり
状態を検出し、かつハネ上共振周波数成分の左右輪の位
相差を検出し、これらに基づきサスペンション装置の減
衰力を制御することにより、各種路面状態に応じた最適
なサスペンション制御を行うことによって、上記従来例
の問題点を解決することを目的としている。
〔発明の構成〕
上記目的を達成するために、この出願は、制御信号を入
力することにより、減衰力を変化させることが可能なサ
スペンション装置を少なくとも前2輪又は後2輪に備え
た車両において、前記車両の左右輪位置における路面状
態に応じた車体及び車輪間の相対変位を検出する第1及
び第2の変位量検出手段と、該第1及び第2の変位量検
出手段の検出信号中に含まれるバネ上共振周波数成分に
基づき、路面のうねりが所定値以上のときに検出信号を
出力するうねり状態検出回路と、前記第1及び第2の変
位量検出手段の検出信号に基づき雨検出信号の位相差を
検出する位相差検出回路と、前記うねり状態検出回路及
び位相差検出回路辺検比信号に基づき路面がうねり状態
で且つ位相差が所定値よりも小さいときに前記サスペン
ション装置の減衰力を高める前記制w信号を出力する制
御装置とを備えていることを特徴とする車両におけるサ
スペンション制御装置を特定発明としているまた、この
出願は、制御信号を入力することにより、減衰力を変化
させるようにしたサスペンション装置を少なくとも前輪
側又は後輪側に設けた車両において、前記車両の左右輪
位置における路面状態に応じた車体及び車輪間の相対変
位を検出する第1及び第2の変位量検出手段と、該第1
及び第2の変位量検出手段の検出信号に基づき車両のバ
ネ上共振周波数に対応する振動成分を検出するバネ下周
波数成分検出手段と、前記第1及び第2の変位量検出手
段の検出信号中に含まれるバネ上共振周波数に対応する
振動成分に基づき路面のうねり状態を検出するうねり状
態検出手段と、戯記第1及び第2の変位量検出手段の検
出信号に基づき両者におけるバネ上共振周波数に対応し
た振動成分の位相差を検出する位相差検出手段と、創記
バネ下周波数成分検出手段、うねり状態検出手段及び位
相差検出手段の検出信号に基づき前記サスペンション装
置の減衰力を適正値に制御する前記制御信号を出力する
制御装置とを備えることを特徴とする車両におけるサス
ペンション制御装置を併合発明としている。
〔実施例) 以下、図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。
第4図乃至第9図は、この発明の第1の実施例を示す図
である。
まず、構成を説明すると、第4図において、1a、lb
は前輪、1c、1dは後輪であって、これら車輪1a〜
1d及び車体(図示せず)間にストラット型のサスベン
ジジン装W2a〜2dが装着されている。
サスペンション装ff122〜2dは、第5図に示すよ
うに、減衰力可変ショックアブソーバ3と、この減衰力
可変ションクアブソーバ3の外側に同心的に配置された
コイルスプリング4とを有し、コイルスプリング4の下
端は、減衰力可変ショックアブソーバ3のシリンダ5に
固定されたロアスプリングプレート6に着座し、その上
端は、リング状に形成されたアッパスプリングプレート
7の下面に着座している。アッパスプリングプレート7
は、減衰力可変ショックアブソーバ3のピストンロッド
8上端に外嵌されたベアリングホルダ9に、ベアリング
10を介して相対回動可能に支持されている。
そして、サスペンション装置28〜2dが、その上端を
ベアリングホルダ9とインシュレータプレート11との
間に介在されたマウンティングインシュレータ12を介
して、車体側部材13に固定され、且つ下端に設けられ
た取付目玉14を車輪側部材(図中時)に固定すること
により、車体側及び車輪側間に装着されている。
また、前輪1a、lb側のサスペンション装置2a、2
bにおけるピストンロソ¥8の上端でベアリングホルダ
9の内側には、夫々カバープレート15が外嵌されてい
て、このカバープレート15とベアリングホルダ9との
間に、変位量検出手段16L、16Rが介挿され、これ
らがナツト17によってピストンロッド8に締付固定さ
れている。18はダストカバー、19は変位量検出手段
16L、16Rのリード線である。
減・衰力可変ショックアブソーバ3は、第6図に示スよ
うに、シリンダ5内に、ピストンロッド8の下端に取付
られたピストン21とフリーピストン22とが摺動自在
に配設されており、これらピストン21及びフリーピス
トン22によって流体室A、B及びCが画成されている
。流体室A及びB内には、例えば作動油でなる作動流体
が封入されていると共に、流体室Cには高圧ガスが封入
されている。そして、ピストン21には、上端がピスト
ンロッド8に穿設した流体通路23を介して流体室Aに
連通ずる中心開口24と、これに連接しかつ流体室Bに
連通ずる流体通路25とが穿設され、その中心開口24
内には、流体通路23及び25を連通する透孔26を設
けた円筒状のスプール27が摺動自在に配設されている
。スプール27は、常時は、復帰スプリング2Bによっ
て下方に付勢され、その下方位置がプランジャ29に当
接し、このプランジャ29の下端がケース30の底面に
当接することにより規制されており、この状態で透孔2
6が流体通路25の開口端と対向せざるflilfll
iした位置を採り、したがって、流体通路23及び25
間が非連通状態となっている。また、プランジャ29は
、その回りに配設された電磁ソレノイド31に、リード
線32を介して後述する制御装置50の制御信号CSが
供給された駆動回路33からの励磁電流を供給して付勢
することにより、その励磁電流値に比例して上方に移動
され、これにより、スプール27が復帰スプリング28
に抗して上方に変位して透孔による流体通路23及び2
5間の開口面積が変更され、減衰力が変化される。
変位量検出手段16L、16Rは、例えばバイモルフ型
の圧電素子で構成され、これに加えられる、車輪側から
路面状態に応じて伝達される略表面の平滑度を表すバネ
上共振周波数成分の振′動と路面のうねり状態を表すバ
ネ上共振周波数成分の振動とに基づくシリンダ5及びピ
ストンロッド8の相対変位量に応じた電圧出力でなる変
位量検出信号SL、SRが出力される。
これら変位量検出信号SL、SRは、夫々第7図に示す
ように、バネ上共振周波数成分を分離抽出するカットオ
フ周波数が3〜5Hzに設定されたローパスフィルタ3
5L、35Rに供給され、これらにより分離抽出された
バネ上共振周波数成分FL、FRが、それらの直流成分
を除去するバイパスフィルタ36L、36Rを介して、
夫々走行路面のうねりを検出し、それに応じたうねり検
出信号C8を出力するうねり状態検出回路37に供給さ
れる。このうねり状態検出回路37は、バイパスフィル
タ36L、36Rからの交流信号HL、I(Rが夫々供
給されこれらを直流レベル信号に変換する全波整流回路
及び平滑回路で構成されるAC−DC変換回路38L、
38Rと、それらの変換出力DL、DRが供給される加
算回路39と、その加算出力Vslが一方の入力側に供
給される比較回路40とから構成されている。
ここで、比較回路40の他方の入力側には、比較設定電
圧Vrlが供給され、この比較回路40からVsl≦V
rlのとき低レベル’L″、Vsl>Vrlのとき高レ
ベル“H”の比較出力をうねり状態検出信号C^として
出力する。
一方、前記バイパスフィルタ37L、37Rの出力信号
HL、HRが、位相差検出回路41に供給される。この
位相差検出回路4゛1は、バイパスフィルタ37L、3
7Rの出力信号HL、HRが夫々供給される加算回路4
2及び減算回路43と、それらの加算出力Vs2及び減
算出力VCを直流電圧信号に変換する前記AC−DC変
換回路38L。
38Rと同様のA(、−DC変換回路44及び45と、
これらから出力される直流レベル信号Vε及びVFが供
給される比較回路46とから構成されている。
・ ここで、比較回路46は、これに入力される直流レ
ベル信号VE及びVFがVE >VFのときに高レベル
″H″、■E≦VFのときに低レベル“L”の比較出力
を位相差検出信号CBとして出力する。
而して、うねり状態検出回路37から出力されるうねり
状態検出信号C8と、位相差検出回路41から出力され
る位相差検出信号Caが、制御装置50に入力される。
この制御装置50の一例は、インターフェイス回路、演
算処理装置及び記憶装置を少なくとも有するマイクロコ
ンピュータで構成され、前記比較出力CA及びCSに基
づき所定の演算処理を実行して、前記サスペンション装
置2a〜2dの減衰力可変ショックアブソーバ3を制御
する制御信号CSを前記駆動回路32に出力する。
ここで、マイクロコンピュータの処理手順について、第
8図を伴って説明する。
すなわち、マイクロコンピュータは、常時は、メインプ
ログラムを実行しており、図示しない車速検出器、操舵
角検出器の検出信号に基づき車両の走行状態に応じて減
衰力可変ショックアブソーバ3の減衰力をその走行状態
に最適な状態に制御している。この走行制御状態で、例
えば20+sec毎に第8図のタイマ割込処理が実行さ
れる。
まず、ステップ■でうねり状態検出回路37のうねり状
態検出信号C8を読み込み、次いでステップ■に移行し
て、うねり状態検出信号C^が高レベル“H”であるか
否かを判定する。このとき、Ca−りであるときには、
そのまま割込処理を終了し、メインプログラムに復帰し
て、通常の車速、操舵角等に応じて減衰力可変ショック
アブソーバ3の減衰力を制御する。逆に、Ca−Hであ
るときには、ステップ■以降の路面うねり状態に応した
路面うねり状態処理プログラムに移行する。
すなわち、ステップ■で、位相差検出回路41からの位
相差検出信号CBを読み込み、次いで、ステップ■に移
行する。このステップ■では、位相差検出信号Caが高
レベル“H”であるか否かを判定する。このとき、Ca
−Hであるときには、ステップ■に移行して、減衰力可
変ショックアブソーバ3を高減衰力に制御する低レベル
“L”の制御信号CSを駆動回路33に出力してからス
テップ■に戻る。また、ステップ■でC5=Lであると
きには、ステップ■に移行して、減衰力可変ショックア
ブソーバ3を低減衰力に制御する高レベル”H″の制御
信号C3を出力してからステップ■に戻る。
次に、作用について説明する。まず、時点t1で車両が
うねりのない路面を走行しているものとすると、通常は
、マイクロコンピュータがメインプログラムを実行して
おり、車両の走行状態即ち車速、操舵角等に応じて減衰
力可変ショックアブソーバ3の減衰力を適正値に制御し
ている。この走行制御状態で、29m5ec毎に第8図
のタイマ割込処理が実行される。
このタイマ割込処理が実行されると、ステップ■でうね
り状態検出回路37から出力されるうねり状態検出信号
C^を読み込む。このとき、車両はうねりのない良路を
走行しているので、車輪を介して伝達される路面反力は
少なく、したがって、変位量検出手段16L、16Rの
変位量検出信号SL、SRは、第9図(aa) 、(a
b)に示す如く、共に比較的低周波数のハネ上共振周波
数成分に、比較的高周波数成分のハネ上共振周波数成分
が重畳された検出信号となり、このときのバネ上共振周
波数成分及びハネ上共振周波数成分の振幅が共に小さく
なる。このため、ローパスフィルタ35L、35Rでバ
ネ上共振周波数成分FL、FRが第9図(ba) 、(
bb)に示す如く分離抽出され、これらバネ上共振周波
数成分FL、FRがバイパスフィルタ36L、36Rで
第9図(ca) 、(cb)に示す如く直流成分が除去
された交流信号HL。
HRに変換される。次いで、交流信号HL、HRがうね
り状態検出回路37に供給され、そのAC−DC変換回
路38L、38Rで第9図(da) 。
(db)に示す如く直流電圧でなるうねり状態検出信号
DL、DRに変換される。その結果、平坦な良路走行時
のうねり状態検出信号DL、DRの値は比較的小さくな
り、これらを加算回路39で加算した加算値Vslも第
9図telに示す如く小さくなるので、Vsl≦Vrl
となって、比較回路4oがら第9図(f)に示す如く低
レベル“L”のうねり状態検出信号C^が出力されてい
る。
したがって、ステップ■でCA’=Lと判定されるので
、そのまま割込処理を終了して、メインプログラムに復
帰する。その結果、減衰力可変ショックアブソーバ3は
、メインプログラムにより、そのときの走行状態即ち直
進走行或いは旋回走行に応じた減衰力に制御されている
そして、このステップ■、ステップ■の処理が車両が平
坦な良路を走行している間20m5ec毎に繰り返され
る。なお、表面に砂利等を敷いた平坦な路面を走行する
場合も前記と同様の処理が実行される。
次に、時点t2で車両が左右輪で同相となるうねり路面
を走行する状態となると、サスペンション装@2a、2
bの減衰力可変ショックアブソーバ3に夫々路面のうね
り状態に応じた同相のバネ上共振周波数成分の振動が供
給されることになり、変位量検出手段16L、16Rか
ら第9図(aa) 。
(ab)に示す如く、比較的振幅の大きいバネ上共振周
波数成分に、表面の凹凸状態に応じた振幅のバネ上共振
周波数成分が重畳した変位量検出信号SL、SRが出力
される。そして、これら変位量検出信号SL、SR中に
含まれるバネ上共振周波数成分FL、FRをローパスフ
ィルタ35L、35Rで第9図(ba) 、(bb)に
示す如く分離抽出し、バイパスフィルタ36L、36R
で直流成分を除去してから、うねり状態検出回路37に
供給する。このため、うねり状態検出回路37のAC−
DC変換回路38L、38Rで第9図(da) 。
(db)に示す如く直流レベル信号DL、DRに変換す
ると、加算回路39の加算出力Vslは、第9図(e)
に示す如く、そのレベルが設定レベル信号Vr1以上と
なる。その結果、比較回路40から高レベル“H”のう
ねり状態検出信号C8が出力される。
一方、バイパスフィルタ36L、36Rから出力される
交流信号HL、HRが位相差検出回路41にも供給され
るので、両者が加算回路゛42で加算されて第9図(g
)に示す如く振幅の大きな加算出力Vs2が出力され、
この加算出力Vs2がAC,−DC変換回路44で第9
図(hlに示す如く前記加算出力Vslと同様の直流レ
ベル信号VEに変換される。
これと同時に、交流信号HL、HRが減算回路43に供
給されるので、この減算回路43から第9図111に示
す如く両者の差値でなる略零の減算出力VCが出力され
、これがA(、−DC変換回路45で第9図U)に示す
如く直流レベル信号VFに変換される。そして、両直流
レベル信号VE、VFが比較回路46に供給される。こ
のとき、VE >VPであるので、比較回路46から第
9図(klに示す如く高レベル“H”の位相差比較信号
CBが出力される。
このため、第8図の割込処理が実行されると、ステップ
■でうねり状態検出回路37の検出信号C^を読み込み
、次いでステップ■で検出信号C8が高レベル“H”で
あるか否か判定し、このとき検出信号C^が高レベル“
H”であるので、ステップ■に移行する。このステップ
■では、位相差検出回路41の検出信号Caを読み込み
、次いでステップ■で検出信号CI+が高レベル″H”
であるか否かを判定する。このとき、前記したように検
出信号Caが高レベル″H”であるので、ステップ■に
移行して各サスペンション装置2a〜2dの減衰力可変
ショックアブソーバ3の減衰力を高める低レベル“L”
の制御信号C8を駆動回路33に出力する。
このように、低レベル”L″の制御信号C3を駆動回路
33に出力すると、この駆動回路33から出力される励
磁電流が遮断状態となり、このため、減衰力可変ショッ
クアブソーバ3の電磁ソレノイド31は、非付勢状態に
制御される。したがって、スプール27が復帰スプリン
グ28によって下降した位置に保持されるので、透孔2
6が流体通路25と岨蘭した位置となり、流体通路23
及び25が非連通状態となる。その結果、減衰力可変シ
ョックアブソーバ3の減衰力が高められる。
次いで、ステップのに戻り、前記と同様の処理を異なる
路面を走行する状態となるまで継続され、平坦な路面走
行状態となると、メインプログラムに復帰する。
また、時点t3で、車両が左右輪に逆相となるうねり路
面を走行する状態となると、サスペンション装置2a、
2bの減衰力可変ショックアブソーバ3に夫々路面のう
ねり状態に応じた逆相のバネ上共振周波数成分の振動が
供給されることになり、変位量検出手段16L、16R
から第9図(aa) 。
(ab)に示す如く、比較的振幅の大きいバネ上共振周
波数成分に表面の凹凸状態に応じた振幅のバネ上共振周
波数成分が重畳した変位量検出信号SL、SRが出力さ
れる。したがって、ローパスフィルタ35L、35Rか
ら第9図(ba) 、(bb)に示す如く、互いに逆位
相のバネ上共振周波数成分FL、FIILが出力される
。このバネ上共振周波数成分F L 、F Rがバイパ
スフィルタ36L、36Rで直流成分を除去してからう
ねり状態検出回路37に供給される。したがって、AC
−DC変換回路38L、38Rで直流レベル信号DL、
DRに変換され、これら直流レベル信号DL、DRが加
算回路39で加算されるので、その加算出力Vslは、
第9図(elに示す如く、うねりのない平坦な路面を走
行しているときの加算出力Vslに比較して高レベルと
なる。このため、比較回路40から高レベル“H”のう
ねり状態検出信号C^が出力される。
一方、バイパスフィルタ36L、36Rから出力される
交流信号HL、HRが位相差検出回路41に供給される
ので、両者が加算回路42で加算されるので、その加算
出力Vs2は第9図(aに示す如(、零レベルとなり、
AC−DC変換回路44の直流レベル信号VEも第9図
(hlに示す如く零レベルとなる。
他方、バイパスフィルタ36L、36Rからの交流信号
HL、HRが減算回路43に供給されるので、その減算
出力Vcは第9図+1)に示す如く、振幅が大きくなり
、これをAC−DC変換回路45で第9図(J)に示す
如く、その実効値でなる比較的高レベルの直流レベル信
号VFに変換する。
そして、直流レベル信号VE及びVFが比較回路46に
供給され、このときVB≦VFであるので、この比較回
路46から第9図(k)に示す如く低レベル“L”の位
相差検出信号CBが出力される。
したがって、第8図の割込処理が実行されると、まず、
ステップ■でうねり状態検出回路37の検出信号C^を
読み込み、この検出信号C^が高レベル”H”であるこ
とにより、ステップ■からステップ■に移行して、位相
差検出回路41の検出信号CBを読み込み、次いで、ス
テップ■で検出信号C@が高レベル“H”であるか否か
を判定する。このとき、検出信号CBが低レベル“L”
であるので、ステップ■に移行して、各サスペンション
装置2a〜2dの減衰力可変ショックアブソーバ3の減
衰力を低下させる高レベル“H”の制御信号CSを駆動
回路33に出力する。
このように、高レベル“H”の制御信号C8を駆動回路
33に出力すると、この駆動回路33から所定値の励磁
電流が出力され、このため、減衰力可変ショックアブソ
ーバ3の電磁ソレノイド31は、付勢状態に制御される
。したがって、スプール27が復帰スプリング28に抗
して上昇し、透孔26が流体通路25と連通ずる状態と
なり、流体通路23及び25が連通状態となるので、流
体室A及び8間の作動流体の流体抵抗が減少して、減衰
力可変ションクアブソーバ3の減衰力が低下される。
次いで、ステップ■に戻り、前記と同様の処理を異なる
路面を走行する状態となるまで継続する。
上記のようにこの発明の第1の実施例によれば、車両が
うねりがない平坦な路面を走行している状態では、各サ
スペンション装置2a〜2dにおける減衰力可変ショッ
クアブソーバ3の減衰力を、車速、操舵角等に基づく車
両走行状態に応じた最適状態に制御し、この状態から車
両が左右輪に同相の路面反力を与えるうねり路面を走行
する状態となると、減衰力可変ショックアブソーバ3を
高減衰力に切り換え、逆に左右輪に逆相の路面反力を与
えるうねり路面を走行する状態となると、減衰力可変シ
ョックアブソーバ3を低減衰力に切り換えることにより
、うねり路面走行時の乗心地を確保すると共に、車輪の
接地性を向上させて操縦安定性を確保することができる
次に、この発明の第2の実施例を第10図以下について
説明する。
この第2の実施例においては、良路、悪路等の路面状態
に応じて、減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を、
乗心地及び操縦安定性を確保し得るように制御するよう
にしたものである。
すなわち、第10図に示すように、前記第1の実施例に
おける第7図の構成に加えて、変位量検出信号16L、
16Rからの変位量検出信号SL。
SRを路表面の凹凸状態即ち舗装路であるか砂利路であ
るかを検出する路面平滑度検出回路55が設けられてい
る。
この路面平滑度検出回路55は、変位量検出信号SL、
SR中に含まれる比較的高周波数(10〜12H2)の
バネ下共振周波数成分を分離抽出するカットオフ周波数
が3〜5Hzに設定されたバイパスフィルタ56L、5
6Rと、それらの出力信号GL、、GRを直流レベル信
号Vs、Vtに変換するAC−DC変換回路57L、5
7Rと、それらから出力される直流レベル信号V H+
 V Rを加算する加算回路58と、その加算出力Vs
4を所定の設定電圧Vr2と比較する比較回路59とか
ら構成されている。
ここで、比較回路59は、加算回路58からの加算出力
Vs4が設定信号Vr2の値以下のとき低レベル“L”
、加算出力Vs4が設定信号Vr2を越えているとき高
レベル“H”の比較出力が平滑度検出信号Ccとして出
力される。
また、制御装置50のマイクロコンピュータで第11図
に示す割込処理が実行される。
すなわち、ステップ■で、うねり状態検出回路37の検
出信号C^、位相差検出回路41の検出信号CB及び平
滑度検出回路55の検出信号Ccを夫々読み込み、これ
らを記憶装置の所定記憶領域に一時記憶する。
次いで、ステップ@に移行して、検出信号Ccが高レベ
ル“H”であるか否かを判定する。このとき、Cc=L
であるときには、ステップ■に移行して、検出信号CA
が高レベル1H”であるか否かを判定し、C^=してあ
るときには、そのまま割込処理を終了してメインプログ
ラムに復帰する。
また、ステップ■でCc−H及びステップ■でCA=H
のときには、ステップ■に移行して、検出信号C^、C
o及びCcの値に基づいて乗心地指向記憶テーブルMT
I又は接地性指向テーブルMT2を参照して、減衰力可
変ショックアブソーバ3の減衰力の設定値を算出する。
ここで、乗心地指向記憶テーブルMTIは、第12図に
示すように、予め第3図に記載したデータ等の車両の諸
元に基づいて作成され、これが記憶装置の所定記憶領域
に記憶されている。また、接地性指向記憶テーブルMT
2は、第13図に示すように、予め車両の諸元に基づい
て作成され、これが記憶装置の所定記憶領域に記憶され
ている。
次いで、ステップ■に移行して、前記ステップ■で算出
した設定値に応じた値の制御信号CSをD−/A変換回
路60を介して駆動回路33に出力してからステップ■
に戻る。
次に、作用について説明する。まず、車両がうねりのな
い舗装路面を走行している状態では、変位量検出手段1
6L、16Rから第9図(aa) 。
(ab)に示す如く、振幅の極めて少ないバネ上共振周
波数成分に路面平滑度を表す小振幅のバネ上共振周波数
成分が重畳した変位量検出信号SL。
SRが出力される。
したがって、バイパスフィルタ56L、56Rからは、
バネ上共振周波数成分GL、GRが分離抽出されて出力
され、これらがAC−DC変換凹Ia571.、 57
 Rテ直流しヘル信号Vs 、VIニ変換され、加算回
路5Bで加算されるが、その加算出力Vs4は、比較的
低レベルであるので、比較回路59からは、低レベル“
L”の平滑度検出信号CCが出力される。
一方、路面がうねりのない平坦な路面であるので、うね
り状態検出回路37からは、低レベル“L”の検出信号
C8が出力されている。
このため、例えば2’ Om5ec毎に第11図の割込
処理が実行されると、ステップ0からステップ[相]、
ステップ0を経て割込処理を終了してメインプログラム
に復帰するので、減衰力可変ショックアブソーバ3は実
質的にメインプログラムにより車、速、操舵角等に応じ
て制御される。
この良路走行状態から左右輪に同相となるうねりがある
舗装路面を走行する状態となると、平滑度検出回路55
からの検出信号Ccは低レベル“L”を維持するが、う
ねり状態検出回路37の検出信号C8が高レベル“H”
となると共に、位相差検出回路41の検出信号CBが高
レベル“H”となる。
したがって、第11図の割込処理が実行されると、ステ
ップ■、ステップ0を経てステップ■からステップ0に
移行し、第12図又は第13図の記憶テーブルMT1.
MT2を参照して減衰力可変ショックアブソーバ3の減
衰力指令値を乗心地及び接地性を重視する高減衰力40
0 kgs/mに選定する。次いで、ステップ■に移行
して、前記減衰力指令値に応じた値の制御信号CSをD
/A変換器60を介して駆動回路33に出力する。
このため、制御信号CSがD/A変換器60でアナログ
信号に変換されて駆動回路33に供給されるので、駆動
回路33から比較的低い励磁電流が出力される。その結
果、減衰力可変ショックアブソーバ3の電磁ソレノイド
31が付勢されて、プランジャ29が僅かに上昇し、ス
プール27が復帰スプリング28に抗して僅かに上方に
移動され、透孔26と流体通路25との開口面積が最小
となり、減衰力が最大となり、乗心地及び接地性を向上
させることができる。
その後、ステップ■に戻り、上記の平滑同相うねり路制
御を、異なる路面を走行する状態となるまで継続する。
この平滑同相うねり路を走行している状態から平滑逆相
うねり路を走行する状態となると、平滑度検出回路55
の検出信号CC及びうねり状態検出回路37の検出信号
C^は共に低レベル“L”を維持し、位相差検出回路4
1の検出信号ceが高レベル“H”に転換する。
このため、第11図のステップ[相]で記憶テーブルM
TI、MT2を参照して、減衰力指令値として40 k
gs/laを選択し、次いで、ステップ[相]でその減
衰力指令値に応じた値の制御信号CSを出力して、減衰
力可変ショックアブソーバ3の減衰力を乗心地及び接地
性を重視した最小値に制御する。
その後、平滑逆相うねり路を走行している状態からうね
りのない平坦な砂利路を走行する状態となると、変位量
検出手段16L、16Rに伝達されるバネ上共振周波数
成分の振幅が大きくなるので、平滑度検出回路55の検
出信号Ccが高レベル“H”に転換し、かつうねり状態
検出回路37の検出信号C^が低レベル“L”に転換す
る。
このため、第11図のステップ@からステップ■に移行
して、検出信号Cc及びC^に基づき、乗心地(又は接
地性)を重視するときには、記憶テーブルMTI(又は
MT2)を参照して、減衰力指令値として5 Q kg
s/m (又は200kg5/m)を選択し、次いで、
ステップ[相]でその減衰力指令値に応じた値の制御信
号CSを出力して、減衰力可変ショックアブソーバ3の
減衰力を乗心地(又は接地性)を重視した最適値に制御
する。
同様に、車両が荒れていて左右輪に同相(又は逆相)と
なるうねり路を走行する場合には、記憶テーブルMTI
又はMT2を参照して、当該うねり路の走行に最適な減
衰力に減衰力可変ショックアブソーバ3を制御する。
このように、第2の実施例においては、路面のうねり状
態に加えて、表面の平滑度を検出して、減衰力可変ショ
ックアブソーバ3の減衰力を制御するようにしているの
で、路面状態に応じてきめ細かな制御を行うことができ
る。
なお、上記各実施例においては、変位量検出手段16L
、16Rとし′て圧電素子を適用した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、車両の左右輪
位置に対応させて車体に配設した超音波を使用した距離
検出器、減衰力可変ショックアブソーバ3のシリンダ8
及びピストンロッド9の相対変位量をピストンロッド9
′に装着したシリンダ8に達するカバーの内面に検出コ
イルを巻装してそのインダクタンス又はインピーダンス
変化を検出する変位量検出手段等を適用することができ
、要は路面状態に応じたバネ上共振周波数成分及びバネ
上共振周波数成分を検出可能な検出器であればよい。
また、上記各実施例においては、制御装置としてマイク
ロコンピュータを適用した場合について説明したが、こ
れに限定されるものではなく、論理回路、比較回路等の
電子回路を組み合わせて構成することもできること勿論
である。
さらに、上記各実施例においては、前輪側及び後輪側に
夫々減衰力可変ショックアブソーバを備えたサスペンシ
ョン装置を設けた場合について説明したが、前輪側又は
後輪側の一方のみに減衰力可変ショックアブソーバを備
えたサスペンション装置を設けるようにしてもよい。
またさらに、減衰力可変ショックアブソーバ3としては
、上記構成に限定されるものではなく、制御信号を入力
することにより、減衰力を変更し得る構成を有するもの
であれば、任意の減衰力可変ショックアブソーバを適用
し得る。
また、制御装置50から出力する制御信号としては、所
要の電流指令値である場合に限定されるものではなく、
所定のデユーティ比を有するパルス出力とし、これによ
り減衰力可変ショックアブソーバ3の電磁ソレノイド3
1をチョッパ制御するようにしてもよい。
(発明の効果〕 以上説明したように、特定発明によれば、走行路面にう
ねりがあるか否か及びうねりがある場合にそのうねりの
位相差に応じて、減衰力可変ショックアブソーバの減衰
力を制御するようにしているので、如何なるうねり路面
であってもその走行に最適な減衰力可変ショックアブソ
ーバの制御を行うことができ、乗心地及び車輪の接地性
を向上させることができるという効果が得られる。
また、併合発明によれば、上記特定発明に加えて走行路
表面の平滑度を検出し、これを加味して減衰力可変ショ
ックアブソーバの減衰力を制御するようにしているので
、よりきめ細かな減衰力制御を行うことができ、乗心地
及び接地性をより向上させることができるという効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図(al及び[b)は夫々うねり路面を走行したと
きのショックアブソーバの減衰力とトライバーズシート
上下加速度との関係を示すグラフ及びショックアブソー
バの減衰力と接地荷重変動率との関係を示すグラフ、第
2図t8)〜[e)は夫々各種路面状態における路面状
態検出信号を示す信号波形図、第3図(a)及び山)は
夫々各種路面を走行したときのシロツクアブソーバの減
衰力とトライバーズシート上下加速度との関係を示すグ
ラフ及びショックアブソーバの減衰力と接地荷重変動率
との関係を示すグラフ、第4図はこの発明の一実施例を
示す概略構成図、第5図はこの発明に適用し得るサスペ
ンション装置の一例を示す断面図、第6図は、この発明
に適用し得る減衰力可変ショックアブソーバの一例を示
す断面図、第7図はこの発明の第1の実施例を示すブロ
ック図、第8図はその処理手順を示す流れ図、第9図は
この発明の詳細な説明に供する各部の信号波形図、第1
0図はこの発明の第2の実施例を示すブロック図、第1
1図はその処理手順を示す流れ図、第12図は乗心地指
向記憶テーブルを示す図、第13図は接地性指向記憶テ
ーブルを示す図である。 la、lb・・・・・・前輪、lc、ld・・・・・・
後輪、2a〜2d・・・・・・サスペンション装置、3
・・・・・・減衰力可変ショックアブソーバ、4・・・
・・・コイルスプリング、16L、16R・・・・・・
変位量検出手段、23゜25・・・・・・流体通路、2
6・・・・・・透孔、27・・・・・・スプール、28
・・・・・・復帰スプリング、31・・・・・・電磁ソ
レノイド、33・・・・・・駆動回路、35L、35R
・・・・・・ローパスフィルタ、36L、36R・・・
・・・バイパスフィルタ、37・・・・・・うねり状態
検出回路、38L、38R・・・・・・AC−DC変換
回路、39・・・・・・加算回路、40・・・・・・比
較回路、41・・・・・・位相差検出回路、42・・・
・・・加算回路、43・・・・・・減算回路、44.4
5・・・・・・AC−DC変換回路、46・・・・・・
比較回路、50・・・・・・@御装置、55・・・・・
・路面平滑度検出回路。 (0) 、b、 ショックア7tノーIζ′ジ〆An (kg’/ml 
シラ・7クアプソーバ゛2轟゛栽カ(に9鴨〕(G)(
d) (b)(e) 石−/)、/ゝ (0)(b) :y;1−477−/−バ3761η(kg5/rn)
 ン3wり77゛ソーノ\゛扉(表刃〔kgS/mン第
6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11制御信号を入力することにより、減衰力を変化さ
    せることが可能なサスペンション装置を少なくとも前2
    輪又は後2輪に備えた車両において、前記車両の左右輪
    位置における路面状態に応じた車体及び車輪間の相対変
    位を検出する第1及び第2の変位量検出手段と、該第1
    及び第2の変位量検出手段の検出信号中に含まれるバネ
    上共振周波数成分に基づき、路面のうねりが所定4a以
    上のときに検出信号を出力するうねり状態検出回路と、
    前記第1及び第2の変位量検出手段の検出信号に基づき
    雨検出信号の位相差を検出する位相差検出回路と、前記
    うねり状態検出回路及び位相差検出回路の検出信号に基
    づき路面がうねり状態で且つ位相差が所定値より小さい
    ときに前記サスペンション装置の減衰力を高める前記制
    御信号を出力する制御装置とを備えていることを特徴と
    する車両におけるサスペンション制御装置。 (2)制御信号を入力することにより、減衰力を変化さ
    せるようにしたサスペンション装置を少なくとも前輪側
    又は後輪側に設けた車両において、前記車両の左右輪位
    置における路面状態に応じた車体及び車輪間の相対変位
    を検出する第1及び第2の変位量検出手段と、該第1及
    び第2の変位量検出手段の検出信号に基づき車両のバネ
    上共振周波数に対応する振動成分を検出するバネ下周波
    数成分検出手段と、前記第1及び第2の変位量検出手段
    の検出信号中に含まれるバネ上共振周波数に対応する振
    動成分に基づき路面のうねり状態を検出するうねり状態
    検出手段と、前記第1及び第2の変位量検出手段の検出
    信号に基づき両者におけるバネ上共振周波数に対応した
    振動成分の位相差を検出する位相差検出手段と、前記バ
    ネ下周波数成分検出手段、うねり状態検出手段及び位相
    差検出手段の検出信号に基づき前記サスペンション装置
    の減衰力を適正値に制御する前記制御信号を出力する制
    御装置とを備えることを特徴とする車両におけるサスペ
    ンション制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63166612A (ja) * 1986-12-26 1988-07-09 Nissan Motor Co Ltd 車高制御装置
JPH0256008U (ja) * 1988-10-18 1990-04-23
FR2683776A1 (fr) * 1991-10-05 1993-05-21 Bosch Gmbh Robert Systeme pour l'obtention d'un signal representant la surface de la chaussee, utilise pour des systemes de reglage, de commande de la dynamique de marche d'un vehicule automobile.

Cited By (3)

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FR2683776A1 (fr) * 1991-10-05 1993-05-21 Bosch Gmbh Robert Systeme pour l'obtention d'un signal representant la surface de la chaussee, utilise pour des systemes de reglage, de commande de la dynamique de marche d'un vehicule automobile.

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