JPS60224452A - 糖蜜の固化法 - Google Patents
糖蜜の固化法Info
- Publication number
- JPS60224452A JPS60224452A JP59079828A JP7982884A JPS60224452A JP S60224452 A JPS60224452 A JP S60224452A JP 59079828 A JP59079828 A JP 59079828A JP 7982884 A JP7982884 A JP 7982884A JP S60224452 A JPS60224452 A JP S60224452A
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- Japan
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- molasses
- weight
- parts
- slaked lime
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/80—Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
- Y02P60/87—Re-use of by-products of food processing for fodder production
Landscapes
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【1伍艷
この発明は、廃糖蜜等の糖蜜を固化して固形糖蜜を得る
方法に関する。
方法に関する。
廃糖蜜は、蔗糖、甜菜糖、ビート糖等を精製する際に生
じる副産物であって、約20重量%の水分の他に蔗糖、
転化等、セルロース、塩、灰分等を含む黒褐色の粘稠液
体であり、混在する塩や灰分によって蔗糖の結晶分離が
できないものである。
じる副産物であって、約20重量%の水分の他に蔗糖、
転化等、セルロース、塩、灰分等を含む黒褐色の粘稠液
体であり、混在する塩や灰分によって蔗糖の結晶分離が
できないものである。
この廃糖蜜は、風味に欠けるため食用に供されないが、
高栄養価であるため、家畜用飼料として利用することが
考えられる。
高栄養価であるため、家畜用飼料として利用することが
考えられる。
しかしながら、廃、糖蜜は上述のように粘稠な液体であ
るので、貯蔵、運搬の際の容器の費用が嵩む不都合があ
る。そこで、廃糖蜜を固化して固形化すれば、梱包、輸
送、貯蔵が簡便に行え、流通コストの低減を計ることが
できる。
るので、貯蔵、運搬の際の容器の費用が嵩む不都合があ
る。そこで、廃糖蜜を固化して固形化すれば、梱包、輸
送、貯蔵が簡便に行え、流通コストの低減を計ることが
できる。
従来技 とその 、
廃糖蜜を固化する方法として、まず他の固形飼料に廃糖
蜜を含浸させる方法があるが、この方法では含浸後廃糖
蜜が再び浸出してしまう欠点がある。また、自然乾燥で
固化させるには粘稠であるので時間がかかりすぎ、加熱
脱水させるのではコストがかかりすぎる。シリカゲル、
ベントナイト、活性炭で水分を吸収し、固化させようと
しても粘稠性が増すだけで、固化するには至らない。さ
らに、ポリアクリルアミドを添加し、加熱脱水する方法
(特開昭53−9331号公報)が提案されているが、
ポリアクリルアミドは食品用として問題があり、加熱脱
水することも経済的にも不利である。
蜜を含浸させる方法があるが、この方法では含浸後廃糖
蜜が再び浸出してしまう欠点がある。また、自然乾燥で
固化させるには粘稠であるので時間がかかりすぎ、加熱
脱水させるのではコストがかかりすぎる。シリカゲル、
ベントナイト、活性炭で水分を吸収し、固化させようと
しても粘稠性が増すだけで、固化するには至らない。さ
らに、ポリアクリルアミドを添加し、加熱脱水する方法
(特開昭53−9331号公報)が提案されているが、
ポリアクリルアミドは食品用として問題があり、加熱脱
水することも経済的にも不利である。
1貝!すU飢
この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、廃糖蜜な
どの糖蜜を簡単かつ確実に、しかも安価に固化できる糖
蜜の固化法を提供することを目的とするものである。
どの糖蜜を簡単かつ確実に、しかも安価に固化できる糖
蜜の固化法を提供することを目的とするものである。
、明の構成とその作用効果
この発明の糖蜜の同化法は、糖蜜100重量部に対して
消石灰3〜12重量部およびアーウィン3〜10重向部
を混和するものである。
消石灰3〜12重量部およびアーウィン3〜10重向部
を混和するものである。
糖蜜としては、上記廃糖蜜以外に蔗糖等の糖分を含む糖
水溶液があり、通常その水分量が20重世%以下のもの
が用いられる。水分量が20重量%を超えると、消石灰
を12重量部以上、アーウィンを10重量部以上添加し
ないと糖蜜が固化せず、特に、消石灰が12重量部以上
に加えると、pHが高くなりすぎて、飼料としたときに
不都合となる。
水溶液があり、通常その水分量が20重世%以下のもの
が用いられる。水分量が20重量%を超えると、消石灰
を12重量部以上、アーウィンを10重量部以上添加し
ないと糖蜜が固化せず、特に、消石灰が12重量部以上
に加えると、pHが高くなりすぎて、飼料としたときに
不都合となる。
消石灰(Ca(OH)z>は、糖蜜を固化させるもので
あって、3重量部未満では糖蜜の粘性を若干上昇さぼる
だけであって、このまま放置しても固化するには至らな
い。また、12重量部を超えると、過飽和となり、pH
が上昇して12以上となって飼料としてときに不適当で
ある。ところで、消石灰だけを12重量部添加した場合
には、未だ流動性が残ってしまう。そこで、これにアー
ウィンを併用しているのである。
あって、3重量部未満では糖蜜の粘性を若干上昇さぼる
だけであって、このまま放置しても固化するには至らな
い。また、12重量部を超えると、過飽和となり、pH
が上昇して12以上となって飼料としてときに不適当で
ある。ところで、消石灰だけを12重量部添加した場合
には、未だ流動性が残ってしまう。そこで、これにアー
ウィンを併用しているのである。
アーウィンは、コンクリートの急結剤として用いられる
ものであって、3Ca0・3AjO3・Ca S Oa
の組成を有する合成鉱物である。このアーウィンは、消
石灰の固化を促進する作用を呈し、消石灰の固化作用を
助ける機能を持つ。アーウィンの添加量が3重量部未満
では、上記促進作用が十分に得られず、10重量部を超
えると、固化物が固くなりすぎて、家畜が舐めるには不
適当となる。
ものであって、3Ca0・3AjO3・Ca S Oa
の組成を有する合成鉱物である。このアーウィンは、消
石灰の固化を促進する作用を呈し、消石灰の固化作用を
助ける機能を持つ。アーウィンの添加量が3重量部未満
では、上記促進作用が十分に得られず、10重量部を超
えると、固化物が固くなりすぎて、家畜が舐めるには不
適当となる。
そして、消石灰およびアーウィンの添加量は、糖蜜の水
分量、固化速度、固化物の堅さなどによって上記範囲内
で適宜法められる。
分量、固化速度、固化物の堅さなどによって上記範囲内
で適宜法められる。
具体的に固化処理を行なうには、糖蜜に消石灰粉末およ
びアーウィン粉末を所定坩加えたうえ、ニーダ−などの
混合機で混練し、この混線物を押出機で棒状に押し出し
、切断して角形の棟瓦状の固化物として放mする方法や
混線物をペレタイザーなどでペレット化して放置する方
法など適宜採用される。
びアーウィン粉末を所定坩加えたうえ、ニーダ−などの
混合機で混練し、この混線物を押出機で棒状に押し出し
、切断して角形の棟瓦状の固化物として放mする方法や
混線物をペレタイザーなどでペレット化して放置する方
法など適宜採用される。
このような糖蜜の同化方法によれば、糖蜜に、単に消石
灰とアーウィンとを添加して混練するだけであるので、
処理操作が至って簡単であり、また加熱等のエネルギー
も不要であるので、特別の設備を必要とせず、同化処理
を極めて安価に行なうことができる。また、固化後の糖
蜜のpHを12以下に押えることができるので、飼料と
したときに好適である。さらに、同化糖蜜の硬さを消石
灰およびアーウィンの添加量によって調節することがで
きるため、飼料とした時の用途に広く対応したものを得
ることができる。
灰とアーウィンとを添加して混練するだけであるので、
処理操作が至って簡単であり、また加熱等のエネルギー
も不要であるので、特別の設備を必要とせず、同化処理
を極めて安価に行なうことができる。また、固化後の糖
蜜のpHを12以下に押えることができるので、飼料と
したときに好適である。さらに、同化糖蜜の硬さを消石
灰およびアーウィンの添加量によって調節することがで
きるため、飼料とした時の用途に広く対応したものを得
ることができる。
なお、水分量が20重量%以上の糖蜜の場合には蒸発、
透析、限外濾過によって予め水分量を20重量%以下と
したのち、この同化法を適用して同化することができる
。
透析、限外濾過によって予め水分量を20重量%以下と
したのち、この同化法を適用して同化することができる
。
実施例
以下、実施例を示して、具体的に本発明の作用効果を説
明する。
明する。
〔実施例1〕
′廃糖蜜(水分17重量%)100重ff1部に消石灰
12重量部およびアーウィン粉末3重量部を加え、ニー
ダ−にて十分混練して、角状に押し出し、これを切断し
て棟瓦状にし、20℃で1週間養生したところ、取扱い
可能な固形廃糖蜜を得た。
12重量部およびアーウィン粉末3重量部を加え、ニー
ダ−にて十分混練して、角状に押し出し、これを切断し
て棟瓦状にし、20℃で1週間養生したところ、取扱い
可能な固形廃糖蜜を得た。
(実施例2)
蔗糖の20%溶液(水分17重量%)100重量部に対
し、消石灰12重量部と、アーウィン粉末3重量部を加
え、ニーダ−で十分混練して、角状に押し出し、これを
切断して棟瓦状となし、20℃で1週間養生後、取扱い
可能な固形廃糖蜜を得た。
し、消石灰12重量部と、アーウィン粉末3重量部を加
え、ニーダ−で十分混練して、角状に押し出し、これを
切断して棟瓦状となし、20℃で1週間養生後、取扱い
可能な固形廃糖蜜を得た。
〔実施例3〕
廃糖蜜(水分17重量%)10000重量対し、消石灰
3重量部およびアーウィン粉末10重量部を加え、ニー
ダ−にて十分混練して、角状に押し出し、これを切断し
て棟瓦状となし、20℃で7日間養生後、取扱い可能な
固さの廃糖蜜を得た。
3重量部およびアーウィン粉末10重量部を加え、ニー
ダ−にて十分混練して、角状に押し出し、これを切断し
て棟瓦状となし、20℃で7日間養生後、取扱い可能な
固さの廃糖蜜を得た。
〔実施例4〕
廃糖蜜(水分17重量%)100重量部に対し、消石灰
10重量部およびアーウィン粉末10重量部を加え、ニ
ーダ−にて十分混練して、角状に押し出し、切断して棟
瓦状となし、1日養生後、取扱い上十分な強麿の固形廃
糖蜜を得た。
10重量部およびアーウィン粉末10重量部を加え、ニ
ーダ−にて十分混練して、角状に押し出し、切断して棟
瓦状となし、1日養生後、取扱い上十分な強麿の固形廃
糖蜜を得た。
発明の効果
以上詳細に説明したように、この発明の糖蜜の固化法は
、糖蜜100申量部に対して、消石灰3〜12重量部お
よびアーウィン3へ・10重量部を混和するものである
ので、糖蜜を極めて簡便な処理操作で確実にかつ安価に
固化できる。よって、この発明の固化法によれば廃糖蜜
を簡単に固形飼料とすることができる。また、固形で取
扱うことができるため、貯蔵、輸送、梱包等も簡単に行
え、流通コストの低減を計ることもできる。
、糖蜜100申量部に対して、消石灰3〜12重量部お
よびアーウィン3へ・10重量部を混和するものである
ので、糖蜜を極めて簡便な処理操作で確実にかつ安価に
固化できる。よって、この発明の固化法によれば廃糖蜜
を簡単に固形飼料とすることができる。また、固形で取
扱うことができるため、貯蔵、輸送、梱包等も簡単に行
え、流通コストの低減を計ることもできる。
Claims (1)
- 糖蜜100重量部に対しで1消石灰3〜12重量部およ
びアーウィン3〜10重量部を混和することを特徴とす
る糖蜜の同化法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59079828A JPS60224452A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 糖蜜の固化法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59079828A JPS60224452A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 糖蜜の固化法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60224452A true JPS60224452A (ja) | 1985-11-08 |
JPH0378092B2 JPH0378092B2 (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13701067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59079828A Granted JPS60224452A (ja) | 1984-04-20 | 1984-04-20 | 糖蜜の固化法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60224452A (ja) |
-
1984
- 1984-04-20 JP JP59079828A patent/JPS60224452A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0378092B2 (ja) | 1991-12-12 |
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