JPS6021781Y2 - 赤外線検出器 - Google Patents

赤外線検出器

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JPS6021781Y2
JPS6021781Y2 JP11869878U JP11869878U JPS6021781Y2 JP S6021781 Y2 JPS6021781 Y2 JP S6021781Y2 JP 11869878 U JP11869878 U JP 11869878U JP 11869878 U JP11869878 U JP 11869878U JP S6021781 Y2 JPS6021781 Y2 JP S6021781Y2
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JP
Japan
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fet
infrared
infrared detector
region
pyroelectric effect
Prior art date
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Expired
Application number
JP11869878U
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English (en)
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JPS5536324U (ja
Inventor
日出夫 安達
喜一 南井
Original Assignee
株式会社村田製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社村田製作所 filed Critical 株式会社村田製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、赤外線を焦電効果素子で検出器この検出信号
を電界効果トランジスタ(以下FETという)でインピ
ーダンス変換するようにした、まったく新規な構造の赤
外線検出器に関する。
以下、本考案の一実施例を図面を参照しつつ詳述する。
第1図は、本考案の一実施例による赤外線検出器の接続
回路を示している。
赤外線検出器1は、後述する集積化構造のものを等価回
路としてあられしたものであり、焦電効果素子2の受光
面となる一方電極2aにゲートGが接続された接合型F
ET3を含んでいる。
FET3のドレインDは端子4を介して十B電源に接続
され、ソースSは端子5およびコンデンサ7を通して増
幅器9に接続している。
焦電効果素子2の他方電極2bはアース端子6を介して
増幅器9に接続されている。
FET3のソースSとアース間には抵抗8が挿入されて
いる。
そして、焦電効果素子2に赤外線が当たると素子2の両
電極2a、2b間に電圧が生じ、この電圧はFET3を
介して増幅器9に供給されて増幅される。
この増幅された信号により警報器を駆動したり、あるい
はスイッチを開閉させることができる。
本考案による赤外線検出器1は、第2図および第3図に
その一例を示すように1つの半導体チップに一体的に形
成され、さらにケースに収納して実現されるので、それ
を第1図の回路で使用するにあたっては、コンデンサ7
、抵抗8、増幅器9などを外部的に接続すればよい。
次に、赤外線検出器1の集積化構造を説明する。
第2図および第3図において、例えば、シリコンからな
るP型半導体基板10の表面には、接合型FET3と焦
電効果素子2とが互いに隣接して配置されており、これ
らの素子2,3はいずれも一体的に形成されている。
基板10の表面は、例えば、Sio2からなる絶縁膜1
1により覆われている。
絶縁膜下の基板表面には、例えば拡散法により形成され
るn型領域12およびp生型領域13が図示のように配
置されている。
p生型領域13は、FET3のゲート領域となるべき部
分13aと、焦電効果素子2の下方電極2aのためのオ
ーミック・コンタクト領域となるべき部分13bと、こ
れら画部分13a、13b間を相互接続するための接続
領域となるべき部分13cとを含んでなる。
ゲート領域13aはn型領域12の表面領域をほぼ部分
するように細長く延長しており、各々の分割部分にはそ
れぞれn十型オーミック・コンタクト領域14.15が
拡散法などにより形成されている。
接合型FET 3は、n型領域12の一方の部分からな
るソース領域12aと、その他の部分からなるドレイン
領域12bと、れら領域間においてゲート領域13aお
よび基板10の一部分に挟まれたn型領域部分からなる
チャンネル領域12cとを含み、チャンネル領域12c
とこれに隣接するゲート(13aおよびこれに対向する
基板部分)との間に形威されるpn接合の空乏層拡がり
をゲート電位により制御するようになっている。
ソース・オーミック・コンタクト領域14、ドレイン・
オーミック・コンタクト領域15および素子2用のオー
ミック・コンタクト領域13bにはそれぞれ電極層16
.17.18が慣用の方法にしたがって被着されている
2は焦電効果素子で、PZT等の誘電体磁器板2Cの表
裏面に上方電極2bと下方電極2aとが形威されてなる
下方電極2a上にはさらに黒化膜2dが形威され、この
黒化膜2dが素子2の受光面となる。
素子2は受光面を基体10に対向させて基板10の部分
13b上に載置されている。
素子2の固定は下方電極2aと電極層18とをAgペー
スト等で接続して達成される。
19は絶縁ベースで、3本の外部導出ピン4゜5.6が
挿通固定されている。
各ピン4,5.6はそれぞれ電極層17,1台素子の上
方電極2bに溶着等の手段で接続されている。
この組合せ体は、底部に孔20aを有する絶縁ケース2
0内に、素子2と孔20aとが基板10を介して対向す
るように収納され、ベース19とケース20とが固着さ
れ、検出器が実現できる。
基板10とケース20の間にはエポキシ系の接着剤21
が充填され、基板10がケース20に固定される。
樹脂21により素子2、FET 3がケース20内に密
封される。
そして、ケース20の孔20aが赤外線受光窓となり、
この窓に入射する赤外線が基板10を通して素子2に当
たり、素子2に電圧が生じる。
赤外線が透過する部分13bの比抵抗はなるべく高い方
が良いが、赤外線の透過率が多少低くなる数Ω−0程度
であっても用途によってはほとんど問題はない。
したがって、部分13bがその程度の比抵抗になるよう
に他の領域の拡散不純物濃度を調整してFETを形威す
る。
以上に本考案の好ましい実施例を詳述したが、本考案が
上記実施例に制限されることはない。
例えば、FETとしては、接合型に限らず、MOSFE
Tなど絶縁ゲート型FETを使用することができる。
また、焦電効果素子は、FETのゲート領域の上に載置
してもよい。
この場合、比抵抗の多少低いpn接合部が赤外線通路に
含まれ、赤外線の透過率が低くなるが、用途によっては
、はとんど不都合はなく、また、pn接合部の比抵抗を
考慮してFETを構成するようにしてもよい。
本考案は、以上述べたような構成となり、半導体ウェハ
ー上に数10個のFETを同時に形威し、そのウェハー
の状態で焦電効果素子をマウントすることができるので
、作業性および歩留りが著しく向上し、しかも、焦電効
果素子やFETに対する耐湿性が向上するという、実用
上きわめて大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による赤外線検出器を用いた
赤外線検出装置の回路図、第2図は上記赤外線検出器の
断面図、第3図は同じく上記検出器においてベースを取
り除いた状態の平面図である。 2・・・・・・焦電効果素子、3・・・・・・FET、
10・・・・・・半導体基板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電界効果トランジスタの形成された半導体基板上のトラ
    ンジスタとは隣接した位置に赤外線検出用焦電効果素子
    がその受光面を半導体基板側にして取り付けられ、かつ
    、半導体基板を通して赤外線を受光するように構成され
    たことを特徴とする赤外線検出器。
JP11869878U 1978-08-29 1978-08-29 赤外線検出器 Expired JPS6021781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11869878U JPS6021781Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 赤外線検出器

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JP11869878U JPS6021781Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 赤外線検出器

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Publication Number Publication Date
JPS5536324U JPS5536324U (ja) 1980-03-08
JPS6021781Y2 true JPS6021781Y2 (ja) 1985-06-28

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JP11869878U Expired JPS6021781Y2 (ja) 1978-08-29 1978-08-29 赤外線検出器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57104380A (en) * 1980-12-19 1982-06-29 New Japan Radio Co Ltd Infrared ray solid-state image pickup device
JPH0752124B2 (ja) * 1985-06-26 1995-06-05 松下電器産業株式会社 赤外線検出素子
JP2599354B2 (ja) * 1985-06-27 1997-04-09 松下電器産業株式会社 赤外線検出素子

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JPS5536324U (ja) 1980-03-08

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