JPS60214915A - 多色成形方法 - Google Patents
多色成形方法Info
- Publication number
- JPS60214915A JPS60214915A JP6998084A JP6998084A JPS60214915A JP S60214915 A JPS60214915 A JP S60214915A JP 6998084 A JP6998084 A JP 6998084A JP 6998084 A JP6998084 A JP 6998084A JP S60214915 A JPS60214915 A JP S60214915A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- resin
- color
- molded
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、色彩の異なった複数種類の樹脂を用いて射出
成形するための多色成形方法に関する。
成形するための多色成形方法に関する。
(先行技術)
例えば自動車のバンパーのように、色彩の異なった2種
類の樹脂を用いて樹脂製品を成形するには、まず、第1
色目の樹脂を射出成形型内において所定形状に射出成形
し、次いで、この第1色目の成形品を別の射出成形型に
設置して第2段南口射出成形工程により第2色目の射出
成形を行なっている。
類の樹脂を用いて樹脂製品を成形するには、まず、第1
色目の樹脂を射出成形型内において所定形状に射出成形
し、次いで、この第1色目の成形品を別の射出成形型に
設置して第2段南口射出成形工程により第2色目の射出
成形を行なっている。
このように、複数種類の樹脂を用いて1つの樹脂製品を
形成する場合、種類の異なった樹脂を相互に強固に結合
させる必要がある。このため、従来は第1図(A)〜(
D)に示す種々の方法により成形部相互を接合していた
。第1図(A)に示す樹脂製品1aは第1色目の成形部
2aと第2色目の成形部3aとを突き合せ面で接着して
おり、第1図(B)に示す樹脂製品1bは基本的には同
図(A)に示す場合と同様であるが、第1色目の成形部
2bが固化する前に、第2色目の成形部3bを成形して
樹脂相互の結合を強固になるようにしている。また第1
図(C)に示す樹脂製品ICは第1色目の成形部20に
:重ねて第2色目の成形部3Cを成形して接着力をもた
せである。そして、第1図(D)に示す樹脂製品1dは
第1色目の成形時にこの成形部2dにビン4を用いてテ
ーバ形状のアンダーカット面5を形成し、第2色目の樹
脂をアンダーカット面5内に流入させて第1色目の成形
部2dと第2色目の成形部3dとを機械的に接合させて
いた。
形成する場合、種類の異なった樹脂を相互に強固に結合
させる必要がある。このため、従来は第1図(A)〜(
D)に示す種々の方法により成形部相互を接合していた
。第1図(A)に示す樹脂製品1aは第1色目の成形部
2aと第2色目の成形部3aとを突き合せ面で接着して
おり、第1図(B)に示す樹脂製品1bは基本的には同
図(A)に示す場合と同様であるが、第1色目の成形部
2bが固化する前に、第2色目の成形部3bを成形して
樹脂相互の結合を強固になるようにしている。また第1
図(C)に示す樹脂製品ICは第1色目の成形部20に
:重ねて第2色目の成形部3Cを成形して接着力をもた
せである。そして、第1図(D)に示す樹脂製品1dは
第1色目の成形時にこの成形部2dにビン4を用いてテ
ーバ形状のアンダーカット面5を形成し、第2色目の樹
脂をアンダーカット面5内に流入させて第1色目の成形
部2dと第2色目の成形部3dとを機械的に接合させて
いた。
しかしながら、第1図(A)〜(D)に示ずように層状
に重ねて成形することによって境界面における樹脂の接
着力に成形部相互の結合力を依存させる場合には、大形
の製品の成形ではサイクルタイムが長くなることから第
1色目の樹脂が冷やされるため接着力が低く、後に大き
く変形することがある。また、短かいサイクルタイムで
樹脂を形成することによって第1色目の樹脂が完全に硬
化する前に第2色目の樹脂を溶は込ませて接合する場合
には、第1色目の樹脂が硬化する前に、第2色目の樹脂
を成形する必要があり、金型の構造に対する制限があり
樹脂製品の大きさに制約がある。更に、ビンを用いてア
ンダーカット面を形成する場合にも、金型の構造に対す
る制限があるという問題点があった。
に重ねて成形することによって境界面における樹脂の接
着力に成形部相互の結合力を依存させる場合には、大形
の製品の成形ではサイクルタイムが長くなることから第
1色目の樹脂が冷やされるため接着力が低く、後に大き
く変形することがある。また、短かいサイクルタイムで
樹脂を形成することによって第1色目の樹脂が完全に硬
化する前に第2色目の樹脂を溶は込ませて接合する場合
には、第1色目の樹脂が硬化する前に、第2色目の樹脂
を成形する必要があり、金型の構造に対する制限があり
樹脂製品の大きさに制約がある。更に、ビンを用いてア
ンダーカット面を形成する場合にも、金型の構造に対す
る制限があるという問題点があった。
(発明の目的)
本発明は上述した従来技術の問題点に着目し、成形サイ
クルタイムが長い大型の製品であっても異なった樹脂の
成形部相互を確実に接合し得るようにすることを目的と
する。
クルタイムが長い大型の製品であっても異なった樹脂の
成形部相互を確実に接合し得るようにすることを目的と
する。
(発明の構成)
上記目的を達成するための本発明は、色彩が異なった複
数種類の樹脂を用いて樹脂製品を形成する多色成形方法
において、第1色目の樹脂による成形部の接合端部を薄
肉に形成すると共に当該接合端部にリップ部を形成する
第1成形工程と、当該第1成形工程により成形された成
形部を金型内に設置した後に、溶融状態の第2色目の樹
脂を前記金型内に注入して当該第2色目の樹脂の前記リ
ップ部への衝突により前記接合端部を変形させ、前記第
2色目の樹脂を前記接合端部の内外両側に流入させる第
2成形工程とを有するである。
数種類の樹脂を用いて樹脂製品を形成する多色成形方法
において、第1色目の樹脂による成形部の接合端部を薄
肉に形成すると共に当該接合端部にリップ部を形成する
第1成形工程と、当該第1成形工程により成形された成
形部を金型内に設置した後に、溶融状態の第2色目の樹
脂を前記金型内に注入して当該第2色目の樹脂の前記リ
ップ部への衝突により前記接合端部を変形させ、前記第
2色目の樹脂を前記接合端部の内外両側に流入させる第
2成形工程とを有するである。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。第2図は本発
明の多色成形方法により成形した製品と12自動車用バ
ンパーWを示す図であり、このバンパーWは第3図から
明らかなように第1色目の樹脂による第1成形部10と
、これとは色彩の異なった第2色目の樹脂による第2成
形部11とからなる。
明の多色成形方法により成形した製品と12自動車用バ
ンパーWを示す図であり、このバンパーWは第3図から
明らかなように第1色目の樹脂による第1成形部10と
、これとは色彩の異なった第2色目の樹脂による第2成
形部11とからなる。
第2.3図に示1ような樹脂製品Wを形成するには、ま
ず、第4図(A>に示すように、第1成形部10の形状
に相当する形状の製品成形部(キャビティ)CIが形成
された固定金型F1と可動金型G1とからなる第1成形
工程用の金型1」1内に第1色目の溶融状態の樹脂を注
入して第1成形部10を形成する。この第1成形工程に
より第1成形部10の接合端部12は他の部分より薄肉
のテーパー状に形成されており、この接合端部12には
リップ部13が形成されると共に孔14が形成される。
ず、第4図(A>に示すように、第1成形部10の形状
に相当する形状の製品成形部(キャビティ)CIが形成
された固定金型F1と可動金型G1とからなる第1成形
工程用の金型1」1内に第1色目の溶融状態の樹脂を注
入して第1成形部10を形成する。この第1成形工程に
より第1成形部10の接合端部12は他の部分より薄肉
のテーパー状に形成されており、この接合端部12には
リップ部13が形成されると共に孔14が形成される。
次いで第4図(B)に示ずように、第4図(A>に示す
製品成形部C1よりも大きな製品成形部C2が形成され
、固定型F2と可動型G2とからなる第2成形工程用の
金型ト12内に第1成形部1゜を設置した後、第2色目
の溶融状態の樹脂を注入する。このとき、第4図(B)
に示すように製品成形部C2内を流れる樹脂がリップ部
13へ衝突す、ることとなり、この衝突力により第1成
形部10の接合端部12が持ち上るように変形する。こ
の変形により第2色目の樹脂はリップ部13を有する外
側のみならず内側にも流入し、第1成形部10の接合端
部12を内外両面から覆うことになる。更に、孔14内
にも第2色目の樹脂が流入し、第2成形部11が形成さ
れる。
製品成形部C1よりも大きな製品成形部C2が形成され
、固定型F2と可動型G2とからなる第2成形工程用の
金型ト12内に第1成形部1゜を設置した後、第2色目
の溶融状態の樹脂を注入する。このとき、第4図(B)
に示すように製品成形部C2内を流れる樹脂がリップ部
13へ衝突す、ることとなり、この衝突力により第1成
形部10の接合端部12が持ち上るように変形する。こ
の変形により第2色目の樹脂はリップ部13を有する外
側のみならず内側にも流入し、第1成形部10の接合端
部12を内外両面から覆うことになる。更に、孔14内
にも第2色目の樹脂が流入し、第2成形部11が形成さ
れる。
このときに、第2成形部11となる第2色目の樹脂が第
1色目の第1成形部1oの接合端部12を内外両面から
覆うように接着するため、接合端部12はその一部が溶
融状態となり、第2成形部11が孔14内に嵌合するこ
とと相俟って第1成形部10と第2成形部11は強固に
結合されることになる。
1色目の第1成形部1oの接合端部12を内外両面から
覆うように接着するため、接合端部12はその一部が溶
融状態となり、第2成形部11が孔14内に嵌合するこ
とと相俟って第1成形部10と第2成形部11は強固に
結合されることになる。
尚、3種類の色彩を用いて製品を形成づる場合にも、本
発明の成形方法を用いることは可能である。その場合に
は第2色目及び第3色目の樹脂のように前工程で予め成
形された成形部に対して結合させる樹脂を前工程の成形
部の接合端部に第2成形工程で内外両側から覆うように
成形する。
発明の成形方法を用いることは可能である。その場合に
は第2色目及び第3色目の樹脂のように前工程で予め成
形された成形部に対して結合させる樹脂を前工程の成形
部の接合端部に第2成形工程で内外両側から覆うように
成形する。
(発明の効果)
以上のように、本発明によれば、色彩が異なった複数種
類の樹脂を用いて樹脂製品を形成する多色成形方法にお
いて、第1色目の樹脂による成形部の接合端部を薄肉に
形成すると共に当該接合端部にリップ部を形成する第1
成形工程と、当該第1成形工程により成形された成形部
を金型内に設置した後に、溶融状態の第2色目の樹脂を
前記金型内に注入して当該第2色目の樹脂の前記リップ
部への衝突により前記接合端部を変形させ、前記第2色
目の樹脂を前記接合端部の内外両側に流入させる第2成
形工程とを有するので、大型の樹脂製品のように成形サ
イクルの長いものを成形する場合であっても、前工程の
第1色目の成形部の接合端部を内外両面から覆うように
第2色目の成形部が覆うようにして、それぞれ成形部が
接合されることとなり、相互の接合強度が強い樹脂製品
が得られることとなった。
類の樹脂を用いて樹脂製品を形成する多色成形方法にお
いて、第1色目の樹脂による成形部の接合端部を薄肉に
形成すると共に当該接合端部にリップ部を形成する第1
成形工程と、当該第1成形工程により成形された成形部
を金型内に設置した後に、溶融状態の第2色目の樹脂を
前記金型内に注入して当該第2色目の樹脂の前記リップ
部への衝突により前記接合端部を変形させ、前記第2色
目の樹脂を前記接合端部の内外両側に流入させる第2成
形工程とを有するので、大型の樹脂製品のように成形サ
イクルの長いものを成形する場合であっても、前工程の
第1色目の成形部の接合端部を内外両面から覆うように
第2色目の成形部が覆うようにして、それぞれ成形部が
接合されることとなり、相互の接合強度が強い樹脂製品
が得られることとなった。
第1図は従来の多色成形方法を示す断面図、第2図は多
色成形方法により成形される樹脂製品の一例を示す斜視
図、第3図は第2図のI−I線に沿う断面図、第4図(
A)(B)は本発明の一実施例として、第2.3図に示
す形状の樹脂製品を成形している状態を示す断面図であ
り、第4図(A)は本発明の第1成形工程を示す断面図
、第4(B〉図は本発明の第2成形工程を示す断面図で
ある。 )O・・・第1成形部、 11・・・第2成形部、12
・・・接合端部、13・・・リップ部、Hl、H2・・
・金型。 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 (Aン
色成形方法により成形される樹脂製品の一例を示す斜視
図、第3図は第2図のI−I線に沿う断面図、第4図(
A)(B)は本発明の一実施例として、第2.3図に示
す形状の樹脂製品を成形している状態を示す断面図であ
り、第4図(A)は本発明の第1成形工程を示す断面図
、第4(B〉図は本発明の第2成形工程を示す断面図で
ある。 )O・・・第1成形部、 11・・・第2成形部、12
・・・接合端部、13・・・リップ部、Hl、H2・・
・金型。 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 (Aン
Claims (1)
- 色彩が異なった複数種類の樹脂を用いて樹脂製品を形成
する多色成形方法において、第1色目の樹脂による成形
部の接合端部を薄肉に形成】ると共に当該接合端部にリ
ップ部を形成する第1成形工程と、当該jl11成形工
程により成形された成形部を金型内に設置した後に、溶
融状態の第2色目の樹脂を前記金型内に注入して当該第
2色目の樹脂の前記リップ部への衝突により前記接合端
部を変形させ、前記第2色目の樹脂を前記接合端部の内
外両側に流入させる第2成形工程とを有する多色成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6998084A JPS60214915A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 多色成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6998084A JPS60214915A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 多色成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60214915A true JPS60214915A (ja) | 1985-10-28 |
Family
ID=13418316
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6998084A Pending JPS60214915A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 多色成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60214915A (ja) |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP6998084A patent/JPS60214915A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4726558A (en) | Grommet and grommet retaining member | |
JPS60214915A (ja) | 多色成形方法 | |
JPS6356047B2 (ja) | ||
JPH0349730B2 (ja) | ||
JPS59133029A (ja) | 樹脂成形品およびその製造方法 | |
JPH10315266A (ja) | 樹脂成形中空体 | |
JPS5920630A (ja) | モ−ルデイングの製造方法 | |
JP3607416B2 (ja) | プラスチック成形方法 | |
JPS6357222A (ja) | 中空体の製造方法 | |
JP2908839B2 (ja) | 複合製品の射出成形方法 | |
CN212463680U (zh) | 具有复合结构的壳体 | |
JPS62212113A (ja) | ウインドウエザストリツプの製造方法 | |
JPS6141737B2 (ja) | ||
JPS59155022A (ja) | 合成樹脂成形品の製造方法 | |
JPH02107416A (ja) | 複合物品の成形方法 | |
JP3423530B2 (ja) | 自動車用内装品の成形加工方法 | |
JPH0126852B2 (ja) | ||
JPH0369693B2 (ja) | ||
JPH0624362A (ja) | 中空スポイラー | |
JPH0455091B2 (ja) | ||
JPH0976291A (ja) | 異種材料からなる成形品の成形方法および成形用金型 | |
JPH05104575A (ja) | 樹脂一体成形方法 | |
JP2000142110A (ja) | 自動車用ドアトリムとその製造法 | |
JPH07189836A (ja) | インテークマニフォールドの製造方法 | |
JPH02171B2 (ja) |