JPS6021446B2 - トリマ−コンデンサ用磁器組成物 - Google Patents
トリマ−コンデンサ用磁器組成物Info
- Publication number
- JPS6021446B2 JPS6021446B2 JP52127944A JP12794477A JPS6021446B2 JP S6021446 B2 JPS6021446 B2 JP S6021446B2 JP 52127944 A JP52127944 A JP 52127944A JP 12794477 A JP12794477 A JP 12794477A JP S6021446 B2 JPS6021446 B2 JP S6021446B2
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- JP
- Japan
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- weight
- rotor
- trimmer capacitor
- porcelain composition
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- Inorganic Insulating Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、貼り合せ二重構造のローターを使用するトリ
マーコンデンサ用磁器組成物に関する。
マーコンデンサ用磁器組成物に関する。
本発明の目的は、低誘電率で機械的強度が高く、しかも
藤料組成比の選択により、任意の熱減酸張係数を有する
磁器組成物を得る事である。第1図に本発明のトリマー
コンデンサを示す。中心孔を有するローター体2上に半
円形状のローター電極及び仮電極をPd−Agペースト
、及びその他の導電ペーストによりスクリーンン印刷を
施こす。その後ローター座1を配置し、85ぴ○×10
分の電極焼成を行なう。この時ローター電極の焼成を行
なうと同時にローター体2とローター座1の接着が行な
われる。同様にして導鰭ペーストを印刷、焼成したステ
ーター体3にリード端子4をハンダ付し、調整軸5及び
固定バネ6に前記ローター部とカシメを行ない一体化す
る。その後ハンダ7によりロータ−電極と調整軸5の導
通をとり完成体とする。かかるトリマーコンデンサに於
て、ローター体2はCaTi03、TiQ、SrTi0
3、MgTiQ等の原料を調合し所定の誘電率、及び温
度特性を得ている。本発明はかかるローター体材料にマ
ッチしたローター座1用の磁器組成物を提供するもので
ある。
藤料組成比の選択により、任意の熱減酸張係数を有する
磁器組成物を得る事である。第1図に本発明のトリマー
コンデンサを示す。中心孔を有するローター体2上に半
円形状のローター電極及び仮電極をPd−Agペースト
、及びその他の導電ペーストによりスクリーンン印刷を
施こす。その後ローター座1を配置し、85ぴ○×10
分の電極焼成を行なう。この時ローター電極の焼成を行
なうと同時にローター体2とローター座1の接着が行な
われる。同様にして導鰭ペーストを印刷、焼成したステ
ーター体3にリード端子4をハンダ付し、調整軸5及び
固定バネ6に前記ローター部とカシメを行ない一体化す
る。その後ハンダ7によりロータ−電極と調整軸5の導
通をとり完成体とする。かかるトリマーコンデンサに於
て、ローター体2はCaTi03、TiQ、SrTi0
3、MgTiQ等の原料を調合し所定の誘電率、及び温
度特性を得ている。本発明はかかるローター体材料にマ
ッチしたローター座1用の磁器組成物を提供するもので
ある。
以下本発明につき実施例をあげ具体的に詳述する。
実施例
市販のCaC03とTi02を等モルに配合し、110
0〜120000×斑の仮焼成及び微粉砕を行ないCa
Ti03を作成する。
0〜120000×斑の仮焼成及び微粉砕を行ないCa
Ti03を作成する。
まずMg0及び上記CaTi03を各成分割合となる様
調合し、ウレタン内張ポットミルを用いて緑式混合を行
ない水分を蒸発させた後、バインダーとしてPVA(ポ
リビニルアルコール)水溶液を添加し、乾燥後直径10
帆厚さ2肌の円板を約1〜公/洲の圧力で加圧成形し1
300〜1400qo×9日の焼成を行なう。
調合し、ウレタン内張ポットミルを用いて緑式混合を行
ない水分を蒸発させた後、バインダーとしてPVA(ポ
リビニルアルコール)水溶液を添加し、乾燥後直径10
帆厚さ2肌の円板を約1〜公/洲の圧力で加圧成形し1
300〜1400qo×9日の焼成を行なう。
得られた磁器素子体にPd−Agペーストを燐付けて完
成体とし、電気特性を測定し、第2図に示す結果を得た
。
成体とし、電気特性を測定し、第2図に示す結果を得た
。
Mやの重量%が増加するに従い誘電率は急激に減少し、
2の重量%を越えると、誘電率は100以下となる。こ
の磁器組成物をローター座として使用し、ローター体に
は、誘電率200の材料を使用した場合、。−夕‐体厚
み0.1肋、ローター体直径2.2側で、技小容量値が
3〜3.5pFとなり、従前の誘電率200の材料をロ
ーター体及びローター座に使用していた時の毅小容量値
5〜6pFと比較し、約2分の1に低減できた。さらに
、本発明による磁器組成物の機械特性として、抗折試験
を行ない、第3図に示す結果を得た。CaTi03にM
g0を添加するに従い、抗折力は、Mg○が2の重量%
までは急激に増加し、さらに添加量を増加して行くと、
徐々に減少して行き、Mg○が90重量%を越えると急
激に減少する。・従って、誘電率及び抗折力の両特性か
ら、本発明による磁器組成物のM幻は、20〜90重量
%に限定する。
2の重量%を越えると、誘電率は100以下となる。こ
の磁器組成物をローター座として使用し、ローター体に
は、誘電率200の材料を使用した場合、。−夕‐体厚
み0.1肋、ローター体直径2.2側で、技小容量値が
3〜3.5pFとなり、従前の誘電率200の材料をロ
ーター体及びローター座に使用していた時の毅小容量値
5〜6pFと比較し、約2分の1に低減できた。さらに
、本発明による磁器組成物の機械特性として、抗折試験
を行ない、第3図に示す結果を得た。CaTi03にM
g0を添加するに従い、抗折力は、Mg○が2の重量%
までは急激に増加し、さらに添加量を増加して行くと、
徐々に減少して行き、Mg○が90重量%を越えると急
激に減少する。・従って、誘電率及び抗折力の両特性か
ら、本発明による磁器組成物のM幻は、20〜90重量
%に限定する。
又、本磁器組成物は、Mg0の添加量を加減することに
より、9×10‐6/℃から、17×10‐6/℃まで
、連続的に熱膨張係数を得ることができる。
より、9×10‐6/℃から、17×10‐6/℃まで
、連続的に熱膨張係数を得ることができる。
従って、ロ−ター体材料の変更により熱膨張係数が変化
しても、CaTjQとMg○の配合比を調整することに
より、容易に対応できる。さらに、20〜9の重量%の
MSO及び80〜1の重量ン%のCaTiQの基本組成
に対し、Si02、TiQ、Mh〇2、SN02、山2
○3、Fe2○3、Bi2〇3、Cい○、Cd0、のう
ち、1種又は、2種以上を単独又は複合して添加するこ
とにより、抗折力を向上し、熱膨張係数の微妙な調整が
可能となるが、0.1重量部以下では、添加の効果がな
く、3.の受量部以上添加すると、誘電特性に支障があ
るため、0.1〜3.の重量部に限定する。
しても、CaTjQとMg○の配合比を調整することに
より、容易に対応できる。さらに、20〜9の重量%の
MSO及び80〜1の重量ン%のCaTiQの基本組成
に対し、Si02、TiQ、Mh〇2、SN02、山2
○3、Fe2○3、Bi2〇3、Cい○、Cd0、のう
ち、1種又は、2種以上を単独又は複合して添加するこ
とにより、抗折力を向上し、熱膨張係数の微妙な調整が
可能となるが、0.1重量部以下では、添加の効果がな
く、3.の受量部以上添加すると、誘電特性に支障があ
るため、0.1〜3.の重量部に限定する。
以上詳述した如く、本発明によれば、低誘電率で機械的
強度が高く、しかも原料組成比の選択により、任意の熱
膨張係数を有する磁器組成物が得られ、小型トリマーコ
ンデンサの特性向上に極めて有効である。
強度が高く、しかも原料組成比の選択により、任意の熱
膨張係数を有する磁器組成物が得られ、小型トリマーコ
ンデンサの特性向上に極めて有効である。
第1図は本発明のトリマーコンデンサを示す図で1はロ
ーター座、2はローター体、3はステーター、4はリー
ド聡子、5は調整鞄、6は固定バネ、7はハンダである
。 第2図はCaTiQ−Mg○系に於ける電気特性(誘電
率、誘電損失)を示す図である。第3図はCaTi03
−Mg0系に於ける機械特性(抗折強度)を示す図であ
る。第1図 第2図 第3図
ーター座、2はローター体、3はステーター、4はリー
ド聡子、5は調整鞄、6は固定バネ、7はハンダである
。 第2図はCaTiQ−Mg○系に於ける電気特性(誘電
率、誘電損失)を示す図である。第3図はCaTi03
−Mg0系に於ける機械特性(抗折強度)を示す図であ
る。第1図 第2図 第3図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 20〜90重量%のMgO及び80〜10重量%の
CaTiO_3からなることを特徴とするトリマーコン
デンサ用磁器組成物。 2 20〜90重量%のMgO及び80〜10重量%の
CaTiO_3からなる基本組成100重量部に対し、
SiO_2、TiO_2、MnO_2、SnO_2、A
l_2O_3、Fe_2O_3、B_1_2O_3、C
uO、CoO、のうち1種又は2種以上を単独又は複合
して0.1〜3.0重量部添加する事を特徴とするトリ
マーコンデンサ用磁器組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52127944A JPS6021446B2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | トリマ−コンデンサ用磁器組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52127944A JPS6021446B2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | トリマ−コンデンサ用磁器組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5461699A JPS5461699A (en) | 1979-05-18 |
JPS6021446B2 true JPS6021446B2 (ja) | 1985-05-28 |
Family
ID=14972489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52127944A Expired JPS6021446B2 (ja) | 1977-10-25 | 1977-10-25 | トリマ−コンデンサ用磁器組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6021446B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6273621U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-12 | ||
DE69635420T2 (de) * | 1996-08-02 | 2006-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd., Kadoma | Verfahren zur Herstellung einer dielektrischen keramischen Zusammensetzung, dielektrische keramische Zusammensetzung und mehrschichtige Hochfrequenzvorrichtung |
-
1977
- 1977-10-25 JP JP52127944A patent/JPS6021446B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5461699A (en) | 1979-05-18 |
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