JPS60214029A - 機器用つまみ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は機器用つまみに関する。

従来例の構成とその問題点 近年電子機器は、ストロークの長い機構切換式のスイッ
チから、電子回路により切換を行なうシミートストロー
クのスイッチが主流になっている。

このような機器用のつまみには、デザイン的要求もあっ
て、金属の押出し材が使用されているが加工工程が多く
、材料費も高価であり使用に限度があった。すなわち第
１図、第２図に示すように、つまみ本体１１は金属の押
出し材で形成されており、−側に個々の押圧部１１ａを
形成するために、切断線１３が並行して設けられている
。他側の取付部１１ｂには取付孔１４が設けられ、ねじ
１５で機器１８に固定される。この取付部１１ｂには薄
肉ヒンジ部１Ｇが形成され、抑圧部１１ａを操作したと
きに押圧部１１ａの下側に設けた突起１７がスイッチ１
９を押すようになっている。このような構成においては
ヒンジ部１６が成形不可能であるため、機械加工でヒン
ジ部１６を形成する溝を加工するのであるが、ヒ゛ンジ
部１６の肉厚が薄すぎると切断し易くなり、厚くすると
大きな押圧力を要する欠点があり、寸法管理が困難であ
った。また単体の金属つまみを合成樹脂のヒンジ部に取
付けたものでは、金属つまみの表面処理を単体で行なう
ため高価となり、金属つまみを合成樹脂のヒンジ部に取
付ける工程も必要で手数を要する。

発明の目的 本発明は、生産性が良く安価で、而も外観が１ぐれ、前
記した欠点を解消する機器用つまみを提供しようとする
ものである。

発明の構成 本発明の機器用つまみは、樹脂製のつまみ本体に薄肉ヒ
ンジ部を設けると共に、このつまみ本体の表面に金属薄
板を張設したものであって、薄肉ヒンジ部はつまみ本体
の成型時に簡単に形成でき、つまみ本体への金属薄板の
張設が容易で外観も良好となる。

実施例の説明 以下本発明の一実施例を図面に基いて説明する。

第３図および第４図において、１は従来の金属製つまみ
と略同形の樹脂製つまみ本体であって、表面に金属薄板
２が張設されている。金属薄板２を張設したつまみ本体
１の抑圧部１ａを形成する一側には、個々の押圧部１ａ
を区画する複数の切断線３が並設されており、他の一側
の取付部１ｂには取付孔４が設けられている。５は取付
孔４を介してつまみ本体１を機器８に固定するねじであ
る。つまみ本体１の取付部１ｂの下面には溝が設けられ
、溝底に薄肉ヒンジ部６が形成されており、この樹脂製
のつまみ本体１の押圧部１ａは軽い押圧力により操作で
きるようになっている。７は押圧部１ａの下面に設けた
突起であって、抑圧部１ａの操作により、機器８のスイ
ッチ９と接触し電子回路の切換を行なう。前記金属薄板
２から静電対策にアース１０をとることもできる。

以上の構成において、薄肉ヒンジ部６は成形の良好な樹
脂製のつまみ本体１の成形時に設けるので、簡単に形成
でき、寸法精度が正確であって、肉厚が薄くなりすぎた
り厚くなりすぎたりするおそれがなく、また金属薄板２
は金型の底部に配置してしおくことにより樹脂製のつま
み本体１と一体に成形し、あるいは成形されたつまみ本
体１に機械的に被着することにより容易に張設できる。

発明の効果 本発明の機器用つまみによれば、薄肉ヒンジ部は成形性
の良い樹脂性のつまみ本体に設けるので、つまみ本体と
同時に簡単に成形でき、寸法精度も正確で、不測に明所
したり、剛性が過度になったりするおそれがない。また
つまみ本体の表面に金属薄板を張設しであるので、丈夫
であり、外観も良好となる。而も製作が容易で、安価で
ある。表面の金属薄板の導電性を利用して静電気対策用
のアースも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例の斜視図、第２図は取付は状態の断面図
、第３図は本発明の実施例を示す斜視図、第４図は取付
は状態の断面図である。 １・・・樹脂製のつまみ本体、２・・・金属薄板、６・
・・薄肉ヒンジ部 代理人　森　本　義　弘 第ｆ図 第２図　″ ｅｚ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、樹脂製のつまみ本体に薄肉ヒンジ部を設け