JPH0142261Y2 - - Google Patents

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JPH0142261Y2
JPH0142261Y2 JP1983093005U JP9300583U JPH0142261Y2 JP H0142261 Y2 JPH0142261 Y2 JP H0142261Y2 JP 1983093005 U JP1983093005 U JP 1983093005U JP 9300583 U JP9300583 U JP 9300583U JP H0142261 Y2 JPH0142261 Y2 JP H0142261Y2
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JP
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plate part
plate
hinge
thin
operation button
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JP1983093005U
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JPS60830U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、押釦スイツチ、特に操作ストローク
が小さい押釦スイツチに利用される操作釦装置に
関するものである。
従来例の構成とその問題点 一般に、操作ストロークが小さい押釦スイツチ
のための操作釦装置としては、デザイン的に機器
の前面部の上下いつぱいに広がるように構成され
ることが多い。第1図および第2図に従来の操作
釦装置を示す。第1図および第2図において、板
状の操作釦本体1はその裏面に薄肉構造のヒンジ
部2が互に平行するように設けられており、これ
らのヒンジ部2を横切るように複数のスリツト3
が設けられることにより、複数の操作部4が単独
で動作するように構成されている。しかしなが
ら、上述した操作釦装置はアルミニウム薄板の裏
面を一部切削加工し、他よりも薄肉のヒンジ部2
を設け、またプレス加工によりスリツト3を設
け、複数個の単独で動く操作部4を作るため、薄
肉の部分が外観に出る欠点があり、また繰り返し
動作によるクラツクが上記操作部4の表面に発生
するため、必ずしも見栄えのよいものではなかつ
た。
考案の目的 本考案はこのような従来の欠点を解消するもの
であり、薄肉構造のヒンジ部やそのヒンジ部分に
発生するクラツクが操作部の表面に見えず、見栄
えをよくすることができる操作釦装置を提供する
ことを目的とする。
考案の構成 本考案は、上記の目的を達成するため、アルミ
ニウム等の板材からなる操作板部の後面に薄肉構
造のヒンジ部を有する板部を設け、この板部を上
記操作板部で覆うことによつて上記薄肉の部分や
その部分に発生するクラツクを上記操作板部で隠
すように構成したことを特長とするものである。
実施例の説明 第3図は本考案の操作釦装置の一実施例を示す
斜視図、第4図はその断面図である。第3図およ
び第4図において、11はアルミニウム製の操作
釦本体であり、これは操作板部12の後面に薄肉
構造のヒンジ部13を有するL字状の板部14が
一体に形成されており、この板部14の先端に上
記操作板部12に直交するように取付板部15が
一体に形成されており、上記操作板部12と上記
ヒンジ部13を有する板部14とに対して複数の
スリツト16が形成されたものである。すなわ
ち、上記複数のスリツト16は上記操作板部12
側から上記薄肉構造のヒンジ部13を通過するま
で加工されており、これにより単独で動作する複
数の釦部17が形成されている。なお、上記取付
板部15には上記操作釦本体11をシヤーシ等に
ねじ締めによつて取付けるための取付孔18が設
けられている。
ここで、上記操作釦本体11はアルミニウムの
押出成形により構成されており、上記スリツト1
6および上記取付孔18が後の工程で加工され
る。なお、上記、ヒンジ部13は押出成形時に設
ける以外に後の工程で切削加工して形成してもよ
い。
このような構成の操作釦装置では、上記操作板
部12の後面に設けた薄肉構造のヒンジ部13を
有する板部14の前方に上記操作板部12の上端
に実質的に延設された板部12aが対向するの
で、この延設した板部12によつて上記ヒンジ部
13を有する板部14を覆うことができ、これに
より上記板部14に設けた薄肉構造のヒンジ部1
3やそのヒンジ部13に発生するクラツクを隠す
ことができる。
なお、上記の実施例ではアルミニウムの押出成
形により操作釦本体11を構成したが、これは合
成樹脂の押出成形で構成してもよい。
第5図は上述した操作釦装置の一応用例を示し
ており、第5図において、機器のグリル21の前
面にはプリント基板22が取付けられており、こ
のプリント基板22には複数個の押釦スイツチ本
体23が所定の間隔をもつて並設されている。ま
た、上記グリル21の上面にはビス24にて操作
釦本体11が固定されており、上記操作釦本体1
1の複数の釦部17の背面がそれぞれ上記複数の
押釦スイツチ本体23の操作突子23aに内接さ
れている。なお、第5図中、25は上記グリル2
1の上面にビス26にて取付けた天面パネルであ
る。
考案の効果 以上のように本考案によれば、アルミニウム等
の板材からなる操作板部の後面に薄肉構造のヒン
ジ部を有する板部を設け、この板部を上記操作板
部で覆うように構成したので、上記板部に設けた
薄肉構造のヒンジ部やそのヒンジ部に発生するク
ラツクを上記操作板部で隠すことができ、もつて
上記操作板部側からの見栄えをよくすることがで
きる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の操作釦装置の正面図、第2図は
その側面図、第3図は本考案の操作釦装置の一実
施例を示す斜視図、第4図はその断面図、第5図
は同装置の一応用例を示す断面図である。 11……操作釦本体、12……操作板部、13
……ヒンジ部、14……板部、15……取付板
部、16……スリツト、17……釦部、18……
取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アルミニウム等の金属を押出成形することによ
    り形成した金属の押出材からなり、操作板部の後
    面に薄肉構造のヒンジ部を有する板部を一体に形
    成すると共に上記板部の先端に取付け板部を一体
    に形成し、上記操作板部によつて上記ヒンジ部を
    有する板部を覆うようになし、かつ上記操作板部
    および上記ヒンジ部を有する板部に設けた複数の
    スリツトによつて分断された複数の釦部が単独で
    動作するように構成してなる操作釦装置。
JP9300583U 1983-06-16 1983-06-16 操作釦装置 Granted JPS60830U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9300583U JPS60830U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 操作釦装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9300583U JPS60830U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 操作釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60830U JPS60830U (ja) 1985-01-07
JPH0142261Y2 true JPH0142261Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30223538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9300583U Granted JPS60830U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 操作釦装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60830U (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54141802U (ja) * 1978-03-24 1979-10-02
JPS57152725U (ja) * 1981-03-20 1982-09-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60830U (ja) 1985-01-07

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