JPS60212754A - 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法 - Google Patents

蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法

Info

Publication number
JPS60212754A
JPS60212754A JP6958484A JP6958484A JPS60212754A JP S60212754 A JPS60212754 A JP S60212754A JP 6958484 A JP6958484 A JP 6958484A JP 6958484 A JP6958484 A JP 6958484A JP S60212754 A JPS60212754 A JP S60212754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stimulable phosphor
phosphor sheet
side edges
stimulable
conveying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6958484A
Other languages
English (en)
Inventor
Terumi Matsuda
松田 照美
Kaoru Tamura
田村 薫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6958484A priority Critical patent/JPS60212754A/ja
Priority to CA000478540A priority patent/CA1270407A/en
Priority to EP19870117493 priority patent/EP0285702B1/en
Priority to EP85104263A priority patent/EP0159613B1/en
Priority to DE19853588045 priority patent/DE3588045T2/de
Priority to DE19853587647 priority patent/DE3587647T2/de
Priority to DE19853586636 priority patent/DE3586636T2/de
Priority to EP87117494A priority patent/EP0269110B1/en
Publication of JPS60212754A publication Critical patent/JPS60212754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Measurement Of Radiation (AREA)
  • Radiography Using Non-Light Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、輝尽性蛍光体を利用する放射線画像情報記録
再生方法に使用される蓄積性蛍光体シーI・の搬送方法
に関するものである。
[従来技術の説明] 従来より、放射線像を画像として得る方法として、銀塩
感光材料からなる乳剤層を有する放射線写真フィルムと
増感紙(増感スクリーン)との組合わせを用いる、いわ
ゆる放射線写真法が利用されている。
近年、」二足の放射線写真法にかわる方法の−っとして
、たとえば特開昭55−12145号公報等に記載され
ているような輝尽性蛍光体を利用する放射線画像情報記
録再生方法が開発され、汀目されている。この方法は、
被写体を透過した放射線、あるいは被検体から発せられ
た放射線を輝尽性蛍光体に吸収させ、そののちにこの蛍
光体を可視光線、赤外線などの電磁波(励起光)で励起
することにより、蛍光体中に蓄積されている放射線エネ
ルギーを蛍光(輝尽発光)として放出させ、この蛍光を
光電的に読み取って電気信号を得、この電気信号に基づ
き被写体あるいは被検体の放射線像を可視像もしくは数
値、記号等により表示された情報として再生するもので
ある。
上記の放射線画像情報記録再生方法によれば、従来の放
射線写真法を利用した場合に比較して、はるかに少ない
被曝線量で情報量の豊富な放射線画像を得ることができ
るという利点がある。従って、この放射線画像情報記録
再生方法は、特に医療診断を目的とするX線撮影などの
直接医療用放射線撮影において利用価値が非常に高い。
放射線画像情報記録再生方法の実施に際して、輝尽性蛍
光体は一般に、該輝尽性蛍光体とバインダーとからなる
蛍光体層を支持体上に積層した構成からなる蓄積性蛍光
体シート(放射線像変換パネルとも呼ばれ、通常は、長
方形、正方形などの形状のシートである)の形態にて用
いられる。また蛍光体層の表面には蛍光体層の物理的劣
化および化学的変質を防止する目的で透明なプラスチッ
ク材料からなる保W!膜が付設されている。
蓄積性蛍光体シートはそれ自体で最終的に画像情報を記
録するものではなく、前記のように別に用意された最終
的な記録媒体に画像等を与えるために一時的に画像情報
を担持するものである。従って、蓄積性蛍光体シートは
繰り返し使用することかでき、そのように繰り返し使用
により極めて経済的となる。
−1−記の蓄積性蛍光体シートの繰り返し使用は、たと
えばX線撮影車のような移動ステージ望ンに蓄積性蛍光
体シートを使用する放射線画像情報記録読取装置を装備
して、集団検診などのために各所へ出張してX線撮影を
するような場合において特に有利となる。すなわち、移
動ステージ首ンに多数の蓄積性蛍光体シートを積載して
行くのは不便であり、またX線撮影車のような車両に積
載できるシートの数には限りがある。従って、蓄積性蛍
光体シートを繰り返し使用が可能なような条件にてX線
撮影車に搭載し、各蓄積性蛍光体シートに被写体毎の放
射線画像情報を記録し、それを読み出して得た画像情報
信号を磁気テープ等の記憶装量の大きい記録媒体に写し
、そして蓄積性蛍光体シートを循環再使用するようにす
れば、少数の蓄積性蛍光体シートで多数の被写体の放射
線画像を得ることができるのため、実用上極めて有用で
ある。さらに、この蓄積性蛍光体シートの循環再使用と
連続撮影とを組合わせることにより、集団検診における
迅速な撮影が可能となり、実用上の効果は極めて大きい
なお、蓄積性蛍光体シートを循環再使用する場合には、
通常は蓄積性蛍光体シートにlFaされた放射線エネル
ギーを読み取って目的の画像情報を11Jた後、残存す
る放射線エネルギーを、たとえば特開昭56−1139
2号、同56−12599号公報に開示されているよう
な方法によって放出除去させる工程を加える。このよう
な方法によって、蓄積性蛍光体シートの効率的な循環再
使用がit(能となる。
従って、」二足の放射線画像情報記録再生装置をX線撮
影率などの移動ステーションに搭載する場合には、被写
体に放射線を照射し、次いでその放射線に蓄積性蛍光体
シートを露光させて該被写体の放射線像を該蓄積性蛍光
体シートに蓄積記録させる画像記録部、この蓄積性蛍光
体シートに蓄積記録された放射線像を読み取る画像読取
部、読み取り操作後に蓄積性蛍光体シートに残存する放
射線エネルギーを放出除去して次の記録操作に備えるた
めの消去部、および蓄積性蛍光体シートをこれらの各部
に順に循環移動させるための搬送手段を一つの装置にま
とめた形態にすることが望ましい、また、このような構
成の放射線画像情報記録再生装置は、X線撮影率などの
移動ステージ、ンのみならず、病院等に据え付ける場合
においても各種の利点があり、実用上便利である。
上述のような蓄積性蛍光体シートが循環再使用される系
を利用する放射線画像情報記録読取装置は、本出願人に
よる特願昭58−66730号明細書等に開示されてい
るが、このような装置においては、装置をコンパクトに
する等の目的から。
蓄積性蛍光体シートを垂直もしくは略垂直方向へ搬送す
る場合がある。
ところで蓄積性蛍光体シートは、その表面(シートの蛍
光体層側の面)に傷などの物理的劣化が発生した場合に
、そのシートから得られる画像の画質あるいは画像情報
の精度が著しく低下する傾向にある。このため、蓄積性
蛍光体シートを搬送する手段の選択に際しては、蓄積性
蛍光体シートの表面に傷がつくことのないように充分な
配慮が必要となる。このような点を考慮して、従来蓄積
性蛍光体シートの搬送手段として一般に柔軟なシート材
料を用いるベルトコンベアが用いられている。しかしな
がら、ベルトコンベアは水平方向への蓄積性蛍光体シー
トの搬送には適しているが、水平方向以外の方向への蓄
積性蛍光体シートの搬送、特に垂直もしくは略垂直方向
への蓄積性蛍光体シートの搬送には不適当である。すな
わち、ベルトコンベアを用いて蓄積性蛍光体シートを垂
直もしくは略垂直方向へ搬送する場合には、一対のベル
トコンベアをそれぞれのベルトコンベアが互に接触する
ように対向させて設置し、この一対のベルトコンベア間
に蓄積性蛍光体シートを挟み込んだ状態にて搬送を行な
う必要があるが、このような搬送装置は構造的に複雑と
なり装置全体のコンパクト化が実現しにくいとの問題が
ある。また例えば双方のベルトコンベアの移動速度に差
が僅かでも生した場合などには、蓄積性蛍光体シートの
表1mに傷が発生する傾向があり、これも大きな問題で
ある。
[発明の要旨] 本発明は、蓄積性蛍光体シートの搬送、特に上記蓄積性
蛍光体シートが循環再使用される放射線画像情報記録読
取装置等において必要性の高い垂直もしくは略垂直方向
へのシートの搬送に適した搬送方法を提供するものであ
る。
本発明が提供する蓄積性蛍光体シートの搬送力法は、支
持体、輝尽性蛍光体とバインダーとを含む蛍光体層、お
よび保護膜をこの順に積層してなる構成を有する蓄積性
蛍光体シートであって、少なくとも該蓄積性蛍光体シー
トの搬送方向に沿った蛍光体層の両側縁部が支持体の対
応両側縁部よりも内側に配置されてなる搬送対象の蓄積
性蛍光体シートの両側縁部を案内部材で保持しながら、
駆動部材により該蓄積性蛍光体シートの面上に駆動力を
付与することによって該蓄積性蛍光体シートを所定方向
に移動させることからなる搬送方法である。
また、本発明が蓄積性蛍光体シートの搬送方法に用いら
れる蓄積性蛍光体シートは、通常の形態にある蓄積性蛍
光体シートの少なくとも搬送方向に沿った両側縁部が膜
状高分子物質により被覆保護されたものであってもよい
[発明の詳細な記述] 以下に本発明を添付図面を参照しながら詳しく説明する
本発明において搬送の対象となる蓄積性蛍光体シートの
代表的な構成の例を添付図面の第1a、1b、10図に
示す。
支持体、輝尽性蛍光体とバインダーとを含む蛍光体層、
および保護膜をこの順に積層してなる構成を有する蓄積
性蛍光体シートの一般的な構成は既に知られている。
本発明の搬送方法において用いられる蓄積性蛍光体シー
トは、その両側縁部(該蓄積性蛍光体シートの搬送方向
に沿った蛍光体層の両側縁部)が、該蓄積性蛍光体シー
トの搬送時にその両側縁部から受けやすい機械的衝撃か
らその蛍光体層を保護するように特別の配慮がなされて
いる。
本発明の搬送方法で用いられる蓄積性蛍光体シートの構
成は、下記の二種類に分けることができる。すなわち、 (I) gk光体層の両側縁部が支持体の対応両側縁部
よりも内側に配置されてなる蓄積性蛍光体シート、およ
び (II)両側縁部が膜状高分子物質により被覆保護され
てなる蓄積性蛍光体シート、 である。
上記の(I)の構成の例は第1a図に模式的に示されて
いる。すなわち第1a図において、数値11は支持体を
、12は蛍光体層を、モして13は保護膜を表わしてい
る。このように蓄積性蛍光体シートを、その両側縁部に
おいて支持体が蛍光体層より外側に突出させるように構
成することにより、蓄積性蛍光体シートの当該側縁部に
加えられる機械的衝撃、摩擦などから蛍光体層の物理的
劣化を抑制することが可能となる。なお、支持体11の
側縁部、前端部、後端部は、上縁部もしくは下縁部にお
いて面取りが施されていてもよい。
上記の(II)の構成の例は第1b、10図に模式的に
示されている。すなわち、第1b、10図において、数
値11は支持体を、12は蛍光体層を、モして13は保
護膜を表わしている。このうち第tb図は、蛍光体層の
両側縁部の被覆保護が膜形成性高分子物質の塗布層14
によりなされた例を示している。一方、第1C図は、高
分子物質フィルム15を接着層16を介して接着付設し
た例を示している。これらのように蓄積性蛍光体シート
を、その両側縁部を膜状高分子物質により被W保3’S
することによっても、蓄積性蛍光体シートの当該側縁部
に加えられる機械的衝撃、摩擦から蛍光体層の物理的劣
化を抑制することが可能となる。なお、支持体tiの側
縁部、前端部、後端部は、」−縁部もしくは下縁部にお
いて面取りが施されていてもよい。
また本発明の搬送方法に用いる蓄積性蛍光体シートの前
端部および/または後端部についても上記と同様な保護
手段が施されていることが好ましいが、この点は必須で
はない。
蓄積性蛍光体シートの各種の材料は既に知られており、
本発明に用いる蓄積性蛍光体シートの製造に際しても、
それらの材料から任意に選択して使用することができる
たとえば、支持体の例としては、セルロースアセテート
、ポリエチレンテレフグレートなどのプラスチック物質
のフィルム、アルミニウム箔などの金属シート、通常の
紙、バライタ紙、レジンコート紙などを挙げることがで
きる。なお支持体の蛍光体層が設けられる側の表面には
、接着性付4層、光反射層、光吸収層などの他の機能層
が設けられている場合もある。
蛍光体層は、基本的に輝尽性蛍光体の粒子をバインダー
中に分散させてなる層である。このような目的に用いら
れる輝尽性蛍光体は既に多数知られており1本発明にお
いてもそのような輝尽性蛍光体から任意に選択して用い
ることができる。公知の輝尽性蛍光体の例としては、二
価ユーロピウム賦活アルカリ土類金属弗化/Xロダン化
物蛍光体(M璽F X : E u ” ;ただし、M
lはMg、CaおよびBaからなる群より選ばれる少な
くとも一種のアルカリ土類金属であり、XはC9,、B
rおよび工からなる群より選ばれる少なくとも一種のハ
ロゲンである):ユーロピウムおよびサマリラム賦活硫
化ストロンチウム蛍光体(SrS:Eu、Sm);ユー
ロピウムおよびサマリウム賦活オキシ硫化ランタン蛍光
体(La20□S:Eu、Sm);ユーロピウム賦活酸
化アルミニウムバリウム蛍光体(BaOaAJ1203
 :Eu);ユーロピウム賦活アルカリ土類金属ケイ酸
塩蛍光体(M2+o−5to2 :Eu;ただし、M2
−はMg、CaおよびBaからなる群より選ばれる少な
くとも一種のアルカリ土類金属である):セリウム賦活
希土類オキシハロゲン化物蛍光体(LnOX:Ce;た
だし、LnはLa、Y、GdおよびLuからなる群より
選ばれる少なくとも一種の6上類元素であり、又は0文
、BrおよびIからなる群より選ばれる少なくとも一種
のハロゲンである)を挙げることができる。ただし、本
発明の蓄積性蛍光体シートに用い得る輝尽性蛍光体は上
記のものに限られるものではなく、輝尽性を示す蛍光体
であれば特に制限なく用いることができる。
蛍光体層の表面には、次いで蛍光体層を物理的および化
学的に保護するための透明な保護膜が設けられる。透明
保護膜に用いられる材料の例としては、酢酸セルロース
、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエチレンを挙げることができる。透明保護膜
の膜厚は、通常的0.1乃至20ILmである。
なお、蓄積性蛍光体シートは、特開昭55−16350
0号公報、特開昭57−96300号公報などに記載さ
れているように、着色剤によって着色されていてもよく
、また特開昭55−146447号公報に記載されてい
るようにその蛍光体層中に白色粉体が分散されていても
よい。
蓄積性蛍光体シートの両側縁部に膜形成性高分子物質の
塗布層を設ける場合には、任意の膜形成性高分子物質を
溶媒に溶解させて調製した塗布液を当該両側縁部に塗布
したのち乾燥して溶媒を除去する方法、あるいは高分子
物質形成性原料を当該両側縁部に塗布したのち、その位
置で反応させて塗布膜を形成する方法などを利用するこ
とができる0本発明において利用される膜形成性高分子
物質には特に制限はないが、たとえば特開昭58−68
746号公報に開示されているようなポリウレタン、ア
クリル系樹脂、およびアクリル系樹脂と塩化ビニル・酢
酸ビニルコポリマーとの混合物を利用することができる
蓄積性蛍光体シートの両側縁部に高分子物質フィルムを
設ける場合には、任意の高分子物質から形成されたフィ
ルムを利用することができる0通常は、蓄積性蛍光体シ
ートの両側縁部および/または該フィルムに接着剤層を
設けたのち、蓄積性蛍光体シートの両側縁部と高分子物
質フィルムとの接着(粘着等も含む)が行なわれる。高
分子物質フィルムの例としては、透明保護膜に用いられ
る材お1の例として前に挙げた酢酸セルロース、ポリメ
チルメタクリレート、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リエチレンなどを挙げることができるが、この目的に用
いられる高分子物質フィルムは4、′lに透明である必
要はない。
0′S2図は、本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送力法
の実施に好適に利用される搬送装置の構成の概略図であ
る。従って、以下においてはこの搬送装置を用いる態様
を例にして本発明の搬送方法を説明する。
本発明の搬送方法の実施に好適に利用される搬送装置は
、基本的に、搬送対象の蓄積性蛍光体シー421の両側
縁部を保持するための案内部材22.23(22a、2
3a、22b、23b、・・・・・・・・・)、そして
蛍光体シー)21の面上に駆動力を付与するための搬送
方向(矢印の方向)に沿って配置された二重上の駆動部
材24(24a、24b、24c、・・・・・・)を含
み、かつ搬送方向に沿って隣接する二個の駆動部材(た
とえば24bと240)の間隔が蓄積性蛍光体シー)2
1の搬送方向に沿った長さよりも小さいことを特徴とす
るものである。
上記の搬送装置における案内部材は蛍光体シートをその
両側縁部にて保持するもので、該蓄積性蛍光体シートが
シート表面と垂直な方向に曲がること(すなわち、「た
わみ」など)、そして横方向に移動してずれたりするこ
となどを防止する機能を有するもので、たとえば、断面
がコの字型の樋状の形状を有する。従って、案内部材は
蓄積性蛍光体シートを必ずしも接触下に保持する必要は
ない、第2図から明らかなように、蓄積性蛍光体シート
21は案内部材22.23によって放射線画像の蓄積記
録には無関係な両側縁部において保持されるので、二個
の駆動部材24の間では放射線画像が蓄積記録される表
面部分は搬送装置の各部材とは非接触であり、従ってそ
の表面部分が傷つけられることはない、なお、案内部材
の形状は第2図に示したような形状に限られるわけでは
なく、上記の案内部材の機能を有するものであれば任意
の形状を取ることができ、またその材料についても特に
限定はない、また案内部材は第2図に示したように個々
に分離されている必要はなく、後述するような駆動部材
を適宜選択することにより、一体とされた案内部材、た
とえば第2図において、案内部材22.23が蓄積゛性
蛍光体シート21の裏面(シートの支持体側の面)側で
一体とされたもの、を用いることもできる。
上記の搬送装置における駆動部材は、蓄積性蛍光体シー
トの面上に駆動力を付与して、蓄積性蛍光体シートの所
定方向への搬送(移動)をDJ能にする機能を有するも
ので、少なくとも二以」二がらなり、そして蓄積性蛍光
体シートの搬送方向に沿って隣接する二個の駆動部材の
間隔(文)が蓄積性蛍光体シートの搬送方向に沿った長
さくno)よりも小さいものである。二以上の駆動部材
をこのような構成とすることによって、蓄積性蛍光体シ
ートの搬送が確実に行なわれる。
蓄積性蛍光体シートの面上に駆動力を付与する機能を有
する駆動部材の代表例としては第2図に示したように一
対のローラからなる駆動部材を挙げることができる。な
お、このローラの長さは、搬送対象の蓄積性蛍光体シー
トの横幅とおよそ同艮であることが望ましいが、特にそ
の長さに限定されるものではない、またローラは複数個
の長さの短いローラから構成されていてもよい、ローラ
は必ずしも一対である必要はなく、たとえば−個の駆動
ローラと、そのローラに組み合わされた固定支持体とか
ら駆動部材を構成してもよい、また駆動部材はローラ以
外のものであってもよい。
駆動部材の表面、特に蓄積性蛍光体シートの表面に接触
する面はゴムなどの柔軟で弾力性のある材料から形成す
ることが好ましく、このような構成とすることにより1
71M性蛍光体シートへの物理的#i撃を緩和し、かつ
、蓄積性蛍光体シート表面の傷の発生を効果的に防止す
ることができる。
駆動部材24(24a、24b、24c、・・・)の駆
動力は、一般に該駆動部材にチェーン、駆動ベルトなど
の駆動力伝達手段25を介して、モータなどの駆動手段
26より駆動部材に供給され、この駆動力が搬送下にあ
る蛍光体シート21に、その表面を介して伝えられる。
なお、案内部材および駆動部材は、適当な固定手段、支
持手段などにより、空間中にそれぞれの機能を果すよう
に支持されていることはいうまでもない。
本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送方法を用いることに
よって、従来から利用されているベルトコンベアでは問
題のあった蓄積性蛍光体シートの非水平方向への搬送、
特に垂直もしくは略垂直方向への搬送(上昇搬送および
/または下降搬送)を蓄積性蛍光体シートの表面を傷つ
けることなく容易かつ確実に実施することができる。た
だし、本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送方法は、垂直
もしくは略垂直方向への搬送のみに利用されわけではな
く、たとえば、搬送方向の変更を伴なう搬送(たとえば
90度ターン、Uターンなど)の際に有効に利用するこ
とが述ソ、また、従来においてはベルトコンベアが一般
的に利用されている水平方向における蓄積性蛍光体シー
トの搬送に際しても有効に利用できる。また更に、放射
線画像情報記録読取装置内などにおける蓄積性蛍光体シ
ートの搬送に際して、本発明の搬送方法と従来方法のベ
ルトコンベアを利用する搬送方法を組み合わせて利用す
ることも可能である。
上述のように本発明の搬送方法は蓄積性蛍光体シートを
垂直もしくは略垂直方向へ搬送するのに適したものであ
るので、特に装置のコンパクト化等の点からそのような
搬送の必要性の高い蓄積性蛍光体シートが循環再使用さ
れる放射線画像情報記録読取装置に好適に実用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1a、1b、10図は、本発明の搬送方法において利
用される代表的な畜積性蛍光体シートの構成を模式的に
示す図である。 第2図は、本発明の蓄積性蛍光体シートの搬送方法の実
施に好適に利用される搬送装置の構成の概略を示す図で
ある。 ll:支持体、12:蛍光体層、13:保護膜14:膜
形成性高分子物質の塗布層、 15:高分子物質フィルム、16:接着層、21:蓄積
性蛍光体シート、 22.23(22a、23a、22b、23b、・・・
・・・・・・):案内部材、 24(24a、24b、24c、・・・・・・):駆動
部材(ローラ) 第10図 第1b図 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体、輝尽性蛍光体とバインダーとを含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を有する
    Sa性蛍光体シートであって、少なくとも該蓄積性蛍光
    体シートの搬送方向に沿った蛍光体層の両側縁部が支持
    体の対応両側縁部よりも内側に配置されてなる搬送対象
    の蓄積性蛍光体シートの両側縁部を案内部材で保持しな
    がら、駆動部材により該蓄積性蛍光体シートの面上に駆
    動力を付与することによって該蓄積性蛍光体シートを所
    定方向に移動させることからなる蓄積性蛍光体シートの
    搬送方法。 2、該駆動部材が回転ローラであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の蓄積性蛍光体シートの搬送方
    法。 3、該駆動部材が回転下にある一対のローラであること
    を特徴とする特許請求の範囲第2項記載の蓄積性蛍光体
    シ゛−トの搬送方法。 4、該蓄積性蛍光体シートの搬送方向が略垂直であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の蓄積性蛍光
    体シートの搬送方法。 5、支持体、輝尽性蛍光体とバインダーとを含む蛍光体
    層、および保護膜をこの順に積層してなる構成を有する
    蓄積性蛍光体シートであって、少なくとも該蓄積性蛍光
    体シートの搬送方向に沿った両側縁部が膜状高分子物質
    により被覆保護されてなる搬送対象の蓄積性蛍光体シー
    トの両側縁部を案内部材で保持しながら、駆動部材によ
    り該蓄積性蛍光体シートの面上に駆動力を付与すること
    によって該蓄積性蛍光体シートを所定方向に移動させる
    ことからなる蓄積性蛍光体シートの搬送方法。 6、該駆動部材が回転ローラであることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の蓄積性蛍光体シートの搬送方
    法。 7、該駆動部材が回転下にある一対のローラであること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載の蓄積性蛍光体
    シートの搬送方法。 8.該蓄積性蛍光体シートの搬送方向が略垂直であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第5項記載の蓄積性蛍光
    体シートの搬送方法。 9、該蓄積性蛍光体シートの蛍光体層の両側縁部の被覆
    保護が膜形成性高分子物質の塗布層もしくは高分子物質
    フィルムの接着によりなされていることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載の蓄積性蛍光体シートの搬送方
    法。
JP6958484A 1984-04-06 1984-04-06 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法 Pending JPS60212754A (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6958484A JPS60212754A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法
CA000478540A CA1270407A (en) 1984-04-06 1985-04-09 Stimulable, phosphor-sheet, and method and device of conveying the same
EP19870117493 EP0285702B1 (en) 1984-04-06 1985-04-09 Stimulable phosphor sheet
EP85104263A EP0159613B1 (en) 1984-04-06 1985-04-09 Device of conveying a stimulable phosphor sheet
DE19853588045 DE3588045T2 (de) 1984-04-06 1985-04-09 Übertragungsmethode einer Phosphorfolie.
DE19853587647 DE3587647T2 (de) 1984-04-06 1985-04-09 Anregbare Phosphorfolie.
DE19853586636 DE3586636T2 (de) 1984-04-06 1985-04-09 Vorrichtung zur befoerderung einer anregbaren phosphorschicht.
EP87117494A EP0269110B1 (en) 1984-04-06 1985-04-09 Method of conveying a stimulable phosphor sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6958484A JPS60212754A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60212754A true JPS60212754A (ja) 1985-10-25

Family

ID=13407014

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6958484A Pending JPS60212754A (ja) 1984-04-06 1984-04-06 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60212754A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS449959Y1 (ja) * 1967-07-12 1969-04-22
JPS5868746A (ja) * 1981-10-21 1983-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線像変換パネル
JPS58204400A (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換パネル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS449959Y1 (ja) * 1967-07-12 1969-04-22
JPS5868746A (ja) * 1981-10-21 1983-04-23 Fuji Photo Film Co Ltd 放射線像変換パネル
JPS58204400A (ja) * 1982-05-24 1983-11-29 富士写真フイルム株式会社 放射線像変換パネル

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0077678B1 (en) Radiation image recording and read-out system
US4684592A (en) Stimulable phosphor sheet
JPH0552918B2 (ja)
US4665003A (en) Stimulable phosphor sheet and method of conveying the same
JPH0614233B2 (ja) 放射線画像情報記録読取装置
EP0482676B1 (en) Radiation image storing panel and method of moving the same in an image recording and read-out apparatus
JPS60211399A (ja) 蓄積性蛍光体シートの搬送方法
JPS60211398A (ja) 蓄積性蛍光体シートの搬送方法
JPH0131372B2 (ja)
JPS60212754A (ja) 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法
JPH0434717B2 (ja)
JPS6140600A (ja) 蓄積性螢光体シ−トとその搬送方法
EP0285702B1 (en) Stimulable phosphor sheet
JPH0434716B2 (ja)
JPS6140599A (ja) 蓄積性螢光体シ−トその搬送方法
JPS60213898A (ja) 蓄積性蛍光体シ−ト
JPH0434719B2 (ja)
JPH0434718B2 (ja)
EP0269110B1 (en) Method of conveying a stimulable phosphor sheet
JPH0554920B2 (ja)
JPS60213646A (ja) 蓄積性蛍光体シ−トの搬送方法および搬送装置
JPS6157941A (ja) 蓄積性螢光体シ−トの搬送方法および搬送装置
JPH0578817B2 (ja)
JPS60262100A (ja) 放射線画像変換方法
JPS6345600A (ja) 放射線像変換パネル