JPS60212473A - 珪酸カルシウム板にシ−トを貼着するためのシ−ラ−用合成樹脂エマルジヨン - Google Patents

珪酸カルシウム板にシ−トを貼着するためのシ−ラ−用合成樹脂エマルジヨン

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JPS60212473A
JPS60212473A JP7050784A JP7050784A JPS60212473A JP S60212473 A JPS60212473 A JP S60212473A JP 7050784 A JP7050784 A JP 7050784A JP 7050784 A JP7050784 A JP 7050784A JP S60212473 A JPS60212473 A JP S60212473A
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JP
Japan
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synthetic resin
resin emulsion
emulsion
sealer
sheet
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JP7050784A
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Akinari Gotou
後藤 陽功
Takashi Mizuguchi
隆 水口
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Hoechst Gosei KK
Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Hoechst Gosei KK
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 にシートを強固に貼着するためのシーラー用合成樹脂エ
マルジョンに関する。
けいカル板をつくるには、その製法の一つである抄造法
によれば、けいカル板の原料であるけい砂やけいそう土
などのけい酸質原料と石灰石(消石灰)などの石灰質原
料に、石綿などの無機質繊維を添加補強したスラリー状
のものを、製紙機械が紙を抄くようにロールで捲き取り
、通常5〜6層に重ね、これを所定の寸法に切断し、1
80°0,10気圧のオートクレーブに入れて10時間
養生してえられる。
抄造法は4〜10閾厚位の薄物の製造に適している。こ
のほかは、厚板の製造にはプレス方式このようにしてえ
られたけいカル板は軽量、高強度、高寸法安定性、高断
熱性であり、かつ、鋸で切れる、白アリやネズミを寄せ
つけないなどの特徴を有するすぐれた不燃建材であるた
め、住宅やビル、マンションなどの内装材としてここ数
年、その需要が急速に伸びている。
しかしながらこのようにすぐれた建材であるけいカル板
も、ALO板(オートクレーブドライドウェイトコンク
リート板)同様吸水性が激しいため、外装材として使用
するためには防水シートを貼着するなどの防水処理を施
さなければならない。
ALO板の場合は表面が粗く、かつ無数の気孔があり、
表面の剥離強度もある程度強いため、ゴムシートなどの
防水シートを接着剤で貼着したり、あるいは自着性のア
スファルトシートなど全そのまま貼着して、防水処理を
施すことができるが、けいカル板の表面は緻密で粉っぽ
いため、このような防水シートを貼着しても、接着界面
が粉化して剥がれてしまうのである。このことは、内装
材として使用する場合にも問題となるのである。すなわ
ち、内装材は室内の雰囲気に合せて化粧する必要がある
。そのためにけいカル板の表面に布、紙、プラスチック
などでできた壁装材のごとき化粧シートを貼着すること
が試みられたが、やはり界面が粉化して剥がれてしまう
のである。
なお、他の化粧方法として塗料で塗装する方法が考えら
れるが、これもけいカル板の吸水性のため吸込みムラが
生じ美麗な塗装ができないので、化粧シートの貼着によ
る化粧を塗装で代替することは困難である。
かかる問題点について、本発明者らは種々検討ヲ行なっ
たところ、特定のアクリル系エマルジョンをシーラーと
して塗布し、乾燥したのちアスファルトシートのごとき
[1性シ一トハ接着剤を用いないで、また、自着性でな
いシートは接着剤を用いて貼着すると、シートは強固に
接着し、界面が粉化して剥離するという現象はみられず
、実用的に十分使用できることを見出し、本発明を完成
した。
すなわち、本発明は粒子径が0.02〜0.2ミクロン
のアクリル系合成樹脂エマルジョンからなる、珪酸カル
シウム板にシートを貼着するためのシーラー用合成樹脂
エマルジョンに関するものである。
本発明の方法で貼着できるシートとしては、アスファル
トシート、天然又は合成コムシート、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、エチレンープロピレンージ・エンターポ
リマー(II!PT)、ポリエステル、ポリアクリル、
ポリ塩化ビニルなどのプラスチックシートおよび布、紙
シートなどがあげられる。
これらのシートを普通接着剤を用いて貼着するのである
が、中にはアスファルトシートのごとく接着剤を用いな
くても貼着できる自着性シートもある。
本発明において、けいカル板にあらかじめ塗布するシー
ラー用合成樹脂エマルジョンとしては、メチルアクリレ
ート又はメチルメタクリレ−)r以下メチル(メタ)ア
クリレートのごとく記載スる)、エチル(メタ)アクリ
レート、ブチル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシ
ル(メタンアクリレート、′シクロヘキシル(メタ)ア
クリレートなどの(メタ)アクリレート同士およびこれ
らと40重量部以下の酢酸ビニル、分岐高級脂肪酸ビニ
ルエステルなどのビニルエステル、(メタ)アクリル酸
、クロトン酸、イタコン酸などのαβ不飽和カルボン酸
、エチレン、スチレン、塩化ビニルなどのモノビニル系
単量体、10重量%以下のN−メチロールアクリルアミ
ド、グリシジルメタ、クリレート、ジビニルベンゼンな
どの架橋性単量体を共重合した粒子径が0.02〜0.
2ミクロンの水性エマルジョンが用いられる。
ことに20重量%以下の不飽和カルボン酸を共重合シた
(メタ)アクリレート重合体エマルションが好適である
。酢酸ビニルは共重合成分として40重量%以下使用す
るのは差支えないが、40重量%を超えて使用したもの
は浸透性がわるく、不適当である。とくに乳化剤にポリ
ビニルアルコールを使用したものは、粒子径が大きく、
浸透しにくいので界面剥離を起し好ましくない。
エマルジョンの粒子径は大きくなるほど浸透性がわるく
なるので小さい方がよく、大きくても0.2 ミクロン
を超えてはならない。粒子径が0.1ミクロン以下のエ
マルジョンはハイドロゾルと称され、とくに好ましい。
ハイドロゾルの製造方法としては、界面活性剤を多量に
用いて重合するか、あるいはカルボキシル基含有アクリ
ルエマルジョンをアルカリで部分的に溶解してつくるこ
とができる。
本発明において、この特定のアクリル系合成樹脂エマル
ジョンの塗布量はとくに規定しないが、固形分で109
/m”〜3009/m2の範囲が適当である。
本発明のシーラー用合成樹脂エマルジョンを用いて、シ
ートを貼着するには、まずけいカル板の表面に本発明の
シーラー用アクリル系合成樹脂エマルジョンを塗布し、
乾燥したのち、自己接着性シートは自着させ、そうでな
いシートは接着剤を用いて貼着すればよい。接着剤とし
てはゴム系コンタクト型接着剤又は合成樹脂エマルジョ
ン型接着剤が用いられる。
エマルション型接着剤を用いる場合は、塗布後半透明以
上に乾燥したのち貼着するとよい。
本発明のシーラー用アクリル系合成樹脂エマルジョンの
作用効果は、けいカル板表面から内部に浸透して表面強
度を高めるとともに、接着性も改善しているものと考え
られる。
本発明のシーラー用アクリル系合成樹脂エマルジョンを
用いれば、けいカル板を建物の外壁に張り付けたのち防
水シートを貼着したり、けいカル板を内装材として内壁
に取りつけた上に、壁装材などを貼着したりすることも
できるが、好ましくは工場で本発明のシーラー用アクリ
ル系合成樹脂エマルジョンを用いて、防水シートなどの
シートを貼着した加工けいカル板を作製し、それを現場
で内外壁に取り付けるのがよい。
次に実施例、比較例をあげて本発明を説明する。
実施例1 ブチルアクリレート65重量部、スチレン65重量部、
メタクリル酸6重量部を、乳化剤としてポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル2重量部1ラウリルスルホ
ネート8重量部を用いて乳化重合した粒子径0.03 
ミクロンのけいカル板にシートを貼着するためのシーラ
ー用工4ルジョン。
実施例2〜7゜ 実施例1に準じて、第1表に記載した単量体と乳化剤を
用いて乳化重合したけいカル板にシートを貼着するため
のシーラー用エマルジョン。
比較例1−6 実施例1に準じて第1表に記載した単量体と乳化剤を用
いて乳化1合した比較のためのエマルジョン。
比較試験 厚さ10mmの10amX20cmのけいカル板(三菱
セメント建材■製ヒシラックA 100 )に、実施例
1〜7でえたシアラー用エマルジョンと比較例1〜6で
えたエマルジョンをシーラーとして50g/m2の割合
で塗布し乾燥後、第1表に示したシートを貼着し、−昼
夜養生後夫々の剥[強度(26mm 、 180°引裂
]を測定した。
比較試験結果を第1表に示した。
比較例7〜8 合成樹脂エマルジョンシーラーを使用しない場合である

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 粒子径が0.02〜0.2ミクロンのアクリル系合
    成樹脂エマルジョンからなる、珪酸カルシウム板にシー
    トを貼着するためのシーラー用合成樹脂エマルジョン。 2 シートの貼着が、自己接着性のシートの貼着である
    特許請求の範囲第1項記載のシーラー 用合成樹脂エマ
    ルジョン。 6 シートの貼着が、接着剤を用いるシートの貼着であ
    る特許請求の範囲第1項記載のシーラー用合成樹脂エマ
    ルジョン。 4 アクリル系合成樹脂エマルジョンが、炭素[L子!
    &1〜20個の飽和アルコールとアクリル酸又はメタク
    リル酸とのエステルから選んだ1又は2以上を乳化重合
    したエマルジョンである特許請求の範囲第1項、第2項
    又は第6項記載のシーラー用合成樹脂エマルジョン。 5 アクリル系合成樹脂エマルジョンが、炭素11子t
    & 1〜20個の飽和アルコールとアクリル酸又はメタ
    クリル酸とのエステルから選んだ1又は2以上と、ビニ
    ルエステル、α、I不飽和カルボン酸、モノビニル単量
    体および架橋性単量体から選んだ1又は2以上の乳化重
    合したエマルジョンである特許請求の範囲第1項、第2
    項又は第6項記載のシーラー用合成樹脂エマルジョン。
JP7050784A 1984-04-09 1984-04-09 珪酸カルシウム板にシ−トを貼着するためのシ−ラ−用合成樹脂エマルジヨン Granted JPS60212473A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63284284A (ja) * 1986-12-06 1988-11-21 Lion Corp シーリング材
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