JPS602119A - 根系制御板 - Google Patents

根系制御板

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Publication number
JPS602119A
JPS602119A JP58111712A JP11171283A JPS602119A JP S602119 A JPS602119 A JP S602119A JP 58111712 A JP58111712 A JP 58111712A JP 11171283 A JP11171283 A JP 11171283A JP S602119 A JPS602119 A JP S602119A
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JP
Japan
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root
system control
root system
control board
ligation
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Pending
Application number
JP58111712A
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English (en)
Inventor
野本 恒夫
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Publication of JPS602119A publication Critical patent/JPS602119A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物栽培に用いる根系制御板に関するものであ
る。
一般に、植物体根部は垂直下あるいはこれに近い方向に
伸長するものほど発達する傾向にある。 これがために
自然状態で生育した植物体では粗根が主となり、細根の
発生は極めて少なく、栄養生長のみ旺盛で、移植等栽培
技術の適用が困難なものが普通となつている。 本発明
は、植物体根部の屈地性を利用して、そのほぼ垂直下に
伸長する主根およびこれと大きな角度をなさない太根を
首尾よく結紮小穴中に導入結紮することにより本発明の
根系制御板に特有の主根およびこれと大きな角度をなさ
ない太根の切りつめ様効果を得てそれらの異常とも思え
る発達を抑制し、それら結紮部以上からの支根および細
根の十分な発達を促進するどいう植物の集約栽培に欠か
すことのできない新規物品を提供しようとするものであ
る。
本発明の根系制御板(1)は平薄板状物あるいは曲面薄
板状物に多数の結紮小穴(2)を設けてなるもので、そ
の概形は方形、円形、長尺状あるいは鉢状、樋状、波板
状等種々形状なすものである。 そして上記薄板状物に
上面より下面まで貫通して多数設けられる結紮小穴(2
)について述べるならば、それらの概観平面形状は円形
、楕円形あるいは多角形状等なすものであり、また、そ
れらの断面によればそれらは往々にして片面あるいは両
面より切削されたかたちの誘導斜面(3)を備えてその
結紮縁(6)はくさび状なすものである。 また、それ
ら結紮小穴(2)はしばしばその根系制御板(1)の周
縁に近づくものほど大口径となつているのである。 本
発明の根系制御板(1)は同一出願人の出願に係る昭和
57年特許願第210643号等に記載の技術に関連す
るものである。
本発明の概ね網状なす根系制御板(1)は合成樹脂、セ
ラミツクス、金属等あるいはこれらの複合物を素材に成
形されるもので全体として弾性を示すものから剛性を示
すものまで各種あるが、それらいずれの場合においても
結紮小穴(2)は該結紮小穴(2)中に肥大する植物体
根部を受け止めてその破壊力にうちかち所望の効果を得
ることのできるものであることには変わりないのである
。 まれには、軟質合成樹脂薄板すなわち支持体(4)
に穿設された小穴中にセラミツクス等製のリング状の結
紮具(5)を嵌め込んで所期の効果を達成するものであ
る。
本発明の根系制御板(1)を使用するには対象とする作
物の種類および栽培条件等を勘案して形状、大きさ、結
紮小穴(2)の径、埋設深度等決定してこれを土壌中に
ほぼ水平に埋設し、この上に作物を植えつけあるいは播
種等して栽培するのである。
実施例1 本発明の長尺シート状の根系制御板(1)を畝土中に畝
と同方向に埋設し該畝にて植物体を栽培し、時間の経過
とともに適宜根系を観察したところほぼ垂直下方向に伸
長する主根およびこれと大きな角度をなさない太根はそ
の中程で結紮小穴(2)中に結紮され、その結紮部以上
では支根および細根の十分な発達が見られた。 もちろ
ん主根と大きな角度をなす結紮されない支根も十分に細
根を発達させており病虫害に対する抵抗性は高く、収量
し本発明の根系制御板を使用しないものに比較して多か
つた。
実施例2 本発明の鉢状なす根系制御板(1)を圃場土中に上開き
に埋設しその上で植物体を栽培し、時間の経過とともに
適宜根系を観察したところほぼ垂直下方向に伸長する主
根およびこれと大きな角度をなさない太根はその中程で
結紮小穴(2)中に結紮されその結紮部以上では支根お
よび細根の十分な発達が見られた。
もちろん主根と大きな角度をなす結紮されない支根も十
分に細根を発達させており病虫害に対する抵抗性は高く
、収量も本発明の根系制御板を利用しないものに比較し
て多かつた。
本発明の根系制御板によれば、植物体根部のほぼ垂直下
に伸長する主根およびこれと大きな角度をなさない太根
は誘導斜面の作用により首尾よく結紮小穴中に導入され
るのである。 そして、その結紮小穴中に時間の経過と
ともに肥大する上記主根およびこれと大きな角度をなさ
ない太根は、該結紮小穴の結紮縁で相対的に締めつけら
れて、この部分での植物体中養水分等の移行は著しく阻
害されることになるのであり、結果として該主根および
これと大きな角度をなさない太根の該結紮部以下の発達
は抑制され、同時に該主根およびこれと大きな角度をな
さない太根の該結紮部以上の発達は促進されてここから
の支根・細根の満遍ない発生をみることになるのであり
、植物体地上部の結紮部以下の根部に対する依存度合い
は徐々に減少して次第にこの結紮部以上の主根および太
根より発生した支根・細根へと移行することになるので
あり、あたかも主根およびこれと大きな角度をなさない
太根を切りつめたかのような効果を得ることができるの
である。 本発明の根系制御板は比較的長時間経た後に
あらわれる特有の主根およびこれと大きな角度をなさな
い太根切りつめ様効果を期待して利用されることが多い
のであるが結紮小穴の形状によりその効果発現に緩急が
あり、該結紮小穴が円形以外の楕円あるいは多角形のと
きには根部はその穴中隅部に間隙を残しつつ肥大するこ
とになり根部結紮による主根および太根切りつめ様効果
は該結紮小穴の形が円形の場合のそれに比較してより緩
慢にあらわれてくるのである。 また、本発明の根系制
御板で結紮小穴の径がその周縁に近づくものほど大とな
つている場合には主根と大きな角度をなす太根の結紮は
行なわれないか、行なわれたとしても主根と大きな角度
をなさない太根のそれより効果発現が遅延するのが普通
である。 本発明の根系制御板を用いれば、栽培者は、
育苗期従来より一般的に行なわれてきた幼苗の再三再四
にわたる移植作業から解放されるばかりでなく、植物体
は播種から収穫まで圃場の同一箇所で栽培可能であり移 植による度重なる大打撃から免れて無理なくごく自然に
、主根およびこれと大きな角度をなさない太根の結紮部
以上で、支根・細根を発生・発達させることができて充
分な根圏を形成することができるのであり病虫害に対す
る抵抗性も高まり収量は増大するのである。 本発明の
根系制御板により、主根部およびこれと大きな角度をな
さない太根の結紮部以上で支根・細根を無理なく十分に
発達させてある健全な植物体では肥効も顕著であり肥培
管理に適したまことに集約栽培にむいた性状を呈するよ
うになることは従来技術によつて得たものをはるかにし
のぐのである。 すなわち、本発明の根系制御板を用い
て細根を十分に発達させた植物体では植えかえ時の活着
率は極めて高くなり、たとえば接木用台木としても掘り
上げてすぐに利用できるのであり、栄養生長と生殖生長
のバランスもとれて開花・結実までに要する時間が短縮
されるばかりでなく増収となり、樹姿はあたかも老成し
たかの観を呈するのである。 また、本発明の根系制御
板を街路樹、庭園木等の植えつけ時にそれらの下に埋設
して用いれば上記の場合と同様の効果を得ることができ
るのであり、従長や枝ぶりの乱れをよく抑制する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の根系制御板の一実施例を示すものであ
り、イはその斜視図を示すものであり、ロはイのA−A
に沿う部分での断面図的説明図を示すものである。 1…根系制御板 2…結紮小穴 3…誘導斜面 4…支持体 5…結紮具 6…結紮縁

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1平薄板状物あるいは曲面薄板状物に多数の結紮小穴(
    2)を設けてなる根系制御板 2概形は方形、円形、長尺状あるいは鉢状、樋状、波板
    状等なす特許請求の範囲第1項に記載の根系制御板 3結紮小穴(2)は片面あるいは両面より施された誘導
    斜面(3)により形成されたものである特許請求の範囲
    第1項および第2項に記載の根系制御板 4結紮小穴(2)は周縁部に近づくものほど大口径とな
    る特許請求の範囲第1項および第2項に記載の根系制御
    板 5結紮小穴(2)はリング状なす結紮具(5)を支持体
    (4)に嵌着してなる特許請求の範囲第1項および第2
    項に記載の根系制御板
JP58111712A 1983-06-20 1983-06-20 根系制御板 Pending JPS602119A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58111712A JPS602119A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 根系制御板

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58111712A JPS602119A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 根系制御板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS602119A true JPS602119A (ja) 1985-01-08

Family

ID=14568245

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58111712A Pending JPS602119A (ja) 1983-06-20 1983-06-20 根系制御板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS602119A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4768913A (en) * 1986-02-10 1988-09-06 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Destacker
US9157633B2 (en) 2009-07-22 2015-10-13 Kobe Steel, Ltd. Method for suppressing adhesion of ash and device for suppressing adhesion of ash in boiler

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4768913A (en) * 1986-02-10 1988-09-06 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Destacker
US9157633B2 (en) 2009-07-22 2015-10-13 Kobe Steel, Ltd. Method for suppressing adhesion of ash and device for suppressing adhesion of ash in boiler

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