JPS6024126A - 根系制御装置 - Google Patents

根系制御装置

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Publication number
JPS6024126A
JPS6024126A JP12929883A JP12929883A JPS6024126A JP S6024126 A JPS6024126 A JP S6024126A JP 12929883 A JP12929883 A JP 12929883A JP 12929883 A JP12929883 A JP 12929883A JP S6024126 A JPS6024126 A JP S6024126A
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JP
Japan
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system control
root system
root
control device
roots
Prior art date
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Pending
Application number
JP12929883A
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English (en)
Inventor
野本 恒夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は植物栽培,とりわけ幼木の植付け時等に用いて
便利な根系制御装置に関するものである。
一般に,植物体根部は垂直下あるいはこれに近い方向に
伸長するものほど発達する傾向にある。
これがために自然状態で生育した植物体では粗根が主と
なり,細根の発生は極めて少なく,栄養生長のみ旺盛で
,集約栽培に不向きな性状となつているのが普通である
。 本発明は植物体根部の屈地性を利用して,そのほぼ
垂直下に伸長する主根およびこれと大きな角度をなさな
いで伸長する太根を首尾よく結紮小穴中に導入結紮する
ことにより本発明の根系制御装置に特有の主根およびこ
れと大きな角度をなさない太根の切りつめ様効果を得て
それらの異常とも思える発達を抑制し,それらの結紮部
以上からの支根および細根の十分な発達を促進するとい
う果樹,庭園木等の木本植物の集約栽培に欠かすことの
できない新規物品を提供しようとするものである。 本
発明は同一出願人の出願に係る昭和58年特許願第11
1712号等に記載の技術に関連するものである。
本発明の根系制御装置について,以下に,図面に示した
実施例の場合を用いて詳細に説明する。
即ち,本発明の根系制御装置は多数の結紮小穴(2)を
有する平板状あるいは曲面板状なす根系制御板部(1)
の裏面に単数あるいは複数の脚部(3)を突設した,あ
るいは突設するようにしたことを特徴とするものである
。 上記根系制御板部(1)に上面より下面まで貫通し
て多数設けられる結紮小穴(2)について述べるならば
,それらの概観平面形状は円形,楕円形あるいは多角形
状等なすものであり,また,それらの断面によればそれ
らは往々にして片面あるいは両面より切削されたかたち
の誘導斜面(4)を備えてその結紮縁(5)はくさび状
なすものである。 そして,根系制御板部(1)とこの
裏面に突設される脚部(3)との関係について述べるな
らばこれらは相互に一体的に成形される場合と,各々個
々に成形されて使用に際しそれらは嵌合,螺合あるいは
ボルト・ナツト留め等手段により相互に組み立てられる
ようにした場合とがある。
本発明の根系制御装置を構成する概ね網状なす根系制御
板部(1)および杭状の脚部(3)を形成する素材とし
て一般的にはセラミツクス(もちろんセメント使用製品
をも含む)が選択されるがその他でも物理的,化学的に
安定し結紮小穴(2)中に肥大する主根およびこれと大
きな角度をなさないで伸長した太根の破壊力に打ちかち
所望の目的を達することのできるものであればなんでも
よくプラスチツクス,金属無機物あるいはこれらの複合
物等も利用される。
実施例1 中央に脚部設置孔(7)を備える脚部設置部(6)を四
方に延設する,多数の結紮小穴(2)を有する根系制御
板部(1)の該脚部設置孔(7)中に別途用意した杭状
の脚部(3)を挿入嵌合してその大部分を裏面に突出さ
せた根系制御装置 実施例2 多数の結紮小穴(2)を有する根系制御板部(1)の裏
面に脚部(3)を突出させて一体的に成形した根系制御
装置 実施例3 多数の結紮小穴(2)を有し,中央部に内側にねじ切り
してある脚部設置孔(7)を備える根系制御板部(1)
の該脚部設置孔(7)中に別途用意したねじ切りしてあ
るボルト状の脚部(3)を挿入螺合してその大部分を裏
面に突出させた根系制御装置 本発明の根系制御装置を使用するには対象とする樹種お
よび栽培条件等を勘案してその形状,大きさ,結紮小穴
(2)の径,埋設深度等決定してそれを土壌中にほぼ水
平に埋設し,この上に苗木を植付け栽培するのである。
 すなわち,苗木植付け予定箇所の土壌を所望深さ掘り
下げその穴底に根系制御板部(1)をほぼ水平に置きさ
らに該根系制御板部(1)に施された脚部設置孔(7)
中に別途用意された杭状の脚部(3)を挿入しさらに打
ち込み嵌合固定し該根系制御板部(1)を穴底に固定す
る等なし,その上に掘り上げた土壌を埋めもどしここに
苗木を植付ければよいのである。
本発明の根系制御装置によれば,植物体根部のほぼ垂直
下に伸長する主根およびこれと大きな角度をなさない太
根は誘導斜面の作用により首尾よく結紮小穴中に導入さ
れるのである。そして,その結紮小穴中に時間の経過と
ともに肥大する上記主根およびこれと大きな角度をなさ
ない太根は,該結紮小穴の結紮縁で相対的に締めつけら
れて,この部分での植物体中養水分等の移行は著しく阻
害されることになるのであり,結果として該主根および
これと大きな角度をなさない太根の該結紮部以下の発達
は抑制され,同時に該主根およびこれと大きな角度をな
さない太根の該結紮部以上の発達は促進されてここから
の枝根・細根の満遍ない発生をみることになるのであり
,植物体地上部の結紮部以下の根部に対する依存度合い
は徐々に減少して次第にこの結紮部以上の主根および太
根より発生した支根・細根へと移行することになるので
あり,あたかも主根およびこれと大きな角度をなさない
太根を切りつめたかのような効果を得ることができるの
である。 本発明の根系制御装置は比較的長時間経た後
にあらわれる特有の主根およびこれと大きな角度をなさ
ないで伸長する太根切りつめ様効果を期待して利用され
ることが多いのであるが結紮小穴の形状によりその効果
発現に緩急があり,該結紮小穴が円形以外の楕円あるい
は多角形のときには根部はその穴中隅部に間隙を残しつ
つ肥大することになり根部結紮による主根および太根切
りつめ様効果は該結紮小穴の形が円形の場合のそれに比
較してより緩慢にあらわれてくるのである。 本発明の
根系制御装置により,主根部およびこれと大きな角度を
なさない太根の結紮部以上で支根・細根を無理なく十分
に発達させてある健全な植物体では肥効も顕著であり肥
培管理等に適したまことに集約栽培にむいた性状を呈す
るようになることは従来技術によつて得たものをはるか
にしのぐのである。 すなわち,本発明の根系制御装置
を用いて上述のごとく細根を十分に発達させた植物体で
は栄養生長と生殖生長のバランスもとれて開発・結実ま
でに要する時間が短縮されるばかりでなく増収となり,
樹姿はあたかも老成したかの観を呈するのである。 ま
た,本発明の根系制御装置は脚部を有するために非常に
安定し,街路樹,庭園木あるいは果樹等の植付け時にそ
れらの下に埋設して用いればやがて伸長してきた主根お
よびこれと大きな角度をなさない太根は結紮小穴中に誘
導固定されることになるのであり,主根と大きな角度を
なして成長した結紮されない側根と相俟つて台風等の強
風による樹木の倒伏をよく防止するのである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明の根系制御装置の根系制御板部と
脚部とが個々に成形された鉢状の一実施例の説明図を示
すものであり,第1図(ロ)はその裏面よりの平面図を
示すものであり,第1図(ハ)は脚部設置部を通過する
部分での縦断面図を示すものである。 第2図(イ)は
本発明の根系制御装置の根系制御板部と脚部とが一体的
に成形された鉢状の場合の一実施例の説明図を示すもの
であり,第2図(ロ)はその裏面よりの平面図を示すも
のであり,第2図(ハ)は脚部を通過する部分での縦断
面図を示すものである。 第3図(イ)は本発明の根系
制御装置の根系制御板部と脚部とが個々に成形された円
板状の一実施例説明図を示すものであり,第3図(ロ)
はその裏面よりの平面図を示すものであり,第3図(ハ
)はその脚部設置孔を通過する部分での縦断面図を示す
ものである。 第4図は本発明の根系制御装置に多数施
される結紮小穴の一実施例の断面図を示すものである。  第5図は本発明の根系制御装置の使用状況を示す説明
図である。 1…根系制御板部 2…結紮小穴 3…脚部 4…誘導斜面 5…結紮縁 6…脚部設置部 7…脚部設置孔 8…樹木 9…ねじ山 特許出願人 野本恒夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 多数の結紮小穴(2)を有する根系制御板部(1)
    の裏面に単数あるいは複数の脚部(3)を突設したこと
    を特徴とする根系制御装置2 根系制御板部(1)と脚
    部(3)とは一体的に成形されてなる特許請求の範囲第
    1項に記載の根系制御装置 3 根系制御板部(1)と脚部(3)とは相互に組み立
    て可能に個々に成形されてなる特許請求の範囲第1項に
    記載の根系制御装置
JP12929883A 1983-07-18 1983-07-18 根系制御装置 Pending JPS6024126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12929883A JPS6024126A (ja) 1983-07-18 1983-07-18 根系制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12929883A JPS6024126A (ja) 1983-07-18 1983-07-18 根系制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6024126A true JPS6024126A (ja) 1985-02-06

Family

ID=15006107

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12929883A Pending JPS6024126A (ja) 1983-07-18 1983-07-18 根系制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6024126A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152257U (ja) * 1985-03-14 1986-09-20
JPH07111835A (ja) * 1991-12-10 1995-05-02 Toho Leo Kk 樹木の支持施工方法
US5851859A (en) * 1995-01-20 1998-12-22 Goldstar Co., Ltd. Method for manfacturing a thin film transistor by using temperature difference

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61152257U (ja) * 1985-03-14 1986-09-20
JPH07111835A (ja) * 1991-12-10 1995-05-02 Toho Leo Kk 樹木の支持施工方法
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