JP2857599B2 - 既存植生法面の再緑化工法 - Google Patents

既存植生法面の再緑化工法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既存の植生面の再緑化
方法に関し、例えば、草本植物が優先した植物群落が形
成された法面を、木本植物が優先する植生の法面に転換
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、法面等に既に形成された草本植物
群落を刈り取った後に、再度、通常の緑化工を施工する
方法や、既存の植生法面の表層を削り取って、草本植物
群落の根系を除去した後に、再度、通常の緑化工を施工
する方法等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでの法面緑化
は、早期に草本植物群落を造成して法面の侵食を防止す
ることが主たる目的であったことから、各地で外来草本
植物(ケンタッキー31フェスク、オーチャードグラ
ス、クリーピングレッドフェスク等の牧草)を用いた緑
化が行われてきた。
【0004】前記外来草本植物を主体とする緑化工は、
施工後は自然の植生遷移に委ねて最終的には森林への推
移を期待するものであるが、実際には余程立地条件が良
くない限り、植生遷移は停滞、若しくは、退行すること
が多く、生態系の回復が著しく遅れており、環境・景観
保全上からも問題を有しているのが現状である。
【0005】このため、最近では、緑化工の基本理念は
外来草本植物を主体とする緑化から、法面防災上強く、
周辺景観と調和し、生態系の早期回復を図ることができ
る木本植物を主体とする緑化に移り変わってきている。
【0006】しかし、従来の緑化工による既存の植生法
面の多くは外来草本植物を主体としているため、現在で
は植生の衰退した法面や、クズ、セイタカアワダチソウ
等の有害雑草による見苦しい法面が多くなっている。こ
うした雑草地化した法面は、法面防災上好ましくない
上、環境・景観的に非常に見苦しいため、こうした法面
を早期に木本植物を主体とした植生へと転換して法面の
安定を図り、併せて周辺環境や景観と調和する植物群落
を造成することが必要となっている。
【0007】更に、草本植物群落によって形成された植
生が衰退したり、雑草地化したりしていない法面におい
ても、法面防災上、及び、環境保全上有益な木本植物を
主体とした植生に転換する必要性も生じている。
【0008】このように、既存の草本植物を主体とする
植生法面を、木本植物を主体とする植生法面に再緑化す
ることが必要となっている。
【0009】しかし、草本植物が優先する法面に再緑化
を行う場合、既存の草本植物を刈り取っただけで草本植
物の根系を完全に除去せずに、通常の緑化工(例えば、
種子散布工、客土種子吹付工、厚層基材吹付工等の機械
施工や、植生シート工、植生土のう工等)を施工して
も、既存の草本植物が繁茂して導入植物が被圧されるた
め、植物群落の転換を図ることは極めて難しい。
【0010】また、既存法面の表層を削って根系を完全
に除去する従来の方法は、人力に頼らざるを得ず効率が
良くない上、抜根作業により法面が裸地化し落石が生じ
る危険性もあり、既存の植生法面の再緑化方法としては
問題が多い。更に、再緑化にあたっては、交通の障害と
なるような土工事を極力行わない簡易な方法が望まれる
ため、従来の方法はその点においてもあまり適していな
い。
【0011】本発明は上述の実状に鑑みて成されたもの
であり、既存の草本植物の根系を除去せずに再緑化を図
る方法を提供すると共に、既存の草本植物によって一応
の法面表層の安定が図られていることを有効に利用し、
上述のように法面を再裸地化するこなく、スムーズに木
本植物を主体とする植生へ転換する方法を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成する本
発明の第1の態様は、既存植生を含む法面上に、前記既
存植生からの出芽抑制のために天然鉱物質繊維および生
分解性プラスチック繊維から選択される少なくとも一種
を含む繊維質層を2乃至5cmの厚さで吹付造成し、その
上に植生基材、侵食防止材、肥料、種子を含む生育基盤
層を吹付造成することを特徴とする既存植生法面の再緑
化工法である
【0013】本発明の第2の態様は、既存植生を含む法
面上に、前記既存植生からの出芽抑制のために天然鉱物
質繊維および生分解性プラスチック繊維から選択される
少なくとも一種と接合材であるセメント又は高分子樹脂
とを含む繊維質層を2乃至5cmの厚さで吹付造成し、そ
の上に植生基材、侵食防止材、肥料、種子を含む生育基
盤層を吹付造成することを特徴とする既存植生法面の再
緑化工法である
【0014】本発明の第3の態様は、既存植生を含む法
面上に、前記既存植生からの出芽が地上へ到達すること
を抑制する大きさの網目をもつネットを敷設し、その上
に植生基材、侵食防止材、肥料、種子を含む生育基盤層
を吹付造成することを特徴とする既存植生法面の再緑化
工法である
【0015】本発明の第4の態様は、上記第1または第
2の態様において、前記法面上または前記繊維質層上
に、前記既存植生からの出芽が地上へ到達することを抑
制する大きさの網目をもつネットを敷設する
【0016】本発明の第5の態様は、上記第3または第
4の態様において、前記ネットが生分解性プラスチック
からなる
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【作用】既存の植生面の上に、繊維質層を造成し、また
は、ネットを敷設し、その上に生育基盤層を造成するこ
とにより、既存の植物の芽が、該生育基盤層に達するの
を抑制することができる。そのため、既存の植物から出
芽した芽が地上部に達するのを抑制することができ、既
存植生の衰退を図ることができる。
【0024】また、好適例におけるように、前記繊維質
層及びネットに生分解性の資材を用いることによって、
該繊維質層やネットが土中に残存することがなくなる。
そのため、導入植物の根の生育が阻害されず、導入植物
の根系が法面等の地山の内部に到達することができ、導
入植物の生育が良好になると共に、緑化面の安定性が向
上する。
【0025】更に、該繊維質層やネットが生分解性で、
土中に残存しないため、生態系に悪影響を及ぼす危険性
がない。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1及び図2は、本発明の実施例に係る既存の植生面の
再緑化方法を示すものである。
【0027】[実施例1]図1に示すように、既存の植
生法面11に生育している外来草本植物や雑草等の既存
植生の地上部を刈り取った後の既存植生の根系12を含
む植生法面11上に、既存植生の根系12からの出芽を
抑制するための繊維質層13を吹付造成する。さらに、
その繊維質層13上に、植生基材、侵食防止材、肥料、
種子等を含む生育基盤層14を吹付造成する。これによ
り、既存の植生法面11の再緑化を行う。尚、既存植生
の地上部の密度が疎である場合は、地上部の刈り取りを
省略することができる。
【0028】繊維質層13は、既存植生の根系12から
の芽が生育基盤層14中に到達するのを抑制するための
出芽抑制層である。従って、繊維(短繊維や長繊維)が
十分絡み合うに吹付造成するのが望ましく、繊維質層1
3の造成厚は、一般的に、2乃至5cm程度が好適で、
出芽抑制効果も高いが、造成厚は、既存植生12の種
類、生育状況に応じて設定するのが望ましい。
【0029】このように、既存の植生法面11と生育基
盤層14との間に、繊維質層13を造成することによ
り、既存植生の根系12からの芽が生育基盤層14中に
到達するのを抑制し、既存植生の根系12からの芽が地
上に達するのを抑制する。そのため、既存植生の根系1
2を除去することなく、既存植生の衰退を図ることがで
きる。その結果、既存植生による被圧を受けることな
く、再緑化による導入植物を良好に発芽、成立させるこ
とができる。
【0030】従って、外来草本植物や雑草が主体となっ
ている既存の植生法面を、簡易な作業でスムーズに木本
植物群落へと転換することができ、法面の安定を図り、
併せて周辺環境と調和する植物群落を造成することがで
きる。
【0031】更に、繊維質層13は、生分解性の資材を
用いて造成するのが望ましい。繊維質層13が生分解性
であることによって、土中に繊維質層13が残存するの
を防止することができ、導入植物の根系の生育に悪影響
を及ぼすのを防止することができる。何故ならば、繊維
質層13によって、既存植生の根系12からの芽が生育
基盤層14に達するのを抑制し、導入植物を良好に発
芽、成立させることができる訳であるが、その後、繊維
質層13が土中に残存し続けると、今度は、導入植物の
根系の発育を阻害し、導入植物の根系が法面の内部に伸
びていくのを妨げる場合も生じるからである。このよう
に、繊維質層13が生分解性であることによって、導入
植物の根系の生育が良好となり、再緑化後の法面の安定
性が向上する。また、繊維質層13が生分解性であるこ
とによって、環境上からも未分解物質が土中に残存する
ことがなく、生態系に悪影響を及ぼす危険性がなくな
る。
【0032】ロックウール等の極力微細な天然鉱物質繊
維や、生分解性プラスチック繊維を用いて吹付造成する
ことによって、上述の生分解性を有する繊維質層を造成
することができる。生分解性プラスチック繊維として、
生分解性プラスチックを繊維状に加工したものや、短繊
維状に裁断したものを用いることができる。
【0033】更に、繊維質層の結合材として、セメント
を使用することができる。上記繊維にセメントを加えて
吹付造成することにより、造成される繊維質層の強度を
向上させ、出芽抑制効果を向上させることができる。但
し、法面の勾配が緩い場合や雑草の成立が疎な場合は高
分子系樹脂を使用することもできる。
【0034】また、生育基盤層14に含まれる植生基材
は、一般には有機質系のものが望ましい。有機質系の植
生基材を用いることによって、造成される生育基盤層1
4の強度を大きくすることができるからである。有機質
系の植生基材としては、例えば、ピートモス、バーク堆
肥等を挙げることができる。しかし、再緑化によって導
入する植物を発芽、成立することができる生育基盤層で
あればこれに限定されるものではない。
【0035】また、生育基盤層14に含まれる肥料とし
て、木本植物を効率よく成立させるためにN:P:K:
Mg=6:36:6:18の緩効性化成肥料を用いるこ
とが好ましい。
【0036】また、生育基盤層14に含まれる種子とし
て、先駆樹種、肥料木を主体に、常緑広葉樹、落葉広葉
樹(紅葉樹林)等の木本植物の種子を用いることによっ
て、外来草本植物や雑草からなる既存の植生を、木本植
物からなる植生に転換することができる。しかし、再緑
化する植生は木本植物以外の植物であっても全く問題な
いので、木本植物以外の種子を用いることも可能であ
る。
【0037】本実施例においては生育基盤層14を吹付
けによって造成したが、緑化目標によっては生育基盤層
の造成方法としては、各種の法面緑化工法を適用するこ
とも可能である。例えば、植生シート工、植生土のう工
等の造成方法を用いることができる。
【0038】[実施例2]図2は、他の実施例を示すも
のである。図2に示すように、既存の植生法面21に生
育している外来草本植物や雑草等の既存植生の地上部を
刈り取った後の既存植生面上に、既存植生の根系22か
らの出芽を抑制するためのネット23を敷設する。その
後、ネット23上に、植生基材、侵食防止材、肥料、種
子等を含む生育基盤層24を吹付造成することによっ
て、既存の植生法面の再緑化を行う。
【0039】ネット23は、アンカーピン等によって、
既存植生の根系22を含む法面21に密着するように敷
設する。
【0040】ネット23として、通常の緑化工で使用す
るような金網(5cm目の菱形金網や2cm目の亀甲金
網等)を用いた場合は、造成する生育基盤層の保持には
効果があるが、既存植生の出芽抑制には効果が低い。そ
のため、敷設するネットの網目はできるだけ細かい微細
なものが好適である。
【0041】このように、既存植生22の種類、生育状
況に応じた網目のネット23を、既存の植生法面21と
生育基盤層24との間に敷設することによって、既存植
生の根系22の芽が生育基盤層24中に到達するのを抑
制し、既存植生22の芽が地上部へ達するのを抑制する
ことができる。このため、既存植生の根系22を除去す
ることなく、既存植生の衰退を図ることができる。その
結果、既存植生による被圧を受けることなく、導入植物
を発芽、成立させることができる。
【0042】従って、外来草本植物や雑草が主体となっ
ている既存の植生法面を、簡易な作業でスムーズに木本
植物群落へと転換することができ、法面の安定を図り、
併せて周辺環境と調和する植物群落を造成することがで
きる。
【0043】また、ネット23は生分解性であるのが望
ましい。例えば、生分解性プラスチックのネット等を用
いるのが望ましい。理由は、実施例1における繊維質層
の場合と同様である。
【0044】既存植生22の地上部の刈り取りや、生育
基盤層に用いる植生基材、侵食防止材、肥料、及び種子
の種類、そして、生育基盤層の造成方法については、実
施例1の場合と同様である。
【0045】また、実施例1の繊維質層の吹付造成と、
実施例2のネットの敷設を組み合わせて、既存植生の出
芽抑制層を構成し、その上に生育基盤層を造成すること
によって、出芽抑制効果を増強することも可能である。
この場合、ネットは法面上に設けてもよいし、繊維質層
上に設けてもよい。
【0046】もちろん、本発明方法は、法面等の傾斜地
ばかりでなく、平坦地に対しても有効に適用することが
できる。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、既存の植
生面と、再緑化のための生育基盤層との間に、繊維質層
やネットをはさむことにより、既存植生の芽が生育基盤
層中に達するのを抑制し、既存植生の芽が地上部に達す
るのを抑制して、既存植生の衰退を図ることができる。
そのため、既存植物の根系を除去することなく、導入植
物を良好に発芽、生育させることができ、既存植生を木
本植物等の導入植物に効率的に転換することができる。
【0048】その結果、外来草本植物や雑草が主体とな
っている既存の植生面を、簡易にスムーズに木本植物群
落へと転換して、周辺環境と調和する植物群落を造成す
ることができる。
【0049】特に、再緑化工の対象が傾斜地等の法面で
ある場合は、既存植生の根系を完全に除去するには人力
に頼らざるを得ず、抜根作業により落石が生じる危険性
があるため、既存植生の根系を除去せずに再緑化を図る
ことができる本発明の効果は大きい。
【0050】更に、法面の場合は、既存植物によって一
応の法面表層の安定が図られていることを有効に利用す
ることが望ましく、従って、既存植物の根系を除去する
ことによって法面を再裸地化することを避けるのが望ま
しい。上述のように、本発明によれば、既存植物の根系
を除去することなく法面の再緑化を行うことができるの
で、法面の再緑化に非常に適している。
【0051】また、道路脇の法面等の場合のように、再
緑化にあったっては、交通の支障となるような土工事を
極力行わない簡易な方法が望まれるため、本発明にかか
る再緑化方法は、このような条件に非常に適している。
【0052】更に、繊維質層やネットに生分解性の資材
を用いることによって、土中に繊維質層やネットが残存
するのを防止することができ、導入植物の根系の生育に
悪影響を及ぼすのを防止することができる。これは、繊
維質層やネットが土中に残存し続けると、導入植物の根
系の発育を阻害し、導入植物の根系が法面等の地山の内
部に伸びていくのを妨げる場合も生じるからである。こ
のように、繊維質層やネットが生分解性で、一定期間が
経過した後分解することによって、導入植物の根系の生
育が良好となり、再緑化後の法面等の安定性が向上す
る。
【0053】また、繊維質層やネットが生分解性である
ことによって、生態系に悪影響を及ぼす危険性がなくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図である。
【図2】本発明の他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
11,21 植生法面 12,22 既存植生の根系 13,23 繊維質層 14,24 生育基盤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 17/20 102

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既存植生を含む法面上に、前記既存植生
    からの出芽抑制のために天然鉱物質繊維および生分解性
    プラスチック繊維から選択される少なくとも一種を含む
    繊維質層を2乃至5cmの厚さで吹付造成し、その上に植
    生基材、侵食防止材、肥料、種子を含む生育基盤層を吹
    付造成することを特徴とする既存植生法面の再緑化工
    法。
  2. 【請求項2】 既存植生を含む法面上に、前記既存植生
    からの出芽抑制のために天然鉱物質繊維および生分解性
    プラスチック繊維から選択される少なくとも一種と接合
    材であるセメント又は高分子樹脂とを含む繊維質層を2
    乃至5cmの厚さで吹付造成し、その上に植生基材、侵食
    防止材、肥料、種子を含む生育基盤層を吹付造成するこ
    とを特徴とする既存植生法面の再緑化工法。
  3. 【請求項3】 既存植生を含む法面上に、前記既存植生
    からの出芽が地上へ到達することを抑制する大きさの網
    目をもつネットを敷設し、その上に植生基材、侵食防止
    材、肥料、種子を含む生育基盤層を吹付造成することを
    特徴とする既存植生法面の再緑化工法。
  4. 【請求項4】 前記法面上または前記繊維質層上に、前
    記既存植生からの出芽が地上へ到達することを抑制する
    大きさの網目をもつネットを敷設することを特徴とする
    請求項1または2に記載の既存植生法面の再緑化工法。
  5. 【請求項5】 前記ネットが生分解性プラスチックから
    なることを特徴とする請求項3または4に記載の既存植
    生法面の再緑化工法。
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