JPS60211344A - 付着物の剥離検出装置 - Google Patents

付着物の剥離検出装置

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JPS60211344A
JPS60211344A JP6816684A JP6816684A JPS60211344A JP S60211344 A JPS60211344 A JP S60211344A JP 6816684 A JP6816684 A JP 6816684A JP 6816684 A JP6816684 A JP 6816684A JP S60211344 A JPS60211344 A JP S60211344A
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JP
Japan
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temperature
heating element
paint
peeling
temperature sensor
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Application number
JP6816684A
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English (en)
Inventor
Hideo Takada
秀夫 高田
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JAPAN SENSAA CORP KK
Original Assignee
JAPAN SENSAA CORP KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N25/00Investigating or analyzing materials by the use of thermal means
    • G01N25/72Investigating presence of flaws

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野J 本発明は、塗料等の付着物が剥離している状態を非破壊
的に検出する装置に関する。
[背景技術] 第1図は、被塗装面と塗料との関係を示す縦断面図であ
る。
被塗装面10に塗付された塗料20は、いわゆる経年変
化によってその付着力が次第に低下し、やがて被塗装面
10から徐々にはがれてゆく。この塗装のはがれによっ
て、錆止めの効果が低下するとともに、美観上好ましく
なくなる。
塗料20がはがれてゆく過程を考察すると、塗装初期に
おいては、総ての塗料20は塗装面10と密着する密着
部分21になっているが、次第に、被塗装面10と塗料
20との間に隙間30が生じ、塗料20に部分的な剥離
部分22が生じる。そして、この剥離部分22から徐々
にはがれる。
そこで、塗料20が完全にはがれる前に、その塗料20
の剥離状態を検出し、その剥離状態に応じて塗り替えを
行なうようにしている。
この塗料20の剥離状態を検出するには、従来その塗装
面10をハンマ等で叩くという方法を採用していた。す
なわち、ハンマで叩いたときに塗料20が落ちなければ
その塗料20の付着力が充分であり、もし、そのときに
塗料20が少しでも落ちれば、塗料20の剥離が進行し
ているものと考えるものである。
一方、超音波探傷法を利用して塗料2oの剥離状態を検
出することが考えられ、この方法は、塗装面20に傷を
付けることがないという利点がある。
[背景技術の問題点] 上記塗装面をハンマで叩(方法は、ハンマで叩いたとき
に塗装面に傷を付けるばかりが、剥離していない塗料の
剥離を助長させてしまうという間/ 題がある。この点、超音波探傷法は優れているが、塗装
面と常に接触させなければならないので、その検出時に
操作上の制約が課されるという問題がある。
[発明の目的] 本発明は、塗料等の付着物の剥離状態を検出する場合に
、その付着物に傷を付けることなく、またその検査操作
の制約が少ない付着物の剥離検査装置を提供することを
目的とするものである。
[発明の概要コ 本発明は、塗料等の付着物を加熱する発熱体を設け、こ
の発熱体によって加熱された付1着物の温度を検出する
温度センサを設け、その発熱体と温度センサとを所定条
件で移動させる移動手段を設け、その温度センサが所定
温度以上を検出したときに作動する判別手段を設けたも
のである。
[発明の実施例] 第2図は、本発明の一実施例を示す縦断面図であ°る。
なお、第1図に示した部材と同一部材については、同一
符号を付し、その説明を省略しである。
剥離検出装置本体Sは、発熱体50と、温度センサ60
と、判別手段70とで構成されている。
また、この伯に、図示しない移動手段が設けられている
発熱体50は、塗装された塗F120を加熱するもので
あり、赤外線ランプ等が使用されている。
この発熱体50の左側には、所定周波数の赤外線52の
みを通過させるフィルタ51が設けられている。
温度センサ60は、発熱体50によって加熱された塗料
20の温度を検出するものであり、スポット的に墨痕検
出できるものが好ましい。この温度センサ60の左側に
は、所定周波数の赤外線62のみを通過させるフィルタ
61が設けられている。なお、フィルタ51.61を通
過できる周波数は互いに異なる。
判別手段70は、温度センサ60が所定温度以上を検出
したときに作動するものである。
前記移動手段は、発熱体50と温度センサ60とを所定
条件で移動させるものである。すなわち、その移動手段
としては、バー81と、キせスタ82と、アーム83と
が設けられている。バー81は、その長さを固定するこ
とによって、塗料20と発熱体50との距離を一定に維
持するものであり、キャスタ82は、バー81と塗FI
20との摩擦を軽減させるものである。また、アーム8
3の上方には図示しないモータ等の駆動手段が設けられ
、この駆動手段は、発熱体50の移動速度を一定に維持
するものである。
なお、発熱体50と温度センサ60との間には、隔壁W
が設けられ、符号Cはケースを示すものである。
第3図は、判別手段70の具体例を示すブロック図であ
る。
判別手段70は、基準温度を設定する基準温度設定回路
71と、温度センサ60で検出した温度が基準温度より
も高いときにHi低信号出力する比較回路72とで構成
されている。
なお、符号81は、検出温度が所定値以上の場合にブザ
ー、ランプ等で表示する表示回路を示すものであり、符
号82は、発熱体50または温度センサ60の移動を停
止させる移動停止回路を示すものである。
次に、上記実施例の動作について説明する。
まず、バー81の長さを所定の長さに固定することによ
って、塗F120と剥離検査装置本体Sとの距離を一定
に保つとともに、発熱体50を点灯する。そして、剥離
検出装置本体Sを一定速度で下方に移動させる。したが
って、発熱体5oと温度センサ60とが共に一定の速度
で移動するとともに、発熱体5oの軌跡と温度セン+J
6oの軌跡とが同一となる。
つまり、塗料20から見れば、その塗料2oを細分化し
た場合における個々の塗料2oの加熱条件が同一となり
、また、加熱されてがら、温度センサ60が塗料20の
温度検出を行なうまでの時間も同一となる。
ところで、塗料2oと被塗装面1oとの接着条件が同一
であれば、細分化された塗料2oのそれぞれの放熱条件
も′同一となり、上記の場合、湿度センサ60による検
出温度は同一となる。つまり、塗料20が総て密着して
いれば、検出温度は常に一定となる。
しかし、部分的に、塗料20と被塗装面1oとの間に、
隙間30が存在すると、隙l630の空気が断熱作用を
起すので、剥離部分22の放熱が低下する(熱容量が小
さくなる)。この場合に、温度検出を行なうと、他の条
件が同一であっても、塗料20の伯の部分よりも検出温
度が高くなる。
そして、この検出温度が基準温度以上になると、判別手
段70が作動し、表示回路81が剥離を示す表示を行な
い、移動停止回路82によって剥離検出装置本体Sが停
止する。
したがって、作業者は、塗料2oが剥離している事実と
その剥離位置とを、容易かつ確実に知ることができる。
この場合、塗装面に傷を付けることなく、また、非接触
で剥離検出できるので、検査操作に制約が少ないという
利点を有する。
もっとも、上記実施例においては、説明の便宜上、バー
81およびキャスタ82を介して、剥離検査装置本体S
と塗装面とを間接的に接触させているが、剥離検査装置
本体Sと塗装面との距離を一定に保つための手段として
、他の手段を使用することができ、これによって、被塗
装面とは完全に非接触にすることができる。
被塗装面10の一部に突起11が存在した場合には、こ
の突起11によって塗料2oの一部が浮き部分23を有
し、肉眼では浮き部分23が剥離部分であると判断し易
いが、上記実施例にあってはその心配はない。
また、塗料2oの面の状態によっては、発熱体50から
出た赤外線が反射し、その反射光が温度センサ60に直
接向う場合がある。この場合には、周波数特性が互いに
異なるフィルタ51.61によって、反射光が温度セン
サ6oへ進入するのを阻止されるので、正確な温度検出
を行なうことができる゛。勿論、他の手段ににって一1
記反射光の進入を阻止するようにしてもよい。
さらに、剥離検出装置本体Sの移動速度は、任意の速度
でもよいが、その速度は一定であることが必要である。
上記実施例は、ビル等の壁のタイルについても応用でき
るものである。すなわち、塗料2oの代りにタイルを想
定し、被塗装面1oの代りに壁を想定すればよい。この
ようにすれば、壁から部分的に少しでも剥離しているタ
イルを、容易かつ確実に発見できるので、道路に面した
ビル上部のりイルが突然はがれて通行人が怪我するとい
う事故を、未然に防止できる。
また、被塗装面10の代りに金属を使用し、塗料20の
代りに鍍金を使用してもよく、この場合も、上記実施例
を適用することによって、その鍍金の剥離を検出できる
塗料、鍍金およびタイルはいずれも付着物として把握で
き、そして、被塗装面10、金属および壁はいずれも被
付着物として把握できるものである。
したがって、本発明は、[被付着物に付着された付着物
を加熱する発熱体と、この発熱体によって加熱された前
記付着物の温度を検出する温度センサと、前記発熱体と
前記温度センサとを所定条件で移動させる移動手段と、
前記温度センサが所定渇麿以」−を検出したときに作動
する判別手段とを有する付着物の剥離検出装置」として
把握できるものである。
なお、ビルのタイル等の熱容量の大きなものに対して温
度検出するには、発熱体50を使用せずに、外気温の変
化の激しいときに測定すればよい。
つまり、朝方(夕方)に、タイルをスポット的に順次温
度検出すればよい。そして、部分的に、他の部分よりも
温度が高ければ(低ければ)、その部分は壁から剥離し
ている部分である。
[発明の効果] 本発明は、塗料等の付着物の剥離状態を検出する場合に
、塗装面等の被付着物に傷を付けることなく、また、そ
の検査操作上の制約が少ないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は被塗装面と塗料との関係を示す縦断面図、第2
図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第3図は判別手
段の具体例を示すブロック図である。 10・・・被付着物としての被塗装面、20・・・付着
物としての塗料、21・・・密着部分、22・・・剥離
部 □分、30・・・隙間、50・・・発熱体、60・
・・温度センサ、70・・・判別手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)被付着物に付着された付着物を加熱する発熱体と
    ; この発熱体によって加熱された前記付着物の温度を検出
    する温疾センサと; 前記発熱体と前記温度センサとを所定条件で移動させる
    移動手段と; 前記温度センサが所定温喰以上を検出したときに作動す
    る判別手段と; を有することを特徴とする付着物の剥離検出装置。 (2、特許請求の範囲第1項において、前記付着物は、
    塗料、鍍金またはタイルであり、前記被付着物は、被塗
    装面、金属または壁であることを特徴とする付着物の剥
    離検出装置。 (3)特許請求の範囲第1項において、前記移動手段の
    所定条件は、前記付着物と前記発熱体との距離を一定に
    維持することであり、また前記発熱体の移動速度を一定
    に維持することであることを特徴とする付着物の剥離検
    出装置。 (4)特許請求の範囲第1項において、前記発熱体で発
    生した赤外線を外部に放出する場合の周波数と、前記渇
    痕センサが検出する赤外線の周波数とを異ならせたこと
    を特徴とする付着物の剥離検出装置。 (5)特許請求の範囲第1項において、前記判別手段が
    作動したときに、前記付着物の剥離が生じていることを
    表示する表示手段を設けたことを特徴とする付着物の剥
    離検出装置。 (6)特許請求の範囲第1項において、前記判別手段が
    作動したときに、前記移動手段を停止させる移動停止手
    段を設けたことを特徴とする付着物の剥離検出装置。
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