JPH01156650A - 塗料の塗布不良検知方法及びその装置 - Google Patents

塗料の塗布不良検知方法及びその装置

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JPH01156650A
JPH01156650A JP31510587A JP31510587A JPH01156650A JP H01156650 A JPH01156650 A JP H01156650A JP 31510587 A JP31510587 A JP 31510587A JP 31510587 A JP31510587 A JP 31510587A JP H01156650 A JPH01156650 A JP H01156650A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
coating
paint
coated surface
temperature sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP31510587A
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English (en)
Inventor
Junji Yano
矢野 順司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、塗料の塗布不良、検知方法及びその装置に
係わり、更に詳しくは例えば自動車のウィンドガラス直
接接着工法のガラス面及びボディフランジ面または自動
車本体に塗布するプライマーの塗布不良を確実に検出す
る塗料の塗布不良検知方法及びその装置に関するもので
ある。
〔従来技術〕
従来、自動車のフロントガラスや、リヤガラスを車体に
組付ける場合、ガラスの周縁部及びボディフランジ面に
、接着剤を塗布する前工程でプライマーと呼称される塗
料を予め塗布している。
このプライマーは、接着剤の接着性を良好にするための
ものであり、またプライマーの塗布に先立って被塗装物
(ガラス)の表面の清浄化等のために、前処理剤を被塗
装物に塗布しておくこともある。
然し乍ら、このプライマーの塗りムラを確認するのが非
常に難しく、例えば被塗装物が黒色である場合、黒色プ
ライマーを塗布すると塗りムラを容易に確認することが
できない。
そこで、従来ではプライマーの塗布不良を検知する方法
として、ガラス面について言えば、例えば透過型の光セ
ンサーを利用しておこなっていた。しかし、この光セン
サーを利用したものは塗りムラを検知することは可能で
はあるが、以下のような問題があり、誤判断する場合が
ある。即ち、 (a)、ボディ面は鋼板であるため、光が透過しない透
過型の光センサーは使用することができず、また反射型
の場合には、外乱が多いために利用することができない
(b)、ガラス面でも、最近のように塗布面が黒色のセ
ラミックプリントの上に、黒色プライマーを塗布すると
、塗布面の色の濃淡や曲率誤差から来る反射光の違い等
、外乱を拾うために誤検知が生じることから、正確な検
知を行なうことが困難である。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、その目的とするところは被塗装物の不透明部分
に、塗料を自動的に塗布する場合に、塗布不良を自動的
にしかも確実に検知することが出来、塗料の自動塗布シ
ステムの信頼性を向上させると同時に、作業効率も向上
させた塗料の塗布不良検知方法及びその装置を提供する
ものである。
〔発明の構成〕
この発明は上記目的を達成するため、被塗装物の塗布面
に順次塗料を塗布する塗布装置の進行方向後部近傍に、
塗料に含有する溶剤成分の気化熱による塗布面の温度を
検出する第1温度センサーを設けると共に、被塗装物の
非塗布面に、非塗布面の温度を検出する第2温度センサ
ーを設け、前記第1温度センサーと第2温度センサーと
を演算装置に接続し、前記両温度センサーの温度を比較
演算すると共に、設定温度と比較して塗布状態の信号を
出力するように構成し、そして塗布不良を検出する方法
としては、被塗装物の塗布面に順次塗料を塗布し、この
塗布状態を検知する方法において、前記塗布面に塗布装
置により順次塗料を塗布すると共に、塗布部の直ぐ後方
で、塗料に含有する溶剤成分の気化熱による塗布面の温
度を検出する一方、非塗布面の温度を同時に検出し、前
記気化熱による塗布面の温度と、非塗布面の温度との差
を比較演算し、この演算された温度差と設定値とを比較
することにより塗布不良を検出することにより、特に、
被塗装物の不透明部分に、塗料を自動的に塗布する場合
に、塗布不良を自動的にしかも確実に検知することが出
来るようにしたことを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
第1図は、゛この発明を実施した塗料(この実施例では
プライマー)の塗布不良検知装置の概略構成図を示し、
1は自動車のに取付けるガラス(被塗装物)、2はガラ
ス1の周縁部1aに所定の幅で順次プライマーを塗布す
る塗布装置であって、この塗布装置2は、ロボット3の
アーム4の先端に、治具5を介してプライマー塗布治具
6が取付けられている。
そして、前記治具5の塗布方向(この実施例では図の左
側から右方向へ順次塗布する)の後部側(左側)に、塗
料(プライマー)に含有する溶剤成分の気化熱による塗
布面Xの温度を検出する第1温度センサー7が取付けら
れ、またガラス1の非塗布面Xaには、非塗布面Xaの
温度を検出する第2温度センサー8が設けられている。
そして、前記第1温度センサー7と第2温度センサー8
とは、両温度センサー7.8の温度差を比較演算すると
共に、設定温度と比較して塗布状態の信号を出力する演
算装置9に接続されている。
前記、プライマーは、一般に溶剤成分が70%前後含ま
れており、そして即乾性であることから、塗布面Xへの
プライマーの塗布後は、気化熱により塗布面Xの温度が
低下する。この性質を利用したのがこの発明である。
また、前記第1温度センサー7と第2温度センサー8と
は、非接触型の放射温度計を利用しており、第1温度セ
ンサー7は上述のようにロボット3のアーム4の後部側
に取付けておき、また第2温度センサー8は、ガラス1
の非塗布面Xaに固定して、プライマー塗布時の温度を
検出出来るようにし、検出値は演算装置9に入力出来る
ように接続しておく。
なお、上記の塗布不良検知装置を、第2図に示すように
、自動車のボディフランジ面について実施することも可
能である。
次に、プライマーの塗布不良の検知方法について説明す
る。
先ずガラス1の塗布面Xに、塗布装置2により順次塗料
を塗布すると共に、塗布部の直ぐ後方で、塗料に含有す
る溶剤成分の気化熱による塗布面Xの温度を第1温度セ
ンサー7により検出する。
また一方、ガラス1の非塗布面Xaの温度を第2温度セ
ンサー8により同時に検出し、前記気化熱による塗布面
Xの温度と、非塗布面Xaの温度との差を演算装置9に
より比較演算し、この演算された温度差と設定値とを比
較することにより、設定値に温度差が入れば、塗布不良
ではなく、また設定値に温度差が入っていない場合には
、プライマーの塗布不良として信号Nを出力するように
なっている。
以上のような方法により、特に被塗装物の不透明部分に
、塗料を自動的に塗布する場合に、塗布不良を自動的に
しかも確実に検知することが出来るのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように、被塗装物の塗布面に順次塗
料を塗布し、この塗布状態を検知する方法において、前
記塗布面に塗布装置により順次塗料を塗布すると共に、
塗布部の直ぐ後方で、塗料に含有する溶剤成分の気化熱
による塗布面の温度を検出する一方、非塗布面の温度を
同時に検出し、前記気化熱による塗布面の温度と、非塗
布面の温度との差を比較演算し、この演算された温度差
と設定値とを比較することにより塗布不良を検出するた
め、被塗装物の不透明部分に、塗料を自動的に塗布する
場合に、塗布不良を自動的にしかも確実に検知すること
が出来、塗料の自動塗布システムの信頼性を向上させる
と同時に、作業効率も向上させることが出来る効果があ
る。
また、この発明は被塗装物の塗布面に順次塗料を塗布す
る塗布装置の進行方向後部近傍に、塗料に含有する溶剤
成分の気化熱による塗布面の温度を検出する第1温度セ
ンサーを設けると共に、被塗装物の非塗布面に、非塗布
面の温度を検出する第2温度センサーを設け、前記第1
温度七ノサーと第2温度センサーとを演算装置に接続し
、前記両温度センサーの温度を比較演算すると共に、設
定温度と比較して塗布状態の信号を出力するようにした
ため、簡単な装置により塗布不良を自動的に、しかも確
実に検出することが出来かかる検知方法を効率良く行な
うことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、塗料の塗布不良検知装置の概略構成図、第2
図はボディフランジ面に実施している状態を示す斜視図
である。 1・・・ガラス(被塗装物)、2・・・塗布装置、6・
・・プライマー塗布治具、7・・・第1温度センサー、
8・・・第2温度センサー、9・・・演算装置、X・・
・塗布面、Xa・・・非塗布面。 代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被塗装物の塗布面に順次塗料を塗布し、この塗布状
    態を検知する方法において、前記塗布面に塗布装置によ
    り順次塗料を塗布すると共に、塗布部の直ぐ後方で、塗
    料に含有する溶剤成分の気化熱による塗布面の温度を検
    出する一方、非塗布面の温度を同時に検出し、前記気化
    熱による塗布面の温度と、非塗布面の温度との差を比較
    演算し、この演算された温度差と設定値とを比較するこ
    とにより塗布不良を検出することを特徴とする塗料の塗
    布不良検知方法。 2、被塗装物の塗布面に順次塗料を塗布する塗布装置の
    進行方向後部近傍に、塗料に含有する溶剤成分の気化熱
    による塗布面の温度を検出する第1温度センサーを設け
    ると共に、被塗装物の非塗布面に、非塗布面の温度を検
    出する第2温度センサーを設け、前記第1温度センサー
    と第2温度センサーとを、演算装置に接続し、前記両温
    度センサーの温度を比較演算すると共に設定温度と比較
    して塗布状態の信号を出力するようにしたことを特徴と
    する塗料の塗布不良検知装置。
JP31510587A 1987-12-15 1987-12-15 塗料の塗布不良検知方法及びその装置 Pending JPH01156650A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7129492B2 (en) 2003-07-29 2006-10-31 Toyota Motor Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for inspecting coatings
US7220966B2 (en) 2003-07-29 2007-05-22 Toyota Motor Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for inspecting coatings, surfaces and interfaces
JP2007292605A (ja) * 2006-04-25 2007-11-08 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 塗装板の塗装検査方法
JP2009103514A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 塗装不良検査方法
JP2010127778A (ja) * 2008-11-27 2010-06-10 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd 基材の非接触測定方法及び塗装不良検査方法
US8204294B2 (en) 2009-11-25 2012-06-19 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Systems and methods for detecting defects in coatings utilizing color-based thermal mismatch

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