JPS60210802A - 磁性微粒子の製造方法 - Google Patents

磁性微粒子の製造方法

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JPS60210802A
JPS60210802A JP59066581A JP6658184A JPS60210802A JP S60210802 A JPS60210802 A JP S60210802A JP 59066581 A JP59066581 A JP 59066581A JP 6658184 A JP6658184 A JP 6658184A JP S60210802 A JPS60210802 A JP S60210802A
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JP
Japan
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fine particles
glass
dissolved
water
injected
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Pending
Application number
JP59066581A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Ogata
安伸 緒方
Shigeo Endo
遠藤 重郎
Tsutomu Iimura
飯村 勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、いわゆるガラス結晶化法により、六方晶フェ
ライト微粉を製造する際の急冷固化過程の改良に関する
ものである。
無機物の微粉末を作製する手法の1つとして、ガラス形
成物質と共に原料を融解し、その後急冷固化して非晶質
化(ガラス化)せしめ、更に熱処理により該非晶質体内
にめる微粒子を析出させ、その後化学処理等により該微
粒子のみを抽出するいわゆるガラス結晶化法はよく知ら
れている(A。
Herzog、Glass lnd、48[1967]
445.)。
該ガラス結晶化法を、例えば、BaOFe20a B2
O3系に適用し、B2O3をガラス形成物質として用い
、BaFe0 を主とする六方晶フェライト微粒子を作
製する試みも古くから公表されている(例えば、H,T
anigawa etal、 0saka/Koayo
/5hikensho/Kiho [1964]285
、あるいはB、 T、 5hirk et at、 J
Am、Ceralll、 SOC,53[1970] 
1014、あるいはHllaville et al、
 3olid 3tateCommun 、 27[,
1978] 259)。
六方晶フェライト微粒子は、前記ガラス結晶化法以外に
も、共沈法及び水熱合成法によっても製造可能であるが
、例えば磁気記録用磁性粉として用いる場合には、前記
ガラス結晶化法によれば、より粒子形状分散性が優れた
粉末が得られるため パ好ましいことは容易に類推され
るところである。
しかしながら、従来公表されている本分野におけるガラ
ス結晶化法においては、冬の主要な工程である急冷過程
に、主として、いわゆる双ロール法を用い2つの回転す
る金属ロールに溶融物を流し込み、急冷の目的を実現し
ていた。しかしながら、双ロール法は高い冷却速度が得
られる利点はあるが、反面急冷中にロール温度が上昇し
、冷却能力が低下したりロール表面にキズが生じ易い等
保守管理が難しく、大量生産には不向きである。
このため、実験室的規模での実施は可能でも、工業的に
多聞に生産することは困難であり、ガラス結晶化法によ
る六方晶フェライト微粉の普及上問題があった。
本発明は上記従来技術の欠点を改良し、大量生産に好適
であり、かつ後処理工程も容易なガラス結晶化法による
六方晶フェライト微粉の新たな製造方法を提供すること
を目的とする。
すなわち、本発明者らは、水ア1−マイズ法によって得
られる冷却速度(103〜b ゛ も、ガラス形成物質として、例えばB2O3,Nc
L20等を用いれば、容易にガラス化が可能であること
を新規に見出し、本発明をなしたものである。
本発明における六方晶系フエライI〜の基本成分は、組
成式A0 ・ 6F820a (A=Ba 、Sr 。
Ga 、 Pb )で表わされるものであり、これに若
干の磁気特性制御及び粒径制御のための添加物を含むも
のである。
更に詳細に述べれば、磁気記録応用に限り磁気特性制御
の添加物としては、保磁力低減に有効である公知の添加
物、例えばT+ −Nr 、 Ti−cO、Ca O,
Sn 02をFeに対する比率として0%以上30%以
下添加すればよい(例えば、J。
Sm1t and H,P、 J、 Wijin”Fe
rrite” 。
phillips’ Technical L 1br
ary、 1959) 。また、粒径制御のだ、めの添
加物としては、Al2O3゜Ge 02 、Sf 02
の添加が有効で0.5 not%以上15101%でそ
の効果が現出する。
以下、一本発明番実施例に基づき詳述する。
実施例 六方晶フェライトの基本成分として3a C0a(Ba
 O) 40 mo1%、Fe20aを23.601o
t%、ガラス形成物質として8203 3011101
%、粒径制御添加物として5iQ24+go1%、保磁
力制御添加物としてCaO及びSn 02をそれぞれ3
.2 mo1%秤量混合後、白金ルツボ中で溶解し、ノ
ズルを通して1350℃の溶湯を噴出させ30kg/ 
clの高圧水により水71〜マイズを行った結果、平均
粒径0.51111の球状粒子を得た。
比較例として、上記と同じ成分組成のものを溶解後Cu
製双ロールにより急冷しガラス状リボンを得た。その後
、800℃x sHの大気中熱処理を行い、六角板状B
aフェライト粒子を析出せしめ、更に20%CHa C
0OHにより約5時間煮沸を行って、該粒子の抽出を行
った。
第1図に本実施例で用いた水アトマイズ装置の概略図を
示す。第1剃におき、その構成を以下に説明すると、2
なる白金製ルツボ中で4なる高周波コイルにより、誘導
加熱により、3なる原料を溶解し、その後1なる噴出圧
力ガスにより該ルツボ底部に設けられた噴出口より該溶
湯を噴出させる。
噴出された溶湯は、7なる高圧水を5なるノ女ルからの
噴出された高圧水により、微粒化・急冷されガラス物質
となり、6なる補集容器に集められる。また、第2図に
双ロール法と水アト−マイズ法によって得られた急冷材
のX線回折パターンを示す。いずれもガラス特有のハロ
ーパターンを示しており、水アトマイズ法によってもよ
くガラス化していることがわかる。第3図は熱処理及び
酢酸抽出後の六角板状Baフェライト微粒子の電子顕微
鏡写真を示す。第3図かられかるように双ロール法と水
アトマイズには最終形状においても実質的に同一のもの
が得られた。
また、本発明の水アトマイズ法により得られたガラス物
質は、その形状が数μ〜数、100μと微粒どなってい
るため、後工程の酢酸抽出工程において、表面積が大き
く酢酸によるマトリックス部の溶解が極めて効率的に、
かつ迅速に行われ、水アトマイズによる製造は、大量生
産性と供に2重の効果を有するものである。
実施例において示したように、双ロール法と水アトマイ
ズ法で最終的に得られる微粒子に実質的な差はなく、ま
た水アトマイズ法にの量産性を考えれば、本発明により
ガラス結晶化法による六角板状粒子の工業化が一歩進ん
だといってよく、本発明の工学上の意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は水アトマイズ装置の概略説明図、第2図は双ロ
ール法と丞アトマイズ法により得られた急冷材のX線回
折パターンの比較図、第3図は双ロール法と水アトマイ
ズ法により得られた六角板1:噴出圧力ガス、2:白金
ルツボ、3:溶湯。 4:高周波コイル、5:高圧水噴出用ノズル。 6:アトマイズ粉補集容器、7:高圧水第 l 図 第2 目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 六方晶系フエライ]・の基本成分と、磁気特性制御また
    は粒径制御のために含有せしめる添加成分と、ガラス形
    成物質とからなる混合物を溶解した後、急冷固化せしめ
    て非晶質物質とし、次いで熱処理を施すことにより、前
    記非晶質物質内に六方晶フェライト微粒子を析出させ、
    更に化学処理等を行うことにより前記微粒子を抽出する
    六方晶フェライト微粒子の製造方法において、上記急冷
    固化する工程を水アトマイズ法により行うことを特徴と
    する磁性微粒子の製造方法。
JP59066581A 1984-04-03 1984-04-03 磁性微粒子の製造方法 Pending JPS60210802A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62155504A (ja) * 1986-11-29 1987-07-10 Toshiba Corp 高密度磁気記録用磁性粉およびその製造方法
JP2012238722A (ja) * 2011-05-11 2012-12-06 Dowa Electronics Materials Co Ltd 六方晶フェライト凝集粒子およびそれを用いた磁気記録媒体
JP2014224005A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 Dowaエレクトロニクス株式会社 六方晶フェライト粉体用非晶質体の製造方法、六方晶フェライト粉体の製造方法およびアトマイズ装置
JP2015026790A (ja) * 2013-07-29 2015-02-05 Dowaエレクトロニクス株式会社 六方晶フェライト磁性粉用の磁性体原料の製造方法および六方晶フェライト磁性粉用の磁性体原料の成形体の製造方法並びに六方晶フェライト磁性粉の製造方法

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