JPS6020963B2 - 歩行型コンバイン - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、圃場を走行しながら、櫨立穀梓を刈取り、脱
穀し、更に籾詰作業、および排ワラ処理を行うコンバイ
ンに関し、その目的は、籾語作業および排ワラ処理等の
監視および管理が容易になし得るものを提供することに
ある。

かかる歩行型コンバインにあっては、操縦部８を機体進
行方向後方部に設け、この位置から機体を進行させるべ
く構成するものであるが、第３図に示すように操縦部８
の直前箇所近くに脱穀菱直６のフイードチェーン５を配
し、これへ毅稗を刈取前処理装置から受継いで供ｖ給す
る供Ｖ給チェーン４を前記操縦部の前面で縦設するよう
なものであれば、操縦者が前記フィードチェーン５で挟
持搬送される穀稗から発生する髪を被むりやすく、更に
、操縦部８が存在する反対側に籾受部１０を設けるもの
であるので、籾袋の取替え操作には煩わしさが伴なうも
のであった。

また第４図に示すように、メー旧牧毅稗を前処理装置部
において一迫操縦部８が配設された側に搬送し、以後の
フィードチェーン５による機体進行方向とは直交する方
向への横搬送により脱穀処理する形態のものであれば、
前記フイードチヱーン５の送り終端に設ける排ワラ処理
装置９の監視が困難である。

殊に、歩行型では前述欠点は顕著となる。

本発明は、このような欠点に鑑みてなされたものであり
、歩行型コンバインを構成する各部の合理的な相対的な
位置を保つた配置構成により前記問題を解決せんとする
ものである。

以下本発明の実施例を図面について詳述すれば、第１図
は本発明を適用せる歩行型コンバインの側面図であり、
機体前方位置に分草杵１・・・を機体から延出させて設
け、この分草杵１・・・にて分草された毅梓を引起す引
起し菱檀２，２を磯枠部分に保持させて設け、この引起
し装置２により引起された毅粋を地面近く箇所において
刈取る刈刃３を固定機枠部分に藤設し、そして機中内に
位直し、収穫された刈取穀稗の株元部を挟持して機体−
側方に搬送する供按溝チェーン４を配設し、この供籍台
チェーン４に受継いでフィードチェーン５を機体進行方
向に沿う機体横一側部に位覆させ、更にこのフィードチ
ヱーン５に株元部を被持して機体進行方向後方に搬送さ
れる穀稗を脱穀処理する脱穀装置６を搭載し、前記フイ
ードチェーン５の存在側とは反対側の機体側部に嵩低の
エンジン７を搭載し、是等脱穀装置６並びにエンジン７
よりも機体進行後方側であって、前記エンジン７の存在
側の機体側後側での機体後部に歩行操縦用の操縦部とし
ての操作ハンドル８を設け、更に、前記フィードチェー
ン終端に引継ぐ箇所に排ワラ処理装置９を構成する緋ワ
ラカッター及び収束用のドロッパーを設け、そして、前
記操作ハンドル８と排ワラカッターとの中間位置に籾受
部１０を配設するものである。

つまり操作ハンドル８の機体進行方向前方箇所には、高
低のエンジン７が存在するのみで、かつその脇には、籾
受部１０が位置され、更に、フイードチェーン５を前記
操作ハンドル８が存在する位置から横方向に偏位した位
置に設けるものである。

図中１１は機体の下部位置に設けたクローラ型走行装置
であり、走行操作される前記操作ハンドル８に付設した
レバー操作により直進及び操向操作が可能に構成されて
いる。

このような構成であると、引起されメー旧技られた穀稗
を、供Ｖ給チェーン４によってフィードチェーン５に受
渡し、フィードチェーン５によって株元部を挟持して脱
穀装置６にその穂先部を搬入せしめて脱穀処理を行うの
である。

そして、操作ハンドル８の直前方箇所にフィードチェー
ン５が存在していないから、フィードチェーワ５にて搬
送される穀稗より発生する挨が操縦者に及ぶことが少な
いものとなっており、且つ、このような効果を得ること
ができるものでありながら、富記した第４図の様に排ワ
ラ処理装置９と操作ハンドル８とが大きく離れていない
から、操縦者は排ワラ淑理装置９における処理状況を充
分に監視できるのである。又、脱穀処理された穀粒は、
操作ハンドル８の脇に存在する籾受部１０‘こ吐出され
、ここで袋詰め処理されることになるが、操作ハンドル
８の脇に籾受部１０が位置するが故に、操縦者が籾受状
態を管理しやすく、籾袋の取替えも容易に行なうことが
できるのである。以上要するに本発明による歩行型コン
バインは、槍立穀稗を刈敬脱穀する歩行型コンバインに
於て、脱穀フィードチェーンを機体前方から後方に向っ
て、搬送するように配置するとともに、前記フイードチ
ェーンの直後方の機体横一側部に排ワラ処理装置を配設
し、この排ワラ処理装置の機体機他側部に、機体後方に
向って操縦用ハンドルを延出して操縦部を設けるととも
に、前記操縦ハンドルと擬ワラ処理装置との間に籾受部
を設けたことを特徴とする。

すなわち、操縦部の直前方箇所にフィードチェ−ンが存
在しないから、フィードチェーンにて搬送される穀稗よ
り発生する挨が操縦者に及ぶのを防止できるが故に、衛
生的である。

又、籾受部及び排ワラ処理装置が操縦者の近くに位置す
ることになるので、籾受部及び８Ｅワラ処理装置を常に
良好に監視でき、且つ、籾受部における袋交替作業を容
易に行なうことができる。つまり、穀稗から発生した挨
が操縦者に及ぶのを防止して衛生面の向上を図り、しか
も、籾受部及び排ワラ処理装置の監視、管理を容易に行
なうことが可能となった歩行型コンバインを得るに至っ
た。

しかも機体後部にこれら排ワラ処理装置、籾受部、操縦
者を横一列状にしてまとめて配設するものであるから、
機体全体をまとまり良くコンパクトに構成できる利点が
ある。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る歩行型コンバインの実施例を示し、
第１図は側面図、第２図は概略平面図、第３，４図は従
来例を示す概略平面図である。 ５……フィードチェーン、８‐……操縦ハンドル、９・
・・・・・雛ワラ処理装置、１０・・・・・・籾受部。 第１図第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 植立穀稈を刈取脱穀する歩行型コンバインに於て、
   脱穀フイードチエーン５を機体前方から後方に向つて搬
   送するように配置するとともに、前記フイードチエーン
   ５の直後方の機体横一側部に排ワラ処理装置９を配設し
   、この排ワラ処理装置９の機体横他側部に、機体後方に
   向って操縦用ハンドル８を延出して操縦部を設けるとと
   もに、前記操縦ハンドル８と排ワラ処理装置９との間に
   籾受部１０を設けたことを特徴とする歩行型コンバイン
   。