JPS60209550A - スメクテイツクa相を有する有機化合物、該化合物を含有する混合物およびその製造方法 - Google Patents

スメクテイツクa相を有する有機化合物、該化合物を含有する混合物およびその製造方法

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JPS60209550A
JPS60209550A JP60052146A JP5214685A JPS60209550A JP S60209550 A JPS60209550 A JP S60209550A JP 60052146 A JP60052146 A JP 60052146A JP 5214685 A JP5214685 A JP 5214685A JP S60209550 A JPS60209550 A JP S60209550A
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reaction
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smectic
compound
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ピエール ル バニル
ジヤン クロード デユボワ
ジル ラボ
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09K19/2007Non-steroidal liquid crystal compounds containing at least two non-condensed rings containing at least two benzene rings linked by a chain containing carbon and oxygen atoms as chain links, e.g. esters or ethers the chain containing -COO- or -OCO- groups
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスメクティックA型のメソフェーズおよび場合
によってはネマティックなメソフェーズを有する1−(
4−ヒドロキシフェニル)−2−(4’−)リフロロメ
チルフェニル)−エタンエステル型の一群の有機化合物
に関する。本発明はまた、該エステルと、該エステルと
同様のスメクティックA相を有する化合物から成る混合
物に関し、更に、該エステルの製造方法に関する。
本発明の化合物は、スメクティックへ液晶と混合すると
、該化合物のスメクティック相の温度範囲を広げる性質
を有している。このような性質は、かかる混合物を表示
手段として使用する場合に温度範囲を上下の両方向に広
げることとなって有利である。
本発明の化合物は次に示す一般式(1)で示されF F ただし式(I)においてnは1ノ以上15以下の整数を
表わす。
上記一般式で示される化合物は、1−(4−アルキルオ
テシフロロペンゾイルオキシフェニル)−12=c4′
−+−リフロロメチルフェニル)−エタンの名称で定義
することができる。
従って、本発明は少なくとも1つのスメクティックΔ型
の液晶相を有し、且つ次の一般式(I)で表わされる有
機化合物に関する。
F、 F F F ただし式(I)中nは1以上15以下の整数を表わす。
本発明はまた、少なくとも1種の上記化合物を含み、少
なくとも1つのスメクティックA相を有する液晶の混合
物に関する。
更iこ、本発明は前述した型の有機化合物の製法に関し
、即ぢ、式 F F F 、F で表わされる酸クロリドと式 で表わされるフェノールとを周囲温度でピリジン中で反
応させることによって該化合物を製造する方法に関する
以下に、本発明による化合物の一般的合成方法および対
応する液晶の液晶性質について説明する。
更に、本発明による化合物を他のスメクディックΔ相を
有する物質に混合して、その混合による熱的効果および
電気的効果を利用して表示(ライ苅用し、該表示おける
温度範囲を上下の両方向に広げられることを実施例によ
って明らかにする。
一般的合成方法 本発明による有機化合物は、4〜ブロム安息香酸、メト
キシベンゼン、ペンタフロロ安息香酸のような出発原料
から以下の反応経路に従って8工程で得ることができる
反応1:4−ブロムフェニルアセチルクロリドの合成 上記酸クロリドは、以下の式に示すように4−ブロムフ
ェニル酢酸にチオニルクロリドを反応させることにって
得ることができる。
還流 2時間 反G2:4−(4−ブロムフェニルアセチル)−4゛−
メトキシフェニルの合成 以下の式に示すように、4−ブロムフェニルアセチルク
ロリドとメトキシベンゼンを、アルミニラl、クロリド
およびメチレンクロリドの存在下に5℃で反応させるこ
とにより4−(4−ブロムフェニルアセチル)−4”−
メトキシフェニルを得る(フリーデル・クラフッ反応)
反応3 : 1− (4−ブロムフェニル)−2−(4
’−メトキシフェニル)−エタンの合成 4− (4−7”ロムフェニルアセチル)−4’−メト
キシフェニルをハン・ミンロンの変法によるウオルフ・
キッシュナー反応によって、即ち以下の式に示すように
ジエチレンクリコールの存在下に塩基性溶媒中でヒドラ
ジンと反応させることによって、1−(4−ブロムフェ
ニル)−1−(4’−メトキシフエニル)−エタンに還
元する。上記塩基性溶媒は、炭酸カリウムより得ること
ができる。
(1−10−CH2−CI−12)20反応4 + 1
−(4−)リフロロメチルフェニル)−2−(4°−メ
トキシフェニル)−エタンの合成 以下の式に示されるように、ジメチルホルムアミドを溶
媒きし、ヨウ化トリフロロメチルをトリフロロメチル化
剤とし、銅粉をカラプリラグ剤として使用して、オート
クレーブ中150℃で1−(4−ブロムフェニル)−2
−(4′〜メトキシフエニル)−エタンをトリフロロメ
チル化することによって、1.−(4−トリフロロメチ
ルフェニル)−2−(4”−メトキシフェニル)−エタ
ンを1号る。
lCF3十 MF 150℃、Cu 反応5 : 1− (4−)リフロロメチルフェニル)
−2−(4°−ヒドロキシフェニル)−エタンの合成 上記フェノールは、以下の式に示すように、周囲温度中
、クロロホルムの存在下に1−(4−)リフロロメチル
フェニル)−2−(4°−メトキシフェニル)−エタン
をヨウ化トリメチルシランによって脱メチル化すること
によって得られる。
反応時間は約5日間である。
CHCl 3 + r s 1(CH3)3 反応6:4−アルキルオキシフロロ安息香酸の合成以下
の式に示すようにナトリウムアルコキシドとペンタフロ
ロ安息香酸ナトリウムとを、対応するアルコールを溶媒
とし−ご反応させ、次いで該反応の終了点で反応混合物
を酸化することによって、4=アルコキシ70口安息香
酸を1工程で合成することができる。上記の反応は60
℃で起こり、48時間続く。
F l” F F 60℃、48時間、その後1−1 ” F、F 反i7:4’−yルコキシフ口口ペンゾイルクロリドの
合成 上記酸クロリドは以下の式に示すように、4−アルコキ
シフロロ安息香酸にチオニルクロリドを反応させて得る
ことができる。
F F F F +5OC12 F F 反応8:(4−アルコキシフロロベンゾイルオキシフェ
ニル)−2−(4’ −)リフロロメチルフェニル)−
エタンの合成 上記エステル類の合成は、以下の式に示すように、反応
7で得られた酸りD IJド:F F F、 F と、反応5で得られたフェノール: とから1工程で達成できる。反応8はピリジン中、周囲
温度で行う。
F F F F F 、F 上記の工程において、反応1.2.3.7およθ8は慣
用の反応である。反応6は、公知の操作方法〔バートン
、ホリーヘッド、タトロウ(Burdon。
11o11yhead、 Tatlow) ;ジャーナ
ル オブ ザ ケミカル ソサエティー(Journa
l of the Chemica13ociety)
、第6336頁、 1965年〕を利用したものである
が、同一出願人によるフランス特許出願第8.2220
74号で開示された内容に従って変形した。
この変形の目的は反応収率を増加することにある。
反応4および5は公知の操作方法に基づいており、即ち
、夫々コハヤスキ、コマダキ、ザト、ハラ。
チハミ(Kobayaski、 Komadaki、 
5ato、 1lara、 [’:t+ihami) 
;ケミストリー アンド ファーマシ−ビ、レタン(C
hemistry and Pharmacy Bul
’1cLin)第18巻。
第11号、第2334〜2339頁、1970年および
ヤン、リスク−(Yang、 Lyster) ; シ
ャー−)−ル>ブ スーガニツク ケミストリー (J
ournal of’ L]rganicChemis
try )第42巻、第23号、第3761−3764
 ijj。
1973年に記載の操作方法を本発明による化合物の製
造に適用した。
反応4および5の操作方法は以−トの通りである。
■ 反応4におけるトリフロロメチル化Cu!So< 
で蒸留したジメチルポルムアミド70m1゜1−(4−
ブロムフェニル)−2−(4’−メトキシフェニル)−
エタン12.52 g (4,43X Hl−2mol
e)および銅粉30gをオートクレーブ用の250m1
の反応容器に入れる。該反応容器を一40℃に冷却し、
液化ヨウ化トリフロロメチル100gを速かに加える。
該反応容器を周囲温度に戻した後、オートクレーブのオ
ーブン中に入れ、150℃で加熱する。
攪拌しながら、該温度で20時間反応を継続する。
冷却した反応物を400m1の水中に注ぐ。銅の錯塩を
フリットガラスNo、 4で濾過して除く。不溶分画を
クロロホルムで洗浄する。しかる後、濾液を分液ロート
に入れて、水層を除く。有機層を水で洗浄し、その後、
MgSO4で乾燥し、濾過して減圧下で蒸留乾燥する。
栗色の油状物が得られるので、残留のジメチルホルムア
シドを除くために水で洗浄する。得られる沈殿物をヘキ
サンに溶解する。濾液を蒸留し乾燥すると、着色反応物
12gを得る。
上記の粗反応物をシリカの液体クロマトグラフィ〜でヘ
キサンを溶離液として用いて精廁し、次いでエタノール
で再結晶する。かくして、融点80℃の1−(4−)リ
フロロメチルフェニル)−2−(4″−メトキシフェニ
ル)−エタン2.5gヲ(’4る。反応収率は21%で
ある。
■ 反応5における脱メチル化 1−(4−トリフロロメチルフェニル)−2−(4°−
メトキシフェニル)−エタン2.51g(8,96ミリ
モル)と蒸留クロホルム23m1をマグネティックスタ
ーラーの付いた50m1の三角フラスコ中に入れる。そ
の後、ヨウ化トリノチルシラン2、33 g (11,
64ミ’Jモル)を速かに加える。三角フラスコに密栓
をして5日間周囲温度で反応を続ける。しかる後、エタ
ノール13m1を加えて1時間攪拌し、次いで減圧で溶
媒を留去する。
粗生成物を亜硫酸水素す) IJウム処理によって脱色
し、シリカの液体クロマトクラフィーでトルエンを溶離
液として精製する。融点12fitのフェノール1.8
9 gを得る。反応収率は79.2%であった。
なお、上述した製造工程は、nがどのような値であって
もモル比を遵守する限り、適用することができる。
第1表 第1表は、本発明による2種の化合物についてなされた
熱量的研究の結果を実施態様の形で示している。
第1表において、文字に、SA、Nおよび■はそれぞれ
結晶相、スメクティックA相、ネマティック相および等
方性液体相を表わし、これらの文字の下のX印は、それ
が起こる場合の、1つの相から他の相への遷移を示す。
また、遷移温度は℃で表示した。括弧の中の値は、遷移
熱をKcal /moleで表示したものであり、丸括
弧中の値は、単変相に対応する温度である。
nが8の場合の化合物1は、86.5℃から90℃にス
メクティックΔ相を有し、90℃から91℃にネマティ
ック相を有している。また、nが11の場合の化合物2
は温度を上昇していくと、89℃で結晶相から等方性液
体相へと直接変化するが、逆に温度を徐々に下げていく
と、89℃から66.5℃の間でスメクティック相が現
われる、単変相の化合物である。
メソフェーズの性質は、本発明の化合物および公知化合
物の双方について光学顕微鏡を用いた同形の研究によっ
て決定された。例えば、添付の第1図は、本発明による
化合物1と、式:で表わされ、且つに76.4℃5A9
1,5℃■という一連の相を有する、置換2−ヒドロキ
シフτルンエステル型の化合物を混和した際に得られる
等正相図を表わしている。
該エステルは前記のフランス国特許出願の明細書に記載
されている。第1図において、左側の縦座標Δは本発明
による化合物1が100%の場合に対応し、右側の縦座
標Bは前記のエステルが100%の場合に対応する。
スメクティックΔ相を有する液晶として本発明の化合物
を単独で使用すること、および、適用範囲を広げる目的
で他の1種若しくは複数のスメクティックΔ液晶と混合
して使用することは本発明の技術的範囲に属する。この
ように混合することによって、表示装置として有利に使
用することができる。
本発明の化合物を用いて混合液晶とした際の効果を明ら
かにする目的で以下に実施例を記載するが、本発明の範
囲は、実施例によって何等制限されるものではない。
表わされる4−オクチル−4′−シアノビフェニル(化
合物C)は、次のような相遷移図を有している。
21.5℃ 33.5℃ 40.5℃ で表わされる4−デシル−4′−シアノビフェニル(化
合物D)は以下の相遷移図を冶し−Cいる。
43.5℃ 51″C そして、化合物Cおよび化合物りから得られる共融混合
物は、その融点が13℃で透明点(clarifi−c
ation poin、t)が43.3℃である。即ち
、該混合物はスメクティックA相およびネマティック相
を有し、液晶相の温度範囲は30.3℃である。次いで
、該混合物に1−(4−オクチルオキシ70[コベンゾ
イルオキシフェニル)−2−(4°−篩)70口メチル
フェニル)−エタン、即ち第1表中の化合物1を加えて
得られる、化合物C:66%、化合物D:22.6%お
よび化合物1:11.4%から成る3成分系共融混合物
は、融点が10℃で透明点が48.6℃である。かくし
て、上記3成分系共融混合物は、スメクティックΔ相と
若干のネマティック相を有し、液晶範囲は38,6℃に
広がった。上述した2成分系混合物に比較して、液晶範
囲が広くなり、且つ、液晶範囲の限界温度が上下の両方
向に拡大したことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の化合物と、置換2−ヒドロキシフロ
レンエステル型化合物を混合した場合の等正相図を表わ
したものである。 特許出願人 トムソンーセーエスエフ 第1頁の続き ■Int、C1,4識別記号 庁内整理番−G 09 
K 19/46 6556−4]@発 明 者 ジ ル
 ラ ボ フランス【ヌミール 号 ]

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)以下の一般式(1)で表わされる、スメクティッ
    クΔ型の液晶相を少なくとも1つ有ずろ(′T機機台合
    物 F F F F ただし、一般式(1)に$いて、nは1以上15以下の
    整数を表わす。 (2)nが8である特許請求の範囲第1項に記載の有機
    化合物。 (3) n′7J<llである特許請求の範囲第1項に
    記載の有機化合物。 〔4)少なくとも1種の特許請求の範囲第1項に記載の
    有機化合物を含む、少なくとも1つのスメクティックΔ
    相を有する液晶混合物。 (5)4−オクチル−4゛−シアノビフェニルを66%
    、4−デシル−4“−シアノビフェニルを22.6%お
    よびnが8である」−記有機化合物を11.4%含む特
    許請求の範囲第4項に記載の混合物。 F F (式中nは1以上15以下の整数を表わす)で表わされ
    る酸クロリドと、式 で表わされるフェノールとをピリジン中、周囲温度で反
    応させることを特徴とする一般式%式% (式中nは前述の通りである)で表わされる有機化合物
    の製造方法。 (7) a) 4− ブロムフェニル酢酸にチオニルク
    ロリドを作用させることによって4Tブロムフエニルア
    セチルクロリドを得、b)フリーデル・クラフッ反応に
    よって4−(4−ブロムフェニルアセチル)−4“−メ
    トキシフェニルを合成し、C)得られる化合物を変形さ
    れたウォルフ・キッシュナー反応で還元し、cl) c
    )工程で得られる化合物をオートクレーブ中150℃で
    銅の存在下に、ヨウ化トリフロロメチルでトリフロロメ
    チル化し、e)得られる化合物をヨウ化トリメチルシラ
    ンをメチルエーテル基の分解剤として使用して、脱メチ
    ル化する工程によって上記フェノールを得ることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の製造方法。
JP60052146A 1984-03-16 1985-03-15 スメクテイツクa相を有する有機化合物、該化合物を含有する混合物およびその製造方法 Pending JPS60209550A (ja)

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