JPS6020927A - 一液型エポキシ樹脂組成物 - Google Patents

一液型エポキシ樹脂組成物

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JPS6020927A
JPS6020927A JP12961783A JP12961783A JPS6020927A JP S6020927 A JPS6020927 A JP S6020927A JP 12961783 A JP12961783 A JP 12961783A JP 12961783 A JP12961783 A JP 12961783A JP S6020927 A JPS6020927 A JP S6020927A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin composition
moles
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imidazole compound
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JP12961783A
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Kimihide Fujita
藤田 公英
Yuji Aimono
四十物 雄次
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、−波型エポキシ樹脂組成物に関し。
更に詳しくは室温付近で優れた貯蔵安定性を有し。
かつ100〜150℃の温度で加熱することにより速や
かに硬化可・能な一液型エボキシ樹脂組成物に関する。
従来、エポキシ樹脂は電気特性、耐湿性および接着性に
優れ、しかもポリエステル樹脂などと比較して硬化時の
収縮が小さいという特性を有するため電気部品、半導体
素子、集積回路の絶縁封止用等として広く使用されてい
る。
エポキシ樹脂の一般的な硬化剤としては、従来ポリアミ
ン類、有機二塩基酸無水物およびフェノール樹脂が使用
されているが、これらの硬化剤はエポキシ樹脂と混合し
た場合の可使時間が数分ないし数日と短いため、エポキ
シ樹脂と硬化剤とを別々に保管しておき、使用直前に混
合する多液型であり、そのため予備分散−秤量一混合一
説気の作業工程が必要とされていた。
このような作業の作業性を向上させるため用いられる一
液型エポキシ樹脂組成物用の潜在性硬化剤としては、三
フッ化はう素のアミン錯体またはジシアンジアミドがあ
げられる。しかしながら。
三フッ化はう素のアミン錯体は、数ケ月の可使時間を有
し、しかも120〜150℃で速やかに硬化可能である
が、硬化時にアミンガスを発生しやすく、このため特に
半導体素子を含む電子部品の封止剤としては素子を汚染
する点から好ましくない。
丑だ、ジンアンジアミドは硬化剤として単独で使用する
場合は170℃以上という高い硬化温度が必要である。
また、ジシアンジアミドの硬化促進剤としてはイミダゾ
ール化合物(特開昭55−165916号公報)、p−
(クロロフェニル)−1,1−N−ジメチル尿素(特開
昭50−25700号公報)が知られているが、厚膜で
硬化させる場合は硬化発熱が高く、これらの硬化促進剤
を分解せしめ、ガスを発生して半導体素子を汚染するた
め好ましくない。一方、薄膜で硬化させる場合は硬化性
に劣るという欠点を有しており、半導体素子の封止には
適さない。
本発明の目的はこれらの従来技術の欠点を除去し、室温
付近では優れた潜在性(具体的には例えば4ケ月以上の
可使時間)を有し、かつ100〜150℃の温度で速や
かに硬化可能な一液型エボ本発明は、エポキシ樹脂10
0モルに、3〜15モルの有機二塩基酸ジヒドラジドお
よび1〜6モルの一般式 (式中nは1〜14の整数、 R,、R12およびR3
は水素原子、アルキル基またはフェニル基を示す)で表
わされるイミダゾール化合物を含有してなる一液型エボ
キシ樹脂組成物に関する。
本発明に使用するエポキシ樹脂としては2例えばビスフ
ェノールA、ビスフェノールF、フェノールノボラック
樹脂、クレゾールノボラック樹脂等の多価フェノール類
とエピクロルヒドリンとから誘導されるエポキシ樹脂、
多塩基酸とエピクロルヒドリンとから誘導されるジグリ
ジルエステルおよびその誘導体、ジシクロペンタジェン
オキサイド、3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
シルメチル−3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキ
サンカルポギシレートなどが挙げられ、特ニ制限はない
が1分子内にエポキシ基を1個より多く含むエポキシ樹
脂が好ましい。
本発明に使用される有機二塩基酸ジヒドラジドは公知の
方法によって製造される化合物であり。
例えばシュウ酸、マロン酸、コ/・り酸、アジピン酸、
セバシン酸、ドデカン2酸、ヘキサデカン2酸、イソフ
タル酸から誘導されるジヒげラジドが挙げられる。これ
らは単独で、−!たけ2種以上を組合せて使用すること
ができる。有機二塩基酸ジヒドラジドの配合量は、前記
エポキシ樹脂100モルに対して3〜15モル、好まし
くは5〜12モルである。有機二塩基酸ジヒドラジドの
配合量が3モル未満の場合は、硬化性が著しく劣り、し
かも硬化物のガラス転移温度が低く、耐熱性や電気絶縁
性に乏しい。またこの配合針が15モルを越える場合は
、可使時間が短くなる。
本発明になるエポキシ樹脂組成物には、硬化促進剤とし
て前記の一般式で表わされるイミダゾール化合物が配合
使用される。
上記の一般式で表わされるイミダゾール化合物としては
1例えばλ4−ジーrミノ−6(2′−メチルイミダゾ
リル−+1+’)エチル−5−トリアジンとイノシアヌ
ル酸との付加体、2.4−ジアミノ−6(2′−メチル
−イミダゾリル−(11’)ウンデシル−5−)リアジ
ンとイソシ“アヌル酸との付加体、2゜4−ジアミノ−
6(2’−フェニル−イミダゾリル−(1)’)エチル
−551)アジンとインシアヌル酸の付加体等が挙げら
れる。イミダゾール化合物の配合量は、前記エポキシ樹
脂100モルに対して1〜6モルとされ、硬化性、可使
時間および硬化物のガラス転移温度のバランスから2〜
4モルが好ましい。イミダゾール化合物の配合量が1モ
ル未満の場合は、硬化性に劣り、ゲル化するまで極めて
長時間を要するばかりでなく、硬化物のガラス転移温度
が低い。またこの配合量が6モルを越える場合は、可使
時間が短くなり、好ましくない。
本発明になる一液型エボキシ樹脂組成物は、前記エポキ
シ樹脂、有機二塩基酸ジヒドラジドおよびイミダゾール
化合物をそれぞれ前記配合量で混合して得られる。
本発明になるエポキシ樹脂組成物には所望によシ充てん
剤、難燃剤9着色剤、カップリング剤等を含んでもよい
本発明になる一液型エポキシ樹脂組成物は、従来の多液
型と異なり、秤量−混合の作業の必要がなく7作業性に
優れている。またこのエポキシ樹脂組成物は室温付近で
長期間の可使時間を有し。
かつ100〜150℃で速やかに硬化する。得られる硬
化物は高いガラス転移温度を有するため。
作動時に高い温度を発生する半導体素子を含む。
例えば高圧ダイオード、ゲート・ターン・オブサイリス
ク、HIC,パワーモジュール等の電子部品の絶縁封止
材料に適する。しかも室温付近の温度で液状であり取扱
いやすく、材料の歩留が向上する。従来、前記電子部品
の絶縁封止には低圧トランスファー成形法が採用されて
きたが1本発明の樹脂組成物は、低圧トランスファー成
形材料と異なシ、室温付近で液状のため、硬化に際し、
特に高精度の成形機、金型等の特殊な装置を使用せず、
容易に注型可能であり、従って生産性だけでなく、電子
部品の信頼性をも向上させることができる。
以下7本発明を実施例および比較例により説明する。
実施例1 エポキシ当量190のエビ−ビス型エポキシ樹脂(油化
シェル社製エピコート828)100モル、セバシン酸
ジヒドラジド(日本ヒドラジン社製)7モルおよび2.
4−ジアミノ−6(2′−メチルーイミタソリルー(1
1’)エチル−3)IJアジン(R,:メチル基+ R
2+ R3:水素、n:2)とイソシアヌル酸との付加
体(四国化成社製2MA−OK)3モルをラボスターラ
ーで攪拌したのち、小型3本ロールで十分に混練し1次
いで5 Torrの減圧下に脱気して試料を調製した。
実施例2 エポキシ当[190のエピ−ビス型エポキシ樹脂(油化
シェル社製エピコート828)100モル、アジピン酸
ジヒドラジド責日本ヒドラジン社製)3モル、ドデカン
2酸ジヒドラジド(日本ヒドラジン社製)5モルおよび
2.4−ジアミノ−612′−メチル−イミダゾリル−
(11’ )エチル−S−トリアジンとイソシアヌル酸
との付加体(四国化成社製)3モルを用い、その他は実
施例1と同様にして試料を調製した。
実施例3 エポキシ当量170〜180のエビ−ビス型エホキシ樹
脂(油化シェル社製エピコー)807 )20モル、エ
ポキシ当量170〜180のフェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂(ダウ・ケミカル社製DEN438)80モ
ル、アジピン酸ジヒドラジド(日本ヒドンジン社製)1
0モルおよび44−ジアミノ−6(2’−メチル−イミ
ダゾリル−(1自ウンデシル−8−トリアジン(R1:
メチル基。
R2、& :水素、 11 :12)とインシアヌル酸
との付加体2モルを用い、その他は実施例1と同様にし
て試料を調製した。
比較例1 エポキシ当−Ji−190のエビ−ビス型エポキシ樹脂
(?1111化シェル社製エピコート828)100モ
ル、アジピン酸ジヒドラジド(日本ヒドラジン社製)2
5モルおよび2.4−ジアミノ−6(2′−メチル−イ
ミダゾリル−(11’)エチル−8−)リアジンとイン
シアヌル酸との付加体(四国化成社製2MA−OK)2
モルを用い、その他は実施例1と同様にして試料を調製
した。
比較例2 エポキシ当量19Qのエピ−ビス型エポキシ樹脂(油化
シェル社製エピコート828)100モル、アジピン酸
ジヒドラジド(日本ヒドラジン社製)10モルおよび2
.4−ジアミノ−612′−メチル−イミダゾリル−(
11’)エチル−8)IJアジンとインシアヌル酸との
付加体(四国化成社製2MA−OK)10モルを用い、
その他は実施例1と同様にして試料を調製した。
比較例3 エポキシ当量190のエピ−ビス型エポキシ樹脂(油化
シェル社製エピコート828)100モル、ジシアンジ
アミド(和光紬薬社製)10モルおよび2.4−ジアミ
ノ−6(2’−メチル−イミダゾリル−(11’)エチ
ル−8〜トリアジンとイノシアヌル酸との付加体(四国
化成社製2MA−OK)2モルを用い、その他は実施例
1と同様にして試料を調製した。
実施例1〜3および比較例1〜3の試料を用いて、下記
の方法でゲル化時間、ガラス転移温度および可使時間を
測定した結果を第1表にまとめて示す。
(1) ゲル化時間の測定 所定の温度に保温したホットプレート上に前記混練試料
を11採取し、ミクロスパチュラで攪拌しながら樹脂の
流動性がなくなるまでの時間を測定し、ゲル化時間とし
た。
(2) ガラス転移温度の測定 前記混練試料を、0.3〜0.7 mmの膜厚で、12
0℃で2時間2次いで160℃で2時間硬化させて得ら
れた試料について、パーキン・ニルマー社(Perki
n E1mer社)製熱物理試験器TMS−1で線膨張
率を測定し、その変曲点をガラス転移温度とした。
(3)可使時間の測定 前記混練試料2001を、密閉容器に入れ、所定温度に
放置し、1日毎に25℃における粘度を測定し、粘度が
初期粘度の1.5倍に達した時間を第1表の結果から2
本発明になる一液型エボキシ樹脂組成物は、室温付近で
長期間の可使時間を有し、かつ100〜150 ’Cで
速やかに硬化し。
しかも硬化物のガラス転移温度が高いことが示される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エポキシ樹脂100モルに、3〜15モルの有機二
    塩基酸ジヒドラジドおよび1〜6モルの一般式 (式中nは1〜14の整数、 R,、R2およびR3は
    水素原子、アルキル基またはフェニル基を示す。)で表
    わされるイミダゾール化合物を含有してなるー液型エポ
    キシ樹脂組成物。
JP12961783A 1983-07-15 1983-07-15 一液型エポキシ樹脂組成物 Granted JPS6020927A (ja)

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JPS6020927A true JPS6020927A (ja) 1985-02-02
JPS6225687B2 JPS6225687B2 (ja) 1987-06-04

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61197095A (ja) * 1985-02-27 1986-09-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 微生物保持体
JPS62195016A (ja) * 1986-02-21 1987-08-27 Mitsubishi Petrochem Co Ltd 一液型エポキシ樹脂組成物
JPH04146980A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品用塗料組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61197095A (ja) * 1985-02-27 1986-09-01 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 微生物保持体
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JPH04146980A (ja) * 1990-10-09 1992-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子部品用塗料組成物

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JPS6225687B2 (ja) 1987-06-04

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