JPS60208432A

JPS60208432A - 溶融金属の処理装置

Info

Publication number: JPS60208432A
Application number: JP59064662A
Authority: JP
Inventors: Shigemi Tanimoto; 谷本　繁美; Kazuo Toyoda; 一雄豊田; Toshiichi Hikata; 日方　敏一
Original assignee: Showa Aluminum Corp
Current assignee: Altemira Co Ltd
Priority date: 1984-03-30
Filing date: 1984-03-30
Publication date: 1985-10-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は溶融金属の処理装置に１１１する。

鋳造前の溶融金属には、水素ガスなどの有害ガスや、非
金属介在物が含まれている。上記水素ガスおよび非金属
介在物は、得られた鋳塊およびこの鋳塊からつくられる
製品に欠陥を生じさせる原因となる。そのため、溶融金
属に水素ガスや非金属介在物を除去する！Ｉ！１埋を施
１必要がある。従来、これらを除去する処理方法として
、溶融金属中にチッ素ガス、アルゴンガス等の不活性ガ
スや塩素ガスを気泡状態で吹込む方法が採用されている
。不活性ガスや塩素ガスを溶融アルミニウム中に気泡状
態ぐ吹込むには、処理槽の蓋に処理ガス吹込み用垂直回
転軸を垂下駄に取イＮＪＧＪでおき、この回転軸を溶融
金属中に浸漬した状態で回転さＵながら回転軸下端のガ
ス吹出口から不活性ガスや塩素ガスを吹出すことによっ
て行なっていた。ところがこのようなＨｌｉｆｆでは、
回転軸が蓋に取イリけられているために、処理終了接も
回転軸は溶湯中に浸漬されることになり、回転軸の酸化
消耗が激しいという問題があった。また、回転軸が消耗
してこれを交ＰＪＩηる場合には蓋全体をクレーン等で
持ち上げる必東があり、作業性おにび安全性などの点で
問題があった。

この発明は上記の問題を解決した溶融金属の処理装置を
提供りることを目的とする。

この発明にによる溶も１！金属の処理装置は、頂壁に回
転軸挿入口が形成された処理槽と、処理槽の外部に配置
されたアーム取付用支柱と、処理槽の上方においてアー
ム取付用支柱に上下動自在に取イ］１ノられかつアーム
取付用支柱を中心として回転する回転軸支持アームと、
支持アームに垂下状に設けられかつ内部に処理ガス供給
路を有づ゛る処理ガス吹込用垂直回転軸と、支持アーム
に備えられかつ垂直回転軸を回転さμる回転駆動機構と
、垂直回転軸の下端に取付けられかつ処理ガス供給路に
連なった処理ガス吹出口を有づる気泡微細化分散用回転
体とよりなるものである。

このような構成において、処理槽中の溶融金属の処理を
行なうには、まず支持アームをアーム取付用支柱を中心
として回？せて、支持アームに設【ブられた回転軸が処
理槽の頂壁の回転軸挿入口の直上に来たところで停止さ
せる。ついで、支持アームを下降さけ、回転軸挿入口を
通−）（回転軸を処理槽内に挿入して溶融金属中に浸漬
りる。その後、回転軸内の処理ガス供給路に処理ガスを
供給し、回転駆動機構により回転軸を回転さけながら回
転体のガス吹出口から処理ガスを溶湯中に／１文出用る
。この処理ガスによって、溶融金属中の水素ガスや非金
属介在物が除去される。処理路ｒ後は処理ガスの供給お
よび回転軸の回転をＰ；’ｎさＵ、支持アームを上界さ
ｔ！（回転軸を処理槽から外に出しＣおりば、回転軸の
！ｉ’Ｊ紅を防ぐことができる。まＩＪ、処理槽の保守
点検作業等を行なう場合には、支持アームを−１−１１
さｕＩこ状態で支社を中心として回転さｌ！又Ｊ３＜と
、回転軸が作業の邪魔にならない。

この発明による溶融金属の処理装置（よ上述のように構
成されているので、支持アームを上下動さＵることによ
り下端に回転体をイｊリ−る処理ガス吹込用垂直回転軸
だ番］を処理槽に出入れづることができる。したがっ１
回転軸は溶融金属に水素ガスや非金属介在物の除去処理
を施し−（いる間だけ溶融金属中に浸漬されることにな
り、その消耗が軽減される。しかも、回転軸を交換づる
場合にも回転軸だけを上下動させることができ、従来の
ようにクレーンで回転軸が取イ」【）られた蓋を持ら上
げる必要がなくなって、作業性および安全性が向上する
。また処理槽の保守点検作業を行なう場合には、支持ア
ームを１譬させた状態で支社を中心として回転さＵてお
りは、回転軸が作業の邪魔になることもない。また、処
理槽としてはるつぼ炉のように小さなものも使用づるこ
とができ、しかも既存の処理槽も利用できるので、既存
の設備の有効利用が可能となる。

この発明を以１・回向を参照しながら説明する。

第１図にＪ３いく、溶融金ｋｊＸの処理装置は、処理Ｉ
ｎ　（ｉ　）と、処理４０　（１）の外部に配置されＩ
、：アーム取イ」用支柱（２）ど、処理槽（１）の上方
においてアーム取付用支柱（２）に上Ｆ動自７ｔ　Ｉ＝
−取（Ｊりられた回転軸支持アーム（３）と、支持７−
ム（３）に垂下状に設ＧＪられかつ内部にｌｌ！ｌ埋ガ
ス供給路（５〉を右４る処理ガス吹込用手直回転軸（４
）と、支持アーム（３）に備えられかつ垂１白回転軸（
４）を回転さＵる回転駆動機構と、垂ｉ回転軸（４）の
下端に取付けらはかつ処理ガス供給路（５）に連なった
処理ガス吹出口（７）を有する気泡微細化分散用回転体
（６）とよりなる。

処理槽（１）の上端には着脱自在の頂壁（８）が設置」
られ、頂壁（８）に回転軸挿入口（９）が設番ノられて
いる。回転軸挿入口（９）は回転軸（４）の挿入後蒼（
１０）で目１じられるようになっている。アーム取付用
支軸（２）は、処理（０（１）が置かれた床面に固定さ
れた台座（１１）に回転自在に立設された回転柱（１２
）上に、受板（１３）を介して設けられている。支柱（
２）の上端にはブラケッ１−＋１４）が設けられている
。支持アーム（３）は、支柱（２）に摺動自在に嵌めら
れている。支持アーム（３）を土］；動させる機構は、
受板（１３）とブラケット（１４）との間に回転自在に
設置ノられ、支持アーム（３）に形成された雌ねじ孔（
３ａ）にねし嵌められて支持アーム（３）を貫通したね
じ軸（１５）と、ブラケッ］−（１４）上に取付１ノら
れ歯車（１６）（１７）を介して益じ軸（１５）を回転
させるモータ（１Ｂ）とよりなる。また支持アーム（３
）は、回転柱（１２）が回転ザることににり支柱（２）
の軸心を中心として回転するＪ、うになっている。垂直
回転軸（４）の回転駆動は構は、支持アーム（３）に取
付りられたモータ（２０）と、支持アーム（３）の先端
に取付けられた上下２つの軸受（２１）に回転自在に支
持された回転駆動軸（２２）と、モータ（２０）の原動
軸に取イＮｌ　ｉＪられたプーリ（２３）と、回転駆動
軸（２２）に取イ］番ノられたプーリ（２４）と、両ブ
ーツ（２３１（２４）にＩ）りられたベル１〜（２５）
とよりなる。そして、回転駆動軸（２２）の下端にフラ
ンジ継手（２６）によって垂直回転軸（４）が固定され
て１１３す、プーリｆ’ｉ！３）（２４１、ベル１〜（
２５）および回転駆動軸（２２）を介してモータ（２０
）により回転軸（４）が回転さＵられる。回転駆動軸（
２２）の内部には回転軸（４）の処理ガス供給路（５）
に連なった処理ガス通路（２７）が設ｕＪられている。

処理ガス通路（２７）の上端にはロータリー・シール（
２８）を介して処理ガス供給源〈図示略ンから伸びた処
理ガス供給管（２９）が接続されている。気泡微細化分
散用回転体（６）の処理ガス吹出口（７）は処理ガス供
給路（５）と連なっている。また、回転体（６）の底面
には処理ガス吹出口（７）から周縁に至る複数の渦（図
示略）が放射状に設けられている。回転体（６）の周面
にお番ノる放射状溝の開口の間に垂直ｙ４（３０）が設
（Ｊられている。

このような処理装置において、溶融金属の処理を行なう
場合には、まず処理＋！　（１）内に溶融金局を入れて
おき、回転柱（１２）を回転させて垂直回転軸（４）が
回転軸挿入口（９）の真十に来るように支持アーム（３
）を回転させておく。つぎに、モータ（１８）により歯
車（１６０１７）を介してねじ軸（１５）を回転さＩ！
（支持アーム（３）を支Ｈ（２）おにびねじ軸（１！＋
　）に沿って下降さけ、垂へ回転軸（４）を回転軸挿入
ＩＬＩ（９）から処１！Ｐ槽（′１）内に挿入し溶融金
属中に罎Ｉる。その後、蓋（１０）で回転軸挿入口（９
）を閉鎖しくおく。この状態で、処理ガス供給源（図示
略）から処理ガス供給管（２９）、回転駆動軸（２２）
の処理ガス通路（２７）および回転軸（４）の処理ガス
供給路（５）を経て処理ガスを回転体（６）　ｋ７供給
りるとともに、し−タ（２０）により回転駆動軸（２２
）および回転軸（４）を回転さける。Ｊると、回転軸（
４）の下端開口から回転体（６）の吹出［」（７）を経
て底面に放出された処理ガスは、回転体（６）の回転に
より生じる遠心力、底面の敢躬状の満および垂直１ｒｉ
ｓ（３０）の作用によっ又、微細な気泡とされ４１　（
１）全体にｆｊき渡るように分散させられて放出される
。

この処理ガスによって、溶融金属中の水素ガスや非金属
介在物が除去される。

溶融金属中の水素ガスや非金属介在物を除去した後や、
回転軸（４）を交換する場合には、回転軸（４）だけを
上昇さける必要がある。この場合には、まずＭ（１０）
を聞（Ｊでおき、この状態でモータ（１８）によりねじ
軸（１５）を回転さけ、支持アーム（３）を上昇させて
回転軸（４）を処理槽（１）の外に出しておく。また、
水素ガスや非金属介在物の除去処理後溶融金属表向に浮
いたドロスを除去したり、処理槽（１）内の保守点検作
業等を行なう場合には、まず回転軸（４）を上貸さＵて
処理槽（１〉の外に出した後、回転柱（１２）により支
持アーム（３）を回転させておく。こうしておけば、回
転軸（４）がドロスの除去作業１′）処理４６　（１）
内の保守点検作業のさいに邪脆になることがなく、かつ
作業性および安全性が向トリーる。

この実施例においＣは、舎外（１月が床面上に固定され
ているが、台座（１１）のＦ面にキャスタを取（’Ｊ　
ｔ）で移動自在としてあい−Ｃもよい。

第２図にはこの発明の他の実施例が示されて　１いる。

第２図に示された処し！Ｉ！装胃では、処理槽（１）が
溶解炉（３１）の側方に設りられ（おり、溶解炉（３１
）の出湯口（３２）に樋（３３）を介して連なっている
。アーム取イリ用支柱（２）は、溶解炉（旧）の側壁に
上下に所定間隔をおいて設ｃノられたブラウン１−（３
４）間に回転自在に配置され、図示しない駆動ＨＦＩに
よって回転さＵられるようになっている。また支柱（２
）の上端寄りの部分おにび−Ｆ端寄りの部分にはブラケ
ッｈ（３５）が固定され、上下のブラケッ１〜（３５）
間にねじ軸（１５）が配置されている。第２図において
、第１図に示１ものと同一部分および同一部材には同一
符号を（Ｊ　Ｌで説明を省略する。

このような処理装置においても、第１図に示す装置と同
様に溶融金属の処理が行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の実施例を示す垂直１１１ｉ面
図、第２図はこの発明の第２の実施例を示づ垂直断面図
である。（１）・・・処理槽、（２）・・・アーム取付用支柱、
（３）・・・回転軸支持アーム、（４）・・・処理ガス
吹込用回転軸、（５）・・・処理ガス供給路、（６）・
・・気泡微細化分散用回転体、（′７）・・・処理ガス
吹出口、（８）・・・頂壁、（９）・・・回転軸挿入口
。以上７１図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

頂壁（８）に回転軸挿入口（９）が形成された処理槽（
１）と、処理槽（１）の外部に配置されたノ′−ム取イ
リ用支柱（２）と、処理槽（１）の上方にＪ３いてアー
ム取イ」用支柱（２）に上下動自在に取（＝Ｊりられか
っ支柱（２）を中心として回転ηる回転軸支持アーム（
３）と、支持アーム（３）に垂下状に設けられかつ内部
に処理ガス供給路（５）を＠する処理ガス吹込用垂直回
転軸（４）と、支持アーム（３）に備えられかつ垂直回
転＠（４）を回転さける回転駆動機構と、Ｉ自回転軸く
４）の下端に取付けられかつ処理ガス供給路（５）に連
なった処理ガス吹出９口（７）を有する気泡微細化分散
用回転体（６）とよりなる溶融金属の処理１置。