JPS6020532B2 - ロツクボルト - Google Patents

ロツクボルト

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Publication number
JPS6020532B2
JPS6020532B2 JP50071506A JP7150675A JPS6020532B2 JP S6020532 B2 JPS6020532 B2 JP S6020532B2 JP 50071506 A JP50071506 A JP 50071506A JP 7150675 A JP7150675 A JP 7150675A JP S6020532 B2 JPS6020532 B2 JP S6020532B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rock
tubular
mounting hole
rock bolt
bolt
Prior art date
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Expired
Application number
JP50071506A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51147649A (en
Inventor
忠衛 滝野
邦光 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKABE KK
Original Assignee
OKABE KK
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Filing date
Publication date
Application filed by OKABE KK filed Critical OKABE KK
Priority to JP50071506A priority Critical patent/JPS6020532B2/ja
Publication of JPS51147649A publication Critical patent/JPS51147649A/ja
Publication of JPS6020532B2 publication Critical patent/JPS6020532B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、主として、岩盤の締結等を行うためのロック
ボルトに関するものである。
従来のアンカー工法においては、榛鋼より成るロックボ
ルト、または、多数本の撚線を束ねて成るロックボルト
が使用されている。
ところで、上記の榛鋼より成るロックボルトは、榛鋼の
単体をそのまま使用するものであるから、重量が大で、
その運搬や取扱いに難点があり、しかも、可榛‘性がな
いため、ロックボルトの取付孔はかなり大径のものとし
なくてはならなく、そのために、ロックボルトの固着作
業が大掛りとなって工費が高くなる反面、その固着力が
充分得られない等の欠点があった。
一方、後者の多数本の撚線を束ねて成るロックボルトは
、可榛性を有するから、ロックボルトの取付孔が非常に
深い場合に適するけれども、このロックボルトを固着す
るためのグラウト剤を、ロックボルトとその取付孔の壁
面との間にその端部開□から注入するので、大径の取付
孔を必要とし、グラウト剤の使用する量も多くて工費が
高くなる。
それ故、最近では多数本の撚線の東内にグラウト剤注入
用の中空管を配設したものも使用されつつあるが、この
構成のものにおいては、中空管を配設するために、高強
度のものを得ることができなく、また、その中空管が外
圧によって庄潰されるおそれがあり、しかも、ロックボ
ルトの価格が高くなる等の欠点があった。そこで、本発
明は、前述のようなロックボルトの欠陥を改善したもの
で、ロックボルト内よりグラウト剤の注入が容易に行え
、しかも、製作が容易安価で、プレストレスを導入する
ことができる高強度のロックボルトを提供せんとするも
のである。
以下、第1図乃至第4図に示す本発明の一実施例につい
てその構造を説明すれば、aはロックボルトを示し、1
はその管状撚線東で、多数本の鋼線を撚り合せて所要の
太さに形成した主要な部材の多数本の撚線2を互いに接
触させて管状に並列配置し、内部に撚線2に囲まれた中
空孔3を形成して管状撚線東1を構成する。
そして、管状撚線東1の、前端には、その管状燃線東川
こプレストレスを導入するため聡部外周にあらかじめ形
成したねじ部の稀付用雄ねじ部4を設け〜該済南付用雄
ねじ部4より後方に「全外周を第3図に示すようにポリ
エチレン樹脂等の合成樹脂等の可操性を有する被覆材に
よって外周がほぼ円形をなすように厚く被覆した所要長
さの全外周被覆部5を設け、その全外周被覆部5より後
方の部分には、第4図に示すように各隣接する撚線2,
2間に形成された外側凹溝内に合成樹脂等の可榛・性を
有する被覆材を充填してなる被覆部6を設けてロックボ
ルトaを構成する。
7はグラウトプラグで「その中心に中心孔8を、上部に
排気管挿通孔9をそれぞれ設ける。
10は座金で、その上部には排気管挿通孔11を設ける
亀2は排気管、13はナットである。翼4は硬い岩盤、
15は岩盤14の表面側の比較的軟かし、岩盤、16は
岩盤15,14にわたして穿ったロックボルトaの取付
孔、17は取付孔16内に充填するグラウト剤で、セメ
ントと水、添加剤等を混線して作製する。次にその作用
を説明する。
第1図に示すように岩盤15から岩盤14にわたり適当
深さの敬付孔16を穿ってその取付孔16内にロックボ
ルトaを挿入する。そして、ロックボルトaの全外周被
覆部5の前端部には、挿通孔9に排気管12を挿通した
グラウトプラグ7の中心孔8を外鼓してそのグラゥトプ
ラグ7を取付孔16の閉口端部に圧入隊合させる。そこ
で、グラウト剤17を、第1図に矢印で示すように、中
空孔3の前端閉口から中空孔3内に注入して該中空孔3
の後端よりロックボルトaとその取付孔16の壁面との
間に注入すると共に、該敬付孔16内の空気を排気管亀
2から排出させる。
そして「排気管12よりグラウト剤17が流出するよう
になれば、グラゥト剤17は取付孔量6内に充満したこ
とになるので、グラウト剤17の注入作業を停止する。
而して、取付孔16内のグラウト剤亀7は、取付孔16
の壁面およびロックボルトaの管状撚線東1の全外周被
覆部5より後方の被覆してない蟹出外周面に接着して硬
化し、ロックボルトaはその管状撚線東軍の上記被覆し
てない部分がグラウト剤官?を介して硬い岩盤軍4に堅
固に一体に固定する。
従って、その後、座金IQの中心孔を雄ねじ部4に、挿
通孔11を排気管亀2にそれぞれ舷合して該座金10を
岩盤15の端面に当てた後、ナット再3を雄ねじ部4に
螺合して強く続付けると、その強力な緒付けにより、管
状撚線東1の全外周被覆部5内に位置する部分が引張ら
れてその部分にプレストレスが導入される。
従って、表面側の岩盤畳覇が座金10、ナット13、ロ
ックボルトaおよびグラウト剤17を介して硬い岩盤翼
4に締結される。第6図および第6図に示す本発明の他
の実施例のロックボルトa′は、上記実施例におけるロ
ックボルトaの全外周被覆部5より後方の部分に、その
全外周被覆部5と同様に、全外周を合成樹脂等の可犠牲
を有する被覆材で外周がほぼ円形をなすように厚く被覆
して形成した数個の全外周被覆体18を適当間隔になし
て一体に設けたものである。
この構造のものにおいては、第5図に示すように、ロッ
クボルトa′を取付孔16内に挿入したとき「その数個
の全外周被覆体18がスベーサーの役目をなし、管状燃
線東1が取付孔竃6の壁面から離隔されて管状撚線東量
を取付孔16内に良好に配置することができる。
なお、全外周被覆部5の外周は、上言己の断面ほぼ円形
に代えて断面多角形になしてもよい。
本発明は、ロックボルトを上記のように構成したから〜
次のような顕著な効果を有する。‘1} ロックボルト
の耐力王村として多数本の撚線を使用して管状撚線東を
構成し、その内部には中空孔を形成したので、ロックボ
ルト全体として可擬性を有し、その取付孔16に対して
馴染みが良い上に、中空孔を利用してロックボルトとそ
の取付孔16の壁面との間にグラウト剤を.注入するこ
とができる。
従って、ロックボルトの取付孔16を比較的小径のもの
とすることができトその取付孔16を容易迅速に穿ち得
る上に、グラウト剤の使用量が少なくて済み、且つロッ
クボルトがその取付孔亀亀内に確実堅固に固定する。
■ グラゥト剤を注入するロックボルトの中空孔は「特
にそのための管体を配談しなくて済むからもその管体が
圧債するおそれがない上に、該管体を保護するために撚
線の組合せ等の特別の配慮が不要で、それだけロックボ
ルトの単価を低廉にできる。
‘3} 多数本の撚線を管状に並列配置し、その外周部
を被覆材によって互いに結合しているので、撚線の結合
が単純で且つ強固である上に、製作が容易であり、しか
も、注入するグラゥト剤が各撚線の接合箇所から外部に
流出するおそれがない。
‘4} ロックボルトの前端に締付部を、前部には全外
周を被覆材により被覆した全外周被覆部をそれぞれ設け
たから「 ロックボルトの前部にグラウトプラグを蕨合
するのに便利であり、且つロックボルトの管状撚線東の
後方部の外周面は鱗出しているから、その後方部がグラ
ウト剤と接着して硬い岩盤に確実強固に固定する上に、
その後、管状撚線東の前端締付部を縦付けると、該管状
撚線東の前部の全外周被覆部内に位贋するプレストレス
が導入され、ロックボルトによって表面側の岩盤を硬い
岩盤に強力に締結することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るロックボルトによって
岩盤を締結した状態の縦断側面図、第2図はそのロック
ボルトの拡大側面図で、中間部を切欠して示す。 第3図は第2図の1−1線断面図、第4図は第2図のロ
ーロ線断面図、第5図は本発明の他の実施例に係るロッ
クボルトによって岩盤を締結した状態の側断面図、第6
図はそのロックボルトの拡大側面図で、中間部を功欠し
て示す。1……管状撚線東、2・・・・・・撚線、3・
・・・・・中空孔、4・・・・・・締付部、5・・・…
全外周被覆部、6・・・…被覆部。 才3図 矛4図 図 ★ 図 N * 函 い ☆ 図 心 ふ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多数本の撚線を管状に並列配置し内部に撚線に囲ま
    れた中空孔を形成して管状撚線束を構成し、該管状撚線
    束の、前端には、その管状撚線束にプレストレスを導入
    するための締付部を設け、該締付部より後方に、全外周
    を合成樹脂等の可撓性を有する被覆材により被覆した所
    要長さの全外周被覆部を設け、その全外周被覆部より後
    方の部分には、各隣接する撚線間に形成された外側凹溝
    内に合成樹脂等の可撓性を有する被覆材を充填してなる
    被覆部を設けたことを特徴とするロツクボルト。
JP50071506A 1975-06-13 1975-06-13 ロツクボルト Expired JPS6020532B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP50071506A JPS6020532B2 (ja) 1975-06-13 1975-06-13 ロツクボルト

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JP50071506A JPS6020532B2 (ja) 1975-06-13 1975-06-13 ロツクボルト

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Publication Number Publication Date
JPS51147649A JPS51147649A (en) 1976-12-18
JPS6020532B2 true JPS6020532B2 (ja) 1985-05-22

Family

ID=13462630

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JPS6250503U (ja) * 1985-09-20 1987-03-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012495A (ja) * 1973-04-19 1975-02-08

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