JP2000517386A - ケーブルボルト - Google Patents

ケーブルボルト

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JP2000517386A
JP2000517386A JP09538372A JP53837297A JP2000517386A JP 2000517386 A JP2000517386 A JP 2000517386A JP 09538372 A JP09538372 A JP 09538372A JP 53837297 A JP53837297 A JP 53837297A JP 2000517386 A JP2000517386 A JP 2000517386A
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ワーウィック バーナード ハッチンス
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カンタックス ピーティーワイ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 鉱床の穴に使用されるケーブルボルト10は、全体に接近した状態で距離をおいて設けられ、穴に形成された穿孔21に適合される第1の端部と、円筒状スリーブ17の内部で終端となる第2の端部とを備えた、細長いワイヤ又はストランド11を多数備えている。スリーブ17は、ロックナット18を受け入れる外側表面のねじ部を備えており、ケーブルボルト10に張力を作用させるため、支持プレート19に締め付けられる。ワイヤ又はストランド11は、ケーブルボルトの長手方向に沿って不連続に間隔をおいた位置において、ケーブルボルト10の長手方向の中心軸線から外方へと分離され、間隔をおいた前記各位置において「バードケージ」13が形成されている。各位置に、前記ワイヤ又はストランド11を外方へと広げるためのスペーサが設けられている。中心管状部材12は、軸線に沿ってスリーブ17及び各スペーサ14を介して延びている。

Description

【発明の詳細な説明】 ケーブルボルト 本発明は、地下穴や開口部における岩壁や天盤を支持するため、鉱業や建設業 において使用されるケーブルボルトに関し、限定的ではないが特に、金属鉱業に おけるものと異なり、より軟質の掘削材ゆえの考慮が一般に要求される石炭鉱業 に使用されるケーブルボルトに関する。 鉱山において、ケーブルボルトは通常、2つの部分からなるすぐに硬化する樹 脂によって、天盤に開けられた孔の内側端部に固定される。エポキシ樹脂が、分 割包装された部分からなる状態で孔に挿入されて、ケーブルボルトを差し込むこ とにより孔の端部に押しつけられると、包装が破壊され、それぞれの部分が混合 される。完全に挿入する間、ボルトを回転することにより、樹脂の適切な混合を 確実に行うことができ、この樹脂はすぐに硬化して、ケーブルボルトの上端を孔 に固定する。そして、状況に応じて、セメントのグラウト(grout)が孔に圧入さ れ、ボルトは、その長さ全体の端から端まで、孔の両側に固定される。 炭鉱に使用される公知のケーブルボルトは、「フレキシボルト(F1exibo1t)」 の名前で販売されており(「フレキシボルト」は、ジェージェーピー ジオテク ニカル エンジニアリング ピーティーワイ リミテッド(JJP Geotechnical En gineering Pty.Ltd.)の登録商標)、外側のワイヤ又はストランド(strand)を多 数備えている。この外側のワイヤ又はストランドは、より小さな直径ののワイヤ 又はストランドからなる中心コアの周囲を、ケーブルボルトの主要部を構成する 条鋼(bar)を形成するように、螺旋状に巻かれている。ボルトの下端部、即ち、 施工時に孔から出た端部は、ボルトの表面に転造されたねじ部を備えており、ボ ルトの外側表面が均一でないため、このねじ部は、外側の各ワイヤ又はストラン ドにおける最も外側の表面のみに形成された不連続なねじとなる。一端側に薄い 金属プレートが押圧されるナットは、まずケーブルボルトの端部にプレートが当 接してナットが更に回転しないようになるまで、ねじ部にねじ込まれる。標準的 な駆動メカニズムによって更にナットを回転させると、ケーブルボルト全体が回 転し、それによって2つの部分の樹脂が硬化するまで混合され、このとき、ボル トの上端部はしっかりと固定され、ナットを更に回転させると、プレートがナッ トに押しつけられ、ナット は、ケーブルボルトのねじ部の端部まで進む。予めケーブルボルト上に配置され た支持プレート、及び支持プレートとナットとの間の従来のバレル(barrel)及び ウエッジ(wedge)は、それ故、ナットの回転によってケーブルボルトに十分な力 が作用するまでナットを更に回転させることによって、天盤に向けて上方に押し つけられる。上述した「フレキシボルト」は、広い範囲において使用される一方 、理想よりも得られる特徴は少ない。ナット、バレル、ウェッジを結合する最も 重要なことは、コストの問題は別としても、鉱床において容認できない距離まで 下方に延びる、不相応に長いバレルやウェッジが必要となるので、ケーブルボル トの力と同等のアンカー力を、通常与えることができないということである。更 に、「フレキシボルト」によれば、支持プレート、バレル、ウエッジを所定位置 に配置した後で孔にグラウトを詰める手段がないので、ボルトの長さに亘ってグ ラウトを詰めるような、付加的な接着を行うことができないという問題があった 。それ故、「フレキシボルト」は、ボルトの上端から約2mほど下方に延びる樹 脂によって得られる接着力のみに頼らなければならず、この結果、完全な接着を 得るのが困難である。ナット及び転造ねじの結合力は、不連続なねじ部のため、 ケーブルの最大引っ張り 強さ(UTS)の約30%より大きくすることができず、それ故、ナットを単に回転 させることによっては、ケーブルボルトにUTSの約30%を越えたプレ張力を 作用させることができない。 本発明の目的は、「フレキシボルト」の1つ以上の欠点を克服した、炭鉱に使 用されるケーブルボルトを提供することにあり、或いは、有益な代用品を少なく とも提供することにある。 よって、本発明における好ましい1つの主要な形態は、全体に接近した状態で 距離をおいて設けられた細長いワイヤ又はストランドを多数備え、前記ワイヤ又 はストランドは、穿孔に取り付けられるための第1の端部及び円筒状のスリーブ 内において終端となる第2の端部を備え、前記円筒状のスリーブぱ、ケーブルボ ルトに張力を与えるように支持プレートに対して締め付けるロックナットを受け 入れるためのねじ部を外側表面に備えているケーブルボルトを提供する。 好ましくは、前記ワイヤ又はストランドの第2の端部の前記終端は、前記円筒 スリーブにおいて横断プレートを備えており、前記横断プレートは、各ワイヤ又 はストランドのための個々の孔を備えている。また、好ましくは、各ワイヤ又は ストランドが、対応する終端孔を通過 し、終端孔の直径よりも大きな拡がった頭部を備えており、それによって、ワイ ヤ又はストランドが、対応する前記終端孔から引き抜くことができないようにさ れる。 好ましくは、前記ワイヤ又はストランドが、ケーブルボルトの長手方向に沿っ て不連続に間隔をおいた位置において、ケーブルボルトの長手方向の中心軸線か ら外方へと分離され、各位置において「バードケージ」が形成される。 本発明における更に特有の形態の1つにおいては、ワイヤ又はストランドは、 それぞれのバードケージの間が、直線状で且つ長手方向軸線に沿って平行であり 、変更態様においては、前記ワイヤ又はストランドが、ケーブルボルトの長さ全 体に亘ってわずかに螺旋状に配置されている。 好ましくは、前記ケーブルボルトを回転するため、業界標準の四角若しくは六 角の駆動工具によって取り付けるのに適したドライブナットのような結合手段が 、前記スリーブの下端部に設けられる。 本発明における更に特有の形態の1つにおいては、前記ロックナットはグラウ トチューブを受け入れる結合部を備え、前記結合部は、前記ロックナットに形成 されている環状チャンバへの通路を備え、前記環状チャンバは 、前記支持プレートと対向し、前記支持プレートは、前記スリーブの外径よりも 大きな直径の貫通する穿孔を備えこれによって、前記環状チャンバは、前記ケー ブルボルト、このケーブルボルトが挿入される天盤の穿孔の壁面との隙間に開口 し、これによって、グラウトが前記グラウトチューブを介して圧入され、天盤の 前記穿孔に入り込む。 本発明における更に特有の変更形態においては、前記グラウトは、前記結合手 段を介して前記環状チャンバに入り込む。 好ましくは、中空にすることが可能な中心の細長管状部材は、前記ケーブルボ ルトの長手方向の軸線に沿って配置され、グラウトが、前記穿孔、及び前記スリ ーブと結合手段を通過して延びる前期チューブに圧入されたときに空気流出管と して機能するように、前記ケーブルボルトにおける十分な長さに亘って延びる。 好ましくは、前記樹脂シールは、前記ケーブルボルトにおいて、前記ワイヤ又 はストランドの前記第1の端部から距離をおいた位置に設けられ、前記ワイヤ又 はストランドの第1の端部を穿孔の壁面に接着するのに用いられる樹脂が前記シ ールよりも下方に通過するのを防ぎ、前記樹脂シールが前記ワイヤ又はストラン ドを覆うよう に装着されるスリーブを備え、前記細長管状部材が、前記樹脂シールにおいて終 端となる。 好ましくは、前記細長管状部材の周囲における間隔をおいた位置にスペーサを 設け、前記ワイヤ又はストランドが外方へと広がり前記バードケージを形成する ようにする。 本発明の他の好ましい形態は、全体に接近した状態で距離をおいて設けられ、 穴(excavation)に形成された穿孔に適合される第1の端部と穴の表面において支 持するための第2の端部とを備えた、細長いワイヤ又はストランドを多数備えて おり、前記穴に前記ケーブルボルトを固定するために、前記ワイヤ又はストラン ドの前記第2の端部の終端部分が、ねじ付きロックナットと一体にするのに適当 な外側表面のねじ部を有する円筒状のスリーブにおいて終端となっているケーブ ルボルトを提供する。 本発明をより容易に理解するため、以下の添付図面を参照する。 図1は、本発明の第1の形態に係るケーブルボルトの正面図である。 図2は、図1に示すケーブルボルトの部分拡大図である。 図3は、本発明の第2の形態に係るケーブルボルトの正面図である。 図4は、図3に示すケーブルボルトの部分拡大図である。 図5は、図1及び図2に示すケーブルボルトの上端部の部分拡大図である。 図6は、変更態様に係るケーブルボルトの上端部の部分拡大図である。 ケーブルボルト10は、ケーブルボルト全体に亘って延びており好ましくは細 長管状の中心部材12(図2、図4)の周囲に間隔をおいて設けられた、複数の ワイヤ又はストランド(strand)11を主要部として備えている。中心部材12は 、本形態においては、中空の金属管或いはプラスチック管としているが、ケーブ ルボルトが取付後にグラウト(grout)で固定されない場合には、中心部材12は 、ケーブルボルト10の長手方向の軸線に沿って中心に位置するように配置され たワイヤ又はストランド11と同様の更なるワイヤを単に備えただけのものであ っても良い。 図1から図5の態様においては、ストランド11は、ケーブルボルトの長手方 向において、「バードケージ(bird cage)」を形成するように外方に張り出して いる部分 以外が直線状であり、且つ、中心ストランド12に平行である。「バードケージ 」13をそれぞれ形成するために、ナット或いは環状リング(図5参照)の形を とるスペーサ14が中心部材12の周囲に設けられており、ストランド11は、 スペーサ14を乗り越えるようにして弓状に曲がる結果、「バードケージ」13 が得られる。バードケージ13は、樹脂、更にはグラウトが使用される部分での 接着力を強化するため、各ストランド11の表面をより多く晒すようにしている 。それぞれの「バードケージ」の両側に距離をおいて設けられたカラー15は、 中心ストランド12に接するようにワイヤを元通りに束ねている。 ストランド11は、一般に、第1の端部44において、ストランド11に溶着 した終端カラー16によって終端とされており、或いは、この変更態様として、 ストランド11は、第1の端部44において、束ねて単に溶着するだけでも良い 。 ワイヤ又はストランド11の第2の端部(図示せず)は、円筒状のスリーブ1 7の内部に入り込んでおり、この内部で第2の端部が終端となっている。ワイヤ 又はストランド11の第2の端部は、各ストランド11にそれぞれ対応する孔を 備え、スリーブ17の内部に設けられ た横断プレートを備えている。各ストランド11は、対応する孔を通過し、ボタ ン状の端部である拡がった頭部を備えている。このボタン状の端部は、対応する 孔のそれぞれの直径よりも大きくしており、これによって、ストランド11がス リーブ17から引き抜かれないようにしている。図1に示されるように、スリー ブ17は、図2に更に詳細に示されるロックナット18を受け入れるねじ山が、 その外側表面に設けられている。ロックナット18は、一般に、鉱床の天盤を支 持するように所望の張力を作用させるケーブルボルト10に張力を付与するため 、支持プレート19に締め付けられている。 支持プレート19は、この支持プレート19に溶着されるとともに、ケーブル ボルトが用いられる鉱床天盤に開けられた穿孔21の内部に短い距離だけ延びる 段状の円筒チューブからなる「トランペット(trumpet)」20を備えている。カ ラーパイプ22がスリーブ17の端部に挿入され、カラーパイプ23がカラーパ イプ22の端部に挿入されることによって、カラーパイプ22,23は、スリー ブ17から同心円状に延びている。これらカラーパイプ22,23の目的は、必 要時にケーブルボルトの下端部を補強するためである。変更態様としては、拡大 部分に、単に1つのカラーパイプだけが用いられる。 図2に示されるように、ロックナット18は、ナット側面に穿孔24を備えて おり、この穿孔24は、ナット18の上端部に設けられた環状チャンバ25に向 けて半径方向内側に延びている。支持プレート19は、ケーブルボルトのスリー ブ17が通過する孔を備えており、支持プレートのこの孔は、スリーブとの間に 形成された隙間を有している。こうして、環状チャンバ25から支持プレート1 9を介して、トランペット20とスリーブ17との間にある隙間に通じる通路が 形成される。グラウトチューブ26は、適当な結合手段によって、穿孔24に結 合されている。こうして、一般には「液状の」グラウトの形をとり、グラウトチ ューブ26に圧入されるグラウト材が、環状チャンバ25に入り込み、トランペ ット20を通過しながら上昇して、ケーブルボルト10を収容する穿孔21に入 る。他の形態として、スリーブ17の端部に固定され、穿孔に挿入する際にケー ブルボルトを回転するために業界標準の六角若しくは四角の駆動工具に容易に係 合可能な大きさのドライブナット27のような結合手段を介して、グラウトが入 り込むようにしても良い。変更態様として、スリーブ17を取り付け可能なねじ 機構による連結装置或いは他の結合手段を用いても良い。 発泡材又はOリングの形をとるトランペットシール30は、穿孔の側面におい てケーブルボルトをシールするために、トランペット20の周囲における両方の 段部28,31のすぐ上に設けられている。トランペットシール30は、穿孔2 1によって形成された表面に対向するスリーブ17の表面のねじ山にダメージが 及ぶのを防ぐため、 穿孔21の内部において、トランペット20及びスリーブ17の中心を一致させ るように補助する。テーパ管状の樹脂シール29の形をとる更なるシールが、ワ イヤ又はストランド11の第1の端部44から約2mの距離をおいて、ケーブル ボルトのストランドを覆うように設けられている。中心部材12が中空の金属管 又はプラスチック管である場合、この中心部材は、図2に示されるように、樹脂 シール29における上端部45が終端となっている。 図3及び図4に示される第2の実施形態においては、ロックナット18は、図 1及び図2の態様と比較して幅が十分薄く、また、この十分薄いナット18に所 望の強度を与えるため、環状チャンバを備えていない。グラウトを詰める場合、 適当な結合手段によってドライブナット27のような連結手段に結合され、穿孔 33に連通し たグラウトチューブ26(図4)にグラウトが圧入される。ドライブナット27 を用いる代わりとして、スリーブ17に溶着、圧入されたねじ機構による連結装 置又は他の結合装置を用いても良い。ねじ機構による連結装置は、スリーブ17 の下端部までねじ込んだ時に固定され、連結装置を更に回転させるとケーブルボ ルト10が回転するように、限られた深さのねじ部を設けても良い。穿孔33は 、ドライブナット27の内部において中心部材12を覆う環状キャビティ34に 開口している。ドライブナット27は、上端部の外面にねじ部が形成されており 、スリーブ17の内面における対応したねじ部に取り付けられている。環状キャ ビティ34は、スリーブ17、ロックナット18、支持プレート19を介して、 トランペット20とカラーパイプ23との間のスペース35へと上方に延びてい る。グラウトは、トランペット20の上部46から放出されて穿孔21を満たす まで、環状キャビティ34及びスペース35に注がれる。トランペットシール3 0は、継続的な圧入によって、樹脂シール29にある中心部材12の上端45に グラウトが達するまで穿孔21を満たすため、グラウトがこのシール自体を通過 して下方へと流れるのを防ぐ。この過程において、空気は、穿孔21から流れ出 て、中空の中心部材1 2の内部を下方へ押圧され下端部36から放出される。グラウトは、後を追うよ うにして中心部材12を下方に通過し、下端部36に到達したときにグラウトエ 程が完了したことが示される。グラウトが更に出て行かないように、端部36に キャップ37をねじ込んでも良い。 穿孔21に対して様々な位置で開口する多数のクラックや溝が、岩壁や天盤に 存在しても良い。穿孔21に圧入されるグラウトによってこれらの溝を満たすこ とが可能であり、この結果、グラウトは樹脂シール29に到達して中心部材12 に入り込むことがない。それ故、ケーブルボルト10における樹脂シール29ま での十分な長さをグラウトが覆っていることが示されない。これを克服するため 、グラウトを反対方向に圧入すること、即ち、グラウトをまず中心部材12に圧 入して、ケーブルボルト10と穿孔21の壁面32との間の空間をグラウトで満 たすことが、使用者への選択枝として存在する。これを容易にするため、グラウ トチューブ26は中心部材12の下部に結合され(図示せず)、中心部材12と 連通する。そして、グラウトは、本出願においては典型例としてチキソトロピー (thixotropic)を有しており、樹脂シール29にある中心部材12の上端部45 からグラウトが流れ出るように更なる圧入力がグラウトに作用して 、穿孔21を十分に満たすまで、中心部材12に圧入される。シール30及び/ 又は付加的なシール38は、グラウトが穿孔21の外部に支持プレート19を通 過して滲み出るのを防止する。初めに穿孔21に存在する空気は、溝やクラック が存在する場合にそれらを介して放出される。 一般に、ケーブルボルトは、まず鉱床の天盤に必要長さの段付きの穿孔21を あけることによって、鉱床天盤に取り付けられる。次に、分離されたプラスチッ クパック(pack)39,40,41の内部における2つの部分の樹脂接着剤が、孔 の内部に配置され、ケーブルボルト10を挿入することによって、孔の上部に向 けて上方に押し込まれる。孔の内側端部42に樹脂が到達した時、ケーブルボル トを更に差し込むことによってパッケージが破砕され、2つの部分にある樹脂が 混合される。撹拌機43をドライブナット27に作用させることによってケーブ ルボルト10が回転すると、ケーブルボルトにおけるワイヤ又はストランド11 の第1の端部44から樹脂シール29まで延びるように、樹脂が混合される。樹 脂はすぐに硬化し、ひとたび硬化すれば、ケーブルボルトの更なる回転は行われ ない。こうして、ケーブルボルトは、穿孔21において上端部42で固定され、 ロックナ ット18は、鉱床天盤に支持プレート19を押しつけるように締め付けられる。 ケーブルボルトのテンションが必要な大きさにまで到達すると、鉱床天盤は固定 される。ケーブルボルトがその長さ全体に亘ってグラウトが詰められると、グラ ウトは、グラウトチューブ26を介して穿孔及びストランド11を取り囲む樹脂 シール29に至るまでの全てのスペースを満たすまで、圧入される。最初に環状 キャビティ34を介してグラウトが圧入されるこの過程の第1の適用例の間、空 気は中空の中心管12を介して穿孔から流れ出る。中心管12が、ドライブナッ ト27を介してケーブルボルトの下端において外部まで延びているので、グラウ トが中心部材12の底部に現れた時に、グラウト工程が完了したことが明らかと なる。こうして、取付が完了する。 前にも示したように、ケーブルボルトがグラウトによって孔に固定されない変 更態様においては、中心中空管12は、固体であるワイヤ或いはストランドに置 き換えても良い。 図4は、ケーブルボルトの変更態様を示すものであり、ストランド11は、図 からは明らかでないが、中心ストランドの周囲を螺旋状に通過するように設けら れている。ストランドに螺旋状の撚りをかけた角度は、比較的 わずかである。 本発明のケーブルボルトは、既存のケーブルボルトを越えた有利な点を有して いることは、上述した記載から明らかである。例えば、円筒状のスリーブ17は 、ロックナット18のための連続したねじ部を備えており、そのより大きな直径 によって、従来のロックナットよりもはるかに大きな力に耐えることができる。 それ故、ケーブルボルトの最小許容張力と等しいか、それよりも大きい力に耐え ることができる下端部を備えることができる。穿孔21の下端部をより大きな直 径に広げる必要があるが、このことは、不利な必要条件となるものではない。更 に、1つの適用例において、ケーブルボルトの中心軸線に沿った空気流出管を設 けることによって、空気を穿孔21から排出する手段とともに、スペーサ14の 支持手段を提供するという2つの目的が達成される。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.全体に接近した状態で距離をおいて設けられた細長いワイヤ又はストランド を多数備え、 前記ワイヤ又はストランドは、穿孔に取り付けられるための第1の端部及び円 筒状のスリーブ内において終端となる第2の端部を備え、 前記円筒状のスリーブは、ケーブルボルトに張力を与えるように支持プレート に対して締め付けるロックナットを受け入れるためのねじ部を外側表面に備えて いるケーブルボルト。 2.前記ワイヤ又はストランドの第2の端部の終端は、前記円筒スリーブにおい て横断プレートを備えており、 前記横断プレートは、各ワイヤ又はストランドのための個々の孔を備えている 請求項1に記載のケーブルボルト。 3.前記ワイヤ又はストランドは、対応する終端孔を通過し、 各ワイヤ又はストランドは、対応する前記終端孔の直径よりも大きな拡がった 頭部を備えており、 それによって、前記各ワイヤ又はストランドは、対応する前記終端孔から引き 抜くことができないようにされ た請求項2に記載のケーブルボルト。 4.前記ワイヤ又はストランドは、前記ケーブルボルトの長手方向に沿って不連 続に間隔をおいた位置において、前記ケーブルボルトの長手方向の中心軸線から 外方へと分離され、各位置において「バードケージ」が形成されている請求項1 から3のいずれかに記載のケーブルボルト。 5.前記不連続に間隔をおいた位置においてスペーサが設けられ、前記ワイヤ又 はストランドが外方へ拡がり、前記バードケージが形成されている請求項4に記 載のケーブルボルト。 6.中心細長管状部材は、前記長手方向の中心軸線に沿って、前記円筒状のスリ ーブ及び前記スペーサを通過して延びており、 それによって、前記スペーサのそれぞれが、前記管状部材を通過する孔を備え ている請求項5に記載のケーブルボルト。 7.前記ワイヤ又はストランドの前記第1の端部から間隔をおいた位置に設けら れた樹脂シールを備え、 前記樹脂シールによって、前記ケーブルボルトを挿入する前に形成された前記 穿孔の壁面に前記第1の端部を接着するのに用いられる樹脂を、前記樹脂シール よりも 下方に向けて通過しないようにした請求項6に記載のケーブルボルト。 8.前記樹脂シールは、前記ワイヤ又はストランドを覆うスリーブを備えている 請求項7に記載のケーブルボルト。 9.前記中心細長管状部材は、中空であり、前記樹脂シールの上端において終端 となっている請求項8に記載のケーブルボルト。 10.前記ロックナットは、グラウトチューブを受け入れる結合部を備え、前記 結合部は、前記ロックナットの内部に形成された環状チャンバへの通路を備えて いる請求項9に記載のケーブルボルト。 11.前記環状チャンバは、前記支持プレートに対向している請求項10に記載 のケーブルボルト。 12.前記支持プレートは、前記スリーブの外径よりも大きな直径の貫通する穿 孔を備え、これによって、前記環状チャンバは、前記ケーブルボルトと前記穿孔 の壁面との隙間に開口し、これによって、グラウトが前記グラウトチューブを介 して圧入され、前記穿孔に入り込む請求項11に記載のケーブルボルト。 13.前記中空管状部材は、前記穿孔にグラウトが圧入されたときに、前記穿孔 から空気を除去する空気流出部 として機能する請求項12に記載のケーブルボルト。 14.前記ケーブルボルトの回転のため、前記円筒状スリーブの下端部に装着さ れる結合手段を備えた請求項1から13のいずれかに記載のケーブルボルト。 15.請求項9に追加して、前記結合手段は、ねじ部が設けられ前記円筒状スリ ーブの内部のねじに螺合される外側部分を備え、そのような螺合状態で前記結合 手段を回転すると、更なる回転によって前記ケーブルボルトが回転する位置に前 記結合手段が到達する請求項14に記載のケーブルボルト。 16.前記結合手段は、グラウトチューブを受け入れる結合部を備え、前記結合 手段の結合部が、前記結合手段の内部に形成され、前記中空の中心管状部材を取 り囲む環状キャビティへの通路を備えている請求項15に記載のケーブルボルト 。 17.前記環状キャビティは、前記円筒状スリーブ及び前記支持プレートを通過 して延び、前記支持プレートが、前記円筒状スリーブの外径よりも大きな直径の 貫通する穿孔を備え、前記環状キャビティは、前記ケーブルボルトと前記穿孔の 壁面との隙間に開口し、これによって、グラウトが前記グラウトチューブを介し て圧入され、前記穿孔に入り込む請求項16に記載のケーブルボルト 。 18.前記中空の管状部材は、前記穿孔にグラウトが圧入されたときに、前記穿 孔から空気を除去する空気流出部として機能する請求項17に記載のケーブルボ ルト。 19.前記結合手段は、グラウトチューブを受け入れて、前記グラウトチューブ を前記中空中心管状部材に結合する結合部を備え、グラウトは、前記グラウトチ ューブを介して圧入され、前記中空中心管状部材に入り込む請求項15に記載の ケーブルボルト。 20.前記グラウトは、前記中空中心管状部材を満たした後、前記部材から出て 、前記穿孔に入り込む請求項19に記載のケーブルボルト。 21.前記ワイヤ又はストランドは、直線状で、それぞれのバードケージの間に おいて前記長手方向中心軸線に平行である請求項4から20のいずれかに記載の ケーブルボルト。 22.前記ワイヤ又はストランドは、ケーブルボルトの長さ全体に亘ってわずか に螺旋状に配置されている請求項1から21のいずれかに記載のケーブルボルト 。 23.前記支持プレートは、それに溶着された「トランペット」を備え、前記ト ランペットは、前記穿孔の内部に短い距離だけ延びる段状の円筒チューブを備え る請求 項1から22のいずれかに記載のケーブルボルト。 24.前記ワイヤ又はストランドの前記第1の端部に強度を与えるため、前記円 筒状スリーブの上端部に挿入される1又は2以上のカラーパイプを更に備えた請 求項23に記載のケーブルボルト。 25.全体に接近した状態で距離をおいて設けられ、穴に形成された穿孔に適合 される第1の端部と前記穴の表面において支持するための第2の端部とを備えた 、細長いワイヤ又はストランドを多数備えており、前記穴に前記ケーブルボルト を固定するために、前記ワイヤ又はストランドの前記第2の端部の終端部分が、 ねじ付きロックナットと一体にするのに適当な外側表面のねじ部を有する円筒状 のスリーブにおいて終端となっているケーブルボルト。 26.前記ロックナットは、前記穴の表面において、支持プレートを固定する請 求項25に記載のケーブルボルト。 27.前記ワイヤ又はストランドの前記第2の端部の終端は、前記円筒状スリー ブにおいて横断プレートを備えており、前記横断プレートは、前記各ワイヤ又は ストランドに個々に対応する終端孔を備え、前記各ワイヤ又はストランドは、対 応する前記終端孔を通過し、終端孔の 直径よりも大きな拡がった頭部を備えており、前記各ワイヤ又はストランドが、 対応する前記終端孔から引き抜くことができないようにされた請求項25又は2 6に記載のケーブルボルト。 28.前記ワイヤ又はストランドは、ケーブルボルトの長手方向に沿って不連続 に間隔をおいた位置において、ケーブルボルトの長手方向の中心軸線から外方へ と分離され、間隔をおいた前記各位置においてバードケージが形成される請求項 25から27のいずれかに記載のケーブルボルト。 29.不連続に間隔をおいた前記位置に、前記ワイヤ又はストランドを外方へと 広げて前記バードケージを形成するためのスペーサが設けられた請求項28に記 載のケーブルボルト。 30.中心細長管状部材は、前記長手方向中心軸線に沿って前記円筒状スリーブ 及び前記スペーサを介して延びており、前記各スペーサは、前記管状部材が通過 する孔を備えている請求項29に記載のケーブルボルト。
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