JPS60204856A - 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管 - Google Patents
耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管Info
- Publication number
- JPS60204856A JPS60204856A JP5985584A JP5985584A JPS60204856A JP S60204856 A JPS60204856 A JP S60204856A JP 5985584 A JP5985584 A JP 5985584A JP 5985584 A JP5985584 A JP 5985584A JP S60204856 A JPS60204856 A JP S60204856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- pitting corrosion
- less
- alloy
- alloy pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
この発明は耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管(二
関するものである。
関するものである。
従来技術
従来耐孔食性アルミニウム材として1100.3003
.5005.5052などが使用されているが、深い孔
食が発生する場合が少なくない。
.5005.5052などが使用されているが、深い孔
食が発生する場合が少なくない。
Al−0,1〜0.4%zn合金(特公昭59−583
)やAl−0,2〜1%Zn−1〜1.5%Mn合金(
特公昭59−4495)も開発されており、これらの合
金は3003合金よりすぐれた耐孔食性を示すが、環境
によってはまだ十分でない。
)やAl−0,2〜1%Zn−1〜1.5%Mn合金(
特公昭59−4495)も開発されており、これらの合
金は3003合金よりすぐれた耐孔食性を示すが、環境
によってはまだ十分でない。
目 的
この発明の目的は、耐孔食性がすぐれ、とく(−自動車
用熱交換器の配管材として好適なアルミニウム合金を提
供することにある。
用熱交換器の配管材として好適なアルミニウム合金を提
供することにある。
構 成
この発明の構成はづぎのとおりである。
(1) Mg : 0.03〜0.12%(重量%、以
下同じ)Mn : 0.31NO,85% Zn: 0.51〜1.0% Fe:0.15%以下 Si:0.15%以下 を含むアルミニウム合金からなる耐孔食性のすぐれたア
ルミニウム合金管 (2) Cu O,03〜0.20%を含む前記(1)
のアルミニウム合金管(3) Mg:0.03〜0.2
% Mn : 0.31〜0.85% Zn : 0.51〜1.0% Fe : 0.15%以下 Si:0.15%以下 を含むアルミニウム合金管からなる耐孔食性のすぐれた
アルミニウム合金管 (4) Cu o、o 3〜020%を含む前記(3)
のアルミニウム合金管この発明のアルミニウム合金管に
おける成分深加の意義と限定理由はっぎのとおりである
。
下同じ)Mn : 0.31NO,85% Zn: 0.51〜1.0% Fe:0.15%以下 Si:0.15%以下 を含むアルミニウム合金からなる耐孔食性のすぐれたア
ルミニウム合金管 (2) Cu O,03〜0.20%を含む前記(1)
のアルミニウム合金管(3) Mg:0.03〜0.2
% Mn : 0.31〜0.85% Zn : 0.51〜1.0% Fe : 0.15%以下 Si:0.15%以下 を含むアルミニウム合金管からなる耐孔食性のすぐれた
アルミニウム合金管 (4) Cu o、o 3〜020%を含む前記(3)
のアルミニウム合金管この発明のアルミニウム合金管に
おける成分深加の意義と限定理由はっぎのとおりである
。
にgq Mnは共存して強度向上に役立つ。Mg−5M
nがそれぞれ003%および0.31%より少ないと強
度が十分でなく、Mg、 Mnがそれぞれ0.2%およ
び0.85%をこえると耐食性が低下する。従ってMg
は0.03〜0.2%SMnは0.31〜1.5%耐孔
食性が十分でなく、1.0%をこえると自己腐食量が増
加し好ましくない。従ってznは051〜1.0%とす
る。
nがそれぞれ003%および0.31%より少ないと強
度が十分でなく、Mg、 Mnがそれぞれ0.2%およ
び0.85%をこえると耐食性が低下する。従ってMg
は0.03〜0.2%SMnは0.31〜1.5%耐孔
食性が十分でなく、1.0%をこえると自己腐食量が増
加し好ましくない。従ってznは051〜1.0%とす
る。
0r1ZrおよびTiは結晶粒を微細化し、孔食防止効
果を与える。それぞれ0.01%より少ないと効果が十
分でなく、0.3%をこえると巨大化合物を生じ、耐孔
食性を低下させる。従ってQr、 ZrおよびTiは0
.01〜0.3%とするOQuは強度を高めるものであ
るが、0.03%より少ないと強度向上の効果が小さく
、020%をこえると耐孔食性を低下させる。従って添
加量は0.03〜0.20%とする。
果を与える。それぞれ0.01%より少ないと効果が十
分でなく、0.3%をこえると巨大化合物を生じ、耐孔
食性を低下させる。従ってQr、 ZrおよびTiは0
.01〜0.3%とするOQuは強度を高めるものであ
るが、0.03%より少ないと強度向上の効果が小さく
、020%をこえると耐孔食性を低下させる。従って添
加量は0.03〜0.20%とする。
Feが015%、Slが0.15%をこえると耐孔食性
を低下させる。従ってB’6o、ts%以下、sio、
15%以下に制限する。そのため本合金製造時において
は9980%以上の純度のAl地金を使用するのが好ま
しい。
を低下させる。従ってB’6o、ts%以下、sio、
15%以下に制限する。そのため本合金製造時において
は9980%以上の純度のAl地金を使用するのが好ま
しい。
この発明のアルミニウム合金管は例えばつぎのような工
程を経て製造される。
程を経て製造される。
アルミニウム合金鋳塊均質化処理(500〜570℃X
1〜24hr)→熱間押出(押出温度480〜520℃
)→冷間抽伸(加工度70%以上)→アルミニウム合金
管(外径8〜18膓X肉厚0.5〜1.5騙) 実施例 表1に示すアルミニウム合金の鋳塊を530℃x 8h
r均質化処理した後500℃で熱間押出しを行なって外
径3cm。
1〜24hr)→熱間押出(押出温度480〜520℃
)→冷間抽伸(加工度70%以上)→アルミニウム合金
管(外径8〜18膓X肉厚0.5〜1.5騙) 実施例 表1に示すアルミニウム合金の鋳塊を530℃x 8h
r均質化処理した後500℃で熱間押出しを行なって外
径3cm。
肉厚3膳の管を製造し、冷間抽伸により外径10111
s肉厚1賜の管とし、380℃X111r焼鈍後、各種
腐食試験に供した。なお鋳塊製造用のAl地金は998
5%純度のものを使用した。
s肉厚1賜の管とし、380℃X111r焼鈍後、各種
腐食試験に供した。なお鋳塊製造用のAl地金は998
5%純度のものを使用した。
表1
腐食試験条件
水道水試験二名古屋市水道水、1ppHlCu”添加、
浸漬温度25℃CASS試験: JIS H8681 乾湿交互浸漬試験:3%Na1l水溶液PH=3酢酸で
調整、40℃×30分浸漬=50℃×30分乾燥の繰返
し試験 表2に1力月間の試験結果を示す。この発明の合金はい
ずれの試験においてもすぐれた結果を示している。
浸漬温度25℃CASS試験: JIS H8681 乾湿交互浸漬試験:3%Na1l水溶液PH=3酢酸で
調整、40℃×30分浸漬=50℃×30分乾燥の繰返
し試験 表2に1力月間の試験結果を示す。この発明の合金はい
ずれの試験においてもすぐれた結果を示している。
表2
効 果
以上のようにこの発明のアルミニウム合金等は従来使用
されている耐孔食材料に比べきわめてすぐれた耐孔食性
を示す。
されている耐孔食材料に比べきわめてすぐれた耐孔食性
を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 05″j〜+、0 (1) Mg 0.03〜0.2%、 Mn O,31
〜0.85%、Zn翻母区d%を含み、不純物としての
Feを0.15%以下、Siを0.159以下としたア
ルミニウム合金からなる耐孔食性のすぐれたアルミニウ
ム合金管 (2) Cu O,03〜020%を含む特許請求の範
囲第1項記載を含みかツCr 0.01〜0.3%、Z
r 0.01〜0.3%、TiO,01”03%から選
ばれた1種または2種以上の成分を含み、不純物として
のFeを015%以下、Slを叫5%以下としたアルミ
ニウム合金からなる耐孔食性のすぐれたアルミニウム合
金管 (4) Ouo、03〜020%を含む特許請求の範囲
第3項記載のアルミニウム合金管
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5985584A JPS60204856A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5985584A JPS60204856A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60204856A true JPS60204856A (ja) | 1985-10-16 |
Family
ID=13125216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5985584A Pending JPS60204856A (ja) | 1984-03-28 | 1984-03-28 | 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60204856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170137956A1 (en) * | 2014-04-02 | 2017-05-18 | Nippon Light Metal Company, Ltd. | Surface-treated aluminum material and zinc-supplemented aluminum alloy |
-
1984
- 1984-03-28 JP JP5985584A patent/JPS60204856A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20170137956A1 (en) * | 2014-04-02 | 2017-05-18 | Nippon Light Metal Company, Ltd. | Surface-treated aluminum material and zinc-supplemented aluminum alloy |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003534455A (ja) | 耐食性アルミニウム合金 | |
JPH0320594A (ja) | 熱交換器 | |
JPH08246117A (ja) | 高強度アルミニウムブレージングシートとその製造方法 | |
JPS60204856A (ja) | 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金管 | |
JP3858255B2 (ja) | 耐食性に優れた熱交換器用アルミニウム合金クラッド材 | |
JP2640816B2 (ja) | ろう付け性と耐食性にすぐれた熱交換器用Al合金複合フィン材 | |
JPS6280246A (ja) | 高温強度の優れた熱交換器用Al合金材 | |
JPS62196348A (ja) | アルミニウム合金製熱交換器用フイン材 | |
JPH0333770B2 (ja) | ||
JPH06212331A (ja) | 高強度、高耐食性アルミニウム合金ブレージングシート | |
JPS6296637A (ja) | 熱交換器用アルミニウム合金クラツド材 | |
JPH04371541A (ja) | 熱交換器配管用アルミニウム合金 | |
JPS63303027A (ja) | 熱交換器用アルミニウムプレ−ジングシ−ト | |
JPS60204855A (ja) | 耐孔食性のすぐれたアルミニウム合金 | |
JPH0237992A (ja) | ブレージング用アルミニウム薄板の製造方法 | |
JPH06145862A (ja) | 高強度フィン材で構成されたAl合金製熱交換器 | |
JPS63153250A (ja) | ブレ−ジング用アルミニウム薄板の製造方法 | |
JP2607245B2 (ja) | 犠牲陽極効果のすぐれた熱交換器用高強度A▲l▼合金製複合薄肉フイン材 | |
JPH06145859A (ja) | 耐孔食性のすぐれた熱交換器用高強度Al合金クラッド材 | |
JPH04325643A (ja) | 熱交換器用フィン材とその製造方法 | |
JPH02129337A (ja) | アルミニウムフィン材 | |
JPS60110835A (ja) | 犠牲陽極効果にすぐれたAl合金ブレ−ジングシ−ト | |
JPH04285139A (ja) | 耐隙間腐食性にすぐれた配管用アルミニウム合金管材 | |
JPS60138083A (ja) | 高温強度および犠牲陽極効果のすぐれた熱交換器用Al合金製複合フイン材 | |
JPH06271965A (ja) | アルミニウム熱交換器用高強度Al合金製管継手材 |