JPS62196348A - アルミニウム合金製熱交換器用フイン材 - Google Patents
アルミニウム合金製熱交換器用フイン材Info
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- JPS62196348A JPS62196348A JP3384886A JP3384886A JPS62196348A JP S62196348 A JPS62196348 A JP S62196348A JP 3384886 A JP3384886 A JP 3384886A JP 3384886 A JP3384886 A JP 3384886A JP S62196348 A JPS62196348 A JP S62196348A
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- fin material
- aluminum alloy
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- heat exchanger
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- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 17
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野コ
本発明は、アルミニウム合金製熱交換器をろう付けによ
り製造する場合に、ろう付は時の加熱に対して優れた耐
垂下［生を示すとともに、なおかつろう付は後、管体に
対する犠牲陽極効果に優れたアルミニウム合金のフィン
材に関するものである。
り製造する場合に、ろう付は時の加熱に対して優れた耐
垂下［生を示すとともに、なおかつろう付は後、管体に
対する犠牲陽極効果に優れたアルミニウム合金のフィン
材に関するものである。
［従来の技術］
従来、アルミニウム合金製熱交換器例えば自動車のラジ
ェータや空調機器などは、フィン材にＡ Ａ １０５０
材、Ａ Ａ ３００３材及びＡ Ａ ７０７２材などを
用いて、フィン材と管材とを組合せてフラックスろう付
は法又は真空ろう付は法などにより製造されている。
ェータや空調機器などは、フィン材にＡ Ａ １０５０
材、Ａ Ａ ３００３材及びＡ Ａ ７０７２材などを
用いて、フィン材と管材とを組合せてフラックスろう付
は法又は真空ろう付は法などにより製造されている。
［発明が解決しようとする問題点］
アルミニウム合金製熱交換器用の従来のアルミニウム合
金フィン材は、ろう付は時の高温加熱によって、その強
度が著しく低下するため、これに代わるフィン材には、
ろう付は加熱において変形しないように、優れた耐垂下
性が求められる。またフィン材には、ろう付は後におい
て管体に対する犠牲陽極効果が優れていることが求めら
れるが、従来のＡｌ−’Ｍｎ系合金を使用したフィン材
では、その効果が不十分であって、管体に腐蝕による貫
通孔か発生する場合がある。
金フィン材は、ろう付は時の高温加熱によって、その強
度が著しく低下するため、これに代わるフィン材には、
ろう付は加熱において変形しないように、優れた耐垂下
性が求められる。またフィン材には、ろう付は後におい
て管体に対する犠牲陽極効果が優れていることが求めら
れるが、従来のＡｌ−’Ｍｎ系合金を使用したフィン材
では、その効果が不十分であって、管体に腐蝕による貫
通孔か発生する場合がある。
以上のように、従来のアルミニウム合金のフイン材には
、耐垂下は及び犠牲陽極効果の両特性を十分に満足する
ものは無かった。
、耐垂下は及び犠牲陽極効果の両特性を十分に満足する
ものは無かった。
そこで本発明の目的は、従来のアルミニウム合金のフィ
ン材における上記の欠点を解消した、新規組成のアルミ
ニウム合金から成るアルミニウム合金製熱交換器用フィ
ン材を提供することである。
ン材における上記の欠点を解消した、新規組成のアルミ
ニウム合金から成るアルミニウム合金製熱交換器用フィ
ン材を提供することである。
［問題点を解決するための手段］
本発明によるアルミニウム合金製熱交換器用フィン材は
、以下の組成のアルミニウム合金を用いることによって
、前記問題点を解決したものである。
、以下の組成のアルミニウム合金を用いることによって
、前記問題点を解決したものである。
、Ｍｎ：０．７〜Ｌ５％、Ｚｎ：０．３〜２．０％、Ｃ
ｒ ： ０．０３〜０．３ ％、Ｚ ｒ ： ０．０３
〜０．２％、Ｆｅ ： ０．２〜０．７％、Ｓ ｉ
： ０．１〜０．９％を含み、あるいは更にＣｕ ：
０．０５〜０．５％及びＭｇ二０．０５〜０．５％の
うちの１種又は２種を含んで、残部が実質的にＡＩでお
るアルミニウム合金。
ｒ ： ０．０３〜０．３ ％、Ｚ ｒ ： ０．０３
〜０．２％、Ｆｅ ： ０．２〜０．７％、Ｓ ｉ
： ０．１〜０．９％を含み、あるいは更にＣｕ ：
０．０５〜０．５％及びＭｇ二０．０５〜０．５％の
うちの１種又は２種を含んで、残部が実質的にＡＩでお
るアルミニウム合金。
次に、本発明が上記のとあり、その合金の成分組成範囲
を限定した理由を説明する。
を限定した理由を説明する。
Ｍｎ：本フィン材の強度を向上させる効果か必り、その
添加量か０．７％未満でおるとその効果は十分でなく、
１．５％を越えると巨人化合物を生成して、このため加
工［生か悪くなる。
添加量か０．７％未満でおるとその効果は十分でなく、
１．５％を越えると巨人化合物を生成して、このため加
工［生か悪くなる。
Ｚｎ二フィン材の腐食電位８畔にして犠牲図４へ効果を
高める。０．３％未満ではその効果が無く、２．０％を
超えると自己腐食性が高くなり、かつろう付は性が低下
する。
高める。０．３％未満ではその効果が無く、２．０％を
超えると自己腐食性が高くなり、かつろう付は性が低下
する。
Ｃｒ。
Ｚｎ：フィン材の成形加工性と高温での耐垂下性を向上
させる。いづれもその添ｌＪｕ量の下限値未満では効果
が十分でなく、また上限値を越えると巨大化合物を生成
させ、これにより逆に成形加工性を低下させる。
させる。いづれもその添ｌＪｕ量の下限値未満では効果
が十分でなく、また上限値を越えると巨大化合物を生成
させ、これにより逆に成形加工性を低下させる。
Ｆｅ。
Ｓｉ：Ｍｎによるフィン材の強度向上効果を追加的に向
上させる。いづれもその添加量の下限値未満ではその効
果は無く、また上限値を越えるとフィン材の自己腐食性
を増加させる。
上させる。いづれもその添加量の下限値未満ではその効
果は無く、また上限値を越えるとフィン材の自己腐食性
を増加させる。
Ｃｕ。
Ｍｇ：以上の組成のフィン材に対し、その強度を追加的
に向上させる。いづれもその添加量の下限値未満では、
その効果は得られず、また上限値を越えるとフィン材の
耐垂下性を劣化させる。更にＣｕは上限値を越えるとフ
ィン材の電位を真にするので、Ｚｎの犠牲陽極効果が損
なわれる。一方、Ｎ１１ｇは上限圃を越えるとフッ化物
系のフラックスろう付けの場合にろう付は性が低下する
。
に向上させる。いづれもその添加量の下限値未満では、
その効果は得られず、また上限値を越えるとフィン材の
耐垂下性を劣化させる。更にＣｕは上限値を越えるとフ
ィン材の電位を真にするので、Ｚｎの犠牲陽極効果が損
なわれる。一方、Ｎ１１ｇは上限圃を越えるとフッ化物
系のフラックスろう付けの場合にろう付は性が低下する
。
以下に挙げる実施例によって、この発明を異体的に説明
する。
する。
［実施例］
表１に掲げる種類のアルミニウム合金を合金ＮＯ１ごと
に溶製して鋳塊をつくり、この鋳塊を５００ ’Ｃて８
時間のソーキングを行なった後、４８０°Ｃで熱間圧延
して板厚３ｍｍｔとした。更に冷間圧延しテ０．１６ｔ
１１１ｔ１１ニした後、３８０°Ｃで１時間の中間焼鈍
を行ない、引き続き圧下率２３％で冷間圧延を行なって
０．１３ｍｍｔのフィン材とした。
に溶製して鋳塊をつくり、この鋳塊を５００ ’Ｃて８
時間のソーキングを行なった後、４８０°Ｃで熱間圧延
して板厚３ｍｍｔとした。更に冷間圧延しテ０．１６ｔ
１１１ｔ１１ニした後、３８０°Ｃで１時間の中間焼鈍
を行ない、引き続き圧下率２３％で冷間圧延を行なって
０．１３ｍｍｔのフィン材とした。
これらの合金のフィン材をそれぞれ用いてフラックスろ
う付は条件での加熱を行なった。この加熱は、フラック
スに６８％に３ＡＩＦｓ −３２％ＡｌＦ３の１０％水
溶液を使用して、Ｎ２ガス雰囲気中で６００’Ｃ１３分
間保持により行なった。
う付は条件での加熱を行なった。この加熱は、フラック
スに６８％に３ＡＩＦｓ −３２％ＡｌＦ３の１０％水
溶液を使用して、Ｎ２ガス雰囲気中で６００’Ｃ１３分
間保持により行なった。
この場合の加熱によるフィン材のサグ垂下量（試料の長
さ５０ｍｍ） ＠測定し、また前記加熱後フィン材を３
％Ｎａ１ｌ水溶中に浸漬して自然電位を測定した。
さ５０ｍｍ） ＠測定し、また前記加熱後フィン材を３
％Ｎａ１ｌ水溶中に浸漬して自然電位を測定した。
更に、表１の各種合金のフィン材ごとに、コルゲート加
工して、これをプレージングシート（Ａ Ａ ３００３
合金を心材に、皮材にＡ Ａ ４３４３合金を用いたク
ラッドｖｉ＞から製作した管と交互に積層して組合せ、
上記と同じ条件でフラックスろう付けを行なってコアを
製作した。これらコアに対して腐食試験を行なった。
工して、これをプレージングシート（Ａ Ａ ３００３
合金を心材に、皮材にＡ Ａ ４３４３合金を用いたク
ラッドｖｉ＞から製作した管と交互に積層して組合せ、
上記と同じ条件でフラックスろう付けを行なってコアを
製作した。これらコアに対して腐食試験を行なった。
以上の結果を表２に合せて示す。表２中のフィンＮｏ、
は表１の合金Ｎｏ、に対応するもので必る。
は表１の合金Ｎｏ、に対応するもので必る。
表１
表２
表２の測定値から明らかであるように、本発明によるフ
ィン？ＪＮ０．１〜＼ｏ、７は、すべて比較例のフィン
材Ｎｏ、８〜ＮＯ，’１１に比べて優れた耐垂下性を示
しており、また本発明によるフィン材を使用して製作し
たコアにあける管体の孔食深ざは浅く、したがってフィ
ンの犠牲陽極効果が優れている。一方、比較例のフィン
材１０゜１１を用いて製作したコアでは、管体の孔食深
ざが著しく深く、そのフィンの犠牲陽極効果は不十分で
ある。
ィン？ＪＮ０．１〜＼ｏ、７は、すべて比較例のフィン
材Ｎｏ、８〜ＮＯ，’１１に比べて優れた耐垂下性を示
しており、また本発明によるフィン材を使用して製作し
たコアにあける管体の孔食深ざは浅く、したがってフィ
ンの犠牲陽極効果が優れている。一方、比較例のフィン
材１０゜１１を用いて製作したコアでは、管体の孔食深
ざが著しく深く、そのフィンの犠牲陽極効果は不十分で
ある。
［発明の効果］
本発明によるアルミニウム合金製熱交換器用フィン材は
、その使用合金の組成によって、耐垂下性及び犠牲陽極
効果が共に優れているので、ろう付けによるコアの組立
が良好であり、またろう付は後の熱交換器における作動
流体通路管体の防食に有効である。
、その使用合金の組成によって、耐垂下性及び犠牲陽極
効果が共に優れているので、ろう付けによるコアの組立
が良好であり、またろう付は後の熱交換器における作動
流体通路管体の防食に有効である。
Claims (1)
- （１）Ｍｎ：０．７〜１．５％、Ｚｎ：０．３〜２．０
％、Ｃｒ：０．０３〜０．３％、Ｚｒ：０．０３〜０．
２％、Ｆｅ：０．２〜０．７％、Ｓｉ：０．１〜０．９
％を含み、あるいは更にＣｕ：０．０５〜０．５％及び
Ｍｇ：０．０５〜０．５％のうちの１種又は２種を含み
、残部が実質的にＡｌであるアルミニウム合金から成る
アルミニウム合金製熱交換器用フィン材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3384886A JPS62196348A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | アルミニウム合金製熱交換器用フイン材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3384886A JPS62196348A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | アルミニウム合金製熱交換器用フイン材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62196348A true JPS62196348A (ja) | 1987-08-29 |
| JPH0261536B2 JPH0261536B2 (ja) | 1990-12-20 |
Family
ID=12397919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3384886A Granted JPS62196348A (ja) | 1986-02-20 | 1986-02-20 | アルミニウム合金製熱交換器用フイン材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62196348A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0252995A (ja) * | 1988-08-12 | 1990-02-22 | Nippon Light Metal Co Ltd | 耐食性に優れた熱交換器コア |
| JPH06194074A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-15 | Mitsubishi Materials Corp | ヒートパイプ |
| JP2016531204A (ja) * | 2013-08-08 | 2016-10-06 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器のための高強度アルミニウム合金フィン素材 |
| JP2016534223A (ja) * | 2013-08-08 | 2016-11-04 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器のための高強度アルミニウム合金フィン素材 |
| US9719156B2 (en) | 2011-12-16 | 2017-08-01 | Novelis Inc. | Aluminum fin alloy and method of making the same |
| JP2019512592A (ja) * | 2017-03-03 | 2019-05-16 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | フィンストックとして使用するための高強度な耐食アルミニウム合金及びそれを作製する方法 |
| US11933553B2 (en) | 2014-08-06 | 2024-03-19 | Novelis Inc. | Aluminum alloy for heat exchanger fins |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55134149A (en) * | 1979-04-02 | 1980-10-18 | Mitsubishi Metal Corp | Manufacture of aluminum alloy sheet having strength, ductility and formability |
-
1986
- 1986-02-20 JP JP3384886A patent/JPS62196348A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55134149A (en) * | 1979-04-02 | 1980-10-18 | Mitsubishi Metal Corp | Manufacture of aluminum alloy sheet having strength, ductility and formability |
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| JPH06194074A (ja) * | 1992-12-22 | 1994-07-15 | Mitsubishi Materials Corp | ヒートパイプ |
| US9719156B2 (en) | 2011-12-16 | 2017-08-01 | Novelis Inc. | Aluminum fin alloy and method of making the same |
| JP2016531204A (ja) * | 2013-08-08 | 2016-10-06 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器のための高強度アルミニウム合金フィン素材 |
| JP2016534223A (ja) * | 2013-08-08 | 2016-11-04 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | 熱交換器のための高強度アルミニウム合金フィン素材 |
| US11933553B2 (en) | 2014-08-06 | 2024-03-19 | Novelis Inc. | Aluminum alloy for heat exchanger fins |
| JP2019512592A (ja) * | 2017-03-03 | 2019-05-16 | ノベリス・インコーポレイテッドＮｏｖｅｌｉｓ Ｉｎｃ． | フィンストックとして使用するための高強度な耐食アルミニウム合金及びそれを作製する方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0261536B2 (ja) | 1990-12-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |