JPH06271965A - アルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材 - Google Patents
アルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材Info
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- JPH06271965A JPH06271965A JP8550593A JP8550593A JPH06271965A JP H06271965 A JPH06271965 A JP H06271965A JP 8550593 A JP8550593 A JP 8550593A JP 8550593 A JP8550593 A JP 8550593A JP H06271965 A JPH06271965 A JP H06271965A
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- JP
- Japan
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- alloy
- joint material
- heat exchanger
- aluminum heat
- pipe joint
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高強度とすぐれた耐孔食性を有するアルミニ
ウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材を提供する。 【構成】 アルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材
を、重量％で、Ｚｎ：３〜６％、Ｍｇ：０．１５〜０．
５％未満、Ｍｎ：０．８〜１．２％、Ｓｉ：０．３〜
０．９％、Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１
５〜０．４％、を含有し、さらに必要に応じて、Ｔｉ：
０．０１〜０．１％およびＺｒ：０．０１〜０．１５％
のうちの１種または２種を含有し、残りがＡｌと不可避
不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成する。
ウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材を提供する。 【構成】 アルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材
を、重量％で、Ｚｎ：３〜６％、Ｍｇ：０．１５〜０．
５％未満、Ｍｎ：０．８〜１．２％、Ｓｉ：０．３〜
０．９％、Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１
５〜０．４％、を含有し、さらに必要に応じて、Ｔｉ：
０．０１〜０．１％およびＺｒ：０．０１〜０．１５％
のうちの１種または２種を含有し、残りがＡｌと不可避
不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、高強度を有し、かつ
耐孔食性にもすぐれたＡｌ合金で構成され、したがって
薄肉化が可能なアルミニウム熱交換器用管継手材に関す
るものである。
耐孔食性にもすぐれたＡｌ合金で構成され、したがって
薄肉化が可能なアルミニウム熱交換器用管継手材に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般に、例えば自動車のラジエー
タやコンデンサなどの熱交換器としてアルミニウム熱交
換器が用いられており、このアルミニウム熱交換器が、
いずれも純Ａｌおよび／またはＡｌ合金で構成されたフ
ィン材、ヘッダープレート材、管材、および管継手材な
どの構造部材を所定形状に組立て、ろう付けして一体化
することにより製造されることも良く知られるところで
ある。また、上記構造部材のうちの管継手材として、構
造的に高強度が要求されることから、例えば特開平３−
１２６８３５号公報に記載される通りの、Ｚｎ：３〜５
％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満、Ｍ
ｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜０．９％、
Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、を含有し、さらに必要に
応じて、Ｔｉ：０．０１〜０．１％、 Ｚｒ：０．０１
〜０．１５％、のうちの１種または２種、を含有し、残
りがＡｌと不可避不純物からなる組成（以上重量％、以
下％は重量％を示す）を有するＡｌ合金などで構成され
た高強度Ａｌ合金製管継手材が用いられていることも知
られている。
タやコンデンサなどの熱交換器としてアルミニウム熱交
換器が用いられており、このアルミニウム熱交換器が、
いずれも純Ａｌおよび／またはＡｌ合金で構成されたフ
ィン材、ヘッダープレート材、管材、および管継手材な
どの構造部材を所定形状に組立て、ろう付けして一体化
することにより製造されることも良く知られるところで
ある。また、上記構造部材のうちの管継手材として、構
造的に高強度が要求されることから、例えば特開平３−
１２６８３５号公報に記載される通りの、Ｚｎ：３〜５
％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満、Ｍ
ｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜０．９％、
Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、を含有し、さらに必要に
応じて、Ｔｉ：０．０１〜０．１％、 Ｚｒ：０．０１
〜０．１５％、のうちの１種または２種、を含有し、残
りがＡｌと不可避不純物からなる組成（以上重量％、以
下％は重量％を示す）を有するＡｌ合金などで構成され
た高強度Ａｌ合金製管継手材が用いられていることも知
られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年のアルミニ
ウム熱交換器の軽量化および小型化、さらに省力化はめ
ざましく、これは、これの構造部材であるフィン材や管
材、さらにヘッダープレート材や管継手材の薄肉化技術
に負うところが大きいが、さらに一段の軽量化および小
型化が望まれており、このためには、上記構造部材のよ
り一層の薄肉化が必要となるが、これら構造部材のう
ち、特に管継手材は、機能上高強度が不可欠であること
と相まって、上記の従来Ａｌ合金製管継手材はじめ、そ
の他多くのＡｌ合金製管継手材の場合、強度不足が原因
でより一層の薄肉化が困難であるのが現状である。
ウム熱交換器の軽量化および小型化、さらに省力化はめ
ざましく、これは、これの構造部材であるフィン材や管
材、さらにヘッダープレート材や管継手材の薄肉化技術
に負うところが大きいが、さらに一段の軽量化および小
型化が望まれており、このためには、上記構造部材のよ
り一層の薄肉化が必要となるが、これら構造部材のう
ち、特に管継手材は、機能上高強度が不可欠であること
と相まって、上記の従来Ａｌ合金製管継手材はじめ、そ
の他多くのＡｌ合金製管継手材の場合、強度不足が原因
でより一層の薄肉化が困難であるのが現状である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者等は、
上述のような観点から、より一段の薄肉化が可能な高強
度を有するアルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材
を開発すべく研究を行なった結果、前記管継手材を、Ｚ
ｎ：３〜６％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５％
未満、Ｍｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜
０．９％、Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１
５〜０．４％、を含有し、さらに必要に応じて、Ｔｉ：
０．０１〜０．１％、 Ｚｒ：０．０１〜０．１５％、
のうちの１種または２種、を含有し、残りがＡｌと不可
避不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成すると、
このＡｌ合金は高強度とすぐれた耐孔食性を有すること
から、この結果のＡｌ合金製管継手材は、所望の薄肉化
が可能となるばかりでなく、実用に際しても孔食の発生
がなく、長期に亘ってすぐれた性能を発揮するという研
究結果を得たのである。
上述のような観点から、より一段の薄肉化が可能な高強
度を有するアルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材
を開発すべく研究を行なった結果、前記管継手材を、Ｚ
ｎ：３〜６％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５％
未満、Ｍｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜
０．９％、Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１
５〜０．４％、を含有し、さらに必要に応じて、Ｔｉ：
０．０１〜０．１％、 Ｚｒ：０．０１〜０．１５％、
のうちの１種または２種、を含有し、残りがＡｌと不可
避不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成すると、
このＡｌ合金は高強度とすぐれた耐孔食性を有すること
から、この結果のＡｌ合金製管継手材は、所望の薄肉化
が可能となるばかりでなく、実用に際しても孔食の発生
がなく、長期に亘ってすぐれた性能を発揮するという研
究結果を得たのである。
【０００５】この発明は、上記の研究結果にもとづいて
なされたものであって、Ｚｎ：３〜６％、
Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満、Ｍｎ：０．８〜１．２
％、 Ｓｉ：０．３〜０．９％、Ｃｕ：０．１５〜
０．４５％、Ｆｅ：０．１５〜０．４％、を含有し、さ
らに必要に応じて、Ｔｉ：０．０１〜０．１％、 Ｚ
ｒ：０．０１〜０．１５％、を含有し、残りがＡｌと不
可避不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成してな
るアルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材に特徴を
有するものである。
なされたものであって、Ｚｎ：３〜６％、
Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満、Ｍｎ：０．８〜１．２
％、 Ｓｉ：０．３〜０．９％、Ｃｕ：０．１５〜
０．４５％、Ｆｅ：０．１５〜０．４％、を含有し、さ
らに必要に応じて、Ｔｉ：０．０１〜０．１％、 Ｚ
ｒ：０．０１〜０．１５％、を含有し、残りがＡｌと不
可避不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成してな
るアルミニウム熱交換器用Ａｌ合金製管継手材に特徴を
有するものである。
【０００６】つぎに、この発明の管継手材において、こ
れを構成するＡｌ合金の成分組成を上記の通りに限定し
た理由を説明する。 （ａ） ＺｎおよびＭｇ これらの成分には、熱交換器へのろう付け組立て後、常
温でＭｇＺｎ2 として時効析出して、強度を向上させる
作用があるが、ＺｎおよびＭｇのいずれかでも、その含
有量がＺｎ：３％未満、Ｍｇ：０．１５％未満になると
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が、Ｚ
ｎにおいては６％を越えると全面型腐食の進行が速くな
り、またＭｇにあっては０．５％以上になると、ろう付
け性が低下するようになることから、その含有量を、Ｚ
ｎ：３〜６％、Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満と定め
た。
れを構成するＡｌ合金の成分組成を上記の通りに限定し
た理由を説明する。 （ａ） ＺｎおよびＭｇ これらの成分には、熱交換器へのろう付け組立て後、常
温でＭｇＺｎ2 として時効析出して、強度を向上させる
作用があるが、ＺｎおよびＭｇのいずれかでも、その含
有量がＺｎ：３％未満、Ｍｇ：０．１５％未満になると
所望の強度向上効果が得られず、一方その含有量が、Ｚ
ｎにおいては６％を越えると全面型腐食の進行が速くな
り、またＭｇにあっては０．５％以上になると、ろう付
け性が低下するようになることから、その含有量を、Ｚ
ｎ：３〜６％、Ｍｇ：０．１５〜０．５％未満と定め
た。
【０００７】（ｂ） ＭｎおよびＳｉ これらの成分には、熱交換器へのろう付け組立て時に、
Ａｌ−Ｍｎ−Ｓｉ系化合物として素地中に微細均一に分
散析出して強度を向上させる作用があるが、Ｍｎおよび
Ｓｉのいずれかの含有量でも、Ｍｎ：０．８％未満、Ｓ
ｉ：０．３％未満では、所望の強度向上効果が得られ
ず、一方その含有量がＭｎにおいては、１．２％を越え
ると熱間加工性（押出加工性）が低下するようになり、
またＳｉでは０．９％を越えると、ろう付け時に溶融が
起り易くなることから、その含有量を、それぞれＭｎ：
０．８〜１．２％、Ｓｉ：０．３〜０．９％と定めた。
Ａｌ−Ｍｎ−Ｓｉ系化合物として素地中に微細均一に分
散析出して強度を向上させる作用があるが、Ｍｎおよび
Ｓｉのいずれかの含有量でも、Ｍｎ：０．８％未満、Ｓ
ｉ：０．３％未満では、所望の強度向上効果が得られ
ず、一方その含有量がＭｎにおいては、１．２％を越え
ると熱間加工性（押出加工性）が低下するようになり、
またＳｉでは０．９％を越えると、ろう付け時に溶融が
起り易くなることから、その含有量を、それぞれＭｎ：
０．８〜１．２％、Ｓｉ：０．３〜０．９％と定めた。
【０００８】（ｃ） Ｆｅ Ｆｅ成分には、ＡｌおよびＭｎ、Ｓｉと結合し、同じく
ろう付け時に素地に微細均一に分散析出するＡｌ−Ｍｎ
−Ｓｉ−Ｆｅ系化合物やＡｌ−Ｓｉ−Ｆｅ系化合物を形
成して、強度を一段と向上させるほか、ＭｇＺｎ2 の形
成を促進する作用があるが、その含有量が０．１５％未
満では所望の高強度を確保することができず、一方その
含有量が０．４％を越えると熱間加工性（押出加工性）
が低下するようになることから、その含有量を０．１５
〜０．４％と定めた。
ろう付け時に素地に微細均一に分散析出するＡｌ−Ｍｎ
−Ｓｉ−Ｆｅ系化合物やＡｌ−Ｓｉ−Ｆｅ系化合物を形
成して、強度を一段と向上させるほか、ＭｇＺｎ2 の形
成を促進する作用があるが、その含有量が０．１５％未
満では所望の高強度を確保することができず、一方その
含有量が０．４％を越えると熱間加工性（押出加工性）
が低下するようになることから、その含有量を０．１５
〜０．４％と定めた。
【０００９】（ｄ） Ｃｕ Ｃｕ成分には、素地に固溶して、耐孔食性を一段と向上
させる作用があるが、その含有量が０．１５％未満では
所望の耐孔食性向上効果が得られず、一方その含有量が
０．４５％を越えると、ろう付け時に溶融を起し易くな
るほか、熱間加工性（押出加工性）も低下するようにな
ることから、その含有量を０．１５〜０．４５％と定め
た。
させる作用があるが、その含有量が０．１５％未満では
所望の耐孔食性向上効果が得られず、一方その含有量が
０．４５％を越えると、ろう付け時に溶融を起し易くな
るほか、熱間加工性（押出加工性）も低下するようにな
ることから、その含有量を０．１５〜０．４５％と定め
た。
【００１０】（ｅ） ＴｉおよびＺｒ これらの成分には、いずれも鋳造組織を微細化し、もっ
て熱間加工性を一段と向上させる作用があるので、例え
ば薄肉の管継手材を歩留り良く押出成形加工する場合な
どに必要に応じて含有されるが、その含有量が、それぞ
れＴｉ：０．０１％未満およびＺｒ：０．０１％未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量
が、それぞそれＴｉ：０．１％およびＺｒ：０．１５％
を越えると熱間加工性に急激な劣化傾向が現われるよう
になることから、その含有量を、それぞれＴｉ：０．０
１〜０．１％、Ｚｒ：０．０１〜０．１５％と定めた。
て熱間加工性を一段と向上させる作用があるので、例え
ば薄肉の管継手材を歩留り良く押出成形加工する場合な
どに必要に応じて含有されるが、その含有量が、それぞ
れＴｉ：０．０１％未満およびＺｒ：０．０１％未満で
は前記作用に所望の効果が得られず、一方その含有量
が、それぞそれＴｉ：０．１％およびＺｒ：０．１５％
を越えると熱間加工性に急激な劣化傾向が現われるよう
になることから、その含有量を、それぞれＴｉ：０．０
１〜０．１％、Ｚｒ：０．０１〜０．１５％と定めた。
【００１１】
【実施例】つぎに、この発明のＡｌ合金製管継手材を実
施例により具体的に説明する。通常の溶解法によりそれ
ぞれ表１，２に示される成分組成をもったＡｌ合金溶湯
を調製し、鋳造して直径：２００mmのビレットとし、こ
れらのビレットに、温度：５３０℃に８時間保持の条件
で均質化処理を施した後、５００℃の温度で熱間押出加
工を施すことにより、断面形状が一辺長さ：１５mmの６
角形にして、内径が８mmφの寸法をもった本発明管継手
材１〜２０および従来管継手材１〜４をそれぞれ製造し
た。なお、上記従来管継手材１〜４は、いずれも従来技
術の項で述べた特開平３−１２６８３５号公報に記載さ
れるＡｌ合金で構成されたものである。
施例により具体的に説明する。通常の溶解法によりそれ
ぞれ表１，２に示される成分組成をもったＡｌ合金溶湯
を調製し、鋳造して直径：２００mmのビレットとし、こ
れらのビレットに、温度：５３０℃に８時間保持の条件
で均質化処理を施した後、５００℃の温度で熱間押出加
工を施すことにより、断面形状が一辺長さ：１５mmの６
角形にして、内径が８mmφの寸法をもった本発明管継手
材１〜２０および従来管継手材１〜４をそれぞれ製造し
た。なお、上記従来管継手材１〜４は、いずれも従来技
術の項で述べた特開平３−１２６８３５号公報に記載さ
れるＡｌ合金で構成されたものである。
【００１２】ついで、上記の各種管継手材から、強度を
評価する目的で、断面：５mm×５mm、長さ：５０mmの寸
法をもった抗折力測定用試験片、並びに耐孔食性を評価
する目的で、断面：１５mm×２６mm、長さ：７０mmの寸
法をもった腐食試験用試験片をそれぞれ切出し、これら
の試験片に、ろう付けと同じ条件、すなわち窒素ガス雰
囲気中、温度：６００℃に５分間保持の条件で加熱処理
を施し、以後室温に５日間保持の時効析出処理を施した
状態で、それぞれの試験に供した。
評価する目的で、断面：５mm×５mm、長さ：５０mmの寸
法をもった抗折力測定用試験片、並びに耐孔食性を評価
する目的で、断面：１５mm×２６mm、長さ：７０mmの寸
法をもった腐食試験用試験片をそれぞれ切出し、これら
の試験片に、ろう付けと同じ条件、すなわち窒素ガス雰
囲気中、温度：６００℃に５分間保持の条件で加熱処理
を施し、以後室温に５日間保持の時効析出処理を施した
状態で、それぞれの試験に供した。
【００１３】上記腐食試験は、（ａ） Ｃｕ2+イオンを
０．１ppm 含有し、かつ温度を４０℃とした水道水中に
３０日間浸漬の水道水浸漬試験、（ｂ） Ｃｌ- イオ
ン：１００ppm 、ＳＯ4 2-イオン：１００ppm 、ＨＣＯ
3 -イオン：１００ppm 、およびＣｕ2+イオン：０．１p
pm 含有の温度：４０℃の水溶液中に３０日間浸漬の溶
液浸漬試験、について行ない、上記水道水浸漬試験では
上記管継手材の内面、上記溶液浸漬試験では同外面の最
大孔食深さをそれぞれ測定した。これらの測定結果を表
３に示した。
０．１ppm 含有し、かつ温度を４０℃とした水道水中に
３０日間浸漬の水道水浸漬試験、（ｂ） Ｃｌ- イオ
ン：１００ppm 、ＳＯ4 2-イオン：１００ppm 、ＨＣＯ
3 -イオン：１００ppm 、およびＣｕ2+イオン：０．１p
pm 含有の温度：４０℃の水溶液中に３０日間浸漬の溶
液浸漬試験、について行ない、上記水道水浸漬試験では
上記管継手材の内面、上記溶液浸漬試験では同外面の最
大孔食深さをそれぞれ測定した。これらの測定結果を表
３に示した。
【００１４】
【表１】
【００１５】
【表２】
【００１６】
【表３】
【００１７】
【発明の効果】表１〜３に示される結果から、本発明管
継手材１〜２０は、いずれも従来管継手材１〜４と同等
のすぐれた耐孔食性を具備した上で、これより一段とす
ぐれた強度をもつことが明らかである。上述のように、
この発明のＡｌ合金製管継手材は、より一段の高強度と
すぐれた耐孔食性を有するので、これを薄肉化しても管
継手材としての機能を十分に発揮することができ、アル
ミニウム熱交換器の軽量化および小型化に寄与するもの
である。
継手材１〜２０は、いずれも従来管継手材１〜４と同等
のすぐれた耐孔食性を具備した上で、これより一段とす
ぐれた強度をもつことが明らかである。上述のように、
この発明のＡｌ合金製管継手材は、より一段の高強度と
すぐれた耐孔食性を有するので、これを薄肉化しても管
継手材としての機能を十分に発揮することができ、アル
ミニウム熱交換器の軽量化および小型化に寄与するもの
である。
Claims (2)
- 【請求項１】 重量％で、 Ｚｎ：３〜６％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５
％未満、 Ｍｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜０．９
％、 Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１５〜０．４
％、 を含有し、残りがＡｌと不可避不純物からなる組成を有
するＡｌ合金で構成したことを特徴とするアルミニウム
熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材。 - 【請求項２】 重量％で、 Ｚｎ：３〜６％、 Ｍｇ：０．１５〜０．５
％未満、 Ｍｎ：０．８〜１．２％、 Ｓｉ：０．３〜０．９
％、 Ｃｕ：０．１５〜０．４５％、Ｆｅ：０．１５〜０．４
％、 を含有し、さらに、 Ｔｉ：０．０１〜０．１％、 Ｚｒ：０．０１〜０．１
５％、 のうちの１種または２種、を含有し、残りがＡｌと不可
避不純物からなる組成を有するＡｌ合金で構成したこと
を特徴とするアルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製
管継手材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8550593A JPH06271965A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | アルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8550593A JPH06271965A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | アルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06271965A true JPH06271965A (ja) | 1994-09-27 |
Family
ID=13860797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8550593A Pending JPH06271965A (ja) | 1993-03-19 | 1993-03-19 | アルミニウム熱交換器用高強度Ａｌ合金製管継手材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06271965A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256369A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-09-11 | Calsonic Kansei Corp | 高強度かつ切削加工性に優れたアルミニウム熱交換器用継手およびその製造方法 |
| JP2016145398A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | 三菱アルミニウム株式会社 | ろう付け用高強度被加工アルミニウム合金材およびネジ強度に優れるコネクタ材 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03126835A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-30 | Mitsubishi Alum Co Ltd | アルミニウム熱交換器用高強度管継手 |
-
1993
- 1993-03-19 JP JP8550593A patent/JPH06271965A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03126835A (ja) * | 1989-10-09 | 1991-05-30 | Mitsubishi Alum Co Ltd | アルミニウム熱交換器用高強度管継手 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002256369A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-09-11 | Calsonic Kansei Corp | 高強度かつ切削加工性に優れたアルミニウム熱交換器用継手およびその製造方法 |
| JP4611564B2 (ja) * | 2000-12-28 | 2011-01-12 | カルソニックカンセイ株式会社 | 高強度かつ切削加工性に優れたアルミニウム熱交換器用継手およびその製造方法 |
| JP2016145398A (ja) * | 2015-02-09 | 2016-08-12 | 三菱アルミニウム株式会社 | ろう付け用高強度被加工アルミニウム合金材およびネジ強度に優れるコネクタ材 |
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