JPS60202839A - ジヒドロキシベンゾフエノンの製造方法 - Google Patents
ジヒドロキシベンゾフエノンの製造方法Info
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- JPS60202839A JPS60202839A JP60036683A JP3668385A JPS60202839A JP S60202839 A JPS60202839 A JP S60202839A JP 60036683 A JP60036683 A JP 60036683A JP 3668385 A JP3668385 A JP 3668385A JP S60202839 A JPS60202839 A JP S60202839A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/008—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by reaction with tri- or tetrahalomethyl compounds
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- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/78—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C45/81—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation
- C07C45/82—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change in the physical state, e.g. crystallisation by distillation
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
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- Y02P20/582—Recycling of unreacted starting or intermediate materials
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- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はレゾルシノールおよびベンゾ、1% (ben
−zoic )共反応体、特にベンゾトリハライドから
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンを製造スるに当り
、N−メチルピロリドンの水性反応媒質を眉い、真空蒸
留による生成物の精製を使用することを含む方法に関す
るものである。
−zoic )共反応体、特にベンゾトリハライドから
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンを製造スるに当り
、N−メチルピロリドンの水性反応媒質を眉い、真空蒸
留による生成物の精製を使用することを含む方法に関す
るものである。
第1の観点において、本発明の方法は粗製反応生成物の
減圧蒸留に存し、他の観点において、本発明は反応用の
溶媒媒質としてN−メチルピロリドンの水溶液を使用す
ることに関する。
減圧蒸留に存し、他の観点において、本発明は反応用の
溶媒媒質としてN−メチルピロリドンの水溶液を使用す
ることに関する。
(従来の技術)
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンは、これまでレゾ
ルシノールと塩化ペン、ジイルまたは安息香酸を、無水
条件下でAlat またはZn01.の如きフリーデル
ーフラフツ触媒を存在させて反応させることにより製造
されていた。これらの方法は、生成物の収率が比較的低
かった。またこの方法は、水分吸収触媒がベンゾ系反応
体のモル当り少くとも1モルの分量で消費されるので、
有効でない。
ルシノールと塩化ペン、ジイルまたは安息香酸を、無水
条件下でAlat またはZn01.の如きフリーデル
ーフラフツ触媒を存在させて反応させることにより製造
されていた。これらの方法は、生成物の収率が比較的低
かった。またこの方法は、水分吸収触媒がベンゾ系反応
体のモル当り少くとも1モルの分量で消費されるので、
有効でない。
このことは低収率と組み合わさって重大な廃物処理問題
を引きおこす。
を引きおこす。
(発明が解決しようとする問題点)
従来法に対する種々の改善が、生成物への転化を向上さ
せるため提案されてきた。かかる改善法の1つは、レゾ
ルシ/−ルとベンゾトリクロリドとの反応の溶媒に低級
アルコールまたは低級脂肪酸を使用り、&に活性粘土で
脱色することを含む(米国特許第8,769,849号
)。この方法はレゾルシノール転化を改善するのには成
功したが、一般に生成物は、著しい分量の不純物、特に
赤褐色レゾルシノール−ベンゼン着色物を含有する。ま
たベンゾトリクロリドを用いる上記米国特許の方法はp
Hを約7に調整すること、固体脱色剤による処理につい
で共沸脱水および最終的晶出を含む複雑な精製および回
収工程を必要とする。粘土脱色剤を使用するにも拘らず
、粘土が著しく着色した不純物を完全に除夫することが
できないので、生成物は期待外れのものである。この改
善された方法による生成物の回収は時間を消費し、経済
的に不満足である。更に、発癌性ジオキサンのようなあ
る種溶媒の使用は、特定の取扱い整必要とし、これが処
理費用を著しく高める。
せるため提案されてきた。かかる改善法の1つは、レゾ
ルシ/−ルとベンゾトリクロリドとの反応の溶媒に低級
アルコールまたは低級脂肪酸を使用り、&に活性粘土で
脱色することを含む(米国特許第8,769,849号
)。この方法はレゾルシノール転化を改善するのには成
功したが、一般に生成物は、著しい分量の不純物、特に
赤褐色レゾルシノール−ベンゼン着色物を含有する。ま
たベンゾトリクロリドを用いる上記米国特許の方法はp
Hを約7に調整すること、固体脱色剤による処理につい
で共沸脱水および最終的晶出を含む複雑な精製および回
収工程を必要とする。粘土脱色剤を使用するにも拘らず
、粘土が著しく着色した不純物を完全に除夫することが
できないので、生成物は期待外れのものである。この改
善された方法による生成物の回収は時間を消費し、経済
的に不満足である。更に、発癌性ジオキサンのようなあ
る種溶媒の使用は、特定の取扱い整必要とし、これが処
理費用を著しく高める。
従って本発明の目的は、上記欠点を克服せんとするにあ
る。
る。
本発明の他の目的は、2#4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノンを高収率で製造するための改善され、工業的に可能
な方法を提供することにある。
ノンを高収率で製造するための改善され、工業的に可能
な方法を提供することにある。
尚本発明の他の目的は、2.4−ジヒドロキシベンゾフ
ェノンを粗製反応混合物から更に精製された状態で直接
および経済的に回収する方法を提供することにある。
ェノンを粗製反応混合物から更に精製された状態で直接
および経済的に回収する方法を提供することにある。
更に本発明の目的は、アリールフェノンを任意の方法に
より製造する場合−緒に生成する従来法によっては、除
去するのが困難である不純物および着色物を精製する経
済的方法を提供することにある。
より製造する場合−緒に生成する従来法によっては、除
去するのが困難である不純物および着色物を精製する経
済的方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本発明においては、ジヒドロキシベンゾフェノンを製造
するためレゾルシノールとベンゾ糸共反応体を反応させ
得た粗製生成物を、1601111H9を越えない圧力
下120℃〜約850°Cの離界温度で減圧蒸留する。
するためレゾルシノールとベンゾ糸共反応体を反応させ
得た粗製生成物を、1601111H9を越えない圧力
下120℃〜約850°Cの離界温度で減圧蒸留する。
特に、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンを製造する
ためレゾルシノールとベンゾトリハライドの反応を含む
方法に4おいて、約10〜約90重量%、好ましくは約
20ル50 溶液を使用し、約0.001〜6 0 W H9の圧力
下なり、生成物中に着色体および他の不純物の存在をな
くする一方生成物への転化が少くとも90%収率で実現
される。この方法により得られる高融点(約145°C
)を有する生成物が固体白色結晶として回収される。
ためレゾルシノールとベンゾトリハライドの反応を含む
方法に4おいて、約10〜約90重量%、好ましくは約
20ル50 溶液を使用し、約0.001〜6 0 W H9の圧力
下なり、生成物中に着色体および他の不純物の存在をな
くする一方生成物への転化が少くとも90%収率で実現
される。この方法により得られる高融点(約145°C
)を有する生成物が固体白色結晶として回収される。
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンまたはその誘導体
を回収するため真空蒸留を使用することにより、生成物
が固体として得られ、粗製混合物中に含まれる不純物も
固体形状である反応混合物が得られる。一般に、固体不
純物で汚染された固体生成物を含む状態で、従来の精製
は連続する晶出、液体洗浄、抽出および/または活性粘
土による処理を含む。然し本発明においては、固体を融
解し、臨界的温度および真空下で蒸留を行うことにより
、生成物に伴われる不純物は有効に且つ経済的に除去さ
れ、生成物が高純度で得られる。更に、長期間放置また
は貯蔵した際生成物の着色は発現せず、従って着色安定
性が大である。更に、生成物の減圧蒸留精製により、不
満足な結果が得られる従来法において必要とされる脱色
剤の必要性、時間を消費する抽出および再結晶工程がな
くなる。
を回収するため真空蒸留を使用することにより、生成物
が固体として得られ、粗製混合物中に含まれる不純物も
固体形状である反応混合物が得られる。一般に、固体不
純物で汚染された固体生成物を含む状態で、従来の精製
は連続する晶出、液体洗浄、抽出および/または活性粘
土による処理を含む。然し本発明においては、固体を融
解し、臨界的温度および真空下で蒸留を行うことにより
、生成物に伴われる不純物は有効に且つ経済的に除去さ
れ、生成物が高純度で得られる。更に、長期間放置また
は貯蔵した際生成物の着色は発現せず、従って着色安定
性が大である。更に、生成物の減圧蒸留精製により、不
満足な結果が得られる従来法において必要とされる脱色
剤の必要性、時間を消費する抽出および再結晶工程がな
くなる。
レゾルシノールとベンゾトリハライドの反応用のこれま
で提案されたある種溶媒に勝る本発明の他の利点は、回
収し反応帯域へ再循環するため生成物から容易に一過さ
れるN−メチルピロリドン水溶液を反応溶媒として使用
することである。N−メチルピロリドンまた反応におい
て固有の中和作用を示し、ジオキサン溶媒溶液から生成
するような発癌性物質による生成物の汚染を排除する。
で提案されたある種溶媒に勝る本発明の他の利点は、回
収し反応帯域へ再循環するため生成物から容易に一過さ
れるN−メチルピロリドン水溶液を反応溶媒として使用
することである。N−メチルピロリドンまた反応におい
て固有の中和作用を示し、ジオキサン溶媒溶液から生成
するような発癌性物質による生成物の汚染を排除する。
更に、N−メチルピロリドンはこの反応に対する良好な
溶解特性を有する。
溶解特性を有する。
本発明の一例においては、レゾルシノールをベンゾトリ
ハライド、好ましくはベンゾトリク四リドと、約り5℃
〜約100℃の温度、大気圧を含む温和な反応条件下で
約1〜約10時間N−メチルピロリドンの水溶液中で接
触させる。上記反応において反応帯域に導入するベンゾ
トリハライドに対するレゾ、ルシノールのモル比は変え
ることができるが、実際には約1:1のモル比またはベ
ンゾトリハライドを僅かに過剰にするのが好ましい。
ハライド、好ましくはベンゾトリク四リドと、約り5℃
〜約100℃の温度、大気圧を含む温和な反応条件下で
約1〜約10時間N−メチルピロリドンの水溶液中で接
触させる。上記反応において反応帯域に導入するベンゾ
トリハライドに対するレゾ、ルシノールのモル比は変え
ることができるが、実際には約1:1のモル比またはベ
ンゾトリハライドを僅かに過剰にするのが好ましい。
然し、特に過剰の反応体を再循環することが望ましい場
合には、レゾルシノール対ペンゾトリノ1ライドの比は
約1:2〜約1.5 : 1の比が許容される。
合には、レゾルシノール対ペンゾトリノ1ライドの比は
約1:2〜約1.5 : 1の比が許容される。
本発明の方法において使用されるN−メチル−2−ピロ
リドンの水中における濃度は、一般に約10重量%〜約
90重量%、好ましくは約20重量%〜約50重量%で
あり、反応混合物の約5重量%〜約50重itチ、好ま
しくは10〜80重量%含まれる。
リドンの水中における濃度は、一般に約10重量%〜約
90重量%、好ましくは約20重量%〜約50重量%で
あり、反応混合物の約5重量%〜約50重itチ、好ま
しくは10〜80重量%含まれる。
反応を行うに当っては、レゾルシノールをN−メチルピ
ロリドンの水溶液に溶解し、この水性混合物にかきまぜ
ながらベンゾトリハライドを漸次添加するのが有利であ
る。然し反応混合物のすべての成分を同時に導入するこ
とができ、あるいはレゾルシノールを反応帯域における
ベンゾトリハライド溶液に十分かきまぜ乍ら添加するこ
とができる。反応が完結した後、固体生成物を含む反応
混合物を冷却し、一過してN−メチルピロリドン水溶液
を除去する。汚染されていない一過は、所要に応じて、
反応帯域に再循環することができる。
ロリドンの水溶液に溶解し、この水性混合物にかきまぜ
ながらベンゾトリハライドを漸次添加するのが有利であ
る。然し反応混合物のすべての成分を同時に導入するこ
とができ、あるいはレゾルシノールを反応帯域における
ベンゾトリハライド溶液に十分かきまぜ乍ら添加するこ
とができる。反応が完結した後、固体生成物を含む反応
混合物を冷却し、一過してN−メチルピロリドン水溶液
を除去する。汚染されていない一過は、所要に応じて、
反応帯域に再循環することができる。
次いで生成した濾過ケークを水洗し、随意にトルエン、
ベンゼン、クロルベンゼン、ジク四ルメタン、シクロヘ
キサン等のような有機溶媒で洗浄して精製前に少量の有
機副生物を除去する。粗製生成物を160mH9を越え
ない圧力下で減圧蒸留し、生成物をその融点以上で蒸夫
する。1,2−ジヒドロキシベンゾフェノンが望ましい
生成物である場合には少くとも150°Cの温度で減圧
蒸留を行うのが好ましい。留出物を冷却すると、少くと
も90チの全収率で白色結晶状の2,4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノンが得られ、これは時間が経過しても着色
を示さない。
ベンゼン、クロルベンゼン、ジク四ルメタン、シクロヘ
キサン等のような有機溶媒で洗浄して精製前に少量の有
機副生物を除去する。粗製生成物を160mH9を越え
ない圧力下で減圧蒸留し、生成物をその融点以上で蒸夫
する。1,2−ジヒドロキシベンゾフェノンが望ましい
生成物である場合には少くとも150°Cの温度で減圧
蒸留を行うのが好ましい。留出物を冷却すると、少くと
も90チの全収率で白色結晶状の2,4−ジヒドロキシ
ベンゾフェノンが得られ、これは時間が経過しても着色
を示さない。
本発明においては、混合物の粗製生成物を上述の如く減
圧蒸留する前に一過するかまたは反応器からの全粗製生
成物を前記臨界温度および圧力範囲の条件で直接減圧蒸
留することができる。後者の操作により生成物から全副
生物、溶媒および未反応反応体を一回の操作で分離する
ことができ、これにより純粋なジヒドロキベンゾフェノ
ンの回収が著しく簡単になる。
圧蒸留する前に一過するかまたは反応器からの全粗製生
成物を前記臨界温度および圧力範囲の条件で直接減圧蒸
留することができる。後者の操作により生成物から全副
生物、溶媒および未反応反応体を一回の操作で分離する
ことができ、これにより純粋なジヒドロキベンゾフェノ
ンの回収が著しく簡単になる。
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンが紫外線安定剤と
して使用されるという顕著な用途の内には、化粧品組成
物に使用されることが含まれる。また、この化合物は樹
脂状物質、重合体およびプラスチック材料を安定するの
に使用されまた他の光安定剤用の中間体として使用され
る。従って、経時安定である生成物を極めて純粋な状態
で取出すことは極めて重要であ−る。本発明の方法はこ
れ等の目標を達成し、同時に簡単になり工業的に容易な
製造方法を提供する。
して使用されるという顕著な用途の内には、化粧品組成
物に使用されることが含まれる。また、この化合物は樹
脂状物質、重合体およびプラスチック材料を安定するの
に使用されまた他の光安定剤用の中間体として使用され
る。従って、経時安定である生成物を極めて純粋な状態
で取出すことは極めて重要であ−る。本発明の方法はこ
れ等の目標を達成し、同時に簡単になり工業的に容易な
製造方法を提供する。
前記減圧蒸留精製は、特にレゾルシノールとベンゾトリ
ハライドとの反応に向けられるが、この精製法は2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノンオヨびその置換誘導体に
対する既知合成法(例えば米国特許第8.769,84
9号第2欄参照)により得られるすべての粗製生成物で
ある混合物に同様の方法で適用することができる。従っ
て、上記減圧蒸留法はレゾシノールおよびその誘導体と
ベンゾトリハライドとその誘導体との反応により得られ
た粗製生成物に対して有利に用いることができる。
ハライドとの反応に向けられるが、この精製法は2,4
−ジヒドロキシベンゾフェノンオヨびその置換誘導体に
対する既知合成法(例えば米国特許第8.769,84
9号第2欄参照)により得られるすべての粗製生成物で
ある混合物に同様の方法で適用することができる。従っ
て、上記減圧蒸留法はレゾシノールおよびその誘導体と
ベンゾトリハライドとその誘導体との反応により得られ
た粗製生成物に対して有利に用いることができる。
尚これ等の反応ではすべての場合6−ヒドロキシ−〇−
フェニルー8H−キサンチンー8−オン汚染物が変量で
生成する。また本発明における減圧蒸留はレゾルシノー
ルと、塩化ベンゾイル、安息香酸、ベンゾニトリルまた
は無水7タル酸との反応により得られる粗製生成物の精
製に有利であり、この反応もまた汚染された粗製状態で
ジヒドロキシベンゾフェノンを製造するためよく知られ
ている0 (実施例) 本発明を次の実施例につき説明する。
フェニルー8H−キサンチンー8−オン汚染物が変量で
生成する。また本発明における減圧蒸留はレゾルシノー
ルと、塩化ベンゾイル、安息香酸、ベンゾニトリルまた
は無水7タル酸との反応により得られる粗製生成物の精
製に有利であり、この反応もまた汚染された粗製状態で
ジヒドロキシベンゾフェノンを製造するためよく知られ
ている0 (実施例) 本発明を次の実施例につき説明する。
実施例1
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンの製造A7反応
888.59 (8,58モル)のレゾルシノール、6
78gの水および8881n1.のN−メチル・−2−
ピマリドンの入った5!ガラスフラスコを水浴中で40
″Cに加熱した。この混合物にベンゾトリクロリド76
4.79(8,9モル)を、かきまぜ乍ら8.5時間に
亘って添加した。生成した混合物を45〜50℃で更に
8時間かきまぜ、然る後、室温まで冷却し、次いで一過
した。粗製生成物である黄金色ケークを4ノビ−カーに
移し、ここで500 mlの水中に入れ、再濾過した。
78gの水および8881n1.のN−メチル・−2−
ピマリドンの入った5!ガラスフラスコを水浴中で40
″Cに加熱した。この混合物にベンゾトリクロリド76
4.79(8,9モル)を、かきまぜ乍ら8.5時間に
亘って添加した。生成した混合物を45〜50℃で更に
8時間かきまぜ、然る後、室温まで冷却し、次いで一過
した。粗製生成物である黄金色ケークを4ノビ−カーに
移し、ここで500 mlの水中に入れ、再濾過した。
生成した黄金色ケークを再び500 mlの水中に入れ
、8再濾過した。次いで一過ケークを250−のトルエ
ンで洗浄し、濾過し、75〜80℃の真空オーブン内で
一定重量が得られるまで乾燥した。725gの生成物を
06チ収率で取出した。
、8再濾過した。次いで一過ケークを250−のトルエ
ンで洗浄し、濾過し、75〜80℃の真空オーブン内で
一定重量が得られるまで乾燥した。725gの生成物を
06チ収率で取出した。
B、生成物の精製
上記黄金色の固形生成物の内71gをクーゲルl:l−
(Kugelroh )ポット中で1flH9の圧力下
180〜185℃で減圧蒸留して145〜146°Cの
融点を有する白色結晶を65.59得た。
(Kugelroh )ポット中で1flH9の圧力下
180〜185℃で減圧蒸留して145〜146°Cの
融点を有する白色結晶を65.59得た。
実施例2
888.59 (8,58モル)のレゾルシノール、6
78gの水および888−のメタノ・−ルの入った5ツ
ガラスフラスコを水浴中で40°〜45゛Cに加熱した
。この混合物にベンゾトリクロリド764.79 (8
,9モル)を、かきまぜ乍ら2時間に亘って添加した。
78gの水および888−のメタノ・−ルの入った5ツ
ガラスフラスコを水浴中で40°〜45゛Cに加熱した
。この混合物にベンゾトリクロリド764.79 (8
,9モル)を、かきまぜ乍ら2時間に亘って添加した。
生成した混合物を50°Cで更に8時間かきまぜ、然る
後室温まで冷却し、次いで一過した。粗製生成物である
黄金色ケークを4ノビ−カーに移し、ここでケークを5
00 rntの水に入れ、再淀過した。生成した黄金色
ケークを再び500−の水に1時間入れ、8回浬過した
。次いで一過ケークを250−のトルエンで洗浄し、−
過し、75〜80℃の真空オープン中で一定重量が得ら
れるまで2日間乾燥した。6829の生成物を90チ収
率で取出した。
後室温まで冷却し、次いで一過した。粗製生成物である
黄金色ケークを4ノビ−カーに移し、ここでケークを5
00 rntの水に入れ、再淀過した。生成した黄金色
ケークを再び500−の水に1時間入れ、8回浬過した
。次いで一過ケークを250−のトルエンで洗浄し、−
過し、75〜80℃の真空オープン中で一定重量が得ら
れるまで2日間乾燥した。6829の生成物を90チ収
率で取出した。
上記黄金色固形生成物をクーゲルローボット中で11+
11H9の圧力下180〜185℃で減圧蒸留して14
5〜146℃の融点を有する白色結晶を得た0 、実施例8 実施例1に記載したようにレゾルシノールとベンゾトリ
クルリドの反応を繰返し行った。但し反応が完結した際
、全反応混合物を洗浄することなく155〜16.5℃
で0.1tsHgの圧力下で真空)蒸留した。再び白色
結晶生成物を得た。
11H9の圧力下180〜185℃で減圧蒸留して14
5〜146℃の融点を有する白色結晶を得た0 、実施例8 実施例1に記載したようにレゾルシノールとベンゾトリ
クルリドの反応を繰返し行った。但し反応が完結した際
、全反応混合物を洗浄することなく155〜16.5℃
で0.1tsHgの圧力下で真空)蒸留した。再び白色
結晶生成物を得た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L レゾルシノールとベンゾ系共反応体を水性反応媒質
中で反応させ、粗製ジヒドロキシベンゾフェノン生成物
を固形物として得るジヒドロキシベンゾフェノンの製造
方法において粗製固形生成物を120°C〜約850℃
の温度で融解し、この融解した生成物を160111H
9を越えない圧力下で減圧蒸留することを特徴とするジ
ヒドロキシベンゾフェノンの製造方法。 & レゾルシノールをベンゾトリハライドと反応させて
2.4−ジヒドロキシベンゾフェノンを生成し、粗製固
形生成物を約り50℃〜約250℃の温度で融解し、約
0.001aHg〜約601111Hりの圧力下で減圧
蒸留する特許請求の範囲第1項記載の方法。 & 反応帯域からの粗製生成物を減圧蒸留する前に一過
して反応媒質から粗製固形生成物を分離する特許請求の
範囲第1項記載の方法。 4 反応帯域からの全混合物を直接減圧蒸留する特許請
求の範囲第1項記載の方法。 & レゾルシノールをベンゾトリクルリドと反応させる
特許請求の範囲第1項記載の方法。 a レゾルシノールとベンゾトリハライドを水性反応媒
質中で反応させ、粗製2.4−ジヒドロキシベンゾフェ
ノン生成物を固形物として得る2、4−ジヒドロキシベ
ンゾフェノンの製造方法において、 反応を反応媒質としてN−メチルピルリドンの水溶液の
存在下で行うことを特徴とするジヒドロキシベンゾフェ
ノンの製造方法。 I 水溶液中のN−メチルビ四リドンの濃度が約10〜
約90重量%の範囲である特許請求の範囲第6項記載の
方法。 & N−メチルビ田リドンの水溶液中の7III麿が約
20〜約50重量%である特許請求の範囲第7項記載の
方法。 9、N−メチルピロリドン溶液が約5〜約50重量%の
反応混合物を含む特許請求の範囲第6項記載の方法。 10、N−メチルピロリドン溶液が1810〜約80重
量%の反応混合物を含む特許請求の範囲第9項記載の方
法。 IL 粗製固体生成物を150℃〜約260℃の温度で
融解し、融解した生成物を約0.001mmHg〜約6
0 m H9の圧力下で減圧蒸留する特許請求の範囲第
6項記載の方法。
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