JPS60201945A - プレコ−ト鋼板 - Google Patents
プレコ−ト鋼板Info
- Publication number
- JPS60201945A JPS60201945A JP5994384A JP5994384A JPS60201945A JP S60201945 A JPS60201945 A JP S60201945A JP 5994384 A JP5994384 A JP 5994384A JP 5994384 A JP5994384 A JP 5994384A JP S60201945 A JPS60201945 A JP S60201945A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel plate
- polyester
- coated steel
- powder
- resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、素材金属板の表面に粉体塗料を塗布焼付した
プレコート鋼板に関するものである。
プレコート鋼板に関するものである。
〈従来技術〉
従来、プレコート鋼板用塗料としては溶剤型のポリエス
テル、アクリル、塩化ビニルゾル系等があり、主として
建材部品を対象として使用されてきたが、最近、家電用
部品にプレコート鋼板が利用されるようになり、従来の
塗料の欠点である耐汚染性、加工性等を補った品質の高
いポリエステル系の粉体塗料が使用されつつある。
テル、アクリル、塩化ビニルゾル系等があり、主として
建材部品を対象として使用されてきたが、最近、家電用
部品にプレコート鋼板が利用されるようになり、従来の
塗料の欠点である耐汚染性、加工性等を補った品質の高
いポリエステル系の粉体塗料が使用されつつある。
し少しながら、これらの塗料も特殊な用途例えば電子レ
ンジやオーブン等の調理機器に対しては、食品汚染性、
清掃性、耐麻耗性、耐熱性及び耐傷付性の点で劣り実用
性に関して難点があった。
ンジやオーブン等の調理機器に対しては、食品汚染性、
清掃性、耐麻耗性、耐熱性及び耐傷付性の点で劣り実用
性に関して難点があった。
〈目的〉
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、プレ
コート鋼板の種々の特性をさらに強化して電子レンジ等
の加熱室を構成することを目的とするものである。
コート鋼板の種々の特性をさらに強化して電子レンジ等
の加熱室を構成することを目的とするものである。
く構成〉
本発明は、上述の目的を達成するためになされたもので
あり、予め下地処理が施された素材金属板に平均粒径５
μ以下の低分子フッ素樹脂微粉体を１〜ｌＯ％（重量）
混合したポリエステル系粉体塗料を塗布焼付したことを
特徴とするものである。
あり、予め下地処理が施された素材金属板に平均粒径５
μ以下の低分子フッ素樹脂微粉体を１〜ｌＯ％（重量）
混合したポリエステル系粉体塗料を塗布焼付したことを
特徴とするものである。
〈実施例〉
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
図は、本発明の実施例を示すプレコート鋼板の断面図で
あって、ｌは下地処理をした鋼板２にポリエステル樹脂
層３を形成するとともに−このポリエステル樹脂層３に
混合されていたフッ素樹脂微粉末４が上記ポリエステル
樹脂層の塗膜中及び表面に均一に分散されてなるプレー
コート鋼板である０次に上記プレコート鋼板ｌを形成す
る具体的な手順について説明すると、下地処理した鋼板
ｌに静電塗装した後、約２５０℃で３分間焼付けするこ
とによりベースのポリエステル樹脂は熱溶融過程を経て
熱硬化し塗膜を形成するがこの間に混合されていたフッ
素樹脂微粉末が上記塗膜中及び表面に均一に分散される
。このようにして形成された複合被膜はポリエステル塗
料の有する、高加工性、耐汚染性、耐薬品性等の特性を
維持しつつフッ素樹脂特有の性質である非粘着性（耐食
品汚染性、清掃性）、潤滑性（耐傷付性、耐摩耗性）及
び耐熱性が向上する。
あって、ｌは下地処理をした鋼板２にポリエステル樹脂
層３を形成するとともに−このポリエステル樹脂層３に
混合されていたフッ素樹脂微粉末４が上記ポリエステル
樹脂層の塗膜中及び表面に均一に分散されてなるプレー
コート鋼板である０次に上記プレコート鋼板ｌを形成す
る具体的な手順について説明すると、下地処理した鋼板
ｌに静電塗装した後、約２５０℃で３分間焼付けするこ
とによりベースのポリエステル樹脂は熱溶融過程を経て
熱硬化し塗膜を形成するがこの間に混合されていたフッ
素樹脂微粉末が上記塗膜中及び表面に均一に分散される
。このようにして形成された複合被膜はポリエステル塗
料の有する、高加工性、耐汚染性、耐薬品性等の特性を
維持しつつフッ素樹脂特有の性質である非粘着性（耐食
品汚染性、清掃性）、潤滑性（耐傷付性、耐摩耗性）及
び耐熱性が向上する。
尚、フッ素樹脂微粉末とポリエステル系粉体との混合は
、ポリエステル系粉体ヘトライミキシングする方法と最
初からポリエステル系樹脂中にねり込んでふく方法があ
るが、これは必要な表面物性に応じて一選択する゛必要
があり、主に非粘着性、潤滑性が必要で多少加工性が劣
ってもよい場合は前者を、また加工性、耐汚染性、非粘
着性、潤滑性のバランスヲする必要がある場合は後者を
使用する方が望ましい。また、フッ素樹脂微粉末は平均
粒径が５μ以上になると表面肌が極めて悪くなり、さら
に、混合比が１０％（重量比）以上になると、同様に表
面肌が悪化し加工性の低下も著しくなり、逆に１％以下
では、フッ素樹脂の特性が表われに（くなりその効果も
薄くなる。従って、フッ素樹脂微粉末の重量比は少なく
と６１−１０％にて使用しなければならない。そして、
使用素材−とじては、それぞれ適当な前処理が施されて
いれば良いが、品質、コストの点から例えば溶融亜鉛メ
ッキ鋼板を使用することができる。
、ポリエステル系粉体ヘトライミキシングする方法と最
初からポリエステル系樹脂中にねり込んでふく方法があ
るが、これは必要な表面物性に応じて一選択する゛必要
があり、主に非粘着性、潤滑性が必要で多少加工性が劣
ってもよい場合は前者を、また加工性、耐汚染性、非粘
着性、潤滑性のバランスヲする必要がある場合は後者を
使用する方が望ましい。また、フッ素樹脂微粉末は平均
粒径が５μ以上になると表面肌が極めて悪くなり、さら
に、混合比が１０％（重量比）以上になると、同様に表
面肌が悪化し加工性の低下も著しくなり、逆に１％以下
では、フッ素樹脂の特性が表われに（くなりその効果も
薄くなる。従って、フッ素樹脂微粉末の重量比は少なく
と６１−１０％にて使用しなければならない。そして、
使用素材−とじては、それぞれ適当な前処理が施されて
いれば良いが、品質、コストの点から例えば溶融亜鉛メ
ッキ鋼板を使用することができる。
く効果〉
以上に説明したように、本発明によるプレコート鋼板は
、予め下地処理が施された素材金属板に平均粒径５μ以
下の低分子フッ素樹脂微粉末’ｚｌ〜ｌＯ％（重量）混
合したポリエステル系粉体塗料を塗布焼付したから、フ
ッ素樹脂とポリエステル系樹脂とが有する特性を得るこ
とができるため、電子レンジ等の加熱室を構成すると一
段と食品汚染性、清掃性、耐摩耗性、耐傷付性、耐゛熱
性の点で優れたものとなり、調理機器部品としてその応
用範囲はきわめて広くなる。
、予め下地処理が施された素材金属板に平均粒径５μ以
下の低分子フッ素樹脂微粉末’ｚｌ〜ｌＯ％（重量）混
合したポリエステル系粉体塗料を塗布焼付したから、フ
ッ素樹脂とポリエステル系樹脂とが有する特性を得るこ
とができるため、電子レンジ等の加熱室を構成すると一
段と食品汚染性、清掃性、耐摩耗性、耐傷付性、耐゛熱
性の点で優れたものとなり、調理機器部品としてその応
用範囲はきわめて広くなる。
図は、本発明の実施例を示すプレコート鋼板の断面図で
ある。 ｌ・・・プレコート鋼板、２・・・鋼板、３・・・ポリ
エステル樹脂層、４・・・フッ素樹脂微粉末。
ある。 ｌ・・・プレコート鋼板、２・・・鋼板、３・・・ポリ
エステル樹脂層、４・・・フッ素樹脂微粉末。
Claims (1)
- １、予め下地処理が施された素材金属板に平均粒径５μ
以下の低分子フッ素樹脂微粉末体’に１〜１０％（重量
）混合したポリエステル系粉体塗料を塗布焼付したこと
を特徴とするプレコート鋼板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5994384A JPS60201945A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | プレコ−ト鋼板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5994384A JPS60201945A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | プレコ−ト鋼板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60201945A true JPS60201945A (ja) | 1985-10-12 |
Family
ID=13127729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5994384A Pending JPS60201945A (ja) | 1984-03-27 | 1984-03-27 | プレコ−ト鋼板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60201945A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0243040A (ja) * | 1988-05-31 | 1990-02-13 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性に優れた潤滑樹脂処理鋼板 |
| JPH0412842A (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-17 | Yodogawa Steel Works Ltd | 耐久性塗装金属板 |
| US5349169A (en) * | 1991-12-27 | 1994-09-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Microwave oven using a precoated sheet steel as walls of an internal chamber thereof |
| US8853320B2 (en) | 2010-10-13 | 2014-10-07 | Akzo Nobel Powder Coatings (Ningbo) Co., Ltd. | Hybrid polyester fluorocarbon powder coating composition and process for manufacture thereof |
-
1984
- 1984-03-27 JP JP5994384A patent/JPS60201945A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0243040A (ja) * | 1988-05-31 | 1990-02-13 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性に優れた潤滑樹脂処理鋼板 |
| JPH0412842A (ja) * | 1990-05-02 | 1992-01-17 | Yodogawa Steel Works Ltd | 耐久性塗装金属板 |
| US5349169A (en) * | 1991-12-27 | 1994-09-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Microwave oven using a precoated sheet steel as walls of an internal chamber thereof |
| US8853320B2 (en) | 2010-10-13 | 2014-10-07 | Akzo Nobel Powder Coatings (Ningbo) Co., Ltd. | Hybrid polyester fluorocarbon powder coating composition and process for manufacture thereof |
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