JPS60201828A - ワイヤカツト放電加工方法及び装置 - Google Patents

ワイヤカツト放電加工方法及び装置

Info

Publication number
JPS60201828A
JPS60201828A JP59058333A JP5833384A JPS60201828A JP S60201828 A JPS60201828 A JP S60201828A JP 59058333 A JP59058333 A JP 59058333A JP 5833384 A JP5833384 A JP 5833384A JP S60201828 A JPS60201828 A JP S60201828A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
wire
wire electrode
machining
capillary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59058333A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0479774B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Inoue
潔 井上
Makoto Onoe
誠 尾上
Sadao Sano
定男 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inoue Japax Research Inc
Original Assignee
Inoue Japax Research Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inoue Japax Research Inc filed Critical Inoue Japax Research Inc
Priority to JP59058333A priority Critical patent/JPS60201828A/ja
Priority to US06/708,226 priority patent/US4598189A/en
Priority to EP85301632A priority patent/EP0161046B1/en
Priority to DE8585301632T priority patent/DE3560812D1/de
Priority to DE198585301632T priority patent/DE161046T1/de
Priority to KR1019850001767A priority patent/KR910010246B1/ko
Publication of JPS60201828A publication Critical patent/JPS60201828A/ja
Publication of JPH0479774B2 publication Critical patent/JPH0479774B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はワイヤカット放電加工装置に於て、被加工体に
加ニスタート孔の加工形成とワイヤ電極の挿通を自動的
に行なって加工を開始するようにしたワイヤカット放電
加工方法及びその装置に関する。
ワイヤカット放電加工装置は、通常の放電加工装置の如
く加工形状に対応した電極を加工の都度製作する必要が
ないこと、数値制御装置(NC装置)の発達に伴い長時
間の無人運転が可能であること等の理由により、現在広
く利用されるに到っている。
ワイヤカント放電加工装置によって抜型等の輪郭加工を
行なう場合には、最初に被加工体にワイヤ電極を通すた
めの電極挿通用細孔を形成し、上記電極挿通用細孔にワ
イヤ電極を挿通すると共に、上記ワイヤ電極を通常二本
のアームの先端に設けられた一対の電極ガイド間に適度
の張力を持たせて直線状に張架し、加工中は上記ワイヤ
電極及び被加工体間に加工液を供給すると共に両者間に
間歇的な電圧パルスを印加して放電を生じさせ、更に上
記ワイヤ電極又は被加工体に数値制御装置により加工送
りを得え、これにより所望の輪郭加工を行なうものであ
る。
然しなから、厚手の被加工体に真直ぐで曲りの無い電極
挿通用の細孔を形成することば非常に困難であり、また
その加工をワイヤカット放電加工装置とは別のボール盤
や冶具ポーラ等の機械的穿孔装置や放電又は電解等の電
気加工による穿孔装置によって行なうようにすると、穿
孔加工の際とワイヤカット放電加工の際の二度にわたっ
て被加工体の位置決め操作を行なう必要があり、熟練を
要する丈でなく時間がかかると云う問題点があった。更
にまた、ワイヤ電極は、その直径が1鰭以下、通常0.
05〜0.3IIm程度と極めて細い線材であり、これ
を加工開始前に被加工体に形成された上記電極挿通用細
孔に正確に挿通ずると共に、一対のガイド間に直線状に
張架することは非常に困難であると云う問題点もあった
上記の問題点を解決するために、ワイヤ電極挿通用細孔
の穿孔加工を、被加工体をワイヤカット放電加工装置に
位置決めをして取り付けた状態で機械加工や電気加工に
より加工をする(例えば、特開昭48−33493号公
報や実開昭51−31195号公報等)方法が提案され
た。
即ち、加工開始前に、ワイヤカット放電加工装置の加工
ヘッドに、又は該ヘッドに退避及び取り出し可能に設け
た穿孔加工ヘッドの軸方向にドリル工具又は電気加工用
細管状電極を移動自在に取り付け、上記ドリル工具又は
電気加工用細管状電極によって被加工体にワイヤ電極を
挿通するための電極挿通用細孔をあけ、然る後、上記工
具又は棒状中空の細管状電極を加工部分から退避させ、
次いでワイヤ電極供給ヘッドを加工部分へ導きワイヤ電
極を送り出し、被加工体に加工した電極挿通用細孔に挿
入貫通させ、貫通したワイヤ電極の先端を回収装置に係
合させて回収し得るようにし、上記ワイヤ電極が被加工
体の両側の一対のガイドにより直線状に張架されるよう
になると、ワイヤ電極と被加工体に相対的な加工送りが
与えられて放電加工が開始されるように構成されたワイ
ヤ電極自動挿通装置を具備したワイヤカット放電加工装
置が開発された。
なお、上記の場合被加工体の両側に設けられる一対のガ
イドば、被加工体に近い位置に設けることが好ましく、
従って、ワイヤ電極が被加工体の電極挿通用の細孔を貫
通して出て来た側のガイドとしては、従来のダイスガイ
ド等をそのまま使用するか又は■溝摺接ガイドの場合に
は該ガイドが位置的に僅かに退避するか、開閉できる構
成であることが望ましい。
更にまた、■溝摺接ガイドに於て、■溝に対する押さえ
片が退避できる構成のものであれば一応使用可能である
が、電極供給側のガイドは、電極挿通用細孔を穿孔加工
する工具や細管状電極を使用する場合には、ダイスガイ
ドやV溝ガイド及びその押え片等の退避距離が大きいも
のでなければならない。然しなから、■溝ガイドや複合
ダイスガイドの開閉度を大きく構成すると、相当高精度
の位置決めをしてもなお、ワイヤ電極の湾曲、癖、切断
端部の形状等は勿論のこと、該ワイヤ電極が先端自由の
状態で送り出されると、ローラ等によリガイドや電極挿
通用細孔内周壁、接触通電ピン及びその他の介在物等に
接触しつつ送り出されることになるから上記ワイヤ電極
自動挿通装置は挿通のため繁雑な作業を必要とするばか
りでな(、電極挿通用細孔にワイヤ電極を挿通する操作
、或いは更にガイドに挿通する操作が必ずしも良好に行
なわれないと云う問題点があった。
即ち、上記装置では電極挿通用細孔の形成とワイヤ電極
の上記電極挿通用細孔への挿通とが二工程に分れており
、また、上記細管状電極の外周壁面部分による電極挿通
用細孔の内周壁面の加工が加工面粗さが小さく成って良
好に行なわれるにしたとしても、上記挿通用細孔の径は
大きくても1鶴φ前後以下の小さいものであり、更にま
た、被加工体の板厚も数10鶴以上とすると、ワイヤ電
極の挿通は容易ではなく、従って、電極挿通用細孔が無
事穿孔されたとしてもその内部にワイヤ電極を挿通し、
その先にある小さな案内ダイス又はその他のガイド等に
ワイヤ電極の先端を確実に挿通又は位置させることは相
当に困難であった。
また、上記ドリル工具や細管状電極を上下に移動させる
ための装置等が上部アーム又は加工ヘッドに取り付けら
れているため、ワイヤカット放電加工装置全体の上部構
造が大型になってしまうと云う問題点もあった。
この問題点が解決するために、ワイヤカット放電加工装
置に於て、昇降自在に設けたチャックに細管状電極を取
り付け、上記細管状電極へワイヤ電極を挿通し、上記チ
ャックを支承する部材に設けたクランプにより上記細管
状電極と共に軸方向に加工送りされるようワイヤ電極を
把持し、然る後、上記ワイヤ電極の先端を上記細管状電
極の先端部分と略同一平面となるように切断し、上記細
管状電極の中心孔に加工液を供給して上記細管状電極及
びワイヤ電極の先端を被加工体に相対向させて電圧パル
スを印加し、上記細管状電極を加工送りさせつつ電極挿
通用細孔を加工形成し、上記電極挿通用細孔の貫通加工
が終了した後、上記細管状電極への給電を停止し、上記
ワイヤ電極の把持を解除すると共に、ワイヤ電極引取り
装置へ上記ワイヤ電極を送り出して張架した後、上記電
極挿通用細孔から上記細管状電極を引き抜きワイヤカッ
ト放電加工を開始するよう構成された装置が開発された
而して、上記装置は電極挿通用細孔へのワイヤ電極の挿
通を、上記電極挿通用細孔の加工形成と実質上同時進行
的に行なわれるよう構成したことにより、ワイヤ電極を
電極挿通用細孔に確実に挿通することが可能になった。
然しなから、上記装置は、電極挿通用細孔加工に際し、
細管状電極へワイヤ電極を挿通し、クランプにより上記
細管状電極と共に軸方向に加工送りされるようワイヤ電
極を把持し、然る後、上記ワイヤ電極の先端を上記細管
状電極の先端部分と略同一平面となるように切断した後
に電極挿通用細孔の加工を行なわなければらす、また、
上記電極挿通用細孔の加工が終了したならば、上記クラ
ンプによるワイヤ電極の把持を解除すると共に、ワイヤ
電極引取り装置へ上記ワイヤ電極を送り出して張架しな
ければならず、作業が繁雑であると共に、上記作業に手
間と時間がかかると云う問題点があった。
本発明は叙上の観点に立って成されたものであって、そ
の目的とするところは、厚手の被加工体であっても、ま
た、焼入れ済みや超硬合金等の被加工体であっても、短
時間に電極挿通用細孔を形成することができ、また、形
成した上記電極挿通用細孔へのワイヤ電極の挿通を、上
記電極挿通用細孔の加工形成と実質上同時進行的に行な
えるように構成することによって、上記ワイヤ電極を上
記電極挿通用細孔に確実に挿通することが可能であり、
更に、被加工体の他側のガイドが小さな案内ダイス等の
ガイドであっても上記ワイヤ電極を確実に挿通させるこ
とができ、一対のガイドによってワイヤ電極を直線状に
張架し、精度の高い自動加工が可能であり、更に、作業
に手間と時間がかからず、装置全体をコンパクトに構成
し得るワイヤカット放電加工方法及き装置を提供しよう
とするものである。
而して、上記の目的は、被加工体に電極挿通用細孔を形
成すると同時に、該電極挿通用細孔に自動的にワイヤ電
極を挿通して放電加工を開始するワイヤカット放電加工
装置に於て、昇降自在に設けたチャックに細管状電極を
取り付け、上記細管状電極へワイヤ電極を挿通すると共
に、所定の位置に被加工体を取り付け、上記細管状電極
の中心孔に加工液を供給し、上記細管状電極に加工送り
を与えると共に、ワイヤ電極の先端が富時細管状電極の
開口端部近くの所望の位置に位置するようワイヤ電極を
送出位置せしめつつ、細管状電極と被加工体間に電圧パ
ルスを印加し、電極挿通用細孔を加工し、上記電極挿通
用細孔の加工が終了したならば、上記細管状電極等への
給電を停止すると共に、ワイヤ電極引取り装置へ上記細
管状電極の先端開口から上記ワイヤ電極の先端を送り出
し、然る後、上記電極挿通用細孔から上記細管状電極を
後退引き抜き退避させることによって達成される。
以下、図面の実施例により本発明の詳細を具体的に説明
する。
第1図は、本発明にかかるワイヤカット放電加工装置に
より、被加工体にワイヤ電極を挿通するための電極挿通
用細孔を加工している状態を示す説明図、第2図は、上
記電極挿通用細孔が加工されワイヤ電極が挿通された状
態を示す説明図、第3図は、ワイヤカット放電加工が開
始された時の状態を示す説明図、第4図は、開閉用の加
工液ノズルユニット部分の拡大断面図、第5図は、部分
の変更実施例に関する説明図である。
第1図、第2図、第3図及び第4図中、1はその内部に
例えば約0.05〜0.4鶴φのワイヤ電極2を挿通、
通過させると共に加工液を流通噴射させ得る孔1aを有
し、そして所定の長さを有する細管状電極、3.4は開
閉式の加工液ノズルユニット、3a、 4aは割りノズ
ル、3b、 4bはシール部材、4Cは加工液供給孔、
5.6は図示されていないソレノイドで作動するカッタ
、7は電極おさえ、8はV字型電極ガイド、9はスプリ
ング、10及び11は上記開閉式の加工液ノズルユニッ
ト3.4を開閉する油圧シリンダ、12は下部アーム1
3に取り付けらられたノズル装置、14はノズル本体、
15はノズル、16は袋ナンド、17はダイスガイド、
17aはガイドホルダ、18及び19は進退可能な給電
ピン、20は必要に応じて設けられるスプリング、21
はゴム弁、22はステム23と締付用ナツト24とから
成る細管状電極取付用チャック25を保持するステム保
持体、22aは上記ステム保持体22に形成された加工
液供給孔、5袋ナツト、27はワイヤカット放電加工機
の上部アーム四に固定され、ステム保持体22を被加工
体取付はテーブル(図示せず)に対して上下に移動させ
る油圧シリンダ、四はモータが停止又は所定速度で回転
しているときはブレーキローラとして作用し、モータが
シーケンス制御等の制御の下に停止又は回動していると
きはキャプスタンとしての作用をするブレキローラ兼キ
ャプスタン、30はピンチローラ、31はワイヤ電極引
取り及び張力付与用のキャプスタン、32はピンチロー
ラ、33はゴム弁、34は被加工体、35は細管状電極
1に給電を行なう通電シュー、36は0リングである。
而して、細管状電極1はステム23と締付用ナツト24
から構成された細管状電極取付用チャンク25に着脱自
在に取り付けられており、電極挿通用細孔の加工によっ
て細管状電極1が消耗した場合には、締付用ナツト24
をゆるめることによって消耗した細管状電極1を取り付
は直したり、新しい細管状電極1と交換し得るように、
好ましくは電極自動交換型の装置に構成されている。
ステム23はステム保持体22に取り付けられており、
上記ステム保持体22を支承する油圧シリンダ27の作
用によって図示されていない被加工体取付はテーブルに
取り付けられた被加工体34に対して上下に移動せしめ
られるように構成されている。
開閉式の加工液ノズルユニット3.4には、割りノズル
3a、 4a、シール部材3b、4b及び加工液供給孔
40等が形成されており、油圧シリンダ10及び11の
作用によって、直径方向に開閉が行なわれるように構成
されている。また、上記ノズルユニット3の内部の中央
部分には、スプリング9の弾性力が作用するように構成
された電極おさえ7が、他方のノズルユニット4の電極
おさえ7と相対向する部分には、横断面がV字型の電極
ガイド8が取り付けられており、ワイヤカット放電加工
時にワイヤ電極1の被加工体別上部に於ける位置を決定
位置決めし、ワイヤ電極1を直線状に保持する。
ノズル本体14は取付はフランジ14a、液溜室14b
及び加工液供給孔14Cを有し、上記ノズル本体14内
にノズル15がワイヤ電極軸方向に摺動移動自在に嵌め
込まれ、更にスプリング20と袋ナツト16が順次取り
付けられる。然る後、このノズル装置12は取付はフラ
ンジ14aと図示されていない取付はボルト等により下
部アーム13に取り付けられる。
而して、本発明にかかるワイヤカント放電加工装置に於
て、被加工体34にワイヤ電極2を挿通させるための電
極挿通用細孔を形成する工程及び電極挿通用細孔形成後
ワイヤ電極2を引取り装置に到達係合させ、然る後、ワ
イヤカット放電加工によって被加工体34にワイヤカッ
ト放電加工が施されるまでの行程を説明する。
第1図に示す如く、被加工体34にワイヤ電極2を挿通
させるための電極挿通用細孔を形成する際には、プレキ
ローラ兼キャプスタン29がキャプスタンとして作動し
、細管状電極1の孔la内へワイヤ電極2が挿通される
ワイヤ電極2が上記細管状電極1の孔la中を通過し、
その先端部が上記細管状電極1の先端部分から所定の長
さ突出したならば、ブレーキローラ兼キャプスタン29
によるワイヤ電極2の供給が一旦停止される。
なお、この時、細管状電極1の先端がカッタ5及び6の
位置よりも上方にある等不一致の場合には、油圧シリン
ダ27を作動させて調整一致せしめ、然る後、カッタ5
及び6が図示されていないソレノイドによって動作せし
められ、上記ワイヤ電極2が細管状電極1の先端部分と
略同一平面となるように切断される。
以上は、細管状電極1を消耗等のために交換又は新たに
細管状電極取付用チャック5に取り付LJた時に、ワイ
ヤ電極2の先端が細管状電極lの基部位置迄達していな
い状態から作動をスタートさせた場合であって、上記細
管状電極lの交換等の際に、ワイヤ電極2をこの電極1
に手動操作で挿通させ、然る後、該細管状電極1を細管
状電極取付用チャック25に取り付けるようにも操作し
得るものである。また、多くの場合には、前のワイヤカ
ット放電加工の終了の際に、カッタ5及び6によりワイ
ヤ電極2をその供給側である細管状電極1先端の位置で
切断した状態で、次の加工操作に対する一種の待機状態
にあるから、かかる場合には前述のワイヤ電極2を細管
状電極1に挿通させる操作、工程は済んでいると云うこ
とになる。
而して、細管状電極1には通電シュー35を介して図示
されていない電源回路から放電加工用電圧パルスが供給
され、これと同時に油圧シリンダ27による下方への移
動運動がステム保持体22及びステム羽を介して与えら
れると共に、上記油圧シリンダ27による下方への移動
速度に同期するようにブレーキローラ兼キャプスタン2
9がキャプスタンとして動作し、ワイヤ電極2の送り出
しが行なわれ、同時に通常のワイヤカット放電加工用と
同一の加工液が細管状電極1の孔1aから被加工体34
の加工部分に供給されつつ電極挿通用細孔の加工が行な
われる。
而して、電極挿通用細孔加工時には、上述の如く、油圧
シリンダ27の下方への移動速度と同期するようにブレ
キローラ兼キャプスタン29がワイヤ電極2の送り出し
を行なうので、常に上記ワイヤ電極2の自由端が細管状
電極1の先端部分と略同一平面となった状態を保って加
工が行なわれるのである。
細管状電極1による被加工体34への電極挿通用細孔の
加工は、電極1にワイヤ電極2が挿通されていると言う
以外は、例えば特開昭56−69033号公報に詳細に
記載されている深細孔の放電加工による高速加工により
行なわれるもので、前記供給孔22aから少なくとも1
0〜20 kg / ci又はそれ以上で加工液が加圧
供給され、そして好ましくは図示してないが、細管状電
極1に上記公報記載の如く超音波振動を付与しつつ油圧
シリンダ27により定速又はサーボ送りを与えて加工す
るものであり、このように高圧加工液の噴射と、更には
振動付与により、従来加工が円滑に行なわれなかった深
細孔の加工が、焼入鋼や超硬合金等に対しても円滑且つ
高速で行なわれ、厚手の被加工体であっても真直ぐで曲
りの無い電極挿通用細孔を短時間で形成することができ
る。
なお、この電極挿通用細孔の加工の際に、ワイヤ電極2
に何等かの放電加工電源が接続されている場合は勿論の
こと、電源が接続されていなくても、ワイヤ電極2は細
管状電極1と何等かの接触状態にあることにより、その
先端が消耗することがあるから、細管状電極1の先端に
たいするーワイヤ電極2先端の消耗後退長さが、例えば
数鰭前後又はそれ以上に達したならば、ブレーキローラ
兼キャプスタン29によるワイヤ電極2の送り出しを多
くし、その先端が細管状電極1の先端近くにあるように
補正しておくほうが、以後のガイド17等に対するワイ
ヤ電極2の挿通セットが確実となるので望ましいもので
ある。
被加工体34にワイヤ電極2を挿通させるための電極挿
通用細孔が形成されると、細管状電極lの先端近くにあ
って、電極1の先端と共に既に電極挿通用細孔を挿通し
ているワイヤ電極2の先端は、上記ブレキローラ兼キャ
プスタン29のキャプスタン作用によってノズル装置1
2に向かって送り出され、ダイスガイド17に挿通捉え
られた後、ガイドホルダ17aの孔17bを通過し、ゴ
ム弁21を通り、ピンチローラ32が接離するキャプス
タン31及びその他から成るワイヤ電極引取り装置に達
してから係合すると、それを適宜の手段で検出する等し
て引き取り係合を完全なものとし、ワイヤ電極2の先端
から強制的に引き取られるようになり、そしてワイヤカ
ット放電加工装置本体のヘッド等に設けられた図示され
ていないワイヤ電極回収箱等に回収される。
ワイヤ電極2が上記の如く引取り装置によって引き取ら
れるようになると、油圧シリンダ27が動作してステム
保持体22を上方に移動させて細管状組繊1を上方へ上
げ、これに伴い開閉式の加工液/?ズルユニット3.4
が油圧シリンダ10及び11の。
作用によって閉じられ、ワイヤ電極2は上記開閉式の加
工液ノズルユニット3.4内部の電極おさえ7とV字型
電極ガイド8とによって移動自在に押え付けられる。そ
して、ノズル本体14内のワイヤ電極2に当接した給電
ピン18及び19から放電加工用電圧パルスが供給され
ると共に、開閉式の加工液ノズルユニット4の加工液供
給孔4cがら供給された加工液が被加工体34の加工部
分に供給されつつワイヤカット放電加工が行なわれる。
なお、通常加工時に通電ピン及び案内ガイド等は、放電
加工電流や摩擦等により相当の温度となる。然しなから
、本発明にかかるワイヤカット放電加工装置に於ては、
ノズル本体14内の給電ピン18.19及びダイスガイ
ド17等は、液溜室14b内を通過する加工液によって
充分に冷却されるので、長時間の運転にも耐えられるの
である。
また、細管状電極1が消耗して、その長ざが加工する被
加工体34と同等以下になった場合には、ワイヤ電極2
を細管状電極1の先端で切断して交換することになるが
、細管状電極1の交換を手動操作により行なう場合には
、細管状電極取付用チャック25の先端から伸びている
ワイヤ電極2を新しい細管状電極1の孔1aに通してや
れば良いが、細管状電極lが、自動交換されるものの場
合にはそれが極めて難しいから、かかる場合には、伸び
ているワイヤ電極2をキャプスタン29を逆転させてス
テム23の基部近く迄戻し、然る後、新しい細管状電極
1を取り付けて、ワイヤ電極2をキャプスタン29を正
転させて送り出し、電極1先端迄挿通させるような手段
が採られる。
上記ワイヤ電極2の挿入セントに於て、ダイスガイド1
7、結合ピン18.19、ゴム弁21、キャプスタン3
2及びピンチローラ33、又は更に先の電極引取り装置
等の部位で、挿通又はセットに失敗した場合には、例え
ば、細管状電極1を一旦第3図の位置迄引き上げてワイ
ヤ電極2を細管状電極1の先端位置で切断し、次いで被
加工体34に挿入している切断されたワイヤ電極2を人
手又はロボットハンド等で抜き取り廃棄し、そして、細
管状電極1の油圧シリンダ27による下降送りとキャプ
スタン29によるワイヤ電極2の送り出しをワイヤ電極
2の先端が細管状電極1の先端から突出しないように制
御しつつ同期させて行ない、そして好ましくは第2図の
ワイヤ電極2の先端が、ダイスガイド17への挿通工程
に入る迄は加工液供給孔22aから加工液を前述被加工
体34の穿孔加工の時程高圧力でなくて良いが、細管状
電極1の先端から噴出させつつ行なうようにし、細管状
電極1の下降送り停止後、ワイヤ電極2の先端を細管状
電極1の先端から突出送り出して、ワイヤ電極2の挿通
セットが再び試みられるように操作されるものである。
また、前述の実施例では、29をブレーキローラ兼キャ
プスタンとして作動及び他の説明を加えたが、上記図示
実施例の構成では、29はブレーキローラとして好適に
機能し得るものの、ワイヤ電極2の自動挿通セット用に
ワイヤ電極2を送り出すキャプスタンとしては必ずしも
充分でなく、父上記ブレーキローラ及びピンチローラは
29を単なるガイドローラとして、このガイドローラ2
9の前段ワイヤ電極供給側にブレーキローラを開閉式の
構成として設けたり、又は開閉式ノズルユニット4のワ
イヤ電極2供給側に開閉式のブレーキローラ及びピンチ
ローラとして設けることができる。また、29及び30
を下部のキャプスタン31及びピンチローラ32との間
に於ける加工部前後のワイヤ電極2部分をほぼ直線状に
保持案内する上部の単なるガイドローラとした場合には
、このガイドローラ29.30と上記ステム保持体22
との間に、ワイヤ電極2の自動挿通セット時には少なく
ともセットされるワイヤ電極2の制御送り出し機構38
が設けられる。
第5図は、上記制御送り出し機構38の一例を示す説明
図で、38aはキャプスタン、38bはピンチローラで
夫々一端が軸支されたリンクアーム38c及び38dに
回転可能に取り付けられ、アーム38c及び38dの他
端を油圧シリンダ38eによって操作することによりワ
イヤ電極2を挟着解放する接離可能な構成となっており
、そして前記キャプスタン38aは、回転角度又は位置
検出用のロークリエンコーダ38 fと、該ロータリエ
ンコーダ311 fが兼用することもある指速発電機等
であっても良い回転速度検出器38gとを有する電動機
38hにより回転が制御されつつワイヤ電極2の送り出
しが行なわれるものである。
細管状電極1による被加工体34のスタート孔穿孔加工
時に、細管状電極1の内径又は外径等の寸法によっては
、ワイヤ電極2を細管状電極1と同電位として、又は別
途電源を接続して、被加工体34のスタート孔加工に関
与させるか、或いは前述の構成上自ずと関与等して″、
ワイヤ電極2が消耗するとか、細管状電極1の先端近傍
とか管内適宜の位置に、時に溶着等してしまうことがあ
るから、細管状電極1によるスータト孔穿孔加工の進行
時に、キャプスタン38a及びピンチローラ38bによ
る送り出しを、数fiz前後の周波数で前後進させつつ
、即ちキャプスタン38aを例えば正転1に対して反転
0.5〜0.9の割合(長さとしては、後退の最大5鰭
程度で、通常は、0.t〜1鰭前後程度)を組合せて行
ないつつ送り出すことにより、ワイヤ電極2と細管状電
極1との溶着防止に効果あらしめることができる。しか
もワイヤ電極2の先端を細管状電極1の先端に対して充
分後退した位置に位置せしめておけば、前記溶着の危険
度が減少するが、ワイヤ電極2をスタート孔加工に関与
させたい場合や、別電源を接続した場合等には、別途に
細管状電極1に振動を付与するとか、前記の如き微少前
後進の繰り返しによる送り出しが必要となるものである
。そしてこのような送り出し方式はスタート孔の穿孔加
工終了後のワイヤ電極送り出しによるダイスガイド17
へのワイヤ電極2の先端挿通に有効なものである。勿論
ダイスガイl517へのワイヤ電極2の挿通時のみに前
述の振動的送り出し方式を採用するようにしても良い。
何れにしても、スタート孔加工及びワイヤ電極2の挿通
時に細管状電極1の先端位置等を正確に知る必要がある
のは当然であるが、ワイヤ電極2の先端位置についても
正確に検知及び制御することができなければならず、こ
のため送り長さ及び送り出し速度を検知してシーケンス
コントローラやNG制御装置等にフィードバックするロ
ータリエンコーダ38 f及び速度検出器38g等が付
設されているものであって、スタート孔加工の終了後ワ
イヤ電極2のダイスガイド17以後の部分へのワイヤ電
極2の送り出しによる自動挿通セットに於て、適宜の位
置に検知電極を設けておくか、ノズル15、ガイドホル
ダ17a、通電ピン18.19、ゴムキャップ21及び
ワイヤ電極2の引取り装置であるキャプスタン3】とピ
ンチローラ32の一部又は全部をそれ自体検知電極とす
るか検知電極を付設しておいて、ワイヤ電極2との間に
検知電圧を印加し、例えば、ワイヤ電極2の先端が引取
り装置のキャプスタン31又はピンチローラ32に接触
又は係合したら、その時点からワイヤ電極2を所定長さ
送り出した後モータ38hを停止させ、ピンチローラ3
2を駆動してワイヤ電極2をピンチローラ31との間に
挟着して、ワイヤ電極2の引取り作動を開始し、更に細
管状電極lの引き上げや送り出し制御機構の解放、加工
液ノズルユニット3.4の閉塞等ワイヤカット放電加工
のための準備工程への移行を行なわせることができる。
本発明は叙上の如く構成されるので、本発明にかかるワ
イヤカット放電加工方法及びその装置によるときには、
厚手の被加工体や焼の入った被加工体であっても、ワイ
ヤ電極を容易に通すことのできる真直ぐな電極挿通用細
孔を短時間で加工形成することができると共に、上記電
極挿通用細孔へのワイヤ電極の挿通は、上記電極挿通用
細孔の加工形成と同時に既に行なわれているものである
から、以後のガイドや電極引取り装置等へワイヤ電極先
端が位置決め挿通が行なわれるように操作すれば足りる
ので、ワイヤ電極の自動挿通の成功確率が極めて高くな
り、また、被加工体の他側にあるガイドが小さな案内ダ
イス等のガイドであっても上記ワイヤ電極を高い確率で
挿通させることができる。更に、一対のガイドによって
上記ワイヤ電極を直線状に張架することができるので、
精度の高い自動加工が可能となると共に、装置全体をコ
ンパクトに構成することができるのである。
なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものではない
。即ち、例えば、本実施例に於ては、細管状電極をステ
ム保持体を介して油圧シリンダによって上下させるよう
に構成したが、モータによりギアを介して上下させるよ
うに構成しても良く、また、細管状電極及びワイヤ電極
への給電の仕方も公知の給電方法を利用することができ
る。更にまた、電極挿通用細孔加工時に細管状電極に回
転運動又は超音波振動を与えつつ加工するように構成す
れば、電極挿通用細孔の加工時間がより短縮され、且つ
確実に行なえるものである。また、開閉式の加工液ノズ
ルユニットへのワイヤカット放電加工時の加工液の供給
を、孔4cを用い乞ことなく細管状電極1の先端をシー
ル部材3b、4bにより挟着シールさせて細管状電極1
を介して供給するようにするとか、ワイヤ電極2への給
電を行なう給電ピン又は給電ローラは被加工体の上部側
へ設けるようにしても良い。更にまた、ガイド8.17
や給電ピン18.19等をノズルユニットやノズル本体
外部に設けて開閉や進退退避等の容易な構成にすること
ができ、またガイド8、I7として例えば特願昭58−
181234号、同5B −194952号又は同58
−210374号等に記載のガイド孔が拡大縮小又は開
閉可能な複合ガイドを構成使用し得るだけでなく、加工
液噴射ノズルとしても、例えば特願昭58−40949
号、同58−40950号又は同5B−705(j6号
等に記載の各種の構成のものを使用し得るものである。
更に、細管状電極による加ニスタート孔としての電極挿
通用細孔の加工の際に被加工体の上面又は上面近くで上
記細1・状電極を位置決め案内する案内を進退退避可能
に設けて厚い被加工体に形成する細孔の曲りを防止する
等各種の変更構成が可能−であり、また更に、本発明は
図示実施例の上下を逆としたようなワイヤ電極を下から
上へと更新のために送り供給するタイプのワイヤカット
放電加工装置にも適用できるものである。その化ダイス
の取り付は位置及びその取り付は方法、加工液の供給方
法及びワイヤ電極の回収方法等は本発明の目的の範囲内
で自由に設計変更できるものであって、本発明はそれら
の総てを包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかるワイヤカット放電加工装置に
より、被加工体にワイヤ電極を挿通ずるための電極挿通
用細孔を加工している状態を示す説明図、第2図は、上
記電極挿通用細孔が加工されワイヤ電極が挿通された状
態を示す説明図、第3図は、ワイヤカット放電加工が開
始された時の状態を示す説明図、第4図は、開閉用の加
工液ノズルユニット部分の拡大断面図、第5図は、部分
の変更実施例に関する説明図である。 1・・−−一−−−−−−−−・・−一−−−−−−−
細管状電極1a−−−−−−一・−−一一一−−−−−
−−−一孔2−−−−−−−−−−−−−−−−一・−
・−ワイヤ電極3.4−−−−−−−−−−−・−・−
・−・開閉式の加工液ノズルユニット3a、 4a−−
−−−・−−−−−−−−−一−・割りノズル3b、 
4b−−−−−−−−−−−−−1−シール部材4cm
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−一加工
液供給孔5.6・・−・・−−−−−−−−一一−−一
カツタ7−−−−−−・−・−−−一−−−−−−−−
−−−電極おざえ8−一−−・・−−一−−−−−・・
−−−−−−−−V字型電極ガイド9.20−−−一−
−−−−−−−−−−−スプリング10.11−一−−
−−−−−−−−−・−油圧シリンダ12−・−・−−
−−−一−−−−−−−−−−−−−−ノズル装置13
−−・−−−−−−−−−一−−−・−−−m−下部ア
ーム14−・−一−−−−−−・−−−−・−−−−・
・ノズル本体15−・−−−−−−−−−一−−−−−
−・−・−ノズル16、妬−−−一−−−−・・−−−
一−−−−袋す・7ト17−−−−−−−一・−一−−
−・・−−−−一一ダイスガイド18.19−−−−−
−−−・−m−−−・−給電ピン21.33−−−−−
−−−−−−−−−−−−−ゴム弁部・−・−一−−−
−−−−−−−−−−−−−−一一細管状電極取付用チ
ャソク27−−−−−−−−−−−−・−−−−−−−
−−一油圧シリンダ詔−−−−−−−−−−m−・−一
−−−−−−−−−上部アーム29−−−−−−−−−
・−・−−−−−・−−−−−ブレーキローラ兼キャプ
スタン30.32・−−−−−一−−−−−−・−一−
−ピンチローラ31−−−−−−・−−−−−・・−−
一−−−−−−−キャブズクン34−−−−−−−−・
−−−−−−・−一−−−−・−被加工体35−−−−
・−−−−−−−一−−−−−−−−−−通電シュー3
6・・−−−一−−−−−−−−−−−−−−−oリン
グ特許出願人 株式会社井上ジャパックス研究所代理人
(7524)最上正太部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記a)項乃至f)項記載の工程から成り、被加工
    体に電極挿通用細孔を形成すると同時に、該電極挿通用
    細孔に自動的にワイヤ電極を挿通して放電加工を開始さ
    せることを特徴とするワイヤカット放電加工方法。 a)昇降自在に設けたチャックに細管状型tiを取り付
    ける工程。 b)上記細管状電極へワイヤ電極を挿通ずる工程。 C)所定の位置に被加工体を取り付のる工程。 d)上記細管状電極の孔に加工液を供給し、上記細管状
    電極に加工送りを与えると共に、ワイヤ電極の先端が常
    時細管状電極の開口端部に位置するようワイヤ電極を送
    出しつつ、細管状電極と被加工体間に電圧パルスを印加
    し電極挿通用細孔を加工する工程。 e)上記電極挿通用細孔の加工が終了した後、上記細管
    状電極等への給電を停止すると共に、ワイヤ電極引取り
    装置へ上記ワイヤ電極を送り出す工程。 f)上記電極挿通用細孔から上記細管状電極を引き抜き
    退避させる工程。 2)下記g)項乃至j)項記載の構成要素を具備するこ
    とを特徴とするワイヤカット放電加工装置。 g)内部にワイヤ電極及び加工液を通過させるための中
    心孔を有し、加工ヘッドに着脱自在に取付けられる細管
    状電極。 h)上記細管状電極の中心孔にワイヤ電極を挿通させる
    と共に、電極挿通用細孔加工時には上記細管状電極の移
    動速度に応じて上記ワイヤ電極の送り出しを行ない得る
    ワイヤ電極供給装置。 i)電極挿通用細孔加工時には少なくとも上記細管状電
    極と被加工体間に放電加工用電圧パルスを供給し、ワイ
    ヤカット放電加工時にはワイヤ電極と被加工体とに放電
    加工用電圧パルスを供給する電源回路。 j)被加工体を介して上記細管状電極と相対向する位置
    に設けられ、上記細管状電極の先端から加工部分へ送り
    出された上記ワイヤ電極を所望の通路に沿って引き取る
    ワイヤ電極引取り装置。
JP59058333A 1984-03-28 1984-03-28 ワイヤカツト放電加工方法及び装置 Granted JPS60201828A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59058333A JPS60201828A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ワイヤカツト放電加工方法及び装置
US06/708,226 US4598189A (en) 1984-03-28 1985-03-05 Automatic wire-threading with a tubular electrode in a TW-E machine
EP85301632A EP0161046B1 (en) 1984-03-28 1985-03-08 Automatic wire-threading with a tubular electrode in a tw-e machine
DE8585301632T DE3560812D1 (en) 1984-03-28 1985-03-08 Automatic wire-threading with a tubular electrode in a tw-e machine
DE198585301632T DE161046T1 (de) 1984-03-28 1985-03-08 Automatisches drahteinfaedeln mit einer roehrenfoermigen elektrode in einer durchlaufdraht-elektroerosionsmaschine.
KR1019850001767A KR910010246B1 (ko) 1984-03-28 1985-03-19 전기부식장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59058333A JPS60201828A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ワイヤカツト放電加工方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60201828A true JPS60201828A (ja) 1985-10-12
JPH0479774B2 JPH0479774B2 (ja) 1992-12-16

Family

ID=13081380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59058333A Granted JPS60201828A (ja) 1984-03-28 1984-03-28 ワイヤカツト放電加工方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60201828A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103567580A (zh) * 2012-08-08 2014-02-12 东营市东营区和光科技有限责任公司 套管筛缝线切割机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103567580A (zh) * 2012-08-08 2014-02-12 东营市东营区和光科技有限责任公司 套管筛缝线切割机

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0479774B2 (ja) 1992-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3891819A (en) Automatic set-up electroerosion machining method
KR900008355B1 (ko) 헤드(head)가 있는 패스너(fastener)의 공급장치
EP0161046B1 (en) Automatic wire-threading with a tubular electrode in a tw-e machine
JPS6339366B2 (ja)
JPH0622764B2 (ja) 切抜部自動取り外し等の作業を行なうロボット装置を備えたワイヤカット放電加工装置
JPH0133288B2 (ja)
JPS60201828A (ja) ワイヤカツト放電加工方法及び装置
JPH0313013B2 (ja)
JPS61168427A (ja) ワイヤカツト放電加工装置のワイヤ電極に給電する装置
JPS60201829A (ja) ワイヤカツト放電加工方法及び装置
GB2075897A (en) Travelling-wire electroerosion processes and apparatus
JP2756488B2 (ja) ワイヤカット放電加工方法及び装置
JPS60232828A (ja) ワイヤカツト放電加工方法及び装置
JPS60232829A (ja) ワイヤカツト放電加工方法及び装置
JPH0321286B2 (ja)
US4876872A (en) Method and apparatus for manufacturing curved pipe
KR910010246B1 (ko) 전기부식장치
JPH08229747A (ja) 放電加工機
JPS63120032A (ja) ワイヤカツト放電加工装置用自動通線装置
JP3401323B2 (ja) 棒材加工機
JPS6212527Y2 (ja)
JP2813594B2 (ja) パイプ電極の把握装置
JPS6016321A (ja) 鋼管等の切削加工装置
JPS6052895B2 (ja) ダイ製造装置
JPS62218023A (ja) 放電加工装置