JPS60200999A - 艶消電着塗料の再生処理方法 - Google Patents
艶消電着塗料の再生処理方法Info
- Publication number
- JPS60200999A JPS60200999A JP5565684A JP5565684A JPS60200999A JP S60200999 A JPS60200999 A JP S60200999A JP 5565684 A JP5565684 A JP 5565684A JP 5565684 A JP5565684 A JP 5565684A JP S60200999 A JPS60200999 A JP S60200999A
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- Japan
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- paint
- basic compound
- amine
- ion exchange
- electrodeposition
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の利用分野)
本発明は、経時により液が老化した艶消電着塗料の再生
処理方法に関する。
処理方法に関する。
(従来方法)
艶消電着塗装方法として、種々の方法が提案されている
が、1穆の簡易さから特定の樹脂組成よりなる艶消電着
塗装用塗料を被塗物に電着する方法が広〈実施されてい
る。
が、1穆の簡易さから特定の樹脂組成よりなる艶消電着
塗装用塗料を被塗物に電着する方法が広〈実施されてい
る。
(特開昭!♂−2/J′1Lt41号公報参照)しかし
ながら、この方法によれば艶消電着塗装用塗料をめ塗膜
の光沢が低下したり艶ムラが生じるという欠点が発生し
始め、その解決が強く要望されていた。
ながら、この方法によれば艶消電着塗装用塗料をめ塗膜
の光沢が低下したり艶ムラが生じるという欠点が発生し
始め、その解決が強く要望されていた。
(発明の目的)
本発明の目的は、経時により液が老化した艶消電着塗料
を再生する方法を提供することである。
を再生する方法を提供することである。
(発明の構成)
本発明につき概説すれば、本発明の方法は、経時により
液が老化した艶消電着塗料に塩基化合物を添加混合した
後、イオン交換処理を行うことを特徴とするものである
。
液が老化した艶消電着塗料に塩基化合物を添加混合した
後、イオン交換処理を行うことを特徴とするものである
。
本発明者の知見によれば、経時により液状態に変化を起
こして老化した塗料は、通常の場合と比較すると樹脂自
身の加水分解樹脂粒子中のアミン含量の低下、雑イオン
の蓄積等の影響の為塗膜の光沢が低下し、艶ムラが発生
することを確望した。
こして老化した塗料は、通常の場合と比較すると樹脂自
身の加水分解樹脂粒子中のアミン含量の低下、雑イオン
の蓄積等の影響の為塗膜の光沢が低下し、艶ムラが発生
することを確望した。
このように老化した塗料を元の状態に戻す目的で塩基化
合物を添加し十分に混合攪拌して、一旦塗料を塩基化合
物過剰の状態にして、次いでこれ砂チオン交換処理して
過剰の塩基化合物を除去することにより上記目的を達成
出来ることを見出し本発明を完成した。
合物を添加し十分に混合攪拌して、一旦塗料を塩基化合
物過剰の状態にして、次いでこれ砂チオン交換処理して
過剰の塩基化合物を除去することにより上記目的を達成
出来ることを見出し本発明を完成した。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明の再生処理方法は、先ず経時により老化した艶消
電着塗料に有横アぼン又はアンモニア等の塩基化合物を
添加し、十分に攪拌を行い混合する。
電着塗料に有横アぼン又はアンモニア等の塩基化合物を
添加し、十分に攪拌を行い混合する。
たゾし、有機アミンは、電着塗料に使用されている種類
と同じものを使用することが好ましい。
と同じものを使用することが好ましい。
塩基化合物の添加量は、該塗料のポリカルボン酸樹脂の
カルボキシル基に対するアミンモル比よりも、少なくと
もO9/(モル比)高くなる量が必要で、好ましくはO
l、2〜O弘(モル比)となる量であるーこのように過
剰の塩基化合物を混合した艶消電着塗料は、少な/とも
7時間放置したのち、これをイオン交換処理する。 イ
オン交換処理は、次のようにしてなし直列に接続したイ
オン交換処理装買又はカチオン交換樹脂単独のイオン交
換処理装置に、前記塩基化合物を混合した艶消電着塗料
を通液する。 この通液処理速度は、通常の電着塗料の
イオン交換処理の条件がそのまま適用でき、アニオン交
換処理ではSV−/Q〜301カチオン交換処理ではB
V=30〜りOの範囲が好ましい。
カルボキシル基に対するアミンモル比よりも、少なくと
もO9/(モル比)高くなる量が必要で、好ましくはO
l、2〜O弘(モル比)となる量であるーこのように過
剰の塩基化合物を混合した艶消電着塗料は、少な/とも
7時間放置したのち、これをイオン交換処理する。 イ
オン交換処理は、次のようにしてなし直列に接続したイ
オン交換処理装買又はカチオン交換樹脂単独のイオン交
換処理装置に、前記塩基化合物を混合した艶消電着塗料
を通液する。 この通液処理速度は、通常の電着塗料の
イオン交換処理の条件がそのまま適用でき、アニオン交
換処理ではSV−/Q〜301カチオン交換処理ではB
V=30〜りOの範囲が好ましい。
本発明方法で使用できるイオン交換樹脂の種類は、アニ
オン交換樹脂としては、強塩基−性又は弱塩基性のいず
れのタイプでもよく、一方力チオン交換樹脂は、強酸性
又は弱酸性のタイプが使用できる。 たりし、カチオン
交換処理では、通液速度が遅いとイオン交換樹脂中で塗
料がゲル化を生じるため、樹脂中のイオン交換基の数を
あらかじめ減少させておくことが望ましい。
オン交換樹脂としては、強塩基−性又は弱塩基性のいず
れのタイプでもよく、一方力チオン交換樹脂は、強酸性
又は弱酸性のタイプが使用できる。 たりし、カチオン
交換処理では、通液速度が遅いとイオン交換樹脂中で塗
料がゲル化を生じるため、樹脂中のイオン交換基の数を
あらかじめ減少させておくことが望ましい。
以上のようにして処理した結果、老化した液は、元の状
態に戻りこれを電着塗装すれば、美麗な艶ムラのない艶
消電着塗装がなされるのである。
態に戻りこれを電着塗装すれば、美麗な艶ムラのない艶
消電着塗装がなされるのである。
(実施例)
以下、本発明をより具体的に説明するために実施例を示
すが、本発明は、これに限定されるものではない。
すが、本発明は、これに限定されるものではない。
市販のアクリル−メラミン系艶消電着塗料(商品名ハニ
ーヒル、ハニー化成■社製)を樹脂固形分乙O重量係に
なるように脱イオン水で希釈して艶消電着塗料Aを調製
した。
ーヒル、ハニー化成■社製)を樹脂固形分乙O重量係に
なるように脱イオン水で希釈して艶消電着塗料Aを調製
した。
実施例/
艶消電着塗料Aを201Jツトル使用して電着塗装浴と
し、無機金属塩水溶液中で電解着色を施した陽極酸化ア
ルミニウム板を/日O,S Zの割合でその表面を電着
塗装した。 この結果、10日後に艶消電着塗膜の光沢
の低下及び艶ムラの発生が見られた。 この時点で電着
塗料のアミンモル比を測定したところQ7jであった。
し、無機金属塩水溶液中で電解着色を施した陽極酸化ア
ルミニウム板を/日O,S Zの割合でその表面を電着
塗装した。 この結果、10日後に艶消電着塗膜の光沢
の低下及び艶ムラの発生が見られた。 この時点で電着
塗料のアミンモル比を測定したところQ7jであった。
この老化した艶消電着塗料にジメチルアミノエタノール
を添加し、十分に攪拌を行いアミンモル比を/、/とし
た後、常温で72時間放置した。 ついで、これを強塩
基型アニオン交換樹脂(商品名ダイヤイオン5A−10
AP 三菱化成社製)及び弱酸性カチオン交換樹脂(商
品名イマックZ−10Imac社製)を充填したカラム
に順次通液を行いイオン交換処理を施した。
を添加し、十分に攪拌を行いアミンモル比を/、/とし
た後、常温で72時間放置した。 ついで、これを強塩
基型アニオン交換樹脂(商品名ダイヤイオン5A−10
AP 三菱化成社製)及び弱酸性カチオン交換樹脂(商
品名イマックZ−10Imac社製)を充填したカラム
に順次通液を行いイオン交換処理を施した。
このようにして得られた艶消電着塗料を用いて再び前記
と同様に電着塗装を行ったところ光沢の低下や艶ムラの
全くない美麗な艶消電着塗装膜が形成された。
と同様に電着塗装を行ったところ光沢の低下や艶ムラの
全くない美麗な艶消電着塗装膜が形成された。
以上の結果をまとめると次の表の通りである。
ただし光沢は、にOチ鏡面反射率係で表した。
艶ムラは、目視にて判定した。
ただし、 ◎・・・・無し ○・・・・はとんど無し
Δ・・・・多少あり×・・・・やや多い ××・・はと
んどムラ(発明の効果) 本発明の艶消電着塗料の再生処理法は、経時により老化
した艶消電着塗料を電着塗装した際l二生じる光沢の低
下や艶ムラの欠点を一挙に無くすることが出来るという
優れた効果を示す。
Δ・・・・多少あり×・・・・やや多い ××・・はと
んどムラ(発明の効果) 本発明の艶消電着塗料の再生処理法は、経時により老化
した艶消電着塗料を電着塗装した際l二生じる光沢の低
下や艶ムラの欠点を一挙に無くすることが出来るという
優れた効果を示す。
特許出願人 ハニー化成株式会社
手続補正書(方式)
%式%
/ 事件の表示 昭和より年特許願第06.j1!1号
λ9発明の名称 艶消電着塗料の再生処理方法3 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 神戸市長田区日吉町3丁目7番33号カ
セイ 氏名(名称) ハニー化成株式会社 (発送日 昭和jり年2月7!Δ日) よ 補正の対象 明 細 書 乙、補正の内容 別紙の通り、タイプ印書(黒色)によ
り鮮明に記載した明細書を提出する。
λ9発明の名称 艶消電着塗料の再生処理方法3 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住所(居所) 神戸市長田区日吉町3丁目7番33号カ
セイ 氏名(名称) ハニー化成株式会社 (発送日 昭和jり年2月7!Δ日) よ 補正の対象 明 細 書 乙、補正の内容 別紙の通り、タイプ印書(黒色)によ
り鮮明に記載した明細書を提出する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 /、経時により液が老化した艶消電着塗料に塩基化合物
を添加混合した移、イオン交換処理を行うことを特徴と
する艶消電着塗料の再生処理方法。 コ 塩基化合物が有坤アミン又はアンモニアである特許
請求の範囲第1項に記載の艶消電着塗料の再生処理方法
。 3、 イオン交換処理が、艶消電着塗料をカチオン交換
樹脂又は/及びアニオン交#樹脂に通液することである
特許請求の範囲第1項に記載の艶消電着塗料の再生処理
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565684A JPS60200999A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 艶消電着塗料の再生処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5565684A JPS60200999A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 艶消電着塗料の再生処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60200999A true JPS60200999A (ja) | 1985-10-11 |
JPH0241596B2 JPH0241596B2 (ja) | 1990-09-18 |
Family
ID=13004878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5565684A Granted JPS60200999A (ja) | 1984-03-22 | 1984-03-22 | 艶消電着塗料の再生処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60200999A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017057883A1 (ko) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 대영엔지니어링 주식회사 | 전착도장 도료품질관리시스템 및 이를 이용한 전착도장 도료품질관리방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58197296A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-16 | Honny Chem Ind Co Ltd | 艶消電着塗装方法 |
-
1984
- 1984-03-22 JP JP5565684A patent/JPS60200999A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58197296A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-16 | Honny Chem Ind Co Ltd | 艶消電着塗装方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017057883A1 (ko) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 대영엔지니어링 주식회사 | 전착도장 도료품질관리시스템 및 이를 이용한 전착도장 도료품질관리방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0241596B2 (ja) | 1990-09-18 |
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