JPS586997A - 艶消電着被覆用組成物 - Google Patents

艶消電着被覆用組成物

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JPS586997A
JPS586997A JP10225181A JP10225181A JPS586997A JP S586997 A JPS586997 A JP S586997A JP 10225181 A JP10225181 A JP 10225181A JP 10225181 A JP10225181 A JP 10225181A JP S586997 A JPS586997 A JP S586997A
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JP
Japan
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electrodeposition
water
paint
coating
composition
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JP10225181A
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English (en)
Inventor
Kenichi Morozumi
両角 謙一
Yukihiro Hara
原 行宏
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は艶消電着被覆用組成物に関するものであや。
更に詳しくは、本発明は導電性物体の表面會水溶性又祉
水分散性組性物に↓す電気泳動現象により高分子物質で
被覆しく以下本方法を電着塗装法とbう)、焼付を行な
うに当ル、その被覆面を艶消状急にする効果を有する電
着被覆用組成物に関するものである。
導電性物体(一般には鉄、アルさニウム、アルマイト処
理したアルミ+ウム基材など)を被覆する目的は、大別
すると表面保護と美観の向上にある。合成樹脂塗料音導
電性物体上に電着塗装法で、被覆すると、耐蝕性の付与
と同時に、表面に光沢を与えることによって、その商品
的価値全向上することがてきるへ光沢を逆に低下させる
物質で、被塗物音被覆する仁とによへ異なった意味での
商品的価筐を向上させることもできる。このような艶消
塗装した商品の要求が最近高まりつつある。
一般に電着塗装法によゐ艶消方法としては、電着塗装浴
中に無機顔料などの塗着膜と相溶しない物質會混合1被
塗物表面を粗面化し、艶消効果を与える方法及び通常の
方法で電着塗装し次物体t1焼付O前又は後に、薬品処
理など何らかの方法を用いて塗着面を粗面化する方法な
どが提案されている。
後者による方法は、比較的安定した艶消表面が得られる
反面、通常の電着塗装工程の他に、艶消工程が必要とな
り、工程が煩緘化するという問題点がある。
前者祉、工程的には通常の電着塗装と変4はないが、艶
消顔料は本質的に塗料との相溶性がなく、塗料浴の大部
分を占める水に対する溶解又は分散性がない友め、経日
にニジ、塗料浴下部に沈澱するので、安定し友艶消塗膜
を常に得ることは困難である。更に艶消顔料の沈降を防
ぐため、塗料浴を攪拌すると、沈降した顔料の巻き上げ
に1シ、たとえば浴中に水平に置かれ友被塗物の上側と
下側では、艶消状態に差が生ずるという問題が起る。従
ってこの方法では、浴中の艶消剤の分散性の管理が重要
で且り煩雑となる。
本発明の目的は、電着塗装法によル、被塗物に艶消塗装
を汀lシに当ル、艶消工程を導入することなく、且つ塗
料浴管理が容易にでき、均質な艶消塗面l4えることが
できる電着被覆用組成物を提供することにある。
即ち本発明の目的は、塗料浴中に、安定で、しかも均質
な艶消面の得られる艶消剤を混合してなる電着被覆用組
成物を提供することにある。
上記本発明の目的は、水溶性又は水分散性を有ム且り導
電性物体に対しアニオン電着塗装可能な有機高分子物質
を主体とした電着塗料に、塩基性を示すコロイド状水分
散シリカを、有機物貰の不揮発分1■重量部に対ム該コ
ロイド状水分散シリカの不揮発分が5〜70重量部とな
るように混合してなる電着被覆用組成物によって達成さ
れる。
以下本発明の詳細について記述する。
鳴1 本発明に用いる電着塗料の主要成分である有機高分子物
質     1゛は、本質的に水溶解性又は水分散性を
有ムアニオン電着塗装時に電極となる導電性被塗物表面
上で不溶性となかその上に析出して塗膜となる性質を有
していることが必要である。
即ち、従来′から公知のアニオン電着塗装に使用されて
いる塗料が十分使用可能である。九とえば、少量のアク
リル酸又はメタクリル酸、イタコン酸などの重合可能な
有機酸とこれと共重合し得るエチレン性不飽和結合を持
つ物質との共重合体を有機アミン、アンモニア又はアル
カリ金属の水酸化物などのアルカリ性物質で部分又は完
全中和し水溶解性又は水分散性を付与したものが好まし
く使用できる。また、たとえば、2−ヒドロ廠ジエチル
アクリレート、2−ヒドロキシグロビルアクリレート、
3−ヒドロキシグロビルアクリレート、2−ヒドロキシ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシグロビルメタク
リレート、3−ヒドロキシグロビルメタクリレート、4
−ヒドロキシブチルメタクリレートの1うな炭素数が5
以下のジヒドロキシアルキルのアクリル酸又はメタクリ
ル酸のモノエステル’t1種又は2種以上のエチレン性
モノマと共重合することによル、ポリマ中にOH基を導
入しこれと架橋可能なアミノプラスト、エポキシ樹脂會
混合して用いることが更に好ましい。アミノツクストと
しては、たとえば、尿素−ホルムアルデヒド、メラミン
もしく祉ベンゾグアナきンーホルムアルデヒド反応物の
アルコール変性物などであシ、特にメラミン−ホルムア
ルデヒド反応物のメチルエーテル化物又はブチルエーテ
ル化物又扛これらの混合物が好ましh0前述のアクリル
系ポリマとアミノプラストの混合比は、アクリル系ポリ
マ固形分1001量部に対して、アミノプラスト固形分
100〜3部の割合で混合されることが好ましい。
本発明に使用されるシリカゾルは、本発明の必須成分で
あへ5〜100 sψのSs Ol k構成単位とした
水分散性物質である。ここでいうシリカゾルとはシリカ
粒子(SaO2)t−構成単位としているが、その表面
は psi−OHとなってお9、OH基が外側に出てお
や、この ’3SiOHのまわ夛に更にアルカリイオン
が存在しアルカリ性水分散液タイプとなっているもので
なけれはならな−。かかるシリカゾルは5iQH基とO
Hイオンによシミ気二重層が形成され、粒子間の反発に
よ多水中に安定に存在することができる。従って本発明
に使用されるシリカゾルL1アルカリ性を呈してお広前
述の有機高分子水溶液又鉱水分散液と混合しても、安定
で沈澱を起こすこと絋ない。とζろが、導電性被塗物t
−陽極と1電着塗装を行なった場合には、陽極付近が酸
性となるため、アルカリイオンによる保護層が破壊され
、シリカが不溶物とな9、有機高分子と同様、被塗物表
面に析出し好ましい艶消効果を与える。従って本発明で
用いるシリカゾル水分散液紘、Tルカリ金属、水酸化物
、アンモニア、アミン化合物等により、表面が保護され
たものが使用できるへ塩基性源としてはアンモニア、ア
ミン化合物が特に好ましい。
有機高分子とシリカゾルの混合比は、固形分比で、有機
高分子100重量部に対しシリカゾル70重量部〜5重
量部の範囲で使用されるが、好ましくは有機高分子10
0重量部に対し、シリカゾル50重量部〜10重量部で
娶る。シリカゾルが70重量部以上で社、アルカリ性が
強くなり、電着塗装時に、有機高分子臥被塗物に、析出
しても再溶解奮起こすため、結果的に祉、ハとんどシリ
カ粒子だ妙が析出し良好な塗膜が得られな−。またシリ
カゾルが5重量部以下では実質的に、艶消効果が得られ
ないので本発明の目的を達し得ない。
上記電着組成物に、必要に応じて溶剤、着色剤、その他
添加剤を添加してもよい。これらの添加方法あるいは混
合方法については特に限定されない。
本発明で被塗物として使用できるものは、導電性を有す
る1へ1 物体で番ればいづれでもよい。たとえは、アルミニウム
、鉄、その他金属が被塗物となシ得る。アルミニウム基
材の場合一般に行なわれている方法でアルマイト処理、
あるいはベーライト処理されたものが好ましく使用でき
る。
本発明の被覆用組成物を用いる塗装方法は、本発明組成
物の混合浴中で直接被塗物にアニオン電着塗装する方法
および通常の方法で有機高分子物質t−m装した後、上
記浴中で更にアニオン電着塗装全行なう方法のいづれで
も可能である。アニオン電着塗装後は通常の方法に従い
焼付処理に付される。
本発明による電lkm装用組成物祉、通常のアニオン電
着塗料に用いられる有機高分子とアルカリ性コロイダル
7す丸木分散液を混合して用りることにLり、電着浴が
安定で、且つ好ましい艶消効果を被塗物表面に与えるこ
とができる。以下本発明の効果tBAらかにするための
実施例を示す。
実施例 L 表1に示す組成の単量体1000fHイソプロピルアル
コール500f、ブチルセロソルブ100t、アゾビス
イソブチロニトリル10f1 ドデシルメルカプタン1
0fの存在下に80〜85℃で6時間攪拌して重合LA
 60℃に冷却後、トリエチルアミノ4 Of、水16
0t1加えて攪拌し電着用アクリルポリマを得た。上記
アクリルポリマと1ナイメル2265J(メラミン)t
−表2に示すような組成で混合し、30〜35℃てよぐ
かきまぜ、更に表2に示すコーイダルシリヵ水分散液(
”スノーテックス’QAS−25.日産化学製)と脱イ
オン水を加えて攪拌−所定の固形分濃度に調整LA10
00fの電着浴を作る。
長さ19m、巾5偽厚さL5簡のアルミニウム板を常法
によル、アル1イト被膜の厚さが7〜8Pになるように
アルマイト処理する。
上記電着塗料tステンレスビーカーにとル、塗料浴中央
に、上記アルマイト処理アルミニウム板管浸漬しアルミ
ニウム板を陽端子に、ステンレスビーカーを隘端子に接
続して、表2に示す電圧で常法により、3分関電着塗装
を行なった。アルミニウム板を水洗後180℃、30分
分村付後消状態全目視で判定した。その結果を表2に示
す。
表 1.単量体組成 実施例 & 実施例1で重合したアクリルポリff127Fに“サイ
メル1265J33f’を加工、よく攪拌した後、脱イ
オン水を加えて1000 fとLAj<攪拌して電着塗
料を作る。
また実施例1と同様にして、アルマイト処理アルミニウ
ム板を作る。
上記電着塗料vi−1tミー1tステンレスビーカー記
アルマイト処理アルンニウム板を塗料浴中央に設置1表
3に示す電圧で、実施例1と同様に電着ム電着塗膜【水
洗した。
更にこの電着板を、実施例1の表241に示す組成の塗
料浴中で表3に示す電圧で実施例1と同様(電着塗装を
行なった後、水洗後、180℃、30分の焼付を行なっ
た。目視判定した艶消状態の結果を表3に示す。
表3 実施例 1 東しく株)製、焼付用水系樹脂W’AF−152(不揮
発分60チ。
粘度〔ガードナー気泡粘度針による〕Z、〜Z4#酸価
60)117ft−秤量ムこれに″″二カラツクーMX
−40(三相ケミカル社製メラミン樹脂)@Sat添加
1 よ〈混練する。
更に、脱イオン水を若干量加え更に混線して、頁に脱イ
オン水で希釈し全体110002とし、電着塗料浴を作
った。これを11ステンレスビーカーにと夕、リン酸亜
鉛処理した長さ150箇、中70 wm 、厚さ0.8
−〇鉄板を電着浴中央に竜ット1鉄       □板
を陽端子に、ステンレスビーカー1陰端子に接続し、表
4に示す電圧で、常法により3分関電着を行なった。鉄
板を水洗後頁に、実施例1、表2J&1に示す塗料浴中
で、表4に示す電圧で、同様に電着【行なった。電着さ
れた鉄板を水洗後、180C、30分焼付を行なった。
その結果を表4に示す。
表4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水溶性又は水分散性を有し且つ導電性物体に対しアニオ
    ン電着塗装可能な有機高分子物質を主体とした電着塗料
    に、塩基性を示すコロイド状水分散シリカ1.有機物質
    の不揮発分100重量部に対しA該コpイド状水分散シ
    リカの不揮発分が5〜70重量部となるように混合して
    なる艶消用電着被覆用組成物。
JP10225181A 1981-07-02 1981-07-02 艶消電着被覆用組成物 Pending JPS586997A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10237362A (ja) * 1997-02-26 1998-09-08 Catalysts & Chem Ind Co Ltd 電着塗料および電着塗装方法
DE102019117921A1 (de) 2018-07-10 2020-01-16 Fanuc Corporation Zahnkontaktpositionseinstellmengenschätzvorrichtung, maschinenlernvorrichtung und robotersystem

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