JPS60200024A - 自動加熱調理器の操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はマイクロコンピュータ等により自動制御する加
熱調理器の操作装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 マイクロコンピュータ（以下マイコンと称す）と温度や
湿度等を検知する各種センサの組合せにより、電子レン
ジや電気オーブン等の加熱調理器における自動調理が可
能となり、かつ各種の調理に最適な加熱手順をそれぞれ
独立して制御することが可能となった。

即ち、かつて例えば１種類の加熱手順て２〜３種類の調
理を行ない、それぞれの調理がほぼ平均的に満足できる
程度であったものか、加熱する熱エネルギーを時間的に
変化させたり、断続させたり、被加熱物の熱や水蒸気の
量の変化に応じて加熱時間を自在に延長短縮する等、各
調理の各々に異なった加熱手順を加えて、より美味しく
、かつ失敗の少ない調理が可能となった。

一方、調理器内に調理物を入れればその調理内容を自動
的に認識するという手段は未だ開発されていないため、
自動調理のそれぞれについてマイコンにプログラムされ
た加熱手順のどれを選択するかは、使用者の出す指令に
よらざるをえない。

その結果、調理器の操作盤上に各調理の名称もしくはそ
の内容と、これに対応して指令を出すための調理キーが
数多く配列されることになった。

調理そのものは自動化され、調理中の火加減その他の手
間を省くことができて大変便利ではあるが、調理を選択
する際に多数の調理キーの中から該当する調理キーをさ
かす作業を必要とするという不具合を生じることになっ
た。

従来の自動調理器では１５〜２０箇の自動調理キーが操
作盤上に配列されているため、該当する調理キーをさか
ずのか極めて面倒であり、かつキー数の増加につれて、
キーそのものの大きさならひに表示文字か相対的に小さ
くなり、読みとりにくく操作しにくい、誤操作をする等
の欠点を伴なうものであった。

高周波加熱調理は極めて短時間で食品の加熱ができると
いう利点があり、現実に電子レンジとして最も頻繁に使
用されるのはこの利点を生かした再加熱調理であり、ご
はんやみそ汁等のあたため直しとして用いられる。

この再加熱調理も自動化が進み、食品の種類や量に関係
なく、自動的に調理ができるようになった。　− 一方、ケーキやパン類、肉・魚料理等の一品料理も自動
化が可能となっているが、これらは調理時間を短縮する
ことを目的とするよりも、独特の加熱手順を選べること
に利点があり、使用者によっては極めて使用頻度の少な
い調理ということができる。

このように高使用頻度の調理キーと低使用頻度の調理キ
ーが同等の扱いで操作盤」二に配置されていることも使
いにくさの一因とな−、ている。１２〜３分間の短時間
調理のために該当する調理キーがどこにあるかをさがす
時間を必要とする配列になっていることは不合理である
。

高使用頻度の調理キーを大きく、見易く配置するとその
他の低使用頻度の一品料理の調理キーの数を減らさなく
てはならす、マイコンの制御能力は十分あるにもかかわ
らず、表示や操作上の面積のだめに自動調理の数を制約
せざるをえないという欠点かあった。

磁気カードやパンチカード等に調理手順を記憶させ、−
品料理等はこれらのカードを用いて調理し、高使用頻度
の調理キーのみ操作盤上に配置したものもあるが、常時
使用しない調理がカードとなって別に保管する形態であ
るため、いざ使用したい時にカートを紛失したり、汚し
たり破損したりする欠点があり、更に多数のカードの中
から該当する調理カードを選択する手間を必要とする等
の不具合があった。

発明の目的 本発明は」１記従来の不具合、欠点をなくし、低使用頻
度の自動調理キーの数を誠らしたり、操作しにくかった
りすることがなく、更に高使用頻度の調理キーは極めて
見易く操作しやすい配列とし、（〕（ぜてこれらを操作
盤上に配置して紛失・破損等のおそれのない操作装置を
提供することを目的とするものである。

発明の構成 上記目的を達するため、本発明の加熱調理器の操作装置
は、 （１）一般的な高使用頻度の調理キーを敷部選んで一箇
所にまとめ前面操作盤上に最も見易く操作しやすい配置
に設ける。

（２）低使用頻度の一品料理用調理選択キーは、一枚の
パネル上に配列し、前記高使用頻度調理キーのパネルと
直角をなすように取イ」け、操作盤内に設ける。即ち前
記高使用頻度調理キーのパ矛ルと低使用頻度調理キーの
パネルとは各々三角柱の二つの血をなすよう構成する３
） （３）前記三角柱は操作盤中における支持軸のまわりに
９０度回転可能とし、回転した際には前記高使用頻度調
理キーのパネルが操作盤中に隠れ、代わって低使用頻度
調理キーのパイ、ルが操作盤」二の操作しやすい位置に
くる。

（４）前記反転機構は別途設けられた反転指令スイッチ
からの信号によりモータ等で正逆回転駆動する。もしく
は操作レバー等に連結して手動操作で反転させる。

以上のような構成になるもので、高使用頻度の調理キー
と低使用頻度の調理キーは明確に区分され、見た口の煩
られしさを軽減でき、高使用頻度調理キーは数も少なく
かつ大きなキーとすることができて誤操作を防止でき、
さがす手間も少なくなり、また低使用頻度の調理キーの
数を減らすこともない等の効果を有する。

実施例の説明 以下に本発明の実施例について図面に基づいて説明する
。

第１図、第２図は本発明一実施例の自動調理器の外観斜
視図であるが、第１図は前面操作盤１上に高使用頻度調
理キ一群２を配置した状態を示し、第２図は低使用頻度
の調理キーＢ￥３を操作盤１上に出し、高使用頻度調理
キ一群２を操作盤内に収納した状態を示す。

なお４は調理時間その他を表示する螢光表示管もしくは
液晶表示板、５は手動制御で調理する場合に調理時間を
設定するタイマつまみ、６は調理開始スイッチの押ボタ
ン、７は調理キー２と３を反転させるだめのスイッチで
ある。

反転スイッチ７は調理キ一群２ならひ３の右下隅等に他
の調理キーと色等によって区分した形で配置することも
できる。

第３図は調理キーの反転部の部分断面を示すもので、高
使用頻度調理キ一群２と低使用頻度調理キ一群３とは互
に直角をなすように取付けられ、これらを２辺とする三
角形のもう一つの辺に相当する部分の中央部に反転部の
回転中心軸８を設ける。この回転軸８の方向は水平方向
でも垂直方向でもよく、第１図、第２図は水平方向に設
けた場合を示す。調理キ一群２と３は三角柱状の回転体
として、前記回転軸８のまわりを回転する。

第３図において反転スイッチ７を押すと、信号は制御部
９へ送られ、ここからモータ１０へ回転の指令が出され
、ギヤ等の動力伝達機構１１を介して前記回転体が９０
回転し、高使用頻度キー２の下端が二点鎖線で示す位置
にくるとスイッチ１２を押し、制御部９を介してモータ
１０の回転を停止する。この時操作盤１上では低使用頻
度の調理キー３か前面に出ている。次に高使用頻度調理
キー２を操作したい場合には反転スイッチ７を押し、制
御部９よりモータ１０へ逆転の指令を出す。逆転終了時
は低使用頻度調理キー３の上端で、スイッチ１３を押し
モータ１０の回転が停止する。

制御部９は反転スイッチ７の信号と停止スイッチ１２あ
るいは１３のいずれかの信号によってモータ１０への回
転方向を決定する。なおスイッチ１２の検出位置をずら
せは、第２図に示すような調理キー３を傾斜した状態で
止めることもできる。

この力が操作しやすい場合もある。第４図は低使用頻度
の調理キーか更に増加した場合に対応できるよう、回転
体を四角柱状としたもので、その三面に調理キー２，３
．３が互に直角をなして取付けられている３、この時の
位置検出は、回転体の軸上に回転体と一体となって回転
するカム板１５とスイッチ１４との組合せによりモータ
１０への正逆転と駆動停止の指令を行なう。

このようにすれば調理キーのパネルをより数多くするこ
とも可能である。即ち４面、５面等の回転体とすること
もできる。

上記の例では回転体の回動にモータの力を利用している
が、第５図では手動操作により回転体を反転させる場合
の実施例を示す。

図においてつまみ１６は回転体と一体となっており、左
端に寄せれば高使用頻度調理キー２か、右端に寄せれば
低使用頻度調理キー３が前面に来る。

このように本実施例によれば、高使用頻度の調理キー２
と低使用頻度の調理キー３とを明確に区別することがで
き、かつ高使用頻度の調理キー２の配列は、少数のキー
の集まりであるから、大きく操作しやすい構成とするこ
とができ、誤操作の防止や選択の手間を省くことが可能
となる。反転指令により低使用頻度調理キー３か前記高
使用頻度調理キー２の占めていた操作盤上の位置に現わ
れ、この時は操作盤上には低使用頻度の調理キーのみと
なり、選択の範囲が相対的に狭まってその分だけ選択し
やすく、かつ操作しやすくなると共゛に低使用頻度の自
動調理の数を制限することもない。更に手動反転機構の
実施例では、構成が簡素になり故障も少なく、安価に製
造できる。

発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。

（１）高使用頻度の調理と低使用頻度の調理を明確に区
分ず゛ることかでき、調理選択の煩られしさをなくし、
誤操作を防止できる。

（２）高使用頻度の調理キーを極く少数にすることによ
り、キーそのものを大きく、かつ表示も読みやすくでき
操作かじやすい。

（３）低使用頻度の調理キーの数を制約することがなく
、マイコンの能力を十分に発揮しうる調理数を配列でき
て無駄がない。

（４）低使用頻度の調理キーを選択する場合には高使用
」頻度の調理キーが隠されており、相対的に選択の範囲
を狭めて、選択時間の削減に役立つ。

（５）−回の操作で高使用頻度と低使用頻度の各々の調
理キーを切換えすることができる。

（６）高使用頻度と低使用頻度の調理キーを構造上一体
化して操作盤内に設けているため、一部の調理キーの紛
失・破損の恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明一実施例の自動調理器の一部外
観斜視図を示し、第１図に於ては高使用頻度調理キーを
、第２図に於ては低使用頻度調理キーをそれぞれ操作盤
上に現出させた状態を示す。 第３図は各調理キーの反転部の部分断面図、第４図は調
理キーのパネルが３面の場合の同じく部分断面図、第５
図は手動反転操作の実施例の一部外観斜視図を示す。 １・・・・・・操作盤、２・・・・・・高使用頻度調理
キー、３・・・・・・低使用頻度調理キー、７・・・・
・反転指令スイッチ、８・・・・・・反転支持軸。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ばか１名第２
図 第３図 第　４　図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）敷部の高使用頻度の調理選択キーと、低使用頻度
   の調理選択キーとを各々パネル上にまとめて配置し、前
   記パネルを直角をなすように三角柱状の回転多面体とし
   て構成し、前記回転多面体を回動自在に支持すると共に
   、前記パネルの任意の一面のみが操作盤上の最も操作し
   やすい位置に現出可能なように前記回転多面体を回転さ
   せる回転手段を備えた自動加熱調理器の操作装置。
2. （２）回転手段が電動機である特許請求範囲第１項記載
   の自動加熱調理器の操作装置。
3. （３）回転手段が回転多面体に連結された手動操作レバ
   ーである特許請求範囲第１項記載の自動加熱調理器の操
   作装置。