JPS60198943A

JPS60198943A - 端末用網制御装置

Info

Publication number: JPS60198943A
Application number: JP59055077A
Authority: JP
Inventors: Tatsuo Matsubara; 松原　達夫; Tetsuo Hara; 哲夫原
Original assignee: NEC Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp; Nippon Electric Co Ltd
Current assignee: NEC Corp; Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date: 1984-03-22
Filing date: 1984-03-22
Publication date: 1985-10-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の属する技術分野〕本発明は、一般加入電話回線を利用するデータ伝送通信
の端末用網制御装置に関する。特に、上りの信号と下り
の信号とを同一回線に切替えて伝送する半二重通信にお
いて上りデータ信号および下りデータ信号中のデータ終
了符号を検出して送受信を切替える検出回路に関する。

〔発明の背景〕

近年、水道、ガス、電気などの使用量を検針するための
自動検針または各種電力設備などの監視、自動販売機の
使用１１１ｍ査など広域に点在するそれぞれの情報を親
局から子局に順番に起動をかけて簡便に収集する方法と
して、一般加入電話回線（以下端に「電話回線」という
）を用いたデータ伝送は最も有効であり、注目されてい
る。また、その応用分野も非常に広く、今後の普及が大
いに期待されている。

このような電話回線を用いてデータ伝送を行う場合に、
システムのコストを左右するのは数の多い端末系である
。端末系のコストを安くするために例えば動作用電源と
して交換機からの局電源を才１）用するなどの工夫：が
なされている。一方、デー。

夕通信方式では、センタからの端末への下りデータは検
針内容の指示情報で、また端末からセンタへの上りデー
タは各メータの検針値などであり、データ容量としては
比較的少ないこと、電話回線が２線であること、通信方
式の簡素化などにより上り信号の伝送および下り信号の
伝送を切替えて同一の回線に伝送する半二重通信方式が
優れている。このための方式としては、〔郵政省総合テレノータンステム開発会議［総合テレメ
ークシステム開発調査報告書（ＴＶ）Ｊ（昭和５７年３
月）］に詳しい報告があるが、センタやコら端末へ検針を指示
する情報、および端末からセンタへ検針結果を伝送する
信号は、それぞれ一定時間のマーク信号、データのパル
ス信号および終了を示す一定時間のスペースから構成さ
れる。したがって、半二ｍ通信を切替制御するためのデ
ータ信号終了符号検出器は、回線に一定時間のスペース
があるとデータ信号が終了したものとして、通信方向を
反転するように制御する。

この構成では、上り下りの通信がａ・ず交互に行われる
ことが必要であり、何らかの原因で通信中にスペースが
発生すると、そこで通信方向が切替えられてしまい、次
に通信が終了した時点では通信方向の切替位相が逆転し
てしまうことになる。

この状態になるとそのまま通信を継続することが不能で
あって、一度回線を切断し、再度接続起動を実行するな
ど、制御および時間にムダが生しることになる。

〔発明の目的〕

本発明はこれを改良するもので、スペースにより通信を
検出するときに、それが上り信号のスペースか下り信号
のスペースかを識別して無用に通信方向の切替位相が反
転することのない制御装置を提供することを目的とする
。

〔発明の特徴〕

本発明は、一般加入電話線を用いたノーリンギング伝送
システムの端末用網制御装置において、端末からセンタ
方向への上りデータ信号中の一定時間ｏｘ−ニー；を信
′″２・−１＝７″、ｌ）ｚら端末方向″。

下りデータ信号中の一定１ｆｔ＝’ｌ　ｃｏ　ｘ　ｇ−
ス信号とを検出し、そのスペース信号を半二重通信の切
替信号として出力する検出回路の入力部に、デー□り信
号用ゲート回路を配置し、この“検出回路の出力を上記
ゲート回路のもう一方の入力とするようにして上記！食
出回路に上記データ信号の方向性をもたせ、かつ上記休
出回路の出力で該受切替用の恕替回ｉを切替えるように
し元こ左により、半Ｈ重通信をより確実に行えるよｑに
したことを特徴とず′　。

る。。

第１図　は本発明が実施される電話回線を石い′たノー
リンギングシステムのブロック構成図、で轡る。第１図
で１はセンタに配置″された電子Ｂｊ算機、２ばセンタ
の網制御装置、′３′はセンタに接続され′　る発信局
である。４ば端末側に接続される着信局、”５は着信局
４の交換機に追加される特殊トランク、すなわちノーリ
ンギングトランク（ＮＲＴ）　、６は端末用網制御装置
（ＴＮＲ−ＮＣＵ　）　、７はメータなどの端末器、８
は加入者電話機である。

このノーリンギングシステムは、センタ側からの信号で
まず特殊ｌ・ランク５を接続させ、次にこの特殊トラン
ク５を保持したままで特殊トランク５から加入電話線１
７を接続することにより、センタの電子計算機１と加入
電話線１７を結合するにの特殊トランク５から加入電話
線１７を接続するときに、ベル信号（１６Ｈｚ）を送出
せずに所定の特殊信号を送出することにより、電話［８
のベルを鳴らさずに端末用網制御装置６を起動すること
によってデータ通信を可能とする。

ここで本発明の改良にかかわる部分は、端末側に配置さ
れた網制御装置６であるので、第２図に網制御装置６の
要部ブロック構成図を示す。

電話回線１７は着信局交換器４と接続され、メータケ゛
−プル１９ば端末器７と接続される。切替回路２Ｉは、
半二重通信における送受信を切替えるためのものであり
、上りデータ信号および下りデータ信号中に含まれるデ
ータ終了符号を検出する検出回路５が検出すると反転す
る。変開器２２および復調器２３ばセンタ用網制御装置
２内の変復調器（図示せず）と対向しデータの送受信を
行う。第３図は、各部分の信号のタイミングチャートで
あり、（Ａ）は下りデータ信号、　（Ｂ）は上りデータ
信号、（Ｃ）は送受切替信号でそれぞれ第２図（Ａ）（
Ｂ）、（Ｃ）点の信号に対応する。第３図でデータ信号
の１テキストは、データの先頭を示す一定時間長のマー
ク信号、データ情報、データの終了を示す一定時間圏の
スペース信号で構成されている。検出回路２５は下りデ
ータ信号および上りデータ信号のデータ終了符号である
一定時間のスペース信号を検出し、半二ｍ通信の方向を
制御する。

ずなわぢ切替信号（Ｃ）が「０」状態のときは、切替回
路２１は、下りデータ信号（Ａ）が通過するように切替
えられ、センタ側から出たデータ信号が端末器に到達す
る。また、切替信号（Ｃ）が「ｌ」のときはデータ信号
が前記とは逆になり上りデータ信号（Ｂ）がセンタ側に
到達する。第３図の破線部分はデータ信号が空状態の時
間帯で、復調器入力キャリア信号がないときなど実際に
はマーク側になっていることを示す。　ここで、本発明
の特徴はデータ信号終了符号を検出する検出回路δにあ
るので、この構成を第４図でさらに詳しく説明する。第
４図は本発明実施例回路の要部ブロック構成図である。

信号（Ａ）、（Ｂ）、（Ｃ）はそれぞれ第２図に示す信
号（Ａ）（Ｂ）、（Ｃ）に対応する。下りの信Ｊ＋（Ａ
）および上りの信号（Ｂ）はそれぞれオア回路４１およ
び４２の一方の入力に接続され、このオア回路４１およ
び４２の出力は１個のアンド回路４３の２つの入力に接
続される。

このアンド回路４３の出力は、時間検出回路４４に人力
する。この時間検出回路４４の出力は信号（ｃ）として
、第２図で説明した電話回線側切替器２１に制御信号と
して与えられるとともに、分岐して、オア回路４１の他
方の入力に、さらに反転回路４５を介してオア回路４２
の他方の入力に接続される。

ここで本発明の特徴とするところは、第４図に一点鎖線
で示すゲート回路部分を付加したところにあり、従来の
回路は第４図の破線で示す部分のみで構成されていた。

すなわち、出力の信号線（Ｃ）に「０」があるときは「
下り」の通信状態であり、第２図に示ず回路２１は回線
１７と接続線３３とを接続して、センタから端末への制
御を受信する状態にある。このときには、第４図の回路
で、オア回路４１に到来する下りの信号（Ａ）は、オア
回路４１の出力にを効に送出されるが、オア回路４２に
到来する上りの信号（Ｂ）は、反転回路４５から「１」
が与えられていて無効になる。信号（Ａ）に所定のスペ
ースがあると、これはアンド回路４３を経由して時間検
出回路４４で検出され、信号（Ｃ）が反転してＮＪを送
出する。この状態は「上り」の通信状態であり、第２図
に示ず回路２１は回線１７と接続線３２とを接続し、端
末からセンタへ信号を送る状態となる。このときには、
第４図の回路で、オア回路４２は有効であるが、オア回
路４１には出力（Ｃ）から「１」が与えられていて無効
になっていて、上りの信号の終了信号のみが識別される
ことになる。これを第５図に示すタイムチャートで説明
すると、第５図（Ａ）は下りの信号、（Ｂ）は上りの信
号であり、（Ｃ）は従来の切替信号、（Ｃ′）は本発明
の切替信号である。すなわち、第３図に示したように、
信号（Ａ）および（Ｂ）が交互に到来したいるときに切
替信号（Ｃ）はそれに追従して切替えられ、何ら問題は
ないが、第５図に示すように、下りの信号（Ａ）の後に
、上りの信号（Ｂ）が２回送出されるときに問題が住じ
る。

第４図に示す一点鎖線の部分の回路がない従来回路では
、上りの信号（Ｂ）に対して、ａ点でもｂ点でも切替信
号（Ｃ）が反転されてしまって、次に下りの信号Ａ′が
到来したときには上りの通信状態となっていて、端末で
は下りの信号を受信することができない。

これに対して、第４図に示す本発明の回路では、第５図
（Ｃ′）に示すように、ａ点では切替信号が反転するが
、上述のようにこの時点で上りの信号に対しては無効に
なっているので、ｂ点では切替信号の反転が行われない
。したがって次に下りの信号Ａ′が到来すると、この信
号Ａ′を正しく受信することができる。

上記例は、２個のオア回路と１個の反転回路により、一
方の信号を無効にするものであるが、出力切替信号を利
用して、一方の入力を無効にする回路は、この他にもさ
まざまに実学することができ、これらによっても同様に
本発明を実施することができる。

〔効果の説明〕

以上説明したように、本発明によれば、何らかの原因で
通信中にスペースが発生しても半二重通信の上りまたは
下りの信号に対して、切替回路が正しく追従する網制御
装置が得られる。本発明により再発呼再起動などの処理
が不要になり、半二重通信のセンタ側の制御は簡便化さ
れ、通信制御が確実化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置が適用されるノーリンギン
グシステムの構成を示すブロック構成図。第２図は端末用網制御装置のデータ信号系のブロック構
成図。第３図は第２図の各部分信号のタイムチャート。第４図は本発明実施例回路要部ブロック構成図。第５図は第４図に示す回路の動作説明用タイムチャート
。１・・・電子計算機械、２・・・センタ用網制御装置、
３・・・発信局、４・・・着信局、５・・・ノーリンギ
ング（特殊）トランク、６・・・端末用網制御装置、７
・・・端末器、８・・・加入者電話機、２１・・・切替
回路、２２・・・変調器、詔・・・復ｌｌｌ器、２４・
・・端末側インタフェース、５・・・検出回路。特許出願人代理人弁理士　井　出　直　孝蔦　１　叩７１２　図Ｍ　３　図昂　４　図児　５　ｌ

Claims

【特許請求の範囲】（１１一般加入電話回線の端末側に配置され、その電話
回線に伝送されるデータ信号の一定時間以上のスペース
をデータ信号の終了符号として検出する検出回路と、この検出回路の検出出力に基づき上記電話回線の上りお
よび下りの通信方向を切り替える切換回路とを備えた端末用網制御装置において上記検出回路の入力に、その検出回路の検出出力が下りの通信状態であるときに
は上りの信号入力を無効にし、上りの通信状態であると
きには下りの信号入力を無効にするゲート回路手段を備えたことを特徴とする端末用網制御装置。