JPS6019502Y2 - 逆転防止機構 - Google Patents

逆転防止機構

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Publication number
JPS6019502Y2
JPS6019502Y2 JP2901279U JP2901279U JPS6019502Y2 JP S6019502 Y2 JPS6019502 Y2 JP S6019502Y2 JP 2901279 U JP2901279 U JP 2901279U JP 2901279 U JP2901279 U JP 2901279U JP S6019502 Y2 JPS6019502 Y2 JP S6019502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
reverse
driven gear
rotor
rotates
Prior art date
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Expired
Application number
JP2901279U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55130573U (ja
Inventor
良彦 中島
克巳 松本
Original Assignee
株式会社三協精機製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三協精機製作所 filed Critical 株式会社三協精機製作所
Priority to JP2901279U priority Critical patent/JPS6019502Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、モータの逆転防止機構に関したとえば冷蔵庫
等の霜取用として使用されるモータ内蔵型のタイマー装
置のモータ逆転防止機構の改良に関する。
冷蔵庫等の霜取りに使用するモータ内蔵型のタイマー装
置は、モータの心臓部であるロータが一方向回転するよ
うに、ロータ逆転防止レバー1やこれと定位置で係合す
るカム2が第1図に示すように組み込まれている。
第1図中、X? yw Zは回転力を伝達するための歯
車列である。
この種のモータ逆転防止機構では、手作業による組込み
の失敗を防止する目的のもとに、そのロータ逆転防止レ
バー1及びケース3の形状に特別の考慮、いわゆるフー
ルプルーフの思想が加味されてきた。
しか、し、ロータ逆転防止レバー1を上記のように形成
した場合、個々に方向を考えて逆転防止レバー1をセッ
トしなければならず、組立作業効率が低下するという欠
点があった。
本考案は、上記の点を鑑みて、フールプルーフの考え方
を更に一層押し進めて、組込みの失敗を防止するととも
に、組立作業効率を向上させ、自動組立に対応可能な逆
転防止機構を提供することを目的とするものである。
以下、本考案を図面の実施例に従って説明する。
第2図において、4は界磁で、界磁4内には界磁4の初
期作用条件により、ロータ5の停止位置によっては同一
の増電状態においても逆方向に回転することがある逆転
可能性を有するロータ5が設けである。
ロータ5の軸心であるロータ軸5aの一端には、従動歯
車6と常時噛み合い、ロータ5の回転を従動歯車6に伝
達する駆動歯車7が圧入固定されており、この駆動歯車
7には係合用突起部7a’を有するカム7aが一体的に
形成されている。
一方従動歯車6には、その他端面側に、第3図に示すよ
うに、従動歯車6と同軸上に小径のピニオン6cが設け
られており、このピニオン6Cは出力軸を備えた減速歯
車8と常時噛合している。
この従動歯車6の一端面側には、第3図に示すように、
従動歯車6と同軸上に小径のボス6aが一体に形成され
ており、そのボス6aの上部にはワッシャー係止用突部
6bが形成されている。
このボス6aには、第4図に示すように、中央にボス6
aと略同径の丸孔9aが穿設された上下左右対称形の逆
転防止レバー9が回動可能に嵌挿されている。
そして、突部6bに嵌着固定されたワッシャ10により
、この逆転防止レバー9は従動歯車6の一端面に押圧さ
れている。
そして、これにより従動歯車6の一端面と逆転防止レバ
ー9の一端面とが常に摩擦摺接し、従って従動歯車6は
摩擦力により逆転防止レバー9にその回転を伝達する。
この逆転防止レバー9には、第4図に示すように、駆動
歯車7に設けたカム7aの係合用突起部7a’とこのう
ちの1つが係合し、ロータ5の回転を一方向に規制する
係合部9bt 9ct 9d、9eがそれぞれ丸孔9
aの中心位置から等距離の位置に設けられており、更に
係合部9b、9C,9d、9eに隣接して作用部9f、
9gが形成されている。
この作用部9gはモータケース11内に植設したピンす
なわち、度当り12は所定の回動角度で当接するように
設計してあり、また、反対方向にレバー9が回動する場
合には作用部9fがケース11の内壁の一側部11aに
ある角度で当接するようになっている。
これにより、逆転防止レバー9の回動角度が規制され、
逆転防止レバー9は常に所定の角度でカム7aと係合す
る。
以下に、本考案による逆転防止機構の作用について説明
する。
第2図において、たとえばロータ5が界磁4の作用を受
けて時計方向に回転する場合は、これと同軸上に設けた
駆動歯車7がカム7aと共に時計方向に回転する。
また、このとき駆動歯車7と常時噛合する従動歯車6は
反時計方向へ回転し、これにより従動歯車6に同軸上に
設けであるピニオン6cが、減速歯車8に回転を伝達す
る一方、この従動歯車6の回転に伴ってこれと摩擦摺接
した逆転防止レバー9が摩擦力により反時計方向に回転
し、カム7aとの係合位置より退避する。
そして、図中では、作用部9fがモータケース内壁の一
側部11aと当接し、この位置で逆転防止レバー9は従
動歯車6の回転による摩擦力を受けながら停止する。
一方、たまたまロータ5の停止位置が悪く、界磁4の作
用を受けてロータ5が反時計方向へ回転を始めた場合に
は、駆動歯車7が反時計方向へ回転するので、従動歯車
6が時計方向へ回転し、この従動歯車6に摩擦摺接した
逆転防止レバー9が摩擦力を受けて時計方向に回動する
そして、図中では作用部9gがピン12と当接し、逆転
防止レバー9の回動が停止し、逆転防止レバー9に設け
た係合部9bが駆動歯車7に設けたカム7aと係合する
位置にのぞむ。
この後、カム7aが逆転防止レバー9の保合部9bと衝
突し、この衝突による反発力により、ロータ5に対する
界磁4の作用条件が変化し、ロータ5は反時計方向への
回転より時計方向への回転に切り換わる。
本考案は以上のように、その基本的構成を、逆転可能性
を有するモータに連動回転する駆動歯車と、係合用突起
部を有し、かつ、該駆動歯車と一体回転するカムと、該
駆動歯車に係合して従動回転する従動歯車と、前記係合
用突起部との係合部を上下左右対称位置に有し、かつ、
前記従動歯車の回転方向に摩擦力を介して従動回転する
逆転防止レバーと、該逆転防止レバーと係合して該逆転
防止レバーの回転角度を規制する度当りとから戒る逆転
防止機構であるので、第3図に示す部組をつくる場合、
逆転防止レバーの表裏、上下、左右を気にすることなく
作業を行なう事ができ、作業効率の向上がはかれると共
に、自動化への対応が容易となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の逆転防止機構を示す該略図、第2図は本
考案による逆転防止機構の組立状態を示す要部平面図、
第3図は逆転防止レバーの組付は状態を示す半断面図、
第4図は本考案に使用する逆転防止レバーの平面図、第
5図は逆転防止レバーの組付は状態を示す上部平面図。 4・・・・・・界磁、5・・・・・・ロータ、5a・・
・・・・ロータ軸、7・・・・・・駆動歯車、7・a・
・・・・・カム、9・・・・・・逆転防止レバー、7a
’・・・・・・係合用突起部、9b、9C,9d、 9
e・・・・・・係合部、9b9g・・・・・・作用部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 逆転可能性を有するモータに連動回転する駆動歯車と、
    係合用突起部を有し、かつ、該駆動歯車と一体回転する
    カムと、該駆動歯車に係合して従動回転する従動歯車と
    、前記係合用突起部との保合部を上下、左右対称位置に
    有し、かつ、前記従動歯車の回転方向に摩擦力を介して
    従動回転する逆転防止レバーと、該逆転防止レバーと係
    合して該逆転防止レバーの回転角度を規制する度当りと
    、から戒る逆転防止機構。
JP2901279U 1979-03-07 1979-03-07 逆転防止機構 Expired JPS6019502Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2901279U JPS6019502Y2 (ja) 1979-03-07 1979-03-07 逆転防止機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2901279U JPS6019502Y2 (ja) 1979-03-07 1979-03-07 逆転防止機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55130573U JPS55130573U (ja) 1980-09-16
JPS6019502Y2 true JPS6019502Y2 (ja) 1985-06-12

Family

ID=28876045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2901279U Expired JPS6019502Y2 (ja) 1979-03-07 1979-03-07 逆転防止機構

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JP (1) JPS6019502Y2 (ja)

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Publication number Publication date
JPS55130573U (ja) 1980-09-16

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