JPS6342444Y2 - - Google Patents

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JPS6342444Y2
JPS6342444Y2 JP12043083U JP12043083U JPS6342444Y2 JP S6342444 Y2 JPS6342444 Y2 JP S6342444Y2 JP 12043083 U JP12043083 U JP 12043083U JP 12043083 U JP12043083 U JP 12043083U JP S6342444 Y2 JPS6342444 Y2 JP S6342444Y2
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cam
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contact
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JP12043083U
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JPS6029346U (ja
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  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Measurement Of Predetermined Time Intervals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は時間の経過と共に切替スイツチを順
次第1接続状態、中立状態、第2接続状態と切替
作動させるようにしているタイムスイツチにおけ
る切替機構に関するものである。
従来のタイムスイツチにおける切替機構にあつ
て、第3図に示されるように、従動部20fがカ
ム2fの高段部2afに当接しているときには中間
接点板14fが第1接点板12fに接触し、従動
部20fが中段部2bfに落ちると中立状態とな
り、従動部20fが低段部2cfに落ちると中間接
点板14fが第2接点板13fに接触するように
したものは、従動部20fが高段部2afから斜面
4fを中段部2bfへ向けて落ちる際に中間接点板
14fの付勢力がカム2fを先行方向へ押し回そ
うとする。するとカム2fは歯輪列5fのバツク
ラツシユ分だけ衝撃的に先行回動するのみなら
ず、その衝撃的な回動による慣性力によつて更に
大きく先行回動してしまい、従動部20fが第4
図に想像線で示すように瞬間的に低段部2cfまで
移行してしまつて、中間接点板14fは第1の接
続状態から中立状態を通過してしまつて第2の接
続状態に瞬間的に切替つてしまう問題点(このよ
うな問題点は上記各接点板につながる洗濯モータ
ーなどの正逆反転モーターにモーターロツクを引
き起こしてコイル焼損を発生させる)があつた。
そこで本考案は、上述の問題点を除くようにし
たもので、切替スイツチを一方から確実に中立状
態を経て他方に切替作動させ得るようにしたタイ
ムスイツチにおける切替機構を提供しようとする
ものである。
以下本願の実施例を示す図面第1図及び第2図
について説明する。1は軸体で、図示外の基体
(例えばタイマーケース)に回動自在に装着して
ある。2は軸体1に固着したカムで、周囲のカム
面(側面でもよい)には高段部2a、中段部2
b、低段部2cが形成してある。尚これらの段部
は図示はしないが極めて多数のものが高、中、
低、中高の順で形成してある。3は高段部2a及
び中段部2bの夫々の後端に備えさせた小突起を
示す。4は高段部2aと中段部2bとの間に備え
させた斜面を示す。次に5は上記カム2に連繋さ
せた歯輪列を示す。これにおいて、6はカム2と
一体形成(例えば合成樹脂材料を型成形)の歯
車、7,8は歯車6から順に噛み合せた歯車を示
す。9は駆動機構として例示するタイマーモータ
ーのモーター軸で、上記歯車8が取付けてある。
尚上記歯輪列5中には軸9の回動はカム2に伝え
るが、カム2の手動操作による回動は軸9に伝え
ないようにした一方向クラツチを介設させてもよ
い。次に10はカム2の外周側に備えさせたスイ
ツチを示す。これにおいて、11は支持台で、絶
縁材料で形成してあり図示外の基体に取付けてあ
る。12,13,14は夫々第1、第2、中間接
点板で、夫々充分な弾力性と導電性を有する接点
板材料で形成されており、各々の元部は支持台1
1に固着してあり支持台11から反対側に突出す
る部分は洗濯モーターを接続する為の端子となつ
ている。15,16,17,18は周知の接点玉
を示す。19は間隔保持体で、絶縁材料で形成さ
れて図示外の基体に取付けてある。これは上記接
点板12,13,14が同時に全て接触すること
(当然のことながら接点玉15〜18を介して)
を防止する為に設けたものである。20は中間接
点板14に取付けた従動片で絶縁材料で形成して
ある。21は従動片20の先端部で、接点板4の
有するカム2に向けての付勢力によつてカム2の
カム面に対接させてある。この先端部21はカム
2が左、右いずれの方向に回つてもカム面の凹凸
に従動できるよう図示される如く丸みをもたせて
ある。尚上記従動片20は中間接点板14に備え
た従動部として例示するものである。この従動部
は中間接点板14の一部を曲げ成形して形成して
もよい。
上記構成のものにあつては、軸体1を左、右任
意の方向に手動で回転させて、従動片20がカム
2のカム面の任意の箇所に対接する状態にするこ
とができる(周知の如く作動時限の設定ができ
る)。次にモーター軸9が回るとその回動力は歯
車8,7,6を介して減速されてカム2に伝わ
り、カム2は規定の速度で左回りする。この場
合、回動力は第1図に示されるように各歯車8,
7,6の歯の側面8aと7a、及び7a′と6aの
接触を介して伝達される。そして従動片20が高
段部2aに当接する状態となる。更にカム2が回
動すると従動片20は第1図に示すように小突起
3の上へ乗り上り、更にカム2が回動すると従動
片20は先端部が斜面4に対接する状態となる。
すると、各歯車6,7,8相互間には周知のバツ
クラツシユ(各歯車の歯の側面相互間の遊び)が
ある為、上記先端部21が斜面4に当接すると、
その先端部21から斜面4に加わる接点板14の
付勢力によつて上記のバツクラツシユに対応する
角度だけカム2が先行回動する。そして各歯車
6,7,8は第2図に示すように、各々の歯の側
面8bと7b、及び7b′と6bが接触する状態と
なる。この場合、斜面4がカム2回動中心に対し
てカムの回動方向に張る角度θは、上記バツクラ
ツシユによつてカム2が先行回動する角度よりも
大きく(例えば2倍程度)形成してある。従つ
て、上記斜面4の傾斜は比較的ゆるくなつている
為、カム2の先行回動は大きな衝撃を伴なうこと
なく行なわれる。このようにしてカム2が先行回
動した後においては、従動片20の先端部21は
第1図に想像線で、第2図に実線で夫々示すよう
に斜面4の中間部に当接している。更に引き続き
モーター軸9が回動すると各歯車6,7,8は第
2図に示されるような歯相互の関係を保つたまま
で回動し、先端部21は斜面4を更に滑り降りて
中段部2bに当接する状態となる。その後モータ
ー軸9の回動によつて歯車7,8がバツクラツシ
ユ分だけ回動する間カム2は停止しており、やが
て各歯車6,7,8の歯相互が再び第1図の状態
となると歯車6、カム2が回動する。そしてこの
カム2の回動により従動片20の先端部21はや
がて中段部2bの小突起3に乗り上る。カム2が
更に回動すると従動片20の先端部21は小突起
3を乗り越えて低段部2cに落ちる。この場合も
カム2は上記バツクラツシユによつて先行回動す
る。(各歯車の歯相互は第2図の状態となる。)そ
してモーター軸9が更に回動すると上記の場合と
同様にして各歯車の歯相互は第1図の状態とな
り、カム2が再びモーター軸9の回動力によつて
回動される状態となる。以後のカム2の回動過程
では従動片20は低段部から図示外の中段部、高
段部へと順に登り、その後は上述と同様の動作を
繰り返す。
上記のように従動片20がカム2のカム面に従
動する結果、スイツチ10は次のように作動す
る。先ず先端部21が高段部2aの上に持ち上が
つてから小突起3を乗り越える直前までの間は、
中間接点板14は接点玉17,15を介して第1
接点板12と接触する(例えば0.8秒間)。次に、
先端部21が高段部2aの小突起3を越えてから
中段部2bの小突起3を越える直前までの間は、
中間接点板14は第1、第2いずれの接点板とも
接触せず中立の状態となる(例えば0.5秒間)。次
に、先端部21が中段部の小突起3を越えてから
低段部2cに当接しているまで間は中間接点板1
4は接点玉18,16を介して第2接点板13に
接触する(例えば0.8秒間)。次に先端部21が低
段部2cを離れて次の中段部に当接すると再び中
立状態(0.5秒間)となり、更に先端部21がそ
の中段部を離れて次の高段部に当接すると、中間
接点板14は再び第1接点板12に接触する状態
(0.8秒間)となる。
尚前記先端部21の高段部2aから中段部2b
への下降及び中段部2bから低段部2cへの下降
は、夫々小突起3の存在によつて、カム2が夫々
所定の位置まで回動したときに行なわれるから、
上記中間接点板14が第1接点板12に接触して
いる時間及び中立状態となつている各々の時間の
精度はいずれも設計上予定された値に高い精度で
合致する。
以上のようにこの考案にあつては、 (イ) スイツチ10を作動させる場合、駆動機構に
よつてカム2を回動させ、それにより中間接点
板14を移動させて、中間接点板14が第1接
点板12に接触する状態から中立状態、第2接
点板13に接触する状態に順次切替作動させら
れる特長がある。
(ロ) しかもカム2には中段部2bを設けているか
ら、中間接点板14が上記のように順次作動す
る場合、充分な中立状態の時間を経てから第2
接点板13に接する状態へ行かせることがで
き、予定時間よりも速く上記切替接続が行なわ
れてしまうことを防止できる特長がある。この
ことは上記スイツチによつて制御される正逆回
転モーターの焼損防止に効果がある。
(ハ) その上カム2における高段部2aと中段部2
bとの間にはカムの回動方向に大きな角度を張
る斜面4を備えるから、従動部20が高段部2
aから中段部2bへ至る場合、歯輪列5にバツ
クラツシユがあつて中間接点板14の付勢力に
よりカムが規定の速度よりも著しく速く押し回
されても、従動部20が先ず上記斜面の中間に
対接する状態となり、あとはカム2が規定の速
度で回つて従動部20が中段部2bへ行くから
従動部20を確実に中段部2bに対接させるこ
とができ(中間接点が中立状態を通過する事故
を起すことなく)、上記(ロ)の効果を確実性高く
得られる利点がある。
(ニ) しかも上記のように優れた効果を有するもの
であつても、設計に当つては上記斜面4の傾度
を、その斜面4がカムの回動方向に張る角度が
バツクラツシユによるカム2の回動角度よりも
大きくなるように設定するだけの単純な設計だ
けで、上記のものを容易に設計し得るという形
状の上での優れた効果もある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は中
立状態になる直前の状態を示すタイマーの部分
図、第2図は中立状態になつた状態を示す部分
図、第3図及び第4図は従来例を示す図で夫々第
1図及び第2図と同様の時点での状態を示す図。 2……カム、5……歯輪列、2a……高段部、
2b……中段部、2c……低段部、4……斜面、
20……従動片、14……中間接点板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回動自在のカムには該カムを回動させる為の駆
    動機構を歯輪列を介して連繋させると共に、上記
    カムにおけるカム面には高段部、中段部及び低段
    部を回動方向に順に備えさせ、更に上記カム面に
    近接した位置には、第1及び第2接点板とそれら
    の間に配設した中間接点板とから成るスイツチを
    配設し、上記中間接点板は上記カム面に向けて付
    勢すると共に該接点板に備える従動部を上記カム
    面に当接させ、上記駆動機構によりカムを回動さ
    せることにより上記従動部が高段部から中段部、
    低段部へと順に移動して、中間接点板が第1接点
    板に接触する状態から夫々中立状態、第2接点板
    に接触する状態となるようにしているタイムスイ
    ツチにおける切替機構において、上記高段部と中
    段部との間には、上記従動部が高段部から中段部
    へ移動する過程でその従動部が滑り降りるように
    した斜面を備えさせ、しかもその斜面がカムの回
    動中心に対してカムの回動方向に張る角度は、上
    記歯輪列のバツクラツシユによるカムの回動角度
    よりも大きく定めたことを特徴とするタイムスイ
    ツチにおける切替機構。
JP12043083U 1983-08-02 1983-08-02 タイムスイッチにおける切替機構 Granted JPS6029346U (ja)

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JP12043083U JPS6029346U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 タイムスイッチにおける切替機構

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JP12043083U JPS6029346U (ja) 1983-08-02 1983-08-02 タイムスイッチにおける切替機構

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Publication Number Publication Date
JPS6029346U JPS6029346U (ja) 1985-02-27
JPS6342444Y2 true JPS6342444Y2 (ja) 1988-11-07

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