JPH0118939Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0118939Y2
JPH0118939Y2 JP1793383U JP1793383U JPH0118939Y2 JP H0118939 Y2 JPH0118939 Y2 JP H0118939Y2 JP 1793383 U JP1793383 U JP 1793383U JP 1793383 U JP1793383 U JP 1793383U JP H0118939 Y2 JPH0118939 Y2 JP H0118939Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clutch
motor
gear
swing frame
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1793383U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59123767U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1793383U priority Critical patent/JPS59123767U/ja
Publication of JPS59123767U publication Critical patent/JPS59123767U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0118939Y2 publication Critical patent/JPH0118939Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、水流を制御するバルブを駆動する平
歯車使用のギヤ伝動の動力装置であつて、過負荷
保護機構を備えたバルブ操作動力装置に関する。
(従来の技術) 従来のバルブ操作動力装置として、平歯車列を
使つてモータの駆動力をバルブ側に伝達する動力
装置が知られている。
(考案が解決しようとする課題) この従来の平歯車を使用したバルブ操作動力装
置では過負荷保護機構を付けることが難しく取付
けたものが少なかつた。本出願人は動力を伝達す
るギヤの中間に山形すべりクラツチを介在させて
過負荷保護機構としたものを開発したが、通常の
動力伝達時に僅かではあるがすべりが生じて精度
が悪く、又クラツチのすべりの左右回転の区別
(モータ側又はバルブ側いずれに起因する過負荷
なのかの判別)が出来ずその対応がしにくいもの
であつた。
更に、過負荷の開放がすべりクラツチによる半
クラツチ状態によるので充分でなく、又モータが
作動状態であるのでモータ及びギヤを損傷させて
過負荷保護機構が充分でなかつた。
本考案の課題は、平歯車を使用したギヤ伝動の
バルブ操作動力装置において、バルブに流体から
又は石の噛み込み等によつて大きな負荷がかかつ
た時、あるいはバルブ駆動モータの発生するトル
クが異常に高くなつた時等、設定トルク以上とな
つた時においてモータを停止せしめるとともに機
構的にもクラツチが働いてギヤ、モータ等の破損
を二重に充分且つ確実に防止できるようにするこ
とにある。
(課題を解決するための手段) かかる課題を解決した本考案の要旨は、モータ
Aの駆動力を平歯車を使用したギヤ群Bとクラツ
チCとを介して減速してバルブの取付軸と連動さ
れた出力軸Dに伝達するバルブ操作動力装置にお
いて、ギヤ群Bの中の中間のギヤ1,2及びクラ
ツチCを揺動フレーム4の回転中心より偏心した
位置に取付け、同揺動フレームと同軸中心に配し
たギヤ5又はモータ軸端部のギヤ6と前記中間の
ギヤ1,2とを噛合せしめるとともに、同クラツ
チの噛合を解除するクラツチレバー7が揺動フレ
ーム4の揺動ストツパ8,8′との当接によつて
作動する様に構成し、更に揺動フレーム4の所定
回転角位置到来にて作動するモータ停止用トルク
スイツチ9を配置したことを特徴とするバルブ操
作動力装置にある。
(作用) この考案では、バルブ側又はモータ側に過負荷
又は異常トルクが発生すれば、揺動フレーム4の
軸中心に配したモータ軸端部のギヤ6とギヤ5と
の間にトルク差が発生し、揺動フレーム4がトル
ク差に応じて左右いずれかの方向に回動する。揺
動フレーム4の回転が所定角度になれば(即ち設
定トルク値になれば)、直接又は連動機構を介し
てトルクスイツチ9が作動し、モータAを停止せ
しめ、モータ、ギヤの損傷を防止する。更に大き
なトルク差がある場合、あるいはモータAがトル
クスイツチ9又はその停止作動回路が不調で停止
できない場合でも、揺動フレーム4が更に回動し
て揺動ストツパ8,8′と当接してクラツチレバ
ー7が動いてクラツチCが作動して動力が伝達し
ないようになつて過負荷異常トルクから開放させ
て、ギヤ、モータの損傷を確実且つ充分に防ぐも
のである。
(実施例) 以下、実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例では、クラツチレバー7の揺動ストツ
パ8,8′との当接によつて作動する機構は、揺
動フレーム4に翼状カム板24を枢支し、同カム
板24が揺動ストツパ8,8′と当れば回動し、
カム板24の揺動がクラツチレバー7の先端∩形
状折曲部23を押し下げることでクラツチレバー
7が下りクラツチCを開放状態とする構造の例で
ある。
又本実施例では手動でクラツチCを開放できる
クラツチ手動操作機構及び出力軸Dの手動操作も
行え、更にバルブ全開・全閉位置感知リミツトス
イツチを備えた例である。
尚図中10〜15はギヤ群Bの中間ギヤ、16
はケーシング、17はクラツチCを噛み合う方向
に付勢するスプリング、18は中間のギヤ1,2
の取付軸、19は固定ピン、20は取付軸18と
固定ピン間に介在させたトルクスプリング、21
はクラツチレバー7の枢支点、22はクラツチレ
バー7の右端の手動操作部、23はクラツチレバ
ー7の左端の∩形状折曲部、24は同∩形状折曲
部に股座し上方において揺動フレーム4に枢支し
た翼状カム板、25はケーシング16の揺動フレ
ーム先端の揺動するための切欠部、26はトルク
スイツチ9′を開閉するカム、27は同カムの取
付軸、28は同取付軸と揺動フレーム4とを連動
するリンク機構、29はクラツチレバー7の右端
の手動操作部22を持ち上げる手動電動の切換を
行うためのものであつてその先端軸部分を半円状
に切欠した切換シヤフト、30は同切換シヤフト
を電動方向に付勢する電動復帰用スプリング、3
1は切換シヤフト29の操作用切換レバー、32
は手動操作軸、33,33′は出力軸Dのバルブ
全開・全閉位置を感知するリミツトスイツチ、3
4,34′は同リミツトスイツチのカムである。
この考案ではモータAの駆動力はモータ軸端部
のギヤ6、ギヤ1、クラツチC、ギヤ2、ギヤ
5、ギヤ10〜15を介して出力軸Dに伝達され
る。出力軸Dはバルブと連動していてバルブの開
閉を行う。もしバルブが流体から又は石の噛み込
み等によつて大きな負荷がかかつた場合又はバル
ブの開閉速度がかわつたり又はモータ電源が100,
115または200V,240Vに変わつたため発生トル
クが大きくなつた場合、モータ側のモータ軸端部
のギヤ6、バルブ側のギヤ5と噛合した中間のギ
ヤ1,2には回転力を受けて中間のギヤ1,2を
取付けた揺動フレーム4はその反力に比例して正
常負荷位置から左右いずれか方向に回転する。揺
動フレーム4が回転すればリンク機構28によつ
てカム26は回転し揺動フレーム4が所定角度位
置に到来したときにカム26がトルクスイツチ9
を作動させてモータAを停止させる。上記におい
てトルクスイツチ9が破損したり結線されてなか
つたりした場合でも揺動フレーム4が更に大きく
揺れて揺動ストツパ8,8′に当接すれば、翼状
カム板24がその上方の枢支点を中心に回転して
クラツチレバー7を押し下げる様に作用し、クラ
ツチCを外してギヤ、モータ等が破損するのを防
止している。
尚、図面で示す実施例では手動操作でも出力軸
Dを回動させることが出来る。手動操作する場合
は、切換レバー31を第5図想像線図の方向に倒
せば切換シヤフト29が90゜回転してその先端の
半円状軸端部分でクラツチレバー7の手動操作部
22を持ち上げ、同時にその反対の左端が降下し
てクラツチCを押し下げてクラツチを切る。一方
切換レバー31が倒されれば手動操作軸32の手
動ピニオン部分が露出するので手動ハンドル(図
示せず)をギヤ11と噛合した手動操作軸32手
動ピニオン部分に嵌合させれば手動操作を行える
ものである。電動の時は切換レバー31を実線位
置にすればクラツチCが入るとともに手動ピニオ
ン部分を保護する様になるものである。
以上の様に本考案によれば、上記特徴の構成と
することによつて平歯車を使用したバルブ操作動
力装置において、バルブの過大トルク、モータの
異常駆動トルクに対しモータを停止させると共に
更に機構的にもクラツチを切つて二重に異常トル
クに対しギヤ、モータ等の破損防止して、より確
実且つ充分に過負荷保護を行える。そして、たと
え前者のリミツトスイツチによるモータ停止が行
えなくとも、後者の機構によつて過負荷からモー
タ、ギヤを保護できるものとなつている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案バルブ操作動力装置の実施例を
示す断面図、第2図は同平面図、第3図は同実施
例の内部機構を示す平面図、第4図は同実施例の
手動操作機構を示す説明図、第5図は切換レバー
を示す説明図、第6図はクラツチレバーの作動を
示す説明図、第7図は揺動フレームとクラツチレ
バーの機構を示す斜視図である。 A:モータ、B:ギヤ群、C:クラツチ、D:
出力軸、1,2:ギヤ、4:揺動フレーム、5:
ギヤ、6:モータ軸端部のギヤ、7:クラツチレ
バー、8,8′:揺動ストツパ、9:トルクスイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータAの駆動力を平歯車を使用したギヤ群B
    とクラツチCとを介して減速してバルブの取付軸
    と連動された出力軸Dに伝達するバルブ操作動力
    装置において、ギヤ群Bの中の中間のギヤ1,2
    及びクラツチCを揺動フレーム4の回転中心より
    偏心した位置に取付け、同揺動フレームと同軸中
    心に配したギヤ5又はモータ軸端部のギヤ6と前
    記中間のギヤ1,2とを噛合せしめるとともに、
    同クラツチの噛合を解除するクラツチレバー7が
    揺動フレーム4の揺動ストツパ8,8′との当接
    によつて作動する様に構成し、更に揺動フレーム
    4の所定回転角位置到来にて作動するモータ停止
    用トルクスイツチ9を配置したことを特徴とする
    バルブ操作動力装置。
JP1793383U 1983-02-08 1983-02-08 バルブ操作動力装置 Granted JPS59123767U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1793383U JPS59123767U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 バルブ操作動力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1793383U JPS59123767U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 バルブ操作動力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59123767U JPS59123767U (ja) 1984-08-20
JPH0118939Y2 true JPH0118939Y2 (ja) 1989-06-01

Family

ID=30149155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1793383U Granted JPS59123767U (ja) 1983-02-08 1983-02-08 バルブ操作動力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59123767U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59217082A (ja) * 1983-05-19 1984-12-07 Nippon Gear Kogyo Kk 弁開閉装置のトルク検出機構
JPH0680355B2 (ja) * 1984-07-31 1994-10-12 株式会社島津製作所 バルブアクチユエ−タ用スイツチング装置
JP5150319B2 (ja) * 2008-03-17 2013-02-20 株式会社キッツ バルブ用アクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59123767U (ja) 1984-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4058895B2 (ja) 回路しゃ断器のハンドル操作機構
US5634296A (en) Remote control door operating device
US5930954A (en) Remote control door operating device
US6181094B1 (en) Power operator for motor-vehicle trunk lid
US4796932A (en) Remote release and pull-down unit
EP1746230A1 (en) A power release mechanism
US20070114960A1 (en) Actuating device for a movable component
AU676641B2 (en) An actuating drive having a spring return feature
CN205595260U (zh) 一种用于三工位开关机构的限位装置
EP1464779B1 (en) Latch
US3204484A (en) Spider drive rotary valve actuating mechanism
JPH0118939Y2 (ja)
US4546671A (en) Valve actuators
JP3982391B2 (ja) 駆動装置
US7240582B1 (en) Override device for allowing manual operation of a closure normally driven by an electric motor
KR0167128B1 (ko) 양변기에 있어서의 변기시트나 변기뚜껑 자동개폐장치
JP2902300B2 (ja) 炊飯器等の蓋の自動閉止装置
JP4154260B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP3488893B2 (ja) バルブ用アクチュエ−タ
CN2480650Y (zh) 阀门执行器
JPH0341015Y2 (ja)
JPS6139696B2 (ja)
JPS6335048B2 (ja)
JPS6019502Y2 (ja) 逆転防止機構
JPS631297Y2 (ja)