JPS60191061A - 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法 - Google Patents

透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法

Info

Publication number
JPS60191061A
JPS60191061A JP59046438A JP4643884A JPS60191061A JP S60191061 A JPS60191061 A JP S60191061A JP 59046438 A JP59046438 A JP 59046438A JP 4643884 A JP4643884 A JP 4643884A JP S60191061 A JPS60191061 A JP S60191061A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
powder
aluminum
sintered body
aluminum oxynitride
less
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP59046438A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0429627B2 (ja
Inventor
和哉 高田
倉元 信行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP59046438A priority Critical patent/JPS60191061A/ja
Publication of JPS60191061A publication Critical patent/JPS60191061A/ja
Publication of JPH0429627B2 publication Critical patent/JPH0429627B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本弁明は、1り・、−丸性の酸窒化アルミニウム焼結体
の裂茄方法に:4“1するり l;1・しくは11v化”rルミニウム粉末と窒化アル
ミニウム粉末との混合物を焼成し単−相の酸窒化アルミ
ニウムとし、しかる後にこの粉末を焼結せしめて透明な
酸窒化アルミニウム焼結体を製造するに際し、窒化アル
ミニウム粉末として、平均粒子径2ミクロン以下で粒径
3ミクロン以下の粒子のせめる割合が70容量パ一セン
ト以上で且つ陽イオン不純物含有量が0.3重量パーセ
ント以下の窒化アルミニウム粉末を用いる、透明な酸窒
化アルミニウム焼結体の製造方法である。
近年、可視及び赤外の領域に於いて透光性を有する耐久
性材料に対する要求が高まっている。
かかる材料の一つとして透光性酸化アルミニウム焼結体
が広く実用化されているが、酸化アルミニウムが異方性
結晶であるという本質的な欠点の為に光の散乱が避けら
れず、充分な像映能力を得ることは困難であった。
これに対し、酸窒化アルミニウムは、等方性の立方晶結
晶であることから、実質的に散乱の無い透明な焼結体が
得られると期待される材料である。
従来、透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法とし
ては、単−相の酸窒化アルミニウム粉末を窒素中で焼結
させる方法が知られており、更に前記粉末の製造方法と
しては次の工法が知られている。
すなわち、一つは、酸化アルミニウムと窒化アルミニウ
ムの混合物を焼成して単−相の酸窒化アルミニウム粉末
とする方法であり、いま一つは、酸化アルミニウムと黒
鉛の混合物粉末を窒素気流中で加熱して酸化アルミニウ
ム粉末を部分的に還元窒化せしめ、次いでさらに該粉末
を加熱することにより単−相の酸窒化アルミニウムを得
る方法である。
上記工法の内、前者の方法は簡便であり工業的に優れて
いるが従来の技術では後者の方法を経たものに比し著1
. <透明性が劣り、実用的ではなかった。
本発明者等は透光性セラミックの製造の研究を鋭意続け
て来た。その結果特定の性状を有する窒化アルミニウム
粉末から透光性の窒化アルミニウム焼結体が得られるこ
と全背、出し既に提案した。更に研究ケ続けた結果、上
記新却1な像化アルミニウム粉用いて酸窒化アルミニウ
ムを製造すると得られる酸窒化アルミニウム焼結体の透
明性が大幅に改良されたことを見出し、本発明を完成し
、ここに提案するに全っだ。
即ち、本発明は、酸化アルミニウム粉末と窒化アルミニ
ウム粉末の混合物を焼成し、単−相の酸窒化アルミニウ
ム粉末とし、しかる後にこの粉末を焼結せしめて透明な
酸窒化アルミニウム焼結体全製造するに際し、該窒化ア
ルミニウ容量多以上且つ陽イオン不純物含有量が0.3
重量パーセント以下の窒化アルミニウム粉末を用いる透
明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法である。
尚本発明における窒化アルミニウムはアルミニウムと窒
素の1:1の化合物であり、これ以外のものを原則とし
てすべて不純物として取扱う。但し窒化アルミニウム粉
末の表面は空気中で不可避的に酸化されAL−N結合が
AL−0結合に置代っているので、このAL−0結合し
ているアルミニウムは陽イオン不純物とはみなさない。
また焼結助剤となる成分についても陽イオン不純物とは
みなさない。更に本発明における平均粒子径とは光透過
式の粒度分布測定器による体積基準の中間粒子径をいう
本発明で用いる窒化アルミニウム粉末は、平均粒子径2
ミクロン以下、粒径3ミクロン以下占 の粒子のせぬる割合が70客量パーセント以上であり、
且つ陽イオン不純物含有量が0.3 ME重量パーセン
ト以下好ましくは0.1i!パーセント以下であること
が型費である。
上記のような性状を有する窒化アルミニウム粉末は、従
来、知られていす本発明者等によって提案されたx4「
規な窒化アルミニウム粉末である。該新規は像化アルミ
ニウム粉末の代表的な製造を例示すると次の通りである
粒子と灰分含量0.2重搦チで平均粒子径が1μm以下
のカーボン微粉末と全アルコールpカーボン微粉末の重
曽比は1:0.36〜1:1であり; (2)#られた緊臂混合物金、適宜乾燥し、窒素又はア
ンモニアの雰囲気下で140.0〜1700℃の温度で
焼成し: (3)次いで得られた微粉末を阪素を含む唇囲気下で6
00〜900℃の温度で加熱して未反応のカーボンを加
熱除去し、♀化アルミニウム含餡が少くとも95重胤チ
騨であり、結合酸素の含量が最大3.0MKM%好まし
くは1,5重量%であり、且つ不純物としての金属化合
物の含量が金属として最大0.3亀量係である平均粒子
径が2μm以下の窒化アルミニウム粉末全生成しめる ことによって製造することができる。
また上記方法ではアルミナとカーボンは特定の性状のも
のケ用いるのが好ましい。一般にアルミナ微粉末として
は平均粒子径が2μm以下の微粉末を用いる必要があり
、好ましくは少なくとも99.0.1lt14iチより
好ましくは少なくとも99.9重量%の純度のものが用
いられる。またカーボン徹粉末は灰分の含有量最大0.
2重量%好ましくは最大0.1重量%のものとして用い
るのが好ましい。また該カーボンの平均粒子径は1μm
以下の微粒子として用いるのが好ましい、。
さらに訪カーボンとしてはカーボンブラック、黒鉛化カ
ーボン等が使用されうるが一般にはカーボンブラックが
好ましい。
また窒化アルミニウム粉末中にはその原料に含まれて混
入する製造上不0T避的な化合物が存在する。これらの
不純物となる化合物は窒化アルミニウム粉末を製造する
原料の純度によって異なり一概に限定出来ないが、一般
には洪ヰ;珪X、マンガン、鉄、クロム、ニッケル、コ
ノ(ルト、銅、 、nl=鉛、チタン等を陽イオン成分
とすを与えるので一般には不純物としての金か、1化合
物の含有量が全極として0.3−Φ、’ :)ij9b
以下好ましくは0.2重量%以下好ましくは0.1重量
%以下のもの會用いるのが好ましい。特に上記不純物I
jz 分ノ金fiのうち、鉄、クロム、ニッケル、コバ
ルト、飾り、亜鉛又はチタンby、分か、これらの鏑で
ある。
また前記窒化アルミニウムの製造は、焼成?々にも残存
する不純物成分の混入を避けることが出来る材質の装置
中で実施するのがよい一一般に該湿式混合は常温、常圧
下で実施することかできる。温度及び圧力によって悪影
響をうけることはない。また混合装置としては材質から
焼成後においても残存する不純物成分を生じないものを
選ぶ限り公知の装置、手段全採用しうる。
例えば混合装置として球状物又は棒状物音内蔵したミル
を使用するのが一般的であるが、ミルの内壁、球状物又
は棒状物等の材質は、得られる・空化アルミニウム中に
焼成後においても残存する不純物成分が混入するのを避
けるために、へ(化アルミニウム自身あるいは99.9
tt%以上の高純度アルミナとするのが好ましい。また
混合装置の原料と接する面をすべてプラスチック製とす
るかプラスチックでコーティングすることもできる。該
プラスチックとしては特に限定されず例えばポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエステル、ポリウ
レタン等が使用できる。この場合、プラスチック中には
安定剤として神々の金に成分を含む場合があるので、予
めチェックして使用するようにすべきである。
また本発明で用いる他の原料である酸化アルミニウム粉
末は透明性の酸素化アルミニウム焼i+l+−警しリJ
+−づ−ヱI自4ζ1ト1イイ目丁1)」Jセ、↓1フ
ミ〉−レー讐ζ乙(知のものが特に限定されず使用串来
る。一般に好適に使用される酸化アルミニウムは例えば
平均粒子径2μm以下で、酸化アルミニウム以外の不純
物含有−量が0.1重9%以下であるものが好ましく、
特に平均粒子径が1.0μm以下好ま占 しくけ0.8μm以下で3μm以下の粒子の纏める割合
が90容量係で不純物含有量が0.05重量%以下のも
のが最適である。上記不純物のうち特に珪素、鉄、クロ
ム、鵬本 ニッケル、コバルト等の全屈又は金属化合物
の混入は得られる焼結体の着色の原因となったり、焼結
体中に第二相全形511て透明1=1に低下させる原因
になるので、極力混入量を減少させることが好ましい。
本発明に於けるば化アルミニウム粉末と窒化アルミニウ
ム粉末の混合割合は得られる酸窒化アルミニウム焼結体
が透明性を失わない限り特に限Wされない。また該混合
割合は混合条件、焼結条件等によって異なるのでこれら
の条件に応じて決定すればよいが、一般には混合粉末中
の窒化アルミニウムが27〜40モルパーセント、好ま
しくは28〜35モルバーセントドするようにするのが
最も好ましい。尚、一般に窒化アルミニウム粉末は少量
の酸素を含有しているので、上記混合割合を決定する際
には、酸素が酸化アルミニウムの形で存在しているとみ
なし、即ち、窒化アルミニウム粉末はそれ自身窒化アル
ミニウムと酸化アルミニウムの混合物であるとみなして
計算する必要がある。
前記酸化アルミニウム粉末と窒化アルミニウム粉末とを
均質に混合する手段は、特に限定されず公知の種々の混
合方法を用いることができる。例えば、前記窒化アルミ
ニウム粉末の製法で例示したようにエタノール等の有機
溶媒を用い、プラスチック製ボールミルにより湿式混合
する等の方法が好適に採用される。
本発明に於ける前記酸化アルミニウム粉末と窒化アルミ
ニウム粉末との均質な混合物を単−相の酸窒化アルミニ
ウム粉末に変えるには、方法は特に限定されず、公知の
手段及び装置を採用すればよい。例えば上記混合物を1
650℃以上1850℃以下の温度範囲に於いて窒素雰
囲気中で加熱焼成することにより、AlN −nA12
03(n=1〜3)で示される単−相の酸窒化アルミニ
ウムを得ることが出来る。勿論焼成温度が低いと反応が
充分に進行せず、単−相の酸窒化アルミニウムが得られ
ないし、逆に温度が高い場合は、単−相の酸窒化アルミ
ニウムは得られるが、粒子相互の焼結により粒子径が大
きくなってしまうので予め適宜好適な条件を決定すると
よい。
本発明の製造方法に於いては、通常、酸窒化アルミニウ
ム粉末を粉砕する操作は要しない。
しかし、例えばこれを後述する様な常圧焼結に供する場
合には、凝集した粒子をほぐす目的で軽い粉砕を行なう
ことが有効な場合もある。
また、本発明の製造方法に於いては、酸窒化アルミニウ
ム粉末を分級することも、通常必要ではない。しかし、
特に光散乱の少ない焼結体がめられる場合には、必要に
応じて分級によって粒子径10ミクロン以上の酸窒化ア
ルミニウム粒子を実質的に除いておくことが有効な場合
もある。
上記の様にして得られた酸窒化アルミニウム粉末はその
ま又或いは必要に応じて焼結助剤を加えて焼結すること
により透明な酸窒化アルミニウム焼結体を得ること力を
出来る。該焼結は、常圧焼結と加圧焼結のいずれの方法
によって実施しても良い。該焼結助剤を使用する場合は
(特に常圧下に焼結を使う場合には好適である)予め酸
窒化アルミニウム粉末にイツトリウム化合物、ランタニ
ド化合物、ホウ素化合物の内のいずれか一種以上を例え
ば0.05〜3重量%の範囲で混合して焼結するとよい
。該焼結助剤を添加するとしばしば焼結性が向上し焼結
温度が低くても十分に焼結出来、また焼結時間の短縮に
もなる等の利点が生じる。
本発明に於ける焼結温度は、特に限定されず酸窒化アル
ミニウム粉末を十分に焼結する温度を予め決定して採用
すればよい。一般には1550℃〜2050℃の範囲か
ら選べば好ましく、特に1800℃〜2000℃範囲が
最も好ましい。温度が低いと焼結が充分に進行せず、逆
に高過ぎると酸窒化アルミニウムが熱分解して、いずれ
の場合も透明性に優れた焼結体を得ることができない場
合もあるので、種々の条件に応じて予め決定するのがよ
い。
また、上記の焼結は不活性ガス雰囲気例えば窒素雰囲気
中で実施すると好適である。特に前記酸窒化アルミニウ
ム粉末を室温から焼結温度近くの温度或いは焼結温度ま
で昇温する過程に於いて該酸窒化アルミニウムを減圧状
態例えば10 ”farr以下好ましくは1O−2To
rr以下更に好ましくは10 ’Torr以下に加熱処
理することにより、得られる酸窒化アルミニウム焼結体
の透明性が向上し、特に可視部でのインライン透過率が
著しく高まるので好適な手段である。更に具体的に述べ
れば、先ず酸窒化アルミニウムを減圧下におき、室温か
ら温度を上げていき、核酸窒化アルミニウムが1400
℃以上、好ましくは1600℃以上乃至焼結温度以下の
温度に達した後、試料室に不活性ガス例えば窒素を導入
し、しかる後に所定の温度で焼結を行なうとよい。
このような減圧処理により酸窒化アルミニウム焼結体に
良好な透明性を付与出来る理由は明確ではないが、減圧
下で初期焼結を行なうことにより、特に可視光の散乱原
因となる微細な気孔が焼結体中にとり込まれるのを防ぐ
効果があるものと考えられる。
本発明の製造方法で得られた酸窒化アルミニウム焼結体
は可視範囲及び赤外範囲に於いて光透過性及び像映能力
に優れた酸窒化アルミニウム焼結体となる。か瓦る透明
な酸窒化アルミニウム焼結体は、高圧ナトリウムランプ
発光管、高温用窓材、赤外線検出器用窓材等の、耐久性
を要求される用途分野に有効に用いられる。
以下、本発明を更に具体的に説明するため実施例を挙げ
て説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるも
のではない。
実施例1 純度99.99%(不純物分析値を表1に示す)で平均
粒子径が0.52μmで3μm以下の粒子の割合が95
容量チのアルミナ209と、灰分o、 o s wL%
で平均粒子径が045μmのカーボンブラック101と
を、ナイロン製ポットとナイロンコーティングしたボー
ルを用いエタノールを分散媒体として均一にボールミル
混合した。
得られた混合物を乾燥後高純度黒鉛製平皿に入れ、電気
炉内に窒素ガスを31/mで連続的に供給しながら16
00℃の温度で6時間加熱した。
得られた反応混合物を空気中で750℃の温度で4時間
加熱し、未反応のカーボンを酸化除去した。
得られた白色の粉末はX線回折分析(Xraydiff
raction analysis )の結果単相(s
inglephase)のINでありAl2O30回折
ピークは無かった。また該粉末の平均粒子径は1.31
μmであり、3μm以下が90容量s4占めた。走査型
電子顕微鏡による観察ではこの粉末は平均0.7μm程
度の均一な粒子であった。また比表面積の測定値は4.
0rrl/fであった。この粉末分析値を表2に示す。
表lAl2O3粉末分析値 A1203conten、t 99.99%元素 含有
量(PPM) Mg < 5 Cr <10 si 30 Zn (5 Fe −22 Cu (5 C,a (2O Ni 15 ’Ti (5 表2 A7N粉末分析値 AlN content 97.8 %元素 含有量 Mg <5 (PPM) Cr 21(//) Si 125(//) Zn 9(//) Fe 20 (tt ) (::u <5(//) Mn 5 (tt ) Ni 27 (// ) Ti <5(//) Co <5(//) A164.8 (wt%) N 33.4 (/l ) o 1.1 (tt ) CO,11(tt ) 上記のようにして得た窒化アルミニウム粉末15重量部
と、酸化アルミニウム粉末85重量部を、ナイロン製ポ
ットとナイロンコーティングしたボールを用い、エタノ
ールを分散媒体として均一にボールミル混合した。(酸
化アルミニウム粉末は、前記窒化アルミニウム粉末を製
造する際に用いたと同じ物を使用した。)得られた混合
物を乾燥後、窒化硼素製容器に入れ、1気圧の窒素中で
、1750℃の温度で3時間焼成した。
焼成後得られた粉末は白色で、粉末X線回折により、実
質的に100パーセント立方晶酸窒化アルミニウムであ
ることが判った。また、板場製作所製CAPA−500
により粒度分布を測定したところ、平均粒子径2.2μ
m1粒径3μm以下の粒子の割合は70容量パーセント
であり、10μm以」二の粒子は無かった。
この酸窒化アルミニウム粉末2.4M”&、窒化硼素粉
末を内面に塗布した内径20rtunの黒鉛型中で、2
00Kg/caの加圧下、1気圧の窒素中に於いて19
00℃で3時間加圧焼結した。得られた焼結体を厚み2
關に鏡面研磨したものは、内部での散乱が殆ど無く、透
明であった。アルキメデス法で測定した密度は3.67
 ?、/crdであった。
上記の酸窒化アルミニウム焼結体のインライン透過率を
測定した結果を表3に示す。赤外光透過率の測定には、
日立製作新製260−30形赤外分光光度計、可視−紫
外光透過率の測定には、同じく200形ダブルビ一ム分
光光度計を用いた。
表3 実施例2 実施例1に於いて、酸窒化アルミニウムを加圧焼結する
際、先ず試料室内を10 ’−4Torrの真空に保っ
たまま、室温から1700℃まで昇温し、1700℃で
30分間保持した後試料室内に窒素を導入して更に19
00℃まで昇温した。
その後、実施例1と全く同様にして得られた焼結体は、
実施例1で得たものよりも更に散乱が無く、無色透明で
あった。
上記の酸窒化アルミニウム焼結体の光透過率を実施例1
と同様に測定した結果を表4眞示す。
表4 実施例3 実施例1に於いて、窒化アルミニウム粉末と酸化アルミ
ニウム粉末の混合物を焼成する温度を1900℃とし、
それ以外は実施例1と全く同一にして実験を行なった。
ここで得られた酸窒化アルミニウム粉末は、平均粒子径
3.1μm、粒径3μm以下の粒子の割合は40容量パ
ーセントであり、10μm以上の粒子も12容量パーセ
ントあった。
この粉末を実施例1と同様に焼結して得られた酸窒化ア
ルミニウム焼結体は、内部に白い斑点があり、散乱の多
いものであった。波長0.6μm及び4μmに於けるイ
ンライン透過率は、それぞれ、19%、70チであった
実施例4 実施例3に於いて得られた酸窒化アルミニウム粉末をエ
タノール中に超音波分散し、湿式分級によって粒径工0
μm以上の粒子を取り除いJ+ こうして得られた酸窒化アルミニウム粉末を実施例1と
同様にして焼結を行なったところ、実施例1で得られた
とほぼ同様の、散乱の少ない酸窒化アルミニウム焼結体
が得られた。
この焼結体の、波長0.6μm及び4μmに於けるイン
ライン透過率は、それぞれ、32チ、72チであった。
実施例5 実施例1に於いて得られた酸窒化アルミニウム粉末22
を、内径20maの金型に入れ、200Kq / tA
の圧力で一軸プレスした後、2000に4/CAの圧力
で静水圧プレスして円板状の成型体と1−た。
この成型体を窒化硼素製容器に入れ、1気圧の窒素中で
2000℃15時間焼成1−だ。
実施例1と同様に研磨して得られた焼結体の密度は3.
63 ?/cAであった。また、波長0.6μm及び4
μmに於けるインライン透過率は、それぞれ、17%、
66%であった。
実施例6 実施例6に於いて、酸窒化アルミニウム粉末に硝酸イツ
トリウムを、酸化イツトリウム(Y2O2)換算で05
重量パーセントとなるように添加し、また、焼結条件f
:1900℃6時間に変えた以外は、実施例5ど全く同
一にして実験を行なった。尚、硝酸イツトリウムの添加
は、エタノールを分散媒として、ポリエチレン製乳鉢と
乳棒で30分分間式混合を行なった後、乾燥した。
得られた焼結体の密度は3.66 f /eAであった
また、波長0.6μm及び4μmに於けるインライン透
過率は、それぞれ、45%、72チであった。
特許出願人 徳山曹達株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) +a化アルミニウム粉、末とζ1化アルミニウ
    ム粉末との/IIX付物?焼IJνし単−相のf憧−?
    (化アルミニウムとし、しかるf&にこの初末fy、t
    、結ぜしめて透明なI伎′−ン化アルミニウム焼結杯ケ
    製/iニアするにl’:ij L % 富化アルミニウ
    ム蝮末として、平均粒子イウ〜2ミクロン以下で粒径3
    iクロン占 以下のb!子の←める。191合が70¥+4.1パ一
    セント以上で月つ1弓イオン不紳4r 914?甲が0
    .3中Iイ1パーセント以−トのψ化アルミニウム粉末
    「用いること勿特色とする、透明なfA’♀化アルミニ
    クム焼姑体の製造方法。
JP59046438A 1984-03-13 1984-03-13 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法 Granted JPS60191061A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59046438A JPS60191061A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59046438A JPS60191061A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60191061A true JPS60191061A (ja) 1985-09-28
JPH0429627B2 JPH0429627B2 (ja) 1992-05-19

Family

ID=12747160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59046438A Granted JPS60191061A (ja) 1984-03-13 1984-03-13 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60191061A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4788167A (en) * 1986-11-20 1988-11-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Aluminum nitride/aluminum oxynitride/group IVB metal nitride abrasive particles derived from a sol-gel process
US4855264A (en) * 1986-11-20 1989-08-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Aluminum oxide/aluminum oxynitride/group IVB metal nitride abrasive particles derived from a sol-gel process
US5096862A (en) * 1990-08-09 1992-03-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent ceramic composite article comprising aluminum oxide and aluminum magnesium oxynitride
US5231062A (en) * 1990-08-09 1993-07-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent aluminum oxynitride-based ceramic article

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4788167A (en) * 1986-11-20 1988-11-29 Minnesota Mining And Manufacturing Company Aluminum nitride/aluminum oxynitride/group IVB metal nitride abrasive particles derived from a sol-gel process
US4855264A (en) * 1986-11-20 1989-08-08 Minnesota Mining And Manufacturing Company Aluminum oxide/aluminum oxynitride/group IVB metal nitride abrasive particles derived from a sol-gel process
US5096862A (en) * 1990-08-09 1992-03-17 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent ceramic composite article comprising aluminum oxide and aluminum magnesium oxynitride
US5231062A (en) * 1990-08-09 1993-07-27 Minnesota Mining And Manufacturing Company Transparent aluminum oxynitride-based ceramic article

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0429627B2 (ja) 1992-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5656564A (en) Zirconia-based sinter, process for producing the same, gringing part material, and bracket material for dental correction
US4755492A (en) Yttrium oxide ceramic body
US4902457A (en) Method for manufacturing a porous material or a composite sintered product comprising zirconium oxide and a carbide
JP2010506820A (ja) 透明な多結晶酸窒化アルミニウムの製造方法
JPS6071575A (ja) 窒化アルミニウム焼結体及びその製造方法
JPH0428645B2 (ja)
JPS60191061A (ja) 透明な酸窒化アルミニウム焼結体の製造方法
JPS60176910A (ja) 窒化アルミニウム粉末の製造方法
JP2663191B2 (ja) 多結晶アルミナ焼結体の製造方法
JP3000685B2 (ja) 透光性イットリア焼結体及びその製造方法
JPH0474301B2 (ja)
JPS6060910A (ja) 窒化アルミニウムの製造方法
JPS5950008A (ja) 窒化アルミニウム粉末及びその製造方法
JP2533336B2 (ja) 部分安定化された酸化ジルコニウムからなる焼結成形体およびその製造法
JP4458409B2 (ja) 透光性セラミックスの製造方法および透光性セラミックス
JPH0512301B2 (ja)
KR880002226B1 (ko) 고순도의 질화알루미늄 미분말 및 그 제조방법
JP3900589B2 (ja) 珪窒化マグネシウム粉末及びその製造方法
JPS60191064A (ja) 透光性サイアロンの製造方法
JPS6222952B2 (ja)
JPH05844A (ja) 耐熱導電性焼結体
JP2004292176A (ja) 複合セラミックスおよびその製造方法
JPH02137765A (ja) 透明な酸窒化アルミニウム複合焼結体の製造方法
Ghoneim et al. Effect of calcination on characteristics, surface texture and sinterability of chemically prepared barium titanate
JPS62108774A (ja) 窒化アルミニウム焼結体の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term