JPS60187205A - リニアモータカーの速度制御装置 - Google Patents

リニアモータカーの速度制御装置

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JPS60187205A
JPS60187205A JP59043588A JP4358884A JPS60187205A JP S60187205 A JPS60187205 A JP S60187205A JP 59043588 A JP59043588 A JP 59043588A JP 4358884 A JP4358884 A JP 4358884A JP S60187205 A JPS60187205 A JP S60187205A
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carrier
station
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Kazumasa Moriya
森谷 和正
Tomoyuki Kashiwazaki
柏崎 朋之
Hiroshi Kawashima
川島 洋
Yoshitaka Murakawa
佳孝 村川
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、ステークを複数設けた91道(搬送路)上を
ロータ坂を有するキャリアがステータの励磁によって走
行するリニアモータカーの速度制御方式に関し、特に軌
道の形状に合わせた指示速度を〔技術の背景〕 このようなリニアモータカーにおいては、リニC従来技
術と問題点) 第1図(A>の如く、各々ステータを含むステーション
S T a −S T gが設りられたII送路を最大
速度で通過させ、ステーションSTd・STe、STf
で順次速度を落して通過させ、ステーションSTgで停
止させる様に各ステーションのステータを制御する必要
がある。即ち、ステーションSTgでは非接触で停止さ
せることから順次速度を落し、ステ−シワ23フ 止できるのに充分な速度に制御する必要がある。
この様に速度カーブを設定しておき、これに合わせてリ
ニアモータコントローラが各ステークを制御するもので
あるが、実際には、搬送路が直線、曲線、上り勾配、下
り勾配に応じて必要とする速度が異なる。例えば、ステ
ーションSTfとステーションSTgとの間が直線部な
ら図の如くステーションSTfに指示速度veを与え、
キャリアの通過速度をVfとするように制御すればよい
が下り勾配ではこの速度v7!では速すぎて脱線するお
それがあり、ステーションs ”r r T:v z以
下のVfにキャリア通過速度を制御する必要があり、ま
た上り勾配やカーブではこの速度VXでは遅すぎて、途
中でキャリアが停止してしまうおそれがあり、ステーシ
ョン5TffJ<V6以上のVuにキ一義的に定まるか
ら問題はないが、発進ステーシネ ・ も 口 せ な の 算のための負荷も大きいという問題があった。しかも演
算終了まで指示速度が与えられないため、搬送を依頼し
てから搬送が開始するまでの時間が長くなり、全体的に
みて高速搬送を阻害する一因ともなっていた。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、リニアモータコントローラから基本的
な速度制御パターンを与えるだけで、搬送路の形状に応
じた速度を指示することのできるリニアモータカーの速
度制御方式を提供するにある。
〔発明の構成〕
上述の目的の達成のため、本発明は、物品を搭載するな
めのキャリアと、搬送路に沿って設けられ各々ステータ
及び制御部を含む複数のステーションと・該ステーショ
ンに指示速度を与えるコントローラとを有し、該コント
ローラから該各ステーションに該搬送路の各レール形状
に応じた速度データを送信し、該制御部に格納せしめる
とともに該制御部が各ステーションに設定された該ステ
ージタンの両側のレール形状に基づき該速度データを選
択し、該コントローラから送られる基本速度制御カーブ
に従った指示速度と該選択された速度データとに基づき
制御速度を決定し、該ステータを励磁制御して該キャリ
アを制御速度に制御することを特徴としている。
また、本発明の一実施態様では、前記制御部に前記レー
ル形状を設定するための設定手段が設けられていること
を特徴としており、本発明の他の実施態様では、前記速
度データは前記レール形状に対する前記キャリアが走行
できる最大速度と最小速度であることを特徴としており
、本発明の別の実施態様では、前記速度データは前記レ
ール形状に対する補正データであることを特徴としてい
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。
第2図は本発明の一実施例全体ブロック図であり、図中
、第1図と同一のものは同一の記号で示してあり、1は
システムコントローラであり、搬送依頼要求元である窓
口等からの要求に基き、システム全体の制御を行なうも
の、2はリニアモータコントローラであり、システムコ
ントローラlからの搬送指令により各ステーションST
a〜STnを制御するもの、33〜3nは制御部であり
、各ステーションS T a −S T nに設けられ
、ケーブル4を介するりニアモータコントローラ2から
の指令に応じて各ステーションのステータを励磁制御し
て、キャリアCRの走行制御を行なうものであり、後述
する様にマイクロプロセッサにより構成されるものであ
る。
本発明では、各ステーションS T a = S T 
nに制御部3a〜3nを設け、これにより速度制御を行
なわせている。各制御部3a〜3 nは自己のステーシ
ョン5Ta−5Tnの両側のレール形状が設定される様
になっており、一方、リニアモータコントローラ2から
は装置稼働時に第2図(B)の如く各レール形状の最大
、最小速度、補正値が各制御部3a〜3Cに転送され、
メモリに格納される。一方、リニアモータコントローラ
2ばキャリア走行時に第1図(B)の基本速度制御カー
ブの指示値を各ステーションに与え、制御部3a〜3c
はこの指示値と設定レール形状より選択した最大、最小
速度、補正値とに基いてiiU御速度を決定する様にし
ている。
第3図は、本発明に係る一実施例全体外観図であり、銀
行店舗内の現金搬送システムを示している。図中、c’
rは窓口であり、顧客が金銭の処理入出金、振替等を依
頼するだめのもの、OTMはオンラインテラーズマシン
であり、テラーが顧客から依頼された処理のため取引デ
ータを入力するためのものであり、キーボード、ディス
プレイ、プリンタを有し、図示しないシステムコントロ
ーラl(第2図)に接続されるもの、TADはテラー用
入金機であり、テラーが顧客より依頼された現金を投入
して、現金額を計数するもの、STWはターミナルライ
タであり、挿入される通帳に取引データを印字するもの
、CA’、CBは現金投入〆取出口であり、搬送路RA
Lを走行するキャリアCRにテラーが現金を積込み又は
キャリアCRから現金を取出すための口である。ACは
現金出納機であり、現金投出機ACUと現金収納機AD
Uとで構成され、図示しないシステムコントローラ1 
(第2図)からの出金指令に応し現金投出機ΔCUから
搬送路RAL上のキャリアCRに現金を積込み、入金1
1令に応じて現金収納機ADOへ1般送1l18RAL
上のキャリアCR上の現金を収納するものである。CC
Uは精査用ターミリ”ルであり、ディスプレイとキーボ
ードとから成り、図示しないシステムコントローラ1 
(第2図)に精査指令等を入力し、精査結果を出力する
ものである。
この現金搬送システムの動作を説明すると、キャリアC
Rは搬送路RAL上を窓口CTと現金出納機AC間を往
復し、これらの間で現金の搬送を行なう。入金の場合は
、キャリアCRは現金投入/取出口CA、CB又はテラ
ー用入金IJiTADより入金現金が積込まれた後発進
して、搬送路RAL上を移動して現金収納機ADUの位
置で停止し、現金収納機ADUがキャリアCR上の現金
を収納し、収納終了後キャリアCRは窓口CTに戻され
る。出金の場合は、キャリアCRは窓口CTから発進し
、現金投出機ACL+の位置で停止した後、現金投出機
ACUから出金現金が積込まれ、積込後発進して搬送路
RAL上を移動し、要求のあった現金投入〆取出口CA
又はCBの位置に停止し、テラーにキャリアCR上の出
金現金を取らしめる。
この様に、キャリアCRをtm送路RRAL上リニアモ
ータにより発進、加減速、停止するため、搬送路RAL
上にステータを有するステーションが配置される。
第4図は、第3図構成におけるステーションの配置図で
あり、ステーションSTa、STb、STcは各々現金
投入/取出口GA、テラー用入金機TAD、現金投入〆
取出口CBの位置にキャリアCRを発進、停止、加減速
するため設けられ、ステーションSTd、STe、、S
TfXSTgは搬送路RALの段差部、カーブ部のキャ
リアCRの加減速のため設けられ、ステーションSTh
STiは各々現金投出機ACU、現金収納機ADUの位
置にキャリアCRを発進し、停止、加減速するために設
けられる。ステーションSTa、STb、STc、、S
Th、’STiの発進、停止ステーションには、後述す
るキャリアリフト機構が設けられている。
この搬送路RALは、第5図に示すエレメントによって
構成され、第5図(A)の直線路RALL、第5図(B
)の曲線(カーブ)路(RALC) 、第5図(C)の
勾配(段差)路RALSを組合せて第4図の如くの必要
な搬送路RALを構成する。
第6図は本発明に用いられるキャリア及びステータの一
実施例構成図を示し、第6図(A)はキャリアCRの斜
視図、第6図(B)は各ステーションに設けられるステ
ータ5TATの斜視図である。第6図(A>において、
100は搬送物収容部であり、搬送物(現金)を収容す
るものであり、搬送中に搬送物が飛び出さない様に蓋が
設けられているもの、101は支持板であり、収容部1
00を支持するもの、102はロータ板であり、リニア
モータのロータに相当するものであり、支持板101の
下部に設けられるもの、103.104ばガイド板であ
り、各々支持板101の両側に設けられるもの、105
a、105bは上側ガイドローラ、106a、106b
は下側ガイドローラであり、各々ガイド板103に設け
られ後述するレールを上下からはさみこむもの、105
c、1O−6cは横ガイドローラであり、後述するレー
ルの側方にガイドするものであり、ガイド板103に設
けられるもの1.107はスリ・ノ1一部であり、ガイ
ド板103に設けられ、後述するセンサによって位置及
び速度検出のために検知されるものである。
尚、ガイド板104にも各ガイドローラ105a−10
5c、106a〜106cが設けられている。
第6図(B)において、110.111は各ヘースであ
り、112.113は各々ガイド部であり、キャリアC
Rのロータ板102が非接触で進入できるだけ充分の間
隙を置いて配置され、内部にコアを有するもの、114
.115は各々コイル部であり、ダンピングコイル、位
置決めコイル及び加減速コイルを有するものである。
第6図構成のキャリア及びステータから成るリニアモー
タについて第7回動作説明により説明する。
第7図(C)の如く、搬送路RALの両側にはコの字状
の一対のレール120.121が固定されており、各ス
テーションでは、レール12o1121の間にステータ
5TATが設けられ、各ステーションではレール120
に4つの透過形光用センサ31,32、G3、G4が設
けられている。
センサS1、G4はステータ5TATの前後に設けられ
、キャリアCRのスリット部107を検知してキャリア
CRがステーションに進入又は脱出したことを検出し、
センサs2、G3はステーションの位置決め位置に設け
られる。これらセンサS1〜S4の出力はキャリアCR
の速度検出にも用いられる。
ギヤ’J 7 CRはレ−/lzt 20. 121 
ニ対し、第7図(A)、(B)の如く、その上側及び下
側ガイドl:I−ラ105a、]05bがレール12゜
の上部をはさみこみ且つ横ガイドローラ105cがし、
−ル120の側面に当たる様に設けられ、これによって
キャリアCRはレール120,121に上、下、横方向
にガイドされることになり、レ−/1z120.121
に沿って進行することができる。この状態でキャリアC
Rのロータ板102はステータ5TATの両ガイド部1
13.114間に浮上した状態で置かれ、ステータS 
T A T’からの磁束を受のることができ、キャリア
CRのスリット部107はセンサS1〜S4を横切る位
置に置かれる。
従って、ステータS T A Tが励磁されると、ギヤ
!J 7 CRハレール120.121に沿って発進、
加減速され、又は停止される。これとともにキャリアC
Rの位置及び速度ばセンサs1〜s4により検出される
第8図、第9図、第10図は、第4図構成のステーショ
ア S T a 、 S T b 、 S T c 、
 S ”Fh 。
STiに設けられるキャリアリフト機構、レールフタ機
構、及びシャッタ開閉機構の構成図である。
第8図及び第10図において、130.131は一対の
ガイド柱であり、キャリアCRを上下するためのガイド
となるもの、132.133はスライダブロックであり
、各々ガイド柱130.131にガイドされ、上下動す
るものであり、先端にレール120.121の一部を構
成するレールエレメント120a、121aを有してい
るもの、13’4ばリンク機構であり、135ばリフト
用モータであり、136はギヤであり、リンク機構13
4は先端がスライダブロック131に接続され、後端は
ギヤ136の軸に固定され、リフト用モータ135の回
転によってギヤ136が回転し、リンク機構134が動
作する。SWI、SW2は各々上昇点、下降点検出スイ
ッチであり、スライダブロック133によって動作し、
リフト機構の」二昇点、下降点への到達を検知するもの
である。これらによってキャリアリフト機構を構成する
第8図、第9図において、140,141は各々レール
フタレバーであり、先端にレールエレメント120b、
121bを有し、支点G1、G2を中心に回動しうるち
の、142.143はリンク機構であり、各々レールフ
タレバーを回動動作せしめるもの、144.145はギ
ヤであり、各々リンク機構142.143の一端が接続
されるもの、146はレールフタ用モータであり、ギヤ
144を駆動するもの、147はフレームであり、モー
タ146、ギヤ144.145、レールフタレバ−14
0,141を支持するものである。
MSはレールフタ開閉検知スイッチであり、レールフタ
レバー140の回動によって動作し、レールエレメント
120b、121bの位置を検出するものである。これ
らによってレールフタ機構を構成し、このレールエレメ
ント120b、121bは常時第8図の如く退避し、リ
フト機構によってレールエレメント120a、121a
が上昇し、L/−/L、12Q、121より欠除したと
きに、第9図の如く動作し、これを補い、他のキャリア
CR150はシャッタであり、現金取出/投入口CA 
(CB)のフタに相当するもの、151はシbのみに設
けられる。
次に、第8図、第9図及び第10図の動作につ135が
第10図(A)の状態から第10図−ルエレメント12
0b、121bによってレール120.121の欠除部
分を補なう。
に中継用プロセンサとして働くもの、31はモ−ソサ3
1からの位置決め指令PCMDに従い駆動するもの、ド
ライバ34cはステーク5TATの位置決めダンピング
用コイル114cをモータ制御用プロセッサ31からの
ダンピング指令SCMDにより駆動するものである。3
5ばインターフェイス回路であり、主制御用プロセツサ
30とフラグを送受するためのフラグ部35a、35b
と、主制御用プロセッサ30−とhマント、データを送
受するだめのレジスタ35c、35dを有するもの、3
6は第1のバスであり、主制御用プロセッサ30とイン
ターフェイス回路35との間でフラグ、データ、コマン
ドのやりとりを行うためのものである。37は第2のバ
スであり、主制御用プロセッサ 30と後述するメカ制
御部のインターフェイス回路とフラグ、データ、コマン
ドのやりとりを行うためのもの、3−8はメカ制御用プ
ロセッサであり、内部にメモリ38aを有し、第8図で
説明したリフト機構、レールフタ機構、シャッタ開閉機
構の各モータ135.146151を制御するもの、3
9はインターフェイス回路であり、主制御用プロセッサ
30とバス37を介しフラグを送受するためのフラグ部
39a139bと、主制御用プロセッサ30とハス37
を介しコマンド、データを送受するためのレジスタ39
c、39dとを有するものである。尚、135a、14
6a、151aば各々モータ135.146.151の
ドライバであり、メモリ制御部MCCはリフト機構等の
設けられたステーション、例えば第4図のステーション
STa。
5TbSSTc、5ThSST iのみに設けられる。
次に第2図及び第11図実施例構成の動作について第1
2図の送受信動作説明図にもとづいて説明する。
■先づ、リニアモータコントローラ2は、イニシャル時
は全ステーションS T a = S T nの制御部
3a〜3nにケーブル4を介し制御データ受信コマンド
RECVと紹2図(B)の各レール形状の速度データを
第125 (A)の如く送信する。
この速度データには、前述した如く各レール形状、即ち
、直線、カーブ、上り勾配、下り勾配、カーブ+上り勾
配、カーブ十下り勾配の最大速度、最小速度の他に補正
値(次のステーションが停止ステーションである時に用
いられる)が含まれる。
■各ステーションでは、主制御用プロセッサ30がこれ
を受信し、いったん自己のメモリ30aに格納した後、
バス36を介し、モータ制御用プロセッサ31に転送す
る。このバス36を介する転送制御にはハンドシェイク
制御が用いられ、主制御用プロセッサ30はバス36を
介しインターフェイス回路35のフラグ部35aに転送
フラグをセントし、速度データをレジスタ35cにセッ
トする。モータ制御用プひセソザ31はフラグ部35a
をみて、転送のあったことを検出し、レジスタ35cの
内容を読みとる。読取り後、モータ制僧1用プロセッサ
31はフラグ部35bをセントしてバス36を介し主制
御用プロセッサ30に通知し、次のデータを待つ。モー
タ制御用プロセッサ31はこの様にして得た速度データ
をメモリ31bに順次格納し、第2図(B)の如くのテ
ーブル形式に格納しておく。
この様にして、全ステーションの制御部のメモリに各レ
ール形状の速度データが格納されることになる。
■一方、搬送路の設置に当って、工場又は現地でレール
形状設定スイッチ33より操作者が各ステーションの両
側のレール形状を設定しておく。
これによりモーフ制御ff1l用プロセソザ31は自己
のステーションの両側のレール形状を知ることができる
。例えば、第4図のステーションS’reでは、右側が
カーブ、左側が上り勾配と設定される。尚、このレール
形状をリニアモータコン1−ローラ2より各ステーショ
ンへ通知してもよい。
■次に、システムコントローラ1からリニアモータコン
トローラ2に走行指令が与えられると、第12図(B)
に示す如く、加減速ステーションにキャリア加減速コマ
ンドSPCを与える。例えば、第1図(A)の如く、ス
テーションS T aを発進位置とし、ステーションS
Tgを停止位置とすると、ステーシーa ンsTb、S
Tc、STd、STe、STfが加減速ステーションで
あり、すニアモータコントローラ2とこれらにキャリア
加減速コマンドspcと第1図(B、)の基本速度制御
カーブに従った指示速度VCを与える。
各加減速ステーション5Tb−3TfO主制御用プロセ
ツサ30はこのコマンドSPC及び指示速度Vcをケー
ブル4を介し、受け、前述と同様に、モータ制御用プロ
セッサ31にバス36、インターフェイス回11!83
5を介して転送する。
モータ制御用プロセッサ31は後述する様に、何の制御
も行なわないニュートラルモードと、加減速制御を行な
う加減速モードと、発進制御を行なう発進モードと、停
止制御を行な・)停止モードとの4つの制御モードを有
し、外部からのコマンドによっていずれかのモードに設
定される。
従って、主制御用プロセッサ30から加減速コマンドS
PCを受けると、モータ制御用プロセッサ31はニュー
トラルモードから、加減速モードに切換わる。
加減速モードに切換ると、モータ制御用プロセソカ・3
1では、インターフェイス回路35、バス36を介し主
制御用プロセッサ30に加減速モード状態にあることを
通知するとともに指示速度VCをメモリ31bに格納す
る。
0次に、リニアモータコントローラ2はケーブル4を介
しこれらの加減速ステーションSTb〜STfにセンス
コマンドSNSを送り、モータ制御用プロセッサ31の
動作モードを読み取る。このセンスコマンドSNSは主
制御用プロセッサ30に送られ、前述の通知されたモー
ドをケーブル4を介しリニアモータコントローラ2にレ
スポンスとして通知する。リニアモータコントローラ2
はこのレスポンスにより、加減速ステーション5Tb−
3Tfが指定された動作モード(加減速モード)にある
かどうかを確認する。
0次に、リニアモータコントローラ2は停止ステーショ
ン(第1図(A)ではSTg)に停止コマンドSTPを
送信する。
停止ステーションでは同様に主制御用プロセッサ30が
停止コマンドSTPを受け、モータ制御用プロセッサ3
1に転送し、モータ制御用プロセッサ31は正常であれ
ば停止モードにニュートラルモードから切り換わる。こ
の動作モードは前述と同様モータ制御用プロセッサ31
から主制御用プロセッサ30に通知される。
リニアモータコントローラ2はこの停止ステーションに
センスコマンドSNSを送り、主制御用プロセッサ30
より動作モードをケーブル4を介しレスポンスとして通
知せしめる。これによってリニアモータコントローラ2
は停止ステーションが指定された停止モードにあるかを
確認する。
この様にして、キャリアの走行前に加減速及び停止ステ
ーションにコマンドを与え、指定した動作モードに切換
えるとともに、そのステーションが指定した動作モード
になっているかをチェックする。この様な制御は、キャ
リア走行前にケーブル4を含むインターフェイスやステ
ーションが異常でないことをU(lit忍するとともに
ステーションを指定動作モードにセントしているから、
インターフェイスやステーションの異品によってキャリ
アが暴走することを未然に防止できる。
■次に、リニアモータコントローラ2番よ」二連の確認
チェック終了後、発進ステーション(第1図(A)では
5Ta)に発進コマンドSTR(発進方向の指定含む)
を送信する。発進ステーションでは主制御用プロセッサ
30が発進コマンドSTRをケーブル4を介し受信し、
前述と同様にしてモータ制御用プロセッサ31にこれを
通知し、モータ制御用プロセッサ3.1の動作モードを
ニュートラルモードから発進モードにせしめる。
発進モードにモータ制御用プロセッサ31がなると、直
ちに後述する用にキャリアCI?を発進制御して、キャ
リアCRを発進せしめる。
尚、発進ステーションは発進制御終了後自動的に停止モ
ードに切換えられる。
■以降、キャリアCRは走行し、後述する様に加減速ス
テーションで加減速制御される。これとともにリニアモ
ータコントローラ2は走行に係る各ステーションにセン
スコマンドSNSをケーブル4を介し送り、各ステーシ
ョンの状態を検知し、キャリアが正常に走行したかどう
か、停止したかどうかを確認する。
尚、加減速ステーションは加減速制御終了後自動的に停
止モードに切換えられる。
このように、発進及び加減速ステーションを制御終了後
に停止モードに切換えることにより、当該ステーション
を通過したキャリアが次のステーションで反発されたり
、次のステーションに達せず、逆行した場合でもキャリ
アを停止させることができ、極めて安全な構成が可能と
なる。
この様な点から、キャリア走行前の本来の停止を行うス
テーション(第1図(A)ではSTg)の次のステーシ
ョンSThにも停止コマンドSTPを与え、停止モード
にさせておけば、本来の停止ステーションSTgが停止
モードに設定された後に異品が発生しても、キャリアC
Rは次のステーションSThで停止されるので、キャリ
アの暴走を防止できる。
次に、前述の発進モード、加減速モード、停止モードの
動作について第13図、第14図、第15図処理フロー
図により説明する。
(A)発進モード(第13図) A−1)前述のステップ■でモータ制御用プロセッサ3
1が発進モードに設定されると、プロセッサ31はメモ
リ31bの中味を調べ、前述の速度データ(最大、最小
速度)がセントされているかを判定し、セットされなけ
れば(速度データがなければ)エラーとして終了する。
セットされている場合はキャリアCRが発進位置にある
かを調べる。即ち、キャリアCRがセンサS2、S3の
間にあり、センサS2、S3よりキャリアCRのスリッ
ト部107の検出出力が発生している時に、キャリアC
Rが発進位置にあると判定する。従って、プロセンサ3
1はセンサS2、S3の出力を稠べ、両出力が発生して
いる時に、キャリアCRが発進位置にあり、発進制御可
と判断し、そうでなければ、発進位置になく発進制御不
可としてエラーを発し終了する。
A−2)キャリアCRが発進位置にあると判定すると、
プロセッサ31は制御速度を決定する。
プロセッサ31はメモリ31bを調べ指示速度SVcが
あるかを判定する。前述のステップ■で述べた如くリニ
アモータコントローラ2は発進コマンドSTRを送信す
るとともに必要あれば発進指示速度SVcを送信する。
発進指示速度が送信されるとプロセッサ31はこれをメ
モリ31bに格納する。従って、プロセッサ31はメモ
リ31bを調べ指示速度SVcがあると、この指示速度
SVcで発進可能かを調べる。
このため、プロセソ−!1−31は指示速度SVcが最
大速度VMNと比較する。即ち、プロセッサ31ば発進
方向のレール形状を設定スイッチ33から読み出し、続
出したレール形状の最大速度VMXをメモリ31bのテ
ーブル(第2図(B))より続出し、指示速度SVcと
比較する。
この比較により、最大速度VMXが指示速度SVcより
早い、即ちVMX>SVc (第16図参照)と判定す
ると、指示速度SVcで発進しても次のステーションへ
脱線せずに走行できるので、指示速度SVcを制御速度
(データ)と決定し、セントする。
A−3)逆に、指示速度SVcがない(指示されてない
)又は指示速度SVcが最大速度VMXより早い、即ち
SVc≧VMXと判定されると、次のステーションへ脱
線せずに走行できるこの最大速度VMXを制御速度(デ
ータ)と決定し、セントする。
A−4)この様にして、制御速度が決定されると、プロ
セッサ31はモータの励磁を開始する。
即ち、プロセッサ31は発進方向に応じHIGHT(右
)又はLEFT (左)の駆動信号をドライバ34aに
与え、加減速コイル114bを励磁する。これにより、
キャリアCRは発進する。
A−5)プロセッサ31ば次にセンサS1〜S4の出力
よりキャリアCRの速度を検出する。
これはプロセッサ31がセンサS1〜S4をキャリアC
Rのスリット部107が横切ることにより発生するパル
スの巾をカウンタ31aで計数することにより検出する
。例えば、センサS3からS4方向(即ら右方向)にキ
ャリアCRが発進すにセンサS3の出力を選択する様に
選択信号SELを与え、マルチプレクサ32よりセンサ
S3の出力パルスを入力せしめ、その中をカウンタ31
aで計数して速度検出する。この様にしてる。
り5TATの加減速コイル114bを励磁し、キ(B)
加減速モード(第14図) べ、キャリCRが自己のステーションにあれば、エラー
として終了する。
B−2)一方、自己のステーションにキャリア即ち、プ
ロセッサ31は進行方向の次のステーションが停止位置
かを調べる。このためリニアモータコントローラ2は前
述の加減速コマンドする。
自己のステーションが停止ステーションの一つンへの進
入速度が所定の値におさまる様なそのスーラ2からイニ
シャル時に送られる。
B−3)プロセッサ31が自己のステーションが停止ス
テーションの一つの前でないと判定するワーク2は最大
速度を指示する時には、加減速コ31は設定スイッチ3
3からの設定レール形状により、最大速度MXをメモリ
31bの速度テーブルより読み出し、制御速度の低速側
に最大速度VMXをセットし、高速側に最大速度MXよ
り早いVMX+αをセントする。
B−4)一方、プロセッサ31は指示速度V’cがある
と、プロセッサ31は設定スイ・ノチ33からの設定レ
ール形状により、最大速度VMXをメモリ31bの速度
テーブルより読み出す。そしてプロセッサ31は指示速
度Vcと最大速度VMXとを比較する。
この比較により、最大速度VMXが指示速度Vcより早
い、即ち、VMX>Vc (第16図参照)と判定する
と、指示速度Vcで発進しても次のステーションへ脱線
せずに走行できるので、指示速度Vcを制御速度(デー
タ)と決定し、高速側にセントする。
逆に指示速度Vcが最大速度VMXより早い、即ちVc
≧VMXと判定されると、次のステーションへ脱線せず
に走行できるこの最大速度VMXを制御速度(データ)
と決定し、高速側にセ・ノドする。
次にプロセッサは低速側制御速度を決定するため、プロ
セッサ31は設定スイッチ33からの設定レール形状に
より、最小速度VMNをメモリ31bの速度テーブルよ
り読み出す。そしてプロセッサ31ば指示速度Vcと最
小速度VMNとを比較する。
この比較により、最小速度VMNが指示速度Vcより遅
い、即ち、Vc>VMN(第16図参照)と判定すると
、指示速度Vcで発進しても次のステーションへ停止せ
ずに走行できるので、指示速度Vcを制御速度(データ
)と決定し、低速側にセットする。
逆に指示速度Vcが最小速度VMNより遅い、即ち、V
c≦VMNと判定されると、次のステーションへ停止せ
ずに走行できるこの最小速度VMNを制御速度(データ
)と決定し、低速側にセットする。
B−5)この様にしてステップ(B−2)又は(B−3
)又は(B−4)で制御速度が決定されると、キャリア
CR進入待ちの状態となる。
即ち、プロセッサ31はセンサS1又はs4の出力を鑑
視し、キャリアCRがステーションに進入したかを判定
する。そして、センサs1又はS4の出力によりキャリ
アCRの進入を検知すると、先づセンサS1又はS4の
出力よりキャリアCRの進入速度を検出する。前述の停
止モードのステップ(A−4)で述べた方法と同様に出
力の生じたセンサS1又はS4の出力をマルチプレクサ
32より選択し、そのパルス中を計数して実速度を検出
する。
B−6)そして進入実速度と設定された高速側制御速度
とをプロセッサ31が比較して、進入実速度が高速側制
御速度より早ければ、高速側制御速度へ減速のためプロ
セッサ31は逆励磁を開始する。即ち、プロセッサ31
は駆動信号をドライバ34aに与え、加減速コイル11
4bを逆励磁して、キャリアCRを減速せしめる。
B−7)プロセッサ31はこの間も実速度を検出し、高
速側制御速度より遅くなったかを判定し、遅くなれば励
磁を停止し、終了する。
B−8)逆に遅くならなかった時は、前述の停止モード
のステップ(A−5)と同様に、プロセッサ31がマル
チプレクサ32の出力パルスを計数して検出するキャリ
アCRの位置が通過位置(センサS4又はSlの位置)
に達したかを検出し、達していれば、これ以上逆励磁を
続けても無駄であるから、励磁を停止し終了する。
B−9)一方、キャリアCRが通過位置に達していない
とプロセッサ31が判定すると、加速モードか減速モー
ドかを判定し、減速モードなら、ステップ(B−7)に
戻り、加速モードならステップ(B−11)に行く。
B−10)前述のステップ(B−6)において、進入実
速度が高速側制御速度より遅ければ、プロセッサ31ば
進入速度と低速側制御速度とを比較する。
進入実速度が低速側制御速度より早ければ、進入実速度
は高速側制御速度と低速側制御速度との間にあるので、
加減速の必要がなく、加減速コイル114bの励磁をし
ないで終了する。
逆に、進入速度が低速側制御速度より遅ければ、低速側
制御速度へ加速のためプロセッサ31は励磁を開始する
。即ち、プロセッサ31は駆動信号をドライバ34aに
与え、加減速コイル114bを励磁し、キャリアCRを
加速せしめる。
B−11)プロセッサ31はこの間も実速度を検出し、
実速度が低速側制御速度より早くなったかを判定し、早
くなれば、励磁を停止し、終了する。
逆に実速度が低速側制御速度より早くならなければ、ス
テップ(B−8)に戻り加速制御を継続する。
この様にして加減速モードでは、加減速コマンドSPC
を受信した後制御速度を決定し、キャリア進入待ちの状
態となり、キャリアが進入するとキャリアの実速度に応
じて加減速制御する。
この加減速制御が終了すると、後述する第15図の停止
モードに切換わる。
(C)停止モード(第15図) C−1)前述のステップ■において、モーフ制御用プロ
セッサ31が停止モードに切換わると、プロセッサ31
はセンサ5l−34の出力よりキャリアCRが自己のス
テーション上にあるかを調べ、自己のステーション上に
あれば、位置決め処理、即ち、プロセッサ31はドライ
バ34b、34cを駆動して、位置決め用コイル114
a、114cを励磁し、終了する。
C−2)逆にキャリアCRが自己のステーション上にな
ければ、プロセッサ31はメモリ31bに判定速度デー
タがあるかを調べる。この判定速度データは第17図に
示す様に、キャリアCRの重量と進入速度に応じて停止
に要する力が異なるため、重量に応じて停止の制御条件
を変化させるために設定され、通當はステップ■で述べ
た速度データとともに標準的な(例えば中重量)判定速
度データ(高速停止と中速停止とのしきい値速度及び中
速停止と低速停止とのしきい値速度)が送られ、メモリ
31bに格納されている。一方、ギヤリアCRに搭載さ
れる物品が軽又は重であれば、リニアモータコントロー
ラ2は停止コマンドSTPにこれに応じた指定判定速度
を付して送信してくる。
従って、プロセ・7す31は指定判定速度データがメモ
リ31bにあれば、これを制御停止データとしてセント
し、なければメモリ3Ib内の先に送られた標準的判定
速度を制御停止データとしてセットする。
C−3)この様にして制御停止データがセントさると、
キャリアCRの進入待ちの状態となる。
即ち、プロセッサ31ばセンサS1又はS4の出力を鑑
視し、キャリアCRがステーションに進入したかを判定
する。そして、センサS1又s4の出力によりキャリア
CRの進入を検知すると、先づセンサS1又はS4の出
力よりキャリアCRの進入速度を検出する。前述の停止
モードのステップ(A−4)で述べた方法と同様に出力
の生じたセンサSl又はS4の出力をマルチプレクサ3
2より選択し、そのパルス中を計数して実速度を検出す
る。
C−4)次に、プロセッサ31は、制御停止データの高
側判定速度Vh(高速停止と中速停止とのしきい値)及
び低側判定速度V、5(中速停止と低速停止とのしきい
値)と、実速度VRとを比較し、VR>Vhなら高速停
止、Vh≧VR>V!なら中速停止、VZ≧VRなら低
速停止と判定する。
プロセッサ31は、高速停止と判定すると、キャリアC
Rの進入するとともに(即ぢ、センサS1、S4の出力
が発生ずるとともに)ドライバ34aに駆動信号を送り
加減速コイル114bを減速励磁し、センサS2、S3
の出力が両方共発生して、キャリアCRが位置決め位置
に到達すると、ドライバ34b、34cを駆動して位置
決めコイル114a、114cを励磁して位置決め停止
せしめる。
プロセッサ31は中速停止と判定する、キャリアCRの
進入とともにドライバ34b、34Cを駆動して、位置
決めコイル114a、114cを励磁して停止せしめる
プロセッサ31は低速停止と判定すると、キャリアCR
の進入後位置決め位置、即ち、センサS2、S3の出力
が両方発生ずる時に、ドライバ34b、34cを駆動し
て位置決めコイル114a、114cを励磁して停止せ
しめる。
このように停止モードにおいては、停止コマンドSTP
後停止制御データを決定し、キャリア進入待ちの状態と
なり、キャリアが進入すると、キャリアの慣性力に応じ
て制動力を付与してキャリアを安定に停止せしめる。こ
のため、キャリアが軽い場合に、制動力が大きずぎてキ
ャリアが反発され、逆戻りすることもなく、またキャリ
アが重い場合に、制動力が小さすぎてキャリアが停止せ
ずに通過してしまうことも防止できる。
次にメカ制御部MCCの動作について説明すると、リニ
アモータコントローラ2はこの様にしてキャリアCRが
停止ステーションに停止すると、ケーブル4を介しリフ
トアンプ指令を主制御用プロセッサ30に与え、プロセ
ッサ30はこれをバス37、インターフェイス39を介
しメカ制御用プロセッサ38に転送する。
プロセッサ38はリフト用モータ135をドライバ13
5aを介し駆動し、第8図で説明した如くスライダブロ
ック133を上昇せしめ、キャリアCRを上昇せしめる
。プロセッサ38は検出スイッチSWIの信号を鑑視し
、検出スイッチSWIの出力により上昇点に達したこと
を検出すると、リフト用モータ135の駆動を停止する
次にプロセンサ38ば、モータ146をドライバ146
aを駆動し、レールフタ機構を動作せしめ、レールの補
充を行い、モータ151をドライバ151aを介し駆動
してシャッタ150を開とする。
このようにしてキャリアCR上へ取出/投入口CA、C
Bから物の取出又は投入が可能となる。
一方、キャリアCRに物品を投入して発進させるには、
リニアモータコントローラ2からリフトダウン指令が発
せられ、これと逆の過程の制御がメカ制御用プロセッサ
38により行なわれ、キャリアCRが下降してレール上
に復帰する。以降ば前述と同様の走行制御B!+が行な
われ、キャリアCRが発進する。
尚、上述の如く、各ステーションが停止モードに設定さ
れたことを解除するには、リニアモータコントローラ2
から指定解除コマンドCANを送信し、各ステーション
が受信することによりニュートラルモードに復帰する。
上述の実施例では、速度データとして最大速度、最小速
度をIj!Iにしであるが、これを補正データとしても
よい。即ち、前述の標準的な速度制御カーブを搬送路が
全て直線路の場合に作製しておき、これに対する他のレ
ール形状(カーブ、上り勾配等)の補正データをめてお
き、補正データを速度データとして送信して速度テーブ
ルとして格納せしめ、リニアモータコントローラ2がら
送られる標準速度制御カーブに従った指示速度に、レー
ル形状に応じた補正データを加K(又は減算)して制御
速度を決定してもよい。
以上本発明を一実施例により説明したが、本発明は本発
明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明からこ
れらを排除するものではない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、物品を搭載するた
めのキャリアと、搬送路に沿って設けられ各々ステータ
及び制御部を含む複数のステーションと、該ステーショ
ンに指示速度を与えるコントローラとを有し、該コント
ローラから該各ステーションに該1般送路の各レール形
状に応じた速度データを送信し、該制御部に格納せしめ
るとともに該制御部が各ステーションに設定された該ス
テーションの両側のレール形状に基づき該速度データを
選択し、該コントローラから送られる基本速度制御カー
ブに従った指示速度と該選択された速度データとに基づ
き制御速度を決定し、該ステータを励磁制御して該キャ
リアを制御a11速度に制御することを特徴としている
ので、コンl−rJ−ラは基本制御カーブに従ったih
示速度を送るだけで、各走行に係るステーションではレ
ール形状に合わせて自動的に制御速度が決定されるから
、コントローラの負担が軽減するという効果を奏し、係
る高速搬送の効果を増大させる。しかも、レイアウトの
変更によりステーションの両側のレール形状が変更され
ても、コントローラ側の変更をしな(でも済むので、汎
用性の高いシステム構成が可能となるという効果も奏し
、安価なシステムの提供も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の速度制御方式説明図、第2図は本発明の
一実施例全体説明図、第3図は本発明の一実施例全体外
観図、第4図は、第3図構成のステーション配置図、第
5図は第3図構成に用いられるレール構成図、第6図は
本発明に用いられるキャリア及びステータの一実施例構
成図、第7図は第6図構成の動作説明図、第8図は、第
9図、第10図は第3図実施例におけるキャリアリフト
機構、レールフタ機構及びシャッタ開閉機構構成図、第
11図は第2図構成における制御部の一実施例詳細ブロ
ック図、第12図は第2図構成の送受信動作説明図、第
13図は第11図構成における発進モード処理フロー図
、第14図は第11図構成における加減速モード処理フ
ロー図、第15図は第11図構成における停止モード処
理フロー図、第16図は制御速度決定の処理フロー図、
第17図は第11図フローにおける停止条件説明図であ
る。 図中、CR−キャリア、S T a ” S T n−
ステーション、RAL・−・−搬送路、2−・・・リニ
アモータコントローラ、3a〜3n−制御部、5TAT
・−・・ステータ。 特許出願人 富士通株式会社 代理人弁理士 山 谷 晧 榮 堵 2 閏 (A) CB) 拓 S 図 (A> (B) (C) 屑5 6 妥] (A) C尺 昆 7 日 88 口 8q図 870 目 (A) (B) 聴 /2 記 (A> (B) 絹 !3 ロ (A) 槁 /3 図 (B) 扇74図 (A) 第 75 目 □□− 第1乙 口 第17 C 鉢 中 t 1量 昭和59年 4月/3日 特許庁長官 若 杉 和 夫 殿 1、事件の表示 昭和59年特許願第 43588号2
、発明の名称 リニアモータカーの速度制御方式3、補
正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 神奈川県用崎市中原区上小田中1015番地氏
 名 (522)富士通株式会社 代表者 山 本 卓 眞 4、代理人 住 所 東京都千代田区神田淡路町1丁目19番8号補
正の内容 (1)本願明細書第2頁第17行目の「ロータ板」とあ
るのを「二次導体(以下ロータ板と称す)」と補正する
。 (2)同第3頁第8行目の「ロータ板」とあるのを「二
次導体(ロータ板)」と補正する。 (3)同第13頁第20行目の「ロータ板」とあるのを
「二次導体(ロータ板)」と補正する。 以上

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物品を搭載するためのキャリアと、搬送路に沿っ
    て設けられ各々ステータ及び制御部を含む複数のステー
    ションと、該ステーションに指示速度を与えるコントロ
    ーラとを有し、該コントローラから該各ステーションに
    該搬送路の各レール形状に応じた速度データを送信し、
    該制御部に格納せしめるとともに該制御部が各ステーシ
    ョンに設定された該ステーションの両側のレール形状に
    基づき該速度データを選択し、該コントローラから走行
    に係るステーションに送られる基本速度制御カーブに従
    った指示速度と該選択された速度データとに基づき制御
    速度を決定し、該ステータを励磁制御して該キャリアを
    制御速度に制御することを特徴とするりニアモータカー
    の速度制御方式。
  2. (2)前記制御部に前記レール形状を設定するための設
    定手段が設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載のリニアモータカーの速度制御方式。
  3. (3)前記速度データは前記レール形状に対する前記キ
    ャリアが走行できる最大速度と最小速度であることを特
    徴とする特許請求の範囲第(1)項又は第(2)項記載
    のリニアモータカーの速度制御方式。
  4. (4)前記速度データは前記レール形状に対する補正デ
    ータであることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項
    又は第(2)項記載のリニアモータカーの速度制御方式
JP59043588A 1984-03-06 1984-03-06 リニアモータカーの速度制御装置 Expired - Lifetime JPH0724441B2 (ja)

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ES540933A ES8608435A1 (es) 1984-03-06 1985-03-05 Una instalacion de control de transporte con accionamiento por motor lineal
AU39517/85A AU560741B2 (en) 1984-03-06 1985-03-05 Transport control system with linear motor drive
CA000475794A CA1235194A (en) 1984-03-06 1985-03-05 Transport control system with linear motor drive
US06/708,586 US4721045A (en) 1984-03-06 1985-03-05 Transport control system with linear motor drive
DE85102492T DE3587389T2 (de) 1984-03-06 1985-03-06 Steuerungsanlage für Beförderung mit Linearmotorantrieb.
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