JPS62299468A - 搬送制御システム - Google Patents
搬送制御システムInfo
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- JPS62299468A JPS62299468A JP61144276A JP14427686A JPS62299468A JP S62299468 A JPS62299468 A JP S62299468A JP 61144276 A JP61144276 A JP 61144276A JP 14427686 A JP14427686 A JP 14427686A JP S62299468 A JPS62299468 A JP S62299468A
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Landscapes
- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔目 次〕
概要
産業上の利用分野
従来の技術
発明が解決しようとする問題点
問題点を解決するための手段
作用
発明の実施例
■、実施例と第1図との対応関係
■、実施例の構成および機能
(i)システム全体の構成
(ii)キャリアの構成
(iii )ステータの構造
(iv)リニアモータとしての構成
(V)ステーションコントローラの構成v−1、加減速
機能部 v−2、機構制御部 v−3、リフトアンプ およびリフトダウン ■、実施例の制御動作 ■−1、一方向走行の制御 (i)ステーション部の動作確認 (ii )走行可否の確認 (iii )オンラインテラーズマシンからの入金 (iv)加減速ステーションへの指令 (V)停止ステーションへの指令 (vi )発進の指令 (vi)走行および停止の16’i認 lll−2、往復走行の制御 ■、実施例のまとめ ■、発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 搬送制御システムであって、搬送案内手段に沿って設け
られた複数の走行作用手段から目的とする所への片道あ
るいは往復の指定走行態様が定義されており、その態様
に応じた制御情報を設定して搬送手段を各走行作用手段
との作用力によって搬送案内手段に沿って走行させる場
合に、定義された走行が可能であるかどうかを判断して
、所定の走行ができない場合には異常としてそれに応じ
た制御情報を与えるようにしているので、片道あ :
るいは往復の指定走行間での制御手段の状態を考慮した
搬送制御が可能となる。
機能部 v−2、機構制御部 v−3、リフトアンプ およびリフトダウン ■、実施例の制御動作 ■−1、一方向走行の制御 (i)ステーション部の動作確認 (ii )走行可否の確認 (iii )オンラインテラーズマシンからの入金 (iv)加減速ステーションへの指令 (V)停止ステーションへの指令 (vi )発進の指令 (vi)走行および停止の16’i認 lll−2、往復走行の制御 ■、実施例のまとめ ■、発明の変形態様 発明の効果 〔概 要〕 搬送制御システムであって、搬送案内手段に沿って設け
られた複数の走行作用手段から目的とする所への片道あ
るいは往復の指定走行態様が定義されており、その態様
に応じた制御情報を設定して搬送手段を各走行作用手段
との作用力によって搬送案内手段に沿って走行させる場
合に、定義された走行が可能であるかどうかを判断して
、所定の走行ができない場合には異常としてそれに応じ
た制御情報を与えるようにしているので、片道あ :
るいは往復の指定走行間での制御手段の状態を考慮した
搬送制御が可能となる。
本発明は、搬送制御システムに関し、例えばりニアモー
タを適用して、搬送レール上でのキャリアの走行状態を
制御するようにした搬送制御システムに関するものであ
る。
タを適用して、搬送レール上でのキャリアの走行状態を
制御するようにした搬送制御システムに関するものであ
る。
公知のリニアモータカーは、動力源を搭載することなく
高速搬送が可能であるため、最近注目を染めている。
高速搬送が可能であるため、最近注目を染めている。
このようなリニアモータカーを利用したシステムとして
本出願人は、特開昭6O−187204(特願昭59−
43587)によって「リニアモータカーの制御システ
ム」を既に提案した。このシステムは、第11図に示す
ような銀行店舗内でD現金および各種書類の搬送システ
ムである。
本出願人は、特開昭6O−187204(特願昭59−
43587)によって「リニアモータカーの制御システ
ム」を既に提案した。このシステムは、第11図に示す
ような銀行店舗内でD現金および各種書類の搬送システ
ムである。
図において、このシステムが設置された窓口部”595
1において、顧客は金銭の処理(入出金。
1において、顧客は金銭の処理(入出金。
辰替送金等)を依頼する。そのように依頼された処理の
ための取引データは、テラーによって、オンラインテラ
ーズマシン953を用いて入力される。このオンライン
テラーズマシン953は、キーボード、ディスプレイ、
プリンタ等を有しており、システムコントローラ(図示
せず)と接続されている。
ための取引データは、テラーによって、オンラインテラ
ーズマシン953を用いて入力される。このオンライン
テラーズマシン953は、キーボード、ディスプレイ、
プリンタ等を有しており、システムコントローラ(図示
せず)と接続されている。
テラーは、顧客より依頼された現金をテラー用入金機9
55に投入して、現金総額を計数する。
55に投入して、現金総額を計数する。
その場合の入金等の取引データは、ターミナルライタ9
57によって、挿入された通帳に印字される。また、テ
ラーは、キャリア(図示せず)への現金の積み込みある
いは取り出しを、現金投入/取出口963A、963B
を介してまたは積み込みではテラー用入金機955を介
して行なう。
57によって、挿入された通帳に印字される。また、テ
ラーは、キャリア(図示せず)への現金の積み込みある
いは取り出しを、現金投入/取出口963A、963B
を介してまたは積み込みではテラー用入金機955を介
して行なう。
キャリアは、搬送レール911上を走行して、現金投入
/取出口963Aおよび963Bまたは入金機955と
、現金出納装置970との間を往復できるようになって
いる。入金の場合には、窓口部門951側で積み込まれ
た現金を現金出納装置970側まで運搬し、その現金収
納機971で降ろす。また、出金の場合には、現金出納
装置970の現金投出機973で積み込まれた現金を、
窓口部門951側まで運搬する。かような入金。
/取出口963Aおよび963Bまたは入金機955と
、現金出納装置970との間を往復できるようになって
いる。入金の場合には、窓口部門951側で積み込まれ
た現金を現金出納装置970側まで運搬し、その現金収
納機971で降ろす。また、出金の場合には、現金出納
装置970の現金投出機973で積み込まれた現金を、
窓口部門951側まで運搬する。かような入金。
出金での全ての指令は、システムコントローラから与え
られる。
られる。
このシステムコントローラは関連機器をも含めてシステ
ム全体を一括して制御するものであり、それに精査指令
等を入力すると、ディスプレイ。
ム全体を一括して制御するものであり、それに精査指令
等を入力すると、ディスプレイ。
キーボード等から成る精査ターミナル975によって、
精査結果が得られる。
精査結果が得られる。
このようなシステムにおいて、キャリアは窓口部門95
1側と現金出納装置970側との間で、搬送レール9.
11上を往復走行して、現金を相互に搬送する。このキ
ャリアは、リニアモータにより、発進、加減速および停
止の制御が為されるようになっている。
1側と現金出納装置970側との間で、搬送レール9.
11上を往復走行して、現金を相互に搬送する。このキ
ャリアは、リニアモータにより、発進、加減速および停
止の制御が為されるようになっている。
搬送レール911の全体に亘ってリニアモータとなるよ
うに励磁機構を設ければよいが、価格の面から、搬送レ
ール911に沿って間隔を置き、複数のステーションを
分散配置している。それらの配置状態は、搬送レール9
11を設置している状態(カーブ、段差、相違する階へ
の走行の必要性等)を考慮して決定されている。
うに励磁機構を設ければよいが、価格の面から、搬送レ
ール911に沿って間隔を置き、複数のステーションを
分散配置している。それらの配置状態は、搬送レール9
11を設置している状態(カーブ、段差、相違する階へ
の走行の必要性等)を考慮して決定されている。
第12図は、搬送レール911上を走行するキャリアの
制御を行なうステーションを複数設けた配置関係を示す
。
制御を行なうステーションを複数設けた配置関係を示す
。
キャリア915は二次導体となるロータ板(図示せず)
を、また、各ステーション913は一次コイルであるス
テータ916をそれぞれ有している。各ステーション9
13によるキャリア915に対する搬送制御は、リニア
モータコントローラ918によってそれぞれ指令される
。
を、また、各ステーション913は一次コイルであるス
テータ916をそれぞれ有している。各ステーション9
13によるキャリア915に対する搬送制御は、リニア
モータコントローラ918によってそれぞれ指令される
。
全てのステーション913には、リニアモータカーとし
て作動させるための電力が、電源部(図示せず)から共
通に供給されている。電力供給によって、ステータ91
6とキャリア915のロータ板との間で、当該キャリア
915の駆動力が生じて搬送レール911上を走行する
。
て作動させるための電力が、電源部(図示せず)から共
通に供給されている。電力供給によって、ステータ91
6とキャリア915のロータ板との間で、当該キャリア
915の駆動力が生じて搬送レール911上を走行する
。
例えば現金投入/取出口963Bに設置されたステーシ
ョン913から現金収納機971に設置されたステーシ
ョン913へ、キャリア915を走行させるように、リ
ニアモータコントローラ918が指令された場合、その
間の搬送レール911等の条件を考慮して、搬送制御速
度を決定している。その決定搬送制御速度に基づいて、
キャリア915は最大速度で発進され、且つ加減速され
る。また、非接触で停止させるため、停止ステーション
の前から制動を行ない、該停止ステーションで完全に停
止するような制御を為している。
ョン913から現金収納機971に設置されたステーシ
ョン913へ、キャリア915を走行させるように、リ
ニアモータコントローラ918が指令された場合、その
間の搬送レール911等の条件を考慮して、搬送制御速
度を決定している。その決定搬送制御速度に基づいて、
キャリア915は最大速度で発進され、且つ加減速され
る。また、非接触で停止させるため、停止ステーション
の前から制動を行ない、該停止ステーションで完全に停
止するような制御を為している。
このようにして、あるステーション913から目的ステ
ーション913までの搬送制御を行なうようにしている
。
ーション913までの搬送制御を行なうようにしている
。
ところで、上述した従来方式にあっては、キャリア91
5を走行させる場合、まえもって各ステーション913
で所望の加減速を行なうことができるか否かを判定した
後、例えば1つのステーションが故障していることが判
明すれば、当該故障ステーションでの加減速を除去し、
他のステーションのみで所望の走行を行なうように、各
ステージョン913に走行指示を与えていた。このよう
にして、システムの運用不能な事態を避けるようにして
きた。
5を走行させる場合、まえもって各ステーション913
で所望の加減速を行なうことができるか否かを判定した
後、例えば1つのステーションが故障していることが判
明すれば、当該故障ステーションでの加減速を除去し、
他のステーションのみで所望の走行を行なうように、各
ステージョン913に走行指示を与えていた。このよう
にして、システムの運用不能な事態を避けるようにして
きた。
しかしながら、故障ステーション913の箇所によって
は、システム全体としての速度制御が行ない得ない場合
も生じていた。
は、システム全体としての速度制御が行ない得ない場合
も生じていた。
例えば、窓口部門951が1階にあり、現金出納装置9
70が2階であるようなシステムであれば、搬送レール
911およびステーション913の設置状態は第13図
(A)のようになる。ここで、ステーション9131は
現金投入/取出口963Bに対応し、ステーション91
39は現金収納機971に対応する。
70が2階であるようなシステムであれば、搬送レール
911およびステーション913の設置状態は第13図
(A)のようになる。ここで、ステーション9131は
現金投入/取出口963Bに対応し、ステーション91
39は現金収納機971に対応する。
仮に1階と2階との間に設置した第7ステーシヨン91
37が故障した場合には、仮令第1ステーション913
1から第6ステーシヨン9136で最大加速を行なって
も、第9ステーシヨン9139に到達できない。
37が故障した場合には、仮令第1ステーション913
1から第6ステーシヨン9136で最大加速を行なって
も、第9ステーシヨン9139に到達できない。
これとは逆に、窓口部門951に対して現金出納装置9
70が階下にあるようなシステムでは、第13図(B)
のようになる。この場合、仮に1階と2階との間に設置
した第7ステーシヨン9137が故障していても、第1
ステーシヨン9131から第9ステーシヨン9139へ
の走行は問題無い。しかし、現金の投出後に、キャリア
915はその所属のステーション9131に復帰するこ
とができない。つまり、ステーション913毎に所属す
るキャリア915が往復走行できない。
70が階下にあるようなシステムでは、第13図(B)
のようになる。この場合、仮に1階と2階との間に設置
した第7ステーシヨン9137が故障していても、第1
ステーシヨン9131から第9ステーシヨン9139へ
の走行は問題無い。しかし、現金の投出後に、キャリア
915はその所属のステーション9131に復帰するこ
とができない。つまり、ステーション913毎に所属す
るキャリア915が往復走行できない。
このように走行できない場合があるときでも、テラーは
それを知らずに入出金の取引を行なって現金や伝票を搭
載してしまったり、往路走行はよいが復路走行ができな
いためにシステム全体が運用不能な事態に至ってしまう
という問題点があった。
それを知らずに入出金の取引を行なって現金や伝票を搭
載してしまったり、往路走行はよいが復路走行ができな
いためにシステム全体が運用不能な事態に至ってしまう
という問題点があった。
本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、故障箇所に応じてキャリアでの搬送ができないよ
うに制御可能な搬送制御システムを提供することを目的
としている。
あり、故障箇所に応じてキャリアでの搬送ができないよ
うに制御可能な搬送制御システムを提供することを目的
としている。
第1図は本発明の搬送制御システムの原理ブロック図で
ある。
ある。
図において、走行作用手段113が、搬送案内手段11
1に沿って複数設けられている。
1に沿って複数設けられている。
搬送手段115は、被搬送物を搭載でき、走行作用手段
113との間の作用力によりII送案内手段111に沿
って走行可能である。
113との間の作用力によりII送案内手段111に沿
って走行可能である。
搬送管理手段117は、各走行作用手段113から目的
とする所に搬送手段115を走行させる態様が定義され
ており、その態様に応じた制御情報を与えて、走行作用
手段113による搬送手段115での所定の走行を為す
ように制御する。
とする所に搬送手段115を走行させる態様が定義され
ており、その態様に応じた制御情報を与えて、走行作用
手段113による搬送手段115での所定の走行を為す
ように制御する。
判定手段121は、前記定義された走行が可能であるか
どうかを判断して、所定の走行ができない場合には異常
信号119を発生して、搬送管理手段117に供給する
。
どうかを判断して、所定の走行ができない場合には異常
信号119を発生して、搬送管理手段117に供給する
。
従って、全体として、異常信号119が発生されれば搬
送管理手段117は、それに応じて前記制御情報を与え
て制御を行なうように構成されている。
送管理手段117は、それに応じて前記制御情報を与え
て制御を行なうように構成されている。
被搬送物を搭載できる搬送手段115が走行可能な搬送
案内手段111に沿って、走行作用手段113が複数設
けられている。
案内手段111に沿って、走行作用手段113が複数設
けられている。
この走行作用手段113のそれぞれから目的とする所へ
の搬送手段115の走行態様は定義されている。その定
義された走行が可能であるかどうかが判断され、所定の
走行ができない場合には異常信号119が発生される。
の搬送手段115の走行態様は定義されている。その定
義された走行が可能であるかどうかが判断され、所定の
走行ができない場合には異常信号119が発生される。
この異常信号119が発生すれば搬送管理手段117は
、それに応じた制御情報を走行作用手段113に与える
。
、それに応じた制御情報を走行作用手段113に与える
。
走行作用手段113は、そのようにして与えられる制御
情報に従った搬送を行なう。
情報に従った搬送を行なう。
本発明にあっては、目的とする所への片道あるいは往復
の指定走行態様が定義されており、その定義された走行
ができない場合には、それに応じた制御情報を与えるよ
うにしているので、片道あるいは往復の指定走行間での
制御手段の状態を考慮した搬送制御が可能となる。
の指定走行態様が定義されており、その定義された走行
ができない場合には、それに応じた制御情報を与えるよ
うにしているので、片道あるいは往復の指定走行間での
制御手段の状態を考慮した搬送制御が可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
明する。
第2図は、本発明の一実施例における搬送制御システム
の構成を示す。また、第3図〜第8図のそれぞれは、実
施例での各部の詳細を示す。
の構成を示す。また、第3図〜第8図のそれぞれは、実
施例での各部の詳細を示す。
■、 施伊と第1図との対応 −
ここで、本発明の実施例と第1図との対応関係を述べて
おく。
おく。
搬送案内手段111は、搬送路211に相当する。
走行作用手段113は、ステーション213に具わって
いるステータ216に相当する。
いるステータ216に相当する。
搬送手段115は、キャリア215に相当する。
搬送管理手段117は、リニアモータコントローラ21
8およびシステムコントローラ217に相当する。
8およびシステムコントローラ217に相当する。
異常信号119は、リニアモータコントローラ218お
よびシステムコントローラ217内での判定信号に相当
する。
よびシステムコントローラ217内での判定信号に相当
する。
判定手段121は、リニアモータコントローラ218に
相当する。
相当する。
搬送手段115に搭載される被搬送物は、現金や伝票に
相当する。
相当する。
■、 例の構成および機能
以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。
実施例について説明する。
第2図に示す本発明実施例の搬送制御システムも、第1
1図に示したような銀行店舗内での現金搬送システムに
適用されたものである。
1図に示したような銀行店舗内での現金搬送システムに
適用されたものである。
(i)システム全 の構
第2図(A)は、本発明実施例の搬送制御システムでの
全体構成を示す。このシステムも、第11図のものと同
様に、システムコントローラに接続されて制御されるよ
うになっている。また、第2図(B)は、銀行での実際
の機器配置状態を示す。更に、第2図(C)は、本発明
実施例の搬送制御システムでの搬送制御の系統を示す。
全体構成を示す。このシステムも、第11図のものと同
様に、システムコントローラに接続されて制御されるよ
うになっている。また、第2図(B)は、銀行での実際
の機器配置状態を示す。更に、第2図(C)は、本発明
実施例の搬送制御システムでの搬送制御の系統を示す。
以下、第2図(A)〜(C)を参照する。
ここで、関連機器を含めたシステム全体は、システムコ
ントローラ217にて指令されるようになっている。
ントローラ217にて指令されるようになっている。
銀行での窓口部門251において顧客から依頼された金
銭の処理(入出金、振替送金等)は、キーボード、ディ
スプレイ、プリンタ等を具えたオンラインテラーズマシ
ン253で処理される。
銭の処理(入出金、振替送金等)は、キーボード、ディ
スプレイ、プリンタ等を具えたオンラインテラーズマシ
ン253で処理される。
テラー用入金機255に投入された現金は計数された後
、キャリア215に搭載される。
、キャリア215に搭載される。
取引データの通帳への印字は、ターミナルライタ257
によって行なわれる。
によって行なわれる。
また、現金投入/取出口263A、263Bを介して現
金や伝票をキャリア215に搭載できるようになってい
る。そこに設置されている押しボタン281あるいは2
83を押すと、現金投入/取出口263ACあるいは2
63 B)のシャッタ755 (後述する)が開いて、
現金や伝票をその所属キャリア215に投入できる。こ
の押しボタンスイッチ281および283は、取引に応
じた被搬送物をキャリア215によりどこまで搬送させ
るかに応じて設置されている。
金や伝票をキャリア215に搭載できるようになってい
る。そこに設置されている押しボタン281あるいは2
83を押すと、現金投入/取出口263ACあるいは2
63 B)のシャッタ755 (後述する)が開いて、
現金や伝票をその所属キャリア215に投入できる。こ
の押しボタンスイッチ281および283は、取引に応
じた被搬送物をキャリア215によりどこまで搬送させ
るかに応じて設置されている。
キャリア215は搬送路211上を走行して、現金投入
/取出口263Aおよび263Bまたは入金機255と
、現金出納部門270に設けられた現金出納装!27O
Aとの間を往復できるようになっている。入金の場合に
は、窓口部門251側で積み込まれた現金を現金出納装
置270A側まで運搬し、その現金収納機971で降ろ
す。また、出金の場合には、現金出納装置270Aの現
金投出機273で積み込まれた現金を、窓口部門251
側まで運搬す・る。
/取出口263Aおよび263Bまたは入金機255と
、現金出納部門270に設けられた現金出納装!27O
Aとの間を往復できるようになっている。入金の場合に
は、窓口部門251側で積み込まれた現金を現金出納装
置270A側まで運搬し、その現金収納機971で降ろ
す。また、出金の場合には、現金出納装置270Aの現
金投出機273で積み込まれた現金を、窓口部門251
側まで運搬す・る。
システムコントローラ217に精査指令等を入力すると
、ディスプレイ、キーボード等から成る精査ターミナル
275によって、精査結果が得られる。
、ディスプレイ、キーボード等から成る精査ターミナル
275によって、精査結果が得られる。
ここで、第1〜第11ステーシヨン部2201〜220
11のそれぞれには、ステーション213およびステー
ションコントローラ214が包含されているものとする
。但し、第1〜第4オンラインテラーズマシン2531
〜2534.出納窓口272.テラー用入金機2551
.2552および現金投出機273.現金収納機271
に対応するステーション部では、キャリア215を退避
させる必要があるので、リフトアップ機構が具わってい
る。その他の第7および第8ステーション部2207お
よび2208には、リフトアップ機構は不要である。
11のそれぞれには、ステーション213およびステー
ションコントローラ214が包含されているものとする
。但し、第1〜第4オンラインテラーズマシン2531
〜2534.出納窓口272.テラー用入金機2551
.2552および現金投出機273.現金収納機271
に対応するステーション部では、キャリア215を退避
させる必要があるので、リフトアップ機構が具わってい
る。その他の第7および第8ステーション部2207お
よび2208には、リフトアップ機構は不要である。
一部面がった搬送路211が、窓口部門251側と現金
出納部門270側との間に敷設されている。これに沿っ
て、第1窓口2511側にある一方の現金投入/取出口
には第1オンラインテラーズマシン2531が、また、
他方の現金投入/取出口には第2オンラインテラーズマ
シン2532がそれぞれ対応設置されている。
出納部門270側との間に敷設されている。これに沿っ
て、第1窓口2511側にある一方の現金投入/取出口
には第1オンラインテラーズマシン2531が、また、
他方の現金投入/取出口には第2オンラインテラーズマ
シン2532がそれぞれ対応設置されている。
同様に、隣接する第2窓口2512側でも、2つの現金
投入/取出口に、第3オンラインテラーズマシン253
3.第4オンラインテラーズマシン2534がそれぞれ
対応設置されている。
投入/取出口に、第3オンラインテラーズマシン253
3.第4オンラインテラーズマシン2534がそれぞれ
対応設置されている。
更に、各窓口にそれぞれ、第1テラー用入金機2551
および第2テラー用入金機2552が、対応オンライン
テラーズマシンと接続され且つ設置されている。
および第2テラー用入金機2552が、対応オンライン
テラーズマシンと接続され且つ設置されている。
また現金出納部門270側では出納窓口272に対応し
て、現金出納装置27OAとしての現金投出機273お
よび現金収納機271が設置されている。
て、現金出納装置27OAとしての現金投出機273お
よび現金収納機271が設置されている。
このような銀行窓口システムでは、キャリア215を走
行停止させ、リフトアップして現金や伝票を搭載したり
降ろすので、それぞれに加減速機能や停止機能を持たせ
ている。そのため、搬送路に沿って、複数の箇所にステ
ーション部2201〜22011が設けられている。
行停止させ、リフトアップして現金や伝票を搭載したり
降ろすので、それぞれに加減速機能や停止機能を持たせ
ている。そのため、搬送路に沿って、複数の箇所にステ
ーション部2201〜22011が設けられている。
但し、第1〜第6ステーシヨン部2201〜2206お
よび第9〜第11ステージタン部2209〜第11ステ
ーション部22011のそれぞれは、加減速の他にリフ
トアップ機能を有する。他の第7ステーション部22o
7および第8ステーション部2208は、単に加減速の
機能のみを有している。
よび第9〜第11ステージタン部2209〜第11ステ
ーション部22011のそれぞれは、加減速の他にリフ
トアップ機能を有する。他の第7ステーション部22o
7および第8ステーション部2208は、単に加減速の
機能のみを有している。
これらのステーション部220の配置状態は、このシス
テムが設置されている状況によって定まる。特に、カー
ブ、上り勾配、下り勾配、上下階への昇降等に応じて、
搬送路211を敷設している状態を考慮して、ステーシ
ョン部220は適宜分散配置されている。そのように分
散配置されたステーションでのレール形状に合わせて、
レール形状設定スイッチ230として含まれる各対応ス
イッチが設定されている。
テムが設置されている状況によって定まる。特に、カー
ブ、上り勾配、下り勾配、上下階への昇降等に応じて、
搬送路211を敷設している状態を考慮して、ステーシ
ョン部220は適宜分散配置されている。そのように分
散配置されたステーションでのレール形状に合わせて、
レール形状設定スイッチ230として含まれる各対応ス
イッチが設定されている。
第1〜第4オンラインテラーズマシン2531〜253
4.現金投出機273および現金収納機271は、この
システム全体の制御を司るシステムコントローラ217
に接続されている。
4.現金投出機273および現金収納機271は、この
システム全体の制御を司るシステムコントローラ217
に接続されている。
このシステムコントローラ217による搬送指令信号2
23によって、リニアモータコントローラ218は、各
ステーション部220のステーションコントローラ21
4における制御コマンドを設定する。このステーション
コントローラ214は各ステーション213に対応する
ように、個別に設置されて接続されている。これにより
、各ステーション213でのキャリア215に対する搬
送制御を個別に行なうようになっている。
23によって、リニアモータコントローラ218は、各
ステーション部220のステーションコントローラ21
4における制御コマンドを設定する。このステーション
コントローラ214は各ステーション213に対応する
ように、個別に設置されて接続されている。これにより
、各ステーション213でのキャリア215に対する搬
送制御を個別に行なうようになっている。
その際、複数のスイッチから成るレール形状設定スイッ
チ230からのレール状況信号231によって、各ステ
ーション部220が配置されている搬送路211のレー
ル形状に応じた走行速度を決定するようになっている。
チ230からのレール状況信号231によって、各ステ
ーション部220が配置されている搬送路211のレー
ル形状に応じた走行速度を決定するようになっている。
商用電源の交流電圧Vi(通常200ボルト)が、各ス
テーション213に共通に供給される。
テーション213に共通に供給される。
ここでは、第1ステーシヨン側からラインを経由して電
圧供給されている。
圧供給されている。
この電圧供給により、各ステーション213は付勢され
る。そのように付勢されるステーション213はステー
タ216 (後述する)を形成しており、該ステータ2
16とキャリア215との間で作用力が生じ、キャリア
215は駆動(推進および制動)される。キャリア21
5は、その駆動力に応じて、搬送路211上を走行し、
現金(含む書類)を搬送する。
る。そのように付勢されるステーション213はステー
タ216 (後述する)を形成しており、該ステータ2
16とキャリア215との間で作用力が生じ、キャリア
215は駆動(推進および制動)される。キャリア21
5は、その駆動力に応じて、搬送路211上を走行し、
現金(含む書類)を搬送する。
(ii )キャリアの構
第3図(A)は、本発明実施例に用いるキャリア215
の一具体例を示す。このキャリア215は、第1〜第4
オンラインテラーズマシン2531〜2534および各
テラー用入金機2551゜2552のそれぞれに1個ず
つ割り当てられており、通常それらの所属ステーション
213でリフトアップされている。例えば入金の際は、
その現金の搭載後に、現金収納機271のステーション
まで搬送する。しかる後、所属ステーションまで復帰し
て、リフトアンプされる。また、出金の際には、所属ス
テーションから現金投出機273のステーションまで走
行して、現金の搭載後に復帰する。つまり、キャリア2
15は、定められた区間で往復走行するものである。
の一具体例を示す。このキャリア215は、第1〜第4
オンラインテラーズマシン2531〜2534および各
テラー用入金機2551゜2552のそれぞれに1個ず
つ割り当てられており、通常それらの所属ステーション
213でリフトアップされている。例えば入金の際は、
その現金の搭載後に、現金収納機271のステーション
まで搬送する。しかる後、所属ステーションまで復帰し
て、リフトアンプされる。また、出金の際には、所属ス
テーションから現金投出機273のステーションまで走
行して、現金の搭載後に復帰する。つまり、キャリア2
15は、定められた区間で往復走行するものである。
図において、平坦な支持板431に上開き可能な蓋43
3が装着され、該M433を開いて支持板431の上に
搬送物(現金や伝票)を収容するようになっている。ま
た、支持板431の裏面部には、その長手方向に沿って
、断面り字状のロータ板435が固着されている。この
ロータ板435は二次導体であり、リニアモータのロー
タに相当するものである。
3が装着され、該M433を開いて支持板431の上に
搬送物(現金や伝票)を収容するようになっている。ま
た、支持板431の裏面部には、その長手方向に沿って
、断面り字状のロータ板435が固着されている。この
ロータ板435は二次導体であり、リニアモータのロー
タに相当するものである。
支持板431の両側には、その長手方向に沿って、案内
板437および439が取り付けられている。これら両
案内板437,439のそれぞれには、一対の上側ガイ
ドローラ441が装着されている。それぞれの上側ガイ
ドローラ441に対向して、下側ガイドローラ443お
よび横側ガイドローラ445がそれぞれ装着されている
。これら上側ガイドローラ441と下側ガイドローラ4
43とで、搬送路211を上下から挾持すると共に、横
側ガイドローラ445によって側方から挟むようになっ
ている。これらのローラは、回転可能な状態で取り付け
られているので、キャリア215は搬送路211を脱線
することなく走行可能である。
板437および439が取り付けられている。これら両
案内板437,439のそれぞれには、一対の上側ガイ
ドローラ441が装着されている。それぞれの上側ガイ
ドローラ441に対向して、下側ガイドローラ443お
よび横側ガイドローラ445がそれぞれ装着されている
。これら上側ガイドローラ441と下側ガイドローラ4
43とで、搬送路211を上下から挾持すると共に、横
側ガイドローラ445によって側方から挟むようになっ
ている。これらのローラは、回転可能な状態で取り付け
られているので、キャリア215は搬送路211を脱線
することなく走行可能である。
案内板437の上端部は断面コ字状となっており、その
外側伸長部では、はぼ1対1の寸法比で成るスリット部
447が形成されている。このスリット部447は、4
つの透光センサ555A〜D(第4図参照)によって、
キャリア215の位置および速度を検出するためのもの
である。
外側伸長部では、はぼ1対1の寸法比で成るスリット部
447が形成されている。このスリット部447は、4
つの透光センサ555A〜D(第4図参照)によって、
キャリア215の位置および速度を検出するためのもの
である。
」呈し五之二久互橿遺
第3図(B)は、各ステーション213に具わっている
ステータ216を示す。ここで、対となっているベース
451のそれぞれに、その長手方向で揃えた案内部(含
むコア)453が所定の間隙で対向配置されている。こ
の間隙は、キャリア215が走行するときに、それに具
わっているロータ板435が、非接触で進入できるのに
充分にとっである。案内部453の外側には、加減速コ
イル4611位置決めコイル463およびダンピングコ
イル465 (第5図参照)を有するコイル部(−次コ
イルに相当する)460が接触配置されている。
ステータ216を示す。ここで、対となっているベース
451のそれぞれに、その長手方向で揃えた案内部(含
むコア)453が所定の間隙で対向配置されている。こ
の間隙は、キャリア215が走行するときに、それに具
わっているロータ板435が、非接触で進入できるのに
充分にとっである。案内部453の外側には、加減速コ
イル4611位置決めコイル463およびダンピングコ
イル465 (第5図参照)を有するコイル部(−次コ
イルに相当する)460が接触配置されている。
(iv)リニアモータとしての宇成
第4図(A)〜(C)は、第3図(A)および(B)に
示すようなキャリア215およびステータ216の組み
合わせで形成されるリニアモータを示す。
示すようなキャリア215およびステータ216の組み
合わせで形成されるリニアモータを示す。
第4図(C)に示す如(、あるステーション213にキ
ャリア215が進入した場合をみる。
ャリア215が進入した場合をみる。
搬送路211としては、一対の断面コ字状のレール55
1および553が平行して固定されている。
1および553が平行して固定されている。
同図(A)および(B)に示す如く、レール551に対
して、上側ガイドローラ441および下側ガイドローラ
443がレール551の上部を挾み込み、且つ、横側ガ
イドローラ445がレール551の側面に当接する。こ
れによって、キャリア215は上、下および横の3方向
で案内され、これにより、両レール551およびレール
553に沿って走行可能となっている。
して、上側ガイドローラ441および下側ガイドローラ
443がレール551の上部を挾み込み、且つ、横側ガ
イドローラ445がレール551の側面に当接する。こ
れによって、キャリア215は上、下および横の3方向
で案内され、これにより、両レール551およびレール
553に沿って走行可能となっている。
キャリア215のロータネ反435は、ステータ216
の両案内部453およびコイル部460の間に浮上した
状態で置かれ、ステータ216からの磁束を受けること
ができる。また、キャリア215のスリット部447は
、4つの透光センサ555A−Dを遮断する位置状態と
なる。
の両案内部453およびコイル部460の間に浮上した
状態で置かれ、ステータ216からの磁束を受けること
ができる。また、キャリア215のスリット部447は
、4つの透光センサ555A−Dを遮断する位置状態と
なる。
各ステーション213では、両レール551および55
3の間に、ステータ216が設けられていると共に、一
方のレール551に4つの透光センサ555A−Dが取
り付けられている。このうち、2つの透光センサ555
AおよびDはステータ216の前後に装着され、キャリ
ア215のスリット部447を検知して、キャリア21
5が当該ステーション213に進入あるいは通過したこ
とを検出する。また、他の2つの透光センサ555Bお
よびCはステーションの位置決め位置に設けられる。こ
れら4つの透光センサ555A−Dの検出信号は、キャ
リア215の速度検出にも用いられる。
3の間に、ステータ216が設けられていると共に、一
方のレール551に4つの透光センサ555A−Dが取
り付けられている。このうち、2つの透光センサ555
AおよびDはステータ216の前後に装着され、キャリ
ア215のスリット部447を検知して、キャリア21
5が当該ステーション213に進入あるいは通過したこ
とを検出する。また、他の2つの透光センサ555Bお
よびCはステーションの位置決め位置に設けられる。こ
れら4つの透光センサ555A−Dの検出信号は、キャ
リア215の速度検出にも用いられる。
(V)ステーションコントローラの構゛第5図は、ステ
ーションコントローラ214の−M 体側を示す。この
ステーションコントローラ214は、各ステーション部
220に含まれるものであり、加減速機能および機構制
御機能を有する。
ーションコントローラ214の−M 体側を示す。この
ステーションコントローラ214は、各ステーション部
220に含まれるものであり、加減速機能および機構制
御機能を有する。
第1ステーション部2201〜第6ステーシヨン部22
06および第9ステーション部2209〜第11ステー
ション部22011には、ここで示すように、キャリア
215の走行を制御する機能の他、当該キャリア215
を退避させるためのリフトアップ機能をも具備されてい
る。
06および第9ステーション部2209〜第11ステー
ション部22011には、ここで示すように、キャリア
215の走行を制御する機能の他、当該キャリア215
を退避させるためのリフトアップ機能をも具備されてい
る。
その他の第7ステーション部2207および第8ステー
ション部2208のステーションコントローラ214に
はリフトアンプ機能は具わっていない。これら両ステー
ション部2207および2208は、単にステータ21
6による加減速制御を行なう機能のみが具わっている。
ション部2208のステーションコントローラ214に
はリフトアンプ機能は具わっていない。これら両ステー
ション部2207および2208は、単にステータ21
6による加減速制御を行なう機能のみが具わっている。
v−1、lパ束 P@
ここで、ステーションコントローラ214は、ステーシ
ョン213に接続された状態で示す。それに含まれる主
制御プロセッサ630は、制御バス226を介して、リ
ニアモータコントローラ218との間で、データおよび
コマンドの授受を行なう。
ョン213に接続された状態で示す。それに含まれる主
制御プロセッサ630は、制御バス226を介して、リ
ニアモータコントローラ218との間で、データおよび
コマンドの授受を行なう。
主制御プロセッサ630とモータ制御用プロセッサ65
0との間には、インターフェース回路640が介在して
いる。それには、フラグ転送のためのフラグ部641お
よび643と、コマンドおよびデータ転送のためのレジ
スタ647および649が具わっている。
0との間には、インターフェース回路640が介在して
いる。それには、フラグ転送のためのフラグ部641お
よび643と、コマンドおよびデータ転送のためのレジ
スタ647および649が具わっている。
モータ制御用プロセッサ650は、主制御プロセッサ6
30からの指示に応じて、ステータ216を励磁制御す
る。つまり、コイル駆動ドライバ670によるステータ
216の励磁により、キャリア215に対する加減速お
よび位置決めを制御する。
30からの指示に応じて、ステータ216を励磁制御す
る。つまり、コイル駆動ドライバ670によるステータ
216の励磁により、キャリア215に対する加減速お
よび位置決めを制御する。
ところで、モータ制御用プロセッサ650は、何の制御
も行なわないニュートラルモード、加減速制御を行なう
加減速モード、発進制御を行なう発進モードおよび停止
制御を行なう停止モードの4つの制御モードに設定可能
である。これら4つのモードのいずれかへの設定は、外
部のりニアモータコントローラ218から与えられるコ
マンドに応じて行なわれる。
も行なわないニュートラルモード、加減速制御を行なう
加減速モード、発進制御を行なう発進モードおよび停止
制御を行なう停止モードの4つの制御モードに設定可能
である。これら4つのモードのいずれかへの設定は、外
部のりニアモータコントローラ218から与えられるコ
マンドに応じて行なわれる。
リニアモータとしての駆動力を発生させるために、商用
電源としての交流電圧Viがコイル駆動ドライバ670
のうちドライバ671および673に励磁用に供給され
ている。また、このコイル駆動ドライバ670には、直
流電圧が供給されている他のドライバ675が含まれて
いる。
電源としての交流電圧Viがコイル駆動ドライバ670
のうちドライバ671および673に励磁用に供給され
ている。また、このコイル駆動ドライバ670には、直
流電圧が供給されている他のドライバ675が含まれて
いる。
ドライバ671は、モータ制御用プロセッサ650から
供給されるコマンドLEFT、RIGHTに応じて、ス
テータ216の加減速コイル461を交流励磁する。ま
た、同様にモータ制御用プロセッサ650から構成され
る装置決め指令のコマンドPCMDにより、ドライバ6
73は位置決めコイル463を交流励磁する。更に、位
置決めダンピング指令のコマンドSCMDにより、ドラ
イバ675はダンピングコイル465を直流励磁する。
供給されるコマンドLEFT、RIGHTに応じて、ス
テータ216の加減速コイル461を交流励磁する。ま
た、同様にモータ制御用プロセッサ650から構成され
る装置決め指令のコマンドPCMDにより、ドライバ6
73は位置決めコイル463を交流励磁する。更に、位
置決めダンピング指令のコマンドSCMDにより、ドラ
イバ675はダンピングコイル465を直流励磁する。
これら各コイルでの励磁によって、キャリア215は各
ステーション213において、発進、加速、減速、制動
あるいは停止の駆動制御が為される。
ステーション213において、発進、加速、減速、制動
あるいは停止の駆動制御が為される。
各ステーション213におけるステータ216には、キ
ャリア215が有するスリット部447を検出するため
に、4つの透光、センサ555A〜Dが具わっている。
ャリア215が有するスリット部447を検出するため
に、4つの透光、センサ555A〜Dが具わっている。
これら透光センサ555A〜Dの出力は、マルチプレク
サ690により、モータ制御用プロセッサ650の選択
信号SELに応じて選択されて、該モータ制御用プロセ
ッサ650に供給される。
サ690により、モータ制御用プロセッサ650の選択
信号SELに応じて選択されて、該モータ制御用プロセ
ッサ650に供給される。
このマルチプレクサ690から2値化パルスとして得ら
れる透光センサ555の検出出力パルスを、モータ制御
用プロセッサ650のカウンタ653が計数することに
より、キャリア215の速度が計測されるようになって
いる。
れる透光センサ555の検出出力パルスを、モータ制御
用プロセッサ650のカウンタ653が計数することに
より、キャリア215の速度が計測されるようになって
いる。
v−2、主制御部
ところで、キャリア215は各所属となるステーション
213が決まっており、当該所属ステーション213に
て停止させ、リフトアップ状態とする必要がある。その
ようなリフトアップ状態にあるキャリア215に現金や
伝票を搭載するときは、例えば現金投入/取出口263
Bでの押しボタン281あるいは283を押すことによ
ってシャフタ755を開いて載せる。
213が決まっており、当該所属ステーション213に
て停止させ、リフトアップ状態とする必要がある。その
ようなリフトアップ状態にあるキャリア215に現金や
伝票を搭載するときは、例えば現金投入/取出口263
Bでの押しボタン281あるいは283を押すことによ
ってシャフタ755を開いて載せる。
ここで、所属ステーション213でのキャリア215の
停止、キャリアのリフトアップ、シャッタ755(第6
図参照)の開閉を説明する。
停止、キャリアのリフトアップ、シャッタ755(第6
図参照)の開閉を説明する。
キャリア215のリフトアップ、その状態での保持およ
びリフトダウンは、ステーションコントローラ214に
具わった機構制御部720によって為される。
びリフトダウンは、ステーションコントローラ214に
具わった機構制御部720によって為される。
この機構制御部720は、別なバス733を介して主制
御プロセッサ630と接続されている。
御プロセッサ630と接続されている。
そこに含まれる機構制御用プロセッサ750は内部にメ
モリ750Rを有しており、別なインターフェース回路
740を介してバス733に接続されている。このイン
ターフェース回路740も、フラグを送受するためのフ
ラグ部741,743および主制御プロセッサ630と
コマンド、データを送受するためのレジスタ747,7
49が具わっている。
モリ750Rを有しており、別なインターフェース回路
740を介してバス733に接続されている。このイン
ターフェース回路740も、フラグを送受するためのフ
ラグ部741,743および主制御プロセッサ630と
コマンド、データを送受するためのレジスタ747,7
49が具わっている。
キャリア215のリフトアップおよびリフトダウンは、
ドライバ770によって駆動されるモータ771が回転
することによって行なわれる。キャリア215が搬送路
211にて停止している状態からリフトアップされ、最
上位置に到達するとスイッチ779が入り、ドライバ7
70の駆動を停止させる。それによって、キャリア21
5がリフトアンプの状態で保持される。
ドライバ770によって駆動されるモータ771が回転
することによって行なわれる。キャリア215が搬送路
211にて停止している状態からリフトアップされ、最
上位置に到達するとスイッチ779が入り、ドライバ7
70の駆動を停止させる。それによって、キャリア21
5がリフトアンプの状態で保持される。
また、キャリア215がリフトアップされたとき、レー
ルの補充をするレールフタは、ドライバ780によって
駆動されるモータ781が回転することによって行なわ
れる。これにより、キャリア215の上昇に伴ってレー
ルの一部が欠けても、その分のレールが補充されて搬送
路211が完成して、キャリア215の走行には支障が
無(なる。
ルの補充をするレールフタは、ドライバ780によって
駆動されるモータ781が回転することによって行なわ
れる。これにより、キャリア215の上昇に伴ってレー
ルの一部が欠けても、その分のレールが補充されて搬送
路211が完成して、キャリア215の走行には支障が
無(なる。
更に、キャリア215に現金や伝票等の被搬送物を搭載
する場合には、押しボタン281あるいは283を押す
と、機構制御用プロセッサ750がドライバ752によ
って駆動されるモータ751が回転して、シャッタ75
5が開く。搭載後、再び押しボタン281あるいは28
3が押されると、モータ751が逆方向に回転してシャ
ッタ755が閉じる。
する場合には、押しボタン281あるいは283を押す
と、機構制御用プロセッサ750がドライバ752によ
って駆動されるモータ751が回転して、シャッタ75
5が開く。搭載後、再び押しボタン281あるいは28
3が押されると、モータ751が逆方向に回転してシャ
ッタ755が閉じる。
v−3、リフトアップおよびリフトダウン第6図は、例
えば現金投入/取出口863Bで現金搭載のために停止
させである状態を示し、そのような停止状態から、第7
図に示すようなリフトアップ状態となる。
えば現金投入/取出口863Bで現金搭載のために停止
させである状態を示し、そのような停止状態から、第7
図に示すようなリフトアップ状態となる。
第6図および第7図において、キャリア217は部分搬
送路211Aに位置するステータ216によって、停止
1位置決めされる。その状態で、リフト用モータ771
の回転により、リンク773を動作させると、スライダ
ブロック775がガイド柱777に沿って上昇する。こ
れにより、キャリア215は引き揚げられて、部分搬送
路211Aと共に上昇する。
送路211Aに位置するステータ216によって、停止
1位置決めされる。その状態で、リフト用モータ771
の回転により、リンク773を動作させると、スライダ
ブロック775がガイド柱777に沿って上昇する。こ
れにより、キャリア215は引き揚げられて、部分搬送
路211Aと共に上昇する。
スライダブロック775が極上点に達すると、スイッチ
779が作動してモータ771の回転が停止し、第7図
に示すような泣面でキャリア215の上昇動作が停止す
る。かような状態が、キャリア215が退避した状態で
ある。ところで、この状態では部分搬送路211Aが欠
けたことになる。
779が作動してモータ771の回転が停止し、第7図
に示すような泣面でキャリア215の上昇動作が停止す
る。かような状態が、キャリア215が退避した状態で
ある。ところで、この状態では部分搬送路211Aが欠
けたことになる。
そこで、レールフタ機構のモータ781が回転し、ギア
783が回転すると共に、それに係合する他のギア78
5も回転する。これにより、両ギア783および785
に連結したリンク787および789は回動する。レー
ルフタレバー791および793は、支点G1およびG
2を中心に回動して、これらレールフタレバー791お
よび793の先端に設けられた他の部分搬送路211B
が外側から内側方向へと移動され、部分搬送路211A
が元にあった場所に移行される。従って以後、完全に搬
送路211が形成されるので、該ステーション213を
他のキャリア215が支障なく通過することができる。
783が回転すると共に、それに係合する他のギア78
5も回転する。これにより、両ギア783および785
に連結したリンク787および789は回動する。レー
ルフタレバー791および793は、支点G1およびG
2を中心に回動して、これらレールフタレバー791お
よび793の先端に設けられた他の部分搬送路211B
が外側から内側方向へと移動され、部分搬送路211A
が元にあった場所に移行される。従って以後、完全に搬
送路211が形成されるので、該ステーション213を
他のキャリア215が支障なく通過することができる。
また、上述したようにキャリア215が極上点で保持さ
れているものとする。そのような状態にあるとき、テラ
ーが押しボタン281あるいは283を押すと、モータ
751が回転することによりリンク753が引っ張られ
て、シャッタ755が開放される。これにより、現金投
入/取出口263Bから、テラーは現金をキャリア21
5に積載することができる。
れているものとする。そのような状態にあるとき、テラ
ーが押しボタン281あるいは283を押すと、モータ
751が回転することによりリンク753が引っ張られ
て、シャッタ755が開放される。これにより、現金投
入/取出口263Bから、テラーは現金をキャリア21
5に積載することができる。
■、 方伊の″卸動作
第9図(A)および(B)は、走行に関する制御信号の
授受を示す。第10図は、本発明実施例の制御手順を示
す。以下、第2図〜第10図を参照する。
授受を示す。第10図は、本発明実施例の制御手順を示
す。以下、第2図〜第10図を参照する。
先ず、全体的な搬送制御を説明しておく。
システムとして設置されたりニアモータコントローラ2
18は、初期状態では、全ステーション213のステー
ションコントローラ214に対し制御バス226を介し
て、制御データの受信コマンドRECVにより速度デー
タを与える。この速度データには、レールの直線、カー
ブ、上、下勾配、カーブ+勾配とレールの形状に応じた
最大速度および最小速度の他に、次のステーションが停
止ステーションであるときに用いる補正値が含まれる。
18は、初期状態では、全ステーション213のステー
ションコントローラ214に対し制御バス226を介し
て、制御データの受信コマンドRECVにより速度デー
タを与える。この速度データには、レールの直線、カー
ブ、上、下勾配、カーブ+勾配とレールの形状に応じた
最大速度および最小速度の他に、次のステーションが停
止ステーションであるときに用いる補正値が含まれる。
このシステムでの各ステーション213の設置場所にお
いて、設置者はレール形状設定スイッチ230により、
当該ステーション213での両側のレール形状を設定し
ておく。これにより、リニアモータコントローラ218
は、各ステーション毎にレール形状設定スイッチ230
にて設定された内容に対応する速度データを求めて送信
する。
いて、設置者はレール形状設定スイッチ230により、
当該ステーション213での両側のレール形状を設定し
ておく。これにより、リニアモータコントローラ218
は、各ステーション毎にレール形状設定スイッチ230
にて設定された内容に対応する速度データを求めて送信
する。
その速度データは、リニアモータコントローラ218内
に予めデータテーブルとしてレール形状毎に持っている
。
に予めデータテーブルとしてレール形状毎に持っている
。
各ステーション213では、主制御プロセッサ630が
これらを受信して、一旦、自己のメモリ631に格納す
る。しかる後、バス633を介して、モータ制御用プロ
セッサ650に転送する。
これらを受信して、一旦、自己のメモリ631に格納す
る。しかる後、バス633を介して、モータ制御用プロ
セッサ650に転送する。
かようなバス633を介する転送制御には、ハンドシェ
イク制御が用いられる。主制御プロセッサ630は、バ
ス633を介して、インターフェース回路640のフラ
グ部641に転送フラグをセントすると共に、速度デー
タをレジスタ647にセットする。
イク制御が用いられる。主制御プロセッサ630は、バ
ス633を介して、インターフェース回路640のフラ
グ部641に転送フラグをセントすると共に、速度デー
タをレジスタ647にセットする。
モータ制御用プロセッサ650はフラグ部641をみて
、転送のあったことを検出して、レジスタ647の内容
を読み取る。しかる後、モータ制御用プロセッサ650
はフラグ部643をセットして、バス633を介して主
制御プロセッサ630に通知し、次のデータを待つ。こ
のようにして得た速度データを、モータ制御用プロセッ
サ650はそのメモリ651に順次格納し、レールの形
状に合わせたデータテーブルを作成する。
、転送のあったことを検出して、レジスタ647の内容
を読み取る。しかる後、モータ制御用プロセッサ650
はフラグ部643をセットして、バス633を介して主
制御プロセッサ630に通知し、次のデータを待つ。こ
のようにして得た速度データを、モータ制御用プロセッ
サ650はそのメモリ651に順次格納し、レールの形
状に合わせたデータテーブルを作成する。
ところで、キャリア215が通過できる最大速度および
最小速度は、レールの形状によって異なる。キャリア2
15の速度が最大速度を越せば、キャリア215は脱線
したり、破損したりしてしまう。また、最小速度を下回
ればキャリア215はステーション213と他のステー
ション213との間で停止してしまう。従って、キャリ
ア215を走行させるのに適した速度は、レールの形状
で定まる最大速度と最小速度との間とする必要がある。
最小速度は、レールの形状によって異なる。キャリア2
15の速度が最大速度を越せば、キャリア215は脱線
したり、破損したりしてしまう。また、最小速度を下回
ればキャリア215はステーション213と他のステー
ション213との間で停止してしまう。従って、キャリ
ア215を走行させるのに適した速度は、レールの形状
で定まる最大速度と最小速度との間とする必要がある。
また、できるだけ速度を上げてキャリア215を走行さ
せることが望ましい。停止は非接触で行なうために、目
的とする停止ステーション213の前のステーション2
13から減速制御する必要があり、予め理想的な速度制
御曲線を定めて、その曲線に従った制御を為すことが肝
要である。
せることが望ましい。停止は非接触で行なうために、目
的とする停止ステーション213の前のステーション2
13から減速制御する必要があり、予め理想的な速度制
御曲線を定めて、その曲線に従った制御を為すことが肝
要である。
かような理想的な速度制御曲線に従う指示速度を、リニ
アモータコントローラ218から各ステーション213
のステーションコントローラ214に、各走行の指示を
する毎に合わせて送信しておく。各ステーション213
においては格納速度データと指示速度とに基づいて、最
大速度および最小速度の間に収まる制御速度を決定する
ようにしている。これにより、レール形状に応じた制御
速度がステーション213毎に自動的に決定される。か
ような決定速度はレール形状に適応した速度であるので
、キャリア215を走行させても、脱線、途中停止等に
よる制御不能事態が生じることはない。
アモータコントローラ218から各ステーション213
のステーションコントローラ214に、各走行の指示を
する毎に合わせて送信しておく。各ステーション213
においては格納速度データと指示速度とに基づいて、最
大速度および最小速度の間に収まる制御速度を決定する
ようにしている。これにより、レール形状に応じた制御
速度がステーション213毎に自動的に決定される。か
ような決定速度はレール形状に適応した速度であるので
、キャリア215を走行させても、脱線、途中停止等に
よる制御不能事態が生じることはない。
I[[1、o ’〒の11卸
先ず、キャリア215をある区間で一方向のみで走行さ
せる場合について説明する。かような一方向走行を、入
金取引の場合についてみる。
せる場合について説明する。かような一方向走行を、入
金取引の場合についてみる。
(i)ステーション部の動イ確訝
第10図に示す如く、システムコントローラ217、リ
ニアモータコントローラ218.ステーションコントロ
ーラ213およびオンラインテラーズマシン2531〜
2534.その他の機器の電源投入が為される。しかる
後、銀行での取引が開始される。
ニアモータコントローラ218.ステーションコントロ
ーラ213およびオンラインテラーズマシン2531〜
2534.その他の機器の電源投入が為される。しかる
後、銀行での取引が開始される。
リニアモータコントローラ218は、全てのステーショ
ンコントローラ214にセンスコマンドS N Sを順
次送る。これによって、各ステーションコントローラ2
14がニュートラルモードにあり、且つ、制御回路やセ
ンサ等に異常がないかどうかを問い合わせる。かような
チェックで、各ステーションコントローラ214の動作
が適切ならば所定のレスポンスが得られる。
ンコントローラ214にセンスコマンドS N Sを順
次送る。これによって、各ステーションコントローラ2
14がニュートラルモードにあり、且つ、制御回路やセ
ンサ等に異常がないかどうかを問い合わせる。かような
チェックで、各ステーションコントローラ214の動作
が適切ならば所定のレスポンスが得られる。
各ステーションに異常がないときは、リニアモータコン
トローラ218はその旨をシステムコントローラ217
に通知する。この後、リニアモータコントローラ218
はレール形状設定スイッチ230を基に、制御データの
受信コマンドREC■により速度データを送信する。一
方、システムコントローラ217には、そのシステムで
行なわれる走行が予め決められセットされている。この
場合であれば、入金取引では各入金機のステーションか
ら現金収納機のステーションへの搬送、出金取引なら現
金投出機のステーションと各窓口のステーションの搬送
、伝票は各窓口から出納窓口への搬送である。そこで、
システムコントローラ217はシステムの業務を始める
前に、リニアモータコントローラ218に対して、この
システムで使う全ての搬送の実行可否を問い合わせる。
トローラ218はその旨をシステムコントローラ217
に通知する。この後、リニアモータコントローラ218
はレール形状設定スイッチ230を基に、制御データの
受信コマンドREC■により速度データを送信する。一
方、システムコントローラ217には、そのシステムで
行なわれる走行が予め決められセットされている。この
場合であれば、入金取引では各入金機のステーションか
ら現金収納機のステーションへの搬送、出金取引なら現
金投出機のステーションと各窓口のステーションの搬送
、伝票は各窓口から出納窓口への搬送である。そこで、
システムコントローラ217はシステムの業務を始める
前に、リニアモータコントローラ218に対して、この
システムで使う全ての搬送の実行可否を問い合わせる。
この問い合わせに対する応答に基づいて搬送を行なわせ
るようにする。
るようにする。
いま、故障か何かの理由で第7ステーション部2207
のステーション214 (ST7)からレスポンスが得
られなかったものとする。つまり、第7ステーション部
2207での加減速はできないことが判明する。
のステーション214 (ST7)からレスポンスが得
られなかったものとする。つまり、第7ステーション部
2207での加減速はできないことが判明する。
(ii ) 行可否の確認
リニアモータコントローラ218は、これらの応答によ
るステーション状態の情報をシステムコントローラ21
7に通知する。システムコントローラ217は、このシ
ステムで使用する走行の可否をリニアモータコントロー
ラ218へ問い合わせる。このシステムでの使用態様に
よって、次のような(イ)〜(ヌ)の態様での走行が可
能であるか否かを判定する。
るステーション状態の情報をシステムコントローラ21
7に通知する。システムコントローラ217は、このシ
ステムで使用する走行の可否をリニアモータコントロー
ラ218へ問い合わせる。このシステムでの使用態様に
よって、次のような(イ)〜(ヌ)の態様での走行が可
能であるか否かを判定する。
(イ)第1ステーション部2201から第9ステーショ
ン部2209までの走行区間。
ン部2209までの走行区間。
これは、第4オンラインテラーズマシン2534での出
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
(ロ)第3ステーション部2203から第9ステーショ
ン部2209までの走行区間。
ン部2209までの走行区間。
これは、第3オンラインテラーズマシン2533での出
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
(ハ)第4ステーション部2204から第9ステーショ
ン部2209までの走行区間。
ン部2209までの走行区間。
これは、第2オンラインテラーズマシン2532での出
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
(ニ)第6ステーション部2206から第9ステーショ
ン部2209までの走行区間の確認。
ン部2209までの走行区間の確認。
これは、第1オンラインテラーズマシン2531での出
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
金取引を行なうために、キャリア215を搬送させてよ
いかどうかの確認である。
(ホ)第1ステーション部2201から第10ステーシ
ヨン部22010までの走行区間。
ヨン部22010までの走行区間。
これは、第4オンラインテラーズマシン2534での取
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
(へ)第3ステーション部2203から第10ステーシ
ヨン部22010までの走行区間。
ヨン部22010までの走行区間。
これは、第3オンラインテラーズマシン2533での取
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
(ト)第4ステーション部2204から第10ステーシ
ヨン部22010までの走行区間。
ヨン部22010までの走行区間。
これは、第2オンラインテラーズマシン2532での取
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
(チ)第6ステーション部2206から第10ステーシ
ヨン部22010までの走行区間。
ヨン部22010までの走行区間。
これは、第1オンラインテラーズマシン2531での取
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
引伝票を送るために、キャリア215を搬送させてよい
かどうかの確認である。
(ワ)第2ステーション部2202から第11ステーシ
ョン部22011までの走行区間。
ョン部22011までの走行区間。
これは、第2窓口2512で入金を行ない、キャリア2
15で搬送させてよいかどうかの確認である。
15で搬送させてよいかどうかの確認である。
(ヌ)第5ステーション部2205から第11ステーシ
ョン部22011までの走行区間。
ョン部22011までの走行区間。
これは、第1窓口2511で入金を行ない、キャリア2
15で搬送させてよいかどうかの確認である。
15で搬送させてよいかどうかの確認である。
これらの問い合わせに基づいて、リニアモータコントロ
ーラ218は第7ステーシヨンが故障の上での走行可否
を判定して、それらの結果をシステムコントローラ21
7に応答する。
ーラ218は第7ステーシヨンが故障の上での走行可否
を判定して、それらの結果をシステムコントローラ21
7に応答する。
リニアモータコントローラ218は、レール形状設定ス
イッチ230のデータを基にして、各ステーションのレ
ール形状に応じた速度をデータテーブルより求メ゛るが
、あるステーション部(ここでは、第7ステーション部
2207)が故障の場合には、その前後のステーション
間のレールでの走行速度を必要に応じて選択的に切り換
えることができるようになっている。かようなレール形
状を参照して、走行に必要な速度を演算する。その演算
結果に従って、各ステーションで通過可能な最大速度と
最小速度との速度データを、制御データの受信コマンド
により各ステーションへ送信する。そして、このデータ
を基にして走行の可否を判定する。
イッチ230のデータを基にして、各ステーションのレ
ール形状に応じた速度をデータテーブルより求メ゛るが
、あるステーション部(ここでは、第7ステーション部
2207)が故障の場合には、その前後のステーション
間のレールでの走行速度を必要に応じて選択的に切り換
えることができるようになっている。かようなレール形
状を参照して、走行に必要な速度を演算する。その演算
結果に従って、各ステーションで通過可能な最大速度と
最小速度との速度データを、制御データの受信コマンド
により各ステーションへ送信する。そして、このデータ
を基にして走行の可否を判定する。
ここで判定結果としては、第6ステーション部2206
からキャリア215を発進させたとき、加速不足のため
に搬送路211のカーブを曲がった後、第8ステーシヨ
ンまで到達しないものとする。それ以外についてはいず
れも走行可能であるものとする。つまり、板金第7ステ
ーシヨン部2207での加速がなくとも、その前でのス
テーションでその分を補うことができるからである。
からキャリア215を発進させたとき、加速不足のため
に搬送路211のカーブを曲がった後、第8ステーシヨ
ンまで到達しないものとする。それ以外についてはいず
れも走行可能であるものとする。つまり、板金第7ステ
ーシヨン部2207での加速がなくとも、その前でのス
テーションでその分を補うことができるからである。
そのようなレスポンスに応じて、システムコントローラ
217は、各ステーション部220への押しボタン機能
指定を通知する。リニアモータコントローラ218は、
第1ステーション部2201、第3ステーション部22
03.第4ステーシヨン部2204.第10ステーシヨ
ン部22010に対して、制御バス226を介して押し
ボタン機能信号を供給する。この押しボタン機能信号に
よって、それらの現金投入/取出口のシャッタが開閉可
能となり、現金や伝票の搭載を行なうことができる。例
えば、伝票搬送の場合には、押しボタン281あるいは
283を押すことによってシャッタ755が開き、キャ
リア215に搭載できる。再び押しボタン281あるい
は283を押すとシャッタ755は閉じて、リニアモー
タコントローラ218へ押しボタン281あるいは28
3が押されたことが通知される。キャリア215はリフ
トダウンしてから走行させられるのである(第6図〜第
8図参照)。
217は、各ステーション部220への押しボタン機能
指定を通知する。リニアモータコントローラ218は、
第1ステーション部2201、第3ステーション部22
03.第4ステーシヨン部2204.第10ステーシヨ
ン部22010に対して、制御バス226を介して押し
ボタン機能信号を供給する。この押しボタン機能信号に
よって、それらの現金投入/取出口のシャッタが開閉可
能となり、現金や伝票の搭載を行なうことができる。例
えば、伝票搬送の場合には、押しボタン281あるいは
283を押すことによってシャッタ755が開き、キャ
リア215に搭載できる。再び押しボタン281あるい
は283を押すとシャッタ755は閉じて、リニアモー
タコントローラ218へ押しボタン281あるいは28
3が押されたことが通知される。キャリア215はリフ
トダウンしてから走行させられるのである(第6図〜第
8図参照)。
また、システムコントローラ217は、第6ステーシヨ
ン(Sr1)での搬送不能を通知する。
ン(Sr1)での搬送不能を通知する。
それに応じて、リニアモータコントローラ218は、第
6ステーション部2206に対して、不能表示信号を供
給する。この第6ステーション部2206では、ランプ
等により使用不可が示されると共にシャフタの開閉はで
きない。この不能表示信号は、ステーションコントロー
ラ214の機構制御部720側に供給され、その機構制
御用プロセッサ750に与えられて、モータ751を駆
動するドライバ752を無効化する。これにより、シャ
ッタ755の開閉が不能となるので、テラーが押しボタ
ン281あるいは283を押してもシャッタ755は開
かず、誤って現金や伝票をキャリア215に積み込むこ
とはない。また、キャリア215がリフトダウンして走
行することもなくなる。
6ステーション部2206に対して、不能表示信号を供
給する。この第6ステーション部2206では、ランプ
等により使用不可が示されると共にシャフタの開閉はで
きない。この不能表示信号は、ステーションコントロー
ラ214の機構制御部720側に供給され、その機構制
御用プロセッサ750に与えられて、モータ751を駆
動するドライバ752を無効化する。これにより、シャ
ッタ755の開閉が不能となるので、テラーが押しボタ
ン281あるいは283を押してもシャッタ755は開
かず、誤って現金や伝票をキャリア215に積み込むこ
とはない。また、キャリア215がリフトダウンして走
行することもなくなる。
続いて、システムコントローラ217は、第2〜第4オ
ンラインテラーズマシン2532〜2534に対して、
入金および出金の取引を可能とするようにモード設定す
る。また、第1オンラインテラーズマシン2531に対
しては、入金取引をしてもよいが出金取引はできない旨
を指示する。
ンラインテラーズマシン2532〜2534に対して、
入金および出金の取引を可能とするようにモード設定す
る。また、第1オンラインテラーズマシン2531に対
しては、入金取引をしてもよいが出金取引はできない旨
を指示する。
この指示によって、テラーは、出金の際は、隣の第2オ
ンラインテラーズマシン2532を利用する。
ンラインテラーズマシン2532を利用する。
(iii )オンラインテラーズマシンからの 金従っ
て、第2窓口2512の第4オンラインテラーズマシン
では、取引が可能であるので、これによって入金処理が
為されるものとする。その場合、第2図に示すように、
入金機2552より第2ステーシヨン213(Sr1)
に停止しているキャリア215に入金された現金を搭載
した後、第11ステーシヨン213 (STI 1)ま
で移動させる搬送制御である。その場合、テラーは、入
金機2552に入金の紙幣または硬貨をセットして鑑別
計数を行なわせる。計数額が入金額と一敗したならば、
テラーは第4オンラインテラーズマシン2S34で入金
処理の完了操作をする。この操作により入金機2552
内の紙幣および硬貨は、第2ステーシヨン213(Sr
1)でシャッタの開いているキャリアに自動的に積み込
まれる。
て、第2窓口2512の第4オンラインテラーズマシン
では、取引が可能であるので、これによって入金処理が
為されるものとする。その場合、第2図に示すように、
入金機2552より第2ステーシヨン213(Sr1)
に停止しているキャリア215に入金された現金を搭載
した後、第11ステーシヨン213 (STI 1)ま
で移動させる搬送制御である。その場合、テラーは、入
金機2552に入金の紙幣または硬貨をセットして鑑別
計数を行なわせる。計数額が入金額と一敗したならば、
テラーは第4オンラインテラーズマシン2S34で入金
処理の完了操作をする。この操作により入金機2552
内の紙幣および硬貨は、第2ステーシヨン213(Sr
1)でシャッタの開いているキャリアに自動的に積み込
まれる。
ここでは、第4オンラインテラーズマシン2534の入
金機2552に対応する第2ステーション部2202か
ら現金収納機271に対応する第11ステーション部2
2011までの走行区間が定められる。かような走行を
行なうべき入金搬送指令が第4オンラインテラーズマシ
ン2534からシステムコントローラ217に与えられ
る。
金機2552に対応する第2ステーション部2202か
ら現金収納機271に対応する第11ステーション部2
2011までの走行区間が定められる。かような走行を
行なうべき入金搬送指令が第4オンラインテラーズマシ
ン2534からシステムコントローラ217に与えられ
る。
システムコントローラ217は、かような走行区間での
搬送制御が可能であると判断して、そのような搬送を為
すべき指令信号223をリニアモータコントローラ21
8に供給する。
搬送制御が可能であると判断して、そのような搬送を為
すべき指令信号223をリニアモータコントローラ21
8に供給する。
第4オンラインテラーズマシン2534からの入金搬送
指令がシステムコントローラ217に与えられると、指
令信号223に応じて、リニアモータコントローラ21
8は、第2ステーシヨン(Sr1)〜第11ステーショ
ン(STII)までの搬送制御を行なう。
指令がシステムコントローラ217に与えられると、指
令信号223に応じて、リニアモータコントローラ21
8は、第2ステーシヨン(Sr1)〜第11ステーショ
ン(STII)までの搬送制御を行なう。
(iv )加ゝ゛東ステーションへの指ムリニアモータ
コントローラ218は、停止ステーション(第11ステ
ーシヨン5TII)の1つ前のステーション(STIO
)から遡って順次減速制御するような速度制御をする。
コントローラ218は、停止ステーション(第11ステ
ーシヨン5TII)の1つ前のステーション(STIO
)から遡って順次減速制御するような速度制御をする。
このようにして与えられる走行指令に基づくコマンドお
よびデータは、リニアモータコントローラ218により
、制御バス226を介して各ステーションコントローラ
214に供給される。例えば、第3ステーシヲンコント
ローラ214(STC3)には加速制御、・・・・・・
・第10ステーシヨンコントローラ214 (STCI
O)には減速制御を指令する(第9図の■)。但し、
第7ステーシヨン213(ST7)は故障しているので
、指令しない。
よびデータは、リニアモータコントローラ218により
、制御バス226を介して各ステーションコントローラ
214に供給される。例えば、第3ステーシヲンコント
ローラ214(STC3)には加速制御、・・・・・・
・第10ステーシヨンコントローラ214 (STCI
O)には減速制御を指令する(第9図の■)。但し、
第7ステーシヨン213(ST7)は故障しているので
、指令しない。
いま、第2ステーシヨン213(ST2)が発進位置、
第11ステーシヨン213 (STI 1)が停止位置
であるとしているので、第3ステージ目ン213(ST
3)〜第1Oステーション213(STIO)が加減速
ステーションである。リニアモータコントローラ218
は、キャリア加減速コマンドSPCおよび減速曲線に従
った指示速度Vcを与える。
第11ステーシヨン213 (STI 1)が停止位置
であるとしているので、第3ステージ目ン213(ST
3)〜第1Oステーション213(STIO)が加減速
ステーションである。リニアモータコントローラ218
は、キャリア加減速コマンドSPCおよび減速曲線に従
った指示速度Vcを与える。
加減速ステーションST3〜5TIOのそれぞれのステ
ーション213の主制御プロセッサ630は、キャリア
加減速コマンドSPCおよび指示速度Vcを受領して、
モータ制御用プロセッサ650に転送する。
ーション213の主制御プロセッサ630は、キャリア
加減速コマンドSPCおよび指示速度Vcを受領して、
モータ制御用プロセッサ650に転送する。
ところで、モータ制御用プロセッサ650は4つの制御
モードを有しているので、主制御プロセッサ630から
キャリア加減速コマンドSPCを受は取ると、当該モー
タ制御用プロセッサ650はニュートラルモードから加
減速モードに切り換わる。そのようにして、加減速モー
ドに切り換えられたモータ制御Il用プロセッサ650
は、インターフェース回路640およびバス633を介
し、加減速モードにあることを、主制御プロセッサ63
0に通知する。同時に、指示速度Vcをそのメモリ65
1に格納する。
モードを有しているので、主制御プロセッサ630から
キャリア加減速コマンドSPCを受は取ると、当該モー
タ制御用プロセッサ650はニュートラルモードから加
減速モードに切り換わる。そのようにして、加減速モー
ドに切り換えられたモータ制御Il用プロセッサ650
は、インターフェース回路640およびバス633を介
し、加減速モードにあることを、主制御プロセッサ63
0に通知する。同時に、指示速度Vcをそのメモリ65
1に格納する。
次に、リニアモータコントローラ218は、これら加減
速ステーションST3〜5T10に、制御バス226を
介してセンスコマンドSNSを送り、モータ制御用プロ
セッサ650の制御モードを読み取る。このセンスコマ
ンドSNSは主II Inプロセッサ630に送られ、
通知されたモードをリニアモータコントローラ21Bに
レスポンスとして通知する。このようなレスポンスによ
って、リニアモータコントローラ218は、第7ステー
シヨンヲ除<加減速ステーションST3〜5TIOのそ
れぞれが指定された制御モードにあるか否かを確認する
ことができる。
速ステーションST3〜5T10に、制御バス226を
介してセンスコマンドSNSを送り、モータ制御用プロ
セッサ650の制御モードを読み取る。このセンスコマ
ンドSNSは主II Inプロセッサ630に送られ、
通知されたモードをリニアモータコントローラ21Bに
レスポンスとして通知する。このようなレスポンスによ
って、リニアモータコントローラ218は、第7ステー
シヨンヲ除<加減速ステーションST3〜5TIOのそ
れぞれが指定された制御モードにあるか否かを確認する
ことができる。
(V)停止ステーションへの指令
次に、リニアモータコントローラ218は、停止ステー
ションである第11ステーシヨン213(STII)に
対応しているステーションコントローラ214 (ST
CI 1)に停止コマンドSTPを送信する(第9図の
■)。同様にして、この停止ステーション5T11でも
、主制御プロセッサ630が停止コマンドSTPを受領
して、モータ制御用プロセッサ650に転送する。この
モータ制御用プロセッサ650は、正常であれば、ニュ
ートラルモードから停止モードに切り換わる。
ションである第11ステーシヨン213(STII)に
対応しているステーションコントローラ214 (ST
CI 1)に停止コマンドSTPを送信する(第9図の
■)。同様にして、この停止ステーション5T11でも
、主制御プロセッサ630が停止コマンドSTPを受領
して、モータ制御用プロセッサ650に転送する。この
モータ制御用プロセッサ650は、正常であれば、ニュ
ートラルモードから停止モードに切り換わる。
このようにして切り換えられた停止モードにあることが
、モータ制御用プロセッサ650から主制御プロセッサ
630に通知される。
、モータ制御用プロセッサ650から主制御プロセッサ
630に通知される。
リニアモータコントローラ218は、この停止ステーシ
ョン5TIIにもセンスコマンドSNSを送り、主制御
プロセッサ630より制御モードをレスポンスとして受
は取る。これによって、リニアモータコントローラ21
8は、第11ステーシヨン213 (STI 1)が指
定された停止ステーションであることを確認する。
ョン5TIIにもセンスコマンドSNSを送り、主制御
プロセッサ630より制御モードをレスポンスとして受
は取る。これによって、リニアモータコントローラ21
8は、第11ステーシヨン213 (STI 1)が指
定された停止ステーションであることを確認する。
このようにして、キャリア215の発進前に加減速およ
び停止ステーションにコマンドを与え、各ステーション
213を指定した制御モードに切り換えると共に、その
ステーション213が指定どおりのモードになっている
か否かをチェックする。つまり、所望の全てのステーシ
ョンコントローラ214からセンスコマンドSNSに対
するレスポンスを受けて、キャリア215を発進させて
よいかが事前に確認される。
び停止ステーションにコマンドを与え、各ステーション
213を指定した制御モードに切り換えると共に、その
ステーション213が指定どおりのモードになっている
か否かをチェックする。つまり、所望の全てのステーシ
ョンコントローラ214からセンスコマンドSNSに対
するレスポンスを受けて、キャリア215を発進させて
よいかが事前に確認される。
」jユJU1λl立
このような確認の後、リニアモータコントローラ218
は、先ず、発進位置である第2ステーシヨン213(S
r1)のステーションコントローラ214 (STC2
)に、シャッタ755を閉じる指令信号を与える。これ
に応じて、機構制御部720の機構制御用プロセッサ7
50は、ドライバ752を駆動してモータ751を回転
させて、シャッタ755を閉じる。
は、先ず、発進位置である第2ステーシヨン213(S
r1)のステーションコントローラ214 (STC2
)に、シャッタ755を閉じる指令信号を与える。これ
に応じて、機構制御部720の機構制御用プロセッサ7
50は、ドライバ752を駆動してモータ751を回転
させて、シャッタ755を閉じる。
シャッタ755が閉じたことの確認後、リニアモータコ
ントローラ218はリフトダウンコマンドを与えてキャ
リアをレール上に降ろす。リフトダウン終了確認後、リ
ニアモータコントローラ218は、当該発進位置である
第2ステーシヨン213(Sr1)のステーションコン
トローラ214 (STC2)に発進コマンドSTRを
送信する(第9図の■)。
ントローラ218はリフトダウンコマンドを与えてキャ
リアをレール上に降ろす。リフトダウン終了確認後、リ
ニアモータコントローラ218は、当該発進位置である
第2ステーシヨン213(Sr1)のステーションコン
トローラ214 (STC2)に発進コマンドSTRを
送信する(第9図の■)。
この発進ステーションST2のステーションコントロー
ラ214では、発進コマンドSTRを受信すると、モー
タ制御用プロセッサ650に通知して、モータ制御用プ
ロセッサ650の制御モードをニュートラルモードから
発進モードに切り換える。モータ制御用プロセッサ65
0が発進モードになることに応じ、直ちにキャリア21
5を発進させる。かような発進制御の終了後は、自動的
に停止モードに切り換えられる。
ラ214では、発進コマンドSTRを受信すると、モー
タ制御用プロセッサ650に通知して、モータ制御用プ
ロセッサ650の制御モードをニュートラルモードから
発進モードに切り換える。モータ制御用プロセッサ65
0が発進モードになることに応じ、直ちにキャリア21
5を発進させる。かような発進制御の終了後は、自動的
に停止モードに切り換えられる。
ここで、キャリア215を走行させるには、モータ制御
用プロセッサ650からのコマンドであるLEFT (
左)あるいはRIGH’T(右)に応した方向で発進さ
せられる。かようなコマンドに応じて、ドライバ671
は加減速コイル461を交流励磁して、キャリア215
は指定の方向に発進される。
用プロセッサ650からのコマンドであるLEFT (
左)あるいはRIGH’T(右)に応した方向で発進さ
せられる。かようなコマンドに応じて、ドライバ671
は加減速コイル461を交流励磁して、キャリア215
は指定の方向に発進される。
発進制御されたキャリア215は、指定された適切な速
度で搬送路211に沿って走行し、先に指定された加減
速ステーションST3〜5TIOで加減速され、且つ、
停止ステーション5TIIで停止する。
度で搬送路211に沿って走行し、先に指定された加減
速ステーションST3〜5TIOで加減速され、且つ、
停止ステーション5TIIで停止する。
(viI)′−および”止の確認
発進と共に、キャリア215の走行に関与する全部のス
テーション213にセンスコマンドSNSを送り、各ス
テーション213の状態を検出する(第9図の■)。つ
まり、キャリア215が加減速ステーションST3〜5
TIOのそれぞれを通過し、停止ステーション5T11
で停止したかどうかを確認する。このTel認は、各ス
テータ216に具わっている4つの透光センサ555A
−Dの検出出力によって為される。
テーション213にセンスコマンドSNSを送り、各ス
テーション213の状態を検出する(第9図の■)。つ
まり、キャリア215が加減速ステーションST3〜5
TIOのそれぞれを通過し、停止ステーション5T11
で停止したかどうかを確認する。このTel認は、各ス
テータ216に具わっている4つの透光センサ555A
−Dの検出出力によって為される。
ここで、走行状態の制御は、メモリ651に格納されて
いる速度データとカウンタ653による計測速度とを比
べ、ドライバ671による加減速コイル461の励磁状
態をモータ制御用プロセッサ650が制御することによ
って行なわれる。
いる速度データとカウンタ653による計測速度とを比
べ、ドライバ671による加減速コイル461の励磁状
態をモータ制御用プロセッサ650が制御することによ
って行なわれる。
キャリア215が通過したステーション213では、自
動的に停止モードに切り換えられる。
動的に停止モードに切り換えられる。
続いて、リニアモータコントローラ218は、目的地で
ある第11ステーシヨン213にキャリア215が到達
したか否かを判定する。
ある第11ステーシヨン213にキャリア215が到達
したか否かを判定する。
停止すべきステーション213 (STI 1)のステ
ーションコントローラ214 (STCI 1)におい
て、モータ制御用プロセッサ650は停止モードになっ
ている。そのため、モータ制御用プロセッサ650によ
り、停止指令のコマンドがドライバ671に供給される
。それに応じて、ステータ216の加減速コイル461
が交流励磁されて、キャリア215の進入後に制動制御
される。
ーションコントローラ214 (STCI 1)におい
て、モータ制御用プロセッサ650は停止モードになっ
ている。そのため、モータ制御用プロセッサ650によ
り、停止指令のコマンドがドライバ671に供給される
。それに応じて、ステータ216の加減速コイル461
が交流励磁されて、キャリア215の進入後に制動制御
される。
また、位置決めのダンピングコマンドSCMDおよび位
置決めコマンドPCMDをドライバ675および673
に供給する。ダンピングコイル465および位置決めコ
イル463が励磁されて、進入キャリア215が、当該
停止ステーション213で確実に停止し且フ位置決めさ
れる。
置決めコマンドPCMDをドライバ675および673
に供給する。ダンピングコイル465および位置決めコ
イル463が励磁されて、進入キャリア215が、当該
停止ステーション213で確実に停止し且フ位置決めさ
れる。
ここで、停止ステーション213 (STI 1)で
確実に停止したかどうかの確認は、当該ステーション2
13 (STI 1)のステータ216に具わっている
4つの透光センサ555A−Dの検出出力に応じて行な
われる。モータ制御用プロセ・ノサ650による透光セ
ンサ555A−Dの検出出力に応じて、第11ステーシ
ヨンコントローラ214 (STCI 1)は、キャリ
ア215がそこに滞在している旨のレスポンスを発生す
る。
確実に停止したかどうかの確認は、当該ステーション2
13 (STI 1)のステータ216に具わっている
4つの透光センサ555A−Dの検出出力に応じて行な
われる。モータ制御用プロセ・ノサ650による透光セ
ンサ555A−Dの検出出力に応じて、第11ステーシ
ヨンコントローラ214 (STCI 1)は、キャリ
ア215がそこに滞在している旨のレスポンスを発生す
る。
このレスポンスが、リニアモータコントローラ218に
於て受信されれば、リニアモータコントローラ218は
第1ステーシヨンへリフトアップコマンドを与える。第
11ステーシヨンの機構制御部720はリフトアップコ
マンドを受けると、モータ771を駆動すべくドライバ
770に信号を与え、キャリア215をレール上より退
避させてリフトアップ状態にする。リフトアップの終了
レスポンスをリニアモータコントローラ218が受信す
ると、当該リニアモータコントローラ218はシステム
コントローラ217に走行終了通知を発する。この走行
終了通知の受領によって、システムコントローラ217
は、所定どおりの搬送制御が行なわれたことを了解して
、次のシステム制御の態勢に入る。
於て受信されれば、リニアモータコントローラ218は
第1ステーシヨンへリフトアップコマンドを与える。第
11ステーシヨンの機構制御部720はリフトアップコ
マンドを受けると、モータ771を駆動すべくドライバ
770に信号を与え、キャリア215をレール上より退
避させてリフトアップ状態にする。リフトアップの終了
レスポンスをリニアモータコントローラ218が受信す
ると、当該リニアモータコントローラ218はシステム
コントローラ217に走行終了通知を発する。この走行
終了通知の受領によって、システムコントローラ217
は、所定どおりの搬送制御が行なわれたことを了解して
、次のシステム制御の態勢に入る。
以上が、入金された現金を搬送する単なる一方走行の制
御である。
御である。
次に、伝票搬送の場合を説明する。第1ステーシヨンか
ら出納窓口272の第10ステーシヨンへ伝票を搬送す
ることとする。テラーは第1ステーシヨンに対応する押
しボタン281あるいは283を押してシャッタを開く
。押しボタン281あるいは283が押されれば、機構
制御部720の機構制御用プロセッサ750はドライバ
752を駆動してモータ751を回転させてシャッタを
開(。テラーはキャリア215に伝票を入れると再度押
しボタン281あるいは283を押す。これにより、機
構制御部720の機構制御用プロセッサ750は、ドラ
イバ752を反対方向に駆動してモータ751を回転さ
せ、シャッタ755を閉じる。シャッタを閉じたら機構
制御用プロセッサ750はインターフェース回路740
およびバス733を介して主制御プロセッサ630に押
しボタン281あるいは283によるシャツタ閉じを通
知する。主制御プロセッサ630はバス226を介して
リニアモータコントローラ218へ押しボタン281あ
るいは283によるシャ・ツタ閉じを通知する。さらに
リニアモータコントローラ218はシステムコントロー
ラ217へ通知する。
ら出納窓口272の第10ステーシヨンへ伝票を搬送す
ることとする。テラーは第1ステーシヨンに対応する押
しボタン281あるいは283を押してシャッタを開く
。押しボタン281あるいは283が押されれば、機構
制御部720の機構制御用プロセッサ750はドライバ
752を駆動してモータ751を回転させてシャッタを
開(。テラーはキャリア215に伝票を入れると再度押
しボタン281あるいは283を押す。これにより、機
構制御部720の機構制御用プロセッサ750は、ドラ
イバ752を反対方向に駆動してモータ751を回転さ
せ、シャッタ755を閉じる。シャッタを閉じたら機構
制御用プロセッサ750はインターフェース回路740
およびバス733を介して主制御プロセッサ630に押
しボタン281あるいは283によるシャツタ閉じを通
知する。主制御プロセッサ630はバス226を介して
リニアモータコントローラ218へ押しボタン281あ
るいは283によるシャ・ツタ閉じを通知する。さらに
リニアモータコントローラ218はシステムコントロー
ラ217へ通知する。
システムコントローラ217は第1ステーシヨン(ST
I)からの押しボタン281あるいは283によるシャ
ッタ閉じ通知に対し、あらかじめ定められている第1ス
テーシヨンから第10ステーシヨンへの走行指令信号を
リニアモータコントローラ218に供給する。リニアモ
ータコントローラ218は第2ステーシヨン(Sr1)
〜第9ステーションに加減速制御を、また、第10ステ
ーシヨンへ停止制御を1旨示して、第1ステーシヨン(
STI)より発進させる。この方法は前述した第2ステ
ーシヨン(Sr1)から第11ステーシヨン(STII
)への走行と同様に行なわれる。
I)からの押しボタン281あるいは283によるシャ
ッタ閉じ通知に対し、あらかじめ定められている第1ス
テーシヨンから第10ステーシヨンへの走行指令信号を
リニアモータコントローラ218に供給する。リニアモ
ータコントローラ218は第2ステーシヨン(Sr1)
〜第9ステーションに加減速制御を、また、第10ステ
ーシヨンへ停止制御を1旨示して、第1ステーシヨン(
STI)より発進させる。この方法は前述した第2ステ
ーシヨン(Sr1)から第11ステーシヨン(STII
)への走行と同様に行なわれる。
I[[−2、′走1−の制御
キャリア215には、通常その所属が定まっている。従
って、単なる一方走行ではなく、走行後には、その所属
ステーションに復帰させる必要がある。例えば、上述し
たような入金の場合、搭載現金を放出後所属ステーショ
ンに復帰して、リフトアップされて保持される。
って、単なる一方走行ではなく、走行後には、その所属
ステーションに復帰させる必要がある。例えば、上述し
たような入金の場合、搭載現金を放出後所属ステーショ
ンに復帰して、リフトアップされて保持される。
そのような往復走行を制御する場合でも、走行可否、速
度決定9発進等の動作は、rlll−1、一方向走行の
制御」の場合と同様である。
度決定9発進等の動作は、rlll−1、一方向走行の
制御」の場合と同様である。
ただ、指定される区間での復路でのレール形状等に基づ
いて、復路での走行も可能でるか否かを判定する必要が
ある。しかる後、往路、復路のどちらも走行可能なとき
に走行指令を出す。
いて、復路での走行も可能でるか否かを判定する必要が
ある。しかる後、往路、復路のどちらも走行可能なとき
に走行指令を出す。
ところで、出金の場合には、伝票搬送のような押しボタ
ン281.283を押してシャック755を最初に開く
必要はない。ステーションに所属のキャリア215がリ
フトダウンされてから現金出納部門270まで走行し、
現金を搭載して復帰しする。しかる後、リフトアップさ
れてからシャッタ755が開いて、テラーはその現金を
取り出すことができる。この場合でも、該当区間での往
復走行が可能であるかどうかを判定してから、キャリア
215のリフトダウンおよび走行をさせることが必要で
あるので、上述したような事前の判断を行なうように制
御する。
ン281.283を押してシャック755を最初に開く
必要はない。ステーションに所属のキャリア215がリ
フトダウンされてから現金出納部門270まで走行し、
現金を搭載して復帰しする。しかる後、リフトアップさ
れてからシャッタ755が開いて、テラーはその現金を
取り出すことができる。この場合でも、該当区間での往
復走行が可能であるかどうかを判定してから、キャリア
215のリフトダウンおよび走行をさせることが必要で
あるので、上述したような事前の判断を行なうように制
御する。
■、実施例のまとめ
このように、搬送システムにおいて一方走行および往復
走行共に、その走行区間でのステーション213の制御
動作を事前に確認し、故障ステーションがあって異常と
思われる情報が得られたならば、当該故障ステーション
での加減速機能を除外して所望走行区間での制御速度を
定めている。
走行共に、その走行区間でのステーション213の制御
動作を事前に確認し、故障ステーションがあって異常と
思われる情報が得られたならば、当該故障ステーション
での加減速機能を除外して所望走行区間での制御速度を
定めている。
そのため、例えば、第13図(A)に示すような複数ス
テーション913の配置で、第7ステーシヨン9137
が故障しても、第1ステーシヨン9131と第6ステー
シヨン9136との間での走行を、問題無く行なうこと
ができる。従って、このシステムでの運用をその区間に
限定すればよいこととなる。
テーション913の配置で、第7ステーシヨン9137
が故障しても、第1ステーシヨン9131と第6ステー
シヨン9136との間での走行を、問題無く行なうこと
ができる。従って、このシステムでの運用をその区間に
限定すればよいこととなる。
また、第2図(B)で第7ステーシヨン2207が故障
したときも、第6ステーシヨン2206からの走行以外
になるように運用を限定すればよい。
したときも、第6ステーシヨン2206からの走行以外
になるように運用を限定すればよい。
そこで、走行可能なステーションのみに現金搭載等の取
引を限定し、搬送できない態様ではシャッタ755が開
かないようにしたり、人出金取引ができないようにして
おくことにより、搬送できないにもかかわらすテラーが
不用意に現金や伝票を搭載することが未然に防止できる
。従って、搬送できない走行態様でのキャリア215に
積み込んでしまった現金や伝票を、搬送できないことを
知った後に取り返さなければならないといった事態が避
けられる。
引を限定し、搬送できない態様ではシャッタ755が開
かないようにしたり、人出金取引ができないようにして
おくことにより、搬送できないにもかかわらすテラーが
不用意に現金や伝票を搭載することが未然に防止できる
。従って、搬送できない走行態様でのキャリア215に
積み込んでしまった現金や伝票を、搬送できないことを
知った後に取り返さなければならないといった事態が避
けられる。
y1虜しし旧幻影姓櫟
なお、上述した本発明の実施例にあっては、各ステーシ
ョン毎に速度制御やシャッタ開閉の押しボタン制御のた
めのコントローラを持たせたが、リニアモータコントロ
ーラが各ステーションでのこれらの制御を全て行なうよ
うにしてもよい。
ョン毎に速度制御やシャッタ開閉の押しボタン制御のた
めのコントローラを持たせたが、リニアモータコントロ
ーラが各ステーションでのこれらの制御を全て行なうよ
うにしてもよい。
実施例では指定した搬送ができない場合には、押しボタ
ン281あるいは283を押してもシャッタ755が開
かず且つキャリア215が走行しないように制御したが
、単にシャッタ755の開閉を無能化するようになって
いればよい。
ン281あるいは283を押してもシャッタ755が開
かず且つキャリア215が走行しないように制御したが
、単にシャッタ755の開閉を無能化するようになって
いればよい。
また、上述した本発明の実施例にあっては、システムの
使用開始前に故障のステーションがないかどうかを判別
し、故障ステーションがあれば、それを除去した形で可
能な走行態様を判別して、取引をしてよいステーション
を決定していた。ところで、これとは別に運用途中で故
障ステーションを発見した場合は、その時点で走行の可
否を判断して、不都合な取引やステーションに対しては
以後取引ができないように制御情報(押しボタン機能や
人出金取引)を与え直せばよい。
使用開始前に故障のステーションがないかどうかを判別
し、故障ステーションがあれば、それを除去した形で可
能な走行態様を判別して、取引をしてよいステーション
を決定していた。ところで、これとは別に運用途中で故
障ステーションを発見した場合は、その時点で走行の可
否を判断して、不都合な取引やステーションに対しては
以後取引ができないように制御情報(押しボタン機能や
人出金取引)を与え直せばよい。
第1窓口2511と第2窓口2512とは業務時間帯が
異なる場合がある。その場合、一括して走行可否をチェ
ックするのではなく、オンラインテラーズマシンからの
問い合わせを待ち、そのオンラインテラーズマシンから
の走行態様が可能であるかを判断するようにしてもよい
。つまり、「■−1、一方向走行の制御」の’(ii)
走行可否の確認Jを、必要に応じて個別に行なう。それ
には、そこで定義される走行区間でのステーションの情
報に基づけばよい。
異なる場合がある。その場合、一括して走行可否をチェ
ックするのではなく、オンラインテラーズマシンからの
問い合わせを待ち、そのオンラインテラーズマシンから
の走行態様が可能であるかを判断するようにしてもよい
。つまり、「■−1、一方向走行の制御」の’(ii)
走行可否の確認Jを、必要に応じて個別に行なう。それ
には、そこで定義される走行区間でのステーションの情
報に基づけばよい。
搬送制御システムを銀行での現金搬送システムに適用し
た場合について説明したが、この他の搬送システムにも
本発明は適用できる。例えば、被搬送物が各種の凹類、
書籍等であってもよい。
た場合について説明したが、この他の搬送システムにも
本発明は適用できる。例えば、被搬送物が各種の凹類、
書籍等であってもよい。
更に、「I、実施例と第1図との対応関係」において、
第1図と本発明の実施例との対応関係を説明したが、こ
れに限られることはなく、各種の変形態様があること勿
論である。
第1図と本発明の実施例との対応関係を説明したが、こ
れに限られることはなく、各種の変形態様があること勿
論である。
上述したように、本発明によれば、駆動手段の状況をみ
て、走行駆動手段の状況に応じて搬送制御状態を決定し
ているので、現況に合った制御を行なうことができるの
で、実用的には極めてを用である。
て、走行駆動手段の状況に応じて搬送制御状態を決定し
ているので、現況に合った制御を行なうことができるの
で、実用的には極めてを用である。
第1図は本発明の搬送制御システムの原理プロッり図、
第2図(A)〜(C)は本発明の一実施例における搬送
制御システムが適用された現金搬送システムの機器配置
図およびその制御系統を示す構成ブロック図、 第3図(A)および(B)は本発明実施例に用いるキャ
リアおよびステータのそれぞれの一具体側を示す構成図
、 第4図(A)〜(C)は本発明実施例においてキャリア
がステータに進入した場合を説明する関係図、 第5図は本発明実施例に用いるステーションコントロー
ラの具体的構成を示すブロック図、第6図は本発明実施
例においてキャリアがステーションに停止している状態
を示す状態説明図、第7図は本発明実施例においてキャ
リアがステーションにてリフトアップされた状態を示す
状態説明図、 第8図は本発明実施例においてシャフタが開いた状態を
示す状態説明図、 第9図(A)および(B)は本発明実施例における搬送
制御を行なう信号授受の説明図、第10図は本発明実施
例の搬送制御システムにおける制御手順の説明図、 第11図は従来の搬送制御システムが適用される現金搬
送システムを示す構成図、 第12図は従来の搬送制御システムを説明する概略構成
図、 第13図(A)および(B)はシステムでの機器の設置
状態によるキャリアの走行状態を示す説明図である。 図において、 111は搬送案内手段、 113は走行作用手段、 115は搬送手段、 117は搬送管理手段、 119は異常信号、 121は判定手段、 211は搬送路、 213.913はステーション、 214はステーションコントローラ、 215.915はキャリア、 216.916はステータ、 217はシステムコントローラ、 218.918はりニアモータコントローラ、2201
〜22011はステーション部、226は制御バス、 251.951は窓口部門、 2551.2552はテラー用入金機、263A、26
3B、963A、963Bは現金投入/取出口、 270は現金出納部門、 270A、970は現金出納装置、 271.971は現金収納機、 273.973は現金投出機、 28L 283は押しボタン、 435はロータ板、 460はコイル部、 751 771.781はモータ、 755はシャッタ、 911は搬送レールである。 第1図 909門 現金出納部門 *流側GシステA構成図 第2図(8) リフトアップX色○説明図 第7図 制御乎1・唄の説明図 第10図 夜来イiU tr1*ヨeJq rXJ第12図 キャリアの2ノ「う遮を日月図 手蹟補正書□□□ 昭和61年 9月22日 特許庁長官 黒 1) 明 惟殿 1、事(物表示
b・(ロ詠ロ61年特許廓第14
4276号 2、発明分餅年 (主 所 ?争骨Elll打LJI+面冨f’M吸−
レLヒIHIltP 1015奢μ由(522)名作
富±i1株式会社 4、代理人 住所 東京酷夷谷区代々木2丁目11番2号由井ビル6
階ロ訃ロ61年 8月26日 σ8若日)6、?鉦の対
象 (3)第9図を′All+:のとおり流圧する。
制御システムが適用された現金搬送システムの機器配置
図およびその制御系統を示す構成ブロック図、 第3図(A)および(B)は本発明実施例に用いるキャ
リアおよびステータのそれぞれの一具体側を示す構成図
、 第4図(A)〜(C)は本発明実施例においてキャリア
がステータに進入した場合を説明する関係図、 第5図は本発明実施例に用いるステーションコントロー
ラの具体的構成を示すブロック図、第6図は本発明実施
例においてキャリアがステーションに停止している状態
を示す状態説明図、第7図は本発明実施例においてキャ
リアがステーションにてリフトアップされた状態を示す
状態説明図、 第8図は本発明実施例においてシャフタが開いた状態を
示す状態説明図、 第9図(A)および(B)は本発明実施例における搬送
制御を行なう信号授受の説明図、第10図は本発明実施
例の搬送制御システムにおける制御手順の説明図、 第11図は従来の搬送制御システムが適用される現金搬
送システムを示す構成図、 第12図は従来の搬送制御システムを説明する概略構成
図、 第13図(A)および(B)はシステムでの機器の設置
状態によるキャリアの走行状態を示す説明図である。 図において、 111は搬送案内手段、 113は走行作用手段、 115は搬送手段、 117は搬送管理手段、 119は異常信号、 121は判定手段、 211は搬送路、 213.913はステーション、 214はステーションコントローラ、 215.915はキャリア、 216.916はステータ、 217はシステムコントローラ、 218.918はりニアモータコントローラ、2201
〜22011はステーション部、226は制御バス、 251.951は窓口部門、 2551.2552はテラー用入金機、263A、26
3B、963A、963Bは現金投入/取出口、 270は現金出納部門、 270A、970は現金出納装置、 271.971は現金収納機、 273.973は現金投出機、 28L 283は押しボタン、 435はロータ板、 460はコイル部、 751 771.781はモータ、 755はシャッタ、 911は搬送レールである。 第1図 909門 現金出納部門 *流側GシステA構成図 第2図(8) リフトアップX色○説明図 第7図 制御乎1・唄の説明図 第10図 夜来イiU tr1*ヨeJq rXJ第12図 キャリアの2ノ「う遮を日月図 手蹟補正書□□□ 昭和61年 9月22日 特許庁長官 黒 1) 明 惟殿 1、事(物表示
b・(ロ詠ロ61年特許廓第14
4276号 2、発明分餅年 (主 所 ?争骨Elll打LJI+面冨f’M吸−
レLヒIHIltP 1015奢μ由(522)名作
富±i1株式会社 4、代理人 住所 東京酷夷谷区代々木2丁目11番2号由井ビル6
階ロ訃ロ61年 8月26日 σ8若日)6、?鉦の対
象 (3)第9図を′All+:のとおり流圧する。
Claims (6)
- (1)搬送案内手段(111)に沿って設けられた複数
の走行作用手段(113)と、 被搬送物を搭載でき、走行作用手段(113)との間の
作用力により搬送案内手段(111)に沿って走行可能
な搬送手段(115)と、 各走行作用手段(113)から目的とする所に搬送手段
(115)を走行させる態様が定義されており、その態
様に応じた制御情報を与えて、走行作用手段(113)
による搬送手段(115)での所定の走行を為すように
制御する搬送管理手段(117)と、 前記定義された走行が可能であるかどうかを判断して、
所定の走行ができない場合には異常信号(119)を発
生させ、搬送管理手段(117)に供給する判定手段(
121)と、 を具え、異常信号(119)が発生すれば搬送管理手段
(117)は、それに応じて前記制御情報を与えて制御
を行なうように構成したことを特徴とする搬送制御シス
テム。 - (2)前記制御情報は、少なくとも前記被搬送物の搬送
手段(115)への搭載を許可することを内容とする情
報を含んでおり、異常信号(119)が発生されればこ
の制御情報を禁止して、前記被搬送物の搭載ができない
ように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の搬送制御システム。 - (3)前記制御情報は、少なくとも搬送手段(115)
を前記定義された所定の走行態様で走行させることを内
容とする情報を含んでおり、異常信号(119)が発生
されればこれら制御情報を禁止して、搬送手段(115
)の走行を禁止するように構成したことを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の搬送制御システム。 - (4)前記制御情報は、搬送手段(115)を前記定義
された所定の走行態様で走行させることおよび前記被搬
送物の搬送手段(115)への搭載を許可することを内
容としており、異常信号(119)が発生されればこれ
ら制御情報を禁止して、搬送手段(115)での前記被
搬送物の搬送を禁止するように構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の搬送制御システム。 - (5)前記定義された所定の走行態様は、各搬送案内手
段(111)に応じた場所から目的とする所までの一方
向走行であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の搬送制御システム。 - (6)前記定義された所定の走行態様は、各搬送案内手
段(111)に応じた場所と目的とする所との間の往復
走行であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の搬送制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144276A JPS62299468A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 搬送制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61144276A JPS62299468A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 搬送制御システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62299468A true JPS62299468A (ja) | 1987-12-26 |
Family
ID=15358323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61144276A Pending JPS62299468A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 搬送制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62299468A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS619103A (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-16 | Fujitsu Ltd | キヤリア搬送システムの走行制御方式 |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61144276A patent/JPS62299468A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS619103A (ja) * | 1984-06-21 | 1986-01-16 | Fujitsu Ltd | キヤリア搬送システムの走行制御方式 |
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