JPS6018665Y2 - 電磁クラツチの防振装置 - Google Patents
電磁クラツチの防振装置Info
- Publication number
- JPS6018665Y2 JPS6018665Y2 JP1977095050U JP9505077U JPS6018665Y2 JP S6018665 Y2 JPS6018665 Y2 JP S6018665Y2 JP 1977095050 U JP1977095050 U JP 1977095050U JP 9505077 U JP9505077 U JP 9505077U JP S6018665 Y2 JPS6018665 Y2 JP S6018665Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clutch
- suction plate
- plate
- vibration
- electromagnetic clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁クラッチに係り、特に吸引板の防振構造の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
一般の単板電磁クラッチは第1図に示すようり、被駆動
軸12′に嵌着しているクラッチノ)ブ13′にリベッ
ト16′によって連結しているストッププレート17′
の外周辺に複数個の防振ゴム22′を配し、該防振ゴム
22′の端面をクラッチ13′の外周上に同心円状に配
し、該クラッチノ)ブ13′と板バネ20′によって連
結し、クラッチロータ4′の摩擦面5′と対向している
吸引板14′の側面に当接することによって板バネ20
′に初期撓みを与え吸引板14′の異常振動を防止する
とともに最大な異常振動が生じた場合でもこの振動を吸
引していた。
軸12′に嵌着しているクラッチノ)ブ13′にリベッ
ト16′によって連結しているストッププレート17′
の外周辺に複数個の防振ゴム22′を配し、該防振ゴム
22′の端面をクラッチ13′の外周上に同心円状に配
し、該クラッチノ)ブ13′と板バネ20′によって連
結し、クラッチロータ4′の摩擦面5′と対向している
吸引板14′の側面に当接することによって板バネ20
′に初期撓みを与え吸引板14′の異常振動を防止する
とともに最大な異常振動が生じた場合でもこの振動を吸
引していた。
しかし防振ゴムでは端面の成形が精度に行なえないため
、複数個の防振ゴムをストッププレートの外周辺に配し
、一端面を吸引板の側面に当接すると吸引板とストップ
プレートの間隙が一定とならず、バラツキが生ずるので
被駆動軸に対する吸引板の端面の振れが大きくなってい
た。
、複数個の防振ゴムをストッププレートの外周辺に配し
、一端面を吸引板の側面に当接すると吸引板とストップ
プレートの間隙が一定とならず、バラツキが生ずるので
被駆動軸に対する吸引板の端面の振れが大きくなってい
た。
また防振ゴムは経年変化により、端面が吸引板に当接し
ている部分は吸引板上に貼り付く性質が生じるため、電
磁クラッチが動作する時にロータの摩擦面に吸引板を吸
引する吸引電圧が高くなるという欠点を有していた。
ている部分は吸引板上に貼り付く性質が生じるため、電
磁クラッチが動作する時にロータの摩擦面に吸引板を吸
引する吸引電圧が高くなるという欠点を有していた。
本考案は上記のような欠点を除去するため、吸引板の側
面に当接する防振ゴムの端面に金属片を固着することに
より動作の良好な電磁クラッチを提供するものである。
面に当接する防振ゴムの端面に金属片を固着することに
より動作の良好な電磁クラッチを提供するものである。
以下本考案を実施例を示す図面により説明する。
1は圧縮機本体2より突出した子軸導出筒で、外周面に
はボールベアリング3を介してクラッチロータ4を回転
自在に嵌着する。
はボールベアリング3を介してクラッチロータ4を回転
自在に嵌着する。
該クラッチロータ4は同心2重筒と摩擦面5が一体に形
成されたもので、摩擦面5には磁束遮断用スリットを穿
設し、外周には■ベルトを引張する■ベルト用溝6を設
けるとともに、内部には励磁コイル8を内包したコア9
を配線するU字状断面部7を形成する。
成されたもので、摩擦面5には磁束遮断用スリットを穿
設し、外周には■ベルトを引張する■ベルト用溝6を設
けるとともに、内部には励磁コイル8を内包したコア9
を配線するU字状断面部7を形成する。
またクラッチロータ4の内周面外端には外方に突出した
突出部25を形成する。
突出部25を形成する。
該U字状断面部7に配するコア9の後端にはビス10に
よって圧縮機本体2のフロント面にコア9を他の回転部
品と同心位置になるように固定するための固定板11を
固着する。
よって圧縮機本体2のフロント面にコア9を他の回転部
品と同心位置になるように固定するための固定板11を
固着する。
主軸導出筒1より突出した被駆動軸12の外端には、ク
ラッチバブ13を該クラッチバブ13の外周上に同心円
状となるように配する吸引板14とクラッチロータ4の
摩擦面5が所定の間隙を介して対向するように半月キー
と固定ナツト15によって固定する。
ラッチバブ13を該クラッチバブ13の外周上に同心円
状となるように配する吸引板14とクラッチロータ4の
摩擦面5が所定の間隙を介して対向するように半月キー
と固定ナツト15によって固定する。
該クラッチバブ13の外側面上にはリベット16によっ
てストッププレート17を固着し、クラッチバブ13の
外周部にはストッププレート17との間に所定の間隙を
有するように凹陥部18を形成する。
てストッププレート17を固着し、クラッチバブ13の
外周部にはストッププレート17との間に所定の間隙を
有するように凹陥部18を形成する。
該凹陥部18には外周上には複数の突出弾性片19を有
し、中空とした円板状の板バネ20を記し、該突出弾性
片19の端部は前記吸引板14にリベット21によって
固着する。
し、中空とした円板状の板バネ20を記し、該突出弾性
片19の端部は前記吸引板14にリベット21によって
固着する。
前記ストッププレート17の外周辺には複数個の防振ゴ
ム22を配し、該防振ゴム22の一端面を吸引板14の
側面に当接することによってクラッチロータ4の摩擦面
5と吸引板14の所定の間隙を与えるとともに板バネ2
0に初期撓みを与える。
ム22を配し、該防振ゴム22の一端面を吸引板14の
側面に当接することによってクラッチロータ4の摩擦面
5と吸引板14の所定の間隙を与えるとともに板バネ2
0に初期撓みを与える。
また防振ゴム22の吸引板14に当接する端面には当接
する部分量てを覆うように金属片23を配している。
する部分量てを覆うように金属片23を配している。
なお、′クラッチバブ13の外周端はクラッチロータ4
の摩擦面′5側に屈曲して断面略口字状の突出部24と
し、前記クラッチロータ4の内周突出部25と対向する
ように形成するとともに、該突出部24内周面上にクラ
ッチロータ内周面突出部25と同心円となるC形すング
25を挿入する。
の摩擦面′5側に屈曲して断面略口字状の突出部24と
し、前記クラッチロータ4の内周突出部25と対向する
ように形成するとともに、該突出部24内周面上にクラ
ッチロータ内周面突出部25と同心円となるC形すング
25を挿入する。
該C形影リンク26は両端部に突起部27.28を形成
し、突出部24内周面の該突起部27.28に対向する
細分辷凹陥部29を形成し、突起部27.28を挿入す
る。
し、突出部24内周面の該突起部27.28に対向する
細分辷凹陥部29を形成し、突起部27.28を挿入す
る。
上記のような構成1こてなる本考案は、励磁コイル8に
通電すると、クラッチロータ4、コア9、吸引板14を
通過する磁速が形成されるので、吸引板14にはクラッ
チロータ4方向への吸引力が作用し、板バネ20の反力
に対抗してクラッチロータ4の摩擦面5に吸着する□。
通電すると、クラッチロータ4、コア9、吸引板14を
通過する磁速が形成されるので、吸引板14にはクラッ
チロータ4方向への吸引力が作用し、板バネ20の反力
に対抗してクラッチロータ4の摩擦面5に吸着する□。
吸引板14が摩擦面5に吸着するとこの間に摩擦トルク
が発生し、板バネ20の内周端が固定されていないため
吸引板14はクラッチロータ4の回転運動を受けて回転
を開始する。
が発生し、板バネ20の内周端が固定されていないため
吸引板14はクラッチロータ4の回転運動を受けて回転
を開始する。
吸引板14の回転運動はクラッチバブ13の外周端に配
したC形すング26に伝達され、該C形すング26をク
ラッチbニタ4の突出部25に巻き付ける。
したC形すング26に伝達され、該C形すング26をク
ラッチbニタ4の突出部25に巻き付ける。
このため吸引板14とクラッチロータ4の摩擦面5の接
触によって生ずる摩擦トルクの他に、C形すング26と
クラッチロータ4の突出部25の間にも摩擦トルクが発
生し、被駆動軸12が回転運動を行なう。
触によって生ずる摩擦トルクの他に、C形すング26と
クラッチロータ4の突出部25の間にも摩擦トルクが発
生し、被駆動軸12が回転運動を行なう。
励磁コイル8への通電が断れると、吸引板14は板バネ
20の反力によってクラッチロータ4の摩擦面5より離
れ、回転をしながら所定の位置に戻る。
20の反力によってクラッチロータ4の摩擦面5より離
れ、回転をしながら所定の位置に戻る。
この時吸引板14と防振ゴム22が接触し摩擦抵抗を生
ずるが、防振ゴム22の当接端面が金属片23であるた
め抵抗が小さく良好に復帰する。
ずるが、防振ゴム22の当接端面が金属片23であるた
め抵抗が小さく良好に復帰する。
また吸引板14とストッププレート17の間隙調整は防
振ゴム22の当接端面に配した金属片23を研摩するこ
とによって行なうことができる。
振ゴム22の当接端面に配した金属片23を研摩するこ
とによって行なうことができる。
以上のように本考案は吸引板14に当接し、板バネ20
に初期撓みを与えるとともに、吸引板14の振動を吸収
している防振ゴム22の当接端面に金属片23を配して
いるので吸引板14とストッププレート17の間隙を一
定に保持することができ、吸引板端面の振れが小さくで
きる効果を有する。
に初期撓みを与えるとともに、吸引板14の振動を吸収
している防振ゴム22の当接端面に金属片23を配して
いるので吸引板14とストッププレート17の間隙を一
定に保持することができ、吸引板端面の振れが小さくで
きる効果を有する。
またゴムの永年変化による吸引板14側面への防振ゴム
22の貼り付き現象を防ぐことができ、吸引電圧の上昇
を防ぐことができる効果を有する。
22の貼り付き現象を防ぐことができ、吸引電圧の上昇
を防ぐことができる効果を有する。
さらに、吸引板14を一定の角度回転させることによっ
て摩擦トルクを増大させる構造のクラッチにあっては動
作解消後吸引板14が復帰する際に生ずる摩擦抵抗が小
さくなるので吸引板の復帰が良好に行なえるなどの効果
を有する。
て摩擦トルクを増大させる構造のクラッチにあっては動
作解消後吸引板14が復帰する際に生ずる摩擦抵抗が小
さくなるので吸引板の復帰が良好に行なえるなどの効果
を有する。
第1図は電磁クラッチの従来例を示す縦断面図、第2図
は本考案の実施例を示す電磁クラッチの正面図、第3図
は第2図のA −A’線断面図、第4図は第3図の13
−B’線断面図、第5図は第3図のC部拡大図、°第6
図a、 bは防振ゴムの別の実施例を示す断面図である
。 4・・・・・・クラッチロータ、訃・・・・・励磁コイ
ル、12・・・・・・被駆動軸、13・・・・・・クラ
ッチバブ、14・・・・・・吸引板、16・・・・・・
リベット、17・・・・・・ストッププレート、22・
・・・・・防振ゴム、23・・・・・・金属片。
は本考案の実施例を示す電磁クラッチの正面図、第3図
は第2図のA −A’線断面図、第4図は第3図の13
−B’線断面図、第5図は第3図のC部拡大図、°第6
図a、 bは防振ゴムの別の実施例を示す断面図である
。 4・・・・・・クラッチロータ、訃・・・・・励磁コイ
ル、12・・・・・・被駆動軸、13・・・・・・クラ
ッチバブ、14・・・・・・吸引板、16・・・・・・
リベット、17・・・・・・ストッププレート、22・
・・・・・防振ゴム、23・・・・・・金属片。
Claims (1)
- クラッチロータ4と該クラッチロータ4に相対して配す
る吸引板14とを励磁コイル8の磁気回路に包含し、被
駆動軸12に固着するクラツチノ)ブ13にリベット1
6により連結するストッププレート17の外周辺に一端
が、前記吸引板14の側面に当接する複数個の防振ゴム
22を設ける電磁クラッチにおいて、該防振ゴム22の
吸引板14と当接する端面に金属片23を固着したこと
を特徴とする電磁クラッチの防振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977095050U JPS6018665Y2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 電磁クラツチの防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977095050U JPS6018665Y2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 電磁クラツチの防振装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5437756U JPS5437756U (ja) | 1979-03-12 |
JPS6018665Y2 true JPS6018665Y2 (ja) | 1985-06-06 |
Family
ID=29027630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977095050U Expired JPS6018665Y2 (ja) | 1977-07-14 | 1977-07-14 | 電磁クラツチの防振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018665Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128531U (ja) * | 1974-08-23 | 1976-03-01 |
-
1977
- 1977-07-14 JP JP1977095050U patent/JPS6018665Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5128531U (ja) * | 1974-08-23 | 1976-03-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5437756U (ja) | 1979-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6224112Y2 (ja) | ||
JP2006250312A (ja) | 電磁式クラッチ | |
JP2907382B2 (ja) | 電磁連結装置 | |
JP3985705B2 (ja) | 電磁クラッチ | |
KR0156931B1 (ko) | 전자기 클러치 | |
JPS6018665Y2 (ja) | 電磁クラツチの防振装置 | |
US7178653B2 (en) | Electromagnetic clutch | |
JPS61127928A (ja) | 電磁連結装置 | |
JP2961669B2 (ja) | 電磁連結装置 | |
JPH08121503A (ja) | 電磁クラッチ | |
JPS633469Y2 (ja) | ||
JPH02199322A (ja) | 電磁クラッチ | |
JPH057571B2 (ja) | ||
JPS6135787Y2 (ja) | ||
JPS6344586Y2 (ja) | ||
JPS6131544Y2 (ja) | ||
JPH053779Y2 (ja) | ||
JPH0126907Y2 (ja) | ||
JPH0722493Y2 (ja) | 電磁クラツチ | |
JPH0218821Y2 (ja) | ||
JP2001032857A (ja) | 電磁連結装置 | |
JPH09317794A (ja) | 電磁クラッチ | |
JP2577524Y2 (ja) | 電磁連結装置 | |
JPH1054425A (ja) | 電磁クラッチ | |
JPS588997Y2 (ja) | 電磁クラッチ |