JPS60186174A - 電子式スチルカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、ストロボの発光タイミングを適宜制御し、も
ってスチル撮影時およびムービー撮影時のいずれにおい
てもストロボ撮影を可能とした、シャッタ無しの電子式
スチルカメラに関するものである。

従来技術と問題点 近年、固体撮像素子や撮像管等の撮像素子′と、記録媒
体として安価で且つ比較的大容量な磁気ディスクを用い
た記録装置とを組み合わせて、被写体を純電子的にスチ
ル撮影し、これを回転するディスクに記録しておき、画
像の再生は別設のテレビジョンシステムやプリンタで行
うようにした電子式スチルカメラが考案されている。

また、この電子式スチルカメラの撮像部で得られる画像
情報信号を適当なアダプタを介して外部のたとえばＶＴ
Ｒなどの画像情報記録装置に転送することによって電子
式スチルカメラをムービー撮影用のビデオカメラとして
用いることも可能である。

しかし、かかる電子式スチルカメラを用いてストロホ１
ノー影を行う際には以下の不都合が生ずる。

すなわち、スチル撮影を行う場合（以下スチル撮１形モ
ードという）に撮像素子の付勢３１１１間（換言すれば
、画像の取り込みを行っているフィールドの中間）にて
ストロボを発光させた場合には、一画面中に明部と暗部
とが４昆在することになってしまう。その結果、露光量
のむらが生じたｌフィールドの画像を再生して可視化し
た場合には、非常に見にくい撮像画面となってしまう。

また、撮像素子を常時付勢状態に設定してムービー撮影
を行う場合（以下、ムービー撮影モードという）に、不
適νＪなタイミングにてストロボを発光させた場合には
、スチル撮影の場合と同様、一画面中に明部と暗部とが
混在してしまう。

発明の目的 本発明は上述した従来の問題点に鑑みてなされたちのて
あり、その目的は、ストロボの発光タイミングを適切に
制御して、−スチール撮影時およびムービー撮影時にも
適切な画像を得ること力くできるようにした電子式スチ
ルカメラを提供することにある。

発明の構成 木発す］によれば、スチル撮影モートまたはムービー撮
影モードのいずれか一方を選択し得る電子式スチルカメ
ラにおいて、スチル撮影モートを選択した場合にはスチ
ルモード信号を、またＬ＼−ビー撮影モードを選択した
場合にはムービーモード信号を送出する選択手段と、ス
チルモード信号に応答して撮像素子をシャ・ンタ速度に
相当する所定期間だけ付勢すると共に、ムービーモード
信号に応答して撮像素子を常時付勢状態に設定する撮像
素子制御手段と、記録スイッチの入力に応答して垂直同
期信号を検出し垂直帰線期間の開始時点においてスＩ・
ロボの発光を開始するようにする制御手段とを備える。

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

発明の実施例 第１図は本発明を適用した電子式スチルカメラの一実施
例を示す。

第１図において、２はレンズ、４は絞り、６は受光遍セ
ンサ、８は固体撮像素子あるいは撮像管などの撮像素子
、ｌＯは撮像素子８から送出される画像信号を導入して
磁気ディスク２２へ記録を行うための記録信号処理回路
、１２は垂直同期信号Ｖ−ＢＬＫなどを送出する同期信
号発生回路、１４は反転された垂直同期信号Ｖ−Ｂ！、
Ｋを得るだめのインバータ、１６は露出制御回路、１８
は磁気ディスク２２を定常回転Ｓせるためのモータ、２
０はモータ１８を定常回転速度に保持するためのサーボ
制御回路、２４は磁気ディスクに画像記録を行うための
記録ヘッド、２６は磁気ディスクに埋設されたＰＧピン
（図示せず；位相信号発生用の金属製突出部）を検出す
る基僧位相検出手段、２８は画像の記録開始を制御する
記録スイッチ（ＲＥＣＳＷ）、３４はストロボの発光タ
イミングおよび発光継続時間を制御するストロボ制御回
路、３６はＸｅ発光管、ＭＯＤはスチル撮影もしくはム
ービー撮影のいずれか一方を選択するだめのモード選択
スイ・ンチ３０から送出されるモー）ζ゛選択信号であ
る。また、ＧｌおよびＧ２はＡＮＤゲーＩ・、Ｇ３はＯ
Ｒゲート、ＦＦ−１はフリ、プフロ１．プ、ＦＦ−２は
時定数ＣＨによって規定される単安定マルチ八イブレー
クである。

また、４０はアダプタ（図示せず）を介して、記録信号
処理回路１０に接続したＶＴＲ、書き込み可能なコンパ
クトディスク等の画像記録装置である。

本実施例においては、ＶＴＲを用いるものとする。

但し、かかるＶＴＲ４０に供給される画像信号は、モー
ト選択（ｉ号Ｍｏｏかローレベル（ムービーモード）に
設定されている場合にのみ、送出されるよう記録信号処
理回路１０を予め構成しておく。

第２図（Ａ）〜（Ｆ）は、第１図示の電子式スチルカメ
ラを用いて、メチル撮影すなわち、ワンショット撮影を
行った場合の動作タイミング図である。本図において、
＜Ａ）は垂直同期信号Ｖ−Ｂ［、にの波形図であり、そ
のローレベルは垂直帰線期間を表している。

また、同図（Ｂ）は記録スイッチ（ＲＥＣ５Ｗ）２Ｂの
押下（入力）タイミングを示し、フリップフロップＦＦ
−１のクロック入力端子への印加電圧として用いる。更
に、同図（Ｃ）はフリップロップＦＦ−１（７）Ｑ出力
端子から得られる信号波形図、同図（Ｄ）はインバータ
１４の出力低−号（ゲートＧ１およびＧ２の人力信号）
、同図（Ｅ）はゲートＧ１の出力信号、同図（Ｆ）はス
トロボの発光タイミングを制御するために単安定マルチ
ハイブレークＦＦ７２のＱ出力端子から送出されるトリ
ガ信号ＳＴＲを示す。

次に、第１図および第２図を参照して、スチル撮影モー
ト時の動作を説明する。

■　ます、モード選択７インチ３０を「スチル」側に倒
し、ハイレベルのモード選択信号ＭＯＤをＡＮＤケ−１
・Ｇ１およびインバータ３２に供給する。

これにより、ＡＮＤゲー）Ｇ２の一方の入力端子には、
常にローレベルの信号（すなわち、インハーク３２の出
力信号）が供給されるので、このＡＮＤゲートＧ２は閉
した状態となる。

■　その後に記録スイッチ２８を押下（入力）すると、
フリップフロップＦＦ＝１のＱ出力端子は／＼イレベル
の出力「１」を送出する。よって、その直後にインバー
タ１４から供五合される反転垂直同期信号Ｖ−ＢＬＫに
応答して、Ａ、Ｎ　Ｄケ−１・Ｇ１からハイレベルの出
力「１」が送出される。

■　このとき、ＡＮＤゲートＧ２の出力は「０」を保持
するが、ＡＮＤゲートＧ１の出力「１」はオアゲートＧ
３を介して、単安定マルチパイブレークＦＦ−２をトリ
ガする。

■　その＆’を果、ストロボの発光タイミングを制御す
るトリガ信号Ｓ丁Ｒが単安定マルチパイブレークＦＦ−
２のＱ出力端子から送出される。

■　これと同時に、単安定マルチパイブレークＦＦ−２
のＱ出力端子から送出される信号がフ１ノ・ンプフロッ
プＦＦ−１をクリアして初期状ｙと；に戻し、ゲートＧ
１を閉じる。

このようにして、垂直帰線期間内にストロホか発光（単
発発光）されるのて、１フイールド内における露光むら
を除去することかてきる。なお。

撮像素子からの画像信号読み出しは、後続するフィール
ド期間内にて行う。

また、ストロボの発光時間を変化させることにより、シ
ャック速度を変えて撮像した場合と同様の効果を得るこ
とができる。すなわち、ストロボの発光時間を変化させ
ることにより、高速シャッタ（１７８０秒より短い時間
）に近い効果が得られる。その結果として、高速にて動
いている被写体についても、１フイールドの再生像には
°°ぶれ″のない画像を得ることが可能である。

第３図（Ａ）〜（Ｄ）は、第１図示の電子式スチルカメ
ラを用いて、ムービー撮影を行った場合の動作タイミン
グを示す。本図において、（Ａ）は垂直同期信号、（Ｂ
）は記録スイッチ（ＲＥＣ：　５Ｗ）２８の押下（入力
）タイミング、（Ｃ）はＡＮＤゲー！・Ｇ２の出力信号
（ＯＲゲートＧ３への入力信号）　、　（Ｄ）はトリガ
信号ＳＴＲを示す。

ムービー撮影モード時の動作は次に示すとおりである。

■　モード選択スイッチ３ｏを「ムービー」側に倒し、
ローレベルのモード選択信号ＮＯＤ　′４ｔＡＮＤ’ゲ
ートＧｌおよびイン八−り３２に供給する。これにより
、ＡＮＤゲー）Ｇｌは常に閉じた状態に設定される。

■　よって、インバータ３２からは常にハイレベルの信
号がＡＮＤゲー）Ｇ２に供給される。そこで、記録スイ
ッチ２８が押下されている期間中、ＡＮＤゲートＧ２か
らは反転同期信号Ｖ−ＢＬＫと同一の信号が送出され、
ＯＲゲー）Ｇ３を介して単安定マルチバイブレータＦＦ
−２がトリガされる。

■　単安定マルチパイブレークＦＦ−２からトリガ信号
ＳＴＲが送出される。

■　次に、つぎの反転同期信号Ｖ−ＢＬＫ゛がゲートＧ
２ニ入ルト、ｏＲケ−＋・Ｇ３を介して単安定マルチバ
イブレータＦＦ−２がトリガされ、トリガ信号ＳＴＲが
送出される。以下、記録スイッチ２８が押下（入力）さ
れている期間中これが繰り返される。

このようにして、垂直帰線期間ごとにストロボを発光（
連続発光）させることができる。

以上説明してきた本実施例の回路動作はマイコンぢ゛に
よっておきかえられるのみならず、回路４＋７．成も木
″）に施例のものには限られないことはもちろんである
。

なお、スＩ・ロホ制御回路３４を用いて発光時間を変化
させ、もって高速シャンクと同様の効果を得ることがで
きることは、既述のスチル撮影モード１１４７−と同じ
である。

この場合、ストロボ制御回路としては、たとえは第４図
に示すような回路を用いれは自由に発光時間を制御する
ことが可能である。この回路は主コンデンサ６４と放電
管６０から成る発光回路と該発光回路による発光を１・
り刀するストロボ発光トリガ回路６６および発光時間を
制御する発光時間制御回路７２等から構成されている。

この回路において、シンクロスイッチ６２を閉じて放電
管６ｏをトリカすると第１のサイリスク６８のゲートに
所定の電圧が印加されサイリスタ８８はオンとなる。こ
れによって、主コンデンサ６４に充電されたエネルギー
が放電管６０とサイリスク６８を通して放電され、スト
ロボ発光が行われる。

一方、７［・ロボ発光の反射光をフォトセンサー７４で
とり、−・足の光量すなわち積分回路、増幅回路、スイ
ッチング回路で構成された発光面間制御回路７２内に設
定された値に達すると発光時間制御回路７２内のトリカ
回路が作動し、第２のサイリスタ７０に所定の電圧が加
えらえる。これによってサイリスク７０はオンとなり、
抵抗７８．８０を通してあらかじめ十分充゛屯されてい
るストンプ用コンデンサ７６が矢印方向にエネルギーを
放出し、サイリスタ６８がオフとなって充電が停止する
。こうしてストロボ発光の時間制御が行われる。

ストロボ発光は垂直同期信号の帰線期間の開始に同期し
て開始するが、発光の終了はス［・ロポの立上り面間、
立下り時間等を考１逅して帰線期間の終了まで（約１．
２〜１．３ｍｓ　）に完了するように設定することが好
ましい。

発明の効果 」二連したように、本発明に係る電子式スチルカメラに
よれは、 スチル撮影モード時には、記録スイッチ（レリーズスイ
ッチ）を押した直後の垂直同期信号とおいて単発発光を
行い、 ムービー撮影モード時においては、記録スイッチを押し
ている期間中、垂直同期信号の帰線期間へ同期して連続
発光を行うことができるので、″むらパのない良質な画
像を得ることができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すプロ・ンク図、 第２図（Ａ）〜（Ｆ）はスチル撮影モード時の動作を示
すタイミング図、 第３図（Ａ）〜（Ｄ）はムービー撮影モード時の動作を
示すタイミング図、゛ 第４図は第１図中ストロボ制御回路の一実施例を示す回
路図である。 ２・・・レンズ、 ４・・・絞り、 ８・・・撮像素子、 １０・・・記録信号処理回路、 １２・・・同期信号発生回路、 １４・・・インへ−夕、 １６・・・露出ルｊ御回路、 １８・・・モータ、 ２０・・・サーボ制御回路、 ２２・・・磁気ディスク、 ２４・・・記録ヘッド、 ２６・・・基準位相検出手段、 ２８・・・記録スイ・ンチ（ＲＥＣ５す、３０・・・モ
ード選択スイッチ、 ３２・・・インバータ、 ３４・・・ストロボ制御回路、 ３６・・・発光省、 ４０・・・画像記録装置（ＶＴＲ）、 Ｇ１−０３・・・ゲート、 ＦＦ−１・・・フリンプフロップ、 ＦＦ−２・・・単安定マルチバイブレーク、Ｖ−ＢＬＫ
・・・垂直同期信号、 ＳＴＲ・・・トリガ信号、 ６０・・・放電管、 ６４・・・主コンデンサ、 ６６・・・ストロボ発光トリガ回路、 ７２・・・発光時間制御回路。 手続補正書 昭和５８年４月１１１１ 特許庁長官　若　杉　和　夫　１段 、事件の表示 特願昭５９７４１４２１号 ２、発明の名称 電子式スチルカメラ ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 （５２θ）富士写真フィルｌ、株式会社４、代理人 住所〒１０５ 東京都港区虎ノ門２丁目３番２２号 ５、補正命令の日付　自　発 ６、補正の対象　明細書の「２、特許請求の範囲」の欄
、「３、発明の詳細 な説明」の欄および「４、図 面の簡単な説明寸、の欄 ７、補正の内容　別紙の通り １）明細書の特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 ２）明細書簡！頁第１／行目〜第１２行目の「１ｇは磁
気ディスクｎを定常回転」を「ｔｔｒは磁気ディスクｎ
を回転」と補正１−る。 ３）同第１頁第７行目〜第を行目の「オアゲートＧ３Ｊ
を「ＯＲゲートＧ３Ｊと補正する。 ４）同第１２頁第１Ｓ行目の［（約１．２〜１．３　ｍ
ｓ）　Ｊを削除する。 ５）同第１頁第７４行目、同第ｊ頁第を行目　同頁よび
同第１４！頁第〃行ぼの「垂直同期信号」を［反転垂直
帰線消去信号」と補正する。 ７）　同第１θ頁第７行目および第７２行目の「反転同
期信号」を［反転垂直帰線消去信号」と補正する０ 以　上 〔別　紙〕 ２、特許請求の範囲 スチル撮影モードまたはムービー撮影モードのいずれか
一方を選択し得る電子式スチルカメラにおいて、 前記スチル撮影モードを選択した場合にはスチルモード
信号を、また前記ムービー撮影モードを選択した場合に
はムービーモード信号を送出する選択手段と、 前記スチルモード信号に応答して撮像素子をシャッタ速
度に相当する所定期間だけ付勢すると共に、前記ムービ
ーモード信号に応答して該撮像素子を常時付勢状態に設
定する撮像素子制御手段と、記録スイッチの入力に応答
して垂直帰線消去信号を検出し垂直帰線期間の開始時点
においてストロボの発光を開始するようにする制御手段
とを備えたことを特徴とする電子式スチルカメラ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スチル撮影モードまたはムービー撮影モードのいずれか
   一方を選択し得る電子式スチルカメラにおいて、 前記メチル撮影モードを選択した場合にはスチルモード
   信置を、また前記ムービー撮影モードを選択した場合に
   はムービーモード信号を送出する選択手段と、 前記スチルモード信号に応答して撮像素子をシャ、ンタ
   速度に相当する所定期間だけ付勢すると共に、前記ムー
   ビーモード信号に応答して該撮像素′子を常時付勢状態
   に設定する撮像素子制御手段と、 記録スイッチの入力に応答して垂直同期信号を検出し垂
   直帰線期間の開始時点においてストロボのｖｖ／ｊシ／
   −−レ、ｎｌ１１．ノー−１−４Ｌ、：Ｉ＄−１−フａ
   ｌシ１．＋＋、＜ドＴしＬ→ヒーノｄｈ二：Ｊ−、ｆと
   を特徴とする電子式スチルカメラ。