JPS6018418Y2 - セラミック基板のスナップ溝の構造 - Google Patents

セラミック基板のスナップ溝の構造

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JPS6018418Y2
JPS6018418Y2 JP1469079U JP1469079U JPS6018418Y2 JP S6018418 Y2 JPS6018418 Y2 JP S6018418Y2 JP 1469079 U JP1469079 U JP 1469079U JP 1469079 U JP1469079 U JP 1469079U JP S6018418 Y2 JPS6018418 Y2 JP S6018418Y2
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JP
Japan
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snap
snap groove
groove
ceramic substrate
grooves
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Application number
JP1469079U
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JPS55116042U (ja
Inventor
藤雄 丹羽
正博 加藤
幸一 上田
Original Assignee
日本特殊陶業株式会社
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  • Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はセラミック基板等を分割するためのスナップ溝
の構造に係る。
セラミック基板のスナップ溝は焼成後の基板の分割性を
容易にし、且つ成形工程、焼成工程、焼成後の取扱い運
搬等にて分割やワレの生じない機械的強度を必要とする
ために、種々溝の深さを調節しながら、なされているが
、その従来例のスナップ溝の構造を第1図A、 Bと第
2図A、 B、 Cの2例について示す。
第1図A、 Bは縦、横、複数条のスナップ溝は全て同
一の深さで設けられたものであり、第1図Aはセラミッ
ク基板にスナップ溝を設けた斜視図、第1図Bは第1図
Aの拡大側面図である。
図中1はセラミック基板、2は同−深さのスナップ溝で
ある。
第2図A、 B、 Cはスナップ溝の同一スナップ溝上
に機械的強度をもたせるための浅い部分と、分割性を良
くするための深い部分を任意に配置した構造をもつ別の
公知例を示したもので、第2図Aはセラミック基板にス
ナップ溝を設けた斜視図、第2図Bは第2図Aの拡大側
面図、第2図Cは線pp’に沿う拡大側断面図である。
図中3はセラミック基板、4はスナップ溝、5は深い部
分のスナップ溝、6は浅い部分のスナップ溝である。
以上従来2例にて製作したスナップ溝のある未焼成セラ
ミック板を重ね合せて焼成する時、収縮により基板の重
量が中央部に集中して、収縮時の蓄積されたストレスと
なって外周4辺の中央部からキレが発生し、基板弐中心
部迄、キレが貫通する原因となり、焼成後の歩留を著し
く悪くする難があった。
本考案はこれらを改良するためになされたものであり、
主表面の中央部を含む部分の縦及び/又は横に3本以上
のスナップ溝を有するセラミック基板において、中央部
又は中央部に最も近い位置を占めるスナップ溝を、より
周辺に近い位置を占めるスナップ溝よりも浅<シ、且つ
該スナップ溝が基板端部の少なくとも一端部に溝設され
ない部分を設ける構造を有するセラミック基板を提供す
るものである。
また、このスナップ溝が縦、横に各々奇数本ある基板に
於いては中央部会1本のスナップ溝が他のスナップ溝よ
り浅い溝であり、又、スナップ溝が偶数本である基板で
は中央部会2本のスナップ溝が他のスナップ溝より浅い
溝を設けることが、基板の重量が中央部に集中して、蓄
積されたストレスに対応することが出来て、キレ発生に
対して良好である。
又、スナップ溝が基板の4偶を除いた全端部に荷設され
ない部分のあるものも、より効果があるものである。
以上の浅いスナップ溝と深いスナップ溝との溝深さの差
は基板の厚さ、スナップ溝間隔等により多少の差は生ず
るが、0.03〜0.05mmが最適である。
又、セラミック基板寸法が1l10X110以上になる
と其の外形寸法に応じて、基板の一端部のスナップ溝の
ない部分の板の端縁より任意に長くしていく事により効
果が得、られる。
以下本考案を図面に記載した実施例と共に説明する。
実施例 1 第3図Aはセラミック基板にスナップ溝を設けた本考案
の斜視図、第3図Bは第3図Aの拡大側面図である。
図中11はセラミック基板、15は深いスナップ溝、1
6は浅いスナップ溝、17はスナップ溝のない部分であ
る。
ドクターブレード法や圧延法にて製作した厚さ0.87
7171の未焼成アルミナセラミック板を126E12
6mm及び86X86mmの2種類に裁断腰各20轍を
製作する。
荷設機の円形刃は中央刃先のみ両測部刃先より0.05
m短かくし、且つ17のスナップ溝のない部分となると
ころは、円形刃の一部を削除したものを使用し、それと
各両側のそれぞれの刃先間隔寸法は2−に位置し、軸に
固定する。
上記裁断した86X86mmの未焼成セラミック板を台
上に並べ荷設機の円形刃が、円形刃の設置、固定軸と共
に回転し、それと連動して未焼成セラミック板が移動し
、溝のない17部分を板の端縁よりの長さ1.5771
771残して中央スナップ溝16の浅い940.13m
mと両側部スナップ溝15の深いスナップi0.18m
+++が計5本形成され又同様にして横方向のスナップ
溝も5本形成される。
その未焼成セラミック板の両側端部は、分割時切捨て部
分となる各3貼が設けである。
126X 126yyn板はスナップ溝のない17部分
の板の端縁よりの長さを2.−にした以外は86 X
86mm板の荷設と同様の条件で縦、横のスナップ溝各
7本にて形成した。
実施例 2 第4図Aはセラミック基板にスナップ溝を設けた別の本
考案の斜視図、第4図Bは第4図Aのイーイ′線よりの
拡大側断面図である。
図中21はセラミック基板、25は深いスナップ溝、2
6は浅いスナップ溝、27はスナップ溝のない部分であ
る。
厚さ0.8mmの未焼成アルミナセラミック板を126
E126mm及び86X86酬に裁断すると同時にスナ
ップ溝を形成する方法を採用する。
未焼成セラミック板を裁断する上面金型に27のスナッ
プ溝のない部分の巾3mを除いた部分に中央2枚の刃先
26の0.13TM4と其の両測部刃先25の0.18
77E11を縦、横に金型面上より突出した埋込んだ金
型を使用する。
又、焼成基板が容易に分割出来る上うに両端部刃のみを
裁断位置まで延長したものを使用する。
86X86mm板はスナップ溝が6本形成され、20併
文製作した又別の金型を使用して126 X 12em
m板は8本のスナップ溝が形成され2叩枚製作する。
スナップ溝のない27部分は分割時の切捨て部分となる
比較例 1 第1図の縦、横の全スナップ溝の深さが全て0.18m
mのものを厚さ0.877E11で86X86謳と12
6X 126闘板の2種類を各2叩枚製作する。
比較例 2 又別の従来例である第2図の縦、横の全スナップ溝が、
同一スナップ溝上に浅い部分の0.13mmと深い部分
の0.18770+!を形成したものを厚さ0.8mm
で86X86順と126X126閣板の2種類を各20
淑製作する。
以上製作したものを温度200℃中にて樹脂抜きを行っ
た後、4種類を各m枚づつ積み重ね、温度1,550℃
の大気雰囲気中にて1時間保持して焼成した。
その結果を第1表に示す。
切しの発生状況は下段部に位置する基板に多く発生し、
基板の外周4辺の中央部から中心部まで貫通する切しが
多かった。
上表の結果より明らかな様に重ね焼の焼成に於けるキレ
の発生は従来のスナップ溝の構造では10%以上の不良
率があるが、本考案のものは1%程度の不良率に減少し
た。
又、焼成後の基板の分割に於いても、中央部の浅いスナ
ップ溝も、両側部の深いスナップ溝と同様に容易に分割
出来て、不良になるものは発生しなかった。
又、スナップ溝のない基板端部は分割後、廃却部分にな
り、分割時に支障や、製品には何等問題を生じなかった
以上の様に本考案のセラミック基板のスナップ溝の構造
では、製造工程上での不良の発生もなく、機械的強度が
あり、且つ焼成後の運搬取扱上、何等異常もなく、分割
も容易に行うことの出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは従来例のスナップ溝のある基板の斜視図、第
1Bは第1図Aの拡大側面図である。 第2図Aは別の従来例のスナップ溝のある基板の斜視図
、第2図Bは第2図Aの拡大側面図、第2図Cは第2図
Aの線PP’に沿うスナップ溝の拡大側断面図である。 第3図Aは本考案のスナップ溝のある基板の斜視図、第
3図Bは第3図Aの拡大側面図である。 第4図Aは別の本考案のスナップ溝のある基板斜視図、
第4図Bは第4図Aのイーイ′線よりの拡大側断面図で
ある。 1.3,11,21・・・・・・セラミック基板、2゜
15.25・・・・・・溝の深いスナップ溝、4・曲・
同一スナップ溝上に浅い部分と深い部分を配置したスナ
ップ溝、5・・曲1本のスナップ溝上の深い溝部分、6
・・・・・・1本のスナップ溝上の浅い溝部分、16.
26・・・・・・溝の浅いスナップ溝、17,27・・
・・・・スナップ溝のない部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ■ 主表面の中央部を含む部分の縦及び/又は横は3本
    以上のスナップ溝を有するセラミック基板において、中
    央部又は中央部に最も近い位置を占めるスナップ溝を、
    より周辺に近い位置を占めるスナップ溝よりも浅<シ、
    且つ該スナップ溝が基板端部の少なくとも一端部に溝設
    されない部分を設ける構造を有するセラミック基板。 2 スナップ溝が偶数本である実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のセラミック基板。 3 基板の4偶を除いた全端部にスナップ溝の溝設され
    ない部分のある実用新案登録請求の範囲第1又は2項記
    載のセラミック基板。
JP1469079U 1979-02-07 1979-02-07 セラミック基板のスナップ溝の構造 Expired JPS6018418Y2 (ja)

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JP1469079U JPS6018418Y2 (ja) 1979-02-07 1979-02-07 セラミック基板のスナップ溝の構造

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JP1469079U JPS6018418Y2 (ja) 1979-02-07 1979-02-07 セラミック基板のスナップ溝の構造

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JPS55116042U JPS55116042U (ja) 1980-08-15
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JPH0766997B2 (ja) * 1988-08-24 1995-07-19 松下電器産業株式会社 電子部品用セラミック基板
JP2948522B2 (ja) * 1996-02-13 1999-09-13 ローム株式会社 チップ状電子部品の製造方法
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