JPS6018325B2 - カツラ - Google Patents
カツラInfo
- Publication number
- JPS6018325B2 JPS6018325B2 JP7070080A JP7070080A JPS6018325B2 JP S6018325 B2 JPS6018325 B2 JP S6018325B2 JP 7070080 A JP7070080 A JP 7070080A JP 7070080 A JP7070080 A JP 7070080A JP S6018325 B2 JPS6018325 B2 JP S6018325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wig
- protrusions
- hair
- curved
- reversing member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はカツラに関するものである。
さらに詳しくは自毛を挟着することによって着脱を行な
うカツラに関するものである。目毛を挟着することによ
って着脱を行なうものとしては、すでに湾曲反転部材に
くし歯状の突片を、前記湾曲反転部材を横切る一方向に
固着したもの(特関昭球−4297び烏)あるいは湾曲
反転部材に1本の突片を設けたもの(袴関昭54‐28
54号)などが提案されている。
うカツラに関するものである。目毛を挟着することによ
って着脱を行なうものとしては、すでに湾曲反転部材に
くし歯状の突片を、前記湾曲反転部材を横切る一方向に
固着したもの(特関昭球−4297び烏)あるいは湾曲
反転部材に1本の突片を設けたもの(袴関昭54‐28
54号)などが提案されている。
しかしながらこれら従来のものはいずれも突片が一方の
みを向いて設けられているため、挟着具を反対向きに動
かしたときには髪を全くすくえないか、少ししかすくえ
ないものであった。この発明は上記の欠点を除去し、さ
らに工夫を加えたもので、簡単かつ確実に装着を行ない
得るカツラを提供することを目的としている。即ち、こ
の発明はカツラ本体の表面に毛髪を楯設し、裏面に挟着
具を設けてなるカツラであって、この挟着具が、反転性
を有する略細長楕円形の湾曲反転部村を基板とし、該湾
曲反転部材の長手方向の相対向側に多数本の細長部材を
並列させてなる一対の突片の基端部がそれぞれ固着され
るとともに、これら一対の突片の先端は適当な間隔をお
いて相向き合わせられたものであり、該一対の突片と前
記湾曲反転部材との間にあって該湾曲反転部材上に摩擦
部村が設けられていることを特徴とするもので、ここで
カツラ本体は柔軟な材料からなる従釆公知のカツラ用材
料を使用する。
みを向いて設けられているため、挟着具を反対向きに動
かしたときには髪を全くすくえないか、少ししかすくえ
ないものであった。この発明は上記の欠点を除去し、さ
らに工夫を加えたもので、簡単かつ確実に装着を行ない
得るカツラを提供することを目的としている。即ち、こ
の発明はカツラ本体の表面に毛髪を楯設し、裏面に挟着
具を設けてなるカツラであって、この挟着具が、反転性
を有する略細長楕円形の湾曲反転部村を基板とし、該湾
曲反転部材の長手方向の相対向側に多数本の細長部材を
並列させてなる一対の突片の基端部がそれぞれ固着され
るとともに、これら一対の突片の先端は適当な間隔をお
いて相向き合わせられたものであり、該一対の突片と前
記湾曲反転部材との間にあって該湾曲反転部材上に摩擦
部村が設けられていることを特徴とするもので、ここで
カツラ本体は柔軟な材料からなる従釆公知のカツラ用材
料を使用する。
カツラ本体の表面には毛髪を楯設しており、裏面には挟
着具を取りつけている。侠着具の取り付け手段は縫着、
接着、鏡着などいずれでもよいが、カツラを着用中外れ
ないよう留意する必要がある。挟着具は基板である略細
長楕円形の湾曲反転部材と突片と摩擦部村とからなって
おり、湾曲反転部村は、復原力の強いバネ性を有する薄
板を材料とし、この薄板を馬蹄形状に打ち抜き、その両
端を固着して製造するものである。なお、ここで馬タ豚
形状というのは中央部に空部を有し一側を切り離した形
状のことで円形に限るものではなく、細長い形状のもの
、例えば細長だ円形、級長長方形のものなども含むもの
である。突片は、自毛を挟着したとき目毛に荻着力を加
え得るに充分なバネ性を有する金属、樹脂などの材料か
らなる細長い部材を多数本並設して1組としたもので、
この細長部材は全体を直線状としていてもよいが、山形
、波形にしてもよい。
着具を取りつけている。侠着具の取り付け手段は縫着、
接着、鏡着などいずれでもよいが、カツラを着用中外れ
ないよう留意する必要がある。挟着具は基板である略細
長楕円形の湾曲反転部材と突片と摩擦部村とからなって
おり、湾曲反転部村は、復原力の強いバネ性を有する薄
板を材料とし、この薄板を馬蹄形状に打ち抜き、その両
端を固着して製造するものである。なお、ここで馬タ豚
形状というのは中央部に空部を有し一側を切り離した形
状のことで円形に限るものではなく、細長い形状のもの
、例えば細長だ円形、級長長方形のものなども含むもの
である。突片は、自毛を挟着したとき目毛に荻着力を加
え得るに充分なバネ性を有する金属、樹脂などの材料か
らなる細長い部材を多数本並設して1組としたもので、
この細長部材は全体を直線状としていてもよいが、山形
、波形にしてもよい。
このようになる第1の突片の基端部を前記湾曲反転部材
の長手方向の相対向側の一方に固着するとともに、第2
の突片の基織部は、前記第1の突片の固着部と相対向側
に固着し、第1の突片と第2の突片の先端は適当な間隔
をおいて内方に相向い合うようにする。なお、前記細長
部材の先端は略球形になるように処理するのがよい。摩
擦部材は摩擦力が大きく、かつ湾曲反転部材の反転に伴
い反転しうる可榛性を備えた材料からなるもの、例えば
、ゴム、鰍質樹脂などを使用する。
の長手方向の相対向側の一方に固着するとともに、第2
の突片の基織部は、前記第1の突片の固着部と相対向側
に固着し、第1の突片と第2の突片の先端は適当な間隔
をおいて内方に相向い合うようにする。なお、前記細長
部材の先端は略球形になるように処理するのがよい。摩
擦部材は摩擦力が大きく、かつ湾曲反転部材の反転に伴
い反転しうる可榛性を備えた材料からなるもの、例えば
、ゴム、鰍質樹脂などを使用する。
摩擦部材は、突片との間に自毛を挟特できればよく、そ
のための取り付け手段は問わないが、例えば、湾曲反転
部材と突片との間にあって、湾曲反転部材に接着すると
か、摩擦部材を筒状に形成して湾曲反転部材に挿適する
などしてもよい。次に図面に示す実施例により説明する
と、Aはカツラ本体で、表面に毛髪Bを楯設し、裏面に
秋着臭Cを通数個固定又は固着している。侠着具Cは基
板である湾曲反転部材1、突片7,8及び摩擦部材14
からなっている。1はバネ性を有する薄い板体からなる
湾曲反転部材で、細長い略だ円形、長方形などの板体の
中央部に空部2を形成して枠板3とし、この枠板3の長
手方向端部ほぼ中央を分離し、さらに分離部分4の両側
部5a,5aを重ね合わせてペット6にて固着すること
により構成している。7,8は多数本の細長部材7a・
・・・・・・・・・・・・・・8a…・・…・・…”か
らなる突片で、突片7の基端部9は、湾曲反転部材1の
長手方向一端部(第2図において左側)上面10に固着
し、突片8の基端部11は湾曲反転部材1の長手方向池
端部上面12に固着している。
のための取り付け手段は問わないが、例えば、湾曲反転
部材と突片との間にあって、湾曲反転部材に接着すると
か、摩擦部材を筒状に形成して湾曲反転部材に挿適する
などしてもよい。次に図面に示す実施例により説明する
と、Aはカツラ本体で、表面に毛髪Bを楯設し、裏面に
秋着臭Cを通数個固定又は固着している。侠着具Cは基
板である湾曲反転部材1、突片7,8及び摩擦部材14
からなっている。1はバネ性を有する薄い板体からなる
湾曲反転部材で、細長い略だ円形、長方形などの板体の
中央部に空部2を形成して枠板3とし、この枠板3の長
手方向端部ほぼ中央を分離し、さらに分離部分4の両側
部5a,5aを重ね合わせてペット6にて固着すること
により構成している。7,8は多数本の細長部材7a・
・・・・・・・・・・・・・・8a…・・…・・…”か
らなる突片で、突片7の基端部9は、湾曲反転部材1の
長手方向一端部(第2図において左側)上面10に固着
し、突片8の基端部11は湾曲反転部材1の長手方向池
端部上面12に固着している。
突片7,8を構成する細長部材7a,8aはバネ性を有
する細長い部材を並列させて形成する。その断面は円形
、長方形などのいずれでもよいが、髪を傷めないよう角
をおとしておくのがよい。突片7,8はそれぞれ細長部
材7a,8aの多数本で1組を構成しており、図に示す
例では4本1組としている。突片7,8の先端には略球
形部13を形成して髪、頭皮を傷つけないようにしてい
る。14は摩擦力の大きい部材からなる摩擦部材で、摩
擦力が大きいと共に可孫性をも有するのがよく、例えば
、ゴム、軟質樹脂などを使用する。
する細長い部材を並列させて形成する。その断面は円形
、長方形などのいずれでもよいが、髪を傷めないよう角
をおとしておくのがよい。突片7,8はそれぞれ細長部
材7a,8aの多数本で1組を構成しており、図に示す
例では4本1組としている。突片7,8の先端には略球
形部13を形成して髪、頭皮を傷つけないようにしてい
る。14は摩擦力の大きい部材からなる摩擦部材で、摩
擦力が大きいと共に可孫性をも有するのがよく、例えば
、ゴム、軟質樹脂などを使用する。
摩擦部材14は湾曲反転部材1の上面に、中央部の空部
2をも覆うようにして接着してもよいし、摩擦部材14
を筒体により構成し、突片7,8を固着する前にあらか
じめ湾曲反転部材1に挿通しておいてもよい。
2をも覆うようにして接着してもよいし、摩擦部材14
を筒体により構成し、突片7,8を固着する前にあらか
じめ湾曲反転部材1に挿通しておいてもよい。
このように手段は種々あるが、少なくとも摩擦部村14
は、湾曲反転部材1を反転させて突片7,8を倒伏した
とき、突片7,8により自毛を侠着させ得るようにして
おくことが必要である。次にこのカツラを装着する手順
につき説明すると、まず、カツラ本体の表面側から矢印
16の如く押して突片7,8を起立させる。
は、湾曲反転部材1を反転させて突片7,8を倒伏した
とき、突片7,8により自毛を侠着させ得るようにして
おくことが必要である。次にこのカツラを装着する手順
につき説明すると、まず、カツラ本体の表面側から矢印
16の如く押して突片7,8を起立させる。
次にカツラを頭上に数遣し、突片7,8が目毛15をす
くうように前後に動かし、充分目毛15をすくった後挟
着具の長手方向両端を押して湾曲反転部材を反転させ、
突片7,8と摩擦部村14との間に自毛15を挟着固定
させる(第4図〜第6図)。カツラを外すには湾曲反転
部材1を反転させて突片7,8を起立させ、目毛を横に
抜くようにすべらせながらカツラ本体を持ち上げればよ
い。
くうように前後に動かし、充分目毛15をすくった後挟
着具の長手方向両端を押して湾曲反転部材を反転させ、
突片7,8と摩擦部村14との間に自毛15を挟着固定
させる(第4図〜第6図)。カツラを外すには湾曲反転
部材1を反転させて突片7,8を起立させ、目毛を横に
抜くようにすべらせながらカツラ本体を持ち上げればよ
い。
この発明はこのようになるので、カツラを前後いずれの
方向に動かしても自毛をすくうことができ、しかも、反
対方向に動かしたときには一度すくった自毛を逃がすこ
とがない。しかもカツラの装着時、挟着具の取付け向き
を確認する必要がないので、短時間で簡単に装着を完了
することができる。さらに、カツラを動かせば動かすほ
ど多くの髪をすくえるので、確実に装着することができ
るなど従来のものにない優れた効果を有する発明である
。一対の突片がいずれも多数本の細長部材を並列して構
成されたものであるから、突片に幅があり、自毛を確実
に球持することができる。
方向に動かしても自毛をすくうことができ、しかも、反
対方向に動かしたときには一度すくった自毛を逃がすこ
とがない。しかもカツラの装着時、挟着具の取付け向き
を確認する必要がないので、短時間で簡単に装着を完了
することができる。さらに、カツラを動かせば動かすほ
ど多くの髪をすくえるので、確実に装着することができ
るなど従来のものにない優れた効果を有する発明である
。一対の突片がいずれも多数本の細長部材を並列して構
成されたものであるから、突片に幅があり、自毛を確実
に球持することができる。
また、一対の突片の基端部が、略細長楕円形の湾曲反転
部材の長手方向の相対向側に固着され、これら一対の突
片の先端が適当な間隔をおいて相向き合わせられている
から、スプリング効果が大きく、突片による自毛の挟持
力が大となる。
部材の長手方向の相対向側に固着され、これら一対の突
片の先端が適当な間隔をおいて相向き合わせられている
から、スプリング効果が大きく、突片による自毛の挟持
力が大となる。
図面はこの発明の一実施例を示すもので、第1図は全体
を裏面からみた斜視図、第2図は部分拡大斜視図、第3
図は挟着具の分解正面図、第4図〜第6図は装着手順を
示す説明図である。 A……カツラ本体、B……毛髪、C・・・・・・挟着具
、1・・・・・・湾曲反転部材、7,8・・・・・・突
片、14・・・・・・摩擦部材。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
を裏面からみた斜視図、第2図は部分拡大斜視図、第3
図は挟着具の分解正面図、第4図〜第6図は装着手順を
示す説明図である。 A……カツラ本体、B……毛髪、C・・・・・・挟着具
、1・・・・・・湾曲反転部材、7,8・・・・・・突
片、14・・・・・・摩擦部材。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (1)
- 1 カツラ本体の表面に毛髪を植設し、裏面に挟着具を
設けてなるカツラであつて、この挟着具が、反転性を有
する略細長楕円形の湾曲反転部材を基板とし、該湾曲反
転部材の長手方向の相対向側に多数本の細長部材を並列
させてなる一対の突片の基端部がそれぞれ固着されると
ともに、これら一対の突片の先端は適当な間隔をおいて
相向き合わせられたものであり、該一対の突片と前記湾
曲反転部材との間にあつて該湾曲反転部材上に摩擦部材
が設けられていることを特徴とするカツラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070080A JPS6018325B2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | カツラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7070080A JPS6018325B2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | カツラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56165006A JPS56165006A (en) | 1981-12-18 |
JPS6018325B2 true JPS6018325B2 (ja) | 1985-05-09 |
Family
ID=13439142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7070080A Expired JPS6018325B2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 | カツラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6018325B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS599040U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-20 | 株式会社アデランス | かつら用ストツパ− |
JP5858685B2 (ja) * | 2011-08-19 | 2016-02-10 | 株式会社アデランス | かつら用止着具およびこれを用いたかつら |
-
1980
- 1980-05-26 JP JP7070080A patent/JPS6018325B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56165006A (en) | 1981-12-18 |
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