JPS60181479A

JPS60181479A - 夜間金庫装置

Info

Publication number: JPS60181479A
Application number: JP59035740A
Authority: JP
Inventors: 鳴戸　栄朗; 政近　博
Original assignee: Kumahira Safe Co Inc; Kumahira Seisakusho KK
Current assignee: Kumahira Safe Co Inc; Kumahira Seisakusho KK
Priority date: 1984-02-27
Filing date: 1984-02-27
Publication date: 1985-09-17
Also published as: JPH0472952B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、特定の契約各が投入する重要品を保管する夜
間金庫装置に関し１％に、投入物について所定のデータ
を預は側から預り側へ通知するのに汎用電話回線を使用
する装置に関する。

従来、夜間金庫等のように、顧客が現金や有価証券など
の重要品を鞄もしくは袋に封入して□無人の預り装置へ
投入する保管システムにおいては、投入に際して、契約
名義、投入年月日、現金もしくは証券・手形の内訳１合
計金額および預金種目など所定のデータを預り側へ通知
するために、顧客は前記所定のデータを仮伝票に記入し
て金員等と鞄へ同封する方法がとられていた。そして、
預り側は容器を開けて内容物を取り出すと共に、前記仮
伝票を取り出し、これを担当者が肉眼で読み、内容物と
照合し、集計機等へ人手で入力するのが通常であった。

しかし、この方式では、預り側の作条に人手を煩わす部
分が多く、労力と手続の無駄がかさむうえに、手薔きに
よる紙跡の癖の誤読や転記入力のミスなども発住し易く
、集計処理−ヒの問題点と−なっていた。

本発明の目的は、上記の問題点を解決して、データの入
力処理の自動化を可能にし、誤入力の防止と処理の高速
化を企ると共に、保管事務の合理化と省力化を図った夜
間金庫装置を提供することにある。

本発明は、この目的を達成するために、投入物に関する
所定のデータを入力する手段として汎用電話回線による
音声照会通知システムを使用し、通知されたデータを記
憶する第１のファイルと実際に受領された投入物データ
を記憶する第２のファイルとを記憶装置に設け、２つの
ファイルのデータに基づいて中央処理装置が照合処理、
訂正処理、未連絡処理および未投入処理を実施すること
を特徴とする。

以下、本発明を実施９ｊ＋と図面によって詳細に説明す
る。

汎用電話回線による音声照会通知システムとして、たと
えば、公的機関によるＡＮ８ＥＲシステムやファームバ
ンキングと呼ばれるものがある。これらは、既設の汎用
電話回線を利用し。

所定のフォーマットに基づく音声通信と数字キー人力に
よって、金融機関の残高照会や入金通知をサービスする
もので、第１図はその一例を示す概略構成図である。図
において、汎用電話回線は、端末加入者それぞれの電話
機Ａと電話局Ｂとの間でネットワークを構築していて、
音声照会通知システムは、これに電話局側で設足する通
信制御手段Ｃを介して加入機関側のメインコンピュータ
１を接続するか、電話局側のコンピュータＤの提供する
データ・サービスを利用するか、のいずれかの回線系で
Ｔｈ成される。

前記通信制御手段Ｃには、従来は録音テープ利用のもの
もあったが、近時は音声合一集積回路が備えられていて
、フォーマットに基づく音声通信を出力する。また、各
コンピュータには、磁気ドラム２ａ＋磁気テープ２ｂ、
′ｆ＆ｉ気ディスク２０などの記憶装置が備えられてい
て、制御プログラムの格納やデータ・ファイルに使用さ
れることはいうまでもない。

第２図は、上記の如き音声照会通知システムに使用され
る電話機の一例を示す糾祝図である。

図において、　’ｍ：話機入信、ブツシュホン型のテン
キキーＡ、の他に、４Ｍ千の文字キーＡ、および機能キ
ーＡ３を備えていて、送受信の準備、要求、終了などの
合図は該機能キーＡ、の信号によって起動される。デー
タの送受信は、受話器Ａ４を音俳カプラＡ、に係合させ
て行われるが、もちろん。

受話器Ａ４は通常の電話会話にも使用でき、受話器Ａ４
を音響カブラＡ、に係合させたままで音声メツセージを
聞けるようにスピーカＡ６が備えられている。なお、本
システムは、ブツシュホン型の電話機でさえあれば、実
施できる場合もある。

上記の音声照会通知システムを使用して本発明を実施し
た夜１…金庫装置の一例を示す概略構成図が、第３図で
ある。図において、夜間金庫装置は、メインコンピュー
タすなわち中央処理装置１と、そのデータファイルであ
る記録装置２と、顧暮が重要品を実際に投入する夜間金
庫すなわち受領装置３とを備え、記録装置２は中央処８
！装置ＩＬ１へ直接に接続されているが、各所に配置さ
れた夜間金庫すなわち受領装置３は、入出力装置を兼ね
るコントロールユニット４を介シて、メインコンピュー
タすなわち中央処理袋ａｌｌの端末機器となっている。

コントロールユニット４には、演算機能を備えた現金集
計機５が付設されている他に、周辺機器としてディスプ
レイ６および磁気ディスク７などが殖続される。受領装
置３には、コード読取機３　ｆｉ　ｉ）Ｌ餉えられてい
て、顧客が現金８や有価証赤９を封入する投入鞄１０に
着設されたコードラベル１０ａを読み取す、コントロー
ルユニット４２送信する。

一方、中央処理装ｆ１１．１は、保管システムの契約客
それぞれが保有する奄話機へへ、前記音声照会通知シス
テムを備えた電話交換局Ｂを介して、ネットワークを構
築している。音声合成機Ｃは、利用８ｆｔｌｌのメイン
コンピュータ１に専属させてもかまわないし、前記の如
く電話局側のコンピュータを全面利用する形になっても
かまわない。いずれにせよ、音声照会通知システムを使
用した場合、本発明におけるデータ人力は次のように行
われる。

第４図は、本発明における音声照会通知手順の一例を示
す経過図である。図における各段は、下記の音声照会も
しくは入力通知に対応するものとする。まず、汎用−１
話回線で本システムを呼出すと、１１、照会二″貴方のコードを知らせて下さい”１２、
通知：テンキー人力（コード確認、一時記憶）１３、照会：“指示に従って、入力して下さい”“預け
る現金の総合針類は？” 通知：テンキー人力１４、照会：”現金ｏｏｏｏ○円ですね？　違っていれ
ばＯを入力％会っていれば他の数を入力して下さい” 通知：テンキー人力（金額確認、一時記憶）（０であれは、１３へ復帰）１５、照会：″預ける証券の枚数は？”通知：テンキー
人力（０であれは、１８にジャンプ）（０以外であれば、枚数一時記憶）１６、照会二″′預ける証券１枚目の表記金額を入力し
て下さい” 通知：テンキー人力（金額一時記憶、記憶枚数より１枚減じ、０以外であれば、１６へ復帰）１７　、Ｍ会：　”１ｌ）０００００円１枚、証券ｘｘ
ｘｘｘ円１枚、証券ΔΔΔΔ・１円１枚ですね？違っていればＯを入力１合っていれば他の数を入力して下さい” 通知：テンキー人力（枚数および金額ｍｇ、一時記憶）（０であれは１枚数および金額の記憶をリセット、１６へ復帰）１８、照会二″′その他に、預けるものがありますか？
　その個数を入力して下さい” 通知：テンキー人力（個数確認、一時記憶）１９、照会二″どうもありがと５ございました”以上の
応答が、第３図における電話機Ａと電話交換局Ｂとの間
で交信され、手順が終了すれば、確認された；−ド、金
額、枚数および個数は中央処理装置ｉｔｌへ入力される
。なお１本実施例では、応答のフォーマットは音声合成
集積回路Ｃにデジタルに格納されていて、そのアドレス
を指令することにより、音声照会は電話局側からのみ行
われる方式で、電話機側はブツシュホン型の一般電話機
で充分可能な一例を示している。

さて、夜間金庫装置の中央処理装置Ｌｌへ電話交換局Ｂ
から入力された前記ａｍ済データは。

記憶装置ｆ２の領域へ設けられた第１のファイル（以後
ファイルＡと呼称する）に格納される。

第５図は１以上の情報伝達フローを示すフローチャート
であり、付記した番号部位で第４図に対応している〇一方、各所に配置された役関金庫すなわち受領装［３で
は、実際に投入された現金などの受領と集計手順が実施
される。第６図は、本発明による受領集計フローの一例
を示すフローチャートである。図において、投入物に着
設されたコードラベルがコード読取＠３ａにより自動的
に読み取られて識別され、鞄の内容物は担当者により取
り出されて集計機５により集計される。

そして、これらの実際に受領された投入物データは、記
憶装置２の別な領域へ設けられた第２のファイル（以後
ファイルＢと呼称する）Ｋ格納される。なお、この作業
行程は周辺製筒であるディスプレイ６をモニタしながら
行われ、データの一時記憶には通常小型の磁気ディスク
７が使用される。

第７図は、本発明による夜間金庫装置制御の主フローの
一例を示すフローチャートである。

中央処理装置は、ランダムに入力されたファイル人およ
びファイルＢをそれぞれ整理して、リス）Ａおよびリス
トＢに統括したのち、照合処埋２１、訂正処理３１、未
連絡処理４１および未投入処理５１を実施する。照合処
理２１、訂正処理３１および未連絡処理４１は、処理が
ノーマルに終了して、主フローに’ｌＸ帰すれば、デー
タをオンライン記憶６１に格納して、保管業務から取引
業務へ移行することになるが、未投入処理５１は後帰し
ても、自動的にオンライン処理されることはな（、別保
管、継続のまま人為処理を待つことになる。

第８図は、本発明による照合処理フローの一例を示すフ
ローチャートである。図において、照合処理フロー２１
は、まず実際に投入された鞄が既に連絡済のものである
か否かを、リストＢとリス）Ａとの照合により調べ、リ
ス）Ａに連絡されていないコードの鞄は未連絡処理４１
に移される。連絡済の鞄であることが確認されれは１次
に金額が一致するか否かをファイルＡとファイルＢとの
照合により肖べ、一致しない鞄はＨ」正処ｆｉ１３１に
移される。金額が一致した鞄は照合処理をパスしたこと
になる。最後に。

リストＢのコードがすべて照合され、リストＡに未照合
のコードが残っていれは、連絡された鞄が受領されてい
ないことになり、未投入処理５１に移される。

第９図は、本発明による訂正処理および未連絡処理のフ
ローの一例を示すフローチャートである。前記照合処理
フローから、訂正処理フロー３１および未連絡処理フロ
ー４１に移されたコードの鞄は、リストＣ３２として統
括され、ファイルＢすなわち実際に受領された内容デー
タに基づいて、顧客先と電防連絡３３を重ね、確認を得
たデータは前記オンライン記憶へ格納される。確認を得
られなかった投入物は別保管されて、処理は打切られる
。

第１０図は、本発明による未投入処理フローの一例を示
すフローチャートである。未投入処理フロー５１に移さ
れたコードの鞄も、リストＤ５２とし工統括され、顧客
先へ電話混絡５３により通知される。

ｍｌ１図は、オンライン記憶フローの一？ｌＪヲ示すフ
ローチャートである。照合処理をパスした鞄のコードは
、本、フロー６１でコード順にリストＥ６２として統括
され、ファイルＢからデータを入力されて、データファ
イルに出力され、保管業務から取引業務へ移行される。

こうして、４とおりの処理フローを経由させることによ
り、投入物の内容が顧客からの通知と一致を得られない
ものと、鞄が結局未投入であったものとを除いて、実際
に夜間金庫へ投入された内容はすべて投入通知との照合
を終了し、取引業務へ移行されたことになる。

なお、本実施例で説明した照会方式は、普通の電話機の
まま利用できる点できわめて便利であるが、通知の細密
化と高速性という見地からは、第２図に示されたデータ
通信用電話機を使用する別な方式も応用の余地を拡げる
ことになる。

以上、説明したとおり、本発明によれは、汎用電話回線
の音声照会通知システムを投入物データの通知に使用し
て１通知データの入力な自動化すると共に、受領データ
との照合作業の大部分をコンピュータ処理に変換して、
人間が認識および判断を行うために住じる誤入力や遅滞
を防ぎ、更に保管システムそのもののオンライン化をも
可能にするなど、事務の合理化と省力化にも大なる効果
を有する保管システムを提供するものであや。

【図面の簡単な説明】

第１図は音声照会通知システムの概略構成図。第２図はデータ通信用電話機の斜視図、第３図は本発明
による夜間金庫装置の概略構成図、第４図は音声照会通
知手順の実施例のフローチャート、第５図は情報伝達フ
ローチャート、第６図は受領集計フローチャート、第７
図は保管システムの主フローチャート、第８図、第９図
、第１０図および第１１図は各処理フローのフローチャ
ートである。Ａ・・・電話機　Ｂ・・・電話局Ｃ・・・音声合成回路　１・・・中央処理装置２・・・
記憶装置　３・・・受領装置

Claims

【特許請求の範囲】

顧客が投入する現金もしくは物品を受領する預り装置と
、前記顧客および投入物に関する所定のデータを記憶す
る記憶装置と、該データに基づいて投入物の保管を制御
する中央処理装置とを備えたものにおいて、投入物に関
する所定のデータを≠等入力する手段として汎用電話回
線による音声照会通知システムを使用し、通知されたデ
ータを記憶する第１のファイルと実際に受領された投入
物データを記憶する第２のファイルとを記憶装置に設け
、２つのファイルのデータに基づいて中央処理装置が照
合処理、訂正処理、未連絡処理および未投入処理を実施
することを％徴とする夜間金庫装置。