JPS6018144A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、塵捨用の開口を蓋体で閉塞するようにした電
気掃除機に関するものである。

技術的背景およびその問題点 従来、この種の電気掃除機においては、塵捨用の開口を
閉塞する蓋体を開放するためには、一方の手でダストケ
ースを把持し、他方の手で蓋体のり、ランプを外さなけ
ればならないものである。そのため、操作時に塵埃で手
を汚し易く、しかも操作時における開口位置が顔に近い
ため、非衛生的なものである。

発明の目的 本発明は、片手でダストケースを把持しつつ蓋体の開放
を行なうことができる電気掃除機を得ることを目的とす
る。

発明の実施例 本発明の一実施例を図面に基いて説明する。１は電動送
風機２とコード３を巻回するコードリール４とを内蔵す
るとともに下部両側に車軸５が設けられた本体ケースで
ある。ついで、吸込口６と下面に開ロアを有する集塵室
８とが形成されたダストケース９が設けられている。集
塵室８にはフィルタユニット１０と上方へ付勢されつつ
」二不動する圧縮板１１とが設けられている。また、ダ
ストケース９の排気側の仕切壁１２には、前記コードリ
ール４の回転をギア１３を介して受け継いで回転する除
塵体１４が設けられているとともに。

その周囲を囲繞して前記本体ケース１の吸込側の仕切壁
１５に接合するパツキン）Ｊ１６が設けられている。ゲ
ストケース９の開口縁にもバッキング１７が装着されて
いる。前記本体ケース１の仕切壁１５には通孔１８が形
成され、前記除塵体１４にも通孔１．９が形成され（第
２図）、また、図示しないがゲス１ヘケース９の仕切壁
１２にも通孔が形成されているものである。しかして、
車軸である旋回輪２０が取付けられた蓋体、すなわち、
底蓋２１が設けられている。この底蓋２１の排気側の一
端付近には、第３図のようにその両側から、上方へ突出
するヒンジ片２２と、これらのヒンジ片２２に左右方向
の軸心をもって一体的に形成されたピニオン２３及び支
点軸２４と、中央から下方へ突出する係止突部２５とが
形成されている。そして、“前記ダストケース９の仕切
壁１２の下部両側には前記支点軸２４を垂直面内で回動
自在及び水平面上で前後に移動自在に保持するＵ字形の
軸着部となる保持部２６が形成されている。また、ダス
トケース９の下部吸込側には第１図のように底蓋２１の
回動遊端の係合部２１ａに係合するとともに下側から支
えてその底蓋２１を前記バッキング１７に圧接する係止
部２７が形成されている。

また、底蓋２１の上面にはバッキング１７の４Ｊｌ気側
の辺の略内側に接近する四部２８がｄなる深さをもって
形成されている。しかして、前記ジストケース９は、前
記底蓋２１の係止突部２５３　ｔ）’ｌ記本体ケース１
の下部に形成した固定係＋に２部２９に嵌め込んで前後
方向への動きを阻［１−シ、ダストケース９の把手３０
付近に設けた可動係１１一体３１のラッチ部３２を本体
ケース１の係止孔：３３に係止することによって本体ケ
ースＪに連結さｔｂるものである。そして、ジストケー
ス９の仕切４Ｈｔ　１２に沿って」二下動する伝達体３
４が設けられている。

この伝達体３４は第２図、第３図のように左右一対の脚
３５を有し−１これらの脚３５には前記；戊藍２１のヒ
ンジ片２２を出入りさせるスリン１へ状の切欠３６と、
前記支点軸２４の両側端を回転自在及び相対的に上下動
自在に保持する長孔３７とが形成され、これらの長孔３
７の上部には上方へ向うにつれ仕切壁１２側の傾斜する
斜面３８が形成されている。また、これらの脚部３５の
内面には第８図のように前記ピニオン２３と噛合するラ
ック３９が形成されている。このラック３９の上側には
ピニオン２３の歯の形成してない外周部に形成した斜面
４０に当接してその当接時に支点軸２４を仕切壁１２側
に押圧する斜面４１が形成されている。

ついで、ダストケース９の把手３０の排気側は、第２図
のようにプレート４２で覆われ、その内部空間４３には
第４図に示すように前記伝達体３４の上部が圧縮バネ４
４により上方へ付勢されつつ突出し、その上端と前記可
動係止体３１とはその間に圧縮バネ４５を介在して弾撥
的に連結され。

したがって、両者は連動もするし単独でも動きうる。ま
た、内部空間４３には押釦としての操作部４６が圧縮バ
ネ４７により復帰方向へ付勢されつつ左右方向へスライ
ド自在に設けられている。第４図ないし第７図のように
、前記可動係止体３１には前記本体ケース１の係止孔３
３との係止時に前記操作部４６の中央上部に形成した凹
部４８に係［にしてその操作部４６のスライド動作をロ
ックする突起によるロック部４９と爪５０とが形成され
ている。また、操作部４６には爪５０の上側に噛合する
爪５１と、前記伝達体３４の爪５２の上面に係止してそ
の開放方向（上方）への動作をロックするロック部５３
と、操作部４６の押込動作により伝達体３４の爪５４に
当接してすくい上げる抑圧部５５とが形成されている。

このような構成において、可動係止体３Ｉが本体ケース
１の係止孔３３に係止している状態は可動係止体３１は
第４図では仮想線に示した状態であり、第７図では実線
に示・した状１１！であり、そのロック部４９は凹部４
８に突出して操作部４６のスライド動作を阻止する。可
動係止体３Ｉを押してダストケース９を本体ケース１か
ら分離すると可動係止体３１は圧縮バネ４５の力により
その爪５０が操作部４６の爪５１に当接するまで上昇し
く第４図）、ロック部４９は凹部４８から退避して操作
部４６を解放する。底蓋２１は係止部２７によりバッキ
ング１７に圧接されており、底蓋２１及び旋回＠２０の
重力は開放動作の駆動力として作用しない状態にあるが
、操作部４６を押すと。

まず、第４図に示す爪５０．５１同志が外れ可動係止体
３１が圧縮バネ４５の力によりさらに上方へ退避し、つ
いで、ロック部５３が伝達体３４を解放し、伝達体３４
は圧縮バネ４４の力と操作部４６の抑圧部５５の押圧力
とにより上昇する。その抑圧量がＴに達すると言うこと
は伝達体３４が第８図（ａ）の位置から第８図（ｂ）の
位置に上昇したことを意味し、支点軸２４が長孔３７の
斜面３８に制御されて保持部２６にそってピニオン２３
及び底蓋２１とともに寸法ｔだけスライドする。

つまり、底蓋２１の回動遊端の係合部２１ａは係止部２
７から解放される。このとき、底蓋２１は第８図（ｂ）
のように凹部２８の形成によりバッキング１７からすぐ
に離れるため底蓋２１をスライドさせる力は小さくて済
む。このことは、閉塞時に底蓋２１をバッキング１７に
強い力で圧接させることかでき、シール性の向上を図る
ことができる。このように、底蓋２１と係止部２７とが
外れた後は、底蓋２１は自重及び旋回＠２０の重さによ
り開放方向へ付勢さ肛でいるため保持部２Ｇを支点とし
て回動し、ピニオン２３ばラック３９に噛合するため第
８図（Ｃ）の位置を経て第８図（ｄ）の位置まで底蓋２
１は回動する。この過程では伝達体３４は可動係止体３
１とは連動せず単独で動く。このような開蓋状態でチリ
捨てを行い、可動係止体３１を押すと高まる圧縮バネ４
５の力により伝達体３／ｌが連動して下降する。したか
つて、開放動作とは逆の動作により底蓋２】は閉」ト方
向に回動してダストケース９のバッキング１７に接合し
た後にその接合状態のまま摺動して前方（第１図におい
て左方）にスライドして係合部２１　ａが係止部２７に
係合する。この状態では、操作部４６を押さない限り伝
達体３４の１）ｌ放方向への動きはロックされ、伝達体
３４の下方への動きは第８図（、）のように斜面／１０
．４１同志の接合によりロックされ、このとき支点軸２
４も底蓋２１と係止部２７とのラップ量ｔが増加する方
向へ抑圧され、したがって、底蓋２１の気密度は高くロ
ックも確実でダストケース９に残るチリのこぼれも防止
する。この一連の操作はダストケース９の把手３０の近
傍に可動係止体３１と操作部４６を配置したことにより
、本体ケース１とダストケース９との着脱及び底蓋２１
の開閉操作を片手で簡単に行うことができ、可動係止体
３１と伝達体４６とのストロークが小さくてもラック３
９とピニオン２３との噛合により底蓋２１を大きく開閉
することができる。すなわち、底蓋２１のバッキング１
７への圧接力も充分で気密性も高まり、可動係＋ｈ体３
１の突出量も小さくして意匠美を向上させることができ
る。また、底蓋２１は保持部２６と係止部２７とにより
保持されているため、開放方向に付勢されかつ塵埃圧縮
時に圧縮板１１がらの圧力を受けても開いたり気密性が
損われたりすることがない。そして、底蓋２１の係止突
部２５を本体ケースｌの固定係止部２９に嵌め込み、可
動係止体３１を押して係止孔３３に係止することにより
本体ケース１とダストケース９とを連結するが、この状
態は第７図のように可動係上体３１のロック部４９が操
作部４Ｇのスライ１（動作をロックし、したがって、こ
の状態では旋回軸２０とＪ底面との摩擦力により底蓋２
１に前後方向の力が作用するが、前述したように、底蓋
２Ｉの支点軸２４がロックされた伝達体３４の長孔３７
に前後方向の動きを阻止され５底蓋２１の遊端側の端縁
が係止部２７に当接し、しかも、係止突部２５が固定係
止部２９に前後移動を阻止され、したがって。

底蓋２１と係止部２７とのラップが外れることはない。

この係止突部２５は、固定係止部２９に聞　・続されて
いるため意匠美も損われることがなく。

ダストケース９を本体ケース１から分離したときに開放
されるので底蓋２１の開閉操作を複雑にすることはない
。

発明の効果 本発明は、上述のように把手の近傍しこ設けられた操作
部により蓋体の回動と一方向への摺動とを行なわせるよ
うにしたので１把手を把持したまま操作部を操作するこ
とが簡単にでき、これにより塵捨時に手を汚すこともな
く、開口を顔から遠く離すことができて衛生的であり、
蓋体の軸着部は回動自在で一方に摺動自在であるため、
蓋体の開放とその係止どを容易に行なうＥとができ、安
定した閉塞状態を得ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示すもので、第１・図は一
部を切欠した側面図、第２図はゲストケースの背面図、
第３図はダストケースと底蓋との支持構造及び伝達体と
の関係を示す一部を切欠した分解斜視図、第４図は可執
舒止体と操作部と伝達体との関係を示すダストケースの
一部を拡大した縦断背面図、第５図は可動係止体と操作
部との取付関係を拡大して示した分解斜視図、第６図は
その平面図、第７図はその縦断側面図、第８図はラック
とビニオシ士の噛合動作を一部を拡大しつつ示した縦断
側面図である。 １・・・本体ケース、２・・・電動送風機、７・・開口
、９・・ダストケース、２１・・・底蓋（蓋体）、２６
・・・保持部（軸着部）、３０　把手、４６　操′作部
出　願　人　東京電気株式会社 ］Ｚし ３７図 遇○ス （ａ）（ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電動送風機を内蔵する本体ケースとフィルタユニットを
   内蔵するとともに吸込口と塵捨用の開口とが形成さ九た
   ダストケースとを設け、このダストケースに形成された
   把手の近傍に操作部を設け、前記ダストケースに前記操
   作部に連結されて回動および一方向に摺動自在に軸着部
   で支持された蓋体を設け、この蓋体の回動により前記開
   口を開閉するとともに一方向への摺動により前記蓋体を
   係脱する係止部を前記ダストケースに形成したことを特
   徴とする電気掃除機。