JPS60181316A - ポリエステル霜降り調太細糸の製法 - Google Patents
ポリエステル霜降り調太細糸の製法Info
- Publication number
- JPS60181316A JPS60181316A JP2996284A JP2996284A JPS60181316A JP S60181316 A JPS60181316 A JP S60181316A JP 2996284 A JP2996284 A JP 2996284A JP 2996284 A JP2996284 A JP 2996284A JP S60181316 A JPS60181316 A JP S60181316A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- undrawn
- roller
- heating
- hot
- Prior art date
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- Pending
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明はポリエステル霜降り膨大細糸の製法の改良に関
するものである。
するものである。
通常太細糸は、大部の長さ1個数及び分散状態により、
スラブ調光に属するものから霜降り調光に属するものま
で巾広く存在する。かかる太細糸の中でスラブ調光は比
較的容易に製造出来るのに対して、霜降り調光の場合は
例えば特許、昭51−7207号の様に未延伸糸を一度
熱処理した後延伸する方法や、特開昭54−50620
号の・様に特殊な断面の未延伸糸を用いる方法等いずれ
も装造工程が煩雑でコストも高くなるという問題があっ
た。
スラブ調光に属するものから霜降り調光に属するものま
で巾広く存在する。かかる太細糸の中でスラブ調光は比
較的容易に製造出来るのに対して、霜降り調光の場合は
例えば特許、昭51−7207号の様に未延伸糸を一度
熱処理した後延伸する方法や、特開昭54−50620
号の・様に特殊な断面の未延伸糸を用いる方法等いずれ
も装造工程が煩雑でコストも高くなるという問題があっ
た。
本発明の目的は上記従来の問題点を解消し。
大部が糸の長手方向及び構成フィラメント間ににいて高
度に分散したポリエステル霜降り膨大細糸を低コストで
簡易に製造し得る方法を提供するにある。
度に分散したポリエステル霜降り膨大細糸を低コストで
簡易に製造し得る方法を提供するにある。
本発明は、複屈折率が12X10 〜50X10 であ
るポリエステル未延伸糸を該未延伸糸の最大延伸倍率の
0.40〜0.55倍の倍率で。
るポリエステル未延伸糸を該未延伸糸の最大延伸倍率の
0.40〜0.55倍の倍率で。
且つ(Te−30℃)〜Tc〔ただし、 Teは該未延
伸糸の結晶化温度〕の温度で加熱と同時に延伸すること
を特徴とするポリエステル霜降り調太細糸の製法を要旨
とするものである。
伸糸の結晶化温度〕の温度で加熱と同時に延伸すること
を特徴とするポリエステル霜降り調太細糸の製法を要旨
とするものである。
本発明を更に詳細に説明すると1本発明では複屈折率が
12X10〜50X10 のポリエステル未延伸糸を供
給系として使用するが、かかる未延伸糸を使用すること
により、得られる太細糸の大部の脆化1例えば仮俤加工
での熱脆化、製織の糊付は時の乾燥熱による脆化、及び
布帛の染色加工による熱やアルカリ処理による脆化を減
少させ、工程の安定性向上と品質の向上がもたらされる
のである。
12X10〜50X10 のポリエステル未延伸糸を供
給系として使用するが、かかる未延伸糸を使用すること
により、得られる太細糸の大部の脆化1例えば仮俤加工
での熱脆化、製織の糊付は時の乾燥熱による脆化、及び
布帛の染色加工による熱やアルカリ処理による脆化を減
少させ、工程の安定性向上と品質の向上がもたらされる
のである。
又通常の延伸糸を得る場合、未延伸糸はその最大延伸倍
率(MDR)の0.70〜0.75倍で延伸されるが1
本発明では前記未延伸糸をMDRの0.40〜0.55
倍で延伸する。延伸倍率がM D Rの0.40倍未満
では大部の発生頻度が極端に高くなって太細糸全体の強
度が著しく低下したり、太細糸全体の伸度が高くなりす
ぎて高次加工でのトラブルや製品欠点が発生し易くなり
、逆1c0.55倍を越えると大部の発生頻度が極端に
低(なって本発明の目的とする霜降り調の太細糸を得る
ことができないのである。尚使用する未延伸糸の複屈折
率の違いによりMDRの利用率が異なるので、得られる
太細糸の伸度が70〜90%になるよ51C(0,40
〜0.55)XMDRの範囲内で延伸倍率を設定するの
が望ましい。
率(MDR)の0.70〜0.75倍で延伸されるが1
本発明では前記未延伸糸をMDRの0.40〜0.55
倍で延伸する。延伸倍率がM D Rの0.40倍未満
では大部の発生頻度が極端に高くなって太細糸全体の強
度が著しく低下したり、太細糸全体の伸度が高くなりす
ぎて高次加工でのトラブルや製品欠点が発生し易くなり
、逆1c0.55倍を越えると大部の発生頻度が極端に
低(なって本発明の目的とする霜降り調の太細糸を得る
ことができないのである。尚使用する未延伸糸の複屈折
率の違いによりMDRの利用率が異なるので、得られる
太細糸の伸度が70〜90%になるよ51C(0,40
〜0.55)XMDRの範囲内で延伸倍率を設定するの
が望ましい。
又斑のない均一な延伸糸を得るには通常未延伸糸に予備
加熱を施して軟化させた後均−に延伸するが、未延伸糸
に予備加熱を施した後低倍率で延伸して太細糸を作ろう
とすると、未延伸糸が軟化されて延伸されやすい状態に
なるので太部がフィラメント方向に沿って集中したスラ
ブ調光になってしまう。これに対して本発明では予備加
熱を行わず、加熱と同時に延伸することによって本発明
の目的とする霜降り調光を得るのである。又未延伸糸を
MDRの0.40〜0.55倍の低倍率で延伸すると未
延伸糸が大部と細部に延伸分けされるため延伸点が変動
し。
加熱を施して軟化させた後均−に延伸するが、未延伸糸
に予備加熱を施した後低倍率で延伸して太細糸を作ろう
とすると、未延伸糸が軟化されて延伸されやすい状態に
なるので太部がフィラメント方向に沿って集中したスラ
ブ調光になってしまう。これに対して本発明では予備加
熱を行わず、加熱と同時に延伸することによって本発明
の目的とする霜降り調光を得るのである。又未延伸糸を
MDRの0.40〜0.55倍の低倍率で延伸すると未
延伸糸が大部と細部に延伸分けされるため延伸点が変動
し。
それによって延伸張力が変動する。この為不安定な領域
で延伸することになり工程の安定性を悪(するが、加熱
温度をTc以下の温度にすることにより太部の熱脆化を
減少させ糸掛けの向上、工程中の糸切れ及び単繊維切れ
の減少を生じさせることができる。但し加熱温度が低す
ぎると冷延伸になり大部がフィラメントの長手方、狗で
集中した太細糸になるので(Tc−30℃)以上にする
必要がある。
で延伸することになり工程の安定性を悪(するが、加熱
温度をTc以下の温度にすることにより太部の熱脆化を
減少させ糸掛けの向上、工程中の糸切れ及び単繊維切れ
の減少を生じさせることができる。但し加熱温度が低す
ぎると冷延伸になり大部がフィラメントの長手方、狗で
集中した太細糸になるので(Tc−30℃)以上にする
必要がある。
以下実施例により本発明を更に具体的に説明する。
実施例1
3
複屈折率が25X10 、走査型熱量計で測定した結晶
化温度が127℃であるポリエステル未延伸糸190d
/36f を第1図〜第4図に示す延伸装置を用いて太
細糸を製造した語法を表1に示す。
化温度が127℃であるポリエステル未延伸糸190d
/36f を第1図〜第4図に示す延伸装置を用いて太
細糸を製造した語法を表1に示す。
表 1
但し表中zlはフィードローラー(2)とホットローラ
ー(3)間2、はホットローラー(3;とドローローラ
ー(51間2、はフィードローラー(2)とドローロー
ラー(5)間隘lはZ、に′おいて未延伸糸(1)が予
備加熱なしにホットローラー(3)に接すると同時にM
DRの0.5倍で延伸される為本発明の目的とする大部
が糸長手方向及び構成フィラメント間で高度に分散した
太細糸が形成される。
ー(3)間2、はホットローラー(3;とドローローラ
ー(51間2、はフィードローラー(2)とドローロー
ラー(5)間隘lはZ、に′おいて未延伸糸(1)が予
備加熱なしにホットローラー(3)に接すると同時にM
DRの0.5倍で延伸される為本発明の目的とする大部
が糸長手方向及び構成フィラメント間で高度に分散した
太細糸が形成される。
これに対して−2では未延伸糸(1)がホットローラー
(3)で予備加熱されて延伸され夕すい状態になってい
る為2.においてMDRの0.5倍で延伸するとスラブ
調の糸になる。
(3)で予備加熱されて延伸され夕すい状態になってい
る為2.においてMDRの0.5倍で延伸するとスラブ
調の糸になる。
又1’V&L3もホットピン(6)で予備加熱される為
得られる太細糸はスラブ調の糸になる。更にN[14は
一見予備加熱されていないようだが23で延伸すると延
伸点はホットピン(6’)の出側にある為ピンに1周捲
かれている分だけ予備加熱されたことになりスラブ調の
糸になる。
得られる太細糸はスラブ調の糸になる。更にN[14は
一見予備加熱されていないようだが23で延伸すると延
伸点はホットピン(6’)の出側にある為ピンに1周捲
かれている分だけ予備加熱されたことになりスラブ調の
糸になる。
実施例2
第1図の延伸方式により実施例1で使用したのと同様の
未延伸糸を使用して延伸速度は600m/分とし、他は
表2に示す条件で延伸して太細糸を形成した。尚この場
合の延伸工程性と得られた糸の形態及び製織性も同表に
示した。
未延伸糸を使用して延伸速度は600m/分とし、他は
表2に示す条件で延伸して太細糸を形成した。尚この場
合の延伸工程性と得られた糸の形態及び製織性も同表に
示した。
表 2
表2中本発明の要件を満足している−2と−5による太
細糸は、微小な大部が糸の長平方向及び構成フィラメン
ト間において高度に分散したものであり、又延伸工程性
及び製織性も極めて良好であった。
細糸は、微小な大部が糸の長平方向及び構成フィラメン
ト間において高度に分散したものであり、又延伸工程性
及び製織性も極めて良好であった。
上述の如(構成された本発明によれば、大部が高度に分
散して優れた霜降り調を呈するポリエステル太細糸が簡
単な装置により安価に得られるのであって、その工業的
効果は極めて大である。
散して優れた霜降り調を呈するポリエステル太細糸が簡
単な装置により安価に得られるのであって、その工業的
効果は極めて大である。
第1図〜第4図は本発明の実施例(比較例も含む)で使
用した各種延伸装置の側面図で、第1図〜第4図におい
て、(1)はポリエステル未延伸糸、(2)はフィード
ローラー、(3)はホットローラー、 (4)f!ホッ
トプレート、(5)はドローローラ+、(6)、(6つ
、(6つはホットピンである。 −−r イ 釦 −+ 2 日 + 3図青40
用した各種延伸装置の側面図で、第1図〜第4図におい
て、(1)はポリエステル未延伸糸、(2)はフィード
ローラー、(3)はホットローラー、 (4)f!ホッ
トプレート、(5)はドローローラ+、(6)、(6つ
、(6つはホットピンである。 −−r イ 釦 −+ 2 日 + 3図青40
Claims (1)
- 、 複屈折率が12X10〜50X10 であるポリエ
ステル未延伸糸を該未延伸糸の最大延伸倍率の0.40
〜0.55倍の倍率で、且つ(Tc−30℃)〜Te
(ただし、 Taは該未延伸糸の結晶化温度〕の温度で
加熱と同時に延伸することを特徴とするポリエステル霜
降り膨大細糸の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996284A JPS60181316A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ポリエステル霜降り調太細糸の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2996284A JPS60181316A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ポリエステル霜降り調太細糸の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60181316A true JPS60181316A (ja) | 1985-09-17 |
Family
ID=12290596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2996284A Pending JPS60181316A (ja) | 1984-02-20 | 1984-02-20 | ポリエステル霜降り調太細糸の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60181316A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426748A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-30 | Kuraray Co | Thick and thin processed yarn and its production |
-
1984
- 1984-02-20 JP JP2996284A patent/JPS60181316A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6426748A (en) * | 1987-07-21 | 1989-01-30 | Kuraray Co | Thick and thin processed yarn and its production |
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