JPS60181038A - メタノールと高級アルコールとの混合物を製造する方法 - Google Patents

メタノールと高級アルコールとの混合物を製造する方法

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JPS60181038A
JPS60181038A JP60019177A JP1917785A JPS60181038A JP S60181038 A JPS60181038 A JP S60181038A JP 60019177 A JP60019177 A JP 60019177A JP 1917785 A JP1917785 A JP 1917785A JP S60181038 A JPS60181038 A JP S60181038A
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ゲアハルト・コルネリウス
ポルフガンク・ヒルゼバイン
ペーター・ケーニツヒ
フリードリツヒ・メーラー
エミール・ズツプ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/15Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively
    • C07C29/151Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases
    • C07C29/153Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used
    • C07C29/154Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by reduction of oxides of carbon exclusively with hydrogen or hydrogen-containing gases characterised by the catalyst used containing copper, silver, gold, or compounds thereof
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、200〜320℃の温度および50〜150
バールの圧力下での銅、亜鉛およびアルミニウムを含有
する触媒を用いた合成反応によって、水素と酸化炭素と
を含有する合成ガスからメタノールと一分子当りの炭素
原子数が2〜7個である高級アルコールとの混合物を製
造する方法に関する。
〔従来の技術〕
西独国特許出願公開第3310540号明細書には、か
かる方決についての記載があり、この場合、使用触媒が
、その主要元素として、銅、コバルト、アルミニウムを
含有し、更にはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の
少なくとも一方を含有することが開示されている。そし
てこの公知の方法においては、亜鉛も触媒に含有されて
いてよむ)とされている。
更に、高級アルコールの合成に関しては、アルカリ土類
CuO・ ZnO・Altozを用いる方法が、スミス
とアンダーソンとの共同研究により、「カナディアンジ
ャーナル オブ ケミカルエンジニアリング」の第61
巻(1983年2月発行)の第40〜45真に報告され
ている。この方法にお(鳥ては、合成ガスを触媒と接触
させるとメタノールおよび高級アルコールが生成するが
、この際に得られる液体生成物中の高級アルコールの含
量は触媒中のKzCOi活性剤の含量に著しく左右され
る。
即ち、触媒中のKzC03含量が0.5重量%のとき、
生成する高級アルコールの収率は最も高くなり、K2C
O!l含量が0.5重量%より少なくなると、生成する
高級アルコールの収率も急激に低下する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の課題は、冒頭に述べた方法におし1て、メタノ
ールと高級アルコールとの生成収率を増大させるととも
に、触媒の寿命を長(することである。また、このよう
にして得られたメタノール−アルコール混合物をオクタ
ン価改良剤およびオツトーサイクルエンジンにおける天
然燃料混合物中での水に対する可溶化剤として工業的に
活用することも本発明の課題である。更には、合成ガス
からメタノールと高級アルコールとを製造する場合、共
沸混合物を生成してその蒸留精製が困難となるが、これ
を回避するためには合成生成物中の水の生成含量を極力
抑える必要がある。従って、本発明はかかる問題点を解
決することをも課題とする。
(問題点を解決するための手段〕 本発明の上記課題は、冒頭に述べた方法において、 35〜65重量%のCuOと15〜45重量%のZnO
と5〜20重量%のAbOsとをそれぞれ含有 ・しか
つアルカリ金属およびアルカリ土類金属の総含量が0.
25重量%以下である触媒前駆体を用い、前記合成反応
の開始前に、この触媒前駆体中の酸化物の少なくとも一
部分を還元して触媒を形成し、 この触媒に、Hg:COのモル比が0.3〜1.9でが
つCOt含量が2容量%以下である合成ガスを接触させ
て前記合成反応を行わせることにより達成される。
〔実施例〕
本発明における触媒はコバルトを含有する必要がない。
触媒と接触する合成ガスのCO,含量が低くかっ11□
:COのモル比が明らかに2を下回るときに得られる生
成物は、意外にも、常に水の含量が極めて低いことが見
出された。触媒を通過したガス流は、通常下記の成分か
らなる凝縮可能な液体生成物を含有する。
メタノール :55〜88重景% 高級アルコール(cz〜C7) : 10〜45重量%
水 :0.1〜1.5重量% 本発明の方法は、250〜300 ’cの温度範囲で実
施するのが好ましい。この場合、当然のことながら、用
いる触媒が極めて重要となる。
触媒前駆体および合成のために前記触媒前駆体を少なく
とも一部還元した触媒においてCu : Znの重量比
は0.7〜4.8であるのが好ましく、1.0〜2.4
であるのがより好伎しい。
従来公知の研究、例えばスミスとアンダーソンとの研究
からは、メタノールと高級アルコールとの同時合成にお
いて、実質上アルカリを含有しないCu−Zn−Al触
媒が優れた結果をもたらすことは予見することができな
かった。即ち、従来は、メタノールと高級アルコールと
を同時合成する場合、触媒を活性化するためにアルカリ
を必ず添加しなければならないものと考えられていた。
ところが、アルカリ金属およびアルカリ土類金属の総含
量が0.1%よりも少ない触媒を用いる場合に、高級ア
ルコールの収率が特に高くなることが本発明により分か
った。この場合、アルカリ土類金属の含量は実質上ゼロ
であってもよい。アルカリ金属は製造工程中に不純物と
して触媒に混入することが多く、混入するアルカリ金属
としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウ
ムおよび/またはセシウムがある。同じく触媒に混入す
るアルカリ土類金属としては、マグネシウム、カルシウ
ムおよび/またはバリウムがある。
本発明の好ましい実施態様においては、触媒と接触させ
る合成ガスにメタノール蒸気を、例えば、3〜15容量
%含有させることにより、高級アルコールの生成量を更
に増加させることができる。
本発明において好ましい触媒は、例えば銅塩および亜鉛
の塩(例えば、硝酸塩または酢酸塩)の水溶液に酸化ア
ルミニウムまたは水酸化アルミニウムをコロイド状(ゲ
ル状またはゾル状)に分散させて共存させ、これにアル
カリ性物質を添加して触媒活性を有する酸化銅−酸化亜
鉛成分を沈殿させることにより得ることができる。この
ようにして得られた混合物または沈殿生成物は、公知の
方式に基づいて、乾燥され、焼成されそして加圧成形さ
れ、場合によっては、還元される。沈殿用のアルカリ性
物質としては、炭酸アルカリ、炭酸アンモニウムもしく
は炭酸水素アルカリ、炭酸水素アンモニウムが好ましく
、炭酸カリウムまたは炭酸水素カリウムが特に好ましい
。カリウム含量が低くても、合成生成物中に高級アルコ
ールをも生成する妨げとはならず、この場合には、ナト
リウム含量が低い場合よりもはるかに好適であることが
分かった。
触媒の多孔質構造を改良するには、酸化銅−酸化亜鉛成
分は、コロイド状に分散させた酸化アルミニウムまたは
水酸化アルミニウムの存在下で、アルカリ性の物質、例
えば、10〜20重景%の炭酸アルカリの希釈溶液を用
い、低温でかつ中性または弱酸性のpn値を示す条件で
沈殿させるのが好ましい。沈殿温度は25℃〜65℃で
あるのが好ましく、30〜40℃であるのがより好まし
い。
アルカリ性物質の添加は、一般にpn値が6.5〜7.
5の範囲となる時点で止める。
高級アルコールの収率を増加させるには、酸化状態で0
.25〜0.5 csn3/gの空隙率を有する触媒を
用いるのが好ましい。そしてこの触媒前駆体における気
孔の分布も極めて重要であり、直径6.014〜0.0
8μmの気孔が空隙率の50〜85%を占め直径0.0
14μm未満の気孔が空隙率の15〜50%を占め、直
径がO,Oaμmを越える気孔が空隙率の4%以下を占
めるような気孔分布を有する必要がある。こうした空隙
率は水銀多孔度法によって測定される(文献:アール・
アンダーソン著、。
「触媒研究における実験法」アカデミツク・プレス、ニ
ューヨーク、1968年発行)。
上述したタイプの触媒は、メタノールを主生成物とし、
掻く微量の高級アルコールを副生成物とするメタノール
合成にも使用できることは当業者にとって容易に理解さ
れるものであり、また後述する実験によってもこのこと
は立証された(実験例1参照)。そしてこの場合には、
H,含量の多い合成ガスを用いる。
触媒前駆体を沈殿させるために2つの溶液を製造した。
溶液1:硝酸銅418gと酸化亜鉛50gとを水1.6
!と52%硝酸148gとに溶解させ、次いで、コロイ
ド状のアルミニウムメタハイドレイトゲルを添加した。
溶液2:炭酸カリウム535gを水3,317 gに溶
解した。
この2つの溶液を、沈殿中のpH値を6.9に保つよう
に40℃で激しく撹拌しながら混合した。pH値が7.
1を越えないうちに沈殿物生成を止め、沈殿物を濾別し
、洗浄濾液中にアルカリ(即ちカリウム)が検出されな
くなるまで水洗した。濾過ケーキは120℃で乾燥し、
次イテ、280’Cで8時間焼成した。焼成物は粉砕し
、黒鉛2重量%を添加した後圧縮成形した。
黒鉛を添加する前の焼成した触媒前駆体は65重量%の
CuO,23重量%のZnOおよび12重量%のA1.
0.を含有していた。このようにして製造した触媒前駆
体A中のカリウム含量は0.06重量%であった。製造
したタブレットは寸法が5×5龍であり、下記の物理的
性質を有していた。
タブレットの嵩密度:1025g/″l空隙率 : 0
.36備’/g 水銀多孔度測定法によって測定された気孔分布直径が0
.08〜0.014μmの気孔:空隙率の78真直径が
0.014未満の気孔 :空隙率の21%直径が0.0
8μmを超える気孔 :空隙率の1%放嵌旦 濾別した濾過ケーキの水洗いを2回のみとした以外は触
媒への製造と同様にして触媒前駆体Bを製造した。従っ
て、洗浄濾液はアルカリを含有していた。
黒鉛を添加する前の焼成した触媒前駆体は、65重量%
のCuO,23重量%のznOlおよび12重量%のA
1□0.を含有し、残留アルカリ含量はカリウム0.3
1重量%であった。触媒Bは、物理的性質の点で触媒A
と全く区別できなかった。
以下図面を参照しながら、本発明の方法の一実施例につ
いて詳細に説明する。
水素と酸化炭素とを含有する合成ガスは、コンプレッサ
ー1を通して供給し、導管2からの残留ガスと混合する
。この混合物は導管3を通してCO8除去工程4に供給
し、そこで公知の処理を行うことによって、ガス混合物
からGOzを十分に除去する。この際導管5に分離放出
したCO□ガスは、それが例えば天然ガスから生成した
ものである場合には、更にこれを合成ガスの製造に利用
するのが好ましい。Cowの洗浄除去は、例えば、メタ
ノールかまたはメタノールと高級アルコールとの混合物
を用いて行うことができ、この場合にも本プロセスの生
成物を用いることができる。
CO□を十分に除去したガスは、導管6を通って熱交換
器7に達し、そこで加熱され、次いで導管8を通って合
成反応器9に流入する。合成反応器9は管形反応器から
なり、この管には、主として銅、亜鉛およびアルミニウ
ムからなる触媒が装填されている。管と管との間には、
冷却液、例えば水が存在する。
導管8を通って合成反応器9に流入する合成ガスは主と
してH!とCOとからなり、Ht : COのモル比は
0,3〜1,9である。CO□の含量は高々2容量%で
ある。合成反応器9中の触媒は温度を200〜320℃
の範囲に設定し、好ましくは約250〜300℃に設定
するのがよい。そして圧力は50〜150バールに設定
する。合成ガスは合成反応器9内において反応し、メタ
ノールおよび高級アルコールを生成する。
合成生成物は、導管1oを通して合成反応器9から取り
出され、まず熱交換器7において導管6からの低温ガス
によって間接的に冷却され、次いで水冷却器11によっ
て更に冷却される。部分的に凝縮した生成物は導管12
を通して分離器13へと送られ、そこで残留ガスは分離
され、導管20を通して取り出される。この残留ガスの
一部は循環コンプレッサー21および導管2を通して循
環され、残りの部分流は導管22を通して取り出される
分離器13内で生成した液体生成物は導管23を通して
蒸留工程に導がれ、ここで低沸点成分、主としてジメチ
ルエーテル、ギ酸メチルおよびアセトンを分離し、これ
らの低沸点成分を蒸留塔24のヘッドから導管25を通
して取り出す。蒸留工程の液溜生成物はメタノールおよ
び高級アルコールからなり、この液溜生成物中の水の含
量は約2%以下であり、液溜生成物は導管26を通して
取り出される。こうして得られた生成物は自動車用燃料
として利用でき、特にオツトーサイクルエンジンに用い
るレギュラーガソリンまたはプレミアムガソリンの添加
物として利用できる。
導管26を通して取り出される生成物中の高級アルコー
ルの濃度を高めようとする場合には、蒸留工程の蒸留塔
24において蒸留塔24のヘッドから低沸点成分ととも
にメタノールをも留去するかまたは低沸点成分とは別に
蒸留塔24の側方出口27から留去すればよい。
また、高級アルコールの収率は、合成反応器9内の触媒
に供給する合成ガスにメタノール蒸気を、例えば3〜1
5容量%含有させることによっても高めることができる
。かがるメタノール蒸気は、導管10および12におけ
る生成物を完全には凝縮させず、導管2内の残留ガスに
メタノール蒸気を含有させることにより得ることができ
る。この他、導管8を通る合成ガスにメタノールを注入
してもよい。
導管20の残留ガスの部分流は、図面には記載されてい
ない第2のメタノール合成プロセスに、その全部あるい
は一部を用いることができる。この第2のメタノール合
成は公知の方法で行うことができ、この場合、生成物は
主としてメタノールであり、高級アルコールは極く微量
の副生成物として生成するに過ぎない。またこの第2の
メタノール合成で用いる触媒としては、合成反応器9内
で用いる触媒と同じく、主として銅、亜鉛およびアルミ
ニウムからなる触媒を用いることができる。
導管20の残留ガスは、多量のCOを含み、CO□をも
含むので、第2のメタノール合成工程に供給する前に、
N2 : COのモル比が少なくとも2.0となるよう
に水素を補給しなければならない。
図面によって示した本発明の実施例は、H,:COのモ
ル比が2よりも大きい新たな合成ガスを供給する場合に
は、合成反応器9の生成物として高級アルコールをほと
んど含まないメタノールのみからなる生成物を得るのに
好適である。この新たな合成ガスをコンプレッサー1に
より吸引すると、触媒と接触する合成ガスのN2含量が
多くなる。
失腋五工 水ジヤケツト冷却器を具備した管形反応器に触媒A10
0+In”を装填し、常圧下、H,1容量%とN299
容量%との混合気体を用いて還元した。この時、反応器
内の温度は段階的に240℃まで上昇させた。次いで、
Go!:4容量%、CO:lO容量%、Toニア5容量
%および不活性ガス11容量%からなる合成ガスを24
0℃で導入した。実験条件として、圧力50バール、触
媒11当りの合成ガスの空間速度10,400標準(7
時を選び、約100〜150時間運転させたところ、下
記の組成を有する液体生成物が触媒IE当り1.105
 hg/時の収量で得られた。
メタノール 94.25重量% エタノール 0.08重量% プロパツール 0.04重量% ブタノール 0.03重量% 水 5.6 重量% 150時間運転させた後、温度を270℃に高め、圧力
を100バールに増加させた。そして、合成ガスの空間
速度を触媒11当り4,500標準l/時、とし、合成
ガスの組成をCO2:0.5容量%、CO:4B容量%
、Hg:50容量%、不活性ガス:1.5容量%として
150時間運転させたところ、下記の組成を有する液体
生成物が触媒11!当り1.102 kg/時の収量で
得られた。
メタノール 84.7 重量% エタノール 6.0 重量% プロパツール 3.2 重量% ブタノール 3.5 重量% ペンタノールおよびその他の 高級アルコール 2.3 重量% 水 0.3 重量% この実験例から明らかなように、アルカリをほとんど含
有しない触媒(カリウム0.06重量%)を用いれば、
高級アルコールの含量の多いメタノールと高級アルコー
ルとの混合物(例えば、高級アルコールの含量15重量
%)を製造することもでき、また高級アルコールの含量
の少ないメタノール(高級アルコールの含量0.15重
量%)を製造することもできる。
尖駿1 アルカリとしてカリウム0.31重量%を含有する触媒
B100CI11’を実験例1の反応器に装填し1、前
述と同様に還元した。
270℃および100バールの条件下、CO□ :08
5容量%、CO:4B容量%、Ht:50容量%および
活性ガス=1.5容量%からなる合成ガスを触媒IE当
り、4.500標準l/時の空間速度で反応器内に供給
し、反応させた。150〜200時間の運転時間中、下
記の組成を有する液体生成物が、触媒11当り、0.9
8kg/時の収量で得られた。
メタノール 90.9 重量% エタノール 3.5 重量% プロパツール 1.8 重量% ブタノール 1.9 重量% ヘキサノールおよびその他の 高級アルコール 1.7 重量% 水 0.2 重量% この実験結果から、カリウム含量0.31重量%の触媒
Bは、実質上完全にアルカリ (カリウム残留含量0.
06重量%)を除去した触媒Aと同様な条(牛下では、
液体生成物を触媒Aとほとんど同じ収量で生成すること
がわかる。
しかしながら、アルカリ含量の少ない触媒iよ、アルカ
リ含量の多い触媒Bに在べて、液体生成物中02〜C1
の高級アルコールを多量に生成すると0う決定的な相違
がある(触媒AではC7〜C1の高級アルコール生成含
量が15重量%であるのGこ対し、触媒BではC2〜C
1の高級アルコール生成含量力(8,9重量%)。
災狼■ユ 触媒Aを実験例1の反応器内に装填し、還元した。この
触媒に、まずCO□含量の少帆)合成(ガス(ガスI)
を接触させ、次いでCO□含量の多l#)合成ガス(ガ
ス■)を接触させた。実験条件および得られた実験結果
は下記の通りであった。
ガスI ガス■ Cow 容量% 1.4 11.4 CO容量% 61.0 60.I n2 容量% 30.0 26.1 不活性ガス 容量% 7.6 2.4 圧力(バール) 50 50 温度(’C) 75 75 空間速度(標準l/時)2650 2700液体生成物
の組成 メタノール 80.0 B6.4 高級アルコール 19.8 12.1 水 0.2 1.5 この表から、触媒と接触させる合成ガス中のC(h含量
が多くなると、高級アルコールの生成は明らかに減少し
、更に液体生成物中の水の含量は増加し、場合によって
は、燃料混合物中の許容含ノ量を上回ることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、合成ガスからメタノールと高級アルコ
ールとを製造する方法において、アルカリをほとんど含
有しない触媒を用いることによってメタノールと高級ア
ルコールとの生成収率を高めることができ、主生成物で
あるメタノールに対する高級アルコールの生成率を高く
することも−低くすることもできる。また本発明によっ
て得られる生成物は水の含量が少なく、精製が容品であ
り、オクタン価改良剤およびオツドサイクルエンジンに
おける天然燃料混合物中での水に対する可溶化剤として
そのまま利用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本発明の一実施例の製造プロセス概略図である
。 なお図面に用いられた符号において、 1−・・−・−・−・−−−−−・−コンプレッサー4
−−−−−一・−・−・−−−一−−・C鵠除去工程7
・−・・−−−−一一一−・−・熱交換器9・・−・−
・−・・−合成反応器 13−−−一・−・−−−−−一−−・分離器24、・
−・−・−−−−−−−・・−蒸留塔である。 代理人 土星 勝 〃 常包芳男

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.200〜320℃の温度および50〜150バール
    の圧力下での銅、亜鉛およびアルミニウムを含有する触
    媒を用いた合成反応によって、水素と酸化炭素とを含有
    する合成ガスからメタノールと一分子当りの炭素原子数
    が2〜7個である高級アルコールとの混合物を製造する
    方法において、35〜65重量%のCuOと15〜45
    重量%のZnOと5〜20重量%のAbOsとをそれぞ
    れ含有しかつアルカリ金属およびアルカリ土類金属の総
    含量が0.25重量%以下である触媒前駆体を用い、前
    記合成反応の開始前に、この触媒前駆体中の酸化物の少
    なくとも一部分を還元して触媒を形成し、 この触媒に、Hz:COのモル比が0.3〜1.9でか
    つC(h含量が2容量%以下である合成ガスを接触させ
    て前記合成反応を行わせることを特徴とする方法。 2、前記合成反応を、250〜300℃の温度で行わせ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 3、前記触媒前駆体中においておよび前記合成反応のた
    めに少なくとも一部分を還元した前記触媒中において、
    Cu : Znの重量比が0.7〜4.8であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    方法。 4、前記触媒前駆体の空隙率が0.25〜0.5 cm
    3/gであることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜
    第3項のいずれか1項に記載の方法。 5、前記触媒前駆体において、直径0.014〜0.0
    8μmの気孔が前記空隙率の50〜85%を占め、直径
    0.014μm未満の気孔が前記空隙率の15〜50%
    を占め、直径が0.08μ輪を超える気孔が前記空隙率
    の4%以下を占めることを特徴とする特許請求の範囲第
    4項に記載の方法。 6、前記触媒との接触によって生成するアルコールが、
    50〜99.8%の前記メタノールと0.2〜50%の
    前記高級アルコールとからなることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項〜第5項のいずれか1項に記載の方法。 7、前記触媒を通過した生成物の凝縮可能な部分に含有
    される水が2重量%以下であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記載の方法。 8、反応生成物に含有されているメタノールかまたはメ
    タノールと他のアルコールとの混合物を用いて前記合成
    反応前に前記合成ガスを洗浄し、CO□を除去すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか
    1項に記載の方法。 9、第1の反応行程において、液体生成物中の高級アル
    コール含量が10重量%より多いメタノールと高級アル
    コールとの混合物を生成し、次いで、残留ガスに水素を
    混入して新たな合成ガスとし、その後後続の第2の反応
    行程においてこの合成ガスから液体生成物中の高級アル
    コール含量が0.5重量%未満であるメタノールを生成
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第8項の
    いずれか1項に記載の方法。 IO1前記触媒に供給する前記合成ガスが3〜15容量
    %のメタノール蒸気を含有することを特徴とする特許請
    求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項に記載の方法。
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